JP2729192B2 - 洗浄脱液装置 - Google Patents
洗浄脱液装置Info
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- JP2729192B2 JP2729192B2 JP6107518A JP10751894A JP2729192B2 JP 2729192 B2 JP2729192 B2 JP 2729192B2 JP 6107518 A JP6107518 A JP 6107518A JP 10751894 A JP10751894 A JP 10751894A JP 2729192 B2 JP2729192 B2 JP 2729192B2
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- Japan
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- cleaning
- outer container
- turntable
- rotation
- rotating
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は例えば油や表面処理材
が付着したワークを洗浄脱液するための洗浄脱液装置に
関するものである。
が付着したワークを洗浄脱液するための洗浄脱液装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来は例えば図４に示すような遠心分
離器型の洗浄脱液装置(31)が使用される。上記洗浄脱液
装置(31)は外容器(32)と、該外容器(32)内に回転可能に
取付けられた回転台(33)と、該回転台(33)上に載置され
る多孔内槽(34)と、該回転台(34)を回転させるモーター
(35)とからなり、該内槽(34)内に被処理物Ｗを入れ、外
容器(32)内には洗浄液を入れて回転台(33)を介して内槽
(34)を回転せしめ、洗浄液を該回転によって騒乱してワ
ークＷの洗浄を行ない、洗浄後は外容器(32)から洗浄液
を抜いて更に内槽(34)を回転せしめ、遠心力によって脱
液を行なうものである。
離器型の洗浄脱液装置(31)が使用される。上記洗浄脱液
装置(31)は外容器(32)と、該外容器(32)内に回転可能に
取付けられた回転台(33)と、該回転台(33)上に載置され
る多孔内槽(34)と、該回転台(34)を回転させるモーター
(35)とからなり、該内槽(34)内に被処理物Ｗを入れ、外
容器(32)内には洗浄液を入れて回転台(33)を介して内槽
(34)を回転せしめ、洗浄液を該回転によって騒乱してワ
ークＷの洗浄を行ない、洗浄後は外容器(32)から洗浄液
を抜いて更に内槽(34)を回転せしめ、遠心力によって脱
液を行なうものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら上記従
来の洗浄脱液装置(31)では、内槽(34)と共に洗浄液が回
転するようになり、洗浄液の騒乱が期待出来ず、洗浄効
果に乏しいものとなるし、また図４に示すように有底筒
状の被処理物Ｗでは、脱液の際に重量の大きな底部の方
が内槽(34)の外側に向き易く、中に溜まっている洗浄液
が被処理物Ｗから排出されにくいと云う問題点がある。
来の洗浄脱液装置(31)では、内槽(34)と共に洗浄液が回
転するようになり、洗浄液の騒乱が期待出来ず、洗浄効
果に乏しいものとなるし、また図４に示すように有底筒
状の被処理物Ｗでは、脱液の際に重量の大きな底部の方
が内槽(34)の外側に向き易く、中に溜まっている洗浄液
が被処理物Ｗから排出されにくいと云う問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記従来の課
題を解決する手段として、洗浄液が充たされる外容器
(2) と、該外容器(2) 内に回転可能に取付けられた回転
台(3) と、該回転台(3) 上に回転自在に取付けられたワ
ークの載置台(4) と該回転台(3) を回転させる駆動源
(6) とからなる洗浄脱液装置(1) を提供するものであ
る。
題を解決する手段として、洗浄液が充たされる外容器
(2) と、該外容器(2) 内に回転可能に取付けられた回転
台(3) と、該回転台(3) 上に回転自在に取付けられたワ
ークの載置台(4) と該回転台(3) を回転させる駆動源
(6) とからなる洗浄脱液装置(1) を提供するものであ
る。
【０００５】
【作用】 駆動源(6) によって回転台(3) を回転せしめ
ると、載置台(4)も該回転台(3) の回転につれて回転す
るが、更に載置台(4) は洗浄液の抵抗、あるいは正逆交
番回転や間欠回転の際の慣性によって該載置台(4) 自体
も回転する。したがって載置台(4) 上のワークＷは回転
台(3) の回転による公転と載置台(4) 自体の自転とが合
併した回転運動をする。上記載置台(4) の公転と回転と
によって外容器(2) 内の洗浄液Ｓは効果的に騒乱され、
ワークＷの洗浄が効率良く行なわれるが、更に有底筒状
の被処理物Ｗの場合、該処理物Ｗに及ぼされる遠心力は
載置台(4) の公転による遠心力と自転による遠心力との
合併したものになり、遠心力の作用方向が一定しないの
で、該ワークＷ内の洗浄液Ｓは遠心力が該ワークＷの開
口部方向に一致した時外部へ排出される。
ると、載置台(4)も該回転台(3) の回転につれて回転す
るが、更に載置台(4) は洗浄液の抵抗、あるいは正逆交
番回転や間欠回転の際の慣性によって該載置台(4) 自体
も回転する。したがって載置台(4) 上のワークＷは回転
台(3) の回転による公転と載置台(4) 自体の自転とが合
併した回転運動をする。上記載置台(4) の公転と回転と
によって外容器(2) 内の洗浄液Ｓは効果的に騒乱され、
ワークＷの洗浄が効率良く行なわれるが、更に有底筒状
の被処理物Ｗの場合、該処理物Ｗに及ぼされる遠心力は
載置台(4) の公転による遠心力と自転による遠心力との
合併したものになり、遠心力の作用方向が一定しないの
で、該ワークＷ内の洗浄液Ｓは遠心力が該ワークＷの開
口部方向に一致した時外部へ排出される。
【０００６】
【実施例】 本発明の一実施例を図１〜図３に示す。図
に示す洗浄脱液装置(1) は外容器(2) と、該外容器(2)
内に回転可能に取付けられた回転台(3) と該回転台(3)
上に回転可能に取付けられたワークの載置台(4) と、該
回転台(3) を回転させる駆動源であるモーター(6) とか
らなり、該載置台(4)は底部から差出されている回転軸
(4A)を該回転台(3) 上に突設されている軸受筒(3A)に回
転自在に嵌合することによって該回転台(3) 上に取付け
られ、更に該載置台(4) の底部からは邪魔板(4B)が差出
されている。該外容器(2)には蓋(7) が開閉可能にヒン
ジ(8) を介して被着され、底部にはバルブ(9)が介在す
る排出口(10)が連絡し、該外容器(2) は基台(11)上に載
置されている。そして回転台(3) の回転軸(12)は外容器
(2) 底部から外出され、プーリ(13)、ベルト(14)、プー
リ(15)を介してモーター(6) に接続している。
に示す洗浄脱液装置(1) は外容器(2) と、該外容器(2)
内に回転可能に取付けられた回転台(3) と該回転台(3)
上に回転可能に取付けられたワークの載置台(4) と、該
回転台(3) を回転させる駆動源であるモーター(6) とか
らなり、該載置台(4)は底部から差出されている回転軸
(4A)を該回転台(3) 上に突設されている軸受筒(3A)に回
転自在に嵌合することによって該回転台(3) 上に取付け
られ、更に該載置台(4) の底部からは邪魔板(4B)が差出
されている。該外容器(2)には蓋(7) が開閉可能にヒン
ジ(8) を介して被着され、底部にはバルブ(9)が介在す
る排出口(10)が連絡し、該外容器(2) は基台(11)上に載
置されている。そして回転台(3) の回転軸(12)は外容器
(2) 底部から外出され、プーリ(13)、ベルト(14)、プー
リ(15)を介してモーター(6) に接続している。
【０００７】 上記洗浄脱液装置(1) において例えばワ
ークＷ1 が小型円筒状である場合には、籠(5) に入れて
から載置台(4) 上に載置し、例えばワークＷ2 が大型箱
状である場合にはそのまゝ載置台(4) 上に載置する。そ
して洗浄液Ｓを外容器(2) に充填して蓋(7) を閉じ、モ
ーター(6) によって回転台(3) を回転させる。上記回転
台(3) の回転によって載置台(4) は該回転台(3) と同方
向に公転するが、同時に該載置台(4) は洗浄液の抵抗あ
るいは正逆交番回転や間欠回転の際の慣性によって自転
する。この場合載置台(4) に邪魔板(4B)を設けてあると
該洗浄液Ｓの抵抗を有効に受けることが出来る。したが
って外容器(2) 内の洗浄液Ｓは回転台(3) の公転と載置
台(4) の自転とによって効果的に攪拌され、ワーク
Ｗ1 、Ｗ2 の洗浄が効率良く行なわれる。
ークＷ1 が小型円筒状である場合には、籠(5) に入れて
から載置台(4) 上に載置し、例えばワークＷ2 が大型箱
状である場合にはそのまゝ載置台(4) 上に載置する。そ
して洗浄液Ｓを外容器(2) に充填して蓋(7) を閉じ、モ
ーター(6) によって回転台(3) を回転させる。上記回転
台(3) の回転によって載置台(4) は該回転台(3) と同方
向に公転するが、同時に該載置台(4) は洗浄液の抵抗あ
るいは正逆交番回転や間欠回転の際の慣性によって自転
する。この場合載置台(4) に邪魔板(4B)を設けてあると
該洗浄液Ｓの抵抗を有効に受けることが出来る。したが
って外容器(2) 内の洗浄液Ｓは回転台(3) の公転と載置
台(4) の自転とによって効果的に攪拌され、ワーク
Ｗ1 、Ｗ2 の洗浄が効率良く行なわれる。
【０００８】 洗浄後はバルブ(9) を開いて排出口(10)
から外容器(2)内の洗浄液Ｓを排出し、更にモーター(6)
によって回転台(3) を正逆交番回転あるいは間欠回転
させて脱液を行なう。この際にはワークＷ1 、Ｗ2 には
公転と自転に基づく二つの遠心力が作用し、該遠心力が
合併した遠心力によってワークＷ1 、Ｗ2 に付着した洗
浄液Ｓが脱液される。該ワークＷ1 、Ｗ2 が有底筒状で
ある場合には、図３に示すように公転と自転とに基づく
二つの遠心力が合併した遠心力の作用方向は一定しない
ので、該遠心力の作用方向がワークＷ1 、Ｗ2 の開口部
方向に一致した時、該ワークＷ1 、Ｗ2 内の洗浄液Ｓは
外部へ排出され、該ワークＷ1 、Ｗ2 内の洗浄液Ｓが残
ることがなくなる。該洗浄液Ｓ脱液後は外容器(2) 内に
清水を入れ、同様に回転台(3) を正逆交番回転あるいは
間欠回転させて洗浄を行ない、その後該清水を抜いて同
様にして脱液を行なう。
から外容器(2)内の洗浄液Ｓを排出し、更にモーター(6)
によって回転台(3) を正逆交番回転あるいは間欠回転
させて脱液を行なう。この際にはワークＷ1 、Ｗ2 には
公転と自転に基づく二つの遠心力が作用し、該遠心力が
合併した遠心力によってワークＷ1 、Ｗ2 に付着した洗
浄液Ｓが脱液される。該ワークＷ1 、Ｗ2 が有底筒状で
ある場合には、図３に示すように公転と自転とに基づく
二つの遠心力が合併した遠心力の作用方向は一定しない
ので、該遠心力の作用方向がワークＷ1 、Ｗ2 の開口部
方向に一致した時、該ワークＷ1 、Ｗ2 内の洗浄液Ｓは
外部へ排出され、該ワークＷ1 、Ｗ2 内の洗浄液Ｓが残
ることがなくなる。該洗浄液Ｓ脱液後は外容器(2) 内に
清水を入れ、同様に回転台(3) を正逆交番回転あるいは
間欠回転させて洗浄を行ない、その後該清水を抜いて同
様にして脱液を行なう。
【０００９】
【発明の効果】 したがって本発明においては、遊星歯
車機構のような複 雑かつ高価な機構を用いることなく、
ワークを公転および自転させ、ワークの洗浄および洗浄
液の脱液を効率良く行なうことが出来る。
車機構のような複 雑かつ高価な機構を用いることなく、
ワークを公転および自転させ、ワークの洗浄および洗浄
液の脱液を効率良く行なうことが出来る。
図１〜図３は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】 側断面図
【図２】 装置内部分解斜視図
【図３】 脱液工程説明図
【図４】 従来例の側断面図
【符号の説明】1 洗浄脱液装置2 外容器3 回転台4 載置台6 モーター（駆動源）
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−146718（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−56034（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−10674（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−212283（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−90095（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−296939（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−131179（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−124293（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−60477（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−98158（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−149446（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−67016（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−57470（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−94800（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−64167（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭42−7955（ＪＰ，Ｂ１) 特公 昭56−14348（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭62−16713（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭48−37080（ＪＰ，Ｙ１) 実公 平６−28234（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭53−19016（ＪＰ，Ｙ２) 特公 平７−106345（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】洗浄液が充たされる外容器と、該外容器内
に回転可能に取付けられた回転台と、該回転台上に回転
自在に取付けられたワークの載置台と、該回転台を回転
させる駆動源とからなることを特徴とする洗浄脱液装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107518A JP2729192B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-04-21 | 洗浄脱液装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34780893 | 1993-12-24 | ||
| JP5-347808 | 1993-12-24 | ||
| JP6107518A JP2729192B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-04-21 | 洗浄脱液装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227580A JPH07227580A (ja) | 1995-08-29 |
| JP2729192B2 true JP2729192B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=26447542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6107518A Expired - Fee Related JP2729192B2 (ja) | 1993-12-24 | 1994-04-21 | 洗浄脱液装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2729192B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5382775B2 (ja) * | 2009-02-20 | 2014-01-08 | 株式会社シンキー | 洗浄装置及び洗浄方法 |
| JP6136049B2 (ja) * | 2013-01-08 | 2017-05-31 | 五洋建設株式会社 | 浚渫土砂分別装置及び浚渫土砂の分別方法 |
| CN108452956B (zh) * | 2018-03-05 | 2024-04-26 | 刘一成 | 一种软管内腔脱水装置及其操作方法 |
| KR102239118B1 (ko) * | 2020-07-29 | 2021-04-12 | 이승학 | 세척 장치 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4837080U (ja) * | 1971-09-04 | 1973-05-04 | ||
| JPS4910674A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-01-30 | ||
| JPS4998158U (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-23 | ||
| JPS5456034A (en) * | 1977-09-22 | 1979-05-04 | Nec Corp | Chemically polishing equipment |
| JPS5667569A (en) * | 1979-11-06 | 1981-06-06 | Hitachi Jidoushiya Buhin Hanba | Method of washing article |
| JPS6216713A (ja) * | 1986-07-25 | 1987-01-24 | コクヨ株式会社 | 陳列ケ−ス |
| JPH0628234Y2 (ja) * | 1988-08-04 | 1994-08-03 | 古野電気株式会社 | 超音波洗浄装置 |
| JPH05146718A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | J P Suii Kk | 遊星偏心脱水機、及び遊星偏心洗浄機 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP6107518A patent/JP2729192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07227580A (ja) | 1995-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |
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