JP2743605B2 - 断路器操作機構 - Google Patents
断路器操作機構Info
- Publication number
- JP2743605B2 JP2743605B2 JP3078815A JP7881591A JP2743605B2 JP 2743605 B2 JP2743605 B2 JP 2743605B2 JP 3078815 A JP3078815 A JP 3078815A JP 7881591 A JP7881591 A JP 7881591A JP 2743605 B2 JP2743605 B2 JP 2743605B2
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- Japan
- Prior art keywords
- disconnectors
- disconnector
- shaft
- drive
- disconnecting switch
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は複数の断路器の入・切
操作を同時に行なう断路器操作機構の改良に関するもの
である。
操作を同時に行なう断路器操作機構の改良に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の断路器操作機構の構成を示
す。図３において、複数、例えば３相交流に対する３台
の断路器1a,1b,1cが一列に配置されている。断路器操作
軸３は軸受８により断路器1a,1b,1cの配列方向と平行に
回転自在に支持され、各断路器1a,1b,1cの可動部10a,10
b,10cとは絶縁リンク2a,2b,2cにより連結されている。
駆動装置４は断路器1a,1b,1cの配列の下方に設けられて
おり、その出力軸５は断路器操作軸３と平行な方向に駆
動装置４の片側にのみ突出している。駆動装置４の出力
軸５と断路器操作軸３とは１つのリンク６で連結されて
いる。なお、断路器1a,1b,1cの入・切を手動で操作する
場合は駆動装置４に設けられたハンドル７を操作する。
す。図３において、複数、例えば３相交流に対する３台
の断路器1a,1b,1cが一列に配置されている。断路器操作
軸３は軸受８により断路器1a,1b,1cの配列方向と平行に
回転自在に支持され、各断路器1a,1b,1cの可動部10a,10
b,10cとは絶縁リンク2a,2b,2cにより連結されている。
駆動装置４は断路器1a,1b,1cの配列の下方に設けられて
おり、その出力軸５は断路器操作軸３と平行な方向に駆
動装置４の片側にのみ突出している。駆動装置４の出力
軸５と断路器操作軸３とは１つのリンク６で連結されて
いる。なお、断路器1a,1b,1cの入・切を手動で操作する
場合は駆動装置４に設けられたハンドル７を操作する。
【０００３】ハンドル７を回転させることにより、又は
駆動装置４の内蔵する電動機を回転させることにより、
出力軸５を回転させる。出力軸５の回転力はリンク６を
介して断路器操作軸３に伝達される。断路器操作軸３は
その回転により絶縁リンク2a,2b,2cを引張り又は押込む
ことにより各断路器1a,1b,1cの入・切操作を行う。
駆動装置４の内蔵する電動機を回転させることにより、
出力軸５を回転させる。出力軸５の回転力はリンク６を
介して断路器操作軸３に伝達される。断路器操作軸３は
その回転により絶縁リンク2a,2b,2cを引張り又は押込む
ことにより各断路器1a,1b,1cの入・切操作を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の断路器操作機構
は以上のように構成されているため、断路器操作軸３の
ねじれにより各断路器1a,1b,1cの入・切操作のばらつ
き、各断路器1a,1b,1cの接点の接触子のかみ込みの不揃
いや不足が生ずるという問題点を有していた。
は以上のように構成されているため、断路器操作軸３の
ねじれにより各断路器1a,1b,1cの入・切操作のばらつ
き、各断路器1a,1b,1cの接点の接触子のかみ込みの不揃
いや不足が生ずるという問題点を有していた。
【０００５】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、各相の断路器の入・切操作
のばらつき、接触子のかみ込みの不揃いや不足のない断
路器操作機構を得ることを目的としている。
ためになされたものであり、各相の断路器の入・切操作
のばらつき、接触子のかみ込みの不揃いや不足のない断
路器操作機構を得ることを目的としている。
【０００６】この発明に係る断路器操作機構は、一列に
配列された複数の断路器と、前記複数の断路器の配列方
向に平行に回転自在に支持された断路器操作軸と、前記
操作軸と前記各断路器の可動部とを連結する絶縁リンク
と、前記複数の断路器の配列のほぼ中央部近傍に設けら
れ、前記操作軸に平行な方向に配列され両端部にそれぞ
れ突出した出力軸を有する駆動装置と、前記出力軸の突
出した２つの部分と前記操作軸上でその中央部に対して
ほぼ対称な位置にある２箇所とをそれぞれ連結する１対
の駆動リンクと、を具備している。
配列された複数の断路器と、前記複数の断路器の配列方
向に平行に回転自在に支持された断路器操作軸と、前記
操作軸と前記各断路器の可動部とを連結する絶縁リンク
と、前記複数の断路器の配列のほぼ中央部近傍に設けら
れ、前記操作軸に平行な方向に配列され両端部にそれぞ
れ突出した出力軸を有する駆動装置と、前記出力軸の突
出した２つの部分と前記操作軸上でその中央部に対して
ほぼ対称な位置にある２箇所とをそれぞれ連結する１対
の駆動リンクと、を具備している。
【０００７】
【作用】駆動装置は複数の断路器の配列のほぼ中央部近
傍に設けられており、しかも駆動装置の出力軸と断路器
操作軸とを連結し回転力を伝達する駆動リンクを対称的
に１対、すなわち駆動装置は両端部にそれぞれ設けてい
るので、断路器操作軸はその中央部に対してほぼ対称な
２箇所から回転力を受ける。従って、断路器操作軸はそ
の回転時においてねじれがきわめて少なく、各断路器の
入・切操作のばらつき、接触子のかみ込みの不揃いや不
足は生じない。
傍に設けられており、しかも駆動装置の出力軸と断路器
操作軸とを連結し回転力を伝達する駆動リンクを対称的
に１対、すなわち駆動装置は両端部にそれぞれ設けてい
るので、断路器操作軸はその中央部に対してほぼ対称な
２箇所から回転力を受ける。従って、断路器操作軸はそ
の回転時においてねじれがきわめて少なく、各断路器の
入・切操作のばらつき、接触子のかみ込みの不揃いや不
足は生じない。
【０００８】
【実施例】この発明に係る断路器操作機構を、その一実
施例を示す図１及び図２を用いて説明する。図１はこの
実施例における断路器操作機構の構成を示す正面図、図
２は同側面図である。
施例を示す図１及び図２を用いて説明する。図１はこの
実施例における断路器操作機構の構成を示す正面図、図
２は同側面図である。
【０００９】図１及び図２において、複数、例えば３相
交流に対応する３台の断路器1a,1b,1cが一列に配置され
ている。断路器操作軸３は軸受８により各断路器1a,1b,
1cの配列方向と平行に回転自在に支持されている。各断
路器1a,1b,1cの可動部10a,10b,10cと断路器操作軸３と
は絶縁リンク2a,2b,2cによりそれぞれ連結されている。
駆動装置４は断路器1a,1b,1cの配列のほぼ中央部近傍、
例えば３台の断路器1a,1b,1cのうち中央の断路器1bの下
方に設けられている。駆動装置４は電動機を内蔵し、そ
の出力軸5a,5bはそれぞれ、断路器1a,1b,1cの配列方向
に平行でかつ駆動装置４の両端部に突出するように設け
られている。断路器操作軸３と出力軸5a,5bとはそれぞ
れ１対の駆動リンク6a,6bにより連結されている。駆動
リンク6a,6bはそれぞれ、図２に示すように断路器操作
軸３及び出力軸5a,5bにそれぞれ固着されたレバー61a,6
1b及び63a,63bと、各レバー61a,61bと63a,63bとを連結
するためのピン結合されたレバー62a,62bとで構成され
ている。なお、駆動装置４を手動で操作する場合はハン
ドル７を駆動装置の手動入力軸4aに装着して行なう。
交流に対応する３台の断路器1a,1b,1cが一列に配置され
ている。断路器操作軸３は軸受８により各断路器1a,1b,
1cの配列方向と平行に回転自在に支持されている。各断
路器1a,1b,1cの可動部10a,10b,10cと断路器操作軸３と
は絶縁リンク2a,2b,2cによりそれぞれ連結されている。
駆動装置４は断路器1a,1b,1cの配列のほぼ中央部近傍、
例えば３台の断路器1a,1b,1cのうち中央の断路器1bの下
方に設けられている。駆動装置４は電動機を内蔵し、そ
の出力軸5a,5bはそれぞれ、断路器1a,1b,1cの配列方向
に平行でかつ駆動装置４の両端部に突出するように設け
られている。断路器操作軸３と出力軸5a,5bとはそれぞ
れ１対の駆動リンク6a,6bにより連結されている。駆動
リンク6a,6bはそれぞれ、図２に示すように断路器操作
軸３及び出力軸5a,5bにそれぞれ固着されたレバー61a,6
1b及び63a,63bと、各レバー61a,61bと63a,63bとを連結
するためのピン結合されたレバー62a,62bとで構成され
ている。なお、駆動装置４を手動で操作する場合はハン
ドル７を駆動装置の手動入力軸4aに装着して行なう。
【００１０】次に上記実施例の動作について説明する。
操作装置４の入力軸4aにハンドル７を装着しハンドル７
を回転させることにより、又は操作装置４の内蔵電動機
に通電することにより出力軸5a,5bを回転させる。出力
軸5a,5bの回転力は駆動リンク6a,6bを介して断路器操作
軸３に伝達される。断路器操作軸３の回転に伴って絶縁
リンク2a,2b,2cが引張られ又は押込まれることにより、
各断路器1a,1b,1cの可動部10a,10b,10cが駆動される。
これにより、断路器の入・切操作が行なわれる。
操作装置４の入力軸4aにハンドル７を装着しハンドル７
を回転させることにより、又は操作装置４の内蔵電動機
に通電することにより出力軸5a,5bを回転させる。出力
軸5a,5bの回転力は駆動リンク6a,6bを介して断路器操作
軸３に伝達される。断路器操作軸３の回転に伴って絶縁
リンク2a,2b,2cが引張られ又は押込まれることにより、
各断路器1a,1b,1cの可動部10a,10b,10cが駆動される。
これにより、断路器の入・切操作が行なわれる。
【００１１】図１から明らかなように、駆動リンク6a,6
bは３台の断路器1a,1b,1cの配列の中央部に対してほぼ
対称に、かつ断路器1aと1bの間及び断路器1bと1cの間に
配列されている。従って駆動装置４の出力軸5a,5bの回
転力はほぼ均一に断路器操作軸３に伝達され、断路器操
作軸３はその回転時においてねじれがきわめて小さい。
その結果、駆動装置４の駆動力は効率よく各断路器1a,1
b,1cの可動部10a,10b,10cに伝達され、各断路器1a,1b,1
cの入・切操作のばらつきや接触子のかみ込みの不揃い
や不足は生じない。
bは３台の断路器1a,1b,1cの配列の中央部に対してほぼ
対称に、かつ断路器1aと1bの間及び断路器1bと1cの間に
配列されている。従って駆動装置４の出力軸5a,5bの回
転力はほぼ均一に断路器操作軸３に伝達され、断路器操
作軸３はその回転時においてねじれがきわめて小さい。
その結果、駆動装置４の駆動力は効率よく各断路器1a,1
b,1cの可動部10a,10b,10cに伝達され、各断路器1a,1b,1
cの入・切操作のばらつきや接触子のかみ込みの不揃い
や不足は生じない。
【００１２】なお、上記実施例においては、操作装置４
は手動又は内蔵電動機により駆動するものを示したが、
空気操作、油圧操作等により駆動するものであってもよ
い。また、上記実施例では断路器操作機構について説明
したが、３相を同時に動作させる遮断器や負荷開閉器の
操作装置に応用した場合でも同様の効果を奏する。
は手動又は内蔵電動機により駆動するものを示したが、
空気操作、油圧操作等により駆動するものであってもよ
い。また、上記実施例では断路器操作機構について説明
したが、３相を同時に動作させる遮断器や負荷開閉器の
操作装置に応用した場合でも同様の効果を奏する。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば駆動装
置４の出力軸5a,5bの回転力を１対の駆動リンク6a,6bを
介して断路器操作軸３に伝達しているので、断路器操作
軸３の回転時における軸のねじれはきわめて小さく、断
路器1a,1b,1cの入・切操作のばらつき、各断路器1a,1b,
1cの接触子のかみ込みの不揃いや不足は生じないという
効果を有する。
置４の出力軸5a,5bの回転力を１対の駆動リンク6a,6bを
介して断路器操作軸３に伝達しているので、断路器操作
軸３の回転時における軸のねじれはきわめて小さく、断
路器1a,1b,1cの入・切操作のばらつき、各断路器1a,1b,
1cの接触子のかみ込みの不揃いや不足は生じないという
効果を有する。
【図１】図１はこの発明に係る断路器操作機構の一実施
例の構成を示す正面図。
例の構成を示す正面図。
【図２】図２は同側面図。
【図３】図３は従来の断路器操作機構の構成を示す正面
図。
図。
1a,1b,1c 断路器 2a,2b,2c 絶縁リンク ３ 断路器操作軸 ４ 駆動装置 5a,5b 出力軸 6a,6b 駆動リンク ８ 軸受 10a,10b,10c 可動部
Claims (1)
- 【請求項１】 一列に配列された複数の断路器と、前記複数の 断路器の配列方向に平行に回転自在に支持さ
れた断路器操作軸と、 前記操作軸と前記各断路器の可動部とを連結する絶縁リ
ンクと、 前記複数の断路器の配列のほぼ中央部近傍に設けられ、
前記操作軸に平行な方向に配列され両端部にそれぞれ突
出した出力軸を有する駆動装置と、 前記出力軸の突出した２つの部分と前記操作軸上でその
中央部に対してほぼ対称な位置にある２箇所とをそれぞ
れ連結する１対の駆動リンクと、 を具備する断路器操作機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078815A JP2743605B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 断路器操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078815A JP2743605B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 断路器操作機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04315720A JPH04315720A (ja) | 1992-11-06 |
| JP2743605B2 true JP2743605B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13672341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3078815A Expired - Lifetime JP2743605B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 断路器操作機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743605B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6204778B2 (ja) * | 2013-10-01 | 2017-09-27 | 株式会社東芝 | 開閉器の操作機構 |
| JP6415794B1 (ja) | 2018-05-10 | 2018-10-31 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5771625A (en) * | 1980-10-24 | 1982-05-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Arresting method of mist and dust of low-melting compound in exhaust gas |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3078815A patent/JP2743605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04315720A (ja) | 1992-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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