JP2736610B2 - 日付証明用封筒 - Google Patents

日付証明用封筒

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JP2736610B2
JP2736610B2 JP6204299A JP20429994A JP2736610B2 JP 2736610 B2 JP2736610 B2 JP 2736610B2 JP 6204299 A JP6204299 A JP 6204299A JP 20429994 A JP20429994 A JP 20429994A JP 2736610 B2 JP2736610 B2 JP 2736610B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自分の作成した文書等の
作成日を証明することができる封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】文書作成の日付を証明する方法として
は、内容証明郵便を利用する方法とか公証人を利用する
方法がある。内容証明郵便を利用する方法は文字で書か
れた文書に限られ、図面とか磁気ディスクのようなもの
には利用できないし、証明できる期間が限られている。
公証人を利用する方法は一般に公証人制度が知られてお
らず、多くの人にとって公証人は利用し難いものであ
る。従って誰でもが気安く簡単に利用できる文書等の日
付証明方法が望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は誰でも簡単に
利用できる日付証明の可能な封筒を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】封筒内面に転写用カーボ
ン層を設けると共に、切手を貼る場所に窓を設け或は封
筒前面に宛名書きラベルを一部を貼着してもうけた。
【0005】
【作用】封筒の内面にカーボン層を設けてあるので、文
書その他の物を入れて表から宛名を書くと宛名が中の文
書等に転写される。その封筒を郵便で宛名のところに送
るので、郵送前にその文書が封筒に入れられたことの一
応の証明が得られる。証明したい日付は封筒に貼付の切
手の消印で判明する。この消印はカーボン層によって封
筒内の文書等にも転写されているので、この消印の転写
像によっても文書が郵送前に封入されたものであること
が証明できる。所で封筒は内面にカーボン層があるので
郵便として受取った後任意の時に封筒の外から中の文書
に書込ができることになるが、その場合はカーボンの方
に痕跡が残るから後からの書込であることが分かる。そ
して後で封を開いて内容を改竄し再び封をしても、切手
の一部が中の文書についていた痕が残り、或はカーボン
層を利用して封筒の外から中の文書に書き込みをしよう
としても、カーボン層に書き込みの痕が残るし、宛名書
きラベルを介しての書き込みなので鮮明さに欠けるた
め、後からの書き込みと判明するから、封をした後の文
書の改竄は出来ないことになる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の封筒正面図であ
る。1は封筒の本体で一枚の紙でできている。封筒の左
上隅の切手を貼る場所には窓2が設けられている。また
右下隅にも窓3が設けられているが、この窓には透明紙
4が貼着してある。この窓3は封筒の中に入っているも
のが見えるようにするためである。5は宛名書きラベル
で上辺が封筒本体に接着固定してある。図2は上記封筒
を展開して内側を示したもので、封筒の正面側の部分の
内面には両面カーボンの転写紙6が上辺で封筒内面に固
着してある。このカーボンは封筒内面に直接塗装した形
で設けてもよい。この場合は転写を行ったとき痕跡がカ
ーボン層に残るようなものがよい。
【0007】図3は上述封筒に文書を入れて封をする迄
の過程を示す。封筒に文書7を入れ(図3A)、封筒の
上から宛名書きラベル5をめくって任意の図形なりパタ
ーン8をボールペンのようなもので記入する。こうする
とそのパターンが中の文書に転写される(図3B)。次
に宛名書きラベル5を戻して下辺を封筒本体に糊づけ
し、宛名9を書込み、ラベルの下辺に切手10を貼付す
る。これで文書には宛名も転写されるがこれは2重の紙
を通しているので不鮮明である。最後に図3Dに示すよ
うに封筒を封じ、窓2の所に封筒本体1と中の文書7の
紙とにまたがるように切手11を貼付し、郵送する。上
述のようにして郵便局に差出した封筒は宛名の所に郵送
されてくる。宛名は自分の所でよいのである。その後、
日付を証明すべき時、当事者立ち合いでこの封筒を開封
すればよい。
【0008】本発明は基本的には封筒内面のカーボン層
によって封筒表書きが中の文書に転写されていることに
より、その文書が郵送前にその封筒に入れられており、
その封入の日付が消印によって証明されると云うもの
で、封筒の表書と中の文書の転写パターンとの照合によ
って上記のことが確認できるのである。消印がカーボン
層によって中の文書にも転写されているので、封筒を封
する前に中に入れた文書を取出し、そのまゝ封をして郵
送し、後で上記取出した文書に書き込みをした場合、消
印の転写がないから証明力の不存在が証明される。消印
の転写パターンの効用はこのようなもので、それによっ
て日付まで証明するのではないから、消印の転写パター
ンであること、封筒表書と消印との位置関係が中の文書
にも再現されていることが明であればよく、日付まで明
瞭に転写されている必要性はないのである。
【0009】上述した実施例はより一層の厳格な証明力
を保証するため二つの点が付加されている。その一つは
宛名書きラベル5である。これは封筒の裏にカーボン層
があるので、それを利用して後から中の文書に書き込み
ができることに対する予防である。これは後でカーボン
を点検すれば確認できるが、この実施例のように宛名書
きラベルを用いると、ラベルをめくって任意パターンを
書くと、これは封筒本体の紙一重を通すだけなので中の
文書に鮮明に転写されている。その後ラベルで覆われる
ので、以後は外からの書き込みはできないか、できても
不鮮明なので外からの書き込みであることが直ちに判明
するのである。もう一つは封筒の切手を貼る所に窓2を
設けたことである。この窓の所で中の文書に直接切手が
付着し、その切手に消印が押されるので、カーボンによ
る消印のパターンより直接に中の文書に消印が押される
ことになって中の文書が郵便局に差出したとき明らかに
封筒中に入っていたこととその日付が証される。このよ
うにすると封筒の内面のカーボン層は不要かと思われる
が、切手は剥がれるおそれがあるので、両者併用である
方が確実である。切手を窓2の縁にかけて貼ると、郵送
後何等かの方法で開封して中の文書を入れ替える等の行
為がより確実に防止できる。
【0010】
【発明の効果】本発明の封筒は切手に押される消印を利
用して封筒内の文書の作成された日付を証明できるの
で、安価でかつ公証人役場に出向く必要もなく、最寄り
の郵便局を利することができることから、誰でもが容易
に日付証明を要する文書の日付証明を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例封筒の正面図
【図2】上記封筒を展開した裏面図
【図3】上記封筒の用法を説明する図
【符号の説明】
1 封筒本体 2 窓 3 窓 4 透明紙 5 宛名書きラベル 6 転写紙(両面カーボン紙) 7 文書 8 パターン 9 宛名 10 切手 11 切手

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒の前面側内面に転写用カーボン層を
    設けると共に、切手を貼る場所に窓を設けたことを特徴
    とする日付証明用封筒。
  2. 【請求項2】 封筒の前面側内面に転写用カーボン層を
    設けると共に、封筒前面に一部を貼着して宛名書きラベ
    ルを設けたことを特徴とする日付証明用封筒。
JP6204299A 1994-08-06 1994-08-06 日付証明用封筒 Expired - Fee Related JP2736610B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981038U (ja) * 1982-11-22 1984-05-31 三菱電機株式会社 混成集積回路装置
JPH05381Y2 (ja) * 1987-12-18 1993-01-07

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