JP2722653B2 - データ伝送装置 - Google Patents
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- JP2722653B2 JP2722653B2 JP1096184A JP9618489A JP2722653B2 JP 2722653 B2 JP2722653 B2 JP 2722653B2 JP 1096184 A JP1096184 A JP 1096184A JP 9618489 A JP9618489 A JP 9618489A JP 2722653 B2 JP2722653 B2 JP 2722653B2
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Description
【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明はデータ伝送装置に関し、例えば衛星テレビジ
ヨン放送信号の送信装置及び受信装置に適用して好適な
ものである。
ヨン放送信号の送信装置及び受信装置に適用して好適な
ものである。
Ｂ発明の概要 本発明は、データ伝送装置において、複数の音声モー
ドでなるデイジタル音声データを含んでなるデイジタル
データをスクランブルして伝送する際に、複数の音声モ
ードに応じた複数の伝送フオーマツトの共通する空き領
域に、デイジタルデータのスクランブル情報を重畳する
ようにしたことにより、音声モードが異なる場合にも、
容易にスクランブル情報を伝送することができる。
ドでなるデイジタル音声データを含んでなるデイジタル
データをスクランブルして伝送する際に、複数の音声モ
ードに応じた複数の伝送フオーマツトの共通する空き領
域に、デイジタルデータのスクランブル情報を重畳する
ようにしたことにより、音声モードが異なる場合にも、
容易にスクランブル情報を伝送することができる。
Ｃ従来の技術 従来、この種のデータ伝送装置として、所定の放送局
からテレビジヨン放送中継用の衛星を用いて、例えばCA
TV（cable＊television）の集中局（いわゆるヘツドエ
ンド）に番組を供給するようなシステムが提案されてい
る。
からテレビジヨン放送中継用の衛星を用いて、例えばCA
TV（cable＊television）の集中局（いわゆるヘツドエ
ンド）に番組を供給するようなシステムが提案されてい
る。
このような場合、伝送されるテレビジヨン放送信号は
水平走査線の入れ替え（いわゆるラインシヤツフリン
グ）等種々の方法でスクランブルされ、契約者以外の者
が当該テレビジヨン放送信号を受信しても、正常な画像
及び音声を視聴できないようになされている（特開昭60
−256287号公報）。
水平走査線の入れ替え（いわゆるラインシヤツフリン
グ）等種々の方法でスクランブルされ、契約者以外の者
が当該テレビジヨン放送信号を受信しても、正常な画像
及び音声を視聴できないようになされている（特開昭60
−256287号公報）。
従つて、このような衛星テレビジヨン信号送受信シス
テムにおいては、放送局と契約した者にデイスクランブ
ラを内蔵するデコーダを与え、このデコーダを用いて、
スクランブルされたテレビジヨン放送信号を元の形に再
現して、正常な画像及び音声を視聴し得るようになされ
ている。
テムにおいては、放送局と契約した者にデイスクランブ
ラを内蔵するデコーダを与え、このデコーダを用いて、
スクランブルされたテレビジヨン放送信号を元の形に再
現して、正常な画像及び音声を視聴し得るようになされ
ている。
Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところでこのようにテレビジヨン放送信号をスクラン
ブルして伝送する伝送方法においては、テレビジヨン放
送信号をどのようにスクランブルしたかの情報（以下、
これをスクランブルデータと呼ぶ）を、契約者に正しく
伝えることが必要である。
ブルして伝送する伝送方法においては、テレビジヨン放
送信号をどのようにスクランブルしたかの情報（以下、
これをスクランブルデータと呼ぶ）を、契約者に正しく
伝えることが必要である。
このスクランブルデータは、例えばROM（read＊only
＊memory）等に記憶させて、契約時に契約者に送付する
方法が考えられるが、このようにすると、例えばスクラ
ンブルデータを変更する際に、放送局においては新たな
ROMを作成し、これを全ての契約者に送付する手間が生
じ、また契約者においては送付されたROMをデコーダに
装着する手間が生じ、結局スクランブルデータの変更が
困難になる問題があつた。
＊memory）等に記憶させて、契約時に契約者に送付する
方法が考えられるが、このようにすると、例えばスクラ
ンブルデータを変更する際に、放送局においては新たな
ROMを作成し、これを全ての契約者に送付する手間が生
じ、また契約者においては送付されたROMをデコーダに
装着する手間が生じ、結局スクランブルデータの変更が
困難になる問題があつた。
この結果スクランブルデータの変更頻度が低下する
と、これに応じてスクランブルデータの解読が容易にな
るおそれがあり、契約者以外の者が不正にテレビジヨン
放送信号を受信して画像及び音声を視聴する可能性が増
加する。
と、これに応じてスクランブルデータの解読が容易にな
るおそれがあり、契約者以外の者が不正にテレビジヨン
放送信号を受信して画像及び音声を視聴する可能性が増
加する。
この問題を解決するため、スクランブルデータをテレ
ビジヨン放送信号の一部に重畳してリアルタイムに伝送
する方法が提案されており、この場合スクランブルデー
タは情報量の多い映像信号に代え、映像信号と共に多重
伝送される音声信号の一部に重畳して伝送するようにな
されている。
ビジヨン放送信号の一部に重畳してリアルタイムに伝送
する方法が提案されており、この場合スクランブルデー
タは情報量の多い映像信号に代え、映像信号と共に多重
伝送される音声信号の一部に重畳して伝送するようにな
されている。
すなわち、このようにすれば、音声信号に重畳された
スクランブルデータの内容を容易に変更することがで
き、さらに当該スクランブルデータを所定期間毎に時々
刻々変更し得ることにより、スクランブルデータの解読
が極めて困難なスクランブル伝送方法を実現し得る。
スクランブルデータの内容を容易に変更することがで
き、さらに当該スクランブルデータを所定期間毎に時々
刻々変更し得ることにより、スクランブルデータの解読
が極めて困難なスクランブル伝送方法を実現し得る。
ところで、一般にこのようにして伝送される音声信号
としては、サンプリング周波数やサンプリングビツト
数、さらに符号圧縮方法等で異なる複数の音声モードの
ものを伝送し得るようになされている。
としては、サンプリング周波数やサンプリングビツト
数、さらに符号圧縮方法等で異なる複数の音声モードの
ものを伝送し得るようになされている。
実際上衛星テレビジヨン放送信号の場合、標準音質モ
ード及び高音質モードでなる２つの音声モードを有し、
全体としてデータ量2048ビツト分のフレームフオーマツ
トの内部をそれぞれ異なるフオーマツトに割当て使用す
るようになされている。
ード及び高音質モードでなる２つの音声モードを有し、
全体としてデータ量2048ビツト分のフレームフオーマツ
トの内部をそれぞれ異なるフオーマツトに割当て使用す
るようになされている。
このため送信側又は受信側のエンコーダ又はデコーダ
において、それぞれの音声モードのフオーマツトに応じ
て、スクランブルデータを伝送するようにすると、その
分処理が複雑になると共に回路規模も大型化することを
避け得ない問題があつた。
において、それぞれの音声モードのフオーマツトに応じ
て、スクランブルデータを伝送するようにすると、その
分処理が複雑になると共に回路規模も大型化することを
避け得ない問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、音声モ
ードが異なる場合にも容易にスクランブル情報を伝送し
得るデータ伝送装置を提案しようとするものである。
ードが異なる場合にも容易にスクランブル情報を伝送し
得るデータ伝送装置を提案しようとするものである。
Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、複数
の音声モードを有するデイジタル音声データを含んでな
るデイジタルデータDAD0をスクランブルして伝送するデ
ータ伝送装置１において、複数の音声モードに応じた複
数の伝送フオーマツトFMTA、FMTBの共通する空き領域DT
USEに、デイジタルデータDAD0のスクランブル情報SDA、
SIFを重畳して伝送するようにした。
の音声モードを有するデイジタル音声データを含んでな
るデイジタルデータDAD0をスクランブルして伝送するデ
ータ伝送装置１において、複数の音声モードに応じた複
数の伝送フオーマツトFMTA、FMTBの共通する空き領域DT
USEに、デイジタルデータDAD0のスクランブル情報SDA、
SIFを重畳して伝送するようにした。
Ｆ作用 複数の音声モードに応じた複数の伝送フオーマツトFM
TA、FMTBの共通する空き領域DTUSEに、デイジタルデー
タDAD0のスクランブル情報SDA、SIFを重畳するようにし
たことにより、送信側２において共通の処理手順でスク
ランブル情報SDA、SIFを重畳することができ、また受信
側４においても、共通の処理手順でスクランブル情報SD
A、SIFを得ることができ、かくして音声モードが異なる
場合にも、容易にスクランブル情報SDA、SIFを伝送する
ことができる。
TA、FMTBの共通する空き領域DTUSEに、デイジタルデー
タDAD0のスクランブル情報SDA、SIFを重畳するようにし
たことにより、送信側２において共通の処理手順でスク
ランブル情報SDA、SIFを重畳することができ、また受信
側４においても、共通の処理手順でスクランブル情報SD
A、SIFを得ることができ、かくして音声モードが異なる
場合にも、容易にスクランブル情報SDA、SIFを伝送する
ことができる。
Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第１図において、１は全体として本発明を適用した衛
星テレビジヨン放送信号送受信システムを示し、送信装
置２から送出された衛星テレビジヨン放送信号が中継用
の衛星を含む衛星回線３を通じて受信装置４に伝送され
る。
星テレビジヨン放送信号送受信システムを示し、送信装
置２から送出された衛星テレビジヨン放送信号が中継用
の衛星を含む衛星回線３を通じて受信装置４に伝送され
る。
この送信装置２の場合、映像信号SVD0は映像スクラン
ブル回路部５に入力され、制御回路（図示せず）から入
力されるスクランブルデータSDAに応じた水平走査線の
順序で、１フレーム単位のラインシヤツフリングが施さ
れ、この結果スクランブル映像信号SDVDが送出される。
ブル回路部５に入力され、制御回路（図示せず）から入
力されるスクランブルデータSDAに応じた水平走査線の
順序で、１フレーム単位のラインシヤツフリングが施さ
れ、この結果スクランブル映像信号SDVDが送出される。
また音声信号DAD0は、PCMデイジタルオーデイオデー
タでなり、映像スクランブル回路部５に供給されるスク
ランブルデータSDAと共に、データスクランブル回路部
６に入力される。
タでなり、映像スクランブル回路部５に供給されるスク
ランブルデータSDAと共に、データスクランブル回路部
６に入力される。
このデータスクランブル回路部６は、入力されるデイ
ジタル音声信号DAD0及びスクランブルデータSDAを、所
定のフオーマツトに基づいてフオーマツトした後、制御
回路から入力されるキーデータKEYに応じてデイジタル
的にスクランブルし、この結果得られるスクランブル音
声信号SDADを多重化回路７に送出する。
ジタル音声信号DAD0及びスクランブルデータSDAを、所
定のフオーマツトに基づいてフオーマツトした後、制御
回路から入力されるキーデータKEYに応じてデイジタル
的にスクランブルし、この結果得られるスクランブル音
声信号SDADを多重化回路７に送出する。
この実施例の送信装置２において、データスクランブ
ル回路部６及び多重化回路７を含むデイジタル音声信号
DAD0の送信系は、第２図に示すように構成されている。
ル回路部６及び多重化回路７を含むデイジタル音声信号
DAD0の送信系は、第２図に示すように構成されている。
すなわちデイジタル音声信号DAD0は、まずBSフオーマ
ツトエンコード回路6Aに入力されて、スクランブルデー
タSDAと共に、衛星テレビジヨン放送の音声フオーマツ
トに基づいてフオーマツトされる。
ツトエンコード回路6Aに入力されて、スクランブルデー
タSDAと共に、衛星テレビジヨン放送の音声フオーマツ
トに基づいてフオーマツトされる。
なおBSフオーマツトエンコード回路6Aにおいては、衛
星テレビジヨン放送の音声フオーマツトとして、第３図
及び第４図に示す標準音質モード（Ａモード）音声フオ
ーマツトFMTA及び高音質モード（Ｂモード）音声フオー
マツトFMTBをメモリ等に内蔵する。
星テレビジヨン放送の音声フオーマツトとして、第３図
及び第４図に示す標準音質モード（Ａモード）音声フオ
ーマツトFMTA及び高音質モード（Ｂモード）音声フオー
マツトFMTBをメモリ等に内蔵する。
従つてBSフオーマツトエンコード回路6Aは、デイジタ
ル音声信号DAD0が、例えばサンプリング周波数32〔ｋ＊
Hz〕でかつ14ビツトデータとしてサンプリングされ、10
ビツトデータに圧縮されるような標準音質モードの場合
には、Ａモード音声フオーマツトFMTA（第３図）を参照
しながら、Ａモード音声フオーマツトFMTAで規定され
た、それぞれ16ビツトのフレーム同期信号SYNC及び制御
符号CNT、32ビツトのレンジビツトLBに続いて、デイジ
タル音声信号DADを１ブロツク320ビツト毎に４ブロツク
分生成し、これをビツト単位で出力する。
ル音声信号DAD0が、例えばサンプリング周波数32〔ｋ＊
Hz〕でかつ14ビツトデータとしてサンプリングされ、10
ビツトデータに圧縮されるような標準音質モードの場合
には、Ａモード音声フオーマツトFMTA（第３図）を参照
しながら、Ａモード音声フオーマツトFMTAで規定され
た、それぞれ16ビツトのフレーム同期信号SYNC及び制御
符号CNT、32ビツトのレンジビツトLBに続いて、デイジ
タル音声信号DADを１ブロツク320ビツト毎に４ブロツク
分生成し、これをビツト単位で出力する。
なおＡモード音声フオーマツトFMTAにおいては、これ
に続く480ビツト分の領域を独立データDTUSEとして、ユ
ーザが任意に使用し得るようになされているが、この実
施例の場合、この独立データDTUSEの先頭から257ビツト
目、すなわちＡモード音声フオーマツトFMTAの先頭から
1601ビツト目に続く160ビツト分の領域をスクランブル
データSDA及びスクランブル制御情報SIFの伝送用に用い
るようになされている。
に続く480ビツト分の領域を独立データDTUSEとして、ユ
ーザが任意に使用し得るようになされているが、この実
施例の場合、この独立データDTUSEの先頭から257ビツト
目、すなわちＡモード音声フオーマツトFMTAの先頭から
1601ビツト目に続く160ビツト分の領域をスクランブル
データSDA及びスクランブル制御情報SIFの伝送用に用い
るようになされている。
これにより、BSフオーマツトエンコード回路6Aにおい
ては、デイジタル音声信号DADに続く256ビツト分の独立
データDTUSE1を出力した後、制御回路から入力されるス
クランブルデータSDAを160ビツト分の上半分の領域を用
いて出力し、続いて64ビツト分の独立データDTUSE2を出
力する。
ては、デイジタル音声信号DADに続く256ビツト分の独立
データDTUSE1を出力した後、制御回路から入力されるス
クランブルデータSDAを160ビツト分の上半分の領域を用
いて出力し、続いて64ビツト分の独立データDTUSE2を出
力する。
またBSフオーマツトエンコード回路6Aは、デイジタル
音声信号DADが、例えばサンプリング周波数48〔ｋ＊H
z〕でかつ16ビツトサンプリングされるような高音質モ
ードの場合には、Ｂモード音声フオーマツトFMTB（第４
図）を参照しながら、Ｂモード音声フオーマツトFMTBで
規定された、それぞれ16ビツトのフレーム同期信号
SYNC、制御符号CNT、レンジビツトLB及び独立データDT
USE3に続いて、デイジタル音声信号DADの1536ビツト分
のデータをビツト単位で出力する。
音声信号DADが、例えばサンプリング周波数48〔ｋ＊H
z〕でかつ16ビツトサンプリングされるような高音質モ
ードの場合には、Ｂモード音声フオーマツトFMTB（第４
図）を参照しながら、Ｂモード音声フオーマツトFMTBで
規定された、それぞれ16ビツトのフレーム同期信号
SYNC、制御符号CNT、レンジビツトLB及び独立データDT
USE3に続いて、デイジタル音声信号DADの1536ビツト分
のデータをビツト単位で出力する。
なおＢモード音声フオーマツトFMTBにおいては、これ
に続く224ビツト分の領域を独立データDTUSEとして、ユ
ーザが任意に使用し得るようになされているが、この実
施例の場合、この独立データDTUSEの先頭、すなわちＢ
モード音声フオーマツトFMTBの先頭から1601ビツト目に
続く160ビツト分の領域をスクランブルデータSDA及びス
クランブル制御情報SIFの伝送用に用いるようになされ
ている。
に続く224ビツト分の領域を独立データDTUSEとして、ユ
ーザが任意に使用し得るようになされているが、この実
施例の場合、この独立データDTUSEの先頭、すなわちＢ
モード音声フオーマツトFMTBの先頭から1601ビツト目に
続く160ビツト分の領域をスクランブルデータSDA及びス
クランブル制御情報SIFの伝送用に用いるようになされ
ている。
これにより、BSフオーマツトエンコード回路6Aにおい
ては、デイジタル音声信号DADに続いて、制御回路から
入力されるスクランブルデータSDAを160ビツト分の上半
分の領域を用いて出力し、続いて64ビツト分の独立デー
タDTUSE4を出力する。
ては、デイジタル音声信号DADに続いて、制御回路から
入力されるスクランブルデータSDAを160ビツト分の上半
分の領域を用いて出力し、続いて64ビツト分の独立デー
タDTUSE4を出力する。
このようにして、Ａモード音声フオーマツトFMTA又は
Ｂモード音声フオーマツトFMTBでフオーマツトされたデ
イジタル音声信号DAD及びスクランブルデータSDAは、デ
ータスクランブル回路6Bに入力され、制御回路から入力
されるキーデータKEYに応じてデイジタル的にスクラン
ブルされた後、誤り訂正／エンコード回路6Cに入力され
る。
Ｂモード音声フオーマツトFMTBでフオーマツトされたデ
イジタル音声信号DAD及びスクランブルデータSDAは、デ
ータスクランブル回路6Bに入力され、制御回路から入力
されるキーデータKEYに応じてデイジタル的にスクラン
ブルされた後、誤り訂正／エンコード回路6Cに入力され
る。
この誤り訂正／エンコード回路6Cにおいて、入力され
るスクランブル音声信号SDADは、Ａモード音声フオーマ
ツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTBのデータ量
に応じたバツフアメモリの、例えば縦方向に順次書き込
まれる。
るスクランブル音声信号SDADは、Ａモード音声フオーマ
ツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTBのデータ量
に応じたバツフアメモリの、例えば縦方向に順次書き込
まれる。
続いて誤り訂正／エンコード回路6Cは、バツフアメモ
リのスクランブル音声信号SDADを参照して、例えばBCH
（Boose-Chaudhuri-Hocquenghem）符号の手法で224ビツ
ト分の誤り訂正符号CBCHを作成し、これをＡモード音声
フオーマツトFMTA及びＢモード音声フオーマツトFMTBの
先頭から1729ビツト目に続いて書き込んだ後、このバツ
フアメモリを例えば横方向に順次読み出してインターリ
ーブ処理を実行し、これを多重化回路７に送出する。
リのスクランブル音声信号SDADを参照して、例えばBCH
（Boose-Chaudhuri-Hocquenghem）符号の手法で224ビツ
ト分の誤り訂正符号CBCHを作成し、これをＡモード音声
フオーマツトFMTA及びＢモード音声フオーマツトFMTBの
先頭から1729ビツト目に続いて書き込んだ後、このバツ
フアメモリを例えば横方向に順次読み出してインターリ
ーブ処理を実行し、これを多重化回路７に送出する。
この多重化回路７においては、Ａモード音声フオーマ
ツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTBにおいてス
クランブルデータSDAを重畳した160ビツト分の上半分の
領域に対して下半分の領域に、制御回路から入力される
キーデータKEY及び複数の受信装置４の各デコーダに応
じたデコーダ識別番号DID等を含んでなるスクランブル
制御情報SIFを書き込む。
ツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTBにおいてス
クランブルデータSDAを重畳した160ビツト分の上半分の
領域に対して下半分の領域に、制御回路から入力される
キーデータKEY及び複数の受信装置４の各デコーダに応
じたデコーダ識別番号DID等を含んでなるスクランブル
制御情報SIFを書き込む。
この後、スクランブル音声信号SDAD1は、周波数5.7
〔Ｍ＊Hz〕のサブキヤリアで４相PSK（phase＊shift＊k
eying）変調され、周波数4.5〔Ｍ＊Hz〕までの周波数帯
域を有するスクランブル映像信号SDVDと共に周波数多重
された後、所定の搬送波周波数でFM変調され、衛星テレ
ビジヨン放送信号として中継用の衛星を含む衛星回線３
に送出される。
〔Ｍ＊Hz〕のサブキヤリアで４相PSK（phase＊shift＊k
eying）変調され、周波数4.5〔Ｍ＊Hz〕までの周波数帯
域を有するスクランブル映像信号SDVDと共に周波数多重
された後、所定の搬送波周波数でFM変調され、衛星テレ
ビジヨン放送信号として中継用の衛星を含む衛星回線３
に送出される。
この衛星テレビジヨン放送信号は、衛星回線３を通じ
て受信装置４で受信され、FM変調された後ローパスフイ
ルタ及びバンドパスフイルタ（図示せず）を介して、ス
クランブル映像信号SDVD及びスクランブル音声信号SD
AD1に分割された後、それぞれ映像デイスクランブル回
路部８及び分離回路９に入力される。
て受信装置４で受信され、FM変調された後ローパスフイ
ルタ及びバンドパスフイルタ（図示せず）を介して、ス
クランブル映像信号SDVD及びスクランブル音声信号SD
AD1に分割された後、それぞれ映像デイスクランブル回
路部８及び分離回路９に入力される。
映像デイスクランブル回路部８に入力されるスクラン
ブル映像信号SDVDは、データデイスクランブル回路部10
から与えられるスクランブルデータSDAに基づいて生成
したデイスクランブルデータDSAに応じた水平走査線の
順序で、１フレーム単位のデイスクランブル処理を施
し、この結果映像信号SVD1を得るようになされている。
ブル映像信号SDVDは、データデイスクランブル回路部10
から与えられるスクランブルデータSDAに基づいて生成
したデイスクランブルデータDSAに応じた水平走査線の
順序で、１フレーム単位のデイスクランブル処理を施
し、この結果映像信号SVD1を得るようになされている。
また分離回路９においては入力されるスクランブル音
声信号SDAD1からスクランブル制御情報SIFを分離してオ
ーソライズ判定回路11に送出すると共に、その他のスク
ランブル音声信号SDAD2をデータデイスクランブル回路
部10に送出する。
声信号SDAD1からスクランブル制御情報SIFを分離してオ
ーソライズ判定回路11に送出すると共に、その他のスク
ランブル音声信号SDAD2をデータデイスクランブル回路
部10に送出する。
オーソライズ判定回路11は、例えば契約時に送信装置
２側から与えられたROM構成のデコーダ識別番号記憶回
路12から入力される契約デコーダ識別番号RIDが、分離
回路９から入力されるスクランブル制御情報SIF中の複
数のデコーダ識別番号DIDと一致するか否かを判定する
ことにより、受信装置４としてオーソライズされている
か否かを判定し、オーソライズされているときのみ、入
力されるキーデータKEYをデータデイスクランブル回路
部10に供給する。
２側から与えられたROM構成のデコーダ識別番号記憶回
路12から入力される契約デコーダ識別番号RIDが、分離
回路９から入力されるスクランブル制御情報SIF中の複
数のデコーダ識別番号DIDと一致するか否かを判定する
ことにより、受信装置４としてオーソライズされている
か否かを判定し、オーソライズされているときのみ、入
力されるキーデータKEYをデータデイスクランブル回路
部10に供給する。
これにより、データデイスクランブル回路部10は、オ
ーソライズ判定回路11から入力されるキーデータKEYに
基づいて、スクランブル音声信号SDAD2をデイスクラン
ブルし、かくしてPCMオーデイオデータでなるデイジタ
ル音声信号DAD1を受信音声信号として出力すると共に、
スクランブル音声信号SDAD2の独立データ部分に含まれ
るスクランブルデータSDAを映像デイスクランブル回路
部８に供給する。
ーソライズ判定回路11から入力されるキーデータKEYに
基づいて、スクランブル音声信号SDAD2をデイスクラン
ブルし、かくしてPCMオーデイオデータでなるデイジタ
ル音声信号DAD1を受信音声信号として出力すると共に、
スクランブル音声信号SDAD2の独立データ部分に含まれ
るスクランブルデータSDAを映像デイスクランブル回路
部８に供給する。
なお音声モードが、Ａモード音声フオーマツトFMTA又
はＢモード音声フオーマツトFMTBの何れの場合も、独立
データDTUSEの共通の領域を用いて、スクランブルデー
タSDA及びスクランブル制御情報SIFを伝送するようにな
されていることにより、分離回路９及びデータデイスク
ランブル回路部10においては、共通の処理手順及び回路
構成で、スクランブル音声信号SDAD2からスクランブル
データSDA及びスクランブル制御情報SIFを得ることがで
きる。
はＢモード音声フオーマツトFMTBの何れの場合も、独立
データDTUSEの共通の領域を用いて、スクランブルデー
タSDA及びスクランブル制御情報SIFを伝送するようにな
されていることにより、分離回路９及びデータデイスク
ランブル回路部10においては、共通の処理手順及び回路
構成で、スクランブル音声信号SDAD2からスクランブル
データSDA及びスクランブル制御情報SIFを得ることがで
きる。
以上の構成によれば、音声モードに応じてＡモード音
声フオーマツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTB
の独立データDTUSEの共通の空き領域に、映像信号SVDを
スクランブルする際のスクランブルデータSDA、デイジ
タル音声信号DAD0をスクランブルする際のキーコードKE
Y及び複数の受信装置４の各デコーダに応じたデコーダ
識別番号DIDを含んでなるスクランブル制御情報SIFを重
畳するようにしたことにより、送信装置２において、共
通の処理手順及び回路構成でスクランブル情報を重畳し
得ると共に、受信装置４においても共通の処理手順及び
回路構成でスクランブル情報を得ることができ、かくし
て音声モードが異なる場合にも、容易にスクランブル情
報を伝送し得る衛星テレビジヨン放送信号送受信システ
ム１を実現できる。
声フオーマツトFMTA又はＢモード音声フオーマツトFMTB
の独立データDTUSEの共通の空き領域に、映像信号SVDを
スクランブルする際のスクランブルデータSDA、デイジ
タル音声信号DAD0をスクランブルする際のキーコードKE
Y及び複数の受信装置４の各デコーダに応じたデコーダ
識別番号DIDを含んでなるスクランブル制御情報SIFを重
畳するようにしたことにより、送信装置２において、共
通の処理手順及び回路構成でスクランブル情報を重畳し
得ると共に、受信装置４においても共通の処理手順及び
回路構成でスクランブル情報を得ることができ、かくし
て音声モードが異なる場合にも、容易にスクランブル情
報を伝送し得る衛星テレビジヨン放送信号送受信システ
ム１を実現できる。
なお上述の実施例においては、本発明を衛星テレビジ
ヨン放送用の送信装置及び受信装置に適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、映像信号を用い
た衛星通信や地上通信等、他の秘話性を要求されるデー
タ伝送装置に広く適用して好適なものである。
ヨン放送用の送信装置及び受信装置に適用した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、映像信号を用い
た衛星通信や地上通信等、他の秘話性を要求されるデー
タ伝送装置に広く適用して好適なものである。
Ｈ発明の効果 上述のように本発明によれば、複数の音声モードに応
じた複数の伝送フオーマツトの共通する空き領域に、デ
イジタルデータのスクランブル情報を重畳するようにし
たことにより、送信側及び受信側において共通の処理手
順でスクランブル情報を重畳することができ、かくして
全体として簡易な構成で、音声モードが異なる場合にも
容易にスクランブル情報を伝送し得るデータ伝送装置を
実現できる。
じた複数の伝送フオーマツトの共通する空き領域に、デ
イジタルデータのスクランブル情報を重畳するようにし
たことにより、送信側及び受信側において共通の処理手
順でスクランブル情報を重畳することができ、かくして
全体として簡易な構成で、音声モードが異なる場合にも
容易にスクランブル情報を伝送し得るデータ伝送装置を
実現できる。
第１図は本発明の一実施例による衛星テレビジヨン放送
信号送受信システムの全体構成を示すブロツク図、第２
図はそのオーデイオデータ送信系を示すブロツク図、第
３図及び第４図はそれぞれ標準音質モード及び高音質モ
ードにおけるオーデイオデータの伝送フオーマツトを示
す略線図である。 １……衛星テレビジヨン放送信号送受信システム、２…
…送信装置、３……衛星回線、４……受信装置、FMTA、
FMTB……音声フオーマツト。
信号送受信システムの全体構成を示すブロツク図、第２
図はそのオーデイオデータ送信系を示すブロツク図、第
３図及び第４図はそれぞれ標準音質モード及び高音質モ
ードにおけるオーデイオデータの伝送フオーマツトを示
す略線図である。 １……衛星テレビジヨン放送信号送受信システム、２…
…送信装置、３……衛星回線、４……受信装置、FMTA、
FMTB……音声フオーマツト。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の音声モードを有するデイジタル音声
データを含んでなるデイジタルデータをスクランブルし
て伝送するデータ伝送装置において、 複数の上記音声モードに応じた複数の伝送フオーマツト
の共通する空き領域に、上記デイジタルデータのスクラ
ンブル情報を重畳して伝送するようにした ことを特徴とするデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096184A JP2722653B2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096184A JP2722653B2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | データ伝送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02274035A JPH02274035A (ja) | 1990-11-08 |
| JP2722653B2 true JP2722653B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=14158230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1096184A Expired - Fee Related JP2722653B2 (ja) | 1989-04-15 | 1989-04-15 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2722653B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-15 JP JP1096184A patent/JP2722653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02274035A (ja) | 1990-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128 Year of fee payment: 10 |
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