JP2742389B2 - 冷凍式除湿装置 - Google Patents

冷凍式除湿装置

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JP2742389B2
JP2742389B2 JP6297382A JP29738294A JP2742389B2 JP 2742389 B2 JP2742389 B2 JP 2742389B2 JP 6297382 A JP6297382 A JP 6297382A JP 29738294 A JP29738294 A JP 29738294A JP 2742389 B2 JP2742389 B2 JP 2742389B2
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍式除湿装置に係り、
詳しくは空気等の被除湿流体を熱交換によって除湿する
ようにした除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍式除湿装置は圧縮機,凝縮
器等からなる冷凍回路を備えており、この冷凍回路によ
り冷媒を冷却するとともに、その冷媒と高温湿り空気と
の間で熱交換を行って高温湿り空気を除湿するようにな
っている。
【0003】図7に示すように、冷凍式除湿装置71は
予冷・再熱室72,冷却室73及び冷却室73を冷却す
る冷凍回路Rとから構成され、それらはカバー74によ
り囲まれている。
【0004】前記冷凍回路Rには冷凍回路R内の冷媒ガ
スを圧縮するコンプレッサ75が組付けられ、コンプレ
ッサ75の下流側にはコンデンサ76が接続されてい
る。コンデンサ76の近傍には、ファン駆動モータ77
に連結されたファン78が設置されている。そして、フ
ァン駆動モータ77によりファン78が作動すると、フ
ァン78はカバー74内の空気をコンデンサ76に送風
し、コンプレッサ75からコンデンサ76へ送り込まれ
た圧縮冷媒ガスを冷却する。
【0005】コンデンサ76の下流側には減圧作用をな
すキャピラリチューブ79が組付けられ、キャピラリチ
ューブ79は同チューブ79を通過する液冷媒を減圧す
るようになっている。キャピラリチューブ79の下流側
には冷凍通路80が接続されており、同冷凍通路80は
前記冷却室73内で蛇行するように形成されている。そ
して、冷凍通路80内を通過する冷媒は冷却室73内を
冷却することにより蒸発し、冷媒ガスとなって冷凍通路
80の下流側に接続された前記コンプレッサ75に送り
出される。
【0006】一方、冷却室73内には冷却通路81が形
成され、冷却通路81には予冷・再熱室72内を蛇行す
るように形成された予冷管82を介してエア供給管83
が接続されている。このエア供給管83には高温湿り空
気を送り出すためのエアコンプレッサ84が接続されて
いる。又、冷却通路81には接続通路85を介して再熱
管86が接続され、再熱管86は前記予冷管82に接す
るように蛇行して形成されている。この再熱管86の下
流側にはエア取出管87が接続されている。
【0007】そして、エアコンプレッサ84が作動する
と、高温湿り空気がエア供給管83及び予冷管82を介
して冷却室73内の冷却通路81に送り出される。高温
湿り空気は冷却通路81を通過する際に、冷凍通路80
内を通過する冷媒との間で熱交換がなされる。その結
果、高温湿り空気は冷却と除湿とが行われて除湿空気と
なり、接続通路85,再熱管86及びエア取出管87を
介してエアシリンダ等の外部機器に送り出される。
【0008】又、冷却室73内で高温湿り空気から分離
された水は、冷却室73に設けられたドレン出口88か
ら排出される。このドレン出口88はドレン排出器89
及びドレン排出管90に連通しており、ドレン出口88
から排出された水はドレン排出器89及びドレン排出管
90を介して図9に示す排水溝91に排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷凍式除湿装置71ではドレン排出器89から排出され
る水を装置外部へ排出するためにドレン排出管90及び
排水溝91を設けなければならなっかった。そのため、
ドレン排出管90を配管するための作業や排水溝91を
設置するための作業が必要になり、その作業に手間がか
かるという問題点があった。
【0010】又、上記のように排水溝91を設置できな
い場所では、図8に示すように、ドレン排出管90を貯
水容器92に接続し、ドレン排出器89から排出される
水を溜めておくことも考えられる。この場合、貯水容器
92に溜まった水を定期的に捨てるか、又は貯水容器9
2ごと交換しなければならないため、貯水容器92の運
搬及び貯水容器92とドレン排出管90との接続といっ
た面倒な作業が必要であった。
【0011】更に、従来の冷凍式除湿装置71では、冷
却室73及び冷凍通路80の上流側と下流側の冷凍回路
Rが冷媒により冷却されるため、それらの外側の空気中
の水分が冷却室73の外側面及び冷凍通路80の上流側
と下流側の冷凍回路Rの外側面に結露する。そして、そ
の結露した水分が水滴となってカバー74の内側下面に
滴下し、カバー74内が汚れる原因となる。そのため、
従来は、冷却室73の外側面及び冷凍通路80の上流側
と下流側の冷凍回路Rを断熱材で覆い、冷却室73及び
冷凍通路80の上流側と下流側の冷凍回路Rが周囲の空
気との間で熱交換しないようにしていた。しかし、この
場合には冷却室73及び冷凍通路80の上流側と下流側
の冷凍回路Rをすべて断熱材で覆うという面倒な作業を
しなければならなかった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、冷凍回路及び冷却室
を断熱材で覆わなくとも、内部が水滴によって汚れるの
を容易に防止することができる冷凍式除湿装置を提供す
ることにある。
【0013】又、本発明の第2の目的は、高温湿り空気
から分離した水を手間をかけることなく処理することが
でき、又、冷凍回路及び冷却室を断熱材で覆わなくと
も、内部が水滴によって汚れるのを容易に防止すること
ができる冷凍式除湿装置を提供することにある。
【0014】更に、本発明の第3の目的は、上記第1又
は第2の目的のうち1つを達成すると共に凝縮器を小型
化することができる冷凍式除湿装置を提供することにあ
る。更に又、本発明の第4の目的は、上記各目的のうち
少なくとも1つを達成すると共に水を処理する効率を上
げることができる冷凍式除湿装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明では、冷媒を冷却する冷凍回路
中に熱交換器を設け、前記熱交換器により室内が冷却さ
れる冷却室に被除湿流体を供給し、前記冷却室内にて被
除湿流体を冷却して除湿する冷凍式除湿装置において、
冷却室の外側面及び熱交換器の上流側と下流側の冷凍回
路の外側面に付着する水分を溜める貯水手段と、前記貯
水手段に溜められた水を蒸発させる蒸発手段とを備え
た。
【0016】請求項2記載の発明では、冷媒を冷却する
冷凍回路中に熱交換器を設け、前記熱交換器により室内
が冷却される冷却室に被除湿流体を供給し、前記冷却室
内にて被除湿流体を冷却して除湿するとともに、その除
湿により被除湿流体から分離された水を排出する冷凍式
除湿装置において、被除湿流体から分離した水を溜める
とともに、冷却室の外側面及び熱交換器の上流側と下流
側の冷凍回路の外側面に付着する水分を溜める貯水手段
と、前記貯水手段に溜められた水を蒸発させる蒸発手段
とを備えた。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1又は請
求項2のいずれかに記載の冷凍式除湿装置において、冷
凍回路中の冷媒ガスを圧縮する圧縮機と圧縮冷媒ガスを
冷却して液冷媒に凝縮する凝縮器との間の冷凍回路が貯
水手段により溜められた水に接触するように冷凍回路を
設けた。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項1又は請
求項2のいずれかに記載の冷凍式除湿装置において、冷
凍回路中の圧縮冷媒ガスを冷却して液冷媒にする凝縮器
が貯水手段によって溜められた水に接触するように冷凍
回路を設けた。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項1又は請
求項2のいずれかに記載の冷凍式除湿装置において、蒸
発手段を、前記貯水手段に貯められた水を毛細管現象で
吸い上げる構造を有し、かつその吸い上げた水に冷凍回
路の高温冷媒ガスが流通する位置が接触するように冷凍
回路を設けることにより構成した。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項5に記載
の冷凍式除湿装置において、冷凍回路の周囲から放射状
に突出する多数の金属片を設け、これら各金属片のうち
少なくとも一部に、隣接する金属片間にて毛細管現象が
発生するように金属片同士の間隔を小さく形成した。
【0021】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、冷媒は
冷凍回路内を循環することにより冷却され、冷凍回路中
に設けられた熱交換器により冷却室内が冷却される。こ
の冷却室内に被除湿流体を供給すると、被除湿流体は冷
却されて除湿される。又、冷却室の外側面及び熱交換器
の上流側と下流側の冷凍回路の外側面にはその周囲の空
気と触れることにより水滴が付着し、その水滴は貯水手
段に溜められる。そして、貯水手段に溜めれた水は蒸発
手段により蒸発される。従って、冷凍式除湿装置の内部
が、冷却室及び熱交換器の上流側と下流側の冷凍回路か
ら滴下した水によって汚れるのを容易に防止することが
できる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、冷媒は冷凍
回路内を循環することにより冷却され、冷凍回路中に設
けられた熱交換器により冷却室内が冷却される。冷却室
内に被除湿流体を供給すると被除湿流体は冷却されて除
湿され、その除湿により被除湿流体から分離された水は
貯水手段に溜められる。又、冷却室の外側面及び熱交換
器の上流側と下流側の冷凍回路の外側面にはその周囲の
空気と触れることにより水滴が付着し、その水滴は貯水
手段に溜められる。そして、貯水手段に溜められた水は
蒸発手段により蒸発される。
【0023】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2のいずれかに記載の発明の作用に加え、貯水
手段により溜められた水は圧縮機と凝縮器との間の冷凍
回路が接触する。又、圧縮機と凝縮器との間の冷凍回路
には圧縮機により圧縮された高温の圧縮冷媒ガスが流通
している。そのため、圧縮機と凝縮器との間の冷凍回路
とその冷凍回路に接触する水との間で熱交換が行われ、
貯水手段により溜められた水が蒸発するとともに圧縮冷
媒ガスが冷却される。従って、凝縮器の上流側で高温の
圧縮冷媒ガスが予冷されることとなるので、凝縮器を小
型化しても圧縮冷媒ガスを十分に凝縮させることが可能
となる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2のいずれかに記載の発明の作用に加え、貯水
手段により溜められた水には凝縮器が接触し、その凝縮
器には圧縮機により圧縮された高温の圧縮冷媒ガスが送
り込まれる。そのため、凝縮器とその凝縮器に接触する
水との間で熱交換が行われ、貯水手段により溜められた
水が蒸発するとともに圧縮冷媒ガスが冷却される。従っ
て、凝縮器を小型化しても圧縮冷媒ガスを十分に凝縮さ
せることが可能となる。
【0025】請求項5記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2のいずれかに記載の発明の作用に加え、蒸発
手段により、貯水手段に貯められた水が毛細管現象で吸
い上げられて、その吸い上げられた水が冷凍回路の高温
冷媒ガスが流通する位置に接触する。従って、貯水手段
に貯められた水が少なくても毛細管現象によって水を吸
い上げてその水を蒸発させることが可能となる。
【0026】請求項6記載の発明によれば、請求項5に
記載の発明の作用に加え、放射状に突出する多数の金属
片のうち、隣接する金属片同士の間隔が小さい部分にて
毛細管現象が発生し、貯水手段に貯められた水が吸い上
げられる。又、多数の金属片により伝熱面積が大幅に拡
大されるため、冷凍回路内を流通する高温の冷媒ガスの
熱を水に伝える伝熱効率が高まり、その結果、貯水手段
に貯められた水を効率良く蒸発させることが可能とな
る。
【0027】
【実施例】(第1実施例) 以下、本発明を具体化した第1実施例を図1,図2及び
図3に従って説明する。
【0028】図1に示すように、冷凍式除湿装置1は予
冷・再熱室2,冷却室3及び冷凍回路Rとから構成さ
れ、それらはカバー4により囲まれている。まず、冷却
室3を冷却する冷凍回路Rの構成について説明すると、
圧縮機としてのコンプレッサ5にはコンプレッサ駆動モ
ータ6が連結されており、コンプレッサ駆動モータ6は
図示しない電源に接続されている。そして、コンプレッ
サ駆動モータ6の駆動によりコンプレッサ5が作動し、
冷媒ガスの圧縮を行うようになっている。
【0029】コンプレッサ5の上流側にはアキュムレー
タ8が組付けられている。アキュムレータ8は液冷媒を
一旦保持するものであり、液冷媒を前記コンプレッサ5
に供給しないようにし、冷媒ガスをのみを供給するよう
になっている。
【0030】コンプレッサ5の下流側には凝縮器として
のコンデンサ9が接続され、コンデンサ9の近傍には同
コンデンサ9への送風を行うファン10が設置されてい
る。ファン10にはファン駆動モータ11が連結されて
おり、ファン駆動モータ11は図示しない電源に接続さ
れている。そして、ファン駆動モータ11によりファン
10が作動すると、ファン10は冷凍式除湿装置1の周
囲の外気をコンデンサ9に送風し、コンプレッサ5から
コンデンサ9に送り込まれた圧縮冷媒ガスを冷却するよ
うになっている。
【0031】コンデンサ9の下流側にはフィルタドライ
ヤ12が組付けられている。このフィルタドライヤ12
にはフィルタと乾燥剤とが内蔵されており、流路内の塵
埃,水分等を除去するようになっている。
【0032】フィルタドライヤ12の下流側には、減圧
作用をなすキャピラリチューブ13が組付けられ、キャ
ピラリチューブ13は同チューブ13を通過する液冷媒
を減圧するようになっている。
【0033】キャピラリチューブ13の下流側には熱交
換器としての冷凍通路14が接続されており、同冷凍通
路14は前記冷却室3内で蛇行するように形成されてい
る。前記冷凍通路14には多数のフィン14aが取り付
けられており、放熱効果が一層高められている。前記冷
凍通路14の下流側は前記アキュムレータ8に接続され
ている。
【0034】これらのアキュムレータ8,コンプレッサ
5,コンデンサ9,フィルタドライヤ12,キャピラリ
チューブ13及び冷凍通路14によって、冷凍回路Rの
主流路R1が形成されている。
【0035】前記主流路R1にはコンデンサ9,フィル
タドライヤ12及びキャピラリチューブ13に対して並
列関係を有する迂回流路R2が接続されている。この迂
回流路R2には容量調整弁15が設けられており、この
容量調整弁15により迂回流路R2の連通遮断が行われ
るようになっている。尚、容量調整弁15はその下流側
の圧力変動により迂回通路R2の連通遮断を行って、下
流側の圧力、即ち、冷凍通路14内の圧力を常時ある一
定以上に保持するものである。
【0036】一方、カバー4にはそのカバー4の内部と
外部を連通する複数の空気流通孔4aが形成されてい
る。カバー4の内側下面には、断面コの字状の貯水手段
としての貯水容器24が設けられ、貯水容器24はその
開口面積が冷却室3の下面の面積よりも大きくなるよう
に形成されている。そして、貯水容器24の底部には、
冷凍回路Rのコンプレッサ5とコンデンサ9との間の部
分が貯水容器24の底面に対して略平行となるように配
置されている。尚、冷凍回路Rにおいて、貯水容器24
の底面に対して略平行となる部分を以下「帯熱部T」と
いう。
【0037】冷凍回路Rの帯熱部Tの外周には、帯熱部
Tの外周に放射状に延びる多数の金属片25が設けられ
ている。そして、図1に示すように、これら各金属片2
5のうち、帯熱部Tの直下に配置された金属片25の先
端が貯水容器24の底部に接触している。
【0038】ここで、この帯熱部Tに設けられた金属片
25について図2及び図3に基づいて詳述すると、帯状
に形成されたアルミニウムをその長手方向中央付近で折
り曲げて基部26が形成されている。又、その基部26
から延びる一対の板状部が近接するように内側に折り曲
げられると共に、板状部が基部26の延びる方向と直交
する方向へ切り込まれるにより、多数の金属片25が形
成されている。従って、対向する金属片25同士はその
間隔が小さくなっているため、毛細管現象により水を吸
い上げることが可能である。そして、図3(b)に示す
ように基部26を帯熱部Tに螺旋状に巻回すことによ
り、図2に示すように金属片25が帯熱部Tから放射状
に延びる。又、隣合う基部26に形成された金属片25
同士の間隔は基部26の幅に依存しており、隣合う基部
26に形成された金属片25同士の間隔は同じ基部26
に形成された金属片25同士の間隔よりも大きくなって
いる。
【0039】次に、エアコンプレッサ16から被除湿流
体としての高温湿り空気を供給し、冷却室3内にて除湿
空気にした後、再び外部へ送り出す被除湿流体回路Sの
構成について説明する。
【0040】エアコンプレッサ16にはエア供給管17
が接続されており、同エア供給管17は前記予冷・再熱
室2内において予冷管18に接続されている。この予冷
管18は蛇行して形成され、その下流側には前記冷却室
3内の冷却通路19が接続されている。そして、冷却通
路19を通過する高温湿り空気と前記冷凍通路14とが
接触することにより熱交換が行われるようになってい
る。前記冷却室3にはドレン排出器20が設けられ、ド
レン排出器20は冷却室3内の水分をドレン排出管20
aを介して貯水容器24に排出するようになっている。
【0041】前記冷却通路19の下流側には、接続通路
21を介して再熱管22が接続されている。再熱管22
は前記予冷管18に接するように蛇行して形成され、再
熱管22の下流側には予冷・再熱室2の外部に設けられ
たエア取出管23が接続されている。
【0042】これらのエア供給管17,予冷管18,冷
却通路19,接続通路21,再熱管22及びエア取出管
23により被除湿流体回路Sが形成されている。次に、
上記のように構成された冷凍式除湿装置1の作用を説明
する。
【0043】エアコンプレッサ16が駆動され、エア供
給管17より高温湿り空気が供給されると、予冷管1
8,冷却通路19,接続通路21,再熱管22及びエア
取出管23を介してエアシリンダ等の外部機器に空気が
供給される。
【0044】ここで、コンプレッサ駆動モータ6が駆動
開始すると、コンプレッサ5が作動して冷媒が冷凍回路
Rを循環する。即ち、低圧冷媒ガスがコンプレッサ5に
より圧縮されて高温(約60℃)の圧縮冷媒ガスになり
コンデンサ9に送り出される。この時、ファン10がカ
バー4内の空気をコンデンサ9へ送風することにより、
コンデンサ9を通過する圧縮冷媒ガスが冷却されて圧縮
液冷媒となる。そして、圧縮液冷媒はフィルタドライヤ
12にて塵埃や水分が除去された後、キャピラリチュー
ブ13にて減圧されて低圧冷媒になる。低圧冷媒は冷凍
通路14を通過する際に、冷却室3内の冷却通路19を
通過する高温湿り空気との間で熱交換がなされ、その結
果、冷凍通路14内の冷媒は低圧冷媒ガスとなってアキ
ュムレータ8に供給される。
【0045】一方、高温湿り空気は熱交換によって冷却
と除湿とが行われて除湿空気となり、接続通路21を介
して再熱管22へ送られる。この再熱管22は予冷管1
8と接しているため、この箇所において熱交換が行われ
る。即ち、再熱管22内の除湿空気と予冷管18内の高
温湿り空気との間で熱交換が行われ、高温湿り空気が予
冷されるとともに除湿空気が再加熱される。
【0046】冷却室3内で高温湿り空気から分離された
水はドレン排出器20及びドレン排出管20aを介して
貯水容器24に排出される。又、冷却室3及び冷凍通路
14の上流側と下流側の冷凍回路Rは冷媒により冷却さ
れるため、それらの外側の空気と触れることにより冷却
室3の外側面及び冷凍通路14の上流側と下流側の冷凍
回路Rの外側面には空気中の水分が結露する。そして、
その結露した水分が集まって水滴になると、その水滴は
貯水容器24に滴下する。
【0047】貯水容器24に溜まった水は金属片25に
接触し、この金属片25の毛細管現象により水が吸い上
げられて冷凍回路Rの帯熱部Tに接触する。冷凍回路R
の帯熱部T内は高温の圧縮冷媒ガスが流通しているた
め、この高温の圧縮冷媒ガスと金属片25間により吸い
上げられた水との間で熱交換が行われる。従って、水が
蒸発して複数の空気流通孔4aを介して装置外部に放出
されるとともに、帯熱部T内の圧縮冷媒ガスはある程度
冷却される。金属片25はアルミニウムにより構成され
ているため伝熱効率が高く、帯熱部T内の高温の圧縮冷
媒ガスの温度を吸い上げられた水に効率良く伝えて水を
即座に蒸発させることができる。
【0048】又、帯熱部Tにおいてある程度冷却された
圧縮冷媒ガスがコンデンサ9へ送り出され、更にこの圧
縮冷媒ガスがファン10により冷却されるため、冷却効
率が向上する。そのため、コンデンサ9及びファン10
を小型化しても従来の冷凍式除湿装置の場合と同等の冷
却効率を得ることが可能となる。更に、ファン10の作
動によってコンデンサ9への送風が行われるため、カバ
ー4内の空気が攪拌されて貯水容器24から蒸発した水
分が効率よく空気流通孔4aを介して装置外部に放出さ
れる。
【0049】以上詳述したように本実施例によれば、被
除湿流体から分離した水を貯水容器24に溜め、その水
を冷凍回路Rの帯熱部Tにより蒸発させるようにした。
そのため、従来のように排水溝を設けたり貯水容器に溜
まった水を定期的に捨てたりしなくてもよくなり、被除
湿流体から分離した水を自動的に蒸発処理することがで
きる。
【0050】又、冷却室3の外側面及び冷凍通路14の
上流側と下流側の冷凍回路Rの外側面に付着した水滴は
貯水容器24に滴下し、貯水容器24に溜まった水は帯
熱部Tにより蒸発されて冷凍式除湿装置1の装置外部に
放出される。そのため、カバー4内が、冷却室3及び冷
凍通路14の上流側と下流側の冷凍回路Rの外面から滴
下した水滴により汚れたり、冷凍式除湿装置1から水が
外部へ漏れるのを防止することができる。
【0051】その結果、従来は冷凍回路R及び冷却室3
を断熱材で覆う作業が必要であったが、本実施例によれ
ば、冷凍回路R及び冷却室3を断熱材で覆う作業が不要
となる効果がある。
【0052】又、本実施例では、冷凍回路Rの帯熱部T
で貯水容器24に溜まった水を蒸発させたため、帯熱部
T内を通過する圧縮冷媒ガスがある程度冷却されてコン
デンサ9に送り出される。そのため、従来のようにコン
デンサ9のみで圧縮冷媒ガスを冷却していたものに比
べ、コンデンサ9での圧縮冷媒ガスの冷却効率が向上
し、コンデンサ9及びファン10を従来より小型化して
も従来と同等の冷却効率を得ることができる。
【0053】更に、本実施例では、ファン10の作動に
よってコンデンサ9への送風が行われるためにカバー4
内の空気が攪拌がされる。その結果、貯水容器24から
蒸発した水を効率よく空気流通孔4aを介して装置外部
に放出することができる。
【0054】更に又、本実施例では冷凍回路Rの帯熱部
Tの外周に放射状に金属片25を設け、その金属片25
を貯水容器24の底面に接触させた。そのため、貯水容
器24に少ししか水が溜まっていなくても、その水は毛
細管現象により金属片25間を吸い上げられて帯熱部T
に接触する。従って、貯水容器24に少ししか水が溜ま
っていない場合も、その水を蒸発させることができる。
しかも、金属片25はアルミニウムにより構成されてい
るため伝熱効率が高く、帯熱部T内の高温の圧縮冷媒ガ
スの温度を吸い上げられた水に効率良く伝えて水を即座
に蒸発させることができる。又、多数の金属片25は伝
熱面を大幅に拡大しているため、圧縮冷媒ガスの熱量を
吸い上げられた水に効率良く伝えることができる。
【0055】(第2実施例) 次に、本発明を具体化した第2実施例を図4に従って説
明する。尚、第1実施例と同一部分については同一番号
を付して詳細な説明を省略する。
【0056】図4に示すように、貯水容器24の開口部
には、紙面右側から左側に向かって下るように傾斜する
蓋体30が設けられ、蓋体30にはドレン排出管20a
が貫通している。又、蓋体30には冷凍回路Rの帯熱部
Tに対して上流側及び下流側の冷凍回路Rが貫通してい
る。蓋体30の右側部のファン10に対応する位置には
空気取入孔31が形成され、蓋体30の左側部には空気
排出孔32が形成されている。そして、空気排出孔32
に近接した位置には第2のファン33が設置され、第2
のファン33は第2のファン駆動モータ34に連結され
ている。又、蓋体30には複数の貫通孔35が設けられ
ている。そして、冷却室3及び冷凍通路14の上流側と
下流側の冷凍回路Rから蓋体30の上に滴下した水滴は
蓋体30の上面に沿って図4の紙面左方へ流れ、各貫通
孔35から貯水容器24に滴下するようになっている。
【0057】このように構成された冷凍式除湿装置1で
は、ファン駆動モータ11によりファン10を作動させ
ると、図4の矢印A方向に空気が流れ、その空気により
コンデンサ9が冷却される。この時、第2のファン駆動
モータ34により第2のファン33を作動させると、図
4の矢印B方向に空気が流れ、貯水容器24と蓋体30
との間の空気が空気排出孔32から排出される。その結
果、貯水容器24と蓋体30との間には負圧が発生し、
その負圧によりコンデンサ9で加熱された空気が空気取
入孔31を介して貯水容器24と蓋体30との間に吸い
込まれる。そして、その空気は貯水容器24と蓋体30
との間を通過する際に貯水容器24に溜まった水を加熱
し、空気排出孔32から排出される。
【0058】以上のように、本実施例では、コンデンサ
9で加熱された空気を貯水容器24と蓋体30との間に
流通させ、その空気で貯水容器24に溜まった水を加熱
した。従って、本実施例は第1実施例の効果に加え、貯
水容器24に溜まった水を更に効率良く蒸発させること
ができる。
【0059】(第3実施例) 次に、本発明を具体化した第3実施例を図5に従って説
明する。尚、第1実施例と同一部分については同一番号
を付して詳細な説明を省略する。
【0060】図5に示すように、貯水容器24の底部に
はコンデンサ9が貯水容器24の底面に対して平行とな
るように配置されている。そして、貯水容器24に水が
溜まると、その水がコンデンサ9に接触して蒸発すると
ともに、コンデンサ9と貯水容器24に溜まった水との
接触によりコンデンサ9内の圧縮冷媒ガスが冷却され
る。即ち、本実施例では第1実施例の帯熱部Tに代え、
コンデンサ9自体を蒸発手段として使用している。
【0061】この場合、第1実施例の効果に加え、コン
デンサ9は貯水容器24に溜まった水とファン10から
の送風との両方により冷却される。そのため、コンデン
サ9での圧縮冷媒ガスの冷却効率が向上し、コンデンサ
9及びファン10を小型化することができる。
【0062】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば以下のように変更して具体化すること
もできる。 (1)第1及び第2実施例において、金属片25の配列
方向を図6(a)に示すように変更しても同等の効果が
得られる。又、第1及び第2実施例において、金属片2
5の間隔を全て狭く形成しても良く、この場合、毛細管
現象による水の吸い上げ効率が一層向上する。
【0063】(2)第1及び第2実施例では、帯熱部T
の外周に放射状に延びる金属片25を設けたが、これに
代えて図6(b)に示すように、スポンジ等の多孔質体
27を帯熱部Tの外周に設け、多孔質体27を貯水容器
24の底部に接触させてもよい。この構成でも、毛細管
現象により貯水容器24に貯まった水を吸い上げること
が可能となるが、伝熱効率は金属片25を用いた場合に
比べ低くなる。
【0064】(3)第1及び第2実施例において、帯熱
部Tに金属片25又は多孔質体27を省略し、冷凍回路
Rの帯熱部Tを直接貯水容器24の底部に接触させても
よい。
【0065】(4)上記各実施例では、冷凍回路Rを貯
水容器24に溜まった水に接触させてその水を蒸発させ
たが本発明はこれに限定されない。即ち、例えば貯水容
器24内にニクロム線を備えたヒータを設け、そのヒー
タにより貯水容器24に溜まった水を加熱して蒸発させ
る等のように、冷凍回路Rを利用せずに貯水容器24に
溜まった水を蒸発させてもよい。
【0066】(5)上記各実施例において、高温湿り空
気から分離した水を貯水容器24に溜めるのではなく、
従来のように冷凍式除湿装置1の外部に排出するように
してもよい。この場合でも冷却室3の外側面及び冷凍通
路14の上流側と下流側の冷凍回路Rの外側面から滴下
する水は自動的に蒸発するので、冷凍式除湿装置1の内
部が汚れるのを防止することができる。
【0067】(6)上記各実施例では、冷凍通路14を
冷却室3内に設けたが、冷凍通路14を冷却室3の外側
面に接触するように配置し、冷却室3の壁面を介して冷
却室内を冷却してもよい。
【0068】(7)第1及び第2実施例において、帯熱
部Tを貯水容器24の底面に対して平行となった状態で
貯水容器24内を蛇行するように形成してもよい。この
場合、帯熱部Tと貯水容器24に溜まった水との接触面
積が大きくなり、更に効率良く貯水容器24に溜まった
水を蒸発させることがきる。
【0069】(8)第3実施例において、コンプレッサ
5とコンデンサ9との間の冷凍回路Rに第1及び第2実
施例のような帯熱部Tを設けてもよい。この場合、コン
デンサ9での圧縮冷媒ガスの冷却効率が更に向上し、コ
ンデンサ9及びファン10を更に小型化することができ
る。
【0070】(9)第3実施例において、コンデンサ9
の外周に図6(b)に示す多孔質体27や図2,図6
(a)に示す多数の金属片25を設けてもよい。この場
合、コンデンサ9での圧縮冷媒ガスの冷却効率が更に向
上し、コンデンサ9及びファン10を更に小型化するこ
とができる。
【0071】次に、以上の実施例から把握することがで
きる請求項以外の技術的思想をその効果とともに以下に
記載する。 (1)請求項1から6のいずれかに記載の冷凍式除湿装
置において、貯水手段は冷却室の下面より開口面積が大
きい開口部が形成された貯水容器であって、その貯水容
器の開口部が冷却室の下面と対向するように貯水容器を
冷却室の下方に設けた冷凍式除湿装置。
【0072】この場合、冷却室の外側面に付着した水滴
が貯水容器内に滴下するため、冷却室の外側面に付着し
た水滴を容易に貯水容器に溜めることができる。 (2)請求項4記載の冷凍式除湿装置において、凝縮器
の近傍にその凝縮器に送風を行う送風機を設けた冷凍式
除湿装置。
【0073】この場合、凝縮器での圧縮冷媒ガスの冷却
効率が向上し、凝縮器を小型化することができる。尚、
本明細書において、被除湿流体とは空気のみならず、ヘ
リウムガス等のその他の気体を含むものとする。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、冷凍回路及び冷却室を断熱材で覆わなくと
も、内部が水滴によって汚れるのを防止することができ
る。
【0075】請求項2記載の発明によれば、高温湿り空
気から分離した水を手間をかけることなく処理すること
ができ、又、冷凍回路及び冷却室を断熱材で覆わなくと
も、内部が水滴によって汚れるのを容易に防止すること
ができる。しかも、高温湿り空気から分離した水と、冷
凍回路及び冷却室に付着する水とを同時に処理できる。
【0076】請求項3及び請求項4記載の発明によれ
ば、上記請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加
え、凝縮器を小型化することができる。請求項5記載の
発明によれば、上記請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加え、貯水手段に貯められた水が少なくても毛
細管現象によって水を吸い上げてその水を蒸発させるこ
とができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、請求項5に
記載の発明の効果に加え、貯水手段に貯められた水を効
率良く蒸発させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の冷凍式除湿装置を示す構成図
【図2】帯熱部及び金属片を示す切欠斜視図
【図3】(a)は金属片及び基部を示す切欠斜視図、
(b)は帯熱部に金属片を取付ける作業を示す斜視図
【図4】第2実施例の冷凍式除湿装置を示す構成図
【図5】第3実施例の冷凍式除湿装置を示す構成図
【図6】(a)は金属片の別例を示す切欠斜視図、
(b)は多孔質体を示す切欠斜視図
【図7】従来の冷凍式除湿装置を示す構成図
【図8】従来の冷凍式除湿装置及びその排水構造を示す
斜視図
【図9】従来の冷凍式除湿装置及びその排水構造を示す
斜視図
【符号の説明】 3…冷却室、5…圧縮機としてのコンプレッサ、9…凝
縮器及び蒸発手段としてのコンデンサ、14…熱交換器
としての冷凍通路、24…貯水手段としての貯水容器、
R…冷凍回路、T…蒸発手段及び圧縮機と凝縮器との間
の冷凍回路としての帯熱部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を冷却する冷凍回路(R)中に熱交
    換器(14)を設け、前記熱交換器(14)により室内
    が冷却される冷却室(3)に被除湿流体を供給し、前記
    冷却室(3)内にて被除湿流体を冷却して除湿する冷凍
    式除湿装置において、 冷却室(3)の外側面及び熱交換器(14)の上流側と
    下流側の冷凍回路(R)の外側面に付着する水分を溜め
    る貯水手段(24)と、前記貯水手段(24)に溜めら
    れた水を蒸発させる蒸発手段(T,9)とを備えた冷凍
    式除湿装置。
  2. 【請求項2】 冷媒を冷却する冷凍回路(R)中に熱交
    換器(14)を設け、前記熱交換器(14)により室内
    が冷却される冷却室(3)に被除湿流体を供給し、前記
    冷却室(3)内にて被除湿流体を冷却して除湿するとと
    もに、その除湿により被除湿流体から分離された水を排
    出する冷凍式除湿装置において、 被除湿流体から分離した水を溜めるとともに、冷却室
    (3)の外側面及び熱交換器(14)の上流側と下流側
    の冷凍回路(R)の外側面に付着する水分を溜める貯水
    手段(24)と、前記貯水手段(24)に溜められた水
    を蒸発させる蒸発手段(T,9)とを備えた冷凍式除湿
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の冷凍式除湿装置において、 冷凍回路(R)中の冷媒ガスを圧縮する圧縮機(5)と
    圧縮冷媒ガスを冷却して液冷媒にする凝縮器(9)との
    間の冷凍回路(T)が貯水手段(24)によって溜めら
    れた水に接触するように冷凍回路(R)を設けた冷凍式
    除湿装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の冷凍式除湿装置において、 冷凍回路(R)中の圧縮冷媒ガスを冷却して液冷媒にす
    る凝縮器(9)が貯水手段(24)によって溜められた
    水に接触するように冷凍回路(R)を設けた冷凍式除湿
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の冷凍式除湿装置に おいて、 蒸発手段(T,9)を、前記貯水手段(24)に貯めら
    れた水を毛細管現象で吸い上げる構造を有し、かつその
    吸い上げた水に冷凍回路(R)の高温冷媒ガスが流通す
    る位置が接触するように冷凍回路(R)を設けることに
    より構成した冷凍式除湿装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の冷凍式除湿装置におい
    て、 冷凍回路(R)の周囲から放射状に突出する多数の金属
    片(25)を設け、これら各金属片(25)のうち少な
    くとも一部に、隣接する金属片(25)間にて毛細管現
    象が発生するように金属片(25)同士の間隔を小さく
    形成した冷凍式除湿装置。
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