JP2673291B2 - バラ物自動充填装置 - Google Patents

バラ物自動充填装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明のバラ物自動充填装置は、セメントや食品、肥
料等化学品などのバラ物をサイロより紙袋、プラスチッ
クシート袋やフレコンバッグへ一定容量を自動的に充填
し、かつ、充填後に袋口をミシン目により縫取り密封し
移送して荷役する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
上記したバラ物の充填・密封作業は主として人手によ
りサイロ下で紙袋やフレコンバッグをサイロの排出口に
当接して排出口の開閉器を手動または電動操作により一
定量落下投入せしめ、満杯になった時点で該紙袋等をひ
もや麻ロープでくくりつけて密封していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの充填作業を行なうには、粉塵
の発生が多く、暑いなど作業環境が悪く、しかも重量物
である紙袋等の移動で体力の消耗は著しく、かつ、単純
繰返し作業という労働条件を有しており、若年労働者の
深刻な人手不足で作業者の充当が難かしく、加えて、現
在就労している高年齢者の退職が年々増大して労働人員
の確保が思うにまかせないという悩みが現存している。
これらの対策として、現在自動充填化が種々検討されて
いるが、現在のところ適切な機器が無く、安価で取扱い
の安易な自動化設備の到来が待望されているのが実状で
あった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、これらのバラ物を能率良く、安全に、かつ、
自動的に充填および密封作業を可能とするために、本発
明のバラ物自動充填装置においては、バラ物を貯蔵され
たサイロの直下まで布設された走行レール上を往復動可
能な電動台車と該電動台車に設けられ前記サイロ排出口
に嵌装される上下動自在な受入口を有するパッカと前記
走行レール途中に設置されたフレコンバッグ縫合用ミシ
ン装置と該電動台車の往復動の運転停止、該パッカの受
入口の上下動の運転停止ならびに該ミシンの縫合動作等
を制御する制御盤とで構成されるバラ物自動充填装置と
した。
〔作 用〕
本発明のバラ物自動充填装置では、紙袋またはフレコ
ンバッグ(以下紙袋等という)を装填したパッカを搭載
する電動台車を移動して、サイロ直下の停止位置まで移
送し、サイロ排出口にすっぽりと嵌装するようパッカの
受入口を上昇させて当接し、その後排出口ゲートを開い
てバラ物を自由落下させる。そして予め一定の重量のバ
ラ物が紙袋等に入り終った後、タイマが働いてサイロの
排出口ゲートが閉じ、充填作業は完了する。このあと、
パッカの受入口は下降し、停止していた電動台車は移動
を開始し、走行レールの途中に設けたミシン装置の位置
で停止する。ミシン装置ではほぼ円形に開いていた紙袋
等が左右一対の八の字形の案内ガイドおよび左右一対の
ローラ間を通過し、かつ、左右一対の押圧機で紙袋等は
密閉状態となり、合わせ面は電動台車の微速前進に応じ
てミシン装置により縫取りされる。この作業が完了した
後、電動台車は密封された紙袋等を走行レールの終端ま
で移動し、そこでトラック等の輸送車の荷台へ荷卸しさ
れ目的地へ発送される。空になった電動台車は再びサイ
ロ方向へ移動し、サイロの手前の紙袋等装填機で紙袋が
開放状態でセットされる。なお、紙袋の装填には軽労働
のため手作業によっても良い。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本発明の実施例に係り、第1図は全
体側面図、第2図は全体平面図、第3図はミシン装置の
要部斜視図である。
図において、1はバラ物を貯蔵するサイロ、1aは排出
口、2はバラ物自動充填装置、3は走行レール、4は電
動台車、4aはパッカ、4bは受入口、5は電動台車4の非
常用ストッパで、5aはサイロ位置、5bはトラックへの荷
卸位置にある非常用ストッパである。6は紙袋等のミシ
ン装置、7は紙袋等の装填機、8は制御盤である。ま
た、9は充填完了後の袋の荷役場である。
本発明のバラ物自動充填装置は、ほぼ全自動的に50kg
〜1トンに及ぶバラ物を袋詰し、密封処理して能率良く
輸送可能であるので、第2図に示すように、たとえば、
4つのサイロを結んだ地点で処理後の袋詰めバラ物をト
ラック等の輸送機へ能率良く搬送処理できる。
次にミシン装置6について説明する。第3図に示すよ
うに、台車4で充填後満杯になった袋の上端が左右一対
の平面八の字に開いた案内ガイド6aおよび左右一対のロ
ーラ間を通過すると同時に、油圧シリンダ6dによって押
圧される左右一対の袋口押え機6cによって真一文字に閉
じた状態にされつつ、案内ガイド6aとは反対に設置され
たミシン(縫合機)6を通過する間に糸によって縫合さ
れる。
また、紙袋等装填機7はサイロ1の直前に設置され、
パッカ4aの所定位置に空袋の内部に空気を注入しながら
袋の上端開口部を受入口4bの外側に抱き込むようにセッ
トする装置である。
また、電動台車4上に搭載されるパッカ4aは、既に述
べたように、たとえばエアシリンダによって上下方向に
進退動する受入口4bと、受入口4bの下端に空袋の上端開
口部を嵌入して締めつけ把持するクランプ機構および電
動台車4に直立し、受入口4bとクランプ機構を支持する
コラムと空袋へ注入するノズルとから構成される。
以上のように構成された本発明のバラ物自動充填装置
の作動について説明する。
まず、紙袋等の装填機7において電動台車4のパッカ
4aに空の紙袋等を中に空気を吹き込んで開放状態にした
うえ、受入口4bの下端外周に紙袋等の上端内周面をクラ
ンプ機構により押えつけ、制御盤8に指令を発してサイ
ロ直下まで電動台車を移動する。そして上下方向に移動
可能な逆円錐台形状をした受入口4bを上昇させ、排出口
1aの外周に受入口4bの内周面を密着させる。上記のよう
に装填機7が設備されていない現場では作業員の手作業
で紙袋等をセットする。その後、サイロ1に付属の図示
しない開閉器を操作して開状態してサイロ1内のバラ物
を空袋内へ落下充填させる。充填中空袋からのエアー抜
きはエアフィルタ1c付きの排出管1bにより行なう。開閉
器は予めタイマにより袋内にほぼ一定量の容量が充填さ
れる時間後に閉状態となるよう設定されており、充填作
業が完了する。そのあと、受入口4bを下げパッカ4aより
離脱させ充填された袋を積載した状態で電動台車4はミ
シン装置6の位置まで移動し、この位置で微速前進に切
り替って、第3図に示すように、袋の上端は案内ガイド
6aおよび左右一対のローラ6bの間を通って一文字に合致
され、かつ、その下部の袋押え機6cをエアシリンダ6dで
押えつつ、2枚に合わされた袋の上端部がミシン装置6
の凹溝を通過して縫取りされる。以上の縫取り作業が完
了したあと、電動台車は微速から標準速度に切り替って
終端位置まで移動し停止する。その後、パッカ4a上の袋
をウインチその他の荷役機械によりトラックまたはその
他の輸送機に移して出荷する。
なお、ミシン装置6による縫合動作ではミシン装置6
が固定し電動台車4が微速前進したが、電動台車4を静
止させ、ミシン装置6を逆方向に微速後退させて縫合動
作をさせてもよい。
本発明のバラ物自動充填装置はほぼ全自動操作が可能
であるので、たとえば、第2図に示すように、荷役場9
に複数の装置が集結して荷役作業の集約化、作業能率の
向上を図ることができる。
本発明では、サイロ1の直下にバラ物自動充填装置を
設置したが、サイロ下のホッパスケールの直下に置くこ
ともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のバラ物自動充填装置に
よれば、たとえば、1人という僅少作業者の監視によっ
て、ほぼ全自動でバラ物の充填、密封、移送、荷役が可
能となるうえ、複数台の設置により作業効率が著しく向
上し、荷役費が大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る実施例を示し、第1図は
全体側面図、第2図は全体平面図、第3図はミシン装置
の要部斜視図である。 1……サイロ、2……バラ物自動充填装置、3……走行
レール、4……電動台車、4a……パッカ、4b……受入
口、5……非常用ストッパ、6……ミシン装置、6a……
案内ガイド、6b……ローラ、6c……袋口押え機、6d……
エヤシリンダ(油圧シリンダ)、7……紙袋等の装填
機、8……制御盤、9……荷役場。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バラ物を貯蔵されたサイロの直下まで布設
    された走行レール上を往復動可能な電動台車と該電動台
    車に設けられ前記サイロ排出口に嵌装される上下動自在
    な受入口を有するパッカと前記走行レール途中に設置さ
    れたフレコンバッグ縫合用ミシン装置と該電動台車の往
    復動の運転停止、該パッカの受入口の上下動の運転停止
    ならびに該ミシンの縫合動作等を制御する制御盤とで構
    成されるバラ物自動充填装置。
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