JP2734397B2 - アクティブソーナ装置 - Google Patents
アクティブソーナ装置Info
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- JP2734397B2 JP2734397B2 JP7062340A JP6234095A JP2734397B2 JP 2734397 B2 JP2734397 B2 JP 2734397B2 JP 7062340 A JP7062340 A JP 7062340A JP 6234095 A JP6234095 A JP 6234095A JP 2734397 B2 JP2734397 B2 JP 2734397B2
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクティブソーナ装置に
関し、特に船舶に搭載されて受信信号の方位角を検出す
るアクティブソーナ装置に関するものである。
関し、特に船舶に搭載されて受信信号の方位角を検出す
るアクティブソーナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアクティブソーナ装置に
おける受信信号の方位算出方法は、スプリットビーム相
関処理により得られる目標信号の位相差から目標信号の
方位角を算出する方法がとられていた。
おける受信信号の方位算出方法は、スプリットビーム相
関処理により得られる目標信号の位相差から目標信号の
方位角を算出する方法がとられていた。
【0003】従来のスピリットビーム相関処理により得
られる目標信号の位相差から目標信号の方位角を算出す
る方法を実現するアクティブソーナ装置の一例が特開昭
59−72073号公報に記載されている。この公報に
記載されたソーナ目標表示装置では、スプリットビーム
形成手段によって得られる左右2つの受信ビーム出力を
相関演算する相関演算手段と、この相関演算手段によっ
て得られる出力からソーナ目標信号の位相差を求める位
相差検出手段とが設けられており、この位相差検出手段
によって得られる位相差からソーナ目標の方位を出力し
ている。
られる目標信号の位相差から目標信号の方位角を算出す
る方法を実現するアクティブソーナ装置の一例が特開昭
59−72073号公報に記載されている。この公報に
記載されたソーナ目標表示装置では、スプリットビーム
形成手段によって得られる左右2つの受信ビーム出力を
相関演算する相関演算手段と、この相関演算手段によっ
て得られる出力からソーナ目標信号の位相差を求める位
相差検出手段とが設けられており、この位相差検出手段
によって得られる位相差からソーナ目標の方位を出力し
ている。
【0004】このソーナ目標表示装置では、スプリット
ビーム形成手段によって得られる左右2つの受信ビ−ム
出力(EL ,ER )を相関演算する。
ビーム形成手段によって得られる左右2つの受信ビ−ム
出力(EL ,ER )を相関演算する。
【0005】 左受信ビーム出力 EL*=XL−jYL(*は共役複素数であることを 示す) …(1) 右受信ビーム出力 ER =XR+jYR …(2) 相関出力 IRL=EL*・ER=XRL+jYRL…(3) こうして得られた相関出力IRLから位相差として、電気位相角φを、 φ=TAN−1(YRL/XRL) …(4) により算出する。この得られた電気位相角φから左右のスプリットビームの整相 中心間の距離d及び受信信号の波長λから、ソーナ目標信号の方位角θを、 θ=SIN−1(λφ/2πd) …(5) の如く求める。
【0006】ここで、電気位相角φは−πから+πの範
囲において定義されるものであり、従って電気位相角φ
が−πから+πの範囲において、ソーナ目標信号の方位
角θが一義に算出される。
囲において定義されるものであり、従って電気位相角φ
が−πから+πの範囲において、ソーナ目標信号の方位
角θが一義に算出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のソーナ目標
表示装置では、(5)式で示す通り、スプリットビーム
の形成手段によって得られる左右2つの受信ビーム出力
を相関演算し、その出力からソーナ目標信号の位相差と
して電気位相角φを求め、その電気位相角φからソーナ
目標の方位角θを算出する方法では、目標の方位角θ
は、電気位相角φが−πから+πの範囲においてでしか
一義に算出されない。
表示装置では、(5)式で示す通り、スプリットビーム
の形成手段によって得られる左右2つの受信ビーム出力
を相関演算し、その出力からソーナ目標信号の位相差と
して電気位相角φを求め、その電気位相角φからソーナ
目標の方位角θを算出する方法では、目標の方位角θ
は、電気位相角φが−πから+πの範囲においてでしか
一義に算出されない。
【0008】つまり、左右のスプリットビームの整相中
心間の距離dと目標の方位角θには、 dSIN θ<λ …(6) の関係があるために、目標の方位角θの算出範囲を広げ
るためには、目標信号の周波数が同じならば、左右のス
プリットビーム整相中心間の距離dを小さくする必要が
ある。そのことは、(5)式における目標の方位角θの
算出において、電気位相角φの変化に対する目標の方位
角θの変化の割合が大きくなることになり、ひいては目
標の方位角θの算出精度が低下するという問題がある。
心間の距離dと目標の方位角θには、 dSIN θ<λ …(6) の関係があるために、目標の方位角θの算出範囲を広げ
るためには、目標信号の周波数が同じならば、左右のス
プリットビーム整相中心間の距離dを小さくする必要が
ある。そのことは、(5)式における目標の方位角θの
算出において、電気位相角φの変化に対する目標の方位
角θの変化の割合が大きくなることになり、ひいては目
標の方位角θの算出精度が低下するという問題がある。
【0009】本発明の目的は、左右のスプリットビーム
の整相中心間の距離dを小さくすることなく目標の方位
角θの算出範囲を広げることができるアクティブソーナ
装置を提供することである。
の整相中心間の距離dを小さくすることなく目標の方位
角θの算出範囲を広げることができるアクティブソーナ
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、本発明によるアクティブソーナ装置は、スプ
リットビームの相関処理により受信信号の方位角算出を
行うようにしたアクティブソーナ装置であって、任意の
方向に対して等しい受波指向性を有する左右2つの受信
スプリットビームを形成するスプリットビーム形成手段
と、ビーム整相中心位置が前記左右2つの受信スプリッ
トビームの整相中心位置の中央位置とされかつ前記左右
2つの受信スプリットビームと同じ方位に対する受波指
向性を有する受信フルビームを形成するフルビーム形成
手段と、前記左右2つの受信スプリットビーム出力の相
関演算をなすスプリットビーム相関演算手段と、前記左
右2つの受信スプリットビーム出力のいずれかと前記受
信フルビーム出力との相関演算を行うフルビーム相関演
算手段と、前記スプリットビーム相関演算手段により得
られた相関演算出力から目標信号の位相差を検出するス
プリットビーム位相差検出手段と、前記フルビーム相関
演算手段により得られた相関演算出力から目標信号の位
相差を検出するフルビーム位相差検出手段と、前記スプ
リットビーム位相差検出手段とフルビーム位相差検出手
段とにより夫々検出された位相差から目標信号の方位角
を算出する方位角算出手段と、を含むことを特徴として
いる。
るために、本発明によるアクティブソーナ装置は、スプ
リットビームの相関処理により受信信号の方位角算出を
行うようにしたアクティブソーナ装置であって、任意の
方向に対して等しい受波指向性を有する左右2つの受信
スプリットビームを形成するスプリットビーム形成手段
と、ビーム整相中心位置が前記左右2つの受信スプリッ
トビームの整相中心位置の中央位置とされかつ前記左右
2つの受信スプリットビームと同じ方位に対する受波指
向性を有する受信フルビームを形成するフルビーム形成
手段と、前記左右2つの受信スプリットビーム出力の相
関演算をなすスプリットビーム相関演算手段と、前記左
右2つの受信スプリットビーム出力のいずれかと前記受
信フルビーム出力との相関演算を行うフルビーム相関演
算手段と、前記スプリットビーム相関演算手段により得
られた相関演算出力から目標信号の位相差を検出するス
プリットビーム位相差検出手段と、前記フルビーム相関
演算手段により得られた相関演算出力から目標信号の位
相差を検出するフルビーム位相差検出手段と、前記スプ
リットビーム位相差検出手段とフルビーム位相差検出手
段とにより夫々検出された位相差から目標信号の方位角
を算出する方位角算出手段と、を含むことを特徴として
いる。
【0011】
【作用】従来のスプリットビーム相関処理による受信信
号の第1の位相差データに加えて、振幅データを生成す
るために形成されているフルビームと左右スプリットビ
ームの1方のビームデータとによりスプリットビーム相
関処理を行い、これにより得られた第2の位相差データ
を用いる。
号の第1の位相差データに加えて、振幅データを生成す
るために形成されているフルビームと左右スプリットビ
ームの1方のビームデータとによりスプリットビーム相
関処理を行い、これにより得られた第2の位相差データ
を用いる。
【0012】この第2の位相差データにより第1の位相
差データが−π≦θ≦πか、−2π≦θ<−πまたはπ
<θ≦2πかを判断し、位相差が−2π≦θ≦2πの範
囲において、受信信号の方位角を算出する。これによ
り、従来と同じ方位角算出範囲を考えた時、スプリット
ビーム間距離を広げることができ、その結果方位精度が
高まる。
差データが−π≦θ≦πか、−2π≦θ<−πまたはπ
<θ≦2πかを判断し、位相差が−2π≦θ≦2πの範
囲において、受信信号の方位角を算出する。これによ
り、従来と同じ方位角算出範囲を考えた時、スプリット
ビーム間距離を広げることができ、その結果方位精度が
高まる。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図1において本発明の一実施例によるアクティブソ
ーナ装置は、送受波器アレイ1と、垂直整相回路2と、
スプリットビーム(左)水平整相回路3と、スプリット
ビーム(右)水平整相回路4と、フルビーム水平整相回
路5と、スプリットビーム相関回路6と、フルビーム相
関回路7と、フルビーム相関回路8と、スプリットビー
ム位相差検出回路9と、フルビーム位相検出回路10
と、フルビーム位相検出回路11と、方位角算出回路1
2とを有している。
る。図1において本発明の一実施例によるアクティブソ
ーナ装置は、送受波器アレイ1と、垂直整相回路2と、
スプリットビーム(左)水平整相回路3と、スプリット
ビーム(右)水平整相回路4と、フルビーム水平整相回
路5と、スプリットビーム相関回路6と、フルビーム相
関回路7と、フルビーム相関回路8と、スプリットビー
ム位相差検出回路9と、フルビーム位相検出回路10
と、フルビーム位相検出回路11と、方位角算出回路1
2とを有している。
【0015】送受波器アレイ1は、複数の垂直方向の
列、複数の水平方向の段からなる複数の送受波器(図示
せず)から構成されており、それらの各々は受信信号R
を出力する。垂直整相回路2は送受波器アレイ1を構成
する複数の送受波器から受信信号Rを受ける。垂直整相
回路2は受信信号Rに対して垂直方向の列毎の各段の送
受波器からの受信信号Rについて整相処理等を行い、送
受波器アレイ1の送受波器の各列毎の垂直整相信号Bを
形成する。
列、複数の水平方向の段からなる複数の送受波器(図示
せず)から構成されており、それらの各々は受信信号R
を出力する。垂直整相回路2は送受波器アレイ1を構成
する複数の送受波器から受信信号Rを受ける。垂直整相
回路2は受信信号Rに対して垂直方向の列毎の各段の送
受波器からの受信信号Rについて整相処理等を行い、送
受波器アレイ1の送受波器の各列毎の垂直整相信号Bを
形成する。
【0016】スプリットビーム(左)水平整相回路3は
複数の垂直整相信号Bを受け、スプリットビーム(左)
整相中心位置13(図2参照)にビーム中心をおくよう
任意の方位に対して水平整相処理等を行い、スプリット
ビーム(左)水平整相信号SBLを形成する。同様にス
プリットビーム(右)水平整相回路4は複数の垂直整相
信号Bを受け、スプリットビーム(右)整相中心位置1
4(図2参照)にビーム中心をおくようスプリットビー
ム(左)と同じ方位に対して水平整相処理等を行い、ス
プリットビーム(右)水平整相信号SBRを形成する。
複数の垂直整相信号Bを受け、スプリットビーム(左)
整相中心位置13(図2参照)にビーム中心をおくよう
任意の方位に対して水平整相処理等を行い、スプリット
ビーム(左)水平整相信号SBLを形成する。同様にス
プリットビーム(右)水平整相回路4は複数の垂直整相
信号Bを受け、スプリットビーム(右)整相中心位置1
4(図2参照)にビーム中心をおくようスプリットビー
ム(左)と同じ方位に対して水平整相処理等を行い、ス
プリットビーム(右)水平整相信号SBRを形成する。
【0017】フルビーム水平整相回路5は複数の垂直整
相信号Bを受け、スプリットビーム(左)整相中心位置
13とスプリットビーム(右)整相中心位置14の中間
位置であるフルビーム整相中心15(図2参照)にビー
ム中心をおくようスプリットビーム(左)と同じ方位に
対して水平整相処理等を行い、フルビーム水平整相信号
FBを形成する。
相信号Bを受け、スプリットビーム(左)整相中心位置
13とスプリットビーム(右)整相中心位置14の中間
位置であるフルビーム整相中心15(図2参照)にビー
ム中心をおくようスプリットビーム(左)と同じ方位に
対して水平整相処理等を行い、フルビーム水平整相信号
FBを形成する。
【0018】スプリットビーム相関回路6はスプリット
ビーム(左)水平整相回路3からスプリットビーム
(左)水平整相信号SBLとスプリットビーム(右)水
平整相回路4からスプリットビーム(右)水平整相信号
SBRを受ける。スプリットビーム相関処理回路6は
(7)式に基づき、スプリットビーム(左)水平整相信
号SBLとスプリットビーム(右)水平整相信号SBR
の相関処理を行い、スプリットビーム相関出力CSを出
力する。
ビーム(左)水平整相回路3からスプリットビーム
(左)水平整相信号SBLとスプリットビーム(右)水
平整相回路4からスプリットビーム(右)水平整相信号
SBRを受ける。スプリットビーム相関処理回路6は
(7)式に基づき、スプリットビーム(左)水平整相信
号SBLとスプリットビーム(右)水平整相信号SBR
の相関処理を行い、スプリットビーム相関出力CSを出
力する。
【0019】 CS=SBL* ・SBR=XCS+jYCS…(7) フルビーム相関回路7はスプリットビーム(左)水平整
相回路3からスプリットビーム(左)水平整相信号SB
Lを、フルビーム水平整相回路5からフルビーム水平整
相信号FBを夫々受ける。フルビーム相関回路7は
(8)式に基づき、スプリットビーム(左)水平整相信
号SBLと、フルビーム水平整相信号FBの相関処理を
行い、フルビーム相関出力CFLを出力する。
相回路3からスプリットビーム(左)水平整相信号SB
Lを、フルビーム水平整相回路5からフルビーム水平整
相信号FBを夫々受ける。フルビーム相関回路7は
(8)式に基づき、スプリットビーム(左)水平整相信
号SBLと、フルビーム水平整相信号FBの相関処理を
行い、フルビーム相関出力CFLを出力する。
【0020】 CFL=SBL*・FB=XCFL+jYCFL …(8) フルビーム相関回路8はスプリットビーム(右)水平整
相回路4からスプリットビーム(右)水平整相信号SB
Rを、フルビーム水平整相回路5からフルビーム水平整
相信号FBを夫々受ける。フルビーム相関回路8は
(9)式に基づき、スプリットビーム(右)水平整相信
号SBRと、フルビーム水平整相信号FBの相関処理を
行い、フルビーム相関出力CFRを出力する。
相回路4からスプリットビーム(右)水平整相信号SB
Rを、フルビーム水平整相回路5からフルビーム水平整
相信号FBを夫々受ける。フルビーム相関回路8は
(9)式に基づき、スプリットビーム(右)水平整相信
号SBRと、フルビーム水平整相信号FBの相関処理を
行い、フルビーム相関出力CFRを出力する。
【0021】 CFR=SBR* ・FB=XCFR +jYCFR …(9) スプリットビーム位相差検出回路9はスプリットビーム
相関回路6からスプリットビーム相関出力CSを受け
る。スプリットビーム位相差検出回路9は(10)式に
基づき、スプリットビーム相関出力CSから電気位相角
φS を出力する。
相関回路6からスプリットビーム相関出力CSを受け
る。スプリットビーム位相差検出回路9は(10)式に
基づき、スプリットビーム相関出力CSから電気位相角
φS を出力する。
【0022】φS =TAN -1(YCS/XCS)…(10) フルビーム位相差検出回路10はフルビーム相関回路7
からフルビーム相関出力CFLを受ける。フルビーム位
相差検出回路10は(11)式に基づき、フルビーム相
関出力CFLから電気位相角φFLを出力する。
からフルビーム相関出力CFLを受ける。フルビーム位
相差検出回路10は(11)式に基づき、フルビーム相
関出力CFLから電気位相角φFLを出力する。
【0023】φFL=TAN -1(YCFL /XCFL )…(1
1) フルビーム位相差検出回路11はフルビーム相関回路8
からフルビーム相関出力CFRを受ける。フルビーム位
相差検出回路11は(12)式に基づき、フルビーム相
関出力CFRから電気位相角φFRを出力する。
1) フルビーム位相差検出回路11はフルビーム相関回路8
からフルビーム相関出力CFRを受ける。フルビーム位
相差検出回路11は(12)式に基づき、フルビーム相
関出力CFRから電気位相角φFRを出力する。
【0024】 φFR=TAN -1(YCFR /XCFR )…(12) 方位角算出回路12はスプリットビーム位相差検出回路
9から電気位相角φSとフルビーム位相差検出回路10
から電気位相角φFLを、フルビーム位相差検出回路11
から電気位相角φFRを夫々受ける。方位角算出回路12
は電気位相角φS と電気位相角φFLと電気位相角φFRと
から目標信号の方位角(θ)16を出力する。
9から電気位相角φSとフルビーム位相差検出回路10
から電気位相角φFLを、フルビーム位相差検出回路11
から電気位相角φFRを夫々受ける。方位角算出回路12
は電気位相角φS と電気位相角φFLと電気位相角φFRと
から目標信号の方位角(θ)16を出力する。
【0025】次に図2を参照して、方位角算出回路12
における目標信号の方位角(θ)16の算出方法につい
て説明する。図2において、ビーム方位17に対して右
側に目標信号が観測される場合を例にとり説明する。目
標信号の方位角(θ)16に対して、スプリットビーム
位相差検出回路9によって検出される位相差は電気位相
角(φS )18、フルビーム位相差検出回路11によっ
て検出される位相差は電気位相角(φFR)19となる。
における目標信号の方位角(θ)16の算出方法につい
て説明する。図2において、ビーム方位17に対して右
側に目標信号が観測される場合を例にとり説明する。目
標信号の方位角(θ)16に対して、スプリットビーム
位相差検出回路9によって検出される位相差は電気位相
角(φS )18、フルビーム位相差検出回路11によっ
て検出される位相差は電気位相角(φFR)19となる。
【0026】また、左右のスプリットビームの整相中心
間の距離をdとすれば、フルビーム整相中心位置とスプ
リットビーム(右)整相中心位置の距離はd/2とな
る。従って、電気位相角φFRは電気位相角φSの1/
2倍の大きさとなる。電気位相角φFRが、 0<|φFR|<π/2 (rad) の場合、電気位相角φSは、 0<|φS|<π (rad) となり、また、電気位相角φFRが π/2<|φFR|<π (rad) の場合、電気位相角φSは、 π<|φS|<2π (rad) となる。
間の距離をdとすれば、フルビーム整相中心位置とスプ
リットビーム(右)整相中心位置の距離はd/2とな
る。従って、電気位相角φFRは電気位相角φSの1/
2倍の大きさとなる。電気位相角φFRが、 0<|φFR|<π/2 (rad) の場合、電気位相角φSは、 0<|φS|<π (rad) となり、また、電気位相角φFRが π/2<|φFR|<π (rad) の場合、電気位相角φSは、 π<|φS|<2π (rad) となる。
【0027】従って、電気位相角φFRの値に基づき、電
気位相角φS が0からπの範囲にあるのか、またはπか
ら2πの範囲にあるのかが判別できる。つまり電気位相
角φS は−2πから+2πの範囲において定義されるこ
とになり、電気位相角φS が−2πから+2πの範囲に
おいて、(13)式に基づき目標信号の方位角θが算出
される。
気位相角φS が0からπの範囲にあるのか、またはπか
ら2πの範囲にあるのかが判別できる。つまり電気位相
角φS は−2πから+2πの範囲において定義されるこ
とになり、電気位相角φS が−2πから+2πの範囲に
おいて、(13)式に基づき目標信号の方位角θが算出
される。
【0028】θ=SIN -1(λφS /2πd)…(13) 尚、図2の例では、ビーム方位17に対して右側に目標
信号が観測されている場合であるが、左側に観測されて
いる場合はφFLが用いられるものである。
信号が観測されている場合であるが、左側に観測されて
いる場合はφFLが用いられるものである。
【0029】本発明は上述した実施例には限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能で
あるのは勿論である。
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能で
あるのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
位相角が−2πから2πの範囲において、方位角データ
を算出できるので、従来と同じ方位角算出範囲を考えた
時、スプリットビーム間距離をより拡大することが可能
となり、よって方位角精度の向上が図れるという効果が
ある。
位相角が−2πから2πの範囲において、方位角データ
を算出できるので、従来と同じ方位角算出範囲を考えた
時、スプリットビーム間距離をより拡大することが可能
となり、よって方位角精度の向上が図れるという効果が
ある。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例における方位角算出回路12の算
出方法を説明するための模式図である。
出方法を説明するための模式図である。
1 送受波器アレイ 2 垂直整相回路 3 スプリットビーム(左)水平整相回路 4 スプリットビーム(右)水平整相回路 5 フルビーム水平整相回路 6 スプリットビーム相関処理回路 7,8 フルビーム相関処理回路 9 スプリットビーム位相差検出回路 10,11 フルビーム位相差検出回路 12 方位角算出回路 13 スプリットビーム(左)整相中心位置 14 スプリットビーム(右)整相中心位置 15 フルビーム整相中心位置 16 目標信号の方位 17 ビーム方位
Claims (3)
- 【請求項1】 スプリットビームの相関処理により受信
信号の方位角算出を行うようにしたアクティブソーナ装
置であって、 任意の方向に対して等しい受波指向性を有する左右2つ
の受信スプリットビームを形成するスプリットビーム形
成手段と、 ビーム整相中心位置が前記左右2つの受信スプリットビ
ームの整相中心位置の中央位置とされかつ前記左右2つ
の受信スプリットビームと同じ方位に対する受波指向性
を有する受信フルビームを形成するフルビーム形成手段
と、 前記左右2つの受信スプリットビーム出力の相関演算を
なすスプリットビーム相関演算手段と、 前記左右2つの受信スプリットビーム出力のいずれかと
前記受信フルビーム出力との相関演算を行うフルビーム
相関演算手段と、 前記スプリットビーム相関演算手段により得られた相関
演算出力から目標信号の位相差を検出するスプリットビ
ーム位相差検出手段と、 前記フルビーム相関演算手段により得られた相関演算出
力から目標信号の位相差を検出するフルビーム位相差検
出手段と、 前記スプリットビーム位相差検出手段とフルビーム位相
差検出手段とにより夫々検出された位相差から目標信号
の方位角を算出する方位角算出手段と、 を含むことを特徴とするアクティブソーナ装置。 - 【請求項2】 前記スプリットビーム位相差検出手段は
前記スプリットビーム相関演算手段により得られた相関
演算出力から目標信号の電気位相角を算出し、前記フル
ビーム位相差検出手段は前記フルビーム相関演算手段に
より得られた相関演算出力から目標信号の電気位相角を
算出することを特徴とする請求項1記載のアクティブソ
ーナ装置。 - 【請求項3】 前記方位角算出手段は前記スプリットビ
ーム位相差検出手段及びフルビーム位相差検出手段によ
り得られた前記電気位相角により目標信号の方位角を算
出するよう構成されていることを特徴とする請求項2記
載のアクティブソーナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062340A JP2734397B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | アクティブソーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062340A JP2734397B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | アクティブソーナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08262129A JPH08262129A (ja) | 1996-10-11 |
| JP2734397B2 true JP2734397B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13197302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062340A Expired - Lifetime JP2734397B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | アクティブソーナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2734397B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7447513B2 (ja) * | 2020-01-30 | 2024-03-12 | 日本電気株式会社 | ソーナー装置と目標方位算出方法及びプログラム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2567084B2 (ja) | 1989-03-02 | 1996-12-25 | 日本電気株式会社 | ソーナー送信回路 |
| JP6352346B2 (ja) | 2016-07-29 | 2018-07-04 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP7062340A patent/JP2734397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2567084B2 (ja) | 1989-03-02 | 1996-12-25 | 日本電気株式会社 | ソーナー送信回路 |
| JP6352346B2 (ja) | 2016-07-29 | 2018-07-04 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08262129A (ja) | 1996-10-11 |
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