JP2729969B2 - 杭打ち装置 - Google Patents
杭打ち装置Info
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- JP2729969B2 JP2729969B2 JP3059745A JP5974591A JP2729969B2 JP 2729969 B2 JP2729969 B2 JP 2729969B2 JP 3059745 A JP3059745 A JP 3059745A JP 5974591 A JP5974591 A JP 5974591A JP 2729969 B2 JP2729969 B2 JP 2729969B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D7/00—Methods or apparatus for placing sheet pile bulkheads, piles, mouldpipes, or other moulds
- E02D7/18—Placing by vibrating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B06—GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
- B06B—METHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
- B06B1/00—Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
- B06B1/18—Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency wherein the vibrator is actuated by pressure fluid
- B06B1/183—Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency wherein the vibrator is actuated by pressure fluid operating with reciprocating masses
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液体圧力をエネルギー
源とし、機械的振動を発生させる振動シリンダの振動に
よって土中に杭を打ち込む杭打ち装置、特にたとえば油
圧ショベルのような地面に対して作業を行なう建設機械
の作業アームの端部に取り付けて使用する杭打ち装置に
関するものである。
源とし、機械的振動を発生させる振動シリンダの振動に
よって土中に杭を打ち込む杭打ち装置、特にたとえば油
圧ショベルのような地面に対して作業を行なう建設機械
の作業アームの端部に取り付けて使用する杭打ち装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の杭打ち機としては、地面に
対して堀削、破砕などの作業を行なう作業アームを備え
た建設機械、たとえば俗にバックホーと呼ばれる建設機
械をベースマシンとして、このベースマシンの作業アー
ムの先端に偏心錘回転式の杭打ち装置を取り付けたもの
が知られている。
対して堀削、破砕などの作業を行なう作業アームを備え
た建設機械、たとえば俗にバックホーと呼ばれる建設機
械をベースマシンとして、このベースマシンの作業アー
ムの先端に偏心錘回転式の杭打ち装置を取り付けたもの
が知られている。
【0003】この形式の杭打ち機は、偏心錘の回転に伴
う遠心力に、ベースマシンにかかる重力の一部またはベ
ースマシン車載の油圧シリンダによる油圧力を加算した
大きさの力を打ち込むべき杭に加えるやり方で杭を打ち
込むものである。ここで偏心錘回転式の杭打ち装置を図
5を参照して説明する。打ち込むべき杭Kを掴むチャッ
ク手段107が下側に設けられるケーシング101の内
部には、同等の質量mを有する2個の偏心錘102およ
び103が配置される。これらの偏心錘102および1
03は、互いに平行にしてそれぞれの重心Gから距離r
だけ偏った位置に固着される1対の回転軸によりそれぞ
れ回転可能に支持され、これらの回転軸の端部にそれぞ
れ固着される同一歯数の同調用歯車104および105
が噛み合うことによって駆動モータ106により互いに
等しい回転数をもって逆方向に回転駆動されるよう構成
される。
う遠心力に、ベースマシンにかかる重力の一部またはベ
ースマシン車載の油圧シリンダによる油圧力を加算した
大きさの力を打ち込むべき杭に加えるやり方で杭を打ち
込むものである。ここで偏心錘回転式の杭打ち装置を図
5を参照して説明する。打ち込むべき杭Kを掴むチャッ
ク手段107が下側に設けられるケーシング101の内
部には、同等の質量mを有する2個の偏心錘102およ
び103が配置される。これらの偏心錘102および1
03は、互いに平行にしてそれぞれの重心Gから距離r
だけ偏った位置に固着される1対の回転軸によりそれぞ
れ回転可能に支持され、これらの回転軸の端部にそれぞ
れ固着される同一歯数の同調用歯車104および105
が噛み合うことによって駆動モータ106により互いに
等しい回転数をもって逆方向に回転駆動されるよう構成
される。
【0004】この偏心錘回転式杭打ち装置の場合、偏心
錘102,103を角速度ωで回転させるときは、それ
らに係る遠心力の水平方向の成分は互いに相殺すること
になるが、鉛直方向の成分つまり杭Kを打ち込む力とな
る成分は合算されて偏心錘102,103の回転にした
がって正弦波的に変化し、その最大値Fは、F=2mr
ω2 となる。
錘102,103を角速度ωで回転させるときは、それ
らに係る遠心力の水平方向の成分は互いに相殺すること
になるが、鉛直方向の成分つまり杭Kを打ち込む力とな
る成分は合算されて偏心錘102,103の回転にした
がって正弦波的に変化し、その最大値Fは、F=2mr
ω2 となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の偏心錘回転式の
杭打ち装置は上述のような作動原理によるものであるか
ら、打ち込み力を大きくしようとすれば上式から偏心錘
の質量m、それらを回転する角速度ω、あるいは偏心距
離rなどを大きくしなければならないことが分かるが、
そうすると偏心錘を支持する回転軸、それらを回転可能
に支持する複数の軸受、あるいはその軸受を保持するフ
レーム、あるいは伝動機構などに必然的に非常に大きい
力がかかることになり、摩耗が激しく、またそれを防ぐ
ためには当然使用する部材などを大寸法のものとする高
強度設計を余儀なくされるなどの不都合があった。
杭打ち装置は上述のような作動原理によるものであるか
ら、打ち込み力を大きくしようとすれば上式から偏心錘
の質量m、それらを回転する角速度ω、あるいは偏心距
離rなどを大きくしなければならないことが分かるが、
そうすると偏心錘を支持する回転軸、それらを回転可能
に支持する複数の軸受、あるいはその軸受を保持するフ
レーム、あるいは伝動機構などに必然的に非常に大きい
力がかかることになり、摩耗が激しく、またそれを防ぐ
ためには当然使用する部材などを大寸法のものとする高
強度設計を余儀なくされるなどの不都合があった。
【0006】またこのような不都合を避けるためには偏
心錘の回転速度はある程度以下に抑える必要があるが、
そうすると杭Kを経由して地面に伝わる振動の周波数
(振動数)はそれほど高いものでなくなるから、こんど
は杭打ち点から近接地域への振動の波及に原因する地響
きや、それによる建物の基礎の弱化、ひどいときは実際
に建物が傾くなど、いわゆる振動公害と呼ばれる公害を
引き起こす重大な欠点があった。
心錘の回転速度はある程度以下に抑える必要があるが、
そうすると杭Kを経由して地面に伝わる振動の周波数
(振動数)はそれほど高いものでなくなるから、こんど
は杭打ち点から近接地域への振動の波及に原因する地響
きや、それによる建物の基礎の弱化、ひどいときは実際
に建物が傾くなど、いわゆる振動公害と呼ばれる公害を
引き起こす重大な欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、地面に対して作
業する適宜の建設機械をベースマシンとし、このベース
マシンの作業アームの端部に取付け固定される取付フレ
ームと、前記取付フレームに緩衝ゴムを介して支持され
る振動シリンダと、前記振動シリンダの軸線方向の上側
に設けられる反力錘および前記軸線方向に関して前記反
力錘と反対側に設けられ、打ち込むべき杭をその軸線が
前記振動シリンダの軸線と一致するように把持するチャ
ック手段と、前記振動シリンダを駆動制御する電気・油
圧サーボ弁と、前記電気・油圧サーボ弁によって前記振
動シリンダを制御するサーボ制御系とを有する杭打ち装
置である。
解決するためになされたものであって、地面に対して作
業する適宜の建設機械をベースマシンとし、このベース
マシンの作業アームの端部に取付け固定される取付フレ
ームと、前記取付フレームに緩衝ゴムを介して支持され
る振動シリンダと、前記振動シリンダの軸線方向の上側
に設けられる反力錘および前記軸線方向に関して前記反
力錘と反対側に設けられ、打ち込むべき杭をその軸線が
前記振動シリンダの軸線と一致するように把持するチャ
ック手段と、前記振動シリンダを駆動制御する電気・油
圧サーボ弁と、前記電気・油圧サーボ弁によって前記振
動シリンダを制御するサーボ制御系とを有する杭打ち装
置である。
【0008】
【作用】杭打ち時は比較的大きいベースマシンの重量の
大部分が作業アームを介して継続的に杭に加えられて打
ち込み力となるので、振動シリンダによって杭に与えら
れる交番加振力はさらに効果的に作用し、杭打ちが効率
的に実施できる。
大部分が作業アームを介して継続的に杭に加えられて打
ち込み力となるので、振動シリンダによって杭に与えら
れる交番加振力はさらに効果的に作用し、杭打ちが効率
的に実施できる。
【0009】
【実施例】図1ないし図3についてこの発明の一実施例
を説明する。図1において符号1はアーチ形の取付フレ
ームを示し、これはベースマシン11の作業アーム12
の先端部に取付軸1Aを介して取付固定されるものであ
る。ベースマシン11としては、たとえば油圧ショベル
や路面破砕機のような地面に対して堀削,打撃その他の
作業を行なう作業アーム12を備えた大重量の建設機械
が好適である。
を説明する。図1において符号1はアーチ形の取付フレ
ームを示し、これはベースマシン11の作業アーム12
の先端部に取付軸1Aを介して取付固定されるものであ
る。ベースマシン11としては、たとえば油圧ショベル
や路面破砕機のような地面に対して堀削,打撃その他の
作業を行なう作業アーム12を備えた大重量の建設機械
が好適である。
【0010】取付アーム1のアーチの内側には緩衝ゴム
3を介してフレーム3Aが取付けられ、このフレーム3
A内に振動シリンダ4がそのピストン41の延び出し方
向を下方にして設けられる。このピストン41の下端に
は打ち込むべき杭Kを把持するチャック手段6が固着さ
れる。ピストン41は図2にさらに明瞭に示されている
が、振動シリンダ4の軸線方向に関してチャック手段6
と反対側、つまりこの実施例では上方の振動シリンダ基
部端に反力錘2が固着される。ここで重要なことはチャ
ック手段6は杭Kをその軸線が振動シリンダ4の軸線と
一致する方向に把持するように設けられることである。
3を介してフレーム3Aが取付けられ、このフレーム3
A内に振動シリンダ4がそのピストン41の延び出し方
向を下方にして設けられる。このピストン41の下端に
は打ち込むべき杭Kを把持するチャック手段6が固着さ
れる。ピストン41は図2にさらに明瞭に示されている
が、振動シリンダ4の軸線方向に関してチャック手段6
と反対側、つまりこの実施例では上方の振動シリンダ基
部端に反力錘2が固着される。ここで重要なことはチャ
ック手段6は杭Kをその軸線が振動シリンダ4の軸線と
一致する方向に把持するように設けられることである。
【0011】振動シリンダ4にはこれを駆動制御するた
めの電気・油圧サーボ弁5が付設される。また振動シリ
ンダ4の側面にはピストン41の変位量を検知するピス
トン変位検知器7が設けられる。
めの電気・油圧サーボ弁5が付設される。また振動シリ
ンダ4の側面にはピストン41の変位量を検知するピス
トン変位検知器7が設けられる。
【0012】一方、電気・油圧サーボ弁5を駆動制御す
るための駆動制御信号を発する発信器8が設けられる
が、この発信器8は図2記入のように長方形波、正弦波
など適宜の波形の駆動制御信号を発することができるも
のである。この発信器8から発する信号はサーボ増幅器
10を経由して電気・油圧サーボ弁5に送られる。また
ピストン変位検出器7からサーボ増幅器10に至るフィ
ードバック信号回路9が設けられ、電気・油圧サーボ弁
によって振動シリンダ4を制御するサーボ制御系が構成
される。
るための駆動制御信号を発する発信器8が設けられる
が、この発信器8は図2記入のように長方形波、正弦波
など適宜の波形の駆動制御信号を発することができるも
のである。この発信器8から発する信号はサーボ増幅器
10を経由して電気・油圧サーボ弁5に送られる。また
ピストン変位検出器7からサーボ増幅器10に至るフィ
ードバック信号回路9が設けられ、電気・油圧サーボ弁
によって振動シリンダ4を制御するサーボ制御系が構成
される。
【0013】つぎにこのサーボ制御系の作動の概要を説
明すると、発信器8からの駆動信号によってその信号の
極性と電流の大きさに従って電気・油圧サーボ弁5内部
のスプール52が移動し、これによって振動シリンダ4
のピストン41が上方または下方に変位する。(電気・
油圧サーボ弁5の作動については図3を参照して後述す
る。)このピストン41の移動方向と変位量はピストン
変位検出器7によって検知され、この検知量に比例した
フィードバック信号(電圧)がサーボ増幅器10に送ら
れる。このサーボ増幅器10においては発信器8からの
信号(電圧)と前記のフィードバック信号が比較されて
電気・油圧サーボ弁5に入力電流の形で伝わり、前記両
信号の偏差を小さくする方向にピストン41を動かす。
こうして振動シリンダ4のピストン41を発信器8の信
号の波形にならって振動させることができる。なお発信
器8の発すべき信号、つまりこの杭打ち装置の運転条件
は、装置に付属する調整ダイアル(図示していない)を
回転するだけであらかじめ容易に設定できる。
明すると、発信器8からの駆動信号によってその信号の
極性と電流の大きさに従って電気・油圧サーボ弁5内部
のスプール52が移動し、これによって振動シリンダ4
のピストン41が上方または下方に変位する。(電気・
油圧サーボ弁5の作動については図3を参照して後述す
る。)このピストン41の移動方向と変位量はピストン
変位検出器7によって検知され、この検知量に比例した
フィードバック信号(電圧)がサーボ増幅器10に送ら
れる。このサーボ増幅器10においては発信器8からの
信号(電圧)と前記のフィードバック信号が比較されて
電気・油圧サーボ弁5に入力電流の形で伝わり、前記両
信号の偏差を小さくする方向にピストン41を動かす。
こうして振動シリンダ4のピストン41を発信器8の信
号の波形にならって振動させることができる。なお発信
器8の発すべき信号、つまりこの杭打ち装置の運転条件
は、装置に付属する調整ダイアル(図示していない)を
回転するだけであらかじめ容易に設定できる。
【0014】振動シリンダ4には反力錘2が固着されて
いるので、ピストン41の振動の結果、ピストン41の
加速度に比例した反力が生じ、これがピストン41の下
端に固着されているチャック手段6を介して杭Kに伝達
されるのである。伝達される力はピストン41と等しい
振動数を有し、反力錘2の質量に比例し、かつ振動シリ
ンダ4の軸線方向、すなわち杭Kの軸線方向に向く力で
ある。
いるので、ピストン41の振動の結果、ピストン41の
加速度に比例した反力が生じ、これがピストン41の下
端に固着されているチャック手段6を介して杭Kに伝達
されるのである。伝達される力はピストン41と等しい
振動数を有し、反力錘2の質量に比例し、かつ振動シリ
ンダ4の軸線方向、すなわち杭Kの軸線方向に向く力で
ある。
【0015】ここで図3を参照して電気・油圧サーボ弁
5の構造と作用を説明する。電気・油圧サーボ弁は大別
して、四方案内弁部,トルクモータ部および油圧前段増
幅部から成る。四方案内弁部はスリーブ51と、この中
に滑動自在に係合するスプール52とから成り、このス
プール52は中央と両端にランド部を有し、4つのポー
ト、すなわち圧油流入口P,タンクへの戻り口R,およ
びアクチュエータ、この場合振動シリンダ4に通じる2
本の油路A,B等の間の連通,閉塞を行なう。スプール
51の下方にある中空円柱状のものはフィルタであり、
その両端には固定オリフィス60が設けられている。
5の構造と作用を説明する。電気・油圧サーボ弁は大別
して、四方案内弁部,トルクモータ部および油圧前段増
幅部から成る。四方案内弁部はスリーブ51と、この中
に滑動自在に係合するスプール52とから成り、このス
プール52は中央と両端にランド部を有し、4つのポー
ト、すなわち圧油流入口P,タンクへの戻り口R,およ
びアクチュエータ、この場合振動シリンダ4に通じる2
本の油路A,B等の間の連通,閉塞を行なう。スプール
51の下方にある中空円柱状のものはフィルタであり、
その両端には固定オリフィス60が設けられている。
【0016】トルクモータ部は永久磁石58、電磁コイ
ル56、およびこの電磁コイル56のアーマチュア57
から成る。一方このアーマチュア57はトーションばね
55の回転力がかけられる中心軸のまわりに回動可能に
設けられ、その中心軸に関して反対側にはフラッパ54
が固着される。このフラッパ54の端部にはフィードバ
ックばね59が取り付けられ、その他端にはスプール5
2の中心位置に適宜のボールを介して係合する。フラッ
パ54の両端には1対のノズル53が対向配置される
が、これらのノズル53はそれぞれスプール52の両端
部(それにかかる圧力をそれぞれP1 ,P2 とする)に
連通し、圧油流入口Pより流入する圧油の一部が左,右
の固定オリフィス60を介して流路を形成している。以
上に挙げたフラッパ54,1対のノズル53および固定
オリフィス60が油圧前段増幅部を形成する。
ル56、およびこの電磁コイル56のアーマチュア57
から成る。一方このアーマチュア57はトーションばね
55の回転力がかけられる中心軸のまわりに回動可能に
設けられ、その中心軸に関して反対側にはフラッパ54
が固着される。このフラッパ54の端部にはフィードバ
ックばね59が取り付けられ、その他端にはスプール5
2の中心位置に適宜のボールを介して係合する。フラッ
パ54の両端には1対のノズル53が対向配置される
が、これらのノズル53はそれぞれスプール52の両端
部(それにかかる圧力をそれぞれP1 ,P2 とする)に
連通し、圧油流入口Pより流入する圧油の一部が左,右
の固定オリフィス60を介して流路を形成している。以
上に挙げたフラッパ54,1対のノズル53および固定
オリフィス60が油圧前段増幅部を形成する。
【0017】電気・油圧サーボ弁5への入力信号電流が
0の場合、アーマチュア57、従ってフラッパ54は図
示の中央位置にあって、左右のノズル53の背圧、すな
わち圧力P1 ,P2 の大きさは等しくなり、スプール5
2は図示の中央位置に停止している。いま正,負いずれ
かの極性の微小な電流(入力信号)が電磁コイル56に
流れて永久磁石58の磁場が変化し、アーマチュア57
が一方に、たとえば左方に回動変位したと仮定すると、
フラッパ54は右方に変位し、このため右側のノズル背
圧P2 が左側のノズル背圧P1 より高くなり(P2 >P
1 )、スプール52は左方に変位する。このスプール5
2の変位は、その変位のためにフィードバックばね59
がフラッパ54を左方に引き戻してノズル背圧が再び均
衡するまで続き、均衡したときその位置にスプール52
は停止する。このスプール52の停止位置における四方
案内弁部の4個のポートの連通関係は、圧油が圧油流入
口P→A→振動シリンダ4→B→戻り口Rに流れる方向
である。ポートAを振動シリンダ4のヘッド側に連通さ
せておけは上述の入力信号によってピストン41が伸び
出すことになる。極性が上述の場合と異なる入力信号が
加えられたときももちろん同様に作動して、こんどはス
プール52は右方に一定量変位する。このように電気・
油圧サーボ弁においてはスプールが入力信号電流の正
負,大きさに比例した位置に停止することにより、出力
流量も入力電流に比例するのである。
0の場合、アーマチュア57、従ってフラッパ54は図
示の中央位置にあって、左右のノズル53の背圧、すな
わち圧力P1 ,P2 の大きさは等しくなり、スプール5
2は図示の中央位置に停止している。いま正,負いずれ
かの極性の微小な電流(入力信号)が電磁コイル56に
流れて永久磁石58の磁場が変化し、アーマチュア57
が一方に、たとえば左方に回動変位したと仮定すると、
フラッパ54は右方に変位し、このため右側のノズル背
圧P2 が左側のノズル背圧P1 より高くなり(P2 >P
1 )、スプール52は左方に変位する。このスプール5
2の変位は、その変位のためにフィードバックばね59
がフラッパ54を左方に引き戻してノズル背圧が再び均
衡するまで続き、均衡したときその位置にスプール52
は停止する。このスプール52の停止位置における四方
案内弁部の4個のポートの連通関係は、圧油が圧油流入
口P→A→振動シリンダ4→B→戻り口Rに流れる方向
である。ポートAを振動シリンダ4のヘッド側に連通さ
せておけは上述の入力信号によってピストン41が伸び
出すことになる。極性が上述の場合と異なる入力信号が
加えられたときももちろん同様に作動して、こんどはス
プール52は右方に一定量変位する。このように電気・
油圧サーボ弁においてはスプールが入力信号電流の正
負,大きさに比例した位置に停止することにより、出力
流量も入力電流に比例するのである。
【0018】このようにして電気・油圧サーボ弁5を利
用すれば、ほぼ数ミリ・アンペアという微小な電気信号
によって大容量のアクチュエータを制御できる。しか
も、その電気信号の電流値の大小,正負の極性に忠実に
追従でき、本発明の実施例においてはピストン変位検出
器7,発信器8,フィードバック信号回路9およびサー
ボ増幅器10から成るサーボ制御系の協働のもと、反力
錘2を中心付近に保ちつつ入力信号の数10ヘルツの振
動的変化にまで十分追従できることが確認されているの
である。図3には作動原理の理解を容易にするため二段
形の、もっとも典型的な電気・油圧サーボ弁を示した
が、さら大きい容量のアクチュエータを制御したいとき
は三段形の電気・油圧サーボ弁を使用すればよい。もち
ろん三段形の電気・油圧サーボ弁であっても入力電流に
スプールの変位を比例させ、出力流量を制御させる原理
は同じである。
用すれば、ほぼ数ミリ・アンペアという微小な電気信号
によって大容量のアクチュエータを制御できる。しか
も、その電気信号の電流値の大小,正負の極性に忠実に
追従でき、本発明の実施例においてはピストン変位検出
器7,発信器8,フィードバック信号回路9およびサー
ボ増幅器10から成るサーボ制御系の協働のもと、反力
錘2を中心付近に保ちつつ入力信号の数10ヘルツの振
動的変化にまで十分追従できることが確認されているの
である。図3には作動原理の理解を容易にするため二段
形の、もっとも典型的な電気・油圧サーボ弁を示した
が、さら大きい容量のアクチュエータを制御したいとき
は三段形の電気・油圧サーボ弁を使用すればよい。もち
ろん三段形の電気・油圧サーボ弁であっても入力電流に
スプールの変位を比例させ、出力流量を制御させる原理
は同じである。
【0019】実際に杭Kを打ち込むときはベースマシン
11を図4図示のように前輪を持ち上げてセットし、こ
の自重の大半を取付フレーム1を介して杭Kに伝えるよ
うにする。正確に言えば杭打ち方向線にベースマシン1
1の重心から下した垂線の長さはできるだけ短い方が都
合がよい。したがって杭Kの打ち込み時に杭Kに作用す
る力は、上述した振動シリンダ4による反力の他に、反
力錘2の自重、およびベースマシン11の自重の大半で
ある。またベースマシン11が十分固定されている場
合、ベースマシン11の重量を図4に図示した形でかけ
る代わりに、作業アーム12の端部をそれを駆動する車
載の油圧シリンダを利用して杭Kを打ち込む方向に押し
込むことで杭打ち力を補う使い方もできる。
11を図4図示のように前輪を持ち上げてセットし、こ
の自重の大半を取付フレーム1を介して杭Kに伝えるよ
うにする。正確に言えば杭打ち方向線にベースマシン1
1の重心から下した垂線の長さはできるだけ短い方が都
合がよい。したがって杭Kの打ち込み時に杭Kに作用す
る力は、上述した振動シリンダ4による反力の他に、反
力錘2の自重、およびベースマシン11の自重の大半で
ある。またベースマシン11が十分固定されている場
合、ベースマシン11の重量を図4に図示した形でかけ
る代わりに、作業アーム12の端部をそれを駆動する車
載の油圧シリンダを利用して杭Kを打ち込む方向に押し
込むことで杭打ち力を補う使い方もできる。
【0020】またベースマシン11の種類にもよるが杭
Kを逆に土中から引き抜くときにも作業アーム12を容
易に利用できる。
Kを逆に土中から引き抜くときにも作業アーム12を容
易に利用できる。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上に述べたように大容量の
ベースマシン11の作業アームの先端にサーボ制御され
る振動シリンダを固定して杭打ちする装置であるため、
(1)振動シリンダの重量の大半を常時杭打ち方向に加
えることができ効果的に杭打ちできる、(2)電気信号
で作動する電気・油圧サーボ弁で振動シリンダを駆動し
ているので周波数や振幅がダイヤルを回すだけで簡単に
調整できる、(3)杭に伝わる振動は高周波の振動であ
るから減衰が急激であって隣接地域に振動被害を及ぼす
ことを避けることができる、(4)杭打ち機の起動,停
止時に振幅をゼロにすることでベースマシンに対する衝
撃をなくすことができる、(5)ベースマシンの作業ア
ームによる圧入力と振動シリンダによる加振力は独立し
て杭に加えられるので大きい相乗効果が得られる、また
(6)作業アームを杭の引き抜き方向に作用させること
により杭の引き抜き作業なども容易かつ効果的にでき
る、さらに(7)ベースマシンに取り付けて使用する形
なので移動が容易であり、異なる場所の多数の杭打ちに
能率的に対処できる、などの多くのすぐれた効果があ
る。
ベースマシン11の作業アームの先端にサーボ制御され
る振動シリンダを固定して杭打ちする装置であるため、
(1)振動シリンダの重量の大半を常時杭打ち方向に加
えることができ効果的に杭打ちできる、(2)電気信号
で作動する電気・油圧サーボ弁で振動シリンダを駆動し
ているので周波数や振幅がダイヤルを回すだけで簡単に
調整できる、(3)杭に伝わる振動は高周波の振動であ
るから減衰が急激であって隣接地域に振動被害を及ぼす
ことを避けることができる、(4)杭打ち機の起動,停
止時に振幅をゼロにすることでベースマシンに対する衝
撃をなくすことができる、(5)ベースマシンの作業ア
ームによる圧入力と振動シリンダによる加振力は独立し
て杭に加えられるので大きい相乗効果が得られる、また
(6)作業アームを杭の引き抜き方向に作用させること
により杭の引き抜き作業なども容易かつ効果的にでき
る、さらに(7)ベースマシンに取り付けて使用する形
なので移動が容易であり、異なる場所の多数の杭打ちに
能率的に対処できる、などの多くのすぐれた効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例を示す側断面図。
【図2】振動シリンダを制御するサーボ制御系を示す側
断面図。
断面図。
【図3】電気・油圧サーボ弁の典型例を示す側断面図。
【図4】この発明装置の実際の杭打ち状態を示す側面
図。
図。
【図5】 従来の偏心錐回転式の杭打ち装置の構造を説
明するための簡略斜視図である。
明するための簡略斜視図である。
1 取付アーム 2 反力錘 3 緩衝ゴム 4 振動シリンダ 5 電気・油圧サーボ弁 6 チャック手段 7 ピストン変位検出器 8 発信器 9 フィードバック信号回路 10 サーボ増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊井 清蔵 東京都北区赤羽西3−6−4
Claims (1)
- 【請求項1】 地面に対して作業する適宜の建設機械を
ベースマシン(11)とし、このベースマシン(11)
の作業アーム(12)の端部に取付け固定される取付フ
レーム(1)と、前記取付フレーム(1)に緩衝ゴム
(3)を介して支持される振動シリンダ(4)と、前記
振動シリンダ(4)の軸線方向の上側に設けられる反力
錘(2)および前記軸線方向に関して前記反力錘(2)
と反対側に設けられ、打ち込むべき杭(K)をその軸線
が前記振動シリンダ(4)の軸線と一致するように把持
するチャック手段(6)と、前記振動シリンダ(4)を
駆動制御する電気・油圧サーボ弁(5)と、前記電気・
油圧サーボ弁(5)によって前記振動シリンダ(4)を
制御するサーボ制御系(7,8,9,10)とを有する
杭打ち装置。
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1991
- 1991-03-01 JP JP3059745A patent/JP2729969B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-20 US US07/672,269 patent/US5168938A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-27 KR KR1019910004723A patent/KR100218997B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1991-03-28 EP EP91104984A patent/EP0449286B1/en not_active Expired - Lifetime
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