JP2731416B2 - 藻類の健全育成促進物 - Google Patents
藻類の健全育成促進物Info
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- JP2731416B2 JP2731416B2 JP9958589A JP9958589A JP2731416B2 JP 2731416 B2 JP2731416 B2 JP 2731416B2 JP 9958589 A JP9958589 A JP 9958589A JP 9958589 A JP9958589 A JP 9958589A JP 2731416 B2 JP2731416 B2 JP 2731416B2
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- Japan
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- algae
- acid
- healthy growth
- seaweed
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水中に成長する藻類、特に海藻類に活力を
与えて成長を促進させるとともに病気を防ぐことのでき
る藻類の健全育成促進物に関する。
与えて成長を促進させるとともに病気を防ぐことのでき
る藻類の健全育成促進物に関する。
本発明の藻類の健全育成促進物を投与する対象となる
海藻類の性質を、その一種である海苔について説明す
る。
海藻類の性質を、その一種である海苔について説明す
る。
海苔は養殖され、食用に供されている。
この海苔の養殖は、一般に、海苔網に海苔の胞子を植
え付ける種付けから始まり、芽長が10〜15mmの幼芽にな
るまでの育苗段階と、幼芽から摘採可能な成芽になるま
での育成段階とを経て、成芽を摘採することにより一番
摘みの養殖が終了する。その後に、摘採後の成芽または
2次芽……が伸びて再び摘採することにより二番摘みの
養殖が終了する。以後、この成芽の成長と摘採とが三番
摘み、四番摘みと繰返えされる。
え付ける種付けから始まり、芽長が10〜15mmの幼芽にな
るまでの育苗段階と、幼芽から摘採可能な成芽になるま
での育成段階とを経て、成芽を摘採することにより一番
摘みの養殖が終了する。その後に、摘採後の成芽または
2次芽……が伸びて再び摘採することにより二番摘みの
養殖が終了する。以後、この成芽の成長と摘採とが三番
摘み、四番摘みと繰返えされる。
このようにして養殖された海苔の原藻から乾海苔を生
産するものであるが、良質の乾海苔を得るには良質な海
苔の原藻を育てる必要がある。
産するものであるが、良質の乾海苔を得るには良質な海
苔の原藻を育てる必要がある。
この良質な海苔の原藻として備えなければならない条
件としては、総色素量が多くて色が濃いこと、呈味成分
が十分であること、病気にかかり難く、成長速度が大き
いこと等が挙げられる。
件としては、総色素量が多くて色が濃いこと、呈味成分
が十分であること、病気にかかり難く、成長速度が大き
いこと等が挙げられる。
しかしながら、今日では海苔の養殖漁場の貧栄養化に
伴なって、海苔の原藻および乾海苔の品質が低下する傾
向にある。
伴なって、海苔の原藻および乾海苔の品質が低下する傾
向にある。
これは海苔の原藻の成長率が悪くなったり、病気にな
ったりすることが原因と考えられる。海苔の原藻がかか
る病気としては、2種類に大別され、その一方はあかぐ
され病、壷状菌病、緑斑病等の寄生性微生物による病気
であり、他方はしろぐされ病、疑似しろぐされ病、芽い
たみ症、ちりめん症等の生理障害による病気である。
ったりすることが原因と考えられる。海苔の原藻がかか
る病気としては、2種類に大別され、その一方はあかぐ
され病、壷状菌病、緑斑病等の寄生性微生物による病気
であり、他方はしろぐされ病、疑似しろぐされ病、芽い
たみ症、ちりめん症等の生理障害による病気である。
そのため、従来から各種の対策が行なわれているが、
それぞれ後述するような問題点があった。
それぞれ後述するような問題点があった。
例えば、育苗段階から育成段階において、海苔網糸、
幼芽、成芽に付着する珪藻類等を取除くために酸処理を
施している。すなわち、クエン酸、リンゴ酸、リン酸等
を用いて、溶液をpH1.5〜5.0の範囲の適正pHに設定し、
その溶液中に海苔網を浸漬したり、その溶液を海苔網に
噴霧していた。
幼芽、成芽に付着する珪藻類等を取除くために酸処理を
施している。すなわち、クエン酸、リンゴ酸、リン酸等
を用いて、溶液をpH1.5〜5.0の範囲の適正pHに設定し、
その溶液中に海苔網を浸漬したり、その溶液を海苔網に
噴霧していた。
しかしながら、この酸処理は珪藻類や青さ等の除去に
は有効であるが、海苔の病気を防止することはできなか
った。また、所望のpH値を有する溶液を製するには多量
の酸を必要とし、コストも高いものであった。
は有効であるが、海苔の病気を防止することはできなか
った。また、所望のpH値を有する溶液を製するには多量
の酸を必要とし、コストも高いものであった。
また、酸処理だけでは海苔の色を良くするには不十分
であるため、従来は養殖場の海水中に施肥をして栄養を
与えている。
であるため、従来は養殖場の海水中に施肥をして栄養を
与えている。
しかしながら、従来においては酸処理と栄養付与とを
それぞれ別個に行なうものであったから、作業効率が悪
く、酸処理剤と栄養剤とを必要とし、コストも高いもの
であった。
それぞれ別個に行なうものであったから、作業効率が悪
く、酸処理剤と栄養剤とを必要とし、コストも高いもの
であった。
本発明はこれらの点に鑑みてさなれたものであり、藻
類に対して酸処理と栄養付与処理とを同時に行なうこと
ができ、藻類に十分な活力を付与するとともに、その葉
体を健全に育成させることができ、食しておいしく、か
つ藻類が病気にかかるのを確実に防止することができ、
葉体の成長速度も大きくすることのできる藻類の健全育
成促進物を提供することを目的とする。
類に対して酸処理と栄養付与処理とを同時に行なうこと
ができ、藻類に十分な活力を付与するとともに、その葉
体を健全に育成させることができ、食しておいしく、か
つ藻類が病気にかかるのを確実に防止することができ、
葉体の成長速度も大きくすることのできる藻類の健全育
成促進物を提供することを目的とする。
本発明の藻類の健全育成促進物は、スルファミン酸を
有することを特徴とする。
有することを特徴とする。
本発明によれば、投与されたスルファミン酸(HSO3NH
2)の主としてHSO3基が酸処理に寄与し、他方のNH2基が
栄養付与処理に寄与して、酸処理と栄養付与処理とが同
時に行なわれる。これにより藻類を活性化させるととも
に健全性を保持しながら成長させる。そして食しておい
しく、病気にかかり難い藻類を提供するとともに、藻類
の成長を促進することもできる。
2)の主としてHSO3基が酸処理に寄与し、他方のNH2基が
栄養付与処理に寄与して、酸処理と栄養付与処理とが同
時に行なわれる。これにより藻類を活性化させるととも
に健全性を保持しながら成長させる。そして食しておい
しく、病気にかかり難い藻類を提供するとともに、藻類
の成長を促進することもできる。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明の藻類の健全育成促進物は、スルファン酸をも
って形成されている。
って形成されている。
本実施例のスルファン酸によって形成されている藻類
の健全育成促進物を藻類の一種である海苔の原藻に付与
するためには、スルファミン酸を粉末状態で海苔養殖場
まで搬送し、海苔網が張設されている海中へ直接スルフ
ァミン酸の粉末を散布するようにして投与したり、スル
ファミン酸を容器内で所定のpH(例えばpH1〜5程度)
の酸性溶液とさせ、その容器内に海苔網を所定時間浸漬
させて投与したり、当該溶液を海苔網に噴霧して投与す
る。このスルファミン酸の希釈度と溶液のpHとの関係は
図面のような特性になる。
の健全育成促進物を藻類の一種である海苔の原藻に付与
するためには、スルファミン酸を粉末状態で海苔養殖場
まで搬送し、海苔網が張設されている海中へ直接スルフ
ァミン酸の粉末を散布するようにして投与したり、スル
ファミン酸を容器内で所定のpH(例えばpH1〜5程度)
の酸性溶液とさせ、その容器内に海苔網を所定時間浸漬
させて投与したり、当該溶液を海苔網に噴霧して投与す
る。このスルファミン酸の希釈度と溶液のpHとの関係は
図面のような特性になる。
このスルファミン酸を藻類の健全育成促進物として藻
類に投与すると、スルファミン酸の酸性成分(HSO3基)
により藻類が酸処理を施されて、病気を確実に防止され
る。また、この酸処理と同時に、スルファミン酸の栄養
成分(NH2基)中の窒素分が藻類に良好に吸収されて、
その健全な育成に供され、おいしい藻類である海苔が得
られる。特に植物の3大栄養素である窒素、リン、カリ
ウムのうち、藻類の色を黒く仕上げさせるのに最も有効
であるのは窒素であり、本実施例による栄養処理効果は
大きいものである。
類に投与すると、スルファミン酸の酸性成分(HSO3基)
により藻類が酸処理を施されて、病気を確実に防止され
る。また、この酸処理と同時に、スルファミン酸の栄養
成分(NH2基)中の窒素分が藻類に良好に吸収されて、
その健全な育成に供され、おいしい藻類である海苔が得
られる。特に植物の3大栄養素である窒素、リン、カリ
ウムのうち、藻類の色を黒く仕上げさせるのに最も有効
であるのは窒素であり、本実施例による栄養処理効果は
大きいものである。
このように藻類の健全育成促進物としてスルファミン
酸を用いて藻類に投与すると、藻類に対する酸処理と栄
養付与処理とをスルファミン酸単体で同時に行なうこと
ができ、両処理を別個に独立して行なっていた従来例に
比べて作業能率が著しく向上するものである。また、ス
ルファミン酸を粉末状にして養殖場まで搬送し、その後
その粉末を海苔網が張設されている海中に散布するよう
にすれば、溶液を搬送するのに比較して搬送が容易とな
り、藻類の健全育成促進物の投与作業も極めて容易とな
る。また、スルファミン酸は安全性の高い酸であり、作
業環境も良好なものとなり、しかも従来例に比較してコ
ストが低廉となる。
酸を用いて藻類に投与すると、藻類に対する酸処理と栄
養付与処理とをスルファミン酸単体で同時に行なうこと
ができ、両処理を別個に独立して行なっていた従来例に
比べて作業能率が著しく向上するものである。また、ス
ルファミン酸を粉末状にして養殖場まで搬送し、その後
その粉末を海苔網が張設されている海中に散布するよう
にすれば、溶液を搬送するのに比較して搬送が容易とな
り、藻類の健全育成促進物の投与作業も極めて容易とな
る。また、スルファミン酸は安全性の高い酸であり、作
業環境も良好なものとなり、しかも従来例に比較してコ
ストが低廉となる。
次に、本発明の藻類の健全育成促進物を海苔の養殖に
適用した場合について、従来の酸処理を施した場合およ
び何の処理も施さない非処理の場合と比較して説明す
る。
適用した場合について、従来の酸処理を施した場合およ
び何の処理も施さない非処理の場合と比較して説明す
る。
実験方法 本発明においては、大きさが5尺×10間の海苔網を冷
凍出庫後1度摘採した後の海苔網(第1資料)および2
度摘採した後の海苔網(第2資料)に対して本発明の粉
末状のスルファミン酸を海苔網が張設されている海中に
散布して投与した。従来例においては、前記各海苔網を
従来の溶液に10分間浸漬し、再び海中に張設した。非処
理のものは、摘採後の海苔網をそのまま海中に再び張設
した。その後、各海苔網を、1反の海苔網から摘採した
海苔の原藻により乾海苔を800枚程度生産することがで
きるような葉体になるまで成芽を養殖し、その後、成芽
を摘採し、ミンチ加工を施し、抄製、脱水した後に、後
述する条件で乾燥を行なって、乾海苔を生産した。そし
て、得られた乾海苔の色調を計数してそれぞれの効果を
判定した。
凍出庫後1度摘採した後の海苔網(第1資料)および2
度摘採した後の海苔網(第2資料)に対して本発明の粉
末状のスルファミン酸を海苔網が張設されている海中に
散布して投与した。従来例においては、前記各海苔網を
従来の溶液に10分間浸漬し、再び海中に張設した。非処
理のものは、摘採後の海苔網をそのまま海中に再び張設
した。その後、各海苔網を、1反の海苔網から摘採した
海苔の原藻により乾海苔を800枚程度生産することがで
きるような葉体になるまで成芽を養殖し、その後、成芽
を摘採し、ミンチ加工を施し、抄製、脱水した後に、後
述する条件で乾燥を行なって、乾海苔を生産した。そし
て、得られた乾海苔の色調を計数してそれぞれの効果を
判定した。
乾燥は、全自動海苔乾燥装置を用いて、排出空気の湿
度を35%とし、温度を40℃に設定して、全自動的に行な
った。
度を35%とし、温度を40℃に設定して、全自動的に行な
った。
実験結果 それぞれの乾海苔をスガ試験機(株)製の測色計で計
測した。それぞれの色調を表わすL値は下表の通りであ
る。
測した。それぞれの色調を表わすL値は下表の通りであ
る。
なお、L値とは乾海苔の色の濃さ、出来栄えを判断す
る尺度となり、値が小さい程品質が高い。すなわち、L
=0が黒色を表わし、L=100が白色を表わす。
る尺度となり、値が小さい程品質が高い。すなわち、L
=0が黒色を表わし、L=100が白色を表わす。
この実験結果より本発明による処理を施した場合が、
従来の酸処理を施した場合および非処理の場合に比べ
て、乾海苔が一段と黒く仕上がり、極めて品質の高いも
のであることが判る。このことは本発明により得られる
海苔の原藻が極めて健全で良く育成していることの証し
である。
従来の酸処理を施した場合および非処理の場合に比べ
て、乾海苔が一段と黒く仕上がり、極めて品質の高いも
のであることが判る。このことは本発明により得られる
海苔の原藻が極めて健全で良く育成していることの証し
である。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて変更することができる。
く、必要に応じて変更することができる。
このように本発明は構成され作用するものであるか
ら、藻類に対してスルファミン酸単体で酸処理と栄養付
与処理とを同時に施すことができ、藻類に十分な活力を
付与するとともに、その葉体を健全に育成させることが
でき、食しておいしく、かつ藻類が病気にかかるのを確
実に防止することができ、葉体の成長速度も大きくする
ことができる等の効果を奏する。
ら、藻類に対してスルファミン酸単体で酸処理と栄養付
与処理とを同時に施すことができ、藻類に十分な活力を
付与するとともに、その葉体を健全に育成させることが
でき、食しておいしく、かつ藻類が病気にかかるのを確
実に防止することができ、葉体の成長速度も大きくする
ことができる等の効果を奏する。
図面は本発明の藻類の健全育成促進物を添加した溶液の
pHと希釈度の関係を示す特性図である。
pHと希釈度の関係を示す特性図である。
Claims (1)
- 【請求項1】スルファミン酸を有することを特徴とする
藻類の健全育成促進物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9958589A JP2731416B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 藻類の健全育成促進物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9958589A JP2731416B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 藻類の健全育成促進物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279608A JPH02279608A (ja) | 1990-11-15 |
JP2731416B2 true JP2731416B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=14251175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9958589A Expired - Fee Related JP2731416B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 藻類の健全育成促進物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2731416B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP9958589A patent/JP2731416B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02279608A (ja) | 1990-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |