JP2744180B2 - 高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構造 - Google Patents
高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構造Info
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- JP2744180B2 JP2744180B2 JP4307127A JP30712792A JP2744180B2 JP 2744180 B2 JP2744180 B2 JP 2744180B2 JP 4307127 A JP4307127 A JP 4307127A JP 30712792 A JP30712792 A JP 30712792A JP 2744180 B2 JP2744180 B2 JP 2744180B2
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- Japan
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- exhaust gas
- filter
- temperature exhaust
- seal structure
- filter element
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- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高温排ガス用フィルタ
装置のダストシール構造に関する。
装置のダストシール構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】各種車両、船舶、産業機械等のエンジン
から排出される高温の排ガス中のダストを捕集して清浄
なガスとして排出する排ガス処理装置においては、特開
平１−１５９４０８号公報に記載されているように、一
端側が目封じされて他端側が開口する多数の内孔と他端
側が目封じされて一端側が開口する多数の内孔を有しこ
れら両内孔の一方が被処理ガスの流入路を形成しかつ他
方が処理済ガスの流出路を形成するセラミック質の方形
柱状のフィルタエレメントを上記ダストを捕集するフイ
ルタとして使用されている。
から排出される高温の排ガス中のダストを捕集して清浄
なガスとして排出する排ガス処理装置においては、特開
平１−１５９４０８号公報に記載されているように、一
端側が目封じされて他端側が開口する多数の内孔と他端
側が目封じされて一端側が開口する多数の内孔を有しこ
れら両内孔の一方が被処理ガスの流入路を形成しかつ他
方が処理済ガスの流出路を形成するセラミック質の方形
柱状のフィルタエレメントを上記ダストを捕集するフイ
ルタとして使用されている。
【０００３】しかしながら、当該排ガス処理装置におい
ては上記フィルタが１個のフィルタエレメントにて構成
されているため、排ガスの処理能力には限界がある。こ
のため、本出願人は上記フィルタエレメントを複数使用
した高温排ガス用フィルタ装置を使用した排ガス処理装
置を特願平３−５３７８０号出願にて提案している。当
該高温排ガス用フィルタ装置は上記したフィルタエレメ
ントを複数採用し、これらのフィルタエレメントを断面
略Ｌ字状の一対の金属製の側板により外側から締付け挟
持して一体化したものであり、各フィルタエレメント間
および各フィルタエレメントと各側板間に所定厚みの耐
熱性のシール部材を介在させて前記被処理ガス中のダス
トの漏洩を防止する手段が施されている。
ては上記フィルタが１個のフィルタエレメントにて構成
されているため、排ガスの処理能力には限界がある。こ
のため、本出願人は上記フィルタエレメントを複数使用
した高温排ガス用フィルタ装置を使用した排ガス処理装
置を特願平３−５３７８０号出願にて提案している。当
該高温排ガス用フィルタ装置は上記したフィルタエレメ
ントを複数採用し、これらのフィルタエレメントを断面
略Ｌ字状の一対の金属製の側板により外側から締付け挟
持して一体化したものであり、各フィルタエレメント間
および各フィルタエレメントと各側板間に所定厚みの耐
熱性のシール部材を介在させて前記被処理ガス中のダス
トの漏洩を防止する手段が施されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のフ
イルタ装置においては排ガス処理装置を構成するケーシ
ング内に配設されて使用されることから使用中常に高温
の排ガスに曝されることになり、またこの条件の下でシ
ール部材は逆洗時の背圧を受けて圧縮、膨張等を繰り返
して比較的短時間に弾性を失ってシール機能を低下させ
る。また、このようなシール部材と金属製の側板との間
では熱膨張に大きな差があってフィルタエレメントの外
側面と側板の内側面間の間隔が大きくなって、この点か
らもシール性が低下することになる。従って、本発明の
目的は、シール部材の弾性が低下しても、また熱膨張差
によりフィルタエレメントと側板間の間隔が大きくなっ
ても、ダストシールのシール機能が低下することのない
ダストシール構造を提供することにある。
イルタ装置においては排ガス処理装置を構成するケーシ
ング内に配設されて使用されることから使用中常に高温
の排ガスに曝されることになり、またこの条件の下でシ
ール部材は逆洗時の背圧を受けて圧縮、膨張等を繰り返
して比較的短時間に弾性を失ってシール機能を低下させ
る。また、このようなシール部材と金属製の側板との間
では熱膨張に大きな差があってフィルタエレメントの外
側面と側板の内側面間の間隔が大きくなって、この点か
らもシール性が低下することになる。従って、本発明の
目的は、シール部材の弾性が低下しても、また熱膨張差
によりフィルタエレメントと側板間の間隔が大きくなっ
ても、ダストシールのシール機能が低下することのない
ダストシール構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端側が目封
じされて他端側が開口する多数の内孔と他端側が目封じ
されて一端側が開口する多数の内孔を有しこれら両内孔
の一方が被処理ガスの流入路を形成しかつ他方が処理済
ガスの流出路を形成するセラミック質の方形柱状の複数
のフィルタエレメントを断面略Ｌ字状の一対の金属製の
側板により外側から締付け挟持して、前記各フィルタエ
レメント間および各フィルタエレメントと前記各側板間
に介在させた所定厚みの耐熱性のシール部材により前記
被処理ガス中のダストの漏洩を防止する高温排ガス用フ
ィルタ装置のダストシール構造であり、前記各フィルタ
エレメントと前記各側板間に介在するシール部材とし
て、セラミックファイバーをシート状に固めて形成され
たシール部材を採用して同シール部材の一端側部位を厚
み方向に離間可能に形成し、当該部位の各側面の一方を
フィルタエレメントの外側面に、かつ当該部位の各側面
の他方を前記側板の内側面に固着したことを特徴とする
ものである。
じされて他端側が開口する多数の内孔と他端側が目封じ
されて一端側が開口する多数の内孔を有しこれら両内孔
の一方が被処理ガスの流入路を形成しかつ他方が処理済
ガスの流出路を形成するセラミック質の方形柱状の複数
のフィルタエレメントを断面略Ｌ字状の一対の金属製の
側板により外側から締付け挟持して、前記各フィルタエ
レメント間および各フィルタエレメントと前記各側板間
に介在させた所定厚みの耐熱性のシール部材により前記
被処理ガス中のダストの漏洩を防止する高温排ガス用フ
ィルタ装置のダストシール構造であり、前記各フィルタ
エレメントと前記各側板間に介在するシール部材とし
て、セラミックファイバーをシート状に固めて形成され
たシール部材を採用して同シール部材の一端側部位を厚
み方向に離間可能に形成し、当該部位の各側面の一方を
フィルタエレメントの外側面に、かつ当該部位の各側面
の他方を前記側板の内側面に固着したことを特徴とする
ものである。
【０００６】しかして、本発明のダストシール構造にお
いては、前記シール部材を折畳まれた状態で一端側が離
間可能に形成すること、前記シール部材の一端側に切込
みを設けてこの一端側を厚み方向に離間可能に形成する
こと、等の手段を採ることができる。
いては、前記シール部材を折畳まれた状態で一端側が離
間可能に形成すること、前記シール部材の一端側に切込
みを設けてこの一端側を厚み方向に離間可能に形成する
こと、等の手段を採ることができる。
【０００７】
【発明の作用・効果】このように構成したダストシール
構造によれば、シール部材は圧縮、膨張等を繰り返し受
けるとともに、シール部材と金属製の側板との間では大
きな熱膨張差によってフィルタエレメントの外側面と側
板の内側面間の間隔が大きくなっても、シール部材の一
端側が厚み方向に離間可能であるとともに、シール部材
の一端側の一方の面がフィルタエレメントの外側面に固
着されかつ他方の面が側板の内側面に固着されているた
め、シール部材はその他端側にてフィルタエレメントと
側板間の隙間を閉塞した状態で一端側を任意に離間させ
る。従って、シール部材は弾性を低下させても、またフ
ィルタエレメントと側板間の隙間が大きくなっても、当
該隙間のシール状態を維持し、フィルタ装置は長期間使
用が可能となる。
構造によれば、シール部材は圧縮、膨張等を繰り返し受
けるとともに、シール部材と金属製の側板との間では大
きな熱膨張差によってフィルタエレメントの外側面と側
板の内側面間の間隔が大きくなっても、シール部材の一
端側が厚み方向に離間可能であるとともに、シール部材
の一端側の一方の面がフィルタエレメントの外側面に固
着されかつ他方の面が側板の内側面に固着されているた
め、シール部材はその他端側にてフィルタエレメントと
側板間の隙間を閉塞した状態で一端側を任意に離間させ
る。従って、シール部材は弾性を低下させても、またフ
ィルタエレメントと側板間の隙間が大きくなっても、当
該隙間のシール状態を維持し、フィルタ装置は長期間使
用が可能となる。
【０００８】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明するに、図
１および図２には本発明に係るダストシール構造を採用
した高温排ガス用フィルタ装置が示されている。当該フ
ィルタ装置はフィルタエレメント１１を１６本並列配列
してなるもので、これらのフィルタエレメント１１を金
属製の一対の側板１２，１３にて締付けて挟持し、下端
側にて支持部材１４により支持するとともに、上端側を
規制部材１５により長さ方向の移動を規制して構成され
ており、排ガス処理装置の図示しない缶体内に配設され
る。
１および図２には本発明に係るダストシール構造を採用
した高温排ガス用フィルタ装置が示されている。当該フ
ィルタ装置はフィルタエレメント１１を１６本並列配列
してなるもので、これらのフィルタエレメント１１を金
属製の一対の側板１２，１３にて締付けて挟持し、下端
側にて支持部材１４により支持するとともに、上端側を
規制部材１５により長さ方向の移動を規制して構成され
ており、排ガス処理装置の図示しない缶体内に配設され
る。
【０００９】フィルタエレメント１１は多孔質セラミッ
ク質のもので、図３に示すようにハニカム構造に形成さ
れている。このフィルタエレメント１１は四角形状を呈
する方形柱状のもので、内部には互いに並列する多数の
内孔１１ａ，１１ｂを備えており、上端側がガス流の下
流側に該当するとともに下端側がガス流の上流側に該当
し、各内孔１１ａ，１１ｂにおいてはいずれか一方の開
口部が目封じされ、かつ他方の開口部は開放されてい
る。
ク質のもので、図３に示すようにハニカム構造に形成さ
れている。このフィルタエレメント１１は四角形状を呈
する方形柱状のもので、内部には互いに並列する多数の
内孔１１ａ，１１ｂを備えており、上端側がガス流の下
流側に該当するとともに下端側がガス流の上流側に該当
し、各内孔１１ａ，１１ｂにおいてはいずれか一方の開
口部が目封じされ、かつ他方の開口部は開放されてい
る。
【００１０】各内孔１１ａ，１１ｂの目封じは基本的に
は上流側および下流側における市松模様状に位置する開
口部に施されており、例外的にフィルタエレメント１１
の各隅部の開口部にも施されている。第１内孔１１ａに
おいては、その下流側開口部が目封じされかつ上流側開
口部が開放されていて、被処理ガスの流入路に形成され
ている。また、第２内孔１１ｂにおいては、その上流側
開口部が目封じされかつ下流側開口部が開放されてい
て、処理済ガスの流出路に形成されている。従って、各
内孔１１ａ，１１ｂを区画する隔壁はフィルタ機能を有
し、被処理ガスが当該隔壁を透過する間に同ガス中の微
粒子等のダストが当該隔壁によって捕集される。
は上流側および下流側における市松模様状に位置する開
口部に施されており、例外的にフィルタエレメント１１
の各隅部の開口部にも施されている。第１内孔１１ａに
おいては、その下流側開口部が目封じされかつ上流側開
口部が開放されていて、被処理ガスの流入路に形成され
ている。また、第２内孔１１ｂにおいては、その上流側
開口部が目封じされかつ下流側開口部が開放されてい
て、処理済ガスの流出路に形成されている。従って、各
内孔１１ａ，１１ｂを区画する隔壁はフィルタ機能を有
し、被処理ガスが当該隔壁を透過する間に同ガス中の微
粒子等のダストが当該隔壁によって捕集される。
【００１１】各側板１２，１３は断面Ｌ字状を呈してお
り、それらの一辺１２ａ，１３ａは４本のフィルタエレ
メント１１を合計した一辺より所定長さ長く、かつそれ
らの他辺１２ｂ，１３ｂはフィルタエレメント１１の合
計した他辺と略同一の長さに形成され、また各フィルタ
エレメント１１の高さより所定長さ長く形成されてい
る。各フィルタエレメント１１は外周をシール部材１
６，１７にて包囲された状態で縦横同数に並列的に配列
されていて、両側板１２，１３により外周から締付けら
れて挟持されている。各シール部材１６，１７はセラミ
ックファイバーをシート状に固めたもので、優れた耐熱
性を有するとともに所定の弾性力を有している。
り、それらの一辺１２ａ，１３ａは４本のフィルタエレ
メント１１を合計した一辺より所定長さ長く、かつそれ
らの他辺１２ｂ，１３ｂはフィルタエレメント１１の合
計した他辺と略同一の長さに形成され、また各フィルタ
エレメント１１の高さより所定長さ長く形成されてい
る。各フィルタエレメント１１は外周をシール部材１
６，１７にて包囲された状態で縦横同数に並列的に配列
されていて、両側板１２，１３により外周から締付けら
れて挟持されている。各シール部材１６，１７はセラミ
ックファイバーをシート状に固めたもので、優れた耐熱
性を有するとともに所定の弾性力を有している。
【００１２】しかして、フィルタエレメント１１と各側
板１２，１３間に介在するシール部材１７の端部側には
第２のシール部材１８が２段に介在されている。シール
部材１８は図４に示すように断面Ｕ字状に折り曲げられ
ており、一端側が厚み方向に離間可能となっている。ま
た、シール部材１８においては折り曲げられた状態で一
方の面１８ａがフィルタエレメント１１の外側面１１ｃ
に無機接着剤にて固着され、また他方の面１８ｂが側板
１２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃに固着されている。
板１２，１３間に介在するシール部材１７の端部側には
第２のシール部材１８が２段に介在されている。シール
部材１８は図４に示すように断面Ｕ字状に折り曲げられ
ており、一端側が厚み方向に離間可能となっている。ま
た、シール部材１８においては折り曲げられた状態で一
方の面１８ａがフィルタエレメント１１の外側面１１ｃ
に無機接着剤にて固着され、また他方の面１８ｂが側板
１２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃに固着されている。
【００１３】このように構成したダストシール構造にお
いては、シール部材１６〜１８は圧縮、膨張等を繰り返
し受けて弾性を低下させるとともに、各シール部材１
７，１８と側板１２，１３との間では大きな熱膨張差に
よってフィルタエレメント１１の外側面１１ｃと側板１
２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃ間の間隔が大きくな
る。しかしながら、シール部材１８の一端側が厚み方向
に離間可能であるとともに、一端側の一方の面１８ａが
フィルタエレメント１１の外側面１１ｃに固着されかつ
他方の面１８ｂが側板１２，１３の内側面１２ｃ，１３
ｃに固着されているため、シール部材１８はその他端側
にてフィルタエレメント１１と側板１２，１３間の隙間
を閉塞した状態で一端側を任意に離間させる。従って、
シール部材１８は弾性を低下させても、またフィルタエ
レメント１１と側板１２，１３間の隙間が大きくなって
も当該隙間のシール状態を維持し、当該フィルタ装置は
長期間使用が可能となる。
いては、シール部材１６〜１８は圧縮、膨張等を繰り返
し受けて弾性を低下させるとともに、各シール部材１
７，１８と側板１２，１３との間では大きな熱膨張差に
よってフィルタエレメント１１の外側面１１ｃと側板１
２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃ間の間隔が大きくな
る。しかしながら、シール部材１８の一端側が厚み方向
に離間可能であるとともに、一端側の一方の面１８ａが
フィルタエレメント１１の外側面１１ｃに固着されかつ
他方の面１８ｂが側板１２，１３の内側面１２ｃ，１３
ｃに固着されているため、シール部材１８はその他端側
にてフィルタエレメント１１と側板１２，１３間の隙間
を閉塞した状態で一端側を任意に離間させる。従って、
シール部材１８は弾性を低下させても、またフィルタエ
レメント１１と側板１２，１３間の隙間が大きくなって
も当該隙間のシール状態を維持し、当該フィルタ装置は
長期間使用が可能となる。
【００１４】図５には第２のシール部材の変形例が示さ
れている。当該変形例に係るシール部材１９は一端側の
厚み方向の中央部にクサビ状の切込み１９ａが形成され
ていて、その一方の面１９ｂがフィルタエレメント１１
の外側面１１ｃに固着され、かつ他方の面１９ｃが側板
１２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃに固着されている。
従って、このシール部材１９をフィルタエレメント１１
と側板１２，１３間に介在させた場合においても、上記
実施例で採用したシール部材１８と同様の作用効果を奏
するものである。
れている。当該変形例に係るシール部材１９は一端側の
厚み方向の中央部にクサビ状の切込み１９ａが形成され
ていて、その一方の面１９ｂがフィルタエレメント１１
の外側面１１ｃに固着され、かつ他方の面１９ｃが側板
１２，１３の内側面１２ｃ，１３ｃに固着されている。
従って、このシール部材１９をフィルタエレメント１１
と側板１２，１３間に介在させた場合においても、上記
実施例で採用したシール部材１８と同様の作用効果を奏
するものである。
【図１】本発明のダストシール構造を採用した高温排ガ
ス用フイルタ装置の縦断面図である。
ス用フイルタ装置の縦断面図である。
【図２】同フィルタ装置の平面図である。
【図３】同フィルタ装置を構成するフィルタエレメント
の上流側の端面を示す部分平面図（ａ）、および下流側
の端面を示す部分平面図である。
の上流側の端面を示す部分平面図（ａ）、および下流側
の端面を示す部分平面図である。
【図４】同フイルタ装置の上流側端部のシール部を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図５】同フィルタ装置の変形例のシール部を示す図４
に対応する縦断面図である。
に対応する縦断面図である。
１１…フィルタエレメント、１１ａ，１１ｂ…内孔、１
１ｃ…外側面、１２，１３…側板、１２ｃ，１３ｃ…内
側面、１６，１７，１８，１９…シール部材、１８ａ，
１９ｂ…一方の面、１８ｂ，１９ｃ…他方の面、１９ａ
…切込み。
１ｃ…外側面、１２，１３…側板、１２ｃ，１３ｃ…内
側面、１６，１７，１８，１９…シール部材、１８ａ，
１９ｂ…一方の面、１８ｂ，１９ｃ…他方の面、１９ａ
…切込み。
Claims (3)
- 【請求項１】一端側が目封じされて他端側が開口する多
数の内孔と他端側が目封じされて一端側が開口する多数
の内孔を有しこれら両内孔の一方が被処理ガスの流入路
を形成しかつ他方が処理済ガスの流出路を形成するセラ
ミック質の方形柱状の複数のフィルタエレメントを断面
略Ｌ字状の一対の金属製の側板により外側から締付け挟
持して、前記各フィルタエレメント間および各フィルタ
エレメントと前記各側板間に介在させた所定厚みの耐熱
性のシール部材により前記被処理ガス中のダストの漏洩
を防止する高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構
造であり、前記各フィルタエレメントと前記各側板間に
介在するシール部材として、セラミックファイバーをシ
ート状に固めて形成されたシール部材を採用して同シー
ル部材の一端側部位を厚み方向に離間可能に形成し、当
該部位の各側面の一方をフィルタエレメントの外側面
に、かつ当該部位の各側面の他方を前記側板の内側面に
固着したことを特徴とする高温排ガス用フィルタ装置の
ダストシール構造。 - 【請求項２】前記シール部材は折畳まれた状態で一端側
が離間可能に形成されていることを特徴とする請求項１
に記載の高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構
造。 - 【請求項３】前記シール部材はその一端側に有する切込
みにより厚み方向に離間可能に形成されていることを特
徴とする請求項１に記載の高温排ガス用フィルタ装置の
ダストシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4307127A JP2744180B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4307127A JP2744180B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146849A JPH06146849A (ja) | 1994-05-27 |
| JP2744180B2 true JP2744180B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17965359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4307127A Expired - Lifetime JP2744180B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 高温排ガス用フィルタ装置のダストシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2744180B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2833857B1 (fr) * | 2001-12-20 | 2004-10-15 | Saint Gobain Ct Recherches | Corps filtrant comportant une pluralite de blocs filtrants, notamment destine a un filtre a particules |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4337185A (en) * | 1980-06-23 | 1982-06-29 | The Dow Chemical Company | Process for making cationic structured particle latexes using reactive polymeric surfactants |
| JPH023015U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-10 | ||
| JPH0661416B2 (ja) * | 1991-02-25 | 1994-08-17 | 日本碍子株式会社 | 排ガス処理装置 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4307127A patent/JP2744180B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06146849A (ja) | 1994-05-27 |
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