JP2736896B2 - バルーンカテーテル - Google Patents
バルーンカテーテルInfo
- Publication number
- JP2736896B2 JP2736896B2 JP63179650A JP17965088A JP2736896B2 JP 2736896 B2 JP2736896 B2 JP 2736896B2 JP 63179650 A JP63179650 A JP 63179650A JP 17965088 A JP17965088 A JP 17965088A JP 2736896 B2 JP2736896 B2 JP 2736896B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- catheter
- balloon catheter
- distal end
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/10—Balloon catheters
- A61M25/1002—Balloon catheters characterised by balloon shape
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/10—Balloon catheters
- A61M2025/1043—Balloon catheters with special features or adapted for special applications
- A61M2025/1065—Balloon catheters with special features or adapted for special applications having a balloon which is inversely attached to the shaft at the distal or proximal end
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、体腔に挿入し、留置して用いられるバルー
ンカテーテル、特に、心拍出量測定用バルーンカテーテ
ルとして用いるのが好適なバルーンカテーテルに関す
る。
ンカテーテル、特に、心拍出量測定用バルーンカテーテ
ルとして用いるのが好適なバルーンカテーテルに関す
る。
〈従来の技術〉 心拍出量測定用バルーンカテーテルを用いて心機能検
査を行う際には、該バルーンカテーテルの先端部を大腿
静脈等からイントロデューサーのような挿入器具を用い
て血管内に挿入し、次いでバルーンを膨張させることに
より血液流にのせてバルーンカテーテルの先端部を目的
部位(心臓)まで移送し、その後、バルーンを収縮させ
てその位置に留置し、測定が行われる。
査を行う際には、該バルーンカテーテルの先端部を大腿
静脈等からイントロデューサーのような挿入器具を用い
て血管内に挿入し、次いでバルーンを膨張させることに
より血液流にのせてバルーンカテーテルの先端部を目的
部位(心臓)まで移送し、その後、バルーンを収縮させ
てその位置に留置し、測定が行われる。
このような従来のバルーンカテーテル11は、第4図に
示すように、チューブ本体12の先端部に形成されたバル
ーン取付部13に、弾性材料で構成された円筒状のバルー
ン7を糸8で巻き付けることにより固定した構造となっ
ている。そして、バルーン7を膨張させたときには、バ
ルーン取付部13より先端側にある頭部4の周囲をバルー
ンが覆うように、即ち、膨張したバルーンの先端が頭部
4の最先端を越えるようになる必要がある。その理由
は、頭部4が膨張したバルーン7により覆われていない
と、バルーン7より硬質である頭部4が血管内壁や心臓
内壁に接触し、これらに損傷を与えるおそれがあるから
である。
示すように、チューブ本体12の先端部に形成されたバル
ーン取付部13に、弾性材料で構成された円筒状のバルー
ン7を糸8で巻き付けることにより固定した構造となっ
ている。そして、バルーン7を膨張させたときには、バ
ルーン取付部13より先端側にある頭部4の周囲をバルー
ンが覆うように、即ち、膨張したバルーンの先端が頭部
4の最先端を越えるようになる必要がある。その理由
は、頭部4が膨張したバルーン7により覆われていない
と、バルーン7より硬質である頭部4が血管内壁や心臓
内壁に接触し、これらに損傷を与えるおそれがあるから
である。
しかるに、従来のバルーンカテーテル11では、バルー
ン取付部13は、その径が一定であるストレート形状であ
るため、第5図に示すように、バルーンを膨張させたと
き、頭部4を覆いにくく、頭部4の最先端(図中点線で
示す)を越えて膨張するには至らないものがあった。
ン取付部13は、その径が一定であるストレート形状であ
るため、第5図に示すように、バルーンを膨張させたと
き、頭部4を覆いにくく、頭部4の最先端(図中点線で
示す)を越えて膨張するには至らないものがあった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、
血管や臓器等のカテーテル挿入部位組織に損傷を与える
おそれのないバルーンカテーテルを提供することにあ
る。
血管や臓器等のカテーテル挿入部位組織に損傷を与える
おそれのないバルーンカテーテルを提供することにあ
る。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、以下の本発明により達成される。
即ち、本発明は、先端部にバルーン取付部を有するチ
ューブ本体と、該バルーン取付部に取り付けられた膨
張、収縮自在なバルーンと、前記チューブ本体に形成さ
れ、前記バルーン内へ連通するルーメンとを有するバル
ーンカテーテルであって、 前記バルーン取付部は、チューブ本体先端へ向って縮
径するテーパ状をなしていることを特徴とするバルーン
カテーテルである。
ューブ本体と、該バルーン取付部に取り付けられた膨
張、収縮自在なバルーンと、前記チューブ本体に形成さ
れ、前記バルーン内へ連通するルーメンとを有するバル
ーンカテーテルであって、 前記バルーン取付部は、チューブ本体先端へ向って縮
径するテーパ状をなしていることを特徴とするバルーン
カテーテルである。
また、前記バルーン取付部のテーパ角度は0.85°〜1.
45°であるバルーンカテーテルであるのが好ましい。
45°であるバルーンカテーテルであるのが好ましい。
以下、本発明のバルーンカテーテルを添付図面に示す
好適実施例について詳細に説明する。
好適実施例について詳細に説明する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明のバルーンカ
テーテルのバルーン収縮時および膨張時の構成例を示す
縦断面図である。
テーテルのバルーン収縮時および膨張時の構成例を示す
縦断面図である。
バルーンカテーテル1は、チューブ本体2を有し、そ
の先端部(第1図中左側)付近には、バルーン取付部3
が形成されている。
の先端部(第1図中左側)付近には、バルーン取付部3
が形成されている。
また、バルーン取付部3より先端側には、曲面を有す
る頭部4が形成され、この頭部4とバルーン取付部3と
の境界には段差5が形成されている。この段差5を設け
ることにより、バルーン7をバルーン取付部3に取り付
けた状態で、収縮時のバルーン7の外径がチューブ本体
2の外径、特に頭部4の外径とほぼ等しくなり、前記挿
入器具によりバルーンカテーテルを血管内に挿入する際
に、その挿入器具に付設されている逆止弁その他器具内
壁にバルーン7がひっかかり、損傷を受けるのを防止す
ることができる。
る頭部4が形成され、この頭部4とバルーン取付部3と
の境界には段差5が形成されている。この段差5を設け
ることにより、バルーン7をバルーン取付部3に取り付
けた状態で、収縮時のバルーン7の外径がチューブ本体
2の外径、特に頭部4の外径とほぼ等しくなり、前記挿
入器具によりバルーンカテーテルを血管内に挿入する際
に、その挿入器具に付設されている逆止弁その他器具内
壁にバルーン7がひっかかり、損傷を受けるのを防止す
ることができる。
また、第3図に示すように、バルーン取付部3のチュ
ーブ本体基端側(図中右側)においても段差50を設け、
収縮時のバルーンの外径がチューブ本体2の外径とほぼ
等しくなるようにした構成でもよい。
ーブ本体基端側(図中右側)においても段差50を設け、
収縮時のバルーンの外径がチューブ本体2の外径とほぼ
等しくなるようにした構成でもよい。
なお、チューブ本体2は、例えばポリ塩化ビニル、ポ
リウレタン、シリコーンゴム、PE、ナイロン、EVA等の
ような可撓性を有する材料で構成されている。
リウレタン、シリコーンゴム、PE、ナイロン、EVA等の
ような可撓性を有する材料で構成されている。
本発明のカテーテルチューブ1は、通常、体腔に挿
入、留置された状態で使用されるので、カテーテルチュ
ーブの存在位置をX線透視下で確認しつつ測定や治療行
為を行なう必要性が高い。そこで、カテーテルチューブ
1にX線造影性を付与しておくのが好ましい。具体的に
は、チューブ本体2の構成材料中にX線造影剤を含有せ
しめるのが好ましい。X線造影剤としては、例えば、硫
酸バリウム、酸化ビスマス、タングステン等が挙げられ
る。
入、留置された状態で使用されるので、カテーテルチュ
ーブの存在位置をX線透視下で確認しつつ測定や治療行
為を行なう必要性が高い。そこで、カテーテルチューブ
1にX線造影性を付与しておくのが好ましい。具体的に
は、チューブ本体2の構成材料中にX線造影剤を含有せ
しめるのが好ましい。X線造影剤としては、例えば、硫
酸バリウム、酸化ビスマス、タングステン等が挙げられ
る。
また、チューブ本体2には、バルーン7を膨張、収縮
させるための流体の通路であるルーメン6が形成されて
いる。このルーメン6の先端は、バルーン取付部3の外
周壁へ開放し、取り付けられたバルーン7の内部に連通
している。
させるための流体の通路であるルーメン6が形成されて
いる。このルーメン6の先端は、バルーン取付部3の外
周壁へ開放し、取り付けられたバルーン7の内部に連通
している。
なお、バルーンを膨張、収縮させるための流体として
は、例えばCO2ガス、O2ガス等の気体、生理食塩水、ぶ
どう糖液等の液体が挙げられる。
は、例えばCO2ガス、O2ガス等の気体、生理食塩水、ぶ
どう糖液等の液体が挙げられる。
なお、チューブ本体2には、ルーメン6以外の他のル
ーメンが形成されていてもよい。例えば、本発明のバル
ーンカテーテルを心拍出量測定用バルーンカテーテルに
適用する場合には、ルーメン6以外に、頭部4へ開放す
る血圧測定用ルーメン11(第3図参照)と、希釈用指示
液体の注入用ルーメンと、サーミスタおよびそれらのリ
ード線を収納するためのルーメンとが適宜形成される。
ーメンが形成されていてもよい。例えば、本発明のバル
ーンカテーテルを心拍出量測定用バルーンカテーテルに
適用する場合には、ルーメン6以外に、頭部4へ開放す
る血圧測定用ルーメン11(第3図参照)と、希釈用指示
液体の注入用ルーメンと、サーミスタおよびそれらのリ
ード線を収納するためのルーメンとが適宜形成される。
バルーン取付部3の外周壁回りには、ルーメン6の先
端開口部を覆うように、筒状のバルーン7が取り付けら
れている。
端開口部を覆うように、筒状のバルーン7が取り付けら
れている。
このバルーン7は、例えばシリコーンゴム、ラテック
スゴムのようなゴム材料、またはウレタン、PVC、EVA等
で構成され、膨張、収縮自在のものである。
スゴムのようなゴム材料、またはウレタン、PVC、EVA等
で構成され、膨張、収縮自在のものである。
また、バルーン7の厚さはバルーンの構成材料にもよ
るが、例えば0.08〜0.20mm程度のものが使用可能であ
る。
るが、例えば0.08〜0.20mm程度のものが使用可能であ
る。
このバルーン7の取り付け方法は、第1図に示すよう
に、筒状のバルーン7とバルーン取付部に挿入した後、
バルーン7のチューブ本体先端側(図中左側)の取付し
ろに糸8を複数回巻き付け、これを接着剤で固め、次い
でバルーン7を裏がえし、バルーン7のチューブ本体基
端側(図中右側)の取付しろに糸8を複数回巻き付け、
これを接着剤で固めることにより行なわれる。なお、バ
ルーン7の取り付け方法は、これに限らず、例えばバル
ーン7の両取付しろをバルーン取付部3に直接接着剤で
接着または融着するなどの他の方法を用いてもよい。
に、筒状のバルーン7とバルーン取付部に挿入した後、
バルーン7のチューブ本体先端側(図中左側)の取付し
ろに糸8を複数回巻き付け、これを接着剤で固め、次い
でバルーン7を裏がえし、バルーン7のチューブ本体基
端側(図中右側)の取付しろに糸8を複数回巻き付け、
これを接着剤で固めることにより行なわれる。なお、バ
ルーン7の取り付け方法は、これに限らず、例えばバル
ーン7の両取付しろをバルーン取付部3に直接接着剤で
接着または融着するなどの他の方法を用いてもよい。
本発明のバルーンカテーテル1は、バルーン取付部3
が、チューブ本体2の先端へ向って縮径するテーパ状を
なしていることに特徴を有する。このような構成とした
ことにより、第2図に示すように、バルーン7が膨張し
たときバルーン7が頭部4の最先端を越えて頭部4の周
囲を覆うような状態となる。
が、チューブ本体2の先端へ向って縮径するテーパ状を
なしていることに特徴を有する。このような構成とした
ことにより、第2図に示すように、バルーン7が膨張し
たときバルーン7が頭部4の最先端を越えて頭部4の周
囲を覆うような状態となる。
その原理は、次の通りである。バルーン7は、一般
に、径が一定の円筒状であるため、テーパ状のバルーン
取付部3に装着した場合、チユーブ先端側の小径部9は
緩い状態で(バルーン7の緊張度が小)、チューブ基端
側の大径部10はこれに比べきつい状態(バルーン7の緊
張度が大)で固定されることになる。その結果バルーン
7が収縮した状態で、小径部9付近のバルーン7にたる
みを生じ、チューブ本体先端方向へ膨張し易くなる。
に、径が一定の円筒状であるため、テーパ状のバルーン
取付部3に装着した場合、チユーブ先端側の小径部9は
緩い状態で(バルーン7の緊張度が小)、チューブ基端
側の大径部10はこれに比べきつい状態(バルーン7の緊
張度が大)で固定されることになる。その結果バルーン
7が収縮した状態で、小径部9付近のバルーン7にたる
みを生じ、チューブ本体先端方向へ膨張し易くなる。
このような、バルーン取付部3のテーパ角度θは、0.
85°〜1.45°程度(現状設計値θ=1.1°)とするのが
好ましい。その理由は、θが0.85°未満であるとバルー
ンの構成材料や厚さによっては本発明の効果が十分に得
られない場合があり、またθが1.45°を超えるとチュー
ブ本体の末加工部分より、バルーン部がはみ出すことと
なるからである。
85°〜1.45°程度(現状設計値θ=1.1°)とするのが
好ましい。その理由は、θが0.85°未満であるとバルー
ンの構成材料や厚さによっては本発明の効果が十分に得
られない場合があり、またθが1.45°を超えるとチュー
ブ本体の末加工部分より、バルーン部がはみ出すことと
なるからである。
なお、上述した本発明のバルーンカテーテルは、心拍
出量測定用バルーンカテーテルの他、導尿用バルーンカ
テーテル、PTCA用バルーンカテーテル等あらゆるバルー
ンカテーテルに適用することができる。
出量測定用バルーンカテーテルの他、導尿用バルーンカ
テーテル、PTCA用バルーンカテーテル等あらゆるバルー
ンカテーテルに適用することができる。
〈作用〉 以下、本発明のバルーンカテーテルの作用を説明す
る。
る。
例えば、バルーンカテーテル1を挿入した血管内でバ
ルーン7を膨張させることによりバルーン7を血液流に
のせて移送し、バルーンカテーテル1の先端部を目的部
位まで挿入してゆく際には、ルーメン6の基端部に接続
されたコネクタ(図示せず)よりルーメン6へバルーン
膨張用の流体を注入し、該流体をルーメン6の先端開口
からバルーン内へ送り込んでバルーン7を膨張させる。
ルーン7を膨張させることによりバルーン7を血液流に
のせて移送し、バルーンカテーテル1の先端部を目的部
位まで挿入してゆく際には、ルーメン6の基端部に接続
されたコネクタ(図示せず)よりルーメン6へバルーン
膨張用の流体を注入し、該流体をルーメン6の先端開口
からバルーン内へ送り込んでバルーン7を膨張させる。
バルーン取付部は、チューブ本体2の先端へ向って縮
径するテーパ状となっているため、上述した原理により
バルーン7は頭部4の最先端を越えて突出し、頭部4の
周囲を覆うように膨張する(第2図参照)。
径するテーパ状となっているため、上述した原理により
バルーン7は頭部4の最先端を越えて突出し、頭部4の
周囲を覆うように膨張する(第2図参照)。
特にバルーン取付部3のテーパ角度θが0.85°〜1.45
°の場合には、バルーン7の材質、厚さ、長さ等にかか
わらず、バルーンが頭部4の最先端を確実に越えるよう
に膨張する。この場合には、バルーン7の材質、厚さ、
長さ等の条件が受ける制約が緩和され、設計上有利とな
るというメリットがある。
°の場合には、バルーン7の材質、厚さ、長さ等にかか
わらず、バルーンが頭部4の最先端を確実に越えるよう
に膨張する。この場合には、バルーン7の材質、厚さ、
長さ等の条件が受ける制約が緩和され、設計上有利とな
るというメリットがある。
これにより、バルーンカテーテルの先端が血管内また
は心臓内を移動するに際し、血管内壁または心臓内壁に
比較的硬質の頭部が接触、衝突せず、軟質のバルーン7
が接触するため、血管内壁や心臓内壁を損傷するおそれ
がない。
は心臓内を移動するに際し、血管内壁または心臓内壁に
比較的硬質の頭部が接触、衝突せず、軟質のバルーン7
が接触するため、血管内壁や心臓内壁を損傷するおそれ
がない。
〈発明の効果〉 本発明のバルーンカテーテルによれば、バルーン取付
部がチューブ本体先端へ向って縮径するテーパ状をなし
ていることにより、バルーンがチューブ本体の最先端を
越えて突出するよう膨張する。その結果、血管や臓器等
のカテーテル挿入部位組織に損傷を与えるおそれがない
バルーンカテーテルが提供される。
部がチューブ本体先端へ向って縮径するテーパ状をなし
ていることにより、バルーンがチューブ本体の最先端を
越えて突出するよう膨張する。その結果、血管や臓器等
のカテーテル挿入部位組織に損傷を与えるおそれがない
バルーンカテーテルが提供される。
第1図は、本発明のバルーンカテーテルのバルーン収縮
時の構成例を示す縦断面図である。 第2図は、本発明のバルーンカテーテルのバルーン膨張
時の構成例を示す縦断面図である。 第3図は、本発明のバルーンカテーテルの他の構成例を
示す縦断面図である。 第4図は、従来のバルーンカテーテルのバルーン収縮時
の構成例を示す縦断面図である。 第5図は、従来のバルーンカテーテルのバルーン膨張時
の構成例を示す縦断面図である。 符号の説明 1,11……バルーンカテーテル、2,12……チューブ本体、
3,13……バルーン取付部、4……頭部、5,50……段差、
6,11……ルーメン、7……バルーン、8……糸、9……
小径部、10……大径部
時の構成例を示す縦断面図である。 第2図は、本発明のバルーンカテーテルのバルーン膨張
時の構成例を示す縦断面図である。 第3図は、本発明のバルーンカテーテルの他の構成例を
示す縦断面図である。 第4図は、従来のバルーンカテーテルのバルーン収縮時
の構成例を示す縦断面図である。 第5図は、従来のバルーンカテーテルのバルーン膨張時
の構成例を示す縦断面図である。 符号の説明 1,11……バルーンカテーテル、2,12……チューブ本体、
3,13……バルーン取付部、4……頭部、5,50……段差、
6,11……ルーメン、7……バルーン、8……糸、9……
小径部、10……大径部
Claims (2)
- 【請求項1】先端部にバルーン取付部を有するチューブ
本体と、該バルーン取付部に取り付けられた膨張、収縮
自在なバルーンと、前記チューブ本体に形成され、前記
バルーン内へ連通するルーメンとを有するバルーンカテ
ーテルであって、 前記バルーン取付部は、チューブ本体先端へ向って縮径
するテーパ状をなしていることを特徴とするバルーンカ
テーテル。 - 【請求項2】前記バルーン取付部のテーパ角度は0.85°
〜1.45°である請求項1に記載のバルーンカテーテル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179650A JP2736896B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | バルーンカテーテル |
DE1989602797 DE68902797T2 (de) | 1988-07-18 | 1989-07-14 | Ballon-katheter. |
EP19890112961 EP0351734B1 (en) | 1988-07-18 | 1989-07-14 | Balloon catheter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63179650A JP2736896B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | バルーンカテーテル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229264A JPH0229264A (ja) | 1990-01-31 |
JP2736896B2 true JP2736896B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=16069482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63179650A Expired - Fee Related JP2736896B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | バルーンカテーテル |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0351734B1 (ja) |
JP (1) | JP2736896B2 (ja) |
DE (1) | DE68902797T2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5304199A (en) * | 1993-01-04 | 1994-04-19 | Gene E. Myers Enterprises, Inc. | Apparatus for arterial total occlusion plaque separation |
US6077243A (en) * | 1996-01-11 | 2000-06-20 | C.R. Bard, Inc. | Retention balloon for a corporeal access tube assembly |
EP1210142B1 (en) * | 1999-06-14 | 2011-01-19 | Gore Enterprise Holdings, Inc. | Apparatus for reducing embolization during treatment of carotid artery disease |
ATE495785T1 (de) * | 1999-06-14 | 2011-02-15 | Gore Enterprise Holdings Inc | Apparat zur verringerung des embolierisikos während der behandlung von erkrankungen der kopfschlagader |
US6533753B1 (en) | 2000-04-07 | 2003-03-18 | Philip Haarstad | Apparatus and method for the treatment of an occluded lumen |
JP2003117003A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-22 | Japan Lifeline Co Ltd | 可変長バルーンカテーテルおよびその製造方法 |
US7360540B2 (en) * | 2002-01-23 | 2008-04-22 | Indian Ocean Medical Inc. | Endotracheal tube which permits accurate determination of mucosal pressure |
US7744620B2 (en) | 2003-07-18 | 2010-06-29 | Intervalve, Inc. | Valvuloplasty catheter |
US7654264B2 (en) | 2006-07-18 | 2010-02-02 | Nellcor Puritan Bennett Llc | Medical tube including an inflatable cuff having a notched collar |
JP2012505050A (ja) | 2008-10-10 | 2012-03-01 | インターバルブ, インコーポレイテッド | 弁形成術用カテーテルおよび方法 |
JP2010162163A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 体内留置用バルーンカテーテル |
JP5466882B2 (ja) * | 2009-05-21 | 2014-04-09 | 川澄化学工業株式会社 | 管状治療具留置装置 |
WO2012037162A1 (en) | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Intervalve, Inc. | Positionable valvuloplasty catheter |
DE102012008663A1 (de) * | 2011-08-20 | 2013-02-21 | Advanced Medical Balloons Gmbh | Darmrohr |
JP2014524293A (ja) * | 2011-08-20 | 2014-09-22 | アドバンスド メディカル バルーンズ ゲーエムベーハー | 経肛門的流入カテーテル及び反射作用を調整した排便を断続的に誘引する方法 |
US9533125B2 (en) | 2013-10-01 | 2017-01-03 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Balloon catheter and method of manufacture |
JP6346111B2 (ja) * | 2015-03-13 | 2018-06-20 | オリンパス株式会社 | 内視鏡用穿刺デバイス |
CN104984461A (zh) * | 2015-07-10 | 2015-10-21 | 乐普(北京)医疗器械股份有限公司 | 一种血栓抽吸导管 |
CN105013067A (zh) * | 2015-08-14 | 2015-11-04 | 江苏常美医疗器械有限公司 | 创新型球囊扩张导管 |
CN108969868B (zh) * | 2018-04-17 | 2024-02-27 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 带膨胀囊的导尿管 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE433445B (sv) * | 1981-04-16 | 1984-05-28 | Erik Gustav Percy Nordqvist | Urinkateter |
US4342316A (en) * | 1981-07-06 | 1982-08-03 | The Kendall Company | Zero stasis catheter |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63179650A patent/JP2736896B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-07-14 EP EP19890112961 patent/EP0351734B1/en not_active Expired
- 1989-07-14 DE DE1989602797 patent/DE68902797T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0351734A1 (en) | 1990-01-24 |
DE68902797D1 (de) | 1992-10-15 |
JPH0229264A (ja) | 1990-01-31 |
EP0351734B1 (en) | 1992-09-09 |
DE68902797T2 (de) | 1993-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2736896B2 (ja) | バルーンカテーテル | |
CA1178148A (en) | Balloon catheter with rotatable energy storing support member | |
US5707358A (en) | Dual concentric balloon catheter for retrograde cardioplegia perfusion | |
US4624657A (en) | Medical devices having inflatable portions | |
US6190356B1 (en) | Helical spiral balloon catheter | |
US4261339A (en) | Balloon catheter with rotatable support | |
US4290428A (en) | Catheter with bulb | |
US4702252A (en) | Catheters | |
EP0341988B1 (en) | Prostate balloon dilator | |
US5383896A (en) | Vascular sealing device | |
US5967988A (en) | Catheter having echogenicity enhancement | |
US5423745A (en) | Irregular surface balloon catheters for body passageways and methods of use | |
US5385548A (en) | Balloon catheter for retrograde perfusion | |
JP2682831B2 (ja) | 液体が充填される小型の膨脹カテーテル | |
US5179961A (en) | Catheter guiding and positioning method | |
US5078685A (en) | Catheter with exterior tunnel member | |
JP3804351B2 (ja) | バルーンカテーテル | |
JPH03505829A (ja) | 尿道内の流れの閉塞を軽減するための管腔拡張装置 | |
JPS6040069A (ja) | 軟かい変形可能先端を有するカテーテル | |
JPH0434416B2 (ja) | ||
GB2209121A (en) | Balloon catheter inflation | |
EP0421031B1 (en) | Prostate balloon dilator | |
JPS60500900A (ja) | シ−ルされた貫通内腔を有する捲り返されたバル−ン式カテ−テル | |
JPH06261951A (ja) | バルーンカテーテル | |
GB2172205A (en) | Dilatation catheter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |