JP2744271B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2744271B2 JP2744271B2 JP1022290A JP2229089A JP2744271B2 JP 2744271 B2 JP2744271 B2 JP 2744271B2 JP 1022290 A JP1022290 A JP 1022290A JP 2229089 A JP2229089 A JP 2229089A JP 2744271 B2 JP2744271 B2 JP 2744271B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は着脱可能な複数の記録ヘツドを備え、複数の
異なる色材により記録材にカラー画像記録を行う記録装
置に関するものである。
異なる色材により記録材にカラー画像記録を行う記録装
置に関するものである。
従来複数の記録ヘツドを備えた記録装置の一つとして
マルチヘツド型のカラーインクジエツト記録装置があ
る。この様なマルチヘツド型カラーインクジエツト記録
装置においては、複数のヘツドの各々に予め決められた
色のインクを供給しなければならなかった。
マルチヘツド型のカラーインクジエツト記録装置があ
る。この様なマルチヘツド型カラーインクジエツト記録
装置においては、複数のヘツドの各々に予め決められた
色のインクを供給しなければならなかった。
又、インクタンクを一体化したデイスポーザブルタイ
プの印字ヘツドカートリツジを用いる装置も提案されて
いるが、この場合も印字ヘツドカートリツジを色毎に決
められた位置に挿入しなければならなかった。
プの印字ヘツドカートリツジを用いる装置も提案されて
いるが、この場合も印字ヘツドカートリツジを色毎に決
められた位置に挿入しなければならなかった。
従って、前者の場合においてはサービスマン等が印字
ヘツドを交換する際に、インク供給路をいちいち確認し
なければならなかった。
ヘツドを交換する際に、インク供給路をいちいち確認し
なければならなかった。
又、後者の場合においても、ユーザ等が印字ヘツドカ
ードリツジを交換する際に、挿入位置の確認をしなけれ
ばならなかった。
ードリツジを交換する際に、挿入位置の確認をしなけれ
ばならなかった。
又、誤挿入を防止するために、印字ヘツドカートリツ
ジの形状を変える等の試みもなされているが、この形状
変化が印字ヘツドカートリツジの挿入作業をかえって繁
雑にしたり、カートリツジの種類を多くすることにな
り、カートリツジコストを引き上げる要因ともなってい
た。
ジの形状を変える等の試みもなされているが、この形状
変化が印字ヘツドカートリツジの挿入作業をかえって繁
雑にしたり、カートリツジの種類を多くすることにな
り、カートリツジコストを引き上げる要因ともなってい
た。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、ヘッドカートリッジの交換作業を容易に
するとともに、そのコストを低減させることが可能な記
録装置を提供することにある。
するところは、ヘッドカートリッジの交換作業を容易に
するとともに、そのコストを低減させることが可能な記
録装置を提供することにある。
［問題点を解決するための手段及び作用］ そのために、本発明による記録装置は、各々が異る色
のインクを貯留する貯留部と前記貯留部に貯留されたイ
ンクを吐出する記録ヘッドとを一体に備え、装置本体に
対し着脱可能な複数のヘッドカートリッジ、前記複数の
ヘッドカートリッジの各記録ヘッドから異る色のインク
を吐出して記録材上にカラー画像を形成するべく前記複
数のヘッドカートリッジをその配列方向に相対移動させ
る移動手段、複数の色画像データを出力するデータ出力
手段、前記複数のヘッドカートリッジの配列順序を検知
する検知手段、前記検知手段により検知された前記配列
順序に応じて複数の色画像データを複数のヘッドカート
リッジの記録ヘッドに対して供給制御する制御手段、を
有することを特徴とする。
のインクを貯留する貯留部と前記貯留部に貯留されたイ
ンクを吐出する記録ヘッドとを一体に備え、装置本体に
対し着脱可能な複数のヘッドカートリッジ、前記複数の
ヘッドカートリッジの各記録ヘッドから異る色のインク
を吐出して記録材上にカラー画像を形成するべく前記複
数のヘッドカートリッジをその配列方向に相対移動させ
る移動手段、複数の色画像データを出力するデータ出力
手段、前記複数のヘッドカートリッジの配列順序を検知
する検知手段、前記検知手段により検知された前記配列
順序に応じて複数の色画像データを複数のヘッドカート
リッジの記録ヘッドに対して供給制御する制御手段、を
有することを特徴とする。
又、本発明による記録装置は、各々が異る色のインク
を貯留する貯留部と前記貯留部に貯留されたインクを吐
出する記録ヘッドとを一体に備え、装置本体に対し着脱
可能な複数のヘッドカートリッジ、前記複数のヘッドカ
ートリッジの各記録ヘッドから異る色のインクを吐出し
て記録材上にカラー画像を形成するべく前記複数のヘッ
ドカートリッジをその配列方向に相対移動させる移動手
段、入力画像の色相とインク色相特性とのズレを補正す
るべく複数の色画像データを所定の変換データに応じて
補正する補正手段、前記補正手段により補正された複数
の色画像データを前記複数のヘッドカートリッジの記録
ヘッドに供給する供給手段、前記複数のヘッドカートリ
ッジの配列順序を検知する検知手段、前記検知手段によ
り検知された前記配列順序に応じて前記変換データを変
更する制御手段、を有することを特徴とする。
を貯留する貯留部と前記貯留部に貯留されたインクを吐
出する記録ヘッドとを一体に備え、装置本体に対し着脱
可能な複数のヘッドカートリッジ、前記複数のヘッドカ
ートリッジの各記録ヘッドから異る色のインクを吐出し
て記録材上にカラー画像を形成するべく前記複数のヘッ
ドカートリッジをその配列方向に相対移動させる移動手
段、入力画像の色相とインク色相特性とのズレを補正す
るべく複数の色画像データを所定の変換データに応じて
補正する補正手段、前記補正手段により補正された複数
の色画像データを前記複数のヘッドカートリッジの記録
ヘッドに供給する供給手段、前記複数のヘッドカートリ
ッジの配列順序を検知する検知手段、前記検知手段によ
り検知された前記配列順序に応じて前記変換データを変
更する制御手段、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のヘッドカートリッジの配列順
序に応じて色画像データを対応したヘッドカートリッジ
の記録ヘッドに供給することができるので、ヘッドカー
トリッジをどの様に配列しても適正なカラー画像記録を
行うことができる。
序に応じて色画像データを対応したヘッドカートリッジ
の記録ヘッドに供給することができるので、ヘッドカー
トリッジをどの様に配列しても適正なカラー画像記録を
行うことができる。
又、複数のヘッドカートリッジの配列順序に応じて色
画像データの変換データを変更するので、ヘッドカート
リッジをどの様に配列しても色ズレのないカラー画像記
録を行うことができる。
画像データの変換データを変更するので、ヘッドカート
リッジをどの様に配列しても色ズレのないカラー画像記
録を行うことができる。
以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。第１図は本発明の一実施例である記録装置のブ
ロツク構成を示す図である。図中１は記録ヘツドとイン
クタンクを一体化した記録ヘツドカートリツジを４個
（シアン（Ｃ），マゼンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ），ブ
ラツク（Bk））搭載し一体として走査方向に移動走査す
るキヤリツジであり、その壁面にはカートリツジの色を
識別するためのセンサ電極及び記録用データと電力を記
録ヘツドカートリツジに対し供給するための電極２−１
〜２−４が設けられている。センサ電極からの色識別信
号はCPU3に入力され、画像処理部４と画像データ変換部
13に対しキヤリツジ１に搭載されたカートリツジ内のイ
ンクの色の配列順序をデータとして転送する。
明する。第１図は本発明の一実施例である記録装置のブ
ロツク構成を示す図である。図中１は記録ヘツドとイン
クタンクを一体化した記録ヘツドカートリツジを４個
（シアン（Ｃ），マゼンタ（Ｍ），イエロー（Ｙ），ブ
ラツク（Bk））搭載し一体として走査方向に移動走査す
るキヤリツジであり、その壁面にはカートリツジの色を
識別するためのセンサ電極及び記録用データと電力を記
録ヘツドカートリツジに対し供給するための電極２−１
〜２−４が設けられている。センサ電極からの色識別信
号はCPU3に入力され、画像処理部４と画像データ変換部
13に対しキヤリツジ１に搭載されたカートリツジ内のイ
ンクの色の配列順序をデータとして転送する。
画像データは画像処理部４で、 等の演算がなされ、入力画像の色相をインクの色相特性
に合うように補正（マスキング補正）される。ここで、 Ｃ…入力シアンデータ、 Ｃ′…出力シアンデータ Ｍ…入力マゼンタデータ、Ｍ′…出力マゼンタテータ Ｙ…入力イエローデータ、Ｙ′…出力イエローデータ Bk…入力ブラツクデータ、Bk′…出力ブラツクデータ である。
に合うように補正（マスキング補正）される。ここで、 Ｃ…入力シアンデータ、 Ｃ′…出力シアンデータ Ｍ…入力マゼンタデータ、Ｍ′…出力マゼンタテータ Ｙ…入力イエローデータ、Ｙ′…出力イエローデータ Bk…入力ブラツクデータ、Bk′…出力ブラツクデータ である。
又、前記変換式で係数a11〜a44はCPU3が設定可能なも
のであり、インクの吐出順によりたとえば走査方向で一
番最後の記録ヘツドが吐出するインクの色は用紙面から
見て最上部に重なる為に濃く表現される。色相が変わる
のを補正する。
のであり、インクの吐出順によりたとえば走査方向で一
番最後の記録ヘツドが吐出するインクの色は用紙面から
見て最上部に重なる為に濃く表現される。色相が変わる
のを補正する。
以上の様に変換されたＣ′,M′,Y′,Bk′の色データ
は、その後周知の方法（単純２値、デイザパターン、誤
差拡散、平均濃度保存等）により２値化された後画像デ
ータ変換部13に出力される。そして画像データ変換部13
において、後述する如くヘツド間隔に応じた画像データ
の読出しタイミング補正や、ヘツドの配列順序に応じた
画像データの供給制御が行われる。
は、その後周知の方法（単純２値、デイザパターン、誤
差拡散、平均濃度保存等）により２値化された後画像デ
ータ変換部13に出力される。そして画像データ変換部13
において、後述する如くヘツド間隔に応じた画像データ
の読出しタイミング補正や、ヘツドの配列順序に応じた
画像データの供給制御が行われる。
第２図は記録ヘツドカートリツジの構造を示した斜視
図である。この記録ヘツドカートリツジはヒータボード
を用いて構成した記録ヘツドチツプとインクタンクを一
体としたものである。図中21はインク吐出ノズル列であ
り、22は画像データ供給用及び電力供給用の電極、23−
１〜23−２はインクの色を識別するための信号を発生す
る電極であり、シヨート，オープンの組合せで表１の様
に４色（C,M,Y,Bk）を区別する。
図である。この記録ヘツドカートリツジはヒータボード
を用いて構成した記録ヘツドチツプとインクタンクを一
体としたものである。図中21はインク吐出ノズル列であ
り、22は画像データ供給用及び電力供給用の電極、23−
１〜23−２はインクの色を識別するための信号を発生す
る電極であり、シヨート，オープンの組合せで表１の様
に４色（C,M,Y,Bk）を区別する。
CPU3はキヤリツジ１の電極２−１〜２−４から入力す
るヘツドカートリツジの電極23−1,23−２の色識別信号
に応じて記録ヘツドの配列順序を判別し、後述する如く
判別結果に応じてメモリ９へのデータ書き込み時のアド
レス制御又はメモリ９からのデータ読出し時のアドレス
制御を行うものである。
るヘツドカートリツジの電極23−1,23−２の色識別信号
に応じて記録ヘツドの配列順序を判別し、後述する如く
判別結果に応じてメモリ９へのデータ書き込み時のアド
レス制御又はメモリ９からのデータ読出し時のアドレス
制御を行うものである。
第３図は画像処理部４内に設けられている上記演算を
行うマトリツクス演算回路である。時系列で入ってきた
画像データを色データ分離回路51でシアン，マゼンタ，
イエロー，ブラツクの４色の色データに分ける。各色デ
ータは予め係数を設定されているレジスタ52〜67と乗算
回路68〜83で演算された後に４列の加算を行う加算回路
84〜87に入力され、変換色データＣ′,M′,Y′,Bk′が
作られる。その後色データは合成回路88で再び時系列デ
ータとしてもどされる。そして２値化処理が行われた後
画像データ変換部13に出力される。
行うマトリツクス演算回路である。時系列で入ってきた
画像データを色データ分離回路51でシアン，マゼンタ，
イエロー，ブラツクの４色の色データに分ける。各色デ
ータは予め係数を設定されているレジスタ52〜67と乗算
回路68〜83で演算された後に４列の加算を行う加算回路
84〜87に入力され、変換色データＣ′,M′,Y′,Bk′が
作られる。その後色データは合成回路88で再び時系列デ
ータとしてもどされる。そして２値化処理が行われた後
画像データ変換部13に出力される。
この場合、レジスタ52〜55には係数a11〜a14が、レジ
スタ56〜59には係数a21〜a24が、レジスタ60〜63には係
数a31〜a34が、レジスタ64〜67には係数a41〜a44が格納
されているものである。
スタ56〜59には係数a21〜a24が、レジスタ60〜63には係
数a31〜a34が、レジスタ64〜67には係数a41〜a44が格納
されているものである。
第４図は画像データ変換部13の詳細を示すブロツク図
である。図中ライン上の数字はビツト数を表わすもので
ある。この例ではヘツドカートリツジの画像データ変換
部13では、第６図に示す如く画像データ信号に同期した
色同期信号（φT;周波数φＴの画素信号、２φT;φＴの
２倍の周波数を持つ同期信号、４φT;φＴの４倍の周波
数を持つ同期信号）を用いてメモリ９への書込み及びメ
モリ９からの読出しを制御する。
である。図中ライン上の数字はビツト数を表わすもので
ある。この例ではヘツドカートリツジの画像データ変換
部13では、第６図に示す如く画像データ信号に同期した
色同期信号（φT;周波数φＴの画素信号、２φT;φＴの
２倍の周波数を持つ同期信号、４φT;φＴの４倍の周波
数を持つ同期信号）を用いてメモリ９への書込み及びメ
モリ９からの読出しを制御する。
本実施例では第５図に示す如くメモリ９のメモリマツ
プを色毎に４等分する。そして上位アドレスに同期信号
φT,2φＴを接続し、同期信号４φＴの立下りのエツジ
タイミングでメモリに書込む。φT,2φＴのレベルと画
像データの色との関係を表２の通りである。
プを色毎に４等分する。そして上位アドレスに同期信号
φT,2φＴを接続し、同期信号４φＴの立下りのエツジ
タイミングでメモリに書込む。φT,2φＴのレベルと画
像データの色との関係を表２の通りである。
次に画像データのメモリ９への格納動作について説明
する。画像処理部４から出力される２値化された画像デ
ータは、29ビツトのデータシフト回路で構成されるビツ
ト−バイト変換回路14に同期信号４φＴに同期して入力
する。データシフト回路は７画素分の画像データ内にあ
る29個（７画素×４色＋１）の色データを一時的に蓄え
るものであり、新しい色データが入力する毎にデータを
シフトし、最新の色データ29個を格納する。そして後述
する如く８画素周期毎に８ビツト構成（８画素分）の各
色毎のデータをＣ→Ｍ→Ｙ→Bk→Ｃ→Ｍ→…→Ｙ→Bkの
順に出力する。この色データが双方向バツフア10を介し
てメモリ９に出力されてメモリ９の所定アドレスに格納
される。
する。画像処理部４から出力される２値化された画像デ
ータは、29ビツトのデータシフト回路で構成されるビツ
ト−バイト変換回路14に同期信号４φＴに同期して入力
する。データシフト回路は７画素分の画像データ内にあ
る29個（７画素×４色＋１）の色データを一時的に蓄え
るものであり、新しい色データが入力する毎にデータを
シフトし、最新の色データ29個を格納する。そして後述
する如く８画素周期毎に８ビツト構成（８画素分）の各
色毎のデータをＣ→Ｍ→Ｙ→Bk→Ｃ→Ｍ→…→Ｙ→Bkの
順に出力する。この色データが双方向バツフア10を介し
てメモリ９に出力されてメモリ９の所定アドレスに格納
される。
又、メモリ９のアドレスデータを生成するアドレスセ
レクタ６には書き込み用アドレスとして上位アドレスに
同期信号φT,2φＴが接続され、又、下位アドレスには
同期信号φＴを分周器15により８分周して得られるクロ
ツクパルスをカウントするカウンタ５からの信号が接続
されている。更に分周器15からのクロツクパルスは同期
信号４φＴが入力している書き込みクロツク発生回路13
にも入力される。これにより書き込みクロツク発生回路
13は色データに同期した書き込みアドレスセレクト信号
φＷ（第７図）をアドレスセレクタ６に出力する。この
書き込みアドレスセレクト信号によりアドレスデータが
ラツチされ、このアドレスデータがアドレスセレクタ６
からメモリ９に加えられ、このアドレスにビツト−バイ
ト変換回路14からの各色データが格納される。
レクタ６には書き込み用アドレスとして上位アドレスに
同期信号φT,2φＴが接続され、又、下位アドレスには
同期信号φＴを分周器15により８分周して得られるクロ
ツクパルスをカウントするカウンタ５からの信号が接続
されている。更に分周器15からのクロツクパルスは同期
信号４φＴが入力している書き込みクロツク発生回路13
にも入力される。これにより書き込みクロツク発生回路
13は色データに同期した書き込みアドレスセレクト信号
φＷ（第７図）をアドレスセレクタ６に出力する。この
書き込みアドレスセレクト信号によりアドレスデータが
ラツチされ、このアドレスデータがアドレスセレクタ６
からメモリ９に加えられ、このアドレスにビツト−バイ
ト変換回路14からの各色データが格納される。
次に、画像データのメモリ９からの読出し動作につい
て説明する。７はメモリ９内の色データを適切なタイミ
ングで読出すためのカウンタであり、各色毎に独立にク
ロツクパルスをカウントする４個のカウンタ部を有す
る。
て説明する。７はメモリ９内の色データを適切なタイミ
ングで読出すためのカウンタであり、各色毎に独立にク
ロツクパルスをカウントする４個のカウンタ部を有す
る。
この４個の個々のカウンタ部には、各々独立したカウ
ントアツプパルスφC,φM,φY,φＫが読出しクロツク発
生回路８から入力され、独立してカウントアツプし、そ
のカウンタ出力がメモリ９の読み出し時の下位アドレス
（13ビツト）としてアドレスセレクタ６に出力される。
カウントアツプパルスは、第８図に示すように８画素周
期で出力される。又、上位アドレス（２ビツト）はカウ
ントアツプしたカウンタ部に対応する色を示すデータが
色信号変換回路12に出力される。例えばシアンに対する
カウンタ部の場合11、マゼンタに対するカウンタ部の場
合10、イエローに対するカウンタ部の場合01、ブラツク
に対するカウンタ部の場合00が出力される。
ントアツプパルスφC,φM,φY,φＫが読出しクロツク発
生回路８から入力され、独立してカウントアツプし、そ
のカウンタ出力がメモリ９の読み出し時の下位アドレス
（13ビツト）としてアドレスセレクタ６に出力される。
カウントアツプパルスは、第８図に示すように８画素周
期で出力される。又、上位アドレス（２ビツト）はカウ
ントアツプしたカウンタ部に対応する色を示すデータが
色信号変換回路12に出力される。例えばシアンに対する
カウンタ部の場合11、マゼンタに対するカウンタ部の場
合10、イエローに対するカウンタ部の場合01、ブラツク
に対するカウンタ部の場合00が出力される。
色信号変換回路12では、CPU3から入力するヘツドカー
トリツジの配列順序を示す情報に応じて上位アドレス信
号（２ビツト）を変換し、変換されたデータ（２ビツ
ト）がアドレスセレクタ６に上位アドレスとして出力さ
れる。例えば、４色のヘツドカートリツジを４つの位置
へ挿入する組み合せは24通りであり、上位アドレス２ビ
ツトの組合せの４通りをかけた96コのROMテーブルがあ
れば変換可能である。例えばマゼンタとイエローを交換
して挿入した場合、第７図に示すような色信号の変換を
行えばシアン，イエロー，マゼンタ，ブラツクの色デー
タがメモリ９から順に出力される。
トリツジの配列順序を示す情報に応じて上位アドレス信
号（２ビツト）を変換し、変換されたデータ（２ビツ
ト）がアドレスセレクタ６に上位アドレスとして出力さ
れる。例えば、４色のヘツドカートリツジを４つの位置
へ挿入する組み合せは24通りであり、上位アドレス２ビ
ツトの組合せの４通りをかけた96コのROMテーブルがあ
れば変換可能である。例えばマゼンタとイエローを交換
して挿入した場合、第７図に示すような色信号の変換を
行えばシアン，イエロー，マゼンタ，ブラツクの色デー
タがメモリ９から順に出力される。
又、前述の読出しクロツク発生回路８には同期信号φ
Ｔと４φＴが入力しており、この信号に基づいて前記カ
ウントアツプパルスφC,φM,φY,φＫを生成するととも
に、読み出しアドレスセレクト信号φＲ（第８図）を生
成し、アドレスセレクタ６及びメモリ９に出力する。こ
の読み出しアドレスセレクト信号によりアドレスデータ
がラツチされ、このアドレスに格納された色データが双
方向バツフア10を介してデータセレクタ11に出力され
る。
Ｔと４φＴが入力しており、この信号に基づいて前記カ
ウントアツプパルスφC,φM,φY,φＫを生成するととも
に、読み出しアドレスセレクト信号φＲ（第８図）を生
成し、アドレスセレクタ６及びメモリ９に出力する。こ
の読み出しアドレスセレクト信号によりアドレスデータ
がラツチされ、このアドレスに格納された色データが双
方向バツフア10を介してデータセレクタ11に出力され
る。
データセレクタ11には色信号変換部12からの変換信号
（２ビツト）が入力しており、この信号に基づいてメモ
リ９から読出した色データを供給するヘツドカートリツ
ジを選択し、色データを記録ヘツドチツプに供給し、ヘ
ツドを色データに応じて駆動する。
（２ビツト）が入力しており、この信号に基づいてメモ
リ９から読出した色データを供給するヘツドカートリツ
ジを選択し、色データを記録ヘツドチツプに供給し、ヘ
ツドを色データに応じて駆動する。
尚、第７図からも明らかな様に、メモリ９へのデータ
の書き込みとメモリ９からのデータの読出しを平行して
行っている。このため、読み出しアドレスセレクト信号
φＲをメモリ９への書き込みタイミングを示す書き込み
アドレスセレクト信号φＷを遅延させ、メモリ９への書
き込みと書き込みの間にデータの読出しを行う様にして
いる。又、第８図からも明らかな様に各色データの読出
しタイミングも遅延させている。この遅延量は各ヘツド
間の間隔を補正するために設けられたものである。
の書き込みとメモリ９からのデータの読出しを平行して
行っている。このため、読み出しアドレスセレクト信号
φＲをメモリ９への書き込みタイミングを示す書き込み
アドレスセレクト信号φＷを遅延させ、メモリ９への書
き込みと書き込みの間にデータの読出しを行う様にして
いる。又、第８図からも明らかな様に各色データの読出
しタイミングも遅延させている。この遅延量は各ヘツド
間の間隔を補正するために設けられたものである。
尚、上記実施例ではヘツドカートリツジの配列順序に
応じてメモリ９からの色データの読み出し時のアドレス
を制御する構成であったが、ヘツドカートリツジの配列
順序に応じてメモリ９への書き込み時のアドレスを制御
する様構成することもできる。第９図はこの実施例を示
すブロツク図であり、図中第４図と同じ番号を付けたも
のは同一の構成部材、52はCPU3から入力するヘツドカー
トリツジの配列順序を示す情報に応じて同期信号φT,2
φＴを変換し、信号φＴ′,2φＴ′をアドレスセレクタ
６に出力する色信号変換回路である。色信号変換回路の
構成は第４図における色信号変換回路12と同様のROMテ
ーブルを有する構成であって、例えばマゼンタとイエロ
ーのヘツドカートリツジが入れ替えられている場合は、
表３に示す如くφT,2φＴが変換される。
応じてメモリ９からの色データの読み出し時のアドレス
を制御する構成であったが、ヘツドカートリツジの配列
順序に応じてメモリ９への書き込み時のアドレスを制御
する様構成することもできる。第９図はこの実施例を示
すブロツク図であり、図中第４図と同じ番号を付けたも
のは同一の構成部材、52はCPU3から入力するヘツドカー
トリツジの配列順序を示す情報に応じて同期信号φT,2
φＴを変換し、信号φＴ′,2φＴ′をアドレスセレクタ
６に出力する色信号変換回路である。色信号変換回路の
構成は第４図における色信号変換回路12と同様のROMテ
ーブルを有する構成であって、例えばマゼンタとイエロ
ーのヘツドカートリツジが入れ替えられている場合は、
表３に示す如くφT,2φＴが変換される。
この様にして色データの書き込みアドレスの上位２ビ
ツトがヘツドカートリツジの配列順序に応じて変更さ
れ、配列順序に拘らず、適正なメモリ領域に色データが
格納される。
ツトがヘツドカートリツジの配列順序に応じて変更さ
れ、配列順序に拘らず、適正なメモリ領域に色データが
格納される。
又、メモリ９に対する画像データの読出し時又は書き
込み時においてヘツドカートリツジの配列順序に応じた
アドレス制御を行うかわりに、画像処理部４において行
われる前記演算式の係数の行をヘツドカートリツジの配
列順序に応じて入れ換えることにより対応することもで
きる。例えばマゼンタとイエローのヘツドカートリツジ
が入れ換えられた場合、 のように係数の２行目と３行目を入れ換える事でマゼン
タとイエローのヘツドカートリツジの入れ換えに対応す
る事が可能である。
込み時においてヘツドカートリツジの配列順序に応じた
アドレス制御を行うかわりに、画像処理部４において行
われる前記演算式の係数の行をヘツドカートリツジの配
列順序に応じて入れ換えることにより対応することもで
きる。例えばマゼンタとイエローのヘツドカートリツジ
が入れ換えられた場合、 のように係数の２行目と３行目を入れ換える事でマゼン
タとイエローのヘツドカートリツジの入れ換えに対応す
る事が可能である。
この場合、第３図に示した画像処理部４内のマトリツ
クス演算回路のレジスタ52〜67の内容を書き換え可能に
し、CPU3がヘツドカートリツジの配列順序に応じてレジ
スタ52〜67に格納する係数を設定する様に構成すればよ
い。
クス演算回路のレジスタ52〜67の内容を書き換え可能に
し、CPU3がヘツドカートリツジの配列順序に応じてレジ
スタ52〜67に格納する係数を設定する様に構成すればよ
い。
例えばシアン用のヘツドカートリツジが電極２−１か
らの信号により識別された場合は、CPU3はレジスタ52〜
55に係数a11,a12,a13,a14を設定する。又、シアン用ヘ
ツドカートリツジが電極２−２からの信号により識別さ
れた場合は、CPU3はレジスタ56〜59に係数a11,a12,a13,
a14を設定する。この様にヘツドカートリツジの配列位
置に応じて４種類の係数郡が４種類のレジスタ群に設定
される。この設定方法を表４に示す。
らの信号により識別された場合は、CPU3はレジスタ52〜
55に係数a11,a12,a13,a14を設定する。又、シアン用ヘ
ツドカートリツジが電極２−２からの信号により識別さ
れた場合は、CPU3はレジスタ56〜59に係数a11,a12,a13,
a14を設定する。この様にヘツドカートリツジの配列位
置に応じて４種類の係数郡が４種類のレジスタ群に設定
される。この設定方法を表４に示す。
又、この様に構成することにより、先の実施例の如く
メモリ９に対するアドレスの変更は不要となる。従って
画像データ変換部13は第10図に示す如き構成となる。
メモリ９に対するアドレスの変更は不要となる。従って
画像データ変換部13は第10図に示す如き構成となる。
尚、ヘツドの色識別方法として、第11図に示すように
31−1,31−２の切り欠きを作り、切り欠き部をマイクロ
スイツチ（32−1,32−２）等で検知し、インクの色に応
じて切り欠き部を埋める事で４色を区別することも可能
である。
31−1,31−２の切り欠きを作り、切り欠き部をマイクロ
スイツチ（32−1,32−２）等で検知し、インクの色に応
じて切り欠き部を埋める事で４色を区別することも可能
である。
又、第12図に示す様にヘツドのインクタンク部に透明
の窓を両面に付け41、発光素子24からの光がインクを通
ってくる間に減衰する量を受光素子43で測定し、その差
に応じて区別することも可能である。
の窓を両面に付け41、発光素子24からの光がインクを通
ってくる間に減衰する量を受光素子43で測定し、その差
に応じて区別することも可能である。
以上の様に本発明によれば、複数のヘッドカートリッ
ジの配列順序を検知し、検知結果に応じて、色画像デー
タの記録ヘッドに対する供給制御することにより、ヘッ
ドカートリッジをどの様に配列しても、適正なカラー画
像記録を行うことができる。
ジの配列順序を検知し、検知結果に応じて、色画像デー
タの記録ヘッドに対する供給制御することにより、ヘッ
ドカートリッジをどの様に配列しても、適正なカラー画
像記録を行うことができる。
又、複数のヘッドカートリッジの配列順序に応じて色
画像データの変換データを変更することにより、ヘッド
カートリッジをどの様に配列しても色ズレのない適正な
カラー画像記録を行うことができる。
画像データの変換データを変更することにより、ヘッド
カートリッジをどの様に配列しても色ズレのない適正な
カラー画像記録を行うことができる。
又、ヘッドカートリッジを任意の位置にセットできる
ので、その形状を統一することが可能になる。
ので、その形状を統一することが可能になる。
第１図は本発明の一実施例である記録装置のブロツク
図、 第２図は記録ヘツドカートリツジの構造を示す図、 第３図は画像処理部内のマトリツクス演算回路を示す
図、 第４図は画像データ変換部の一実施例を示すブロツク
図、 第５図はメモリのマツプを説明する図、 第６図は同期信号と画像データの関係を示すタイミング
チヤート、 第７図及び第８図は第４図各部の信号波形を示すタイミ
ングチヤート、 第９図及び第10図は画像データ変換部の他の実施例を示
すブロツク図、 第11図及び第12図は記録ヘツドカートリツジの他の実施
例を示す図である。 １……記録ヘツドカートリツジ ２−１〜２−４……電極 ３……CPU ４……画像処理部 13……画像データ変換部
図、 第２図は記録ヘツドカートリツジの構造を示す図、 第３図は画像処理部内のマトリツクス演算回路を示す
図、 第４図は画像データ変換部の一実施例を示すブロツク
図、 第５図はメモリのマツプを説明する図、 第６図は同期信号と画像データの関係を示すタイミング
チヤート、 第７図及び第８図は第４図各部の信号波形を示すタイミ
ングチヤート、 第９図及び第10図は画像データ変換部の他の実施例を示
すブロツク図、 第11図及び第12図は記録ヘツドカートリツジの他の実施
例を示す図である。 １……記録ヘツドカートリツジ ２−１〜２−４……電極 ３……CPU ４……画像処理部 13……画像データ変換部
Claims (10)
- 【請求項１】各々が異る色のインクを貯留する貯留部と
前記貯留部に貯留されたインクを吐出する記録ヘッドと
を一体に備え、装置本体に対し着脱可能な複数のヘッド
カートリッジ、 前記複数のヘッドカートリッジの各記録ヘッドから異る
色のインクを吐出して記録材上にカラー画像を形成する
べく前記複数のヘッドカートリッジをその配列方向に相
対移動させる移動手段、 複数の色画像データを出力するデータ出力手段、 前記複数のヘッドカートリッジの配列順序を検知する検
知手段、 前記検知手段により検知された前記配列順序に応じて複
数の色画像データを複数のヘッドカートリッジの記録ヘ
ッドに対して供給制御する制御手段、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、前記複数
のヘッドカートリッジはインクの色を示す信号を発生す
る信号発生手段を有し、前記検知手段は前記信号発生手
段からの信号に応じて前記複数のヘッドカートリッジの
配列順序を検知することを特徴とする記録装置。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項又は第２項におい
て、前記記録ヘッドはインクを吐出する複数の吐出口
と、前記複数の吐出口に対応して設けられインクを吐出
するために利用されるエネルギーを発生する複数のエネ
ルギー発生素子とを有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項４】特許請求の範囲第３項において、前記エネ
ルギー発生素子が熱エネルギーを発生することを特徴と
する記録装置。 - 【請求項５】特許請求の範囲第１項において、前記制御
手段は前記データ出力手段から出力される色画像データ
を格納する格納手段を有し、前記配列順序に応じて前記
格納手段に対する色画像データの書き込みアドレスを制
御することを特徴とする記録装置。 - 【請求項６】特許請求の範囲第１項において、前記制御
手段は前記データ出力手段から出力される色画像データ
を格納する格納手段を有し、前記配列順序に応じて前記
格納手段からの色画像データの読み出しアドレスを制御
することを特徴とする記録装置。 - 【請求項７】各々が異る色のインクを貯留する貯留部と
前記貯留部に貯留されたインクを吐出する記録ヘッドと
を一体に備え、装置本体に対し着脱可能な複数のヘッド
カートリッジ、 前記複数のヘッドカートリッジの各記録ヘッドから異る
色のインクを吐出して記録材上にカラー画像を形成する
べく前記複数のヘッドカートリッジをその配列方向に相
対移動させる移動手段、 入力画像の色相とインク色相特性とのズレを補正するべ
く複数の色画像データを所定の変換データに応じて補正
する補正手段、 前記補正手段により補正された複数の色画像データを前
記複数のヘッドカートリッジの記録ヘッドに供給する供
給手段、 前記複数のヘッドカートリッジの配列順序を検知する検
知手段、 前記検知手段により検知された前記配列順序に応じて前
記変換データを変更する制御手段、 を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項８】特許請求の範囲第７項において、前記複数
のヘッドカートリッジはインクの色を示す信号を発生す
る信号発生手段を有し、前記検知手段は前記信号発生手
段からの信号に応じて前記複数のヘッドカートリッジの
配列順序を検知することを特徴とする記録装置。 - 【請求項９】特許請求の範囲第７項又は第８項におい
て、前記記録ヘッドは記録液を吐出する吐出口と、前記
吐出口に対応して設けられ前記記録液を吐出するために
利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と
を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項１０】特許請求の範囲第９項において、前記エ
ネルギー発生素子が熱エネルギーを発生することを特徴
とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022290A JP2744271B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022290A JP2744271B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02200447A JPH02200447A (ja) | 1990-08-08 |
| JP2744271B2 true JP2744271B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=12078617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1022290A Expired - Lifetime JP2744271B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2744271B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2110447C (en) * | 1992-12-03 | 2001-08-07 | Kazuyoshi Takahashi | Image output apparatus, image output method, ink jet print method and printed product obtained with said method |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1022290A patent/JP2744271B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02200447A (ja) | 1990-08-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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