JP2742160B2 - 無線プリンタバッファ装置 - Google Patents

無線プリンタバッファ装置

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JP2742160B2 JP23274691A JP23274691A JP2742160B2 JP 2742160 B2 JP2742160 B2 JP 2742160B2 JP 23274691 A JP23274691 A JP 23274691A JP 23274691 A JP23274691 A JP 23274691A JP 2742160 B2 JP2742160 B2 JP 2742160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のパソコン及び
複数台のプリンタで構成されるシステムにおいて、無線
によってデータ変換を行うための無線プリンタバッファ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地に設けられたパソコンとプ
リンタ間を無線で接続したシステムにおいては、無線プ
リンタバッファ装置が設けられていて、該無線プリンタ
バッファ装置を介してパソコンからの印字データをプリ
ンタによって印字することができるようになっている。
【0003】図2は1台のパソコンと1台のプリンタで
構成したシステム図である。図において、10はパソコ
ン、11は該パソコン10に接続されたパソコン側無線
プリンタバッファ装置(PCWS)、12は該パソコン
側無線プリンタバッファ装置11のアンテナ、13はプ
リンタ、14は該プリンタ13に接続されたプリンタ側
無線プリンタバッファ装置、15は該プリンタ側無線プ
リンタバッファ装置14のアンテナである。
【0004】この場合、パソコン10の印字データはパ
ソコン側無線プリンタバッファ装置11から無線でプリ
ンタ側無線プリンタバッファ装置14に送信され、該プ
リンタ側無線プリンタバッファ装置14に接続されたプ
リンタ13によって印字される。ところが、1台のパソ
コン10に1台のプリンタ13を接続しただけの場合、
例えばプリンタ13が使用中である場合には、印字デー
タの送信を行うことができない。
【0005】そこで、複数台のパソコンに複数台のプリ
ンタを接続し、あるプリンタが使用中であっても他のプ
リンタを使用して印字を行うことができるようにしたも
のが提供されている。そして、上記システムにおいて、
パソコンによってプリンタを選択して印字動作を行わせ
る場合、オペレータが設定器でプリンタを選択すると、
パソコン側無線プリンタバッファ装置及びプリンタ側無
線プリンタバッファ装置を介してデータ交換が行われ、
選択されたプリンタがパソコンから送信された印字デー
タによって印字動作を行うようになっている。
【0006】図3は複数台のパソコンと複数台のプリン
タで構成したシステム図である。図において、20a,
20b,…はパソコン、21a,21b,…は該パソコ
ン20a,20b,…に接続されたパソコン側無線プリ
ンタバッファ装置、22a,22b,…は該パソコン側
無線プリンタバッファ装置21a,21b,…のアンテ
ナ、23a,23b,…,23nは第1〜第nのプリン
タ、24a,24b,…,24nは該プリンタ23a,
23b,…,23nに接続された第1〜第nのプリンタ
側無線プリンタバッファ装置、25a,25b,…,2
5nは該プリンタ側無線プリンタバッファ装置24a,
24b,…,24nの第1〜第nのアンテナである。
【0007】上記パソコン側無線プリンタバッファ装置
21a,21b,…及び第1〜第nのプリンタ側無線プ
リンタバッファ装置24a,24b,…,24nは、パ
ソコン20a,20b,…と第1〜第nのプリンタ23
a,23b,…,23n間に置かれ、上記パソコン側無
線プリンタバッファ装置21a,21b,…は、パソコ
ン20a,20b,…からの印字データであるデジタル
信号を電波として送信する。これを第1〜第nのプリン
タ側無線プリンタバッファ装置24a,24b,…,2
4nが受信し、デジタル変換を行った後、印字データを
第1〜第nのプリンタ23a,23b,…,23nに出
力するようになっている。
【0008】次に、図4に基づいてパソコン側無線プリ
ンタバッファ装置21a及びプリンタ側無線プリンタバ
ッファ装置24aについて詳細に説明する。図4はパソ
コン側無線プリンタバッファ装置及びプリンタ側無線プ
リンタバッファ装置の詳細図である。説明の便宜上、パ
ソコン側無線プリンタバッファ装置21a及び第1のプ
リンタ側無線プリンタバッファ装置24aについてのみ
示してある。
【0009】図において、パソコン側無線プリンタバッ
ファ装置21aは、パソコン側制御部32、第1〜第n
のプリンタ23a,23b,…,23n(図3参照)の
台数を設定するための設定器(RTSW)33、第1〜
第nのプリンタ側無線プリンタバッファ装置24a,2
4b,…,24nの認識番号を指定するための設定器
(DIPSW)34、パソコン側インタフェース部(I
/F)35及びパソコン側無線部36を有している。
【0010】また、第1のプリンタ側無線プリンタバッ
ファ装置24aは、パソコン20a,20b,…の台数
を設定するための設定器37、パソコン20a,20
b,…の認識番号を指定するための設定器38、プリン
タ側制御部39、プリンタ側インタフェース部(I/
F)40及びプリンタ側無線部41を有している。上記
設定器34は、第1〜第nのプリンタ側無線プリンタバ
ッファ装置24a,24b,…,24nのそれぞれに固
有の第1〜第nの認識番号(プリンタID)を設定する
ことができるようになっている。また、上記設定器38
は、第1〜第nのパソコン側無線プリンタバッファ装置
21a,21b,…のそれぞれに固有の認識番号(パソ
コンID)を設定することができるようになっている。
【0011】上記構成のシステムにおいて、例えばパソ
コン20aによって第1〜第nのプリンタ23a,23
b,…,23nに対して印字動作を行わせるとき、オペ
レータはパソコン側無線プリンタバッファ装置21aに
内蔵されているそれぞれの認識番号を設定器34によっ
て設定し、印字したい第1〜第nのプリンタ23a,2
3b,…,23nを指定する。
【0012】そして、パソコン側無線プリンタバッファ
装置21aの電源がオンになると、パソコン側制御部3
2は設定器34のスイッチ情報を読み込み、例えば第1
のプリンタ23aが指定されていると、第1のプリンタ
側無線プリンタバッファ装置24aを接続すべきである
と認識する。続いて、パソコン側無線プリンタバッファ
装置21aは、パソコン20aから印字データが送られ
て来ると、パソコン側無線部36を介して上記第1のプ
リンタ側無線プリンタバッファ装置24aに対して印字
データを送出する。
【0013】上記第1のプリンタ側無線プリンタバッフ
ァ装置24aは、プリンタ側無線部41を介して印字デ
ータを受信すると、それをプリンタ側インタフェース部
40を介して第1のプリンタ23aに送り、第1のプリ
ンタ23aは受信した印字データに基づいて印字を行
う。この場合、指定された第1のプリンタ23aが、他
のパソコン21b,…によって使用中であったり、電源
オフ、用紙切れ等の何らかの理由で印字不可能な状態に
あったりすると、オペレータはその原因を調査し、第1
のプリンタ23aを復旧させるか、再び設定器34によ
って設定し直して、第2〜第nのプリンタ23b,…,
23nのいずれかを指定して印字データを送出する。そ
して、オペレータは、いずれかのプリンタが正常印字す
るまで上記動作を繰り返す。
【0014】ここで、第1のプリンタ側無線プリンタバ
ッファ装置24aと第2〜第nのプリンタ側無線プリン
タバッファ装置24b,…,24nは、認識番号が異な
るのみで機能は同一である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線プリンタバッファ装置においては、例えば、相
手のプリンタ23aが他のパソコン21b,…によって
使用されていて、印字不可能な状態にあると、再び設定
器34によって設定し直して、他のプリンタ23b,
…,23nを指定しなければならず、操作が煩雑となっ
たり、設定を誤ったりすることがある。
【0016】本発明は、上記従来の無線プリンタバッフ
ァ装置の問題点を解決して、プリンタが印字不可能な状
態にあるときに、同じグループに属する他のプリンタを
選択することができ、操作が煩雑でなく、設定の誤りを
なくすことができる無線プリンタバッファ装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の無
線プリンタバッファ装置においては、少なくとも一つの
パソコンと複数のプリンタとの間を接続し、パソコンか
らプリンタに印字データを送信して印字を行うようにな
っている。
【0018】そして、上記プリンタを分類して複数のグ
ループに分け、グループごとに異なるグループ番号と、
各グループにおいてプリンタごとに異なるプリンタ番号
とを対照させてあらかじめ形成されたテーブルと、グル
ープを指定する手段と、指定されたグループに属する複
数のプリンタにそれぞれ対応する固有のプリンタIDか
ら一つのプリンタIDを読み込む手段と、上記一つのプ
リンタIDを接続要求フォーマット内に挿入し、該接続
要求フォーマットを電波に乗せてプリンタに送信する手
段とを有する。
【0019】また、上記パソコンから受信した接続要求
フォーマットのプリンタIDと自分自身の認識番号とを
比較し、自分自身が指定されていると判断した場合に、
印字可能な状態か否かの通知を応答フォーマット内に挿
入し、該応答フォーマットを電波に乗せて上記パソコン
に送信する手段と、プリンタから受信した応答フォーマ
ットが、印字可能な状態を通知するものである場合に印
字データを送信し、印字不可能な状態を通知するもので
ある場合に、同じグループに属する他の一つのプリンタ
に対応するプリンタIDを読み込んで、該プリンタID
に対応するプリンタにアクセスする手段とを有する。
【0020】
【作用】本発明によれば、上記のように無線プリンタバ
ッファ装置においては、少なくとも一つのパソコンと複
数のプリンタとの間を接続し、パソコンからプリンタに
印字データを送信して印字を行うようになっている。そ
して、上記プリンタを分類して複数のグループに分け、
グループごとに異なるグループ番号と、各グループにお
いてプリンタごとに異なるプリンタ番号とを対照させて
あらかじめ形成されたテーブルと、グループを指定する
手段と、指定されたグループに属する複数のプリンタに
それぞれ対応する固有のプリンタIDから一つのプリン
タIDを読み込む手段と、上記一つのプリンタIDを接
続要求フォーマット内に挿入し、該接続要求フォーマッ
トを電波に乗せてプリンタに送信する手段とを有する。
また、上記パソコンから受信した接続要求フォーマット
のプリンタIDと自分自身の認識番号とを比較し、自分
自身が指定されていると判断した場合に、印字可能な状
態か否かの通知を応答フォーマット内に挿入し、該応答
フォーマットを電波に乗せて上記パソコンに送信する手
段と、プリンタから受信した応答フォーマットが、印字
可能な状態を通知するものである場合に印字データを送
信し、印字不可能な状態を通知するものである場合に、
同じグループに属する他の一つのプリンタに対応するプ
リンタIDを読み込んで、該プリンタIDに対応するプ
リンタにアクセスする手段とを有する。
【0021】この場合、例えば、印字方式の種類ごと
に、又は印字用紙の種類ごとにプリンタが複数のグルー
プに分類される。そして、パソコンは、グループが指定
されると、指定されたグループに属する複数のプリンタ
にそれぞれ対応する固有のプリンタIDから一つのプリ
ンタIDを読み込み、該一つのプリンタIDを接続要求
フォーマット内に挿入し、該接続要求フォーマットを電
波に乗せてプリンタに送信する。また、プリンタは、上
記パソコンから接続要求フォーマットを受信すると、該
接続要求フォーマットのプリンタIDと自分自身の認識
番号とを比較する。自分自身が指定されていないと判断
した場合は、そのまま待機し、自分自身が指定されてい
ると判断した場合には、印字可能な状態か否かの通知を
応答フォーマット内に挿入し、該応答フォーマットを電
波に乗せて上記パソコンに送信する。
【0022】そして、パソコンは、プリンタから受信し
た応答フォーマットが印字可能な状態を通知するもので
ある場合、印字データをプリンタに送信し、該プリンタ
によって印字が行われる。また、プリンタから受信した
応答フォーマットが印字不可能な状態を通知するもので
ある場合、上記テーブルを参照して、同じグループに属
する他の一つのプリンタに対応するプリンタIDを読み
込み、該プリンタIDを再び接続要求フォーマット内に
挿入し、対応するプリンタにアクセスする。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図5は本発明の無線プリンタバ
ッファ装置におけるプリンタのグループとプリンタ番号
の対応図である。システム、パソコン側無線プリンタバ
ッファ装置及びプリンタ側無線プリンタバッファ装置の
構造は従来のものと同じであるため、図3及び図4を利
用して説明する。
【0024】本発明の無線プリンタバッファ装置が適用
されるシステムにおいては、例えば8台のプリンタが設
けられていて、これを#1プリンタ(23a)〜#8プ
リンタ(23n)で表すこととする。各プリンタ23a
〜23nはドットプリンタ、電子写真式プリンタ、感熱
式プリンタ等のような印字方式の種類ごとに、又は単票
プリンタ、連続紙プリンタ等のような印字用紙の種類ご
とにグループ分けされる。
【0025】本実施例の場合、図5に示すようにグルー
プ0には#1プリンタ(23a)〜#8プリンタ(23
n)が、グループ1には#1プリンタ(23a)〜#4
プリンタ(23d)が、グループ2には#1プリンタ
(23a)及び#2プリンタ(23b)が、グループ3
には#3プリンタ(23c)及び#4プリンタ(23
d)が、グループ4には#5プリンタ(23e)及び#
6プリンタ(23f)が、グループ5には#7プリンタ
(23g)及び#8プリンタ(23n)が、グループ6
には#1プリンタ(23a)〜#3プリンタ(23c)
が属するように分けられている。すなわち、例えば、オ
ペレータがグループ0を指定すると、#1プリンタ(2
3a)〜#8プリンタ(23n)の中から印字可能な状
態にあるプリンタが選択され、グループ1を指定する
と、#1プリンタ(23a)〜#4プリンタ(23d)
の中から印字可能な状態にあるプリンタが選択される。
【0026】このオペレータによるグループの指定は、
第1〜第nのパソコン側無線プリンタバッファ装置21
a,21b,…の設定器34のスイッチなどを押下する
ことによって行うことができる。この場合、設定器34
からの信号はスイッチ情報となってパソコン側制御部3
2に送られ、該パソコン側制御部32は設定器34から
送られたスイッチ情報を読み取ってグループを指定す
る。
【0027】図6はスイッチ情報の構成図である。図に
示すように、スイッチ情報は1バイトで構成されてい
て、“7”のビットはグループアドレスが設定されてい
るか否かの判断をするためのものである。“6”〜
“4”のビットはグループを指定するためのグループア
ドレスであり、7種類のグループを指定することができ
る。“3”〜“0”のビットはグループを指定するため
以外の情報、例えばパソコンIDを格納するためのもの
である。
【0028】次に、上記構成のスイッチ情報によって所
定のグループが指定された場合の無線プリンタバッファ
装置の動作について説明する。図1は本発明の無線プリ
ンタバッファ装置のフローチャートである。図1におい
て、パソコン側無線プリンタバッファ装置21a,21
b,…の電源を投入して印字起動がかけられると、上記
スイッチ情報から指定されたグループが読み出され、該
グループに属する所定のプリンタに対して順次接続要求
が送信される。プリンタ側無線プリンタバッファ装置2
3a,23b,…,23nは、上記接続要求に対応して
グループに属するプリンタが印字不可能な状態すなわち
使用中であるか否かについて応答し、使用中でない場合
にプリンタの印字起動がかけられるようにしている。 ステップS1 例えば、パソコン20aを使用し、#1
プリンタ(23a)〜#8プリンタ(23n)のいずれ
かによって印字を行う場合、パソコン側無線プリンタバ
ッファ装置21aの電源を投入して印字起動をかける。 ステップS2 パソコン側無線プリンタバッファ装置2
1aのパソコン側制御部32は、設定器34から送られ
たスイッチ情報を読み取ってグループを指定する。グル
ープ0が指定された場合には、ステップS3に進む。 ステップS3,S4 #1プリンタ(23a)が使用中
か否かを判断する。#1プリンタ(23a)が使用中で
ない場合は、#1プリンタ(23a)によって印字起動
をかける。#1プリンタ(23a)が使用中の場合は、
#2プリンタ(23b)が使用中か否かを判断する。 ステップS5,S6 #1プリンタ(23a)〜#7プ
リンタ(23g)のいずれもが使用中である場合には、
#8プリンタ(23n)が使用中か否かを判断し、#8
プリンタ(23n)が使用中でない場合には#8プリン
タ(23n)の印字起動をかける。 ステップS7〜S9 グループ1が指定された場合に
は、#1プリンタ(23a)が使用中か否かを判断す
る。#1プリンタ(23a)が使用中でない場合は、#
1プリンタ(23a)によって印字起動をかける。#1
プリンタ(23a)が使用中の場合は、#2プリンタ
(23b)が使用中か否かを判断する。 ステップS10,S11 #1プリンタ(23a)〜#
3プリンタ(23c)のいずれもが使用中である場合に
は、#4プリンタ(23d)が使用中か否かを判断し、
#4プリンタ(23d)が使用中でない場合には#4プ
リンタ(23d)の印字起動をかける。
【0029】このように、図5のグループとプリンタの
対応図に従って、各グループに属するプリンタが順次選
択され、それが使用中であるか否かが判断される。そし
て、選択されたプリンタが使用中である場合には次のプ
リンタを選択し、使用中でないプリンタが見つかるまで
グループ内のすべてのプリンタが選択される。次に、本
発明の無線プリンタバッファ装置によるデータ転送の詳
細について説明する。
【0030】図7は本発明の無線プリンタバッファ装置
のタイムチャート、図8は本発明の無線プリンタバッフ
ァ装置におけるデータ転送の動作図、図9は本発明の無
線プリンタバッファ装置におけるデータ転送の第2の動
作図である。図7及び図8において、パソコン側無線プ
リンタバッファ装置21aの電源を投入すると、該パソ
コン側無線プリンタバッファ装置21aは発呼要求を行
う。そして、データチャネルの空きがあるか否かのチェ
ックと制御チャネルの空きがあるか否かのチェックを行
い、いずれも空きがある場合に、接続要求フォーマット
REQをプリンタ側無線プリンタバッファ装置24aに
送信する。
【0031】プリンタ側無線プリンタバッファ装置24
aは、接続要求フォーマットREQを受けると、データ
チャネルの空きがあるか否かのチェックを行い、空きが
ある場合に、応答フォーマットCONをパソコン側無線
プリンタバッファ装置21aに送信する。この場合、上
記パソコン側制御部32は、設定器33によって設定さ
れた#1プリンタ(23a)〜#8プリンタ(23n)
の台数を判別し、その台数分のインデックステーブルを
パソコン側制御部32内のメモリに構成する。上記イン
デックステーブルは、インデックスとプリンタIDから
成り、該プリンタIDはオペレータによって各プリンタ
側無線プリンタバッファ装置24a,24b,…,24
nごとに設定された固有の認識番号が割り当てられる。
【0032】次に、パソコン20aからパソコン側無線
プリンタバッファ装置21aに対して印字データが送出
されると、印字データはパソコン側インタフェース部3
5を介してパソコン側制御部32に通知される。これに
より、パソコン側制御部32は上記インデックステーブ
ルを参照して、インデックスに対応するプリンタIDを
読み込み、それを図8の接続要求フォーマットREQ内
に挿入する。
【0033】上記接続要求フォーマットREQは、1バ
イトのプリンタID、1バイトの制御情報及び2バイト
のチェックコードで構成される。上記制御情報は、接続
要求フォーマットREQであることを示すデータ部であ
る。プリンタIDはプリンタ側無線プリンタバッファ装
置24a,24b,…,24n固有のデータであり、チ
ェックコードデータは各種データの正/誤を判別するも
のである。
【0034】ここで構成された接続要求フォーマットR
EQは、パソコン側無線部36に送られ、特定周波数帯
域、例えば周波数が449.825MHz帯の制御チャ
ネルCchの電波に乗せて送信される。上記パソコン側
制御部32は、接続要求フォーマットREQを送信した
後、プリンタ側無線プリンタバッファ装置24aから応
答フォーマットCONが帰ってくるまで受信待ち状態と
なる。
【0035】そして、プリンタ23aが使用中であった
り、異常が発生していたりすると、プリンタ側無線プリ
ンタバッファ装置24aからパソコン側無線プリンタバ
ッファ装置21aに応答フォーマットCONが送信され
る。該応答フォーマットCONは、1バイトのパソコン
ID、1バイトのステータス情報及び2バイトのチェッ
クコードで構成される。上記ステータス情報は、例えば
(00)の時に印字可能なことを、(01)の場合にプ
リンタビジー状態であることを、(02)の場合にプリ
ンタエラーが発生したことを示すようになっている。ま
た、パソコンIDはパソコン側無線プリンタバッファ装
置21a,21b,…固有のデータであり、チェックコ
ードデータは各種データの正/誤を判別するためのもの
である。
【0036】上記応答フォーマットCONを受けて、#
1プリンタ(23a)が使用中又は異常であることをパ
ソコン側無線プリンタバッファ装置21aが認識する
と、該パソコン側無線プリンタバッファ装置21aは、
インデックステーブルを参照し、次のインデックスに対
応するプリンタIDを読み込み、それを図8の接続要求
フォーマットREQ内に挿入する。
【0037】該接続要求フォーマットREQは、再び特
定周波数帯域の制御チャネルCchの電波に乗せて送信
される。これに対して、プリンタ側無線プリンタバッフ
ァ装置24bは、プリンタ側無線部41が制御チャネル
Cchから接続要求フォーマットREQを受信し、それ
をデジタル化してプリンタ側制御部39に通知する。該
プリンタ側制御部39は、送られてきた接続要求フォー
マットREQのプリンタIDと自分自身の認識番号を比
較し、同じであれば応答フォーマットCONを送信す
る。
【0038】プリンタ側制御部39は、自分自身の認識
番号が指定された場合、プリンタ側インタフェース部4
0を介して、対応する#1プリンタ(23a)の状態、
例えば用紙切れ、電源オフ、使用中等の情報を読み込
み、印字可能な状態か印字不可能な状態かを判断し、応
答フォーマットCONに印字可/否の情報としてステー
タス情報を挿入した後、プリンタ側無線部41に対して
送出する。この場合、#1プリンタ(23a)は使用中
ではないので、ステータス情報は(00)となる。
【0039】接続要求フォーマットREQのプリンタI
Dと自分自身の認識番号が異なる場合は、制御チャネル
Cchから自分自身の認識番号が指定されるまで受信状
態を維持する。上記プリンタ側無線部41は、制御チャ
ネルCchとは異なる特定周波数帯域、例えば周波数が
449.7125MHz帯のデータチャネルDchの電
波に乗せて送信する。
【0040】また、パソコン側無線プリンタバッファ装
置21aにおいては、接続要求フォーマットREQを送
信してデータチャネルDchからの応答を待機している
時に、応答フォーマットCONを受信すると、それをデ
ジタル化してパソコン側制御部32に通知する。該パソ
コン側制御部32は、応答フォーマットCONの中から
ステータス情報を取り出し、#1プリンタ(23a)が
印字可能な状態か印字不可能な状態かを判断する。この
場合、#1プリンタ(23a)は印字可能であるので、
パソコン20aから送られてきた印字データを、データ
チャネルDchを使用し1バケット印字データとしてプ
リンタ側無線プリンタバッファ装置24bへ送信する。
【0041】該プリンタ側無線プリンタバッファ装置2
4bは、データチャネルDchから受信した印字データ
をプリンタ側インタフェース部40を介して#1プリン
タ(23a)に出力することによって印字起動をかけ
る。次に、図9においては、上述したような接続要求フ
ォーマットREQ及び応答フォーマットCONの送信を
繰り返すことによって、#5プリンタ(23e)が使用
中でないことが判断された場合について示している。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、無線プリンタバッファ装置においては、少なくと
も一つのパソコンと複数のプリンタとの間を接続し、パ
ソコンからプリンタに印字データを送信して印字を行う
ようになっている。
【0044】そして、上記プリンタを分類して複数のグ
ループに分け、グループごとに異なるグループ番号と、
各グループにおいてプリンタごとに異なるプリンタ番号
とを対照させてあらかじめ形成されたテーブルと、グル
ープを指定する手段と、指定されたグループに属する複
数のプリンタにそれぞれ対応する固有のプリンタIDか
ら一つのプリンタIDを読み込む手段と、上記一つのプ
リンタIDを接続要求フォーマット内に挿入し、該接続
要求フォーマットを電波に乗せてプリンタに送信する手
段とを有する。また、上記パソコンから受信した接続要
求フォーマットのプリンタIDと自分自身の認識番号と
を比較し、自分自身が指定されていると判断した場合
に、印字可能な状態か否かの通知を応答フォーマット内
に挿入し、該応答フォーマットを電波に乗せて上記パソ
コンに送信する手段と、プリンタから受信した応答フォ
ーマットが、印字可能な状態を通知するものである場合
に印字データを送信し、印字不可能な状態を通知するも
のである場合に、同じグループに属する他の一つのプリ
ンタに対応するプリンタIDを読み込んで、該プリンタ
IDに対応するプリンタにアクセスする手段とを有す
る。
【0045】この場合、パソコンは、プリンタのグルー
プが指定されると、指定されたグループに属する複数の
プリンタのうちの一つのプリンタに対応するプリンタI
Dを接続要求フォーマット内に挿入し、該接続要求フォ
ーマットを電波に乗せてプリンタに送信する。これに対
して、プリンタは、印字可能な状態か否かの通知を応答
フォーマット内に挿入し、該応答フォーマットを電波に
乗せてパソコンに送信する。また、上記パソコンは、プ
リンタから受信した応答フォーマットが、印字可能な状
態を通知するものである場合に、印字データを送信し、
印字不可能な状態を通知するものである場合に、同じグ
ループに属する他の一つのプリンタに対応するプリンタ
IDを、上記テーブルを参照して選択し、上記プリンタ
にアクセスする。したがって、オペレータによる作業を
必要とすることなく、同じグループ内の一つのプリンタ
を順次選択して印字を行うことができる。そして、設定
器によって一つのプリンタを選択するための設定をする
必要がないので、設定を誤ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線プリンタバッファ装置のフローチ
ャートである。
【図2】1台のパソコンと1台のプリンタで構成したシ
ステム図である。
【図3】複数台のパソコンと複数台のプリンタで構成し
たシステム図である。
【図4】パソコン側無線プリンタバッファ装置及びプリ
ンタ側無線プリンタバッファ装置の詳細図である。
【図5】本発明の無線プリンタバッファ装置におけるプ
リンタのグループとプリンタ番号の対応図である。
【図6】スイッチ情報の構成図である。
【図7】本発明の無線プリンタバッファ装置のタイムチ
ャートである。
【図8】本発明の無線プリンタバッファ装置におけるデ
ータ転送の動作図である。
【図9】本発明の無線プリンタバッファ装置におけるデ
ータ転送の第2の動作図である。
【符号の説明】
20a,20b パソコン 21a,21b パソコン側無線プリンタバッファ装
置 23a〜23n プリンタ 24a〜24n プリンタ側無線プリンタバッファ装
置 32 パソコン側制御部 33,34,37,38 設定器 35 パソコン側インタフェース部 36 パソコン側無線部 39 プリンタ側制御部 40 プリンタ側インタフェース部 41 プリンタ側無線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/12 G06F 3/12 D H04L 12/28 H04L 11/00 310B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのパソコンと複数のプリ
    ンタとの間を接続し、パソコンからプリンタに印字デー
    タを送信して印字を行うための無線プリンタバッファ装
    置において、 (a)上記プリンタを分類して複数のグループに分け、
    グループごとに異なるグループ番号と、各グループにお
    いてプリンタごとに異なるプリンタ番号とを対照させて
    あらかじめ形成されたテーブルと、 (b)グループを指定する手段と、 (c)指定されたグループに属する複数のプリンタにそ
    れぞれ対応する固有のプリンタIDから一つのプリンタ
    IDを読み込む手段と、 (d)上記一つのプリンタIDを接続要求フォーマット
    内に挿入し、該接続要求フォーマットを電波に乗せてプ
    リンタに送信する手段と、 (e)上記パソコンから受信した接続要求フォーマット
    のプリンタIDと自分自身の認識番号とを比較し、自分
    自身が指定されていると判断した場合に、印字可能な状
    態か否かの通知を応答フォーマット内に挿入し、該応答
    フォーマットを電波に乗せて上記パソコンに送信する手
    段と、 (f)プリンタから受信した応答フォーマットが、印字
    可能な状態を通知するものである場合に印字データを送
    信し、印字不可能な状態を通知するものである場合に、
    同じグループに属する他の一つのプリンタに対応する
    リンタIDを読み込んで、該プリンタIDに対応するプ
    リンタにアクセスする手段とを有することを特徴とする
    無線プリンタバッファ装置。
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