JP2722812B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

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JP2722812B2
JP2722812B2 JP2309802A JP30980290A JP2722812B2 JP 2722812 B2 JP2722812 B2 JP 2722812B2 JP 2309802 A JP2309802 A JP 2309802A JP 30980290 A JP30980290 A JP 30980290A JP 2722812 B2 JP2722812 B2 JP 2722812B2
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卓也 西出
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機,ビデオテープレコー
ダ(VTR),オーディオ機器等の前面操作スイッチとリ
モコン送信装置をもつ機器の遠隔制御装置に関する。
従来の技術 近年、テレビジョン受像機,VTR,オーディオ機器等の
機器はリモコン送信機で機器の操作を制御するのが主と
なり、機器本体の前面操作スイッチは従となりつつあ
る。その結果、前面操作スイッチ数は少なくなってきて
いる。
以下図面を参照しながら、上述した従来の装置の一例
について説明する。
第3図は、従来のテレビジョン受像機等の機器の前面
操作スイッチ数とリモコン受信装置をもつ機器の遠隔制
御装置である。
リモコン送信機1からの光信号2を受光する受光素子
3によって電気信号に変換し、復調器4で増幅,復調,
パルス整形したリモコン信号パルス(第4図(a))を
データ線5を介してラッチメモリー6に取り込み、シリ
アルデータをパラレルデータに変換してマイクロコンピ
ュータ7でリモコンデータコードを解読し機器内の回路
を制御する。
また前面操作スイッチを構成するスイッチSW1からSW5
と抵抗8,9,10,11,12により電圧Vccを分圧した信号(第
4図(b))を信号線13を介してA/Dコンバータ14でA/D
変換し、マイクロコンピュータ7で抵抗とスイッチとで
分圧した電圧に応じた操作命令を解読し機器内の回路を
制御する。なお、第3図において、15は前面操作板、16
は本体シャーシである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、データ線5と信号
線13の二本の線とラッチメモリー6とA/Dコンバータ14
が必要で、かつマイクロコンピュータ7に取り込むデー
タバスが二系統必要となるという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、リモコン受信データと機器
の前面操作スイッチの信号を合成して一本の信号にして
から、その信号をA/Dコンバータに取り込み、そのデー
タをマイクロコンピュータで処理し機器内の回路を制御
する遠隔制御装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の遠隔制御装置は、
リモコン送信機から発射された光信号を受光し電気信号
に変換する受光素子と、その受光素子の電気信号を増幅
し復調しパルス整形する復調器と、その復調器の出力信
号を出力するスイッチング素子と、そのスイッチング素
子の出力側に接続された複数のスイッチと複数の抵抗と
からなる電圧を分圧する手段と、その電圧を分圧する手
段の出力をA/D変換するA/Dコンバータと、そのA/Dコン
バータによりA/D変換されたデータをリモコン送信機か
らのパルスと上記スイッチと抵抗による電圧とに分離し
判別処理するマイクロコンピュータとを備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、リモコン受信データと
機器の前面操作スイッチの信号を合成して一本の信号に
してから、その信号を本体のシャーシに組み込まれてい
るA/Dコンバータに送るため接続用コネクタやリード線
が少なくなり、価格低減に役立つとともにノイズ等の妨
害も受けにくくなり、制御に信頼性が増すことになる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例における遠隔制御装置の回
路図であり、第3図における従来の装置の部分と同等部
分には同じ符号を付して説明している。すなわち、本発
明の回路上の特徴は、復調器4の出力側にスイッチング
素子17を接続し、そのスイッチング素子17の出力側をス
イッチSW1〜SW5と抵抗9〜12でできた回路と抵抗8との
接続点に接続するとともにデータ線18を介してA/Dコン
バータ14の入力側に導いている。
次にその動作について説明すると、リモコン送信機1
から出た光信号2は受光素子3によって電気信号に変換
され、復調器4で増幅,復調,パルス整形され、従来と
同じようにリコモン信号パルス(第4図(a))を得
る。またSW1からSW5の複数のスイッチと抵抗8〜12とで
電源電圧Vccを分圧することにより抵抗8に接続したデ
ータ線18には、各スイッチSWを押すことにより第2図
(a)のような各電圧が得られる。第2図(a)におい
て、SW1〜SW5の表示はそのスイッチのみが押された時の
信号電圧を示している。
そこで、上記復調器4の出力側にスイッチング素子17
を接続し、スイッチング素子17の出力側に抵抗8とデー
タ線18を接続した回路を含む前面操作板15から出たデー
タ線18上の信号電圧は、本体シャーシ16のA/Dコンバー
タ14に入力され、その信号電圧をA/D変換し、マイクロ
コンピュータ7で抵抗とスイッチSWとで分圧した電圧に
応じた操作命令を解読し機器内の回路を制御する。
ここで、A/Dコンバータ14に入力されるデータ線18上
のデータは、第2図(b),(c)のようになる。
第2図(b)の状態は、リモコン送信機1から光信号
2が出てスイッチSW1〜SW5が押されていない時の状態
で、リモコン信号パルスのみが現れる。
第2図(c)の状態は、リモコン送信機1から光信号
2が出てかつスイッチSW3が押され、その後スイッチSW4
が押された時の状態で、リモコン信号パルスはスイッチ
SW3またはSW4が押された時発生する電圧以下は、スイッ
チング素子17がオフするため現れない。
上記データを8ビットのA/Dコンバータ14で変換する
と、第2図の右側のA/D変換データの目盛り“00〜FF"の
値となる。例えば、第2図(c)の前半のデータは、E
0,A0,E0,A0−−−60,E0−−−となる。この8ビットの
データをマイクロコンピュータ7に取り込む。ここで、
リモコン信号と前面操作スイッチの優先度は前面操作ス
イッチが優先されなければならない。そこで、マイクロ
コンピュータ7のデータ処理はA/Dコンバータの出力デ
ータ値が20以下とD0以上であれば、リモコン信号と判別
し、20より大きい値のときはその最低値のデータである
A0とか60の値を処理してスイッチSW3とかSW4が押された
ことを判読する。
発明の効果 上記の実施例から明らかなように本発明によれば、リ
モコン受信データと機器の前面操作スイッチの信号を合
成して一本の信号にしてから、その信号を本体のシャー
シに組み込まれているA/Dコンバータに送るため接続用
コネクタやリード線が少なくなり、価格低減につながる
とともにノイズ等の妨害も受けにくくなり、制御に信頼
制が増す。また従来はラッチメモリーとA/Dコンバータ
が必要で、かつマイクロコンピュータに取り込むデータ
バスが二系統必要であったが、本発明ではマイクロコン
ピュータに取り込むデータバスはA/Dコンバータのみと
なり、価格低減と回路の簡素化が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における遠隔制御装置の回路
図、第2図はその装置における信号電圧波形図、第3図
は従来の遠隔制御装置の回路図、第4図はその装置にお
ける信号電圧波形図である。 1……リモコン送信機、2……光信号、3……受光素
子、4……復調器、7……マイクロコンピュータ、8〜
12……抵抗、14……A/Dコンバータ、15……前面操作
板、16……本体シャーシ、17……スイッチング素子、18
……データ線、SW1〜SW5……スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモコン送信機から発射された光信号を受
    光し電気信号に変換する受光素子と、前記受光素子の電
    気信号を増幅し復調しパルス整形する復調器と、前記復
    調器の出力信号を出力するスイッチング素子と、前記ス
    イッチング素子の出力側に接続され前記スイッチング素
    子の出力を分圧制御する複数のスイッチと複数の抵抗と
    からなる電圧分圧手段と、前記電圧分圧手段の出力をA/
    D変換するA/Dコンバータと、前記A/DコンバータによりA
    /D変換されたデータから前記リモコン送信機からのパル
    スを分離し判別処理するマイクロコンピュータとを備え
    た遠隔制御装置。
JP2309802A 1990-11-14 1990-11-14 遠隔制御装置 Expired - Lifetime JP2722812B2 (ja)

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JPH04180395A JPH04180395A (ja) 1992-06-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222695A (ja) * 1982-06-18 1983-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd キ−コントロ−ル装置
JPS6394798A (ja) * 1986-10-08 1988-04-25 Mitsubishi Electric Corp 実装状態読取装置

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JPH04180395A (ja) 1992-06-26

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