JP2729559B2 - 監視信号受信方法及び装置 - Google Patents
監視信号受信方法及び装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光増幅中継システムに
おいて本線光信号に重畳して伝送される中継監視信号の
受信方法及び装置に関するものである。
おいて本線光信号に重畳して伝送される中継監視信号の
受信方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光増幅中継システムの光中継器の監視信
号を端局側に伝送するために、本線信号に影響を与えな
い範囲で監視信号を本線光信号に重畳し通信端局側に伝
送する次のような方式が従来提案されている。 (1)監視信号を本線光信号の包絡線に低変調度で重畳
し通信端局に伝送させる方式。(例えば、特開平2−1
19328号「光中継器の監視制御方式」) (2)監視信号を本線光信号とは別の波長の光信号を用
いて本線光信号に重畳し通信端局に伝送させる方式。 これらの手段では共に、端局における光電変換後の監視
信号成分が本線信号成分と重なってしまうことが避けら
れない。ここで、両者の監視信号受信装置の構成は全く
同一であることから、(1)の方式についてのみ説明を
する。
号を端局側に伝送するために、本線信号に影響を与えな
い範囲で監視信号を本線光信号に重畳し通信端局側に伝
送する次のような方式が従来提案されている。 (1)監視信号を本線光信号の包絡線に低変調度で重畳
し通信端局に伝送させる方式。(例えば、特開平2−1
19328号「光中継器の監視制御方式」) (2)監視信号を本線光信号とは別の波長の光信号を用
いて本線光信号に重畳し通信端局に伝送させる方式。 これらの手段では共に、端局における光電変換後の監視
信号成分が本線信号成分と重なってしまうことが避けら
れない。ここで、両者の監視信号受信装置の構成は全く
同一であることから、(1)の方式についてのみ説明を
する。
【0003】図4は上記(1)の方式の中継器監視信号
伝送における光中継器および端局を含む構成図、図5
は、図4の光受信装置4に用いる監視信号受信装置の構
成図である。
伝送における光中継器および端局を含む構成図、図5
は、図4の光受信装置4に用いる監視信号受信装置の構
成図である。
【0004】図4において、Rは光中継器、1は光増幅
器、2は中継器監視データを光増幅器1を通過する本線
光信号に重畳可能な変調信号に変換するための変調回
路、3は光信号の伝送媒体である光ファイバ、4は本線
信号および監視信号を受信するための光受信装置、5は
光受信装置4で光電変換された監視信号を検波し中継器
監視データを復調する検波器である。中継器R内の各動
作パラメータ等を含む中継器監視データは、変調回路2
で振幅変調等の変調信号に変換される。次にこの変調信
号を用いて光増幅器1の増幅利得を制御することによっ
て該変調信号を本線光信号の包絡線に重畳する。図4に
おいて、中継器Rの入力本線光信号Linは、光増幅器1
によって増幅されると共にその包絡線に中継器監視デー
タを含む変調信号が重畳されて、出力本線光信号Lout
として出力される。
器、2は中継器監視データを光増幅器1を通過する本線
光信号に重畳可能な変調信号に変換するための変調回
路、3は光信号の伝送媒体である光ファイバ、4は本線
信号および監視信号を受信するための光受信装置、5は
光受信装置4で光電変換された監視信号を検波し中継器
監視データを復調する検波器である。中継器R内の各動
作パラメータ等を含む中継器監視データは、変調回路2
で振幅変調等の変調信号に変換される。次にこの変調信
号を用いて光増幅器1の増幅利得を制御することによっ
て該変調信号を本線光信号の包絡線に重畳する。図4に
おいて、中継器Rの入力本線光信号Linは、光増幅器1
によって増幅されると共にその包絡線に中継器監視デー
タを含む変調信号が重畳されて、出力本線光信号Lout
として出力される。
【0005】光増幅器1の利得制御の方法は、例えば現
在光増幅器として有望なエルビューム元素ドープ光ファ
イバを用いた光増幅器では励起用光源の出力パワーすな
わち駆動電流を制御するることにより達成される。ここ
で、このエルビューム元素ドープ光ファイバを用いた光
増幅器ではその周波数応答特性により、数kHz以下の
変調信号は通過することができないため、中継器監視デ
ータを直接本線光信号の包絡線に重畳することができな
い。従って、前記変調回路2において中継器監視データ
をいったん光増幅器を通過可能な搬送波周波数の変調信
号に変換して伝送することが必要である。図4において
は、理解を容易にするために搬送波の「ふるまい」の図
示は割愛した。また、本線光信号の包絡線への変調度は
該本線光信号の伝送特性に影響が及ばない低レベルであ
ることが重要である。
在光増幅器として有望なエルビューム元素ドープ光ファ
イバを用いた光増幅器では励起用光源の出力パワーすな
わち駆動電流を制御するることにより達成される。ここ
で、このエルビューム元素ドープ光ファイバを用いた光
増幅器ではその周波数応答特性により、数kHz以下の
変調信号は通過することができないため、中継器監視デ
ータを直接本線光信号の包絡線に重畳することができな
い。従って、前記変調回路2において中継器監視データ
をいったん光増幅器を通過可能な搬送波周波数の変調信
号に変換して伝送することが必要である。図4において
は、理解を容易にするために搬送波の「ふるまい」の図
示は割愛した。また、本線光信号の包絡線への変調度は
該本線光信号の伝送特性に影響が及ばない低レベルであ
ることが重要である。
【0006】光ファイバ3を伝搬して受信された本線光
信号Lout は通信端局の受信装置4で光電変換されたの
ち2分岐され、一方は監視信号SVout として監視信号
成分を含む周波数の帯域ファイルタで帯域制限された
後、検波器5に加えられる。中継器Rの変調回路2にお
いて振幅変調が施された変調信号はここで復調され中継
器監視データに戻される。
信号Lout は通信端局の受信装置4で光電変換されたの
ち2分岐され、一方は監視信号SVout として監視信号
成分を含む周波数の帯域ファイルタで帯域制限された
後、検波器5に加えられる。中継器Rの変調回路2にお
いて振幅変調が施された変調信号はここで復調され中継
器監視データに戻される。
【0007】光受信装置4の構成機能について、更に詳
細に説明する。図5において、6は光信号を電気信号に
変換するための受光器、7は受光器6の電気信号出力を
増幅するための初段増幅器、8は初段増幅器7の出力を
2分岐するための電気信号分岐器、9は監視信号を抽出
するための帯域フィルタである。ここまでは上述の中継
器監視データの復調に関する説明の通りである。また本
線信号の再生系において、10は電気信号分岐器8によ
って分岐された一方の電気信号を増幅すると共に本線信
号の波形整形を行なう等化増幅器、11は本線信号のパ
ルス繰り返し周波数成分すなわちタイミング信号を抽出
するタイミング抽出回路、12は等化増幅器10で波形
整形された本線信号の“1”,“0”の判別を行ない本
線信号を再生するための識別再生回路である。従って、
本線信号は等化増幅器10によって波形整形された後2
分岐され、一方はパルス繰り返し周波数成分すなわちタ
イミング信号を抽出するタイミング抽出回路11に供給
され、タイミング信号(クロック信号)を得る。他方は
識別再生回路12に加えられ、前記のタイミング信号と
予め定められたしきい値に基づき“1”,“0”の判別
が行なわれ、中継器Rや光ファイバ3等の伝送路におい
て波形劣化した本線信号を再生するものである。
細に説明する。図5において、6は光信号を電気信号に
変換するための受光器、7は受光器6の電気信号出力を
増幅するための初段増幅器、8は初段増幅器7の出力を
2分岐するための電気信号分岐器、9は監視信号を抽出
するための帯域フィルタである。ここまでは上述の中継
器監視データの復調に関する説明の通りである。また本
線信号の再生系において、10は電気信号分岐器8によ
って分岐された一方の電気信号を増幅すると共に本線信
号の波形整形を行なう等化増幅器、11は本線信号のパ
ルス繰り返し周波数成分すなわちタイミング信号を抽出
するタイミング抽出回路、12は等化増幅器10で波形
整形された本線信号の“1”,“0”の判別を行ない本
線信号を再生するための識別再生回路である。従って、
本線信号は等化増幅器10によって波形整形された後2
分岐され、一方はパルス繰り返し周波数成分すなわちタ
イミング信号を抽出するタイミング抽出回路11に供給
され、タイミング信号(クロック信号)を得る。他方は
識別再生回路12に加えられ、前記のタイミング信号と
予め定められたしきい値に基づき“1”,“0”の判別
が行なわれ、中継器Rや光ファイバ3等の伝送路におい
て波形劣化した本線信号を再生するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように中継器の
監視信号は本線光信号に重畳され、両信号は同時に受信
されるため、通信端局において監視信号を受信する際、
本線信号も受信される。従って、光電変換後の監視信号
の信号スペクトラムは本線信号の電力スペクトラムと重
なってしまい、更に監視信号は本線信号に影響を与えな
い程度の極めて低いレベルで重畳されているため、監視
信号の受信に際しては、本線信号成分が雑音となり、十
分な信号電力対雑音電力比(SNR)で監視信号を受信
することが困難であった。
監視信号は本線光信号に重畳され、両信号は同時に受信
されるため、通信端局において監視信号を受信する際、
本線信号も受信される。従って、光電変換後の監視信号
の信号スペクトラムは本線信号の電力スペクトラムと重
なってしまい、更に監視信号は本線信号に影響を与えな
い程度の極めて低いレベルで重畳されているため、監視
信号の受信に際しては、本線信号成分が雑音となり、十
分な信号電力対雑音電力比(SNR)で監視信号を受信
することが困難であった。
【0009】本発明は、この問題を解決し、光増幅中継
システムにおける中継器監視信号を高いSNRで受信す
ることによって、安定かつ確実に監視能力を確保するた
めの監視信号受信方法及び装置を提供せんとするもので
ある。
システムにおける中継器監視信号を高いSNRで受信す
ることによって、安定かつ確実に監視能力を確保するた
めの監視信号受信方法及び装置を提供せんとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため
に、本発明では、光増幅中継システムの本線光信号に重
畳あるいは波長多重により合成された中継器監視信号を
受信する際に、受信光信号を受光器において光電変換し
た後二分岐し、一方の電気信号について等化増幅、タイ
ミング抽出、識別再生を行ない前記本線信号成分のみを
抽出したものと、識別再生を行なわない他方の電気信号
に含まれる本線信号との間の波形、位相および振幅を一
致させるように、それぞれに所要の等化処理,遅延量調
整および振幅調整を行ない、これらの信号を差動合成す
ることによって前記本線信号成分のみを除去し、目的と
する監視信号を抽出する構成を採用している。
に、本発明では、光増幅中継システムの本線光信号に重
畳あるいは波長多重により合成された中継器監視信号を
受信する際に、受信光信号を受光器において光電変換し
た後二分岐し、一方の電気信号について等化増幅、タイ
ミング抽出、識別再生を行ない前記本線信号成分のみを
抽出したものと、識別再生を行なわない他方の電気信号
に含まれる本線信号との間の波形、位相および振幅を一
致させるように、それぞれに所要の等化処理,遅延量調
整および振幅調整を行ない、これらの信号を差動合成す
ることによって前記本線信号成分のみを除去し、目的と
する監視信号を抽出する構成を採用している。
【0011】
【作用】本発明は、本線光信号に監視信号を重畳し受信
光信号に、本線光信号成分を差動合成して、受信光信号
から本線光信号成分を除去して監視信号をとり出してい
る。
光信号に、本線光信号成分を差動合成して、受信光信号
から本線光信号成分を除去して監視信号をとり出してい
る。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例の監視信号受
信装置の構成図である。従来例の図5と同一構成回路に
ついては同一符号を付す。図1において、6は光信号を
電気信号に変換するための受光器、7は受光器6の電気
信号出力を増幅するための初段増幅器、8は初段増幅器
7の出力を2分岐するための電気信号分岐器、9は監視
信号を抽出するための帯域フィルタである。また、10
は電気信号分岐器8によって分岐された一方の電気信号
を増幅すると共に本線信号の波形整形を行なう等化増幅
器、11は本線信号のパルス繰り返し周波数成分すなわ
ちタイミング信号を抽出するタイミング抽出回路、12
は等化増幅器10で波形整形された本線信号の“1”,
“0”の判別を行ない、タイミング抽出回路11からの
タイミング信号により、本線信号を再生するためのフリ
ップフロップで構成された識別再生回路、13は本線信
号の波形整形のためにその周波数成分の等化をする低域
フィルタ、14は本線信号成分の位相を調整するための
移相器、15は本線信号成分の振幅を調整するための減
衰器、16は識別再生回路12からの再生信号の波形整
形のためにその周波数成分を等化する低域フィルタ、1
7は識別再生回路12からの再生信号の位相を調整する
移相器、18は再生信号の振幅を調整する減衰器、19
は減衰器15と減衰器18の夫々の出力を合成するため
の差動合成器である。
信装置の構成図である。従来例の図5と同一構成回路に
ついては同一符号を付す。図1において、6は光信号を
電気信号に変換するための受光器、7は受光器6の電気
信号出力を増幅するための初段増幅器、8は初段増幅器
7の出力を2分岐するための電気信号分岐器、9は監視
信号を抽出するための帯域フィルタである。また、10
は電気信号分岐器8によって分岐された一方の電気信号
を増幅すると共に本線信号の波形整形を行なう等化増幅
器、11は本線信号のパルス繰り返し周波数成分すなわ
ちタイミング信号を抽出するタイミング抽出回路、12
は等化増幅器10で波形整形された本線信号の“1”,
“0”の判別を行ない、タイミング抽出回路11からの
タイミング信号により、本線信号を再生するためのフリ
ップフロップで構成された識別再生回路、13は本線信
号の波形整形のためにその周波数成分の等化をする低域
フィルタ、14は本線信号成分の位相を調整するための
移相器、15は本線信号成分の振幅を調整するための減
衰器、16は識別再生回路12からの再生信号の波形整
形のためにその周波数成分を等化する低域フィルタ、1
7は識別再生回路12からの再生信号の位相を調整する
移相器、18は再生信号の振幅を調整する減衰器、19
は減衰器15と減衰器18の夫々の出力を合成するため
の差動合成器である。
【0013】中継器の監視信号が重畳された本線光信号
は受光器6において電気信号に変換された後、初段増幅
器7により増幅され、電気信号分岐器8によって監視信
号出力と本線信号出力に分岐される。等化増幅器10で
は光増幅中継シテムで波形ひずみを受けた本線信号を増
幅すると共に波形整形を行ない、タイミング抽出回路1
1において本線信号のタイミング信号が抽出され、識別
再生回路12によって前記の波形整形された本線信号の
“1”,“0”の判別が行なわれ、前記タイミング信号
によって新たなディジタル信号として再生される。この
再生信号は通信サービスに供される。識別再生回路12
は、通常、再生信号と反転された再生信号の2つの出力
端子を有している。本実施例では、反転していない再生
信号の方を利用している。
は受光器6において電気信号に変換された後、初段増幅
器7により増幅され、電気信号分岐器8によって監視信
号出力と本線信号出力に分岐される。等化増幅器10で
は光増幅中継シテムで波形ひずみを受けた本線信号を増
幅すると共に波形整形を行ない、タイミング抽出回路1
1において本線信号のタイミング信号が抽出され、識別
再生回路12によって前記の波形整形された本線信号の
“1”,“0”の判別が行なわれ、前記タイミング信号
によって新たなディジタル信号として再生される。この
再生信号は通信サービスに供される。識別再生回路12
は、通常、再生信号と反転された再生信号の2つの出力
端子を有している。本実施例では、反転していない再生
信号の方を利用している。
【0014】監視信号出力における本線信号成分を除去
するために、前記の監視信号成分を含まない識別再生さ
れた信号と、監視信号成分を含む識別再生されない信号
を、互いの本線信号成分の波形、位相および振幅を等し
くした後に差動合成して、前記の監視信号成分を含む識
別再生されない信号に含まれる本線信号を打ち消すこと
によって、容易に本線信号成分を除去することができ
る。ここで識別再生された信号出力は識別再生されない
信号の波形極性と同一である必要がある。
するために、前記の監視信号成分を含まない識別再生さ
れた信号と、監視信号成分を含む識別再生されない信号
を、互いの本線信号成分の波形、位相および振幅を等し
くした後に差動合成して、前記の監視信号成分を含む識
別再生されない信号に含まれる本線信号を打ち消すこと
によって、容易に本線信号成分を除去することができ
る。ここで識別再生された信号出力は識別再生されない
信号の波形極性と同一である必要がある。
【0015】監視信号成分を含む識別再生されない信号
は、低域フィルタ13で波形整形を行った後、移相器1
4および減衰器15を通して差動合成器19に加える。
また、識別再生回路12からの再生信号である監視信号
成分を含まない識別再生された信号は、低域フィルタ1
6で波形整形を行った後、移相器17および減衰器18
を通して差動合成器19に加える。これらの2信号は、
この差動合成器19で差動合成され、本線信号成分は打
ち消し合い、監視信号のみが出力される。
は、低域フィルタ13で波形整形を行った後、移相器1
4および減衰器15を通して差動合成器19に加える。
また、識別再生回路12からの再生信号である監視信号
成分を含まない識別再生された信号は、低域フィルタ1
6で波形整形を行った後、移相器17および減衰器18
を通して差動合成器19に加える。これらの2信号は、
この差動合成器19で差動合成され、本線信号成分は打
ち消し合い、監視信号のみが出力される。
【0016】ここで、移相器14,17および減衰器1
5,18の調整に際しては、監視信号を重畳しない本線
光信号を受光器6に入力し、信号両者の本線信号の信号
波形を差動合成器19の入力点でオシロスコープ等の波
形観測装置に加え、両者の信号波形の位相および振幅が
ほぼ同じになる様に移相器14,17および減衰器1
5,18を粗調整する。さらに、両信号を差動合成器1
9に再び加え、帯域フィルタ9の出力にパワーメータ等
の電力観測装置を接続し、そのパワーが最低になるよう
に移相器14,17および減衰器15,18を微調整す
ることによって、本線信号成分出力を最小とし、最大の
SNR改善度が得られる。これらの調整は、本線光信号
の入力レベルを一定に保てば、装置製造完了後の調整段
階の場合にのみ行うことによって完了し、装置稼働中の
調整は不要である。更に、両者信号間で信号の位相が遅
れている信号系統の移相器および信号の振幅が小さい信
号系統の減衰器は、他方の系統の調整機能のみによって
調整可能であるため、これらは削除しても機能には支障
が生じない。また、前記の通り一度調整を行なえばその
後は行なう必要がないため、前記の位相調整においては
同位相量のケーブル、振幅調整においては固定減衰器で
代用することも可能である。
5,18の調整に際しては、監視信号を重畳しない本線
光信号を受光器6に入力し、信号両者の本線信号の信号
波形を差動合成器19の入力点でオシロスコープ等の波
形観測装置に加え、両者の信号波形の位相および振幅が
ほぼ同じになる様に移相器14,17および減衰器1
5,18を粗調整する。さらに、両信号を差動合成器1
9に再び加え、帯域フィルタ9の出力にパワーメータ等
の電力観測装置を接続し、そのパワーが最低になるよう
に移相器14,17および減衰器15,18を微調整す
ることによって、本線信号成分出力を最小とし、最大の
SNR改善度が得られる。これらの調整は、本線光信号
の入力レベルを一定に保てば、装置製造完了後の調整段
階の場合にのみ行うことによって完了し、装置稼働中の
調整は不要である。更に、両者信号間で信号の位相が遅
れている信号系統の移相器および信号の振幅が小さい信
号系統の減衰器は、他方の系統の調整機能のみによって
調整可能であるため、これらは削除しても機能には支障
が生じない。また、前記の通り一度調整を行なえばその
後は行なう必要がないため、前記の位相調整においては
同位相量のケーブル、振幅調整においては固定減衰器で
代用することも可能である。
【0017】図2は、本発明の第2の実施例の監視信号
受信装置の構成図を示す。実施例1と同一構成回路につ
いては、同一符号を付す。実施例1と異なるところは、
識別再生回路12の反転された再生信号を出力する端子
を低域フィルタ16に接続することと、差動合成器19
を合成器20に置き換えたことである。実施例2の動作
原理は実施例1と同じであるが、実施例2の合成器20
は能動素子を使用しなくても良いので構成が簡単とな
り、能動素子を利用しなければならない差動合成器19
に比べて、信頼性および経済性において有利である。従
って、本実施例では、識別再生回路12の出力の信号波
形を実施例1の場合と違って反転させたものであり、識
別再生されない信号の波形極性に対して反転させてい
る。識別再生回路12は、フリップフロップで構成され
るため上記の反転信号を得ることは容易である。このよ
うに識別再生出力の信号波形と識別再生されない信号波
形はすでに互いに反転しているため、合成器20を用い
て合成することにより、上記実施例の差動合成器19を
使用することなく構成が可能である。なお、低域フィル
タ13,16、移相器14,17および減衰器15,1
8の構成および調整方法等は、実施例1と同一である。
受信装置の構成図を示す。実施例1と同一構成回路につ
いては、同一符号を付す。実施例1と異なるところは、
識別再生回路12の反転された再生信号を出力する端子
を低域フィルタ16に接続することと、差動合成器19
を合成器20に置き換えたことである。実施例2の動作
原理は実施例1と同じであるが、実施例2の合成器20
は能動素子を使用しなくても良いので構成が簡単とな
り、能動素子を利用しなければならない差動合成器19
に比べて、信頼性および経済性において有利である。従
って、本実施例では、識別再生回路12の出力の信号波
形を実施例1の場合と違って反転させたものであり、識
別再生されない信号の波形極性に対して反転させてい
る。識別再生回路12は、フリップフロップで構成され
るため上記の反転信号を得ることは容易である。このよ
うに識別再生出力の信号波形と識別再生されない信号波
形はすでに互いに反転しているため、合成器20を用い
て合成することにより、上記実施例の差動合成器19を
使用することなく構成が可能である。なお、低域フィル
タ13,16、移相器14,17および減衰器15,1
8の構成および調整方法等は、実施例1と同一である。
【0018】従来例および実施例1,2においては、本
線光信号の包絡線に重畳させた監視信号の受信方法のみ
に関して記述してきたが、光増幅器を用いた光増幅中継
システムの監視方式では、従来例文中の(2)の様な本
線光信号とは別の波長の光信号を用いて波長多重を行な
い、監視信号を伝送する方法も考えられている。この場
合においても、監視信号と本線光信号を同時に受信する
ため、実施例1,2の当該監視信号受信装置を用いるこ
とができる。
線光信号の包絡線に重畳させた監視信号の受信方法のみ
に関して記述してきたが、光増幅器を用いた光増幅中継
システムの監視方式では、従来例文中の(2)の様な本
線光信号とは別の波長の光信号を用いて波長多重を行な
い、監視信号を伝送する方法も考えられている。この場
合においても、監視信号と本線光信号を同時に受信する
ため、実施例1,2の当該監視信号受信装置を用いるこ
とができる。
【0019】ここで、前記実施例1および2において、
前記2つの信号波形の波形整形を行うために低域フィル
タ13および16を用いたが、これらの例では受信しよ
うとする監視信号の占有する周波数が高く、また帯域が
広い必要がある場合に有効であり、受信しようとする監
視信号の占有する周波数帯域が狭いときにはその周波数
成分のみを通過させる帯域フィルタを用いることによっ
て、調整等が容易となり本線信号成分の除去性能の向上
が可能である。
前記2つの信号波形の波形整形を行うために低域フィル
タ13および16を用いたが、これらの例では受信しよ
うとする監視信号の占有する周波数が高く、また帯域が
広い必要がある場合に有効であり、受信しようとする監
視信号の占有する周波数帯域が狭いときにはその周波数
成分のみを通過させる帯域フィルタを用いることによっ
て、調整等が容易となり本線信号成分の除去性能の向上
が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、受信光信号を受光器に
おいて光電変換した後二分岐し、一方の電気信号につい
て等化増幅、タイミング抽出、識別再生を行ない前記本
線信号成分のみを抽出したものと識別再生を行なわない
他方の電気信号に含まれる本線信号との間の波形、位相
および振幅を一致させるため、それぞれに信号経路にお
いて所要の等化処理、遅延量調整および振幅調整を行な
い、これらの信号を差動合成することによって前記本線
信号成分のみを除去し、目的とする監視信号を抽出する
ことができる。
おいて光電変換した後二分岐し、一方の電気信号につい
て等化増幅、タイミング抽出、識別再生を行ない前記本
線信号成分のみを抽出したものと識別再生を行なわない
他方の電気信号に含まれる本線信号との間の波形、位相
および振幅を一致させるため、それぞれに信号経路にお
いて所要の等化処理、遅延量調整および振幅調整を行な
い、これらの信号を差動合成することによって前記本線
信号成分のみを除去し、目的とする監視信号を抽出する
ことができる。
【0021】図3は、本発明の監視信号受信装置におけ
る本線信号成分に起因する雑音レベルの改善度に関する
実際の測定結果を示す。監視信号受信装置には図2に示
す実施例を用い、本線信号としけ符号速度5Gbpsの
23段疑似ランダム信号を用いて、従来構成と本発明の
構成による該本線信号成分を測定比較した。図示の特性
は、合成器20の出力をスペクトラムアナライザで観測
し、両者の本線信号成分の電力密度を測定したもので、
測定波形1は従来の受信構成での雑音出力、測定波形2
は本発明の受信構成での雑音出力を示している。ここ
で、測定はレベルダイヤグラムの条件を同一にするため
に、本発明の構成は図2の通り、また従来法は図2の減
衰器18の減衰量を無限大にして識別再生信号を遮断し
た状態とした。監視信号の搬送波周波数を2MHz帯と
すると、図3より本発明の受信構成が従来法と比較して
約17dB(50倍)のSNRが改善されており、本発
明の有効性は明らかである。
る本線信号成分に起因する雑音レベルの改善度に関する
実際の測定結果を示す。監視信号受信装置には図2に示
す実施例を用い、本線信号としけ符号速度5Gbpsの
23段疑似ランダム信号を用いて、従来構成と本発明の
構成による該本線信号成分を測定比較した。図示の特性
は、合成器20の出力をスペクトラムアナライザで観測
し、両者の本線信号成分の電力密度を測定したもので、
測定波形1は従来の受信構成での雑音出力、測定波形2
は本発明の受信構成での雑音出力を示している。ここ
で、測定はレベルダイヤグラムの条件を同一にするため
に、本発明の構成は図2の通り、また従来法は図2の減
衰器18の減衰量を無限大にして識別再生信号を遮断し
た状態とした。監視信号の搬送波周波数を2MHz帯と
すると、図3より本発明の受信構成が従来法と比較して
約17dB(50倍)のSNRが改善されており、本発
明の有効性は明らかである。
【0022】本発明の監視信号の受信方法及び装置は、
このように、低レベルの監視信号の受信に際して、雑音
成分となりうる本線信号成分が予め除去され、高いSN
Rで監視信号を受信することができるため、安定かつ確
実な監視能力の実現が可能である。従って、本発明の監
視信号の受信方法及び装置は、光通信システムの中継器
監視信号を本線信号に重畳により伝送させる中継器監視
信号伝送方法の監視信号を受信する手段として広く適用
が可能であり、その効果は極めて大である。
このように、低レベルの監視信号の受信に際して、雑音
成分となりうる本線信号成分が予め除去され、高いSN
Rで監視信号を受信することができるため、安定かつ確
実な監視能力の実現が可能である。従って、本発明の監
視信号の受信方法及び装置は、光通信システムの中継器
監視信号を本線信号に重畳により伝送させる中継器監視
信号伝送方法の監視信号を受信する手段として広く適用
が可能であり、その効果は極めて大である。
【図1】本発明の第1の実施例の監視信号受信装置の構
成図である。
成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の監視信号受信装置の構
成図である。
成図である。
【図3】本発明の監視信号受信装置における本線信号成
分に起因する雑音レベルの改善度に関する実際の測定結
果を示すグラフである。
分に起因する雑音レベルの改善度に関する実際の測定結
果を示すグラフである。
【図4】監視信号を本線光信号の包絡線に低変調度で重
畳し通信端局に伝送させる方法すなわち中継器監視信号
伝送方法における光中継器および端局を含む従来の構成
図である。
畳し通信端局に伝送させる方法すなわち中継器監視信号
伝送方法における光中継器および端局を含む従来の構成
図である。
【図5】従来の監視信号受信装置の構成図である。
1 光増幅器 2 変調回路 3 光ファイバ 4 光受信装置 5 検波器 6 受光器 7 初段増幅器 8 電気信号分岐器 9 帯域フィルタ 10 等化増幅器 11 タイミング抽出回路 12 識別再生回路 13 低域フィルタ 14 移相器 15 減衰器 16 低域フィルタ 17 移相器 18 減衰器 19 差動合成器 20 合成器 R 光中継器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 博晴 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−212838(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 光増幅中継システムの中継器監視信号を
本線光信号に重畳することにより端局側に伝送させる中
継器監視信号伝送系において、 前記受信光信号を受光器で光電変換した電気信号を第1
の信号経路と第2の信号経路とに二分岐し、 第1の信号経路への一方の電気信号に含まれる識別再生
を行わない本線信号と第2の信号経路への他方の電気信
号について等化増幅,タイミング抽出,識別再生を行い
抽出された前記本線信号成分の間で波形,位相および振
幅を一致させるため前記第1,第2の信号経路において
所要の等化処理,遅延量調整および振幅調整を行い、 前記第1,第2の信号経路からの各出力信号を差動合成
もしくは合成することによって前記本線信号成分のみを
除去し、前記監視信号を抽出することを特徴とする監視
信号受信方法。 - 【請求項2】 監視信号を本線信号に重畳した光信号を
受光して電気信号に変換する受光器と、該受光器からの
電気信号出力を増幅するための増幅器と、該増幅器の出
力を第1の分岐信号と第2の分岐信号に2分岐するため
の電気信号分岐器と、該第1の分岐信号内の本線信号成
分を周波数等化して該本線信号の波形整形をするための
第1のフィルタと、該第1のフィルタの出力を受けて該
本線信号成分の位相を調整するための第1の移相器と、
該第1の移相器の出力を受けて本線信号成分の振幅を調
整するための第1の減衰器と、前記第2の分岐信号を増
幅すると共に該信号に含まれている前記本線信号の波形
整形を行なう等化増幅器と、該等化増幅器の出力から前
記本線信号のパルス繰り返し周波数成分すなわちタイミ
ング信号を抽出するタイミング抽出回路と、前記等化増
幅器の出力から前記本線信号の“1”,“0”の判別を
行なって該タイミング抽出回路からのタイミング信号に
より該本線信号を再生するための識別再生回路と、該識
別再生回路の出力の再生信号を受けて該再生信号成分を
周波数等化して該再生信号の波形整形をするための第2
のフィルタと、該第2のフィルタの出力を受けて含まれ
ている前記本線信号成分の位相を調整するための第2の
移相器と、該第2の移相器の出力を受けて含まれている
本線信号成分の振幅を調整するための第2の減衰器と、
該第1の減衰器と該第2の減衰器のそれぞれの出力を受
けて差動合成を行う差動合成器と、該差動合成器の出力
から前記監視信号を抽出するための帯域フィルタとから
なることを特徴とする監視信号受信装置。 - 【請求項3】 監視信号を本線信号に重畳した光信号を
受光して電気信号に変換する受光器と、該受光器からの
電気信号出力を増幅するための増幅器と、該増幅器の出
力を第1の分岐信号と第2の分岐信号に2分岐するため
の電気信号分岐器と、前記第1の分岐信号内の本線信号
成分を周波数等化して該本線信号の波形整形をするため
の第1のフィルタと、該第1のフィルタの出力を受けて
該本線信号成分の位相を調整するための第1の移相器
と、該第1の移相器の出力を受けて本線信号成分の振幅
を調整するための第1の減衰器と、前記第2の分岐信号
を増幅すると共に該信号に含まれている前記本線信号の
波形整形を行なう等化増幅器と、該等化増幅器の出力か
ら前記本線信号のパルス繰り返し周波数成分すなわちタ
イミング信号を抽出するタイミング抽出回路と、前記等
化増幅器の出力から本線信号の“1”,“0”の判別を
行なって該タイミング抽出回路からのタイミング信号に
より該本線信号を再生するための識別再生回路と、該識
別再生回路の出力の極性反転された再生信号を受けて該
再生信号成分を周波数等化して該再生信号の波形整形を
するための第2のフィルタと、該第2のフィルタの出力
を受けて含まれている前記本線信号成分の位相を調整す
るための第2の移相器と、該第2の移相器の出力を受け
て含まれている本線信号成分の振幅を調整するための第
2の減衰器と、該第1の減衰器と該第2の減衰器のそれ
ぞれの出力を受けて合成を行う合成器と、該合成器の出
力から監視信号を抽出するための帯域フィルタとからな
ることを特徴とする監視信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337902A JP2729559B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 監視信号受信方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4337902A JP2729559B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 監視信号受信方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164503A JPH06164503A (ja) | 1994-06-10 |
JP2729559B2 true JP2729559B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=18313081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4337902A Expired - Fee Related JP2729559B2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 監視信号受信方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2729559B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4337902A patent/JP2729559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06164503A (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |