JP2729429B2 - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管に関し、
特に3方向の磁界において改善された遮蔽を与える内部
磁気遮蔽物を有するカラー受像管に関する。
特に3方向の磁界において改善された遮蔽を与える内部
磁気遮蔽物を有するカラー受像管に関する。
【0002】
【発明の背景】カラー受像管は、一体的に結合されるフ
ェースプレートとファンネルを含んでいる。フェースプ
レートの内面は、電子が当ると赤、緑、青の三原色の光
を発する三つ組の蛍光体で構成される蛍光面で覆われて
いる。電子銃は、フェースプレートから離れた位置にあ
るファンネルに取り付けられたネック部に据え付けられ
ている。電子銃は3本の電子ビームを供給し、このビー
ムを用いて蛍光体の画素を走査して、所望の画像を表示
する。シャドウマスクが蛍光面に接近して配置され、カ
ラー選択電極として用いられ、3本の電子ビームのおの
おのが正しい発光色の蛍光体に当るようにする。従っ
て、例えば、赤色のデータで変調されている電子ビーム
は赤色の光を発する蛍光体の画素に当る。電子は帯電し
た粒子なので地球の磁界が電子の軌道に影響を及ぼし、
電子が間違った色の蛍光体に当ることがあり、これは位
置ずれとして知られている現象である。このため、電子
ビームの軌道の大部分を地球の磁界の影響から遮蔽する
ために、受像管の内部または外部に磁気遮蔽物が一般に
用いられる。最近の受像管は、大抵内部磁気遮蔽物(I
MS)を用いており、これはシャドウマスクに取り付け
られて、電子銃の方向に伸びている。
ェースプレートとファンネルを含んでいる。フェースプ
レートの内面は、電子が当ると赤、緑、青の三原色の光
を発する三つ組の蛍光体で構成される蛍光面で覆われて
いる。電子銃は、フェースプレートから離れた位置にあ
るファンネルに取り付けられたネック部に据え付けられ
ている。電子銃は3本の電子ビームを供給し、このビー
ムを用いて蛍光体の画素を走査して、所望の画像を表示
する。シャドウマスクが蛍光面に接近して配置され、カ
ラー選択電極として用いられ、3本の電子ビームのおの
おのが正しい発光色の蛍光体に当るようにする。従っ
て、例えば、赤色のデータで変調されている電子ビーム
は赤色の光を発する蛍光体の画素に当る。電子は帯電し
た粒子なので地球の磁界が電子の軌道に影響を及ぼし、
電子が間違った色の蛍光体に当ることがあり、これは位
置ずれとして知られている現象である。このため、電子
ビームの軌道の大部分を地球の磁界の影響から遮蔽する
ために、受像管の内部または外部に磁気遮蔽物が一般に
用いられる。最近の受像管は、大抵内部磁気遮蔽物(I
MS)を用いており、これはシャドウマスクに取り付け
られて、電子銃の方向に伸びている。
【0003】位置ずれを生じる、電子ビームに及ぼす磁
気作用は、受像管の長軸に対し垂直の方向に起る。この
ため、内部磁界の形状あるいは構造がさまざまに変化し
て、或る1つの方向では位置ずれに良い影響を与え、そ
れと直角な方向では悪い影響を与えることがある。位置
ずれは3つの磁界の方向(軸方向、水平方向、垂直方
向)のすべてにおいて修正されなければならない。軸方
向(南−北)の磁界は受像管の長軸と平行に作用する。
水平方向(東−西)および垂直方向の磁界は、それぞれ
フェースプレートの水平軸と垂直軸に沿って作用する。
初期の従来技術では、垂直方向の磁界は、受像管の内部
をできるだけ完全に包囲することにより、受像管の内部
から遮蔽された。この場合には内部遮蔽物をマスクに取
り付けて、電子銃に面する開口部をできるだけ小さくす
ることが必要であった。その後の従来技術では軸方向磁
界は形を直されて、遮蔽物の側面にV字形切込みを形成
することにより垂直成分を有するようにした。これで電
子銃に面する後部開口は拡大されたが垂直方向磁界の遮
蔽は低下した。水平方向磁界はシャドウマスクにより形
を直されるので、遮蔽物は一般にシャドウマスクのこの
機能を妨害する。従来技術ではこの妨害を少なくするた
めに、遮蔽物内に垂直の切込みを入れて遮蔽物を水平方
向に区切る。すなわち遮蔽物の短軸に沿って垂直のスロ
ットを入れる。これらの切込みやスロットは管内部の包
囲物を更に減じるので、遮蔽物の垂直磁界遮蔽能力を更
に低下させる。従って、従来技術は、一般に3方向の磁
界のすべてを十分に遮蔽する能力に欠けている。本発明
は、すべての方向において電子ビームの位置ずれに良い
影響を及ぼす内部磁気遮蔽物を備えた受像管を提供する
ものである。
気作用は、受像管の長軸に対し垂直の方向に起る。この
ため、内部磁界の形状あるいは構造がさまざまに変化し
て、或る1つの方向では位置ずれに良い影響を与え、そ
れと直角な方向では悪い影響を与えることがある。位置
ずれは3つの磁界の方向(軸方向、水平方向、垂直方
向)のすべてにおいて修正されなければならない。軸方
向(南−北)の磁界は受像管の長軸と平行に作用する。
水平方向(東−西)および垂直方向の磁界は、それぞれ
フェースプレートの水平軸と垂直軸に沿って作用する。
初期の従来技術では、垂直方向の磁界は、受像管の内部
をできるだけ完全に包囲することにより、受像管の内部
から遮蔽された。この場合には内部遮蔽物をマスクに取
り付けて、電子銃に面する開口部をできるだけ小さくす
ることが必要であった。その後の従来技術では軸方向磁
界は形を直されて、遮蔽物の側面にV字形切込みを形成
することにより垂直成分を有するようにした。これで電
子銃に面する後部開口は拡大されたが垂直方向磁界の遮
蔽は低下した。水平方向磁界はシャドウマスクにより形
を直されるので、遮蔽物は一般にシャドウマスクのこの
機能を妨害する。従来技術ではこの妨害を少なくするた
めに、遮蔽物内に垂直の切込みを入れて遮蔽物を水平方
向に区切る。すなわち遮蔽物の短軸に沿って垂直のスロ
ットを入れる。これらの切込みやスロットは管内部の包
囲物を更に減じるので、遮蔽物の垂直磁界遮蔽能力を更
に低下させる。従って、従来技術は、一般に3方向の磁
界のすべてを十分に遮蔽する能力に欠けている。本発明
は、すべての方向において電子ビームの位置ずれに良い
影響を及ぼす内部磁気遮蔽物を備えた受像管を提供する
ものである。
【0004】
【発明の概要】本発明によると、ほぼ矩形のフェースプ
レートおよびこれと一体のファンネルを有するカラー受
像管が、ファンネルの中に伸び且つ垂直方向の短い側面
と水平方向の長い側面を有するほぼ矩形の内部磁気遮蔽
物を含んでいる。短い側面の各々にはV字形の切込みが
形成されており、前記短い側面の各々に一片の強磁性体
が取り付けられ、そのため、前記短い側面の少なくとも
一部における材料の厚さが前記長い側面における材料の
厚さよりも相当に厚く、以て前記短い側面の磁気抵抗が
前記長い側面の磁気抵抗よりも相当に小さい。
レートおよびこれと一体のファンネルを有するカラー受
像管が、ファンネルの中に伸び且つ垂直方向の短い側面
と水平方向の長い側面を有するほぼ矩形の内部磁気遮蔽
物を含んでいる。短い側面の各々にはV字形の切込みが
形成されており、前記短い側面の各々に一片の強磁性体
が取り付けられ、そのため、前記短い側面の少なくとも
一部における材料の厚さが前記長い側面における材料の
厚さよりも相当に厚く、以て前記短い側面の磁気抵抗が
前記長い側面の磁気抵抗よりも相当に小さい。
【0005】
【実施例】図1において、カラー受像管10は、フリッ
トシール・ライン13において一体的に結合されている
ファンネル11とフェースプレート12を含んでいる。
蛍光面14はフェースプレート12の内面に配置されて
いる。蛍光面14は三つ組の蛍光体で構成され、各蛍光
体は3本の電子ビームのうちの1つが当たると、光の三
原色のうちの1つを発する。シャドウマスク16は蛍光
面14から間隔を置かれており、3本の電子ビームを適
正な色の光を発する蛍光体に向けるのに用いられる。電
子銃17は受像管10のネック部18に配置され、蛍光
面14の蛍光体を走査するのに用いられる3本の電子ビ
ームを供給する。
トシール・ライン13において一体的に結合されている
ファンネル11とフェースプレート12を含んでいる。
蛍光面14はフェースプレート12の内面に配置されて
いる。蛍光面14は三つ組の蛍光体で構成され、各蛍光
体は3本の電子ビームのうちの1つが当たると、光の三
原色のうちの1つを発する。シャドウマスク16は蛍光
面14から間隔を置かれており、3本の電子ビームを適
正な色の光を発する蛍光体に向けるのに用いられる。電
子銃17は受像管10のネック部18に配置され、蛍光
面14の蛍光体を走査するのに用いられる3本の電子ビ
ームを供給する。
【0006】電子は帯電した粒子であるので電子ビーム
は、地球の磁界の影響で偏向を受ける。地球の磁界の影
響は、内部磁気遮蔽物19を用いることにより、最少限
度にされる。遮蔽物19は冷間圧延されたAK鋼または
低炭素鋼のような強磁性材で構成され、電子ビームの周
囲で地球の磁力線を曲げたり向きを直したりして、磁力
線が遮蔽物を通過する時に電子ビームに及ぼす影響をで
きるだけ少なくする。これは重要な特徴である。何故な
らば、地球の磁界により生じる電子ビームの偏向のた
め、或る特定の電子ビームが間違った色の光を発する蛍
光体に当たり、その結果、位置ずれを生じて表示画像の
質を低下させるからである。その上、受像管を含んでい
るテレビジョン受像機を1つの場所から他の場所へ移動
すると、地球の磁界を基準とする管軸の相対的位置が変
化するので、電子ビームの位置ずれが追加されて、多分
表示画像は相当に劣化するであろう。
は、地球の磁界の影響で偏向を受ける。地球の磁界の影
響は、内部磁気遮蔽物19を用いることにより、最少限
度にされる。遮蔽物19は冷間圧延されたAK鋼または
低炭素鋼のような強磁性材で構成され、電子ビームの周
囲で地球の磁力線を曲げたり向きを直したりして、磁力
線が遮蔽物を通過する時に電子ビームに及ぼす影響をで
きるだけ少なくする。これは重要な特徴である。何故な
らば、地球の磁界により生じる電子ビームの偏向のた
め、或る特定の電子ビームが間違った色の光を発する蛍
光体に当たり、その結果、位置ずれを生じて表示画像の
質を低下させるからである。その上、受像管を含んでい
るテレビジョン受像機を1つの場所から他の場所へ移動
すると、地球の磁界を基準とする管軸の相対的位置が変
化するので、電子ビームの位置ずれが追加されて、多分
表示画像は相当に劣化するであろう。
【0007】図2において、内部磁気遮蔽物24は一体
を成す強磁性体で作られている。遮蔽物24は台形であ
り、受像管のフェースプレートの矩形の形状と同様なほ
ぼ矩形の横断面を有する。遮蔽物24はフェースプレー
トの中に配置され、遮蔽物の広い開口はフェースプレー
トに接近しており、狭い開口は電子銃の方向に伸びてい
る。従って、遮蔽物の長い側面25と26はそれぞれ遮
蔽物の上部と下部である。短い側面27は遮蔽物24の
垂直側面である。短い側面27にはV字型の切込み28
が形成されており、これは軸方向磁界の形を直して垂直
成分を得て南北の遮蔽を強めるためのものである。しか
しながら、上述したように、このような切込みは垂直方
向磁界の遮蔽を低下させる。
を成す強磁性体で作られている。遮蔽物24は台形であ
り、受像管のフェースプレートの矩形の形状と同様なほ
ぼ矩形の横断面を有する。遮蔽物24はフェースプレー
トの中に配置され、遮蔽物の広い開口はフェースプレー
トに接近しており、狭い開口は電子銃の方向に伸びてい
る。従って、遮蔽物の長い側面25と26はそれぞれ遮
蔽物の上部と下部である。短い側面27は遮蔽物24の
垂直側面である。短い側面27にはV字型の切込み28
が形成されており、これは軸方向磁界の形を直して垂直
成分を得て南北の遮蔽を強めるためのものである。しか
しながら、上述したように、このような切込みは垂直方
向磁界の遮蔽を低下させる。
【0008】垂直方向磁界の遮蔽は、遮蔽物24の磁気
抵抗を垂直方向に減らすことにより最適化することがで
きる。これを実現するために、図2の実施例において
は、強磁性材の細片29を短い側面27のおのおのに固
定する(溶接が好ましい)。このような強磁性材の細片
は短い側面27の一部分の磁気抵抗を減少させるので垂
直方向磁界の遮蔽を相当に改善する。一例として、多く
の内部磁気遮蔽物は0.15mmの強磁性材で作られて
いる。このような遮蔽物の側壁27の磁気抵抗は、厚さ
がやはり0.15mmの細片を遮蔽物の垂直側面に取り
付けることにより、25%以上減らすことができる。磁
気抵抗が減少すると、遮蔽物24の垂直方向の遮蔽が強
められる。
抵抗を垂直方向に減らすことにより最適化することがで
きる。これを実現するために、図2の実施例において
は、強磁性材の細片29を短い側面27のおのおのに固
定する(溶接が好ましい)。このような強磁性材の細片
は短い側面27の一部分の磁気抵抗を減少させるので垂
直方向磁界の遮蔽を相当に改善する。一例として、多く
の内部磁気遮蔽物は0.15mmの強磁性材で作られて
いる。このような遮蔽物の側壁27の磁気抵抗は、厚さ
がやはり0.15mmの細片を遮蔽物の垂直側面に取り
付けることにより、25%以上減らすことができる。磁
気抵抗が減少すると、遮蔽物24の垂直方向の遮蔽が強
められる。
【0009】図3は内部磁気遮蔽物30の好ましい実施
例であり、2つの同じチャンネル形の構材31で構成さ
れる。短い側面32はV字形の切込み28を含んでい
る。2つのチャンネル形構材は同じものなので、短い側
面32も同じものである。この2つの構材31は都合の
良い方法で(溶接が好ましい)永久的に結合されて、短
い側面は重なり合う。従って、この実施例においては、
短い側面32の一部分における材料の全厚さは長い側面
33(上部と下部)の材料の厚さの2倍であり、従っ
て、短い側面の磁気抵抗はこの遮蔽物の他の部分の磁気
抵抗の2分の1である。
例であり、2つの同じチャンネル形の構材31で構成さ
れる。短い側面32はV字形の切込み28を含んでい
る。2つのチャンネル形構材は同じものなので、短い側
面32も同じものである。この2つの構材31は都合の
良い方法で(溶接が好ましい)永久的に結合されて、短
い側面は重なり合う。従って、この実施例においては、
短い側面32の一部分における材料の全厚さは長い側面
33(上部と下部)の材料の厚さの2倍であり、従っ
て、短い側面の磁気抵抗はこの遮蔽物の他の部分の磁気
抵抗の2分の1である。
【0010】図4は内部磁気遮蔽物のもう1つの実施例
であり、2個の同じチャンネル形の構材35で構成され
ている。垂直側面36は三角形なので、2個の構材35
を結合して一体のユニットにすると、V字形の切込み2
8が形成されて重なり合う部分37が生じ、ここで短い
側面の材料の有効厚さは遮蔽物の他の部分の厚さの2倍
となり、側面36における磁気抵抗は低下する。しか
し、この重なり合う部分は図3の実施例におけるよりも
小さいので、磁気抵抗の減少は図3の実施例の場合ほど
ではない。しかしながら、垂直方向の磁界の遮蔽は著し
く高められる。
であり、2個の同じチャンネル形の構材35で構成され
ている。垂直側面36は三角形なので、2個の構材35
を結合して一体のユニットにすると、V字形の切込み2
8が形成されて重なり合う部分37が生じ、ここで短い
側面の材料の有効厚さは遮蔽物の他の部分の厚さの2倍
となり、側面36における磁気抵抗は低下する。しか
し、この重なり合う部分は図3の実施例におけるよりも
小さいので、磁気抵抗の減少は図3の実施例の場合ほど
ではない。しかしながら、垂直方向の磁界の遮蔽は著し
く高められる。
【0011】本発明は、遮蔽物に薄い材料を使用できる
ので有利である。例えば、35Vタイプのような大きな
管は厚さ0.25mmの材料を使用する。これは、重量
が増加するので、衝撃テストの際に問題となり得る。本
発明では厚さ0.15mmの材料を使用することができ
ると共に、側面が重なり合って側面の少なくとも一部分
において材料の厚さが0.3mmとなるので、垂直方向
の側面で必要とされる遮蔽が保持される。
ので有利である。例えば、35Vタイプのような大きな
管は厚さ0.25mmの材料を使用する。これは、重量
が増加するので、衝撃テストの際に問題となり得る。本
発明では厚さ0.15mmの材料を使用することができ
ると共に、側面が重なり合って側面の少なくとも一部分
において材料の厚さが0.3mmとなるので、垂直方向
の側面で必要とされる遮蔽が保持される。
【図1】新規な磁気遮蔽物を含んでいるカラー受像管の
横断面図である。
横断面図である。
【図2】好ましい実施例である。
【図3】好ましい実施例である。
【図4】好ましい実施例である。
10 カラー受像管 11 ファンネル 12 フェースプレート 13 フリットシール・ライン 14 蛍光面 16 シャドウマスク 17 電子銃 18 ネック部 19 内部磁気遮蔽物 24 内部磁気遮蔽物 25 磁気遮蔽物の長い側面(上部) 26 磁気遮蔽物の長い側面(下部) 27 磁気遮蔽物の短い側面(垂直側面) 28 V字形の切込み 29 強磁性材の細片 30 内部磁気遮蔽物 31 チャンネル形の構材 32 短い側面 33 長い側面 34 内部磁気遮蔽物 35 チャンネル形の構材 36 垂直側面 37 重なり合う部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−13253(JP,A) 実開 昭55−111159(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ矩形のフェースプレートおよびこれ
と一体のファンネルを有すると共に、前記ファンネルの
中に伸び、且つ垂直方向の短い側面と水平方向の長い側
面を有するほぼ矩形の内部磁気遮蔽物を含んでいるカラ
ー受像管であって、 前記短い側面の各々がV字形の切込みを有し、 前記短い側面の各々に一片の強磁性体が取り付けられ、
そのため、前記短い側面の少なくとも一部における材料
の厚さが前記長い側面における材料の厚さよりも相当に
厚く、以て前記短い側面の磁気抵抗が前記長い側面の磁
気抵抗よりも相当に小さい、前記カラー受像管。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US618186 | 1990-11-23 | ||
US07/618,186 US5097174A (en) | 1990-11-23 | 1990-11-23 | Color picture tube having an improved internal magnetic shield |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306541A JPH04306541A (ja) | 1992-10-29 |
JP2729429B2 true JP2729429B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=24476671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3354227A Expired - Fee Related JP2729429B2 (ja) | 1990-11-23 | 1991-11-22 | カラー受像管 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5097174A (ja) |
JP (1) | JP2729429B2 (ja) |
KR (1) | KR100203213B1 (ja) |
CA (1) | CA2055983A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69213055T2 (de) * | 1991-03-08 | 1997-03-06 | Philips Electronics Nv | Farbbildwiedergaberöhre mit innerer magnetischer Abschirmkappe |
MY110090A (en) * | 1991-04-29 | 1997-12-31 | Koninklijke Philips Electronics Nv | Colour display tube having an internal magnetic shield. |
DE69405677T2 (de) * | 1993-10-22 | 1998-03-19 | Philips Electronics Nv | Farbbildröhre mit einer magnetischen Abschirmung |
KR100210501B1 (ko) * | 1995-11-08 | 1999-07-15 | 손욱 | 자기 차폐 음극선관 |
KR100234168B1 (ko) * | 1997-06-28 | 1999-12-15 | 손욱 | 칼라 음극선관용 인너실드 |
KR100462773B1 (ko) * | 1997-07-04 | 2005-02-28 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관 |
JP2001236898A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 内部磁気シールド及び陰極線管 |
KR20040014810A (ko) * | 2002-08-12 | 2004-02-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 원형절결부를 갖는 인너마그네틱실드를 구비한 음극선관 |
KR100524864B1 (ko) * | 2003-02-10 | 2005-10-31 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 컬러 음극선관 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502258U (ja) * | 1973-05-02 | 1975-01-10 | ||
US3867668A (en) * | 1973-11-29 | 1975-02-18 | Rca Corp | Cathode-ray tube having an internal-external magnetic shield and degaussing combination |
JPS5413253A (en) * | 1977-07-01 | 1979-01-31 | Hitachi Ltd | Color receiving tube |
JPS55111159U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-05 | ||
US4580076A (en) * | 1982-03-31 | 1986-04-01 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Color cathode ray tube |
US4622490A (en) * | 1985-02-28 | 1986-11-11 | Rca Corporation | Cathode-ray tube with an internal magnetic shield |
US4758193A (en) * | 1985-10-03 | 1988-07-19 | North American Philips Consumer Electronics Corp. | Color cathode ray tube having improved internal magnetic shield |
-
1990
- 1990-11-23 US US07/618,186 patent/US5097174A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
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