JP2734736B2 - バラ物自動充填装置 - Google Patents

バラ物自動充填装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明のバラ物自動充填装置は、セメントや食品、肥
料等化学品などのバラ物をサイロより紙袋、プラスチッ
クシート袋やフレコンバッグへ一定容量を自動的に充填
し、かつ、充填後に袋口をミシン目により縫取り密封し
移送して荷役する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記したバラ物の充填・密封作業は主として人手によ
りサイロ下で紙袋やフレコンバッグをサイロの排出口に
当接して排出口の開閉器を手動または電動操作により一
定量落下投入せしめ、満杯になった時点で該紙袋等をひ
もや麻ロープでくくりつけて密封していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの充填作業を行なうには、粉塵
の発生が多く、暑いなど作業環境が悪く、しかも重量物
である紙袋等の移動で体力の消耗は著しく、かつ、単純
繰返し作業という労働条件を有しており、若年労働者の
深刻な人手不足で作業者の充当が難かしく、加えて、現
在就労している高年齢者の退職が年々増大して労働人員
の確保が思うにまかせないという悩みが現存している。
これらの対策として、現在自動充填化が種々検討されて
いるが、現在のところ適切な機器が無く、安価で取扱い
の容易な自動化設備の到来が待望されているのが実状で
あった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、これらのバラ物を能率良く、安全に、かつ、
自動的に充填および密封作業を可能とするために、本発
明のバラ物自動充填装置においては、バラ物を貯蔵され
たサイロの直下まで布設された走行レール上を往復動可
能な電動台車と該電動台車に設けられ前記サイロ排出口
に嵌装される上下動自在な受入口を有するパッカと前記
走行レール途中に設置されたフレコンバッグ縫合用のミ
シン装置と該電動台車の往復動の運転停止、該パッカの
受入口の上下動の運転停止ならびに該ミシン装置の縫合
動作等を制御する制御盤とで構成されるバラ物自動充填
装置であって、該ミシン装置は昇降可能で下向きに凹溝
を有する縫合ミシン部と該凹溝へ充填後の袋類上端部を
合致させるための案内ガイドおよびローラを備えた案内
部と該案内部下方において該袋類の側方を押圧する左右
一対の袋口押え機とからなるバラ物自動充填装置とし
た。
〔作 用〕
本発明のバラ物自動充填装置では、紙袋またはフレコ
ンバッグ(以下袋類という)を装填したパッカを搭載す
る電動台車を移動して、サイロ直下の停止位置まで移送
し、サイロ排出口にすっぽりと嵌装するようパッカの受
入口を上昇させて当接し、その後サイロの排出口ゲート
を開いてバラ物を自由落下させる。そして予め一定の重
量のバラ物が袋類に入り終った後、タイマが働いてサイ
ロの排出口ゲートが閉じ、充填作業は完了する。このあ
と、パッカの受入口は下降し、停止していた電動台車は
移動を開始し、走行レールの途中に設けたミシン装置の
位置で停止する。ミシン装置では上方位置から袋類の上
端まで下降し、ほぼ円形に開いていた袋類が左右一対の
八の字形の案内ガイドやローラを通過し、かつ、左右一
対の押圧機で袋類は密閉状態となり、合わせ面はミシン
装置により縫取りされる。この作業が完了した後、電動
台車は密封された袋類を走行レールの終端まで移動し、
そこでトラック等の輸送車の荷台へ荷卸しされ目的地へ
発送される。空になった電動台車は再びサイロ方向へ移
動し、サイロの手前の袋類装填機で袋類が開放状態でセ
ットされる。なお、袋類の装填には軽労働のため手作業
によっても良い。
〔実施例〕
第1図〜第4図は本発明の実施例に係り、第1図は全
体側面図、第2図は全体平面図、第3図はミシン装置の
要部斜視図、第4図は第3図IV−IV視の平面図である。
図において、1はバラ物を貯蔵するサイロ、1aは排出
口、2はバラ物自動充填装置、3は走行レール、4は電
動台車、4aはパッカ、4bは受入口、5は電動台車4の非
常用ストッパで、5aはサイロ位置、5bはトラックへの荷
卸位置にある非常用ストッパである。6は紙袋等のミシ
ン装置、7は紙袋等の装填機、8は制御盤である。ま
た、9は充填完了後の袋の荷役場であり、10は油圧シリ
ンダである。
本発明のバラ物自動充填装置は、ほぼ全自動的に50kg
〜1トンに及ぶバラ物を袋詰し、密封処理して能率良く
輸送可能であるので、第2図に示すように、たとえば、
4つのサイロを結んだ地点で処理後の袋詰めバラ物をト
ラック等の輸送機へ能率良く搬送処理できる。
次にミシン装置6について説明する。第3図および第
4図に示すように、電動台車4に積載され、サイロ1の
直下で充填完了した袋類の上端がミシン装置6の位置ま
で移動したあと、電動台車4は停止するが、その後、ミ
シン装置6を懸垂支持している油圧シリンダ10のピスト
ンロッド10aが下降して第3図に示すように袋類の上端
部がミシン装置の下向きの凹溝へ嵌入する位置の高さで
停止する。油圧シリンダはレール12を走行する台車11に
懸架される。一方、電動台車上の袋類の上端部は案内
部、すなわち、ミシン装置から突出している左右一対の
八の字型の案内ガイド6aおよび進行方向に向って次第幅
狭に配列された複数個の左右一対の竪軸回りに回転する
ローラ6bに導かれて、真一文字に合致させられたうえ、
先端が凹溝内へ入り込む。このとき同時にローラ6bの下
側の側方にサポート6eを介して固設されたエアシリンダ
6dを介して進退動する左右一対の袋口押え機6cによって
袋類の上端部は真一文字に閉じ動作を付勢される。次
に、ミシン装置6の縫合ミシン部6fは微速で電動台車の
移動方向とは逆に移動しつつ、袋類上端部を縫合する。
6gは縫合用の麻糸等である。縫合作業が完了するとミシ
ン装置6は上昇待避する。
また、紙袋等装填機7はサイロ1の直前に設置され、
パッカ4aの所定位置に空袋の内部に空気を注入しながら
袋の上端開口部を受入口4bの外側に抱き込むようにセッ
トする装置である。
また、電動台車4上に搭載されるパッカ4aは、既に述
べたように、たとえばエアシリンダによって上下方向に
進退動する受入口4bと、受入口4bの下端に空袋の上端開
口部を嵌入して締めつけ把持するクランプ機構および電
動台車4に直立し、受入口4bとクランプ機構を支持する
コラムと空袋へ空気を注入するノズルとから構成され
る。
以上のように構成された本発明のバラ物自動充填装置
の作動について説明する。
まず、紙袋等の装填機7において電動台車4のパッカ
4aに空の紙袋等を中に空気を吹き込んで開放状態にした
うえ、受入口4bの下端外周に紙袋等の上端内周面を押え
つけ、制御盤8に指令を発してサイロ直下まで電動台車
を移動する。そして上下方向に移動可能な逆円錐台形状
をした受入口4bを上昇させ、排出口1aの外周に受入口4b
の内周面を密着させる。上記のように装填機7が設備さ
れていない現場では作業員の手作業で紙袋等をセットす
る。その後、サイロ1に付属の図示しない開閉器を操作
して開状態してサイロ1内のバラ物を空袋内へ落下充填
させる。充填中空袋からのエアー抜きはエアフィルタ1c
付きの排出管1bにより行なう。開閉器は予めタイマによ
り袋内にほぼ一定量の容量が充填される時間後に閉状態
となるよう設定されており、充填作業が完了する。その
あと、受入口4bを下げパッカ4aより離脱させ充填された
袋を積載した状態で電動台車4はミシン装置6の位置ま
で移動し停止する。前述したように、袋の上端は案内ガ
イド6aおよび左右一対のローラ6bの間を通って一文字に
合致され、かつ、その下部の袋口押え機6cをエアシリン
ダ6dで押えつつ、2枚に合わされた袋上端部がミシン装
置6の凹溝を通過して縫取りされる。以上の縫取り作業
が完了したあと、電動台車は終端位置まで移動し停止す
る。その後、パッカ4a上の袋をウインチまたはフォーク
リフトその他の荷役機械によりトラックまたはその他の
輸送機に移して出荷する。
なお、ミシン装置6による縫合動作ではミシン装置6
が逆移動し電動台車4が停止したが、電動台車4を微速
前進させ、ミシン装置6を停止させて縫合動作をさせて
もよい。
本発明のバラ物自動充填装置は充填袋類のミシン縫合
を始めとしてほぼ全自動操作が可能であるので、たとえ
ば、第2図に示すように、荷役場9に複数の装置が集結
して荷役作業の集約化、作業能率の向上を図ることがで
きる。
本発明では、サイロ1の直下にバラ物自動充填装置を
設置したが、サイロ下のホッパスケールの直下に置くこ
ともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のバラ物自動充填装置に
よれば、たとえば、1人という僅少作業者の監視によっ
て、ほぼ全自動でバラ物の充填、密封、移送、荷役が可
能となるうえ、複数台の設置により作業効率が著しく向
上し、荷役費が大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る実施例を示し、第1図は
全体側面図、第2図は全体平面図、第3図はミシン装置
の要部斜視図、第4図は第3図IV−IV視の平面図であ
る。 1……サイロ、2……バラ物自動充填装置、3……走行
レール、4……電動台車、4a……パッカ、4b……受入
口、5……非常用ストッパ、6……ミシン装置、6a……
案内ガイド、6b……ローラ、6c……袋口押え機、6d……
エヤシリンダ(油圧シリンダ)、6e……サポート、6f…
…縫合ミシン部、7……紙袋等の装填機、8……制御
盤、9……荷役場、10……油圧シリンダ、10a……ピス
トンロッド、11……台車、12……レール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バラ物を貯蔵されたサイロの直下まで布設
    された走行レール上を往復動可能な電動台車と該電動台
    車に設けられ前記サイロ排出口に嵌装される上下動自在
    な受入口を有するパッカと前記走行レール途中に設置さ
    れたフレコンバッグ縫合用のミシン装置と該電動台車の
    往復動の運転停止、該パッカの受入口の上下動の運転停
    止ならびに該ミシン装置の縫合動作等を制御する制御盤
    とで構成されるバラ物自動充填装置であって、該ミシン
    装置は昇降可能で下向きに凹溝を有する縫合ミシン部と
    該凹溝へ充填後の袋類上端部を合致させるための案内ガ
    イドおよびローラを備えた案内部と該案内部下方におい
    て該袋類の側方を押圧する左右一対の袋口押え機とから
    なるバラ物自動充填装置。
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JPS5437430Y2 (ja) * 1975-06-09 1979-11-09
JPS5245496A (en) * 1975-10-04 1977-04-09 Terushige Yanagi Device for bagging powder
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