JP2726888B2 - レーザ照射検知器 - Google Patents
レーザ照射検知器Info
- Publication number
- JP2726888B2 JP2726888B2 JP2150693A JP15069390A JP2726888B2 JP 2726888 B2 JP2726888 B2 JP 2726888B2 JP 2150693 A JP2150693 A JP 2150693A JP 15069390 A JP15069390 A JP 15069390A JP 2726888 B2 JP2726888 B2 JP 2726888B2
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- Japan
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- circuit
- signal
- threshold
- laser irradiation
- output
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明はレーザ照射検知器に関する。
b. 従来の技術 第3図は従来技術によるレーザ照射検知器の前置信号
処理部のブロックダイヤグラムである。
処理部のブロックダイヤグラムである。
四方に向けて配置されている4個の光センサン1aの受
信信号は電流/電圧変換回路2aで電圧に変換され、結合
コンデンサ3aでセンサの低周波ノイズが取り除かれ増幅
器4aに与えられる。増幅器4aで増幅された信号は、結合
コンデンサ5aで増幅器の低周波ノイズが取り除かれ、比
較器6aの一方の入力端子に送られる。閾値設定回路7aで
はノイズによる誤報が少いレベルに閾値が固定され、そ
の閾値は比較器6aの他方の入力端子に与えられる。
信信号は電流/電圧変換回路2aで電圧に変換され、結合
コンデンサ3aでセンサの低周波ノイズが取り除かれ増幅
器4aに与えられる。増幅器4aで増幅された信号は、結合
コンデンサ5aで増幅器の低周波ノイズが取り除かれ、比
較器6aの一方の入力端子に送られる。閾値設定回路7aで
はノイズによる誤報が少いレベルに閾値が固定され、そ
の閾値は比較器6aの他方の入力端子に与えられる。
受信信号が閾値を越えたとき、比較器6aの信号出力が
データラッチ8aに与えられるとともにORゲート9aに与え
られる。ORゲート9aの出力はデータラッチ8aのラッチタ
イミング信号となる。
データラッチ8aに与えられるとともにORゲート9aに与え
られる。ORゲート9aの出力はデータラッチ8aのラッチタ
イミング信号となる。
データラッチ8aは、ORゲート9aから出力されたラッチ
タイミング信号により、比較器6aからの信号をラッチ
し、パラレルデータとしてパラレル/シリアル変換回路
10aに出力信号を送る。パラレル/シリアル変換回路10a
はクロック発生回路11aから与えられたクロック信号を
使用して、パラレルデータをシリアルデータに変換して
後段の信号処理回路にシリアル信号を出力する。
タイミング信号により、比較器6aからの信号をラッチ
し、パラレルデータとしてパラレル/シリアル変換回路
10aに出力信号を送る。パラレル/シリアル変換回路10a
はクロック発生回路11aから与えられたクロック信号を
使用して、パラレルデータをシリアルデータに変換して
後段の信号処理回路にシリアル信号を出力する。
後段の信号処理回路は本発明の対象外であるので説明
を省略する。
を省略する。
c. 発明が解決しようとする課題 従来技術によるレーザ照射検知器にあっては、周囲の
環境によってノイズ量が異なるにもかかわらず、閾値が
一定である。この結果、ノイズが多い時は誤報が多くな
り、ノイズが少ない時、即ち環境の変化によりノイズに
対して閾値が相対的に高いレベルになった時には、閾値
とノイズレベルの間にある信号が検出不能であるという
問題点がある。
環境によってノイズ量が異なるにもかかわらず、閾値が
一定である。この結果、ノイズが多い時は誤報が多くな
り、ノイズが少ない時、即ち環境の変化によりノイズに
対して閾値が相対的に高いレベルになった時には、閾値
とノイズレベルの間にある信号が検出不能であるという
問題点がある。
本発明は、周囲の状況例えば背景の光量が変化した
時、光センサや増幅器のノイズ量に応じて自動的に最適
の閾値を設定することができ閾値設定回路を有するレー
ザ照射検知器を提案することを課題とする。
時、光センサや増幅器のノイズ量に応じて自動的に最適
の閾値を設定することができ閾値設定回路を有するレー
ザ照射検知器を提案することを課題とする。
d. 課題を解決するための手段 上記課題は、自分に照射されたレーザ光または自分が
照射して反射してきたレーザ光を検知するレーザ照射検
知器において複数の光センサと、各々の光センサからの
信号を積分し、積分値の中の最も小さい信号を閾値とし
て設定する最小電圧検出回路と、該閾値と上記光センサ
からの受信信号とを比較し後者が前者より大きい時に信
号有りと判定するレベル比較回路を備えたことを特徴と
するレーザ照射検知器。
照射して反射してきたレーザ光を検知するレーザ照射検
知器において複数の光センサと、各々の光センサからの
信号を積分し、積分値の中の最も小さい信号を閾値とし
て設定する最小電圧検出回路と、該閾値と上記光センサ
からの受信信号とを比較し後者が前者より大きい時に信
号有りと判定するレベル比較回路を備えたことを特徴と
するレーザ照射検知器。
さらに具体的には、複数の光センサと、各光センサの
出力電流を電圧信号に変換する電流/電圧変換回路と、
閾値設定回路と、各電流/電圧変換回路の出力に対応す
る信号がそれぞれの一方の入力端子に送られ、そのぞれ
の他方の入力端子に閾値設定回路から閾値信号が送られ
る比較回路と、各比較回路の出力をラッチするデータラ
ッチ回路を備え、データラッチ回路でラッチされたデー
タに基づいて信号処理を行なうレーザ照射検知器におい
て、上記閾値設定回路が上記電流/電圧変換回路の出力
に対応する信号をそれぞれ積分する積分回路と、各積分
回路の出力の中の最小値を求める最小値検出回路からな
り、最小値検出回路で検出された最小値を閾値信号とし
て上記比較回路を送ることを特徴とするレーザ照射検出
器によって解決された。
出力電流を電圧信号に変換する電流/電圧変換回路と、
閾値設定回路と、各電流/電圧変換回路の出力に対応す
る信号がそれぞれの一方の入力端子に送られ、そのぞれ
の他方の入力端子に閾値設定回路から閾値信号が送られ
る比較回路と、各比較回路の出力をラッチするデータラ
ッチ回路を備え、データラッチ回路でラッチされたデー
タに基づいて信号処理を行なうレーザ照射検知器におい
て、上記閾値設定回路が上記電流/電圧変換回路の出力
に対応する信号をそれぞれ積分する積分回路と、各積分
回路の出力の中の最小値を求める最小値検出回路からな
り、最小値検出回路で検出された最小値を閾値信号とし
て上記比較回路を送ることを特徴とするレーザ照射検出
器によって解決された。
e. 作 用 レーザ光が到来しない方向にあるセンサからの、周囲
の状況に応じたノイズ量が比較器の閾値に使われること
になる。したがって周囲の光量が比較的少ない場合に
は、その感度を十分発揮でき、背景光が増大した場合で
も雑音による誤動作が少く、周囲の状況に応じてレーザ
照射検知器の感度が自動的に最適な基準値に設定される
ことになる。
の状況に応じたノイズ量が比較器の閾値に使われること
になる。したがって周囲の光量が比較的少ない場合に
は、その感度を十分発揮でき、背景光が増大した場合で
も雑音による誤動作が少く、周囲の状況に応じてレーザ
照射検知器の感度が自動的に最適な基準値に設定される
ことになる。
f. 実施例 第1図は本発明に係るレーザ照射検知器の実施例のブ
ロックダイヤグラムである。
ロックダイヤグラムである。
本レーザ照射検知器はレーザ光の到来方向のほかに光
センサの前に光フィルタを付加してレーザ光の周波数を
測定したり、レーザ光のパルス幅やパルスくり返し周波
数を測定する装置の一部として用いられる。
センサの前に光フィルタを付加してレーザ光の周波数を
測定したり、レーザ光のパルス幅やパルスくり返し周波
数を測定する装置の一部として用いられる。
図中、光センサ1、電流/電圧変換回路2、増幅器
4、比較器6、データラッチ8、ORゲート9、パラレル
/シリアル変換回路10、クロック発生回路11は従来技術
として第3図において説明した光センサ1a、電流/電圧
変換回路2a、増幅器4a、比較器6a、データラッチ8a、OR
ゲート9a、パラレル/シリアル変換回路10a、クロック
発生回路11aに対応し、同一の作用をする。これ故、対
応する部品には対応する参照番号を付し、説明を省略す
る。
4、比較器6、データラッチ8、ORゲート9、パラレル
/シリアル変換回路10、クロック発生回路11は従来技術
として第3図において説明した光センサ1a、電流/電圧
変換回路2a、増幅器4a、比較器6a、データラッチ8a、OR
ゲート9a、パラレル/シリアル変換回路10a、クロック
発生回路11aに対応し、同一の作用をする。これ故、対
応する部品には対応する参照番号を付し、説明を省略す
る。
増幅器4からの出力は比較器6及び積分回路12に与え
られる。積分回路12は増幅器4からの信号を積分するこ
とにより時間的に平均化し、最小電圧検出回路13に出力
する。最小電圧検出回路13は、4つの入力のうち最も小
さい電圧を比較器6へ閾値信号として出力する。
られる。積分回路12は増幅器4からの信号を積分するこ
とにより時間的に平均化し、最小電圧検出回路13に出力
する。最小電圧検出回路13は、4つの入力のうち最も小
さい電圧を比較器6へ閾値信号として出力する。
第2図は、積分回路12と最小電圧検出回路13の回路例
を示す。
を示す。
積分回路12は演算増幅器とコンデンサとダイオードか
ら成り、出力電圧が最小の積分回路のダイオードがONと
なり、最小電圧検出回路13の演算増幅器がその最小出力
電圧を出力する。
ら成り、出力電圧が最小の積分回路のダイオードがONと
なり、最小電圧検出回路13の演算増幅器がその最小出力
電圧を出力する。
g. 発明の効果 背景の光量等の周囲の環境状態に応じて、検出確率と
誤報確率のトレードオフを行ない、最適の比較基準値と
しての閾値を採用することができる。
誤報確率のトレードオフを行ない、最適の比較基準値と
しての閾値を採用することができる。
第1図は本発明に係るレーザ照射検出器のブロックダイ
ヤグラム、第2図は第1図の積分回路と最小電圧検出回
路の具体的回路図、第3図は従来技術によるレーザ照射
検出器のブロックダイヤグラムである。 1……光センサ、2……電流/電圧変換回路、 4……増幅器、6……比較器、 8……データラッチ、9……ORゲート、 10……パラレル/シリアル変換回路、 11……クロック発生回路、12……積分回路、 13……最小電圧検出回路。
ヤグラム、第2図は第1図の積分回路と最小電圧検出回
路の具体的回路図、第3図は従来技術によるレーザ照射
検出器のブロックダイヤグラムである。 1……光センサ、2……電流/電圧変換回路、 4……増幅器、6……比較器、 8……データラッチ、9……ORゲート、 10……パラレル/シリアル変換回路、 11……クロック発生回路、12……積分回路、 13……最小電圧検出回路。
Claims (2)
- 【請求項1】自分に照射されたレーザ光または自分が照
射して反射してきたレーザ光を検知するレーザ照射検知
器において複数の光センサと、各々の光センサからの信
号を積分し、積分値の中の最も小さい信号を閾値として
設定する最小電圧検出回路と、該閾値と上記光センサか
らの信号とを比較し後者が前者より大きい時に信号有り
と判定するレベル比較回路を備えたことを特徴とするレ
ーザ照射検知器。 - 【請求項2】複数の光センサと、各光センサの出力電流
を電圧信号に変換する電流/電圧変換回路と、閾値設定
回路と、各電流/電圧変換回路の出力に対応する信号が
それぞれの一方の入力端子に送られ、それぞれの他方の
入力端子に閾値設定回路から閾値信号が送られる比較回
路と、各比較回路の出力をラッチするデータラッチ回路
を備え、データラッチ回路でラッチされたデータに基づ
いて信号処理を行なうレーザ照射検知器において、上記
閾値設定回路が上記電流/電圧変換回路の出力に対応す
る信号をそれぞれ積分する積分回路と、各積分回路の出
力の中の最小値を求める最小値検出回路からなり、最小
値検出回路で検出された最小値を閾値信号として上記比
較回路に送ることを特徴とするレーザ照射検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2150693A JP2726888B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | レーザ照射検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2150693A JP2726888B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | レーザ照射検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443926A JPH0443926A (ja) | 1992-02-13 |
JP2726888B2 true JP2726888B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=15502382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2150693A Expired - Lifetime JP2726888B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | レーザ照射検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726888B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090109427A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-04-30 | Ng Mei Yee | Conversion Of Properties Of Light To Frequency Counting |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP2150693A patent/JP2726888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0443926A (ja) | 1992-02-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |