JP2726058B2 - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JP2726058B2
JP2726058B2 JP63207744A JP20774488A JP2726058B2 JP 2726058 B2 JP2726058 B2 JP 2726058B2 JP 63207744 A JP63207744 A JP 63207744A JP 20774488 A JP20774488 A JP 20774488A JP 2726058 B2 JP2726058 B2 JP 2726058B2
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正明 田中
公治 安井
一樹 久場
昌樹 葛本
康人 名井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/0915Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by incoherent light
    • H01S3/092Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by incoherent light of flash lamp

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はランプによって励起されるレーザ装置に関
し、特にそのランプの点灯方法を改良したレーザ装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えば電子情報通信学会技術研究報告(Vol.
87,No.122,OQE87−61)に示された従来のレーザ装置の
電源回路とランプ部分の構成図であり、第6図はレーザ
発振部の構造図である。第5図において1は直流電源
部、2はスイッチング素子、3はコンデンサ、4はリア
クトル、5はランプ、6はパルス発生器、7はシマー電
源部、8は抵抗、9はダイオードである。また第6図に
おいて、10はレーザ媒質、11は全反射ミラー、12は部分
反射ミラー、13はレーザ光である。
次に動作について説明する。直流電源部1による直流
電圧はコンデンサ3にチャージされ、スイッチング素子
2を短絡することによってコンデンサ3とリアクトル4
によって決定されるメイン電流がランプ5に流れ、ラン
プ5が発光する。この発光は例えばYAGレーザであればY
3-XNdXAl5O12により成る固体結晶のレーザ媒質上に集光
され、これを励起する。部分反射ミラー11と全反射ミラ
ー12で構成される光共振器によって上記励起エネルギー
はレーザ光13として取り出される。以上はランプによっ
て励起される例えば固体レーザのレーザ発振の基本的動
作であるが、次にランプの点灯についてその動作を説明
する。シマー電源部7は通常数kVの電圧を発生するもの
で、ダイオード9,抵抗8を通じてランプ5に電圧を印加
しているが、この状態ではランプは点灯しない。パルス
発生器6は十数kV〜数十kVの高電圧をパルス的に発生さ
せるもので、これによりランプ5内に高電圧印加による
パルス放電を発生させ、いわゆるトリガを行うとシマー
電源部7によりランプ5の両電極間にアーク放電が開始
する。このアーク放電の電流は抵抗8により制御され数
百mA〜数Aであり、レーザ発振には至らない電流であ
り、シマー電流と呼ばれているものである。前述したレ
ーザ発振させるためにコンデンサ3とリアクトル4を通
じてランプ5に流入させるメイン電流はこのシマー電流
に重畳させることになる。シマー電流が流れていない場
合にはスイッチング素子2を短絡してもランプ5には放
電が生じない。なおダイオード9はメイン電流がシマー
電源部7に流入しないようにするためのものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のレーザ装置は以上のように構成されているの
で、ランプにメイン電流を流すためにはシマー電流が必
要であり、シマー電流を流すためにはトリガ用の高電圧
を印加せねばならず、3つのステップを経てメイン電流
が流れ始めるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、トリガ用のパルス発生器やシマー電流供給
用のシマー電源部が不要となり、一つの電源でメイン電
流を供給することができ、かつメイン電流の高速制御が
可能となり、レーザ出力の高速制御が可能なレーザ装置
を得ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレーザ装置はレーザ媒質を励起するラ
ンプのメイン電流供給用電源を交流化するとともに、該
交流電源の一方の端子と接続され、逆極性のランプ電極
との間で放電により比較的大きなトリガ電力を投入する
トリガ電極を備え、交流でメインのアーク放電を点灯さ
せるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、レーザ励起用のランプ点灯用の
メイン電流供給電源を交流とし、ランプのガラスを電極
として利用して交流電圧を印加し、ランプ管内に放電プ
ラズマを発生させ大きなトリガエネルギーを得るトリガ
電極を備え、交流でメインのアーク放電を点灯させる構
成としたから、トリガ用のパルス発生器やシマー電流供
給用のシマー電源部が不要となり、一つの電源でメイン
電流を供給することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図は本発明の一実施例によるレーザ装置のメイン電流
供給用の交流電源である高周波電源回路部とレーザ励起
用ランプ部を示す図であり、レーザ発振器部は従来と同
じであるので省略する。図において、1は直流電源部、
5はランプ、14はインバータ部、141はトランジスタ,FE
Tなどのスイッチング素子、15はトランス、16はトリガ
電極である。第2図はランプ5の代表的な構造を図示し
たもので、51,52は電極、53は石英などのガラスチュー
ブ、54はアーク路であり、KrやXeが数百Torr〜数気圧充
填されている。
次に動作について説明する。直流電源部1の電圧をス
イッチング素子141で任意の周波数(キャリア周波数)
にチョッピングし、交流電圧を発生させトランス15によ
りランプ5の電気的特性に合わせて変圧し、ランプ5の
両電極51,52に印加する。ここで、この交流電圧の出力
端子の一方をランプ5のガラスチューブ53に近接あるい
は巻きつけたトリガ電極16と接続する。この状態で交流
電圧が印加されると、ランプ5のガラスチューブ53の上
述のトリガ電極が設けられた部分の内面と電極52との間
で放電が生成される。この放電は印加電圧ある程度以上
にしておくと、電極52近傍だけでなく、放電路54すべて
を満たし、この瞬間に電極51,52との間でメインのアー
ク放電が生じ、ランプ5が発光し、これにより固体レー
ザが励起、レーザ発振される。
このように本実施例においては、レーザ励起用のラン
プ点灯用のメイン電流供給電源を交流とし、ランプのガ
ラスを電極として利用して交流電圧を印加し、ランプ管
内に放電プラズマを発生させ大きなトリガエネルギーを
得るトリガ電極を備え、交流でメインのアーク放電を点
灯させる構成としたから、メイン放電であるアークを点
灯させるためのシマー電流、またシマー電流を点灯させ
るためのトリガ用の電源は不要となり、またこれらの動
作を行わせるためのシーケンスも不要となる。また、ト
リガ用として放電を用いているため、従来のパルストリ
ガ方式に比べて極めて大きなトリガ電流を投入すること
ができ、かつこの放電プラズマは電極51,52の間の放電
路54を満たすので、メインのアーク放電の開始電圧は従
来よりも数分の一と大幅に下げることができる。さら
に、交流電源を用いているため、インバータのトランジ
スタを高速制御することにより、メイン電流を高速制御
することができ、ランプの光波形を自由にコントロー
ル、即ちレーザ出力波形を自由にコントロールすること
ができる。本発明の回路ではトリガ用放電の電力が大き
くとれるため、ランプ電流が数十A/μsecの高速でも充
分に電流コントロールが可能である。
なお上記実施例では交流電圧の一つの端子をトリガ用
電極に接続し、これを電極51または52近傍に巻きつけた
構造のものを示したが、電極51,52の両方に巻きつけて
もよく、また交流電圧の2つの端子を各々のトリガに接
続してもよく、電極51,52の間に巻きつけても同じ効果
が得られる。また第3図,第4図に示すようにガラス53
全長にわたり巻きつけたり、あるいはガラス53に沿って
トリガ電極を配置しても同様に効果が生まれる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればレーザ装置におい
て、レーザ媒質を励起するランプのメイン電流供給用電
源を交流化するとともに、該交流電源の一方の端子と接
続され、逆極性のランプ電極との間で放電により比較的
大きなトリガ電力を投入するトリガ電極を備え、交流で
メインのアーク放電を点灯させる構成としたから、メイ
ン放電であるアークを点灯させるためのシマー電流、ま
たシマー電流を点灯させるためのトリガ用の電源は不要
となり、装置が単純かつ安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるレーザ装置の電源回
路とランプ部分を示す構成図、第2図は本発明の一実施
例によるレーザ装置のランプとトリガ電極の配置を示す
図、第3図,第4図はトリガ配置の他の実施例を示す
図、第5図は従来のレーザ装置の電源回路とランプ部分
を示す構成図、第6図はレーザ装置のレーザ発振部を示
す構造図である。 1は直流電源部、5はランプ、14はインバータ部、141
はスイッチング素子、15はトランス、16はトリガ電極、
51,52は電極、53はガラスチューブ、54はアーク路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛本 昌樹 兵庫県尼崎市▲塚▼口本町8丁目1番1 号 三菱電機株式会社応用機器研究所内 (72)発明者 名井 康人 兵庫県尼崎市▲塚▼口本町8丁目1番1 号 三菱電機株式会社応用機器研究所内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ媒質をランプにより光励起し、レー
    ザ光を取り出すレーザ装置において、 上記ランプは交流電源により点灯されるものであり、 上記交流電源の一方の端子に接続され、逆極性のランプ
    電極との間で放電を行ない、ランプ管内にプラズマを発
    生させるトリガ電極を備えたことを特徴とするレーザ装
    置。
JP63207744A 1988-08-22 1988-08-22 レーザ装置 Expired - Lifetime JP2726058B2 (ja)

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