JP2733813B2 - 矯正ロールセットおよびそれを用いた鋼管等矯正機 - Google Patents

矯正ロールセットおよびそれを用いた鋼管等矯正機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は矯正ロールセットおよび
それを用いた鋼管等矯正機に関する。さらに詳しくは鋼
管等(本明細書において鋼管等というときは鋼管および
丸棒の両方を含むものとする。)の加工中あるいは冷却
過程で生じた曲りを矯正する矯正ロールセットおよびそ
れを用いた矯正機に関する。鋼管等の矯正機は、鋼管等
の圧延設備の後に設けられ、圧延機から送り出された鋼
管等の曲りを矯正して後工程に送り出すもののであり、
曲りが鋼管等の全長に渡って高精度に矯正され後工程に
支障を与えないことと、鋼管等の品質向上のためスリ傷
等がつかないことが要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されてきた鋼管等矯正機と
しては、図5(I)に示す6ロール対向式や同図(II)
に示す7ロール対向式、同図(III )に示す8ロール対
向式などがある。これらはパスラインLの上下にそれぞ
れ3対ないし4対の矯正用ロールrを配置したものであ
り、各ロールrの間に鋼管等を通すことによって繰返し
曲げを加え、鋼管等の曲りを矯正するものである。これ
らの矯正機では、ロール数が多い程、鋼管の拘束力およ
び曲げ回数が向上して、矯正精度が高くなるのである
が、管端部には十分な繰返し曲げを加えられないため、
管端部の矯正精度が落ちるという問題があった。
【0003】そこで、管端部の矯正精度を向上させるも
のとして、特開平3-114612号公報記載の矯正機(従来例
)や特公昭60-33567号公報記載の矯正機(従来例)
が提案されている。前記従来例は2ロール矯正機と称
されるタイプであり、図6に示すように一対の上下ロー
ルr1,r2 の間に鋼管Pを通し、図7(I)に示すように
曲げを加えて矯正しようとするものである。ところが、
この2ロール対向式の従来例では、図6(II)に矢印
a,bで示す方向の鋼管Pの逃げが発生し、曲げを加え
られないという問題がある。この点を図7に基づき説明
する。同図(II)においてδはロール端部(X位置およ
びY位置)での上ロールr1による押し下げ量(曲げ量)
で、上下ロールr1,r2 間の実線円は押し下げられた鋼管
Pの位置を示し、点線円は鋼管Pに作用する曲げ力が解
放されたときの鋼管Pの復元位置を示している。上下ロ
ールr1,r2 の端部(X位置、Z位置)で、押し下げら
れ、曲げられている鋼管Pから押下げ力を解放すると、
現状位置から点線円で示す復元位置へ戻ろうとする力が
矢印a、bで示すように発生するので、この力が図6(I
I)に示す飛出し力(矢印a,b)となる。このため従来
例では図6(II)に示すように鋼管の飛出しを防ぐガイ
ドGが必要となる。矯正中、鋼管Pは回転しながら前進
するため当然ガイドGと滑り接触するので、矯正精度は
良くなるもののスリ傷が発生するという新たな問題が生
ずるのである。
【0004】前記従来例は従来の8ロ―ル対向式に管
端矯正機能を付加したものであり、図8に示すように、
従来の8ロール対向式において内側の2対のロールセッ
トR2,R3 を大ロールにしたものである。この従来例で
は、鋼管Pが4対のロールセットR1,R2,R3,R4 全部に通
されているときは鋼管Pの飛出しを拘束しうるが、鋼管
Pの先端通過時または後端通過時は鋼管Pの飛出しを拘
束しえない。すなわち、図9に示すように、上ロールか
らは実線矢印方向の力を受け、下ロールからは点線矢印
方向の力を受け、さらに図7で説明した逃げ力が働くた
め鋼管PはパスラインLに直角方向に振られ、鋼管Pを
安定して通すことができないのである。したがってこの
従来例においても、通材用のガイドが必要であり、ス
リ傷を完全に防止することができないという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事情に
鑑み、管端部の矯正精度を高め、しかもスリ傷の発生し
ない矯正ロールセットおよび鋼管等矯正機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の矯正ロールセ
ットは、パスラインに対しロール軸を水平面内で傾斜さ
せて配置した大径長尺の鼓形の1個の大形ロールと、パ
スラインに対しロール軸を、前記大形ロールのロール軸
とは反対向きに傾斜させて、パスラインに沿って配置し
た小径短尺の鼓形の3個の小形ロールとからなり、前記
3個の小形ロールのうち両端の小形ロールはそれぞれ大
形ロールの両端部との間で鋼管等を挟み、中間の小形ロ
ールは大形ロールの中間部との間で鋼管等を挟むよう
に、前記3個の小形ロールと大形ロールとをパスライン
を挟んで配置したことを特徴とする。第2発明の鋼管等
矯正機は、第1発明の矯正ロールセットの入側および出
側にそれぞれ2ロール対向式のロールセットを配置した
り、さらに該矯正機の出側に下ロールを1個追加して配
置して構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1発明の矯正ロールセットでは、3個の小形
ロールのそれぞれと大形ロールとを交差させて配置した
ロールセットの間に鋼管を通すことにより従来の2ロー
ル対向式セットと同様に鋼管を回転させながら曲げを加
え、繰返し曲げ矯正を行う。そして、曲げ矯正中の鋼管
は3個の小形ロールと大形ロールにより3カ所で挟持さ
れ中間の小形ロールと大形ロールの中央部で挟まれてい
る部分の鋼管等に生ずる飛び出し力は、両端部の小形ロ
ールにより鋼管等に加えられる水平方向押出し力により
規制され、鋼管の飛び出しが防止される。このため、ガ
イドを設けなくてよいのでスリ傷が発生しないという利
点を奏する。なお、第1発明の矯正ロールセットにおい
て、曲げが有効に作用するのは鋼管が3個の小形ロール
に完全に噛み込んだ状態に限られるから、管端部では完
全に3個の小形ロールに噛み込んでいない状態が発生す
るので、管端部の一部では部分的に矯正効果が若干落ち
るが、従来の2ロール矯正機と同様の方法により繰返し
曲げ矯正するものであるので、従来の多ロール対向式矯
正機と比較すると高い管端部の矯正精度を有するもので
ある。
【0008】第2発明の鋼管等矯正機は、従来の多ロー
ル対向式矯正機において、それらの中間ロールセットを
第1発明の矯正ロールセットに代替した構成に相当する
ので、鋼管等の先端または後端通過時に鋼管等を安定し
て通すことができ、スリ傷が発生しないという第1発明
の利点をそのまま継承する。しかも、従来の多ロール対
向式矯正機の利点である鋼管の拘束力と曲げ回数が高い
という利点も発揮しうるので、鋼管全長にわたる大曲が
りの矯正精度が高いものである。したがって第2発明の
矯正機によれば、従来の2ロール対向式と同様の高い管
端部の矯正精度と、従来の多ロール対向式と同様の高い
大曲がりの矯正精度を達成し、しかもスリ傷の発生を防
止することができる。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。なお、以下の実施例は従来の7ロール対向式の中
間ロールを第1発明の矯正ロールセットに代替した構成
に相当する鋼管矯正機である。図1において、10は上部
フレーム11と下部フレーム12からなるハウジングで、上
部フレーム11の下面中央部には3個の小形ロール1,
2,3がそれぞれ上部ブラケット14a,14b,14c によって
取付けられ、下部フレーム12の上面中央部には1個の大
形ロール4が下部ブラケット14d によって取付けられて
いる。またハウジング10の入側では、上ロール5が上部
ブラケット13a により上部フレーム11に取付けられ、下
ロール6が下部ブラケット13b により下部フレーム12に
取付けられている。さらに、ハウジング10の出側では、
上ロール7が上部ブラケット15a により上部フレーム11
に取付けられ、下ロール8,9が下部ブラケット15b,16
により下部フレーム12に取付けられている。なお、符号
Lはパスラインを示している。
【0010】前記小形ロール1,2,3と大形ロール4
は第1発明の実施例である矯正ロールセットであり、い
ずれもロール形状は鼓形であるが、小形ロール1,2,
3は小径短尺、大形ロール4は大径長尺である。そし
て、前記大形ロール4は矯正すべき鋼管に曲げを与える
ようその曲率が決められ、3個の小形ロール1,2,3
は大形ロール4の曲率に合わせて、その曲率が定められ
る。なお、前記上ロール5,7および下ロール6,8,
9はロール形状が鼓形の中径中尺の矯正ロールである。
前記小形ロール1,2,3を除く大形ロール4と各上下
ロール5,6,7,8にはそれぞれ駆動モータ(図示省
略)を連結して回転駆動し、前記小形ロール1,2,3
及びパスライン出側の下ロール9はアイドルロールとし
て運転するよう構成されている。この場合、小形ロール
1,2,3と大形ロール4間に周速差が発生しないので
好ましい。ただし、小形ロール1,2,3を大形ロール
4とは独立して駆動し、回転速度を制御すれば、駆動ロ
ールとして運転することも可能である。各小形ロール
1,2,3および上ロール5,7にはそれぞれ圧下装置
21,22,23,25,27が取付けられ、矯正すべき鋼管の外径に
応じて圧下量を調整できるようになっている。また前記
各上下ロール1〜9はいずれも軸角度を可変に取付けら
れている。さらに、下ロール4,6,8,9にも昇降装
置が設けられる。下ロール4は上下移動しロール6,8
との間でパイプに曲げを加え得るようになっている。ま
た、ロール9を上下調整しロール8との間の曲げ量を微
調整する。ロール6,8についてはロール上面を一定に
保つために、ロール摩耗分の上下調整が行われる。
【0011】つぎに、図2に基づき前記矯正ロールセッ
トの詳細を説明する。各小形ロール1,2,3および大
形ロール4はパスラインLに対して水平面内で傾斜して
おり、その軸角度θ1,θ2,θ3,θ4 は約30度程度である
が、鋼管Pの外径や鋼管Pの曲げ曲率に応じて適宜変更
される。ロール軸の傾斜の向きは小形ロール1,2,3
と大形ロール4とで互いに反対向きであり、したがっ
て、各小形ロール1,2,3のロール軸と大形ロールの
ロール軸とはそれぞれ交差している。そして、3個の小
形ロールのうち中間の小形ロール2は大形ロール4の中
央部で鋼管Pを挟むように配置され、両端部の小形ロー
ル1,3は大形ロール4の両端部で鋼管Pを挟むように
パスラインLを挟んで配置されている。
【0012】つぎに上記の矯正ロールセットによる矯正
作用と飛出し防止作用を説明する。小形ロール1,2,
3および大形ロール4を回転させ鋼管Pを通すと、鋼管
Pはロールによって回転を与えられ、自軸回りに回転し
ながら白抜き矢印の方向に進められる。この場合、大形
ロール4の両端部で小形ロール1,3によって押し下げ
られる量はδであり、これにより鋼管Pは繰返し曲げを
加えられ、曲げが矯正される。
【0013】上記の矯正動作中において本発明では鋼管
Pの飛出しが有効に防止されるのであるが、その原理を
図2〜4に基づき説明する。図3は、図2に示す3個の
小形ロールのうちの中間ロールである小形ロール2の押
し下げ位置であるA線、O線、C線各矢視図を示してい
る。まずA線矢視図に注目すると、小形ロール2は点線
矢印に示すように鋼管Pを下向きに押し下げており、こ
の結果、押し下げられた鋼管Pはその弾力性によって上
方に戻ろうとする力が発生する。しかし小形ロール2が
邪魔になるので小形ロール2と大形ロール4間の間隔の
広い方、すなわち右方向へ動こうとする。これがA線位
置での鋼管Pの右側(以下、右側、左側とはパスライン
進行方向を基準とする)への飛出し力Xa となる。な
お、上下ロール2,4と鋼管Pの接点は鋼管Pの中心を
通る垂線よりズレているので、小形ロール2の押下げ力
の水平分力(実線矢印)と大形ロール4の反力の水平分
力(実線矢印)とが生ずるが、これらは互いに反対向き
であり、相殺されている。
【0014】O線位置では曲げ戻り方向を大形ロール4
で受けているので鋼管Pの飛出し力は発生しないが、B
線位置では小形ロール2による押し下げ力が作用してい
るので上記A線位置の場合と同様の理由により鋼管Pの
飛出し力Xb が発生する。ただし上下ロール2,4のB
線におけるプロフィルが、A線におけるプロフィルと左
右対称となるので、飛出し力Xb は前記飛出し力Xa に
対し水平面内で反対向きの左側である。上記の鋼管Pの
飛出し力Xa,Xb を図2中に同一符号を以って示す。
【0015】図4は、図2に示す3個の小形ロールのう
ちの端部ロールである小形ロール3の押し下げ位置であ
るC線およびD線矢視図を示している。C線矢視図に注
目すると、小形ロール3の押下げ力(点線矢印)とそれ
に抗する大形ロール4の反力(点線矢印)が発生してい
るが、押下げ力と反力の鋼管Pに対する接点は鋼管Pの
中心を通る垂線よりも左側にあり、このため右側へ向く
水平分力Уc3、Уc4が発生する。この水平分力Уc3、У
c4の合成力をУc で示す。また、D線矢視図に示すよう
に、D線押し下げ位置では大形ロール4の支持反力(点
線矢印)の接点が鋼管Pの中心線を通る垂線よりも左側
に位置しているので、右向き水平分力Уd が発生する。
これらの右向き水平分力Уc とУd の合成力をУ3 と
し、いずれも同一符号を以って図2中に示す。
【0016】そして、もう一つの端部ロールである小形
ロール1についても上記小形ロール3の場合と同様に水
平分力が発生するが、上下ロール1,4のプロフィルは
上下ロール3,4の場合とは左右対称となるので、その
水平分力У1 は小形ロール3の水平分力У3 とは大きさ
が同じで、向きが反対である。この小形ロール1におけ
る水平分力У1 も同一符号を図2に示す。
【0017】さて、図2に示すように、小形ロール2下
面での鋼管Pの左方向の飛出し力Xb に対しては小形ロ
ール3による右方向への押出し力У3 が対抗して鋼管P
の飛出しを防止し、上ロール2下面での鋼管Pの右方向
の飛出し力Xa に対しては小形ロール1による左方向へ
の押出し力У1 が対抗して、鋼管Pの飛出しを防止する
ことになる。よって、本実施例ではガイドを設ける必要
がなく、それゆえスリ傷が発生しないのである。よっ
て、本実施例の鋼管矯正機によれば、管全長にわたる大
曲がりを高精度に矯正しながら、管端部の曲がりも良く
矯正することができ、しかもスリ傷の発生しない鋼管を
得ることができる。
【0018】つぎに、本発明の他の実施例を説明する。
前記実施例は鋼管用の矯正機として説明したが、これを
丸棒用の矯正機として適用することも可能である。前記
実施例は従来の7ロール対向式矯正機における中間ロー
ルに第1発明の矯正ロールセットを適用した例であった
が、これを6ロール対向式あるいは8ロール対向式をは
じめとする種々の多ロール対向式の矯正機に適用しても
よい。また第1発明の矯正ロールセットは、それ単独で
用いてもよい。さらに第1発明の矯正ロールセットの構
成は前記実施例におけるロール配置とは上下逆に大形ロ
ール4をパスラインの上方に、小形ロール1,2,3,
をパスラインの下方に配置するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、従来の2ロール対向式
と同様の高い管端部の矯正精度と、従来の多ロール対向
式と同様の高い大曲がりの矯正精度を達成し、しかもス
リ傷の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかわる鋼管矯正機を示す
正面図である。
【図2】第1発明の一実施例にかかわる矯正ロールセッ
トの説明図である。
【図3】図2におけるA線、O線、B線各矢視図であ
る。
【図4】図2におけるC線、D線各矢視図である。
【図5】従来の6ロール対向式矯正機(I)、7ロール
対向式矯正機(II)、8ロール対向式矯正機(III)の各ロ
ール配置図である。
【図6】従来例の2ロール対向式矯正機の正面図
(I)および平面図(II)である。
【図7】従来例における鋼管の飛出し力発生の説明図
である。
【図8】従来例の多ロール対向式矯正機の正面図であ
る。
【図9】従来例における鋼管の飛出し力発生の説明図
である。
【符号の説明】
1 小形ロール 2 小形ロール 3
小形ロール 4 大形ロール 10 ハウジング 11
上部フレーム 12 下部フレーム P 鋼管 L
パスライン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスラインに対しロール軸を水平面内で傾
    斜させて配置した大径長尺の鼓形の1個の大形ロール
    と、パスラインに対しロール軸を、前記大形ロールのロ
    ール軸とは反対向きに傾斜させて、パスラインに沿って
    配置した小径短尺の鼓形の3個の小形ロールとからな
    り、前記3個の小形ロールのうち両端の小形ロールはそ
    れぞれ大形ロールの両端部との間で鋼管等を挟み、中間
    の小形ロールは大形ロールの中間部との間で鋼管等を挟
    むように、前記3個の小形ロールと大形ロールとをパス
    ラインを挟んで配置したことを特徴とする矯正ロールセ
    ット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の矯正ロールセットの入側お
    よび出側にそれぞれ2ロール対向式のロールセットを配
    置したことを特徴とする鋼管等矯正機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の鋼管等矯正機の出側に下ロ
    ールを1個追加して配置したことを特徴とする鋼管等矯
    正機。
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