JP2729729B2 - ラスタースキャン方式バーコードリーダ - Google Patents

ラスタースキャン方式バーコードリーダ

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JP2729729B2
JP2729729B2 JP4231511A JP23151192A JP2729729B2 JP 2729729 B2 JP2729729 B2 JP 2729729B2 JP 4231511 A JP4231511 A JP 4231511A JP 23151192 A JP23151192 A JP 23151192A JP 2729729 B2 JP2729729 B2 JP 2729729B2
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義人 丸山
正春 清水
保 荒川
雄之 及川
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Yaesu Musen Co Ltd
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Yaesu Musen Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品等に印刷されてい
るバーコードを読み取る装置であって、レーザ光を広狭
いずれかの方向にラスタースキャンし、かつ、前記レー
ザ光の一反射面ごとの情報を読み取るようにしたラスタ
ースキャン方式バーコードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ光を用いてバーコードを
読み取る手段には大別してシングルスキャン方式とラス
タースキャン方式があり、前者のシングルスキャン方式
のものは図3(a)に示されるように、バーコード面に
シングルスキャンを行なうことにより、その反射光を読
み取るだけのものであるが、後者のラスタースキャン方
式のものは特公平1−31235号公報に示されるよう
に、回転するポリゴンミラーの面又は回転軸に傾斜角を
持たせることにより、図3(b)のようなラスタースキ
ャンを行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、特に後者のラ
スタースキャン方式は前者のそれと比較した場合、バー
コード印刷面におけるインクの広がり、縮み、欠け、し
み、かすれ又はインクの不均一性等による読み取り性能
が向上する等の利点が大きく、したがって従来よりこの
種のものに関し光源の種類やレンズの組み合わせ方法、
ポリゴンミラーの形状とその回転方法、レーザ光の受光
方法と制御手段等においてすでに多くのものが考案され
ている。
【0004】しかし、現在の物流システムは更に高性能
なバーコードの読み取りが要求され、特に段ボール箱等
を扱う業種では、図3(c)のようなバーコード印刷面
におけるインクの欠けやしみ等があっても、前記バーコ
ードの情報を確実に読み取れることが要求されているに
もかかわらず、読み取り精度(エラー数)や読み取り速
度に問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
課題を解決しようとするもので、図面の図1及び図6に
示すように、ラスタースキャン方式バーコードリーダに
おいて、モータ3により回転するポリゴンミラー2の反
射面をそれぞれ相対的に傾斜した面で構成し、更に、こ
れらの面にレーザ投光部1より出射したレーザ光8を当
てることによって、バーコードラベル7にレーザスキャ
ンビーム9が照射される。
【0006】そして、このレーザスキャンビーム9の反
射光をレーザ受光部4で捉える一方、トリガ受光部5に
入射した前記レーザスキャンビーム9を基準とする信号
(トリガ信号)とともに、デコーダ部6により前記バー
コードラベル7の情報を読み取ることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】図1のレーザスキャンビーム9のように、バー
コードラベル7に照射するレーザ光を広狭いずれかの直
線方向となるようにすることで、前記レーザスキャンビ
ーム9とバーコードラベル7との時間的位置関係にある
不良箇所を回避して読み取ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明すると、図1及び図2に示すとおりレーザ投光部
1から出射したレーザ光8は、モータ3により回転する
ポリゴンミラー2で反射され、レーザスキャンビーム9
を出力する。そして、このレーザスキャンビーム9の一
部はトリガ受光部5へ入射され、トリガ信号となる。
【0009】一方、他の大部分のレーザスキャンビーム
9はバーコードラベル7へ照射されるが、このときバー
コードの黒い部分はレーザ光の吸収が行なわれ、白い部
分では反射が行なわれて、太さの異なるバーとスペース
との組み合わせにより、読み取り可能な文字を電気的に
解読可能な情報としてレーザ受光部4へ入射される。
【0010】更に、前記レーザ受光部4を出力した信号
はデコーダ部6へ入力され、必要な情報を解読すること
によってデータが出力される。
【0011】ここで図1に示したレーザスキャンビーム
9が、図3(d)のようなラベルの流れに対して広狭い
ずれかの方向に照射される理由を説明するに当たり、本
発明におけるレーザスキャンビーム9の反射方向を二次
元的に表わすことは困難であるので、前記ポリゴンミラ
ー2を簡易化し、前記レーザスキャンビーム9がどのよ
うな方向に反射されるのかを図4及び図5を用い、平易
に述べて行くことにする。
【0012】まず初めに、図4のポリゴンミラー2の形
を略円錐状にして、これを図4(b)のようにレーザ投
光部1の出射位置からレーザ光8を前記ポリゴンミラー
2の反射面に当てると、中心軸0と反射点が同一線上に
あるので、レーザ反射光8′の方向は図4(a)のよう
になり、前記レーザ光8の出射方向に対して直角方向と
なる。
【0013】次に、図4(c)のようにレーザ投光部1
を右へr1だけ移動して、そこからレーザ光8を出射す
ると、レーザ反射光8′は右斜下方向かつ図4(d)の
方向となる。
【0014】更に、前記レーザ投光部1を図4(e)の
ように右へrn移動すると、ポリゴンミラー2の反射限
界点を超えた場合、レーザ光8は反射することなく、図
4(f)で示したように鉛直方向となり、鉛直線8″に
対するレーザ反射光8′の光路は図4(g)のようにな
る。
【0015】次に、本発明の実施態様に則してレーザ投
光部1を固定し、ポリゴンミラー2を回転するようにし
た方式のものについて述べると、図5のポリゴンミラー
2の形を略四角錐状にして、これを図5(b)のように
レーザ投光部1の出射位置を反射限界点付近におき、更
にここからレーザ光8を前記ポリゴンミラー2の反射面
に垂直に当てると、この反射面は前記レーザ光8に対す
る水平方向の傾きがないので、レーザ反射光8′の方向
は図5(a)のようになり、前記レーザ光8の出射方向
に対して直角方向となる。
【0016】更に、図5(c)のようにポリゴンミラー
2を45°右へ回転すると、レーザ反射光8′は右斜方
向かつ図4(d)の方向となり、更に約90°右へ回転
させて反射限界点付近に達すると、前記レーザ反射光
8′は図5(e)及び(f)のようになってほぼ鉛直方
向となり、鉛直線8″に対するレーザ反射光8′の光路
は図5(g)のようになる。
【0017】なお、上記図4及び図5ではレーザ反射光
8′の反射方向を一方向(図では右方向)しか説明して
いないが、本発明においては前記レーザ反射光8′の出
力を広狭いずれかの方向に走査する関係上、逆方向(左
方向)のレーザ反射光についても説明を行なう必要があ
る。
【0018】しかし、本発明におけるポリゴンミラー2
の形状を左右対象にしてあるため、その光路も左右対象
となる。したがって、前記逆方向(左方向)のレーザ反
射光についての説明は省略してある。
【0019】以上述べたポリゴンミラー2の動作原理を
本発明に適用し、これを実際に構成したものが図6に示
したものであって、図6(a)ではレーザ投光部1から
出射したレーザ光8がモータ3により回転するポリゴン
ミラー2の反斜面で反射され、かつレーザスキャンビー
ム9の反射方向は前記モータ3の回転方向の場合、実線
の矢印方向となって鉛直線に対し、傾斜角度を持つこと
になる。
【0020】次に図6(b)では、ポリゴンミラー2の
反射面が前記図6(a)と反対のため、レーザスキャン
ビーム9の反射方向は逆方向となる。
【0021】以上のようなバーコードリーダにおいて、
便宜上レーザ光8の出射方向及びレーザスキャンビーム
9の照射方向を鉛直方向又は鉛直線と称しているが、実
際には機器の設置状態等により、必らずしもこの方向に
ならないことがある。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、段ボール
箱等に直接印刷された比較的品質の粗いバーコードや、
あるいはバーコードラベルの走査線上に存在する汚れ、
ボイド又はスポット等があっても、正確かつ高速に読み
取り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーコードリーダの動作を説明す
るための構成図である。
【図2】本発明に係るバーコードリーダの実施態様を示
す説明図である。
【図3】バーコードラベルに照射されるレーザスキャン
ビームの光路を示す説明図である。
【図4】略円錐により、レーザ光の反射方向を求めるた
めの説明図である。
【図5】略四角錐により、レーザ光の反射方向を求める
ための説明図である。
【図6】本発明に係るポリゴンミラー部分の実施態様を
示す説明図である。
【図7】本発明に係るデコーダ部のマイクロコンピュー
タにより実行される制御プログラムのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 レーザ投光部 2 ポリゴンミラー 3 モータ 4 レーザ受光部 5 トリガ受光部 6 デコーダ部 7 バーコードラベル 8 レーザ光 9 レーザスキャンビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−257882(JP,A) 特開 平1−253075(JP,A) 実開 平4−55664(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザダイオード及びレーザ光絞
    り用レンズを組み合わせたレーザ投光部(1)と、この
    レーザ投光部(1)より出射されるレーザ光(8)を任
    意面ごとに反射し、かつモータ(3)により回転する多
    面構成のポリゴンミラー(2)と、このポリゴンミラー
    (2)により反射されるレーザスキャンビーム(9)を
    トリガ信号に変換するトリガ受光部(5)と、前記レー
    ザスキャンビーム(9)の照射面であるバーコードラベ
    ル(7)のレーザ反射光が入射するレーザ受光部(4)
    と、前記レーザスキャンビーム(9)の一反射面ごとの
    情報を読み取るデコーダ部(6)とを備えて成るバーコ
    ードリーダにおいて、前記ポリゴンミラー(2)を構成
    する反射面のうち、前記レーザ光(8)の反射面を相対
    的に異なる傾斜反射面とすることによってそれぞれ逆方
    向に側面反射され、更に、これらの反射面を整数倍して
    回転することによりラスタースキャンを行ない、かつ、
    このラスタースキャンの幅を広狭いずれかの直線方向と
    なるような角度を前記ポリゴンミラー(2)の傾斜角、
    及びレーザ投光部(1)の水平位置によって決定し得る
    ことを特徴とするラスタースキャン方式バーコードリー
    ダ。
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JPS63257882A (ja) * 1987-04-15 1988-10-25 Toyota Motor Corp バ−コ−ド読み取り装置
JPH01253075A (ja) * 1988-04-01 1989-10-09 Nippon Electric Ind Co Ltd バーコードリーダの光学読取装置
US4906305A (en) * 1988-08-18 1990-03-06 Allegheny Ludlum Corporation Method of making a composite drawn article

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