JP2726383B2 - アンプルの定量取り出し装置 - Google Patents

アンプルの定量取り出し装置

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JP2726383B2
JP2726383B2 JP6053874A JP5387494A JP2726383B2 JP 2726383 B2 JP2726383 B2 JP 2726383B2 JP 6053874 A JP6053874 A JP 6053874A JP 5387494 A JP5387494 A JP 5387494A JP 2726383 B2 JP2726383 B2 JP 2726383B2
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンプルの定量取り
出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び問題点】一般に、医療機関において注
射箋に従ってアンプルを揃える場合、各種アンプルが多
数収納された収納箱から、必要な種類のアンプルを必要
な数だけ人手により取り出している。しかしながら、収
納状態によってはアンプルを取り出すのに手間取る場合
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、必要量のアンプルを容易に取り出すことのできる
アンプルの定量取り出し装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、多数のアンプルが収納されるホッパ
と、このホッパから排出されるアンプルを一方向に搬送
する送り込みコンベヤと、この送り込みコンベヤと前記
ホッパの間及び前記ホッパの底板に出没自在に設けた昇
降板と、前記送り込みコンベヤから送り出されるアンプ
ルを送り込みコンベヤより高速で同じ方向に搬送する送
り出しコンベヤと、前記送り込みコンベヤ及び送り出し
コンベヤに並設され、上記両コンベヤの搬送方向と逆方
向にアンプルを搬送し、その排出端部が送り込みコンベ
ヤよりも高くされたリターンコンベヤと、前記送り込み
コンベヤ及び送り出しコンベヤによって搬送されるアン
プルの移動を案内する一対のガイド板と、送り出しコン
ベヤによって重なり合う状態で搬送されるアンプルの上
側のアンプルをリターンコンベヤに誘導するガイド片
と、リターンコンベヤによって搬送されるアンプルを送
り込みコンベヤに誘導するリターンガイド片とからアン
プルの定量取り出し装置を構成したのである。
【0005】また、前記送り込みコンベヤを直列に配置
された複数のコンベヤにより構成し、それらのコンベヤ
のうち、送り出しコンベヤ側のコンベヤをホッパ側のコ
ンベヤよりも高速で駆動するようにしてもよい。
【0006】
【作用】ホッパから連続して送り込みコンベヤに供給さ
れるアンプルは、送り出しコンベヤに渡され、その送り
出しコンベヤの排出端部まで搬送される。送り出しコン
ベヤは送り込みコンベヤよりも高速で駆動されているの
で、送り込みコンベヤから送り出しコンベヤにアンプル
が渡される際、アンプルとアンプルの間隔は拡大され
る。
【0007】また、送り出しコンベヤ上でアンプルが重
なり合う状態で搬送された場合、上側のアンプルがガイ
ド片により誘導されてリターンコンベヤに渡され、リタ
ーンコンベヤによって逆方向に搬送された後、リターン
ガイド片により再び送り込みコンベヤに戻されるので、
送り出しコンベヤの排出端からは、常に一個ずつ間隔を
おいてアンプルが排出される。
【0008】従って、排出されたアンプルの計数を確実
に行うことができる。
【0009】また、送り込みコンベヤを直列に配置され
た複数のコンベヤにより構成し、それらのコンベヤのう
ち、送り出しコンベヤ側のコンベヤをホッパ側のコンベ
ヤよりも高速で駆動するようにしたものでは、複数のコ
ンベヤの速度差により、一部重なり合う状態で搬送され
るアンプルを引き離すことができるので、送り出しコン
ベヤに重なり合う状態のまま供給される可能性が低くな
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1、図2及び図5に示すように、多数の
アンプルが収納されるホッパ1から排出されるアンプル
は、第1送り込みコンベヤ2、第2送り込みコンベヤ
3、送り出しコンベヤ4をへて送り出しコンベヤ4の排
出端部からシュート5上に送り出される。これらの各コ
ンベヤ2、3、4のうち、送り出しコンベヤ4が最も高
速で駆動され、第2送り込みコンベヤ3は第1送り込み
コンベヤ2よりも少し速く駆動される。
【0012】前記送り出しコンベヤ4の一側には第1リ
ターンコンベヤ6が並設され、第2送り込みコンベヤ3
の一側には第2リターンコンベヤ7が並設されている。
この第1リターンコンベヤ6の供給端部は送り出しコン
ベヤ4よりも低くなっており、第2リターンコンベヤ7
の排出端部は送り込みコンベヤ2及び3よりも高くなっ
ている。第1リターンコンベヤ6及び第2リターンコン
ベヤ7は、上記各コンベヤ2、3、4とは逆方向に駆動
されている。
【0013】なお、前記各コンベヤ2、3、4、6、7
は一対のローラ間にエンドレスのゴムベルトを掛け渡し
たベルトコンベヤから成る。
【0014】前記第1送り込みコンベヤ2、第2送り込
みコンベヤ3及び送り出しコンベヤ4の搬送面上には、
これらのコンベヤ2、3、4によって搬送されるアンプ
ルの移動を案内する一対のガイド板8が設けられてい
る。また、送り出しコンベヤ4の上方には、送り出しコ
ンベヤ4の搬送面からアンプルの直径よりもやや大きい
間隔をおいて、第1リターンコンベヤ6の供給端方向に
伸びるガイド片9が設けられており、第2リターンコン
ベヤ7の搬送面上には、第2送り込みコンベヤ3の供給
端方向に伸びるリターンガイド片10が設けられてい
る。
【0015】図1、図3及び図4に示すように、前記ホ
ッパ1の排出口と第1送り込みコンベヤ2の間には第1
昇降板11が設けられている。この第1昇降板11は、
ホッパ1の下方に位置するモータ12の軸に取り付けら
れたカム13により昇降動され、上昇時にはホッパ1の
底板の上方に突出する。また、ホッパ1の下方には第2
昇降板14が設けられている。この第2昇降板14は、
ホッパ1の下方に位置するモータ15の軸に取り付けら
れたカム16により昇降動され、上昇時にはホッパ1の
底板に設けられた細長孔17から上方に突出する。
【0016】前記モータ12及び15を駆動すると、第
1昇降板11及び第2昇降板14が昇降を繰り返すの
で、ホッパ1に収容されたアンプルが突き動かされ、ス
ムーズに排出される。
【0017】ホッパ1からは多数のアンプルが次々に排
出されるが、上記のように第2送り込みコンベヤ3より
も送り出しコンベヤ4は高速で駆動されているので、第
2送り込みコンベヤ3から送り出しコンベヤ4へアンプ
ルが渡される際にアンプルとアンプルの間隔は拡大され
る。
【0018】また、前記各コンベヤ2、3、4ではガイ
ド板8により幅方向が制限されているので、アンプルが
横に複数並んで搬送されることはない。しかし、上下に
重なり合う状態で搬送される可能性はある。このような
場合には、重なり合う上側のアンプルが送り出しコンベ
ヤ4の上方に設けられたガイド片9により誘導されて第
1リターンコンベヤ6に渡され、第1リターンコンベヤ
6及び第2リターンコンベヤ7によって逆方向に搬送さ
れた後、リターンガイド片10により第2送り込みコン
ベヤ3に戻されるので、送り出しコンベヤ4の排出端か
らは、常に一個ずつ間隔をおいてアンプルが排出され
る。
【0019】なお、アンプルが第1送り込みコンベヤ2
上を一部重なり合う状態で搬送されている場合、第1送
り込みコンベヤ2から第2送り込みコンベヤ3へ渡され
る時点で、それらのコンベヤ間の速度差により引き離さ
れるため、送り出しコンベヤ4に重なり合う状態のまま
供給される可能性は低くなる。
【0020】上記のようなアンプルの定量取り出し装置
によると、排出されたアンプルの計数を確実に行うこと
ができるので、送り出しコンベヤ4の排出端部にアンプ
ルの通過を検出する検出手段を設け、必要な数のアンプ
ルが排出された時点で前記各コンベヤの駆動を停止する
制御手段を設けておくとよい。
【0021】さらに、このアンプルの定量取り出し装置
を複数用い、各装置のホッパに異なる種類のアンプルを
収容しておくと、必要な種類のアンプルを必要な数だけ
容易に取り出せる。
【0022】
【効果】この発明によれば、以上のように、送り出しコ
ンベヤ上でアンプルが重なり合う状態で搬送された場
合、上側のアンプルがガイド片により誘導されてリター
ンコンベヤに渡され、リターンコンベヤによって逆方向
に搬送された後、リターンガイド片により再び送り込み
コンベヤに戻されるので、アンプルは一個ずつ間隔をお
いて送り出しコンベヤから排出される。
【0023】また、送り込みコンベヤより高速で送り出
しコンベヤを駆動するようにしたので、連続してアンプ
ルが供給されても、送り込みコンベヤから送り出しコン
ベヤへアンプルが渡される際にアンプルとアンプルの間
隔が拡大される。
【0024】アンプルが常に一個ずつ間隔をおいて排出
されるので、排出されたアンプルの計数を確実に行うこ
とが可能となり、必要量のアンプルを容易に取り出すこ
とできる。
【0025】さらに、送り込みコンベヤを直列に配置さ
れた複数のコンベヤにより構成し、それらのコンベヤの
うち、送り出しコンベヤ側のコンベヤをホッパ側のコン
ベヤよりも高速で駆動するようにしたものでは、複数の
コンベヤの速度差により、一部重なり合う状態で搬送さ
れるアンプルを引き離すことができるので、送り出しコ
ンベヤに重なり合う状態のまま供給される可能性が低く
なる。
【0026】そのため、送り込みコンベヤに戻されるア
ンプルが減少し、搬送効率の低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るアンプルの定量取り出し装置の
実施例を示す平面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】昇降板の駆動部を示す斜視図
【図5】各コンベヤにおけるアンプルの流れを示す斜視
【符号の説明】
1 ホッパ 2 第1送り込みコンベヤ 3 第2送り込みコンベヤ 4 送り出しコンベヤ 6 第1リターンコンベヤ 7 第2リターンコンベヤ 8 ガイド板 9 ガイド片 10 リターンガイド片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のアンプルが収納されるホッパと、
    このホッパから排出されるアンプルを一方向に搬送する
    送り込みコンベヤと、この送り込みコンベヤと前記ホッ
    パの間及び前記ホッパの底板に出没自在に設けた昇降板
    と、前記送り込みコンベヤから送り出されるアンプルを
    送り込みコンベヤより高速で同じ方向に搬送する送り出
    しコンベヤと、前記送り込みコンベヤ及び送り出しコン
    ベヤに並設され、上記両コンベヤの搬送方向と逆方向に
    アンプルを搬送し、その排出端部が送り込みコンベヤよ
    りも高くされたリターンコンベヤと、前記送り込みコン
    ベヤ及び送り出しコンベヤによって搬送されるアンプル
    の移動を案内する一対のガイド板と、送り出しコンベヤ
    によって重なり合う状態で搬送されるアンプルの上側の
    アンプルをリターンコンベヤに誘導するガイド片と、リ
    ターンコンベヤによって搬送されるアンプルを送り込み
    コンベヤに誘導するリターンガイド片とから成るアンプ
    ルの定量取り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記送り込みコンベヤを直列に配置され
    た複数のコンベヤにより構成し、それらのコンベヤのう
    ち、送り出しコンベヤ側のコンベヤをホッパ側のコンベ
    ヤよりも高速で駆動するようにした請求項1に記載のア
    ンプルの定量取り出し装置。
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