JP2737192B2 - アーク炉から発生する排ガスの処理装置 - Google Patents
アーク炉から発生する排ガスの処理装置Info
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- JP2737192B2 JP2737192B2 JP63334156A JP33415688A JP2737192B2 JP 2737192 B2 JP2737192 B2 JP 2737192B2 JP 63334156 A JP63334156 A JP 63334156A JP 33415688 A JP33415688 A JP 33415688A JP 2737192 B2 JP2737192 B2 JP 2737192B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はアーク炉から発生する排ガスの処理装置に関
する。
する。
金属材料の溶解にアーク炉が広く利用されているが、
該アーク炉からは、金属材料をアーク熱により溶解する
性質上、高温の排ガスが発生する。該排ガスは、アーク
炉の環境(建屋、中間ハウス等)から間接的に吸引する
主吸引系統と該アーク炉から直接吸引する副吸引系統と
を介し、両系統の合流後に装備された主吸引ファンで吸
引され、最終的には集塵装置で処理された後に大気中へ
放出される。
該アーク炉からは、金属材料をアーク熱により溶解する
性質上、高温の排ガスが発生する。該排ガスは、アーク
炉の環境(建屋、中間ハウス等)から間接的に吸引する
主吸引系統と該アーク炉から直接吸引する副吸引系統と
を介し、両系統の合流後に装備された主吸引ファンで吸
引され、最終的には集塵装置で処理された後に大気中へ
放出される。
本発明は、上記のような排ガスの処理において、該排
ガスを全体として効率的に且つ経済的に処理することが
できる装置に関するものである。
ガスを全体として効率的に且つ経済的に処理することが
できる装置に関するものである。
<従来の技術、その課題> 従来、アーク炉から発生する排ガスの処理装置として
一般に、該排ガスを主吸引系統と副吸引系統とを介し両
系統の合流後に装備された主吸引ファンで吸引しつつ集
塵装置で処理する装置が使用されている。
一般に、該排ガスを主吸引系統と副吸引系統とを介し両
系統の合流後に装備された主吸引ファンで吸引しつつ集
塵装置で処理する装置が使用されている。
ところが、この従来装置には、排ガスの処理が全体と
して非効率的且つ非経済的に過ぎるという課題がある。
通常、主吸引系統における排ガスの風量は比較的大きい
が、その配管抵抗は比較的小さく、したがって風圧は比
較的小さい。逆に、副吸引系統における排ガスの風量は
比較的小さいが、その配管抵抗は比較的大きく、したが
って風圧は比較的大きい。両系統の排ガスをその合流後
に装備された主吸引ファンでのみ吸引しようとすると、
該主吸引ファンは、両系統の排ガスの風量及び風圧を合
わせた能力のものとしなければならず、その結果、該主
吸引ファンは風量及び風圧の双方ともに大きなものを稼
動させることになってしまうからである。
して非効率的且つ非経済的に過ぎるという課題がある。
通常、主吸引系統における排ガスの風量は比較的大きい
が、その配管抵抗は比較的小さく、したがって風圧は比
較的小さい。逆に、副吸引系統における排ガスの風量は
比較的小さいが、その配管抵抗は比較的大きく、したが
って風圧は比較的大きい。両系統の排ガスをその合流後
に装備された主吸引ファンでのみ吸引しようとすると、
該主吸引ファンは、両系統の排ガスの風量及び風圧を合
わせた能力のものとしなければならず、その結果、該主
吸引ファンは風量及び風圧の双方ともに大きなものを稼
動させることになってしまうからである。
そこで従来、アーク炉から発生する排ガスの処理装置
として、該排ガスの吸引を、主吸引系統と副吸引系統の
合流後に装備された主吸引ファンだけではなく、副吸引
系統に装備された副吸引ファンでも行なう装置が提案さ
れている(実公昭52−26198号公報)。この従来装置
は、副吸引系統における排ガスの吸引に必要とされる風
圧と主吸引系統における排ガスの吸引に必要とされる風
圧との間の差圧を、副吸引ファンにより補い、よって主
吸引ファンに必要とされる主に風圧を軽減して、排ガス
の処理をより経済的に行なうものである。
として、該排ガスの吸引を、主吸引系統と副吸引系統の
合流後に装備された主吸引ファンだけではなく、副吸引
系統に装備された副吸引ファンでも行なう装置が提案さ
れている(実公昭52−26198号公報)。この従来装置
は、副吸引系統における排ガスの吸引に必要とされる風
圧と主吸引系統における排ガスの吸引に必要とされる風
圧との間の差圧を、副吸引ファンにより補い、よって主
吸引ファンに必要とされる主に風圧を軽減して、排ガス
の処理をより経済的に行なうものである。
ところが、この従来装置にも依然として、排ガスの処
理が全体としてなお非効率的且つ非経済的であるという
課題がある。アーク炉から発生する排ガスの風量は該ア
ーク炉の操業段階に応じて大きく変動するのであるが、
主吸引ファンを常時一定稼動させる従来装置では、主吸
引ファンを、実際には排ガスの風量が小さいときでも、
該排ガスの風量が最大のときに見合う高速で回転させる
ことになってしまうからである。
理が全体としてなお非効率的且つ非経済的であるという
課題がある。アーク炉から発生する排ガスの風量は該ア
ーク炉の操業段階に応じて大きく変動するのであるが、
主吸引ファンを常時一定稼動させる従来装置では、主吸
引ファンを、実際には排ガスの風量が小さいときでも、
該排ガスの風量が最大のときに見合う高速で回転させる
ことになってしまうからである。
<発明が解決しようとする課題、その解決手段> 本発明は叙上の如き従来の課題を解決する改良された
排ガスの処理装置を提供するものである。
排ガスの処理装置を提供するものである。
しかして本発明は、 アーク炉から発生する排ガスを、該アーク炉の環境か
ら間接的に吸引する主吸引系統と該アーク炉から直接吸
引する副吸引系統とを介し、両系統の合流後に装備され
た主吸引ファンで吸引しつつ集塵装置で処理する装置に
おいて、主吸引ファンの回転数が排ガスの風量及び温度
を制御因子として制御されており、併せてこの制御下に
おいて副吸引系統に、主吸引系統の排ガスを吸引するに
必要とされる風圧と副吸引系統の排ガスを吸引するに必
要とされる風圧との間の最大差圧を補う副吸引ファンが
装備されて成ることを特徴とする排ガスの処理装置に係
る。
ら間接的に吸引する主吸引系統と該アーク炉から直接吸
引する副吸引系統とを介し、両系統の合流後に装備され
た主吸引ファンで吸引しつつ集塵装置で処理する装置に
おいて、主吸引ファンの回転数が排ガスの風量及び温度
を制御因子として制御されており、併せてこの制御下に
おいて副吸引系統に、主吸引系統の排ガスを吸引するに
必要とされる風圧と副吸引系統の排ガスを吸引するに必
要とされる風圧との間の最大差圧を補う副吸引ファンが
装備されて成ることを特徴とする排ガスの処理装置に係
る。
本発明において肝要な点は、第一に、排ガスの風量及
び温度を制御因子として主吸引ファンの回転数を制御す
る処にある。該主吸引ファンは、排ガスの風量が最大の
ときに見合う能力を有するものであるが、例えばアーク
炉の操業段階に応じて設定される排ガスの風量だけを制
御因子にすると、高温の排ガスが集塵装置へ吸引され
て、該集塵装置のフィルタメディア等を損ない、また二
次公害を引き起こすことがあるからである。アーク炉の
原料初装、原料追装或は出鋼段階では、主吸引系統へ吸
引されることとなる排ガスの風量は大きいが、副吸引系
統へ吸引されることとなる排ガスの風量は極めて小さ
く、そして全体としては排ガスの風量は大きいが温度は
低い。逆に、アーク炉の溶解段階では、上記の原料初
装、原料追装或は出鋼段階に比べ、主吸引系統へ吸引さ
れることとなる排ガスの風量は小さいが、副吸引系統へ
吸引されることとなる排ガスの風量は大きく、全体とし
ては排ガスの風量は小さいが温度は高い。したがって、
アーク炉の溶解段階において排ガスの風量だけを制御因
子として主吸引ファンの回転数を少なくすると、高温の
排ガスが集塵装置へ吸引されてしまうのである。本発明
は、排ガスの風量及び温度を制御因子として、温度につ
いては例えば110℃を上限として、主吸引ファンの回転
数を制御するものである。
び温度を制御因子として主吸引ファンの回転数を制御す
る処にある。該主吸引ファンは、排ガスの風量が最大の
ときに見合う能力を有するものであるが、例えばアーク
炉の操業段階に応じて設定される排ガスの風量だけを制
御因子にすると、高温の排ガスが集塵装置へ吸引され
て、該集塵装置のフィルタメディア等を損ない、また二
次公害を引き起こすことがあるからである。アーク炉の
原料初装、原料追装或は出鋼段階では、主吸引系統へ吸
引されることとなる排ガスの風量は大きいが、副吸引系
統へ吸引されることとなる排ガスの風量は極めて小さ
く、そして全体としては排ガスの風量は大きいが温度は
低い。逆に、アーク炉の溶解段階では、上記の原料初
装、原料追装或は出鋼段階に比べ、主吸引系統へ吸引さ
れることとなる排ガスの風量は小さいが、副吸引系統へ
吸引されることとなる排ガスの風量は大きく、全体とし
ては排ガスの風量は小さいが温度は高い。したがって、
アーク炉の溶解段階において排ガスの風量だけを制御因
子として主吸引ファンの回転数を少なくすると、高温の
排ガスが集塵装置へ吸引されてしまうのである。本発明
は、排ガスの風量及び温度を制御因子として、温度につ
いては例えば110℃を上限として、主吸引ファンの回転
数を制御するものである。
本発明において肝要な点は、第二に、上記のような主
吸引ファンの回転数制御下において、副吸引系統に、該
副吸引系統の排ガスを吸引するに必要とされる風圧と主
吸引系統の排ガスを吸引するに必要とされる風圧との間
の最大差圧を補う副吸引ファンを装備する処にある。主
吸引ファンの回転数を制御することなく、従来装置のよ
うに主吸引ファンを常時最大回転数で稼動させる場合で
も、副吸引系統に装備される副吸引ファンには、副吸引
系統における排ガスの風圧と主吸引系統における排ガス
の風圧との間の差圧を補うことが通常必要となる。従来
装置では、このような差圧を補う副吸引ファンを副吸引
系統に装備すればよいのである。しかし、主吸引ファン
の回転数を前述したように制御すると、副吸引系統にお
ける排ガスの風圧と主吸引系統における排ガスの風圧と
の間の最大差圧は、上記従来装置の場合よりも大きくな
る。主吸引ファンの回転数を前述したように制御する
と、従来装置の場合と同じ副吸引ファンでは該副吸引フ
ァンが本来の機能すなわち副吸引系統における排ガスの
風圧と主吸引系統における排ガスの風圧との間の差圧を
補うという機能を完全に果たすことができなくなってし
まうのである。本発明は、前述したように主吸引ファン
の回転数制御下において、副吸引系統における排ガスの
風圧と主吸引系統における排ガスの風圧との間の最大差
圧を補う副吸引ファン、すなわち従来装置の場合よりも
余裕を持たせた副吸引ファンを副吸引系統に装備するも
のである。
吸引ファンの回転数制御下において、副吸引系統に、該
副吸引系統の排ガスを吸引するに必要とされる風圧と主
吸引系統の排ガスを吸引するに必要とされる風圧との間
の最大差圧を補う副吸引ファンを装備する処にある。主
吸引ファンの回転数を制御することなく、従来装置のよ
うに主吸引ファンを常時最大回転数で稼動させる場合で
も、副吸引系統に装備される副吸引ファンには、副吸引
系統における排ガスの風圧と主吸引系統における排ガス
の風圧との間の差圧を補うことが通常必要となる。従来
装置では、このような差圧を補う副吸引ファンを副吸引
系統に装備すればよいのである。しかし、主吸引ファン
の回転数を前述したように制御すると、副吸引系統にお
ける排ガスの風圧と主吸引系統における排ガスの風圧と
の間の最大差圧は、上記従来装置の場合よりも大きくな
る。主吸引ファンの回転数を前述したように制御する
と、従来装置の場合と同じ副吸引ファンでは該副吸引フ
ァンが本来の機能すなわち副吸引系統における排ガスの
風圧と主吸引系統における排ガスの風圧との間の差圧を
補うという機能を完全に果たすことができなくなってし
まうのである。本発明は、前述したように主吸引ファン
の回転数制御下において、副吸引系統における排ガスの
風圧と主吸引系統における排ガスの風圧との間の最大差
圧を補う副吸引ファン、すなわち従来装置の場合よりも
余裕を持たせた副吸引ファンを副吸引系統に装備するも
のである。
以下、図面に基いて本発明の構成を更に詳細に説明す
る。
る。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例を示す全体略視図である。
アーク炉11の建屋12に該アーク炉11から発生する排ガス
を間接的に吸引する主吸引系統21が接続されており、ま
たアーク炉11には該アーク炉11から発生する排ガスを直
接吸引する副吸引系統22が接続されていて、両系統はそ
の下流側で合流している。副吸引系統22には、該副吸引
系統22における排ガスの風圧と主吸引系統21における排
ガスの風圧との間の差圧を補う副吸引ファン32が装備さ
れており、主吸引系統21と副吸引系統22との合流後にお
ける排ガス吸引系統23には主吸引ファン31が装備されて
いて、更に該主吸引ファン31の下流側に集塵装置41が装
備されている。
アーク炉11の建屋12に該アーク炉11から発生する排ガス
を間接的に吸引する主吸引系統21が接続されており、ま
たアーク炉11には該アーク炉11から発生する排ガスを直
接吸引する副吸引系統22が接続されていて、両系統はそ
の下流側で合流している。副吸引系統22には、該副吸引
系統22における排ガスの風圧と主吸引系統21における排
ガスの風圧との間の差圧を補う副吸引ファン32が装備さ
れており、主吸引系統21と副吸引系統22との合流後にお
ける排ガス吸引系統23には主吸引ファン31が装備されて
いて、更に該主吸引ファン31の下流側に集塵装置41が装
備されている。
第1図において、主吸引ファン31は、アーク炉11から
発生する排ガスの風量に応じて、すなわち該排ガスの風
量に密接な関係を有するアーク炉11からの各操業段階に
応じて発せられる信号によって制御装置51を介しその回
転数が制御されており、同時に、主吸引ファン31の上流
側の排ガス吸引系統23における排ガスの温度を検知する
温度計52から発せられる信号により制御装置51を介しそ
の回転数が制御されている。
発生する排ガスの風量に応じて、すなわち該排ガスの風
量に密接な関係を有するアーク炉11からの各操業段階に
応じて発せられる信号によって制御装置51を介しその回
転数が制御されており、同時に、主吸引ファン31の上流
側の排ガス吸引系統23における排ガスの温度を検知する
温度計52から発せられる信号により制御装置51を介しそ
の回転数が制御されている。
アーク炉11の溶解段階において、建屋12内に発生する
排ガスの風量はアーク炉11の原料初装、原料追装或は出
鋼段階に比べて(以下、相対的と略記する)小さいが、
逆にアーク炉11内に発生する排ガスの風量は相対的に大
きくその温度が高い。したがって、主吸引系統21や副吸
引系統22を介し排ガス吸引系統23に吸引される全体とし
ての排ガスの風量は相対的に小さくその温度が高くな
る。この場合、アーク炉11から発生する排ガスの風量に
応じて制御装置51を介し主吸引ファン31の回転数を制御
すると、その回転数は相対的に少なく、高温の排ガスが
集塵装置41へ吸引されて、該集塵装置41のフィルタメデ
ィアを損なったり、また二次公害を引き起こしてしま
う。そこで、排ガス吸引系統23における排ガスの温度を
温度計52で検知して、その温度が例えば110℃を超える
ときには、該110℃を上限として(上限温度は集塵装置4
1のフィルタメディアの素材との関係で設定される)、
該排ガスの温度が110℃以下となるように制御装置51を
介し主吸引ファン31の回転数を多くする。発生する排ガ
スの風量に優先して排ガスの温度が制御因子として機能
するのである。そしてこの際、それでもなお主吸引系統
21に吸引される排ガスの風量は相対的に小さく、風圧も
相対的に小さいが、副吸引系統32に吸引される排ガスの
風量は相対的に大きく、風圧も大きい。したがって、両
系統の間の差圧は相対的に大きいので、このような大き
い差圧を補うだけの余裕を持った副吸引ファン32を副吸
引系統22に装備しているのである。
排ガスの風量はアーク炉11の原料初装、原料追装或は出
鋼段階に比べて(以下、相対的と略記する)小さいが、
逆にアーク炉11内に発生する排ガスの風量は相対的に大
きくその温度が高い。したがって、主吸引系統21や副吸
引系統22を介し排ガス吸引系統23に吸引される全体とし
ての排ガスの風量は相対的に小さくその温度が高くな
る。この場合、アーク炉11から発生する排ガスの風量に
応じて制御装置51を介し主吸引ファン31の回転数を制御
すると、その回転数は相対的に少なく、高温の排ガスが
集塵装置41へ吸引されて、該集塵装置41のフィルタメデ
ィアを損なったり、また二次公害を引き起こしてしま
う。そこで、排ガス吸引系統23における排ガスの温度を
温度計52で検知して、その温度が例えば110℃を超える
ときには、該110℃を上限として(上限温度は集塵装置4
1のフィルタメディアの素材との関係で設定される)、
該排ガスの温度が110℃以下となるように制御装置51を
介し主吸引ファン31の回転数を多くする。発生する排ガ
スの風量に優先して排ガスの温度が制御因子として機能
するのである。そしてこの際、それでもなお主吸引系統
21に吸引される排ガスの風量は相対的に小さく、風圧も
相対的に小さいが、副吸引系統32に吸引される排ガスの
風量は相対的に大きく、風圧も大きい。したがって、両
系統の間の差圧は相対的に大きいので、このような大き
い差圧を補うだけの余裕を持った副吸引ファン32を副吸
引系統22に装備しているのである。
<発明の効果> 以上説明した通りであるから、本発明には、アーク炉
から発生する排ガスを全体として効率的に且つ経済的に
処理することができるという効果がある。
から発生する排ガスを全体として効率的に且つ経済的に
処理することができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す全体略視図である。 11……アーク炉、12……建屋 21……主吸引系統、22……副吸引系統 31……主吸引ファン、32……副吸引ファン 41……集塵装置、51……制御装置 52……温度計
Claims (1)
- 【請求項1】アーク炉から発生する排ガスを、該アーク
炉の環境から間接的に吸引する主吸引系統と該アーク炉
から直接吸引する副吸引系統とを介し、両系統の合流後
に装備された主吸引ファンで吸引しつつ集塵装置で処理
する装置において、主吸引ファンの回転数が排ガスの風
量及び温度を制御因子として制御されており、併せてこ
の制御下において副吸引系統に、主吸引系統の排ガスを
吸引するに必要とされる風圧と副吸引系統の排ガスを吸
引するに必要とされる風圧との間の最大差圧を補う副吸
引ファンが装備されて成ることを特徴とする排ガスの処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334156A JP2737192B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | アーク炉から発生する排ガスの処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334156A JP2737192B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | アーク炉から発生する排ガスの処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178594A JPH02178594A (ja) | 1990-07-11 |
JP2737192B2 true JP2737192B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=18274162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63334156A Expired - Fee Related JP2737192B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | アーク炉から発生する排ガスの処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737192B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101277745B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2013-06-24 | 현대제철 주식회사 | 전로가스 회수장치 및 전로가스 회수방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100211074B1 (ko) * | 1996-03-13 | 1999-07-15 | 구본준 | 웨이퍼 습식 처리장치 |
CN103353238B (zh) * | 2013-07-09 | 2014-12-10 | 曲沃县民政福利企业有限公司 | 多工位多角度除尘器前端装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5929700U (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-24 | トピ−工業株式会社 | スクラツプ予熱装置の排ガス白煙消却装置 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63334156A patent/JP2737192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101277745B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2013-06-24 | 현대제철 주식회사 | 전로가스 회수장치 및 전로가스 회수방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02178594A (ja) | 1990-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |