JP2732415B2 - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2732415B2
JP2732415B2 JP17010390A JP17010390A JP2732415B2 JP 2732415 B2 JP2732415 B2 JP 2732415B2 JP 17010390 A JP17010390 A JP 17010390A JP 17010390 A JP17010390 A JP 17010390A JP 2732415 B2 JP2732415 B2 JP 2732415B2
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JP
Japan
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electric blower
air
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泉 山浦
正美 福本
文彦 笹原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は真空掃除機に使用する電動送風機に関するも
のである。
(従来の技術) 従来のこの種の電動送風機は、第3図に示すようにケ
ーシング21の中に、インペラ22,エアガイド23を設け
て、モータ24によりインペラ22を高速回転させ、風量と
真空圧を得るようになっていた。インペラ22はブレード
25,シュラウド26,インペラ背板27より構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記電動送風機は、インペラの回転により空気を吸い
込むが、空気は図よりも解るように軸方向から入り遠心
力により周方向にほぼ直角に曲げられる。この曲げによ
る損失が割と大きく従来はインデューサブレードを設け
て流れを周方向へと変えていたが充分とは言えなかっ
た。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、空気の曲げに
よる損失が低減でき、送風性能の向上ができる電動送風
機を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の電動送風機は、吸気孔が設けられたモータフ
レームを有するモータと、このモータのモータフレーム
の前方に取り付けられ、インペラおよびエアガイドを内
包するケーシングとを備え、このインペラは、複数枚の
ブレードとそれを挟着するシュラウドとインペラ背板と
で構成され、その内周部には、インペラとは別に、軸方
向から徐々に半径方向に底面へ行くほど径が大きくなる
インデューサを配設すると共に、モータの回転軸にイン
デューサと共にインペラを挟み込み固着し、前記インデ
ューサの外面形状と略相似の形状を持った円錐板状の案
内翼をインペラの入口まで構成したものである。
(作 用) 上記技術手段では、インデューサの外面形状と略相似
の形状を持った円錐板状の案内翼をインペラの入口に設
けているため、空気は軸方向から滑らかに周方向に向き
を変えることができ、急な曲げによる損失が低減できる
ものである。
(実施例) 本発明の実施例について第1図および第2図にもとづ
いて説明する。第1図において、1はケーシングで、中
央に吸気孔2を設けている。また、吸気孔2の反対側は
モータ3のモータフレーム4に空気漏れがないように取
り付けられている。5は複数枚のブレード6を有する遠
心形のインペラで、インペラ5の下部に位置してエアガ
イド7が設けられている。ケーシング1は、インペラ5
およびエアガイド7を内包するものであり、ケーシング
1とエアガイド7で形成されたディフューザー8が外周
に向かって拡大した通路を有するように配設され、ディ
フューザー8の終端に滑らかに独立に連通して戻り通路
9が形成されている。戻り通路9はモータ3の吸気孔10
に気流を導くものである。
なお、モータ3は駆動用の整流子モータよりなるもの
で、吸気孔10に流れ込んだ気流は、モータ内部を冷却し
ながら排気孔11より排出されるものである。
次に、インペラ5は、ブレード6とそれを挟着するシ
ュラウド12とインペラ背板13で構成されている。次に、
インペラ5の内周部には、軸方向から徐々に半径方向へ
流れの向きを変え、インペラ5へ空気を送る円錐板状の
案内翼14が取り付けられ、モータ3の軸15には、インデ
ューサ16と共にインペラ5が締め付けられている。イン
デューサ16は吸気孔2から軸方向底面に向って次第に径
の大きくなるR形状をしたインデューサ背板17を有して
おり、滑らかな形状でインペラ背板13に連結されている
ものである。
次に上記した各実施例における作用を説明する。イン
ペラの回転により空気を吸い込むが、空気は図よりも解
るように軸方向から入り遠心力により周方向にほぼ直角
に曲げられる。この曲げによる損失が大きく、従来は性
能の低下を招いていたが、本発明の円錐状の案内翼14を
設けたことにより、空気は、案内翼14に沿って滑らかに
曲げられ損失が防止できるものである。本実施例では、
案内翼14は、インペラ5のブレード6に接着している。
固定方法としてはモータ軸15と共に共締めしてもよい。
案内翼14の軸方向の位置は、インペラ5の入口空間部の
中央に設けたが、とくに限定はしていない。このよう
に、曲げによる損失が低減できることにより、送風効率
が向上している。
(発明の効果) 本発明の電動送風機は、円錐板状の案内翼を設けたた
め、空気の曲げによる損失が低減できるもので送風性能
の向上ができ、その実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動送風機の一部断面
図、第2図は同案内翼の断面を示した構成図、第3図は
従来の電動送風機の断面図である。 1……ケーシング、2,10……吸気孔、3……モータ、4
……モータフレーム、5……インペラ、6……ブレー
ド、7……エアガイド、8……ディフューザー、9……
戻り通路、11……排気孔、12……シュラウド、13……イ
ンペラ背板、14……案内翼、15……軸、16……インデュ
ーサ、17……インデューサ背板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−51797(JP,A) 特開 昭59−208198(JP,A) 特開 昭60−35198(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気孔が設けられたモータフレームを有す
    るモータと、前記モータのモータフレームの前方に取り
    付けられ、インペラおよびエアガイドを内包するケーシ
    ングとを備え、前記インペラは、複数枚のブレードとそ
    れを挟着するシュラウドをインペラ背板とで構成され、
    その内周部には、インペラとは別に、軸方向から徐々に
    半径方向に底面へ行くほど径が大きくなるインデューサ
    を配設すると共に、前記モータの回転軸に、前記インデ
    ューサと共にインペラを挟み込み固着し、前記インデュ
    ーサの外面形状と略相似の形状を持った円錐板状の案内
    翼をインペラの入口まで構成していることを特徴とする
    電動送風機。
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