JP2723567B2 - 蛍光表示パネル - Google Patents
蛍光表示パネルInfo
- Publication number
- JP2723567B2 JP2723567B2 JP29140888A JP29140888A JP2723567B2 JP 2723567 B2 JP2723567 B2 JP 2723567B2 JP 29140888 A JP29140888 A JP 29140888A JP 29140888 A JP29140888 A JP 29140888A JP 2723567 B2 JP2723567 B2 JP 2723567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- display panel
- fluorescent display
- anode
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蛍光表示パネルに係り、特にグリッドに関す
る。
る。
従来のこの種の蛍光表示パネルは、第3図に示すよう
に、蛍光体層を主面上に形成した陽極基板4とカバーガ
ラス6との間に、フィラメント5を張り、この下にグリ
ッド1を配設している。
に、蛍光体層を主面上に形成した陽極基板4とカバーガ
ラス6との間に、フィラメント5を張り、この下にグリ
ッド1を配設している。
ここで、グリッド1は、金属薄板を、メッシュ状をワ
イヤー状等にエッチング加工して製作され、陽極基板4
に対向する面は、金属面そのものであった。
イヤー状等にエッチング加工して製作され、陽極基板4
に対向する面は、金属面そのものであった。
前述した従来の蛍光表示管のグリッドは、陽極基板4
に対向する面が、グリッド材の金属そのものであり、こ
れが露出しているため、陽極基板4、及びグリッド1面
に対して垂直方向に大きな振動が加わると、陽極基板4
とグリッド1とが接触して短絡事故が生じ、蛍光表示パ
ネルの駆動回路の破壊や短絡時に発生した急激な熱によ
り、陽極基板4やグリッド1等の焼損が発生する欠点が
あった。
に対向する面が、グリッド材の金属そのものであり、こ
れが露出しているため、陽極基板4、及びグリッド1面
に対して垂直方向に大きな振動が加わると、陽極基板4
とグリッド1とが接触して短絡事故が生じ、蛍光表示パ
ネルの駆動回路の破壊や短絡時に発生した急激な熱によ
り、陽極基板4やグリッド1等の焼損が発生する欠点が
あった。
また、破壊焼損等が起こらぬまでも、陽極基板4にグ
リッド1の電位が印加されるため、接触している間は、
陽極上の蛍光体が発光してしまい、瞬間的ではあるが、
誤灯が発生してしまうという欠点があった。
リッド1の電位が印加されるため、接触している間は、
陽極上の蛍光体が発光してしまい、瞬間的ではあるが、
誤灯が発生してしまうという欠点があった。
本発明の目的は、陽極基板とグリッドとの短絡事が生
じず、誤灯も生じないようにした蛍光表示管を提供する
ことにある。
じず、誤灯も生じないようにした蛍光表示管を提供する
ことにある。
本発明の構成は、フィラメントからの熱電子を電圧を
印加したグリッドで加速制御し、陽極上の蛍光物質に衝
突させ、その発光を観察する蛍光表示パネルにおいて、
前記グリッドの前記陽極に対向する面に、絶縁被膜を形
成したことを特徴とする。
印加したグリッドで加速制御し、陽極上の蛍光物質に衝
突させ、その発光を観察する蛍光表示パネルにおいて、
前記グリッドの前記陽極に対向する面に、絶縁被膜を形
成したことを特徴とする。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の蛍光表示パネルのグ
リッドの斜視図である。同図において、本実施例のグリ
ッドは、0.1mm厚の426合金製の金属薄板から造られる。
この薄板の片主面に、まず硝化綿をバインダーとした粉
末ガラスペーストを滴下し、スキージーにて均一に広げ
る。約5分のレベリングの後、150℃の温風乾燥を行な
う。その後、400℃、30分の熱処理を行うと、膜厚50μ
m前後のガラス被膜2が得られる。これを、フォトエッ
チング法により六角形状のグリッドパターンに、加工し
た。なお、エッチング液は、フッ酸と硝酸の混酸を使用
する。その他の構成部品は、第3図に示されたものと同
様である。
リッドの斜視図である。同図において、本実施例のグリ
ッドは、0.1mm厚の426合金製の金属薄板から造られる。
この薄板の片主面に、まず硝化綿をバインダーとした粉
末ガラスペーストを滴下し、スキージーにて均一に広げ
る。約5分のレベリングの後、150℃の温風乾燥を行な
う。その後、400℃、30分の熱処理を行うと、膜厚50μ
m前後のガラス被膜2が得られる。これを、フォトエッ
チング法により六角形状のグリッドパターンに、加工し
た。なお、エッチング液は、フッ酸と硝酸の混酸を使用
する。その他の構成部品は、第3図に示されたものと同
様である。
第2図は本発明の第2の実施例の蛍光表示パネルのグ
リッドの斜視図である。同図において、グリッド1は、
いわゆるワイヤーグリッドで0.15mm厚のアンバー材製金
属薄板から造られる。この薄板を線状にエッチング加工
して得られた。まず、スクリーン印刷法により、前記第
1の実施例で使用したガラスペーストをガラス板に塗布
し、その上にワイヤーグリット1を静かに載せる。ガラ
ス板上のガラスペーストがワイヤーグリッド1に転写さ
れ、第1の実施例と同様の熱処理を行うことにより、ガ
ラス被膜2が得られる。尚、他の構成部品は、第3図と
同様である。
リッドの斜視図である。同図において、グリッド1は、
いわゆるワイヤーグリッドで0.15mm厚のアンバー材製金
属薄板から造られる。この薄板を線状にエッチング加工
して得られた。まず、スクリーン印刷法により、前記第
1の実施例で使用したガラスペーストをガラス板に塗布
し、その上にワイヤーグリット1を静かに載せる。ガラ
ス板上のガラスペーストがワイヤーグリッド1に転写さ
れ、第1の実施例と同様の熱処理を行うことにより、ガ
ラス被膜2が得られる。尚、他の構成部品は、第3図と
同様である。
以上説明したように、本発明は、グリッドの陽極に対
向する面に絶縁被膜を形成する事により、陽極とグリッ
ドとの機械的接触が生じた場合においても、陽極とグリ
ッドとの電位の短絡を防ぐという効果がある。
向する面に絶縁被膜を形成する事により、陽極とグリッ
ドとの機械的接触が生じた場合においても、陽極とグリ
ッドとの電位の短絡を防ぐという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の蛍光表示パネルの斜視
図、第2図は本発明の第2の実施例の蛍光表示パネルの
グリッドの斜視図、第3図は従来の蛍光表示パネルの斜
視図である。 1……金属製グリッド、2……ガラス被膜、3……蛍光
体層、4……陽極基板、5……フィラメント、6……カ
バーガラス。
図、第2図は本発明の第2の実施例の蛍光表示パネルの
グリッドの斜視図、第3図は従来の蛍光表示パネルの斜
視図である。 1……金属製グリッド、2……ガラス被膜、3……蛍光
体層、4……陽極基板、5……フィラメント、6……カ
バーガラス。
Claims (1)
- 【請求項1】フィラメントからの熱電子を電圧を印加し
たグリッドで加速制御し、陽極上の蛍光物質に衝突さ
せ、その発光を観察する蛍光表示パネルにおいて、前記
グリッドの前記陽極に対向する面に、絶縁被膜を形成し
たことを特徴とする蛍光表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29140888A JP2723567B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 蛍光表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29140888A JP2723567B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 蛍光表示パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139838A JPH02139838A (ja) | 1990-05-29 |
JP2723567B2 true JP2723567B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17768506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29140888A Expired - Lifetime JP2723567B2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 蛍光表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2723567B2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP29140888A patent/JP2723567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139838A (ja) | 1990-05-29 |
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