JP2724241B2 - ブロック図部品処理機能付きプログラム自動生成装置 - Google Patents

ブロック図部品処理機能付きプログラム自動生成装置

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JP2724241B2
JP2724241B2 JP21671690A JP21671690A JP2724241B2 JP 2724241 B2 JP2724241 B2 JP 2724241B2 JP 21671690 A JP21671690 A JP 21671690A JP 21671690 A JP21671690 A JP 21671690A JP 2724241 B2 JP2724241 B2 JP 2724241B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばプロセス制御システム等からなる対
象システムにおけるシステム仕様に合ったプログラムを
自動生成するプログラム自動生成装置に係わり、特に、
制御対象を動作させるための速度基準などを示すブロッ
ク図で表現されたプロック図形式システム仕様をそのま
ま使用して目的とするプログラムを生成する機能を有す
るブロック図部品処理機能付きプログラム自動生成装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、複数の部分プログラムの内部で使用される各
変数を一括管理して、同じ意味を持つ変数の名称に統一
することにより、複数の部分プログラムを集合して一つ
の統合プログラムを生成するようにしている。このよう
な統合プログラムを作成するプログラム自動生成装置は
例えば第7図に示すように構成されている。
すなわち、このプログラム自動生成装置1は、大きく
分けて、プログラム生成制御手段2と複数のプログラム
生成手段3と変数属性管理手段5とで構成され、外部か
らシステム仕様6が入力すると、このシステム仕様6に
基づいてこのシステム仕様6に示される内容に適合した
プログラム8を自動生成する。
そして、プログラム生成制御手段2は、入力されたシ
ステム仕様6の内容に基づいてプログラム8を生成すべ
く統合プログラムの構成を決定し、各部分プログラム毎
に該当部分プログラムを生成するプログラム生成手段3
を選択して、全体のプログラム生成を制御する機能を有
する。また、各プログラム生成手段3は、プログラム生
成制御手段2からいかなる目的を持った部分プログラム
を生成すべきかという情報、すなわち[プログラム生成
ゴール]を受け取り、その目的に応じた部分プログラム
を生成する。具体的手法としては、プログラムの各部分
を検索し、プログラムの目的に応じて展開して部分プロ
グラムを生成する部品合成手法等が主に採用されてい
る。
また、変数属性管理手段5は、各プログラム生成手段
3において部分プログラムを生成する際に、その部分プ
ログラム内で使用される変数の意味を表した変数属性決
定パターンを受取り、その変数属性決定パターンで示さ
れる意味に適合した変数名称を該当プログラム生成手段
3へ返信する。
しかしながら、第7図に示したようなプログラム自動
生成装置1においてもまだ改良すべき次のような課題が
あった。
すなわち、通常、前述したプラントの制御等に用いら
れるプログラマブルコントローラのプログラムを設計す
る場合には、制御に用いられる各種機器の詳細情報を表
現したシステム仕様の他に、第8図に示したような、機
器が動作する時の速度基準の与え方等を示したブロック
図形式の仕様が用いられる。しかし、第7図に示す従来
方式の部品合成によるプログラム自動生成装置1では、
各種機器の詳細情報を基にしたプログラムの自動生成に
は対応できるが、第8図に示すようなブロック図形式の
仕様に対しては、うまくプログラム自動生成が行われな
いという問題点があった。
このような場合は、第8図に示すブロック図形式の仕
様を設計者が通常形式で表現されたシステム仕様に書直
したのち、プログラム自動生成装置1へ入力する必要が
あった。しかし、この通常形式のシステム仕様に書直す
作業は非常に繁雑であるので、プログラム作成作業能率
が低下する問題があった。
特に、前述したプラントの制御等に用いられるプログ
ラマブルコントローラのプログラムを自動設計する場
合、大量のブロック図形式の仕様が存在する。ところ
で、このように大量の仕様を入力する場合、設計者にと
っては常識的に1つの機能ブロックとして表現してプロ
グラムに変換できる情報が多々あるにもかかわらず、仕
様として詳細に表現する必要があり、その都度通常のシ
ステム仕様に書直す必要がある。よって、前述したプロ
グラム作成作業能率がさらに低下する。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のプログラム自動生成装置において
は、ブロック図形式の仕様に対しては、円滑にプログラ
ム自動生成が行われない問題があった。特に、設計者に
とっては常識的にプログラム変換可能な場合であって
も、その都度詳細なブロック図仕様を作成して全てのブ
ロック図形式の仕様をシステム仕様に書直す必要があっ
たので、プログラム作成作業能率が大幅に低下した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
ブロック図形式の仕様が入力された場合にもそのままプ
ログラム生成が可能となり、さらに、ブロック図を詳細
ブロック図化する手法をブロック図部品として知識ベー
スに持たせることにより、プログラム生成の作業能率を
大幅に向上でき、さらに入力するブロック図形式仕様の
量を削減できるブロック図部品処理機能付きプログラム
自動生成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明のブロック図部品
処理機能付きプログラム自動生成装置においては、外部
から入力された通常形式で表現されたシステム仕様及び
ブロック図形式で表現されたブロック図形式システム仕
様に基づいて、複数の部分プログラムからなる統合プロ
グラムの構成を決定して、各部分プログラムを生成する
場合の目的や条件を示すプログラム生成ゴールを出力し
てプログラム生成を制御するプログラム生成制御手段
と、ブロック図形式システム仕様の典型的な各ブロック
図に記された各機械名称及び各機能に基づいて、各ブロ
ック図をそれぞれ詳細ブロック図化するための、各機械
名称や機能に対応する部品ブロックと部品ブロックに対
する部品展開知識とからなる図部品を記憶するブロック
図部品群と、プログラム生成制御手段から出力されたプ
ログラム生成ゴール及び入力されたシステム仕様に基づ
いて目的とする部分プログラムを生成するプログラム生
成手段と、プログラム生成制御手段から出力されたプロ
グラム生成ゴール,入力されたブロック図形式システム
仕様,ブロック図部品群内のブロック図形式システム仕
様が指示するブロック図部品,および必要に応じてシス
テム仕様を参照して、入力されたブロック図形式システ
ム仕様の詳細化を行って目的とする部分プログラムを生
成するブロック図プログラム生成手段と、このブロック
図プログラム生成手段及びプログラム生成手段がそれぞ
れ部分プログラム生成する場合に、生成する各部分プロ
グラム内で使用する変数名称を、変数の持つ意味に基づ
いて一括管理し、与えられた変数の意味に相当する変数
名称をブロック図プログラム生成手段及びプログラム生
成手段へ送出する変数属性管理手段とを備えたものであ
る。
(作用) このように構成された本発明のブロック図部品処理機
能付きプログラム自動生成装置に入力可能なシステム仕
様の種類は、通常形式で表現された従来のシステム仕様
とブロック図形式で表現されたブロック図形式システム
仕様との2種類である。さらに、このプログラム自動生
成装置内には、ブロック図形式システム仕様の典型的な
各ブロック図に記された各機械名称及び各機能に基づい
て、各ブロック図をそれぞれ詳細ブロック図化するため
の、各機械名称や機能に対応する部品ブロックと部品ブ
ロックに対する部品展開知識とからなるブロック図部品
を記憶するブロック図部品群が設けられている。
そして、プログラム生成制御手段が、入力された各シ
ステム仕様の内容に基づき生成すべき統合プログラムの
全体の構成を決定し、各部分プログラムを生成するに適
したプログラム生成手段を選択して、そのプログラム生
成手段に対して、いかなる目的を持った部分プログラム
を生成すべきかという情報(すなわち、プログラム生成
ゴール)を送出して各プログラム生成手段に対して各部
分プログラムの生成を促す。
プログラム生成手段では、プログラム生成制御手段よ
り入力したプログラム生成ゴールに応じて、それぞれの
プログラム生成手段が持つ機能を活用し、目的とする部
分プログラムを生成する。この時、プログラム生成手段
では、部分プログラムの内部で使用する変数(または定
数)の名称を決定する際に、変数属性決定パターンを変
数属性管理手段に送出して、他の部分プログラムで使用
している変数と同じ意味を持つ変数に同じ名称が付与さ
れるように変数名称を決定する。
さらに、前記プログラム生成制御手段は、入力された
ブロック図形式システム仕様、および、必要により、シ
ステム仕様の内容を参照し、決定されたプログラム全体
の構成に対し、ブロック図形式システム仕様を用いて、
いかなる目的を持った部分プログラムを生成すべきかと
いう情報を表したプログラム生成ゴールをブロック図プ
ログラム生成手段に送出して部分プログラムの生成を促
す。
ブロック図プログラム生成手段では、プログラム生成
制御手段より入力したプログラム生成ゴールに応じて、
そのブロック図形式システム仕様に表現されている内容
を解析し、目的とする部分プログラムを生成する。なお
この時、ブロック図プログラム生成手段では、プログラ
ムの骨格を生成する時に、ブロック図形式システム仕様
にブロック図部品を指定できるブロックが記述されてい
たら、ブロック図部品群より該当するブロック図部品を
検索して詳細ブロック化のための情報を取出し、呼出側
の情報に従ってブロック図を展開して、呼出側の情報と
置き換えて詳細化したブロック図形式システム仕様を生
成する。
さらに、ブロック図プログラム生成手段では、部分プ
ログラムの内部で使用する変数の名称を決定する際に、
変数属性決定パターンをブロック図プログラム生成手段
が持つ知識に基づいて生成し、変数属性管理手段に送出
して、他の部分プログラムで使用している変数と同じ意
味を持つ変数に同じ名称が付与されるように変数名称を
決定する。
変数属性管理手段では、各プログラム生成手段から変
数の意味を表した変数属性決定パターンを受信すると、
その意味に適合した変数名称が既に定義されていれば、
その変数名称を返信し、まだ定義されていなければ、新
しい変数名称を定義して、その変数名称を該当プログラ
ム生成手段へ返信する。
このように、本発明によるプログラム自動生成装置で
は、入力されたシステム仕様とブロック図形式システム
仕様に基づいて、全体が意味的に統合されたプログラム
を自動生成することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のブロック図部品処理機能付きプログ
ラム自動生成装置の概略構成を示すブロック図である。
第7図と同一機能を有する部分には同一符号を付して詳
細な説明を省略する。
この実施例のプログラム自動生成装置11は、大きく分
けて、プログラム生成制御手段12と、1番からm番まで
番号が付されたm個のプログラム生成手段3と、1個の
ブロック図プログラム生成手段4と、変数属性管理手段
5およびブロック図部品群9とで構成されており、、外
部からシステム仕様6またはブロック図形式システム仕
様7が入力すると、このシステム仕様6及びブロック図
形式システム仕様7およびブロック図部品群9に基づい
てこのシステム仕様6及びブロック図形式システム仕様
7に示される内容に適合したプログラム8を自動生成す
る。
1番からn番まで番号が付されたn個の各システム仕
様6内には、例えばプロセス制御システム等を設計する
場合に必要となる各種仕様が格納されている。なお、こ
の各種仕様には、設計者によってキーボードや文字入力
手段等により入力されたものや、入力されたものを各種
変換手段により所定のデータ形式に変換されたものが含
まる。
また、ブロック図形式システム仕様7は、第4図に示
すように、プラントを構成する各種機器が動作する時の
速度基準の与え方などを示したブロック図形式の仕様を
表すものであり、設計者が各種入力手段を介して入力し
たもの、あるいは、その入力したものを変換手段により
所定のデータ形式に変換したものである。
これらシステム仕様6,ブロック図形式システム仕様7
がプログラム自動生成装置11の入力となる。
さらに、ブロック図部品群9は、ブロック図形式シス
テム仕様7の各ブロック図71内の典型的なブロック74に
記された機械名称や機能に基づいて、各ブロック図71を
それぞれ詳細ブロック図72化する知識をブロック図部品
91として記憶する。そして、各ブロック図部品91は、予
め設計者が各種入力手段を介して入力したもの、あるい
は、その入力したものを変換手段により所定のデータ形
式に変換したものであり、このブロック図部品91はブロ
ック図形式システム仕様7から共通に読出せる形式で記
憶されている。
プログラム生成制御手段12は、入力されたシステム仕
様6およびブロック図形式システム仕様7の内容に基づ
き複数の部分プログラムからなる統合プログラムの構成
を決定し、各部分プログラム毎に、該当部分プログラム
をプログラム生成手段3及びブロック図プログラム生成
手段4のうちのいづれで生成するかを選択決定し、選択
された生成手段に対して、いかなる目的を持った部分プ
ログラムを生成すべきかという情報を示すプログラム生
成ゴールを送出して該当プログラム生成手段3又は4に
対して該当部分プログラムの生成を指令する。
各プログラム生成手段3は、プログラム生成制御手段
12より受信したプログラム生成ゴールに応じて、それぞ
れ自己が保有する機能を活用し、生成する部分プログラ
ムの内部で使用する変数(または定数)の名称を、変数
属性決定パターンを変数属性管理手段5に送出して他の
部分プログラムで使用している変数と同じ意味を持つ変
数に同じ名称が付与されるようにして決定することによ
り、目的とする部分プログラムを生成する。
また、ブロック図プログラム生成手段4は、同様にプ
ログラム生成制御手段12より受信したプログラム生成ゴ
ールに応じて、ブロック図形式システム仕様7に表現さ
れている内容を解析する。そして、この仕様のなかにブ
ロック図部品91を呼出すための情報が記述されていれ
ば、該当するブロック図部品91を検索知識に従ってブロ
ック図部品群9内より検索、読出して、展開し、元のブ
ロック図形式システム仕様7に当てはめて、ブロック図
仕様の詳細化を行う。さらに、これから生成しようとす
る部分プログラムの内部で使用する変数の名称を、自己
の内部に有する知識ベースに基づいて変数属性決定パタ
ーンを生成して変数属性管理手段5に送出して、前述と
同様に、他の部分プログラムで使用している変数と同じ
意味を持つ変数に同じ名称が付与されるようにして決定
することにより、目的とする部分プログラムを生成す
る。
さらに、変数属性管理手段5は、プログラム生成手段
3及びブロック図プログラム生成手段4から変数属性決
定パターンを受信すると、その意味に適合した変数名称
が既に定義されていれば、その変数名称を該当プログラ
ム生成手段3,4に返信する。一方、受信した変数属性決
定パターンの意味に適合した変数名称がまだ定義されて
いなければ、新しい変数名称を定義して、その変数名称
を該当プログラム生成手段3,4に返信する。
第4図は、ブロック図形式システム仕様7を設計者が
入力する際の入力形式のイメージとブロック図部品群9
のブロック図部品91のイメージと、これらイメージを元
にして展開された詳細ブロック図72のイメージを示した
もである。
すなわち、プログラムの設計者は、マウスやキーボー
ド,スタイラスペンなどの入力手段を用いてブロック図
71を入力する。ブロック図71は、最終プログラム内で用
いられる変数に相当する要素の持つ性質を機械名称や機
能として表現したものや、最終プログラムにおいて演算
子として表現されるもの、あるいは、それらの合成され
たものを、ブロック74として表現し、ブロック74相互間
のデータの流れを結線76および結線76に付随した文字情
報で表現している。
例えば、第4図のブロック図71は、2ののブロック74
で構成され、各ブロック74には[NO.1機械]等の機械名
称,[後退,前進]等の機能(ファンクション),記号
で表記されたブロック種別(タイプ)等の情報が含まれ
る。
また、ブロック図部品群9内には、ブロック図形式シ
ステム仕様7の各ブロック74のうちの前述した[NO.1機
械]の機械名称,[後退,前進]の機能(ファンクショ
ン)を有したブロック74を詳細ブロック図72に展開する
ための知識としてブロック図部品91が記憶されている。
そしてこのブロック74を展開するためのブロック図部品
91は図示するような複数の部品ブロック94および第6図
に示す部品展開知識95で構成されている。
したがって、このブロック図部品91を用いてブロック
図形式システム仕様7のブロック図71の[NO.1機械]
[後退,前進]のブロック74を展開すると、第4図の下
方に示す詳細ブロック図72が得られる。
なお、前記ブロック図形式システム仕様7およびブロ
ック図部品群9には、ブロック図71及びブロック部品91
を構成する各ブロック74及び各部品ブロック94を例えば
変換装置を用いて、第6図に示すように、それぞれブロ
ック情報73及び部品ブロック情報93に変換した状態で記
憶されている。そして、各ブロック情報73及び部品ブロ
ック情報93は、前述したブロック74及び部品ブロック94
と同様に、[5ノッチ操作スイッチ][出力][ゲー
ト]等の機器種別情報,(2,1)(1,1)等の接続情報,
機能(ファンクション)等の各種情報を含む。さらに、
ブロック図部品91は部品展開知識95の情報を含む。
同様に、詳細ブロック図72も多数のブロック情報73で
構成された詳細ブロック図仕様75となる。
第2図は、ブロック図形式システム仕様7がプログラ
ム自動生成装置11に入力された時、プログラム生成制御
手段12およびブロック図プログラム生成手段4、変数属
性管理手段5の間で、どのような情報の授受があるのか
を示す模式図である。
すなわち、ブロック図形式システム仕様7が入力され
ると、プログラム生成制御手段12は、入力されたブロッ
ク図形式システム仕様7に適合する部分プログラムを生
成させるためのプログラム生成ゴール14を生成し、ブロ
ック図プログラム生成手段4に送出する。この時、入力
されたブロック図形式システム仕様7に含まれるブロッ
ク情報73が、いくつかの集合に分割される場合には、必
要なブロック情報73の集合毎にプログラム生成ゴール14
を生成して、ブロック図プログラム生成手段4へ送出す
る。
ブロック図プログラム生成手段4は変数決定部41とブ
ロック構造解析部42とプログラム生成部43とを有してい
る。さらに、ブロック構造解析部42は第5図に示すブロ
ック図部品検索知識44を有している。
そして、プログラム生成制御手段12からプログラム生
成ゴール14を受信すると、このプログラム生成ゴール14
の内容とブロック図形式システム仕様7を参照しながら
プログラム生成処理を開始する。すなわち、まず、ブロ
ック構造解析部42において、第6図に示したブロック図
形式システム仕様7内の個々のブロック情報73と、その
ブロック情報73相互間の接続関係に基づいて、ブロック
構造を解析し、必要に応じて前記ブロック図部品検索知
識44に従ってブロック図部品群9を検索して必要なブロ
ック図部品91の展開を行ったのち、ブロック情報との置
き換えを行い、第6図に示した詳細ブロック図仕様75を
得て、部分プログラムの骨格を形成する。
次に、変数決定部41において、同決定部41が有する変
数属性決定パターン選択知識ベースに従って変数属性決
定パターン16を生成し、変数属性管理手段5に送る。
変数属性管理手段5は、通常、変数の名称とその属性
を格納している変数管理データベースを有しており、ブ
ロック図プログラム生成手段4から前述した変数属性決
定パターン16が送られてくると、この変数属性決定パタ
ーン16に表現されている情報を用いて、同じ意味を持つ
変数を変数管理データベースより検索し、変数が存在す
れば、その名称を変数名称13としてブロック図プログラ
ム生成手段4へ返信する。一方、変数が存在しなけれ
ば、その変数に対し新しい名称を与えて、変数属性決定
パターン16に示された属性とともに変数管理データベー
スに登録して、新しい名称を変数名称13としてブロック
図プログラム生成手段4へ返信する。
このようにして、変数決定部41では、ブロック図形式
システム仕様7の中の個々のブロック情報のうち変数に
相当するブロック情報73のすべてに対して変数属性管理
手段5を介して変数名称13を決定する。
以上の変数名称13の決定処理が終了すると、ブロック
構造解析部42において、個々のブロック情報73と、その
相互間の接続情報に基づいて、ブロック構造を解析し、
プログラムの骨格を形成する。
最後に、プログラム生成部43において、変数決定部41
で決定された変数名称13と、ブロック構造解析部42で求
められたプログラムの骨格とを組み合わせて部分プログ
ラム15を生成し、プログラム生成制御手段12に送信す
る。
次に、ブロック図プログラム生成手段4における部分
プログラム15の前述した作成処理を第3図の流れ図を用
いてさらに詳細に説明する。
流れ図が開始されると、ステップC1にて、ブロック構
造解析部42が、その時点で処理の対象になっている第4
図に示すブロック図71の全てのブロック74を示すブロッ
ク情報73に対する処理が終了ているか否か判断して、終
了していなければ、ステップP1にて、未処理のブロック
情報73を取出す。そして、ステップC2において、取出し
た個々の未処理のブロック情報73に対して、このブロッ
ク情報73がブロック図部品群9のブロック図部品91に置
換える必要のあるブロック情報か否かを判定する。ブロ
ッグ図部品91に置換える必要のあるブロック情報73であ
れば、ステップP2にてブロック部品検索知識44に従って
ブロック図部品群9から該当ブロック図部品91を検索す
る。そして、P3にて検索したブロック図部品91を、部品
ブロック情報93に基づいて展開し、元のブロック情報73
に置換えて、第6図に示すような多数のブロック情報73
からなる最終的な詳細ブロック図仕様75を得る。
そして、この最終的な詳細ブロック図仕様75の各ブロ
ック情報73を用いて部分プログラム15を作成する。
さらに、一例として、第4図に示す[NO.1][後退,
前進]のブロック74を用いて展開後の詳細ブロック図仕
様75が生成されるまでのブロック構造解析部42における
処理動作を第5図を用いて説明する。なお、この処理動
作は第3図の流れ図におけるステップP2,P3に相当す
る。
同図において、ブロック情報73は、ブロック74の意味
を持つものであり、このブロック情報73とブロック図部
品検索知識44を照らし合わせてブロック図部品91を選択
し、展開後の詳細ブロック図仕様75を生成する。すなわ
ち、ブロック構造解析部42では、先ず最初に、ブロック
情報73を参照しながらブロック図部品検索知識44に基づ
いて、ブロック図部品群9より、該当するブロック図部
品91を選択する。すなわち、同図のブロック情報73の場
合は、block−typeの値が「5ノッチ操作スイッチ」で
あり、deviceの値として与えられているデバイス31305C
Sがスプリングリターン型であると考えられるので、ブ
ロック図部品検索知識44の中のrule−1の条件[block
−typeが5ノッチ操作スイッチで、deviceで示されるデ
バイスがスプリングリターン型であるなら、ブロック図
部は、PRT001を使用する]という条件が成立し、ブロッ
ク図部品91として、PRT001検索される。次に、検索され
たブロック図部品91を、元になるブロック情報73の内容
と比較しながら展開し、最終の詳細ブロック図75を生成
する。
第6図は、第5図において選択されたブロック図部品
91が、元になるブロック情報73に基づいて展開される様
子を、具体的なデータの交換の例に基づいて説明したも
のである。
ブロック図部品91が検索されると、ブロック図部品91
の中に記述されている部品展開知識95に基づいてブロッ
ク図部品91の中の個々の部品ブロック情報93に必要な情
報を埋め込んで展開する。例えば、 PRT001−2 block−type: gate−b pre−block: (1,1) next−block: (9,2) machine: ?machine function: 手動/高速 という部品ブロック情報93に対しては、部品展開知識95
の中の[?machineは、ブロック情報のmachineである]
という知識により、呼出し側のブロック情報73のmachin
eの値[NO.1機械]が埋込まれ、 PRT001−2 block−type: gate−b pre−block: (1,1) next−block: (9,2) machine: NO.1機械 function: 手動/高速 という部品ブロック情報93に変更される。このようにし
て順次情報の埋込みが行われると、部品ブロック情報の
pre−blockあるいはnext−blockの値として表される結
果の情報が変更される。つまり、呼出し側のブロック図
仕様との混乱を避けるため、pre−blockとnext−block
の情報を、固定化を図るため、呼び出し側のブロック情
報に合わせて置き換え、同時に、ブロック情報の名称も
PRT001−2からBLK001−1−2に変更する。これによ
り、結線情報を変更した後の部品ブロック図情報は、 BLK01−1−2 block−type: gate−b pre−block: (1−1,1) next−block: (1−9,2) machine: NO.1機械 function: 手動/高速 となる このように構成されたブロック図部品処理機能付きプ
ログラム自動生成装置であれば、設計者は多数のシステ
ム仕様に基づいてこの各システム仕様を満足する統合プ
ログラムを自動作成する場合は、その各システム仕様の
中に、通常形式で表現された通常のシステム仕様6の他
に、ブロック図形形式で表現されたブロック図形式シス
テム仕様7が混在したとしても、そのブロック図形式シ
ステム仕様7を通常のシステム仕様6に書直す必要がな
く、通常のシステム仕様と同様の取扱いで入力できる。
そして、ブロック図形式システム仕様7および通常の各
システム仕様6の指定する複数の部分プログラムからな
る統合プログラムが自動生成される。
よって、設計者はブロック図形式システム仕様を通常
のシステム仕様に書直す必要がないので、プログラム作
成作業能率を大幅に向上できる。
さらに、ブロック図形式システム仕様7を構成するブ
ロック図71のうち典型的なブロック74に記された各種符
号や文字列に基づいて、該当ブロック74を詳細ブロック
図75に展開するための一般式な知識をブロック図部品91
としてプログラム自動生成装置11内に形成されたブロッ
ク図部品群9内に記憶している。したがって、設計者が
作成する必要のあるブロック図形式仕様7においては、
ブロック図部品群9内に記憶された典型的なブロック74
を詳細ブロック図72に展開した状態で書込む必要がない
ので、各ブロック図形式システム仕様7を簡素化でき
る。よって、設計者が準備すべきブロック図仕様全体の
量を大幅に低減できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のブロック図部品処理機能
付きプログラム自動生成装置によれば、ブロック図形式
の仕様が入力された場合にもそのままプログラム生成が
可能となり、さらに、ブロック図を詳細ブロック図化す
る手法をブロック図部品として知識ベースに持たせてい
る。したがってプログラム生成の作業能率を大幅に向上
でき、さらにブロック図形式システム仕様の量を削減
し、ブロック図形式システム仕様の入力作業の省力化、
能率化を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例に係わるブロック
図部品処理機能付きプログラム自動生成装置を示すもの
であり、第1図は概略構成を示すブロック図、第2図は
プログラム生成制御手段とブロック図プログラム生成手
段及び変数属性管理手段との間の各種データの授受を説
明するための図、第3図はブロック図プログラム生成手
段の動作を示す流れ図、第4図はブロック図形式システ
ム仕様のブロックをブロック図部品を用いて詳細ブロッ
ク図に展開する手順を示す図、第5図はブロック構造解
析部におけるデータの参照関係を説明する図、第6図は
ブロック構造解析部におけるブロック図部品の展開過程
を説明する図であり、第7図は従来のプログラム自動生
成装置の概略構成を示すブロック図、第8図は一般的な
ブロック図形式システム仕様を示す図である。 3……プログラム生成手段、4……ブロック図プログラ
ム生成手段、5……変数属性管理手段、6……システム
仕様、7……ブロック図形式システム仕様、8……プロ
グラム、9……ブロック図部品群、11……プログラム自
動生成装置、12……プログラム生成制御手段、13…変数
名称、14……プログラム生成ゴール、15……部分プログ
ラム、16……変数属性決定パターン、41……変数決定
部、42……ブロック構造解析部、43……プログラム生成
部、44……ブロック図部品検索知識、71……ブロック
図、72……詳細ブロック図、73……ブロック情報、74…
…ブロック、75……詳細ブロック図仕様、91……ブロッ
ク図部品、92……ブロック図部品仕様、93……部品ブロ
ック情報、94……部品ブロック、95……部品展開知識。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力された通常形式で表現された
    システム仕様及びブロック図形式で表現されたブロック
    図形式システム仕様に基づいて、複数の部分プログラム
    からなる統合プログラムの構成を決定して、各部分プロ
    グラムを生成する場合の目的や条件を示すプログラム生
    成ゴールを出力してプログラム生成を制御するプログラ
    ム生成制御手段と、 前記ブロック図形式システム仕様の典型的な各ブロック
    図に記された各機械名称及び各機能に基づいて、各ブロ
    ック図をそれぞれ詳細ブロック図化するための、前記各
    機械名称や機能に対応する部品ブロックと部品ブロック
    に対する部品展開知識とからなるブロック図部品を記憶
    するブロック図部品群と、 前記プログラム生成制御手段から出力されたプログラム
    生成ゴール及び前記入力されたシステム仕様に基づいて
    目的とする部分プログラムを生成するプログラム生成手
    段と、 前記プログラム生成制御手段から出力されたプログラム
    生成ゴール,前記入力されたブロック図形式システム仕
    様,前記ブロック図部品群内の前記ブロック図形式シス
    テム仕様が指示するブロック図部品,および必要に応じ
    て前記システム仕様を参照して、前記入力されたブロッ
    ク図形式システム仕様の詳細化を行って目的とする部分
    プログラムを生成するブロック図プログラム生成手段
    と、 このブロック図プログラム生成手段及び前記プログラム
    生成手段がそれぞれ部分プログラムを生成する場合に、
    生成する各部分プログラム内で使用する変数名称を、変
    数の持つ意味に基づいて一括管理し、与えられた変数の
    意味に相当する変数名称を前記ブロック図プログラム生
    成手段及びプログラム生成手段へ送出する変数属性管理
    手段と を備えたブロック図部品処理機能付きプログラム自動生
    成装置。
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
情報処理学会 第35回(昭和62年後期)講演論文集 P.1063−1064
電気学会研究会資料 情報処理学会 IP−89−5 P.39−48 (1989−8)

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