JP2741052B2 - ガスプラントの脱水装置 - Google Patents

ガスプラントの脱水装置

Info

Publication number
JP2741052B2
JP2741052B2 JP1041141A JP4114189A JP2741052B2 JP 2741052 B2 JP2741052 B2 JP 2741052B2 JP 1041141 A JP1041141 A JP 1041141A JP 4114189 A JP4114189 A JP 4114189A JP 2741052 B2 JP2741052 B2 JP 2741052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
heater
water
cooler
city
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1041141A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02218404A (ja
Inventor
政雄 小川
正昭 根岸
隆浩 村瀬
勝則 黒田
信雄 井ノ上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1041141A priority Critical patent/JP2741052B2/ja
Publication of JPH02218404A publication Critical patent/JPH02218404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2741052B2 publication Critical patent/JP2741052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスプラントの脱水装置に係り、特に簡単な
装置で都市ガス中の水分を除去することができるように
したガスプラントの脱水装置に関する。
〔従来の技術〕
都市ガス中に多量の水分が含まれていると、その水分
が凝縮し、球形ガスタンクやガス管の内面を腐食させた
り、ガス管の底部に溜まってガス管の閉塞やガス供給能
力の低下を起こさせたりする場合がある。また、冬季に
は整圧器やガスメータ等が凍結してガス供給障害を発生
させる場合もある。
このために、都市ガスは、そのガス中の水分が何らか
の装置で除去されてから、球形ガスタンク等に貯蔵され
るのが一般的である。従来、都市ガス中の水分を除去す
る装置としては、都市ガスをクーラーで冷却してガス中
の水分を凝縮させるもの、固形吸着剤に水分を吸着させ
るもの、および液体吸収剤に水分を吸収させるものが知
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術のうち、クーラーで冷却
するものでは、冷却したままの都市ガスは可燃性が低下
するため、その冷却された都市ガスをヒーターで加熱し
なければならないが、このヒーターがクーラーとは別置
きに設置されており、装置が大型化かつ複雑化する欠点
がある。
また、固体吸着剤を用いたものでは、固体吸着剤が使
用済みになった時に、その固体吸着剤を交換しなければ
ならず、装置の保守管理が非常に煩雑である。
さらに、液体吸収剤を用いたものでは、液体吸収剤か
ら水分を取り除くための装置が別個に必要になり、装置
が極めて大型になってしまう。
本発明の目的は、簡単な装置であるとともに、保守管
理が容易なガラスプラントの脱水装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のガラスプラント
の脱水装置は、コンプレッサにより圧縮されたガスを貯
蔵タンクまで輸送するガス管ラインに、ガス輸送方向に
沿って上流側にクーラーを下流側にヒーターをそれぞれ
配設するとともに、前記クーラーと吸収式冷温水機の蒸
発器と接続し、前記蒸発器からの冷水により前記ガスを
冷却してガス中の水分除去を行ない、前記ヒーターと吸
収式冷温水機の凝縮器とを接続し、前記凝縮器からの冷
却水により水分除去後の前記ガスを加熱する構成とした
ものである。
〔作用〕
上記構成によれば、都市ガスをコンプレッサで圧縮し
て貯蔵タンクまで輸送する際に、先ず吸収式冷温水機の
蒸発器で冷媒によって冷却された冷水を、クーラーに導
入することにより、都市ガスを冷却し、ガス中に含まれ
る水分を凝縮させて水分除去を行なう。次に吸収式冷温
水機の凝縮器で冷媒蒸気と熱交換して加熱された冷却水
を、ヒーターに導入することにより、前記クーラーで冷
却された都市ガスを加熱する。加熱された都市ガスは貯
蔵タンクへ送られて一時貯蔵されてから、各消費者へ供
給される。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。
本発明に係るガスプラントの脱水装置の全体構成を第
1図に示す。図に示すように、有水式ガスタンク1と球
形ガスタンク2とを結ぶガス管ライン3にはコンプレッ
サ4が配設され、このコンプレッサ4と球形ガスタンク
2の間にクーラー5とヒーター6が配設されている。ク
ーラー5はガスの輸送方向に沿って上流側、すなわちコ
ンプレッサ4側に設けられ、ヒーター6はガスの輸送方
向に沿って下流側、すなわち球形ガスタンク2側に設け
られている。またクーラー5は吸収式冷温水機7の蒸発
器8に、ヒーター6は吸収式冷温水機7の凝縮器9にそ
れぞれ接続されている。なお、球形ガスタンク2の下流
側のガス管ライン10は、各消費者につながっている。
このような構成のガスプラントの脱水装置において、
吸収式冷温水機7では、加熱により発生した冷媒蒸気が
凝縮器9内で凝縮されて冷媒となるとともに、その冷媒
が蒸発器8内で蒸発する。そのとき、凝縮器9では冷却
水が冷媒蒸気と熱交換して加熱され、蒸発器8では冷媒
の蒸発熱により冷水が冷却される。加熱された冷却水は
ヒーター6へ、冷却された冷水はクーラー5はそれぞれ
送られる。
一方、有水式ガスタンク1からの都市ガスは、コンプ
レッサ4で圧縮されてクーラー5とヒーター6を介して
球形ガスタンク2へ送られる。そして、クーラー5で
は、蒸発器8からの冷水によって都市ガスが冷却され、
ガス中の水分が凝縮されて水分除去が行なわれる。また
ヒーター6では、水分除去された都市ガス凝縮器9から
の冷却水によって加熱される。
本実施例によれば、有水式ガスタンク1からの都市ガ
スを、コンプレッサ4で加圧してからクーラー5で冷却
するようにしているので、比較的高い温度(約5℃)で
ガス中の水分を凝縮させることができる。
また、本実施例では都市ガス中の水分除去について説
明したが、クーラー5とヒーター6の熱交換面積を適宜
変化させれば、他の種類のガスに対しても脱水・乾燥等
を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、吸収式冷温水
機の凝縮器からの冷却水を利用して水分除去後の都市ガ
スを加熱しているので、別個に加熱装置を設ける必要が
なく、脱水装置の構造が簡単になり、且つその装置の保
守管理も非常に容易となる。
また、吸収式冷温水機の燃料として都市ガスを使用す
ることができるため、ランニングコストが割安となる。
さらに、吸収式冷温水機は回転式機器が少なく低騒音
であるため、住宅地域においても夜間運転が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスプラントの脱水装置の全体構
成図である。 1……有水式ガスタンク、2……球形ガスタンク、 3,10……ガス管ライン、4……コンプレッサ、 5……クーラー、6……ヒーター、 7……吸収式冷温水機、8……蒸発器、9……凝縮器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 隆浩 千葉県習志野市藤崎1丁目1番13号 習 志野市企業局内 (72)発明者 黒田 勝則 千葉県千葉市園生町410―1 矢崎総業 株式会社内 (72)発明者 井ノ上 信雄 千葉県千葉市園生町410―1 矢崎総業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−287526(JP,A) 特開 昭62−279828(JP,A) 特開 昭55−16089(JP,A) 特開 昭62−279827(JP,A) 特開 昭61−243894(JP,A) 特開 昭64−20293(JP,A) 特開 昭51−115352(JP,A) 実開 昭63−86826(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンプレッサにより圧縮されたガスを貯蔵
    タンクまで輸送するガス管ラインに、ガス輸送方向に沿
    って上流側にクーラーを下流側にヒーターをそれぞれ配
    設するとともに、前記クーラーと吸収式冷温水機の蒸発
    器とを接続し、前記蒸発器からの冷水により前記ガスを
    冷却してガス中の水分除去を行い、前記ヒーターと前記
    吸収式冷温水機の凝縮器とを接続し、前記凝縮器からの
    冷却水により水分除去後の前記ガスを加熱する構成と
    し、前記吸収式冷温水機はその加熱源として前記ガスの
    一部を用いるものとしたガスプラントの脱水装置。
JP1041141A 1989-02-21 1989-02-21 ガスプラントの脱水装置 Expired - Fee Related JP2741052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041141A JP2741052B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ガスプラントの脱水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1041141A JP2741052B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ガスプラントの脱水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02218404A JPH02218404A (ja) 1990-08-31
JP2741052B2 true JP2741052B2 (ja) 1998-04-15

Family

ID=12600149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1041141A Expired - Fee Related JP2741052B2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ガスプラントの脱水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2741052B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5760383B2 (ja) * 2010-10-26 2015-08-12 Jfeスチール株式会社 副生ガスの精製方法及び副生ガスの精製システム
WO2016188441A2 (zh) * 2015-05-26 2016-12-01 江门市地尔汉宇电器股份有限公司 一种能够实现冷水和热水切换的电子座便器及控制方法
CN107213745A (zh) * 2017-06-21 2017-09-29 榆林学院 一种燃气除湿系统及兰炭尾气的除湿方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649128B2 (ja) * 1986-05-28 1994-06-29 北海道瓦斯株式会社 低露点脱湿装置
JPS63287526A (ja) * 1987-05-19 1988-11-24 Shiogama Gas Kk 供給ガス脱湿装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02218404A (ja) 1990-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Yadav Vapour-compression and liquid-desiccant hybrid solar space-conditioning system for energy conservation
CN201417041Y (zh) 一种节能型压缩空气预冷装置
JP2741052B2 (ja) ガスプラントの脱水装置
KR20140134860A (ko) 가스엔진열펌프를 이용한 대용량 유닛화 가능 벨트식 슬러지 건조장치
CN201807261U (zh) 环保减排型气体除湿除尘机
JPH1089798A (ja) 化学蓄熱式吸気冷却装置
KR101903764B1 (ko) 가스냉각시스템
JPS6213945A (ja) 冷暖房装置
JP2698967B2 (ja) 排ガスの除湿方法及び除湿装置
RU2750351C2 (ru) Способ подогрева атмосферного испарителя с использованием газа, поступающего с криогенной установки разделения воздуха
JP2502313B2 (ja) 冷凍式圧縮空気除湿装置
JPS636472Y2 (ja)
US2046319A (en) Cooling apparatus and method
JP2527221B2 (ja) 冷暖房装置
JPH0351451B2 (ja)
JPH0861090A (ja) 燃焼タービンの吸気冷却方法及び装置
JPH0432280B2 (ja)
KR100240592B1 (ko) 심야 전력을 이용하는 에너지 저장식 고효율 에어컨
RU1810725C (ru) Установка дл осушки сжатого воздуха
JPH01236920A (ja) 吸収形冷凍式脱湿装置
JPS645732Y2 (ja)
JP2876893B2 (ja) 吸収式製氷蓄冷装置
SU469856A1 (ru) Установка дл отвода тепла
LePree Just Cool It!
KR100290544B1 (ko) 냉방용공기조화기의응축장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees