JP2725428B2 - 手書き入力スイッチの製造方法 - Google Patents
手書き入力スイッチの製造方法Info
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- JP2725428B2 JP2725428B2 JP4409890A JP4409890A JP2725428B2 JP 2725428 B2 JP2725428 B2 JP 2725428B2 JP 4409890 A JP4409890 A JP 4409890A JP 4409890 A JP4409890 A JP 4409890A JP 2725428 B2 JP2725428 B2 JP 2725428B2
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- Japan
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- handwriting input
- electrode sheet
- input switch
- insulating film
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワープロの手書き入力部やデジタイザ等と
して用いられる手書き入力スイッチの改良に関する。
して用いられる手書き入力スイッチの改良に関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種の手書き入力スイッチとしては、
例えば、感圧導電ゴムシートが用いられて構成され、手
書きの圧力を受けた際の感圧導電ゴムシートの抵抗変化
に基づく出力を入力位置信号として利用している。
例えば、感圧導電ゴムシートが用いられて構成され、手
書きの圧力を受けた際の感圧導電ゴムシートの抵抗変化
に基づく出力を入力位置信号として利用している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように感圧導電ゴムシートを用
いる構成では、感圧導電ゴムシートが可撓性樹脂中に導
電粒子または導電繊維が分散される構成であるので、そ
の導電性は導電粒子や導電繊維の樹脂中での不安定な分
散性に依存し、どうしてもON/OFF動作が安定せず、高い
分解能が得られないという問題点があった。
いる構成では、感圧導電ゴムシートが可撓性樹脂中に導
電粒子または導電繊維が分散される構成であるので、そ
の導電性は導電粒子や導電繊維の樹脂中での不安定な分
散性に依存し、どうしてもON/OFF動作が安定せず、高い
分解能が得られないという問題点があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなしたもので、高い分解
能が得られる手書き入力スイッチの製造方法を提供する
ことを目的とする。
能が得られる手書き入力スイッチの製造方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成するために、手書き
入力スイッチの製造方法を、上面に抵抗膜が設けられた
電極シート上に、感光性絶縁フィルムを設ける工程と、
前記感光性絶縁フィルム上に、ドット形成用穴が多数形
成されたドット形成用マスクを付設する工程と、硬化用
光により前記ドット形成用穴から露出する前記感光性絶
縁フィルム部分それぞれを硬化させる工程と、前記感光
性絶縁フィルムの非硬化の部分を溶剤で除去し、前記電
極シート上に前記感光性絶縁フィルムよりなる多数のド
ットを形成する工程と、前記ドット上に下面に抵抗膜が
設けられた電極シートを設ける工程とからなる構成とし
た。
入力スイッチの製造方法を、上面に抵抗膜が設けられた
電極シート上に、感光性絶縁フィルムを設ける工程と、
前記感光性絶縁フィルム上に、ドット形成用穴が多数形
成されたドット形成用マスクを付設する工程と、硬化用
光により前記ドット形成用穴から露出する前記感光性絶
縁フィルム部分それぞれを硬化させる工程と、前記感光
性絶縁フィルムの非硬化の部分を溶剤で除去し、前記電
極シート上に前記感光性絶縁フィルムよりなる多数のド
ットを形成する工程と、前記ドット上に下面に抵抗膜が
設けられた電極シートを設ける工程とからなる構成とし
た。
(作用) この発明によれば、写真製版により両電極シート間に
細密な絶縁性のドットが形成される。
細密な絶縁性のドットが形成される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図から第4図の各図にしたがって、本発明の手
書き入力スイッチの製造工程を説明する。
る。第1図から第4図の各図にしたがって、本発明の手
書き入力スイッチの製造工程を説明する。
第1図において、1はポリエチレンテレフタレートシ
ート等からなる下電極シートで、下電極シート1の上面
はくし目電極が付設され、その上面には印刷により下抵
抗膜2が設けられている。
ート等からなる下電極シートで、下電極シート1の上面
はくし目電極が付設され、その上面には印刷により下抵
抗膜2が設けられている。
4は感光性絶縁フィルムとしてのドライレジストフィ
ルムであり、加圧貼付により下抵抗膜2上に設けられ
る。ドライレジストフィルム4としては、厚みが10μm
のものを用いる。
ルムであり、加圧貼付により下抵抗膜2上に設けられ
る。ドライレジストフィルム4としては、厚みが10μm
のものを用いる。
そして、さらにその上部にドット形成用マスク6が設
けられる。第2図はドライレジストフィルム4が貼り付
けられた状態における拡大断面図であり、ドライレジス
トフィルム4の上には直径を40μmとし、その配置間隔
を0.3mmとする多数のドット形成用穴8が設けられたド
ット形成用マスク6が設けられている。
けられる。第2図はドライレジストフィルム4が貼り付
けられた状態における拡大断面図であり、ドライレジス
トフィルム4の上には直径を40μmとし、その配置間隔
を0.3mmとする多数のドット形成用穴8が設けられたド
ット形成用マスク6が設けられている。
次に、光源9からの硬化用光によりドット形成用マス
クのドット形成用穴8からドライレジストフィルム4の
露出する部分の硬化を行い(露光工程)、その後ドット
形成用マスクを取り去り溶剤による洗い流しによって、
ドライレジストフィルム4の非硬化の部分を除去し(エ
ッチング工程)、第3図の拡大図に示すような、下抵抗
膜2上に0.5mm間隔で高さが10μm、直径が40μmの絶
縁性の細密なドット10それぞれが多数形成される。
クのドット形成用穴8からドライレジストフィルム4の
露出する部分の硬化を行い(露光工程)、その後ドット
形成用マスクを取り去り溶剤による洗い流しによって、
ドライレジストフィルム4の非硬化の部分を除去し(エ
ッチング工程)、第3図の拡大図に示すような、下抵抗
膜2上に0.5mm間隔で高さが10μm、直径が40μmの絶
縁性の細密なドット10それぞれが多数形成される。
そして、このドット10上に、さらに、下面に上抵抗層
12が印刷により設けられた上記下電極シート1と同様の
構成の上電極シート14が貼り付けられて、第4図の拡大
図に示すような、両電極シート1,14間に細密なドット10
が多数形成された手書き入力スイッチSが完成される。
上記の上電極シート14面の下目にもくし目電極が付設さ
れ、そのくし目方向は下電極シート1のくし目と直交す
る方向となる。
12が印刷により設けられた上記下電極シート1と同様の
構成の上電極シート14が貼り付けられて、第4図の拡大
図に示すような、両電極シート1,14間に細密なドット10
が多数形成された手書き入力スイッチSが完成される。
上記の上電極シート14面の下目にもくし目電極が付設さ
れ、そのくし目方向は下電極シート1のくし目と直交す
る方向となる。
手書き入力の入力圧に対応して高い分解能を得るため
には、上記のドット10の配置間隔は0.1〜1.0mm、ドット
高さは5〜40μm、ドット直径は20〜70μmとされるこ
とが好ましい。
には、上記のドット10の配置間隔は0.1〜1.0mm、ドット
高さは5〜40μm、ドット直径は20〜70μmとされるこ
とが好ましい。
上記のように構成された手書き入力スイッチSは、そ
の上面が押圧されることによりドット10が存在しない位
置において上抵抗膜12が下抵抗層2に接触し、接触位置
における検出抵抗値に基づいて入力位置信号が作成され
る。
の上面が押圧されることによりドット10が存在しない位
置において上抵抗膜12が下抵抗層2に接触し、接触位置
における検出抵抗値に基づいて入力位置信号が作成され
る。
(発明の効果) したがって本発明によれば、写真製版により両電極シ
ート間に細密な絶縁ドットが得られ、これにより、ON/O
FF動作が安定した高い分解能の手書き入力スイッチが得
られる。
ート間に細密な絶縁ドットが得られ、これにより、ON/O
FF動作が安定した高い分解能の手書き入力スイッチが得
られる。
第1図ないし第4図は本発明の製造方法を順次説明する
図であり、第1図は全体正面図、第2図から第4図は拡
大断面図である。 1…下電極シート、2…下抵抗膜、4…レジストフィル
ム(感光性絶縁フィルム)、6…ドット形成用マスク、
8…ドット形成用穴、10…ドット、12…上抵抗膜、14…
上電極シート。
図であり、第1図は全体正面図、第2図から第4図は拡
大断面図である。 1…下電極シート、2…下抵抗膜、4…レジストフィル
ム(感光性絶縁フィルム)、6…ドット形成用マスク、
8…ドット形成用穴、10…ドット、12…上抵抗膜、14…
上電極シート。
Claims (1)
- 【請求項1】上面に抵抗膜(2)が設けられた電極シー
ト(1)上に、感光性絶縁フィルム(4)を設ける工程
と、 前記感光性絶縁フィルム(4)上に、ドット形成用穴
(8)が多数形成されたドット形成用マスク(6)を付
設する工程と、 硬化用光により前記ドット形成用穴(8)から露出する
前記感光性絶縁フィルム(4)部分それぞれを硬化させ
る工程と、 前記感光性絶縁フィルム(4)の非硬化の部分を溶剤で
除去し、前記電極シート(1)上に前記感光性絶縁フィ
ルム(4)よりなる多数のドット(10)を形成する工程
と、 前記ドット(10)上に下面に抵抗膜(12)が設けられた
電極シート(14)を設ける工程と、 からなる手書き入力スイッチの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4409890A JP2725428B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 手書き入力スイッチの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4409890A JP2725428B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 手書き入力スイッチの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03246836A JPH03246836A (ja) | 1991-11-05 |
JP2725428B2 true JP2725428B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12682142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4409890A Expired - Fee Related JP2725428B2 (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | 手書き入力スイッチの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2725428B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP4409890A patent/JP2725428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03246836A (ja) | 1991-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |