JP2722468B2 - 絶縁体付き導体線集合体 - Google Patents

絶縁体付き導体線集合体

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JP2722468B2 JP62314511A JP31451187A JP2722468B2 JP 2722468 B2 JP2722468 B2 JP 2722468B2 JP 62314511 A JP62314511 A JP 62314511A JP 31451187 A JP31451187 A JP 31451187A JP 2722468 B2 JP2722468 B2 JP 2722468B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、基板に装着してコネクター端子を構成する
モジュール端子や絶縁体付きジャンパ線等として利用で
きる絶縁体付き導体線の集合体に関するものである。 従来の技術 従来、基板のコネクター端子を形成するためのモジュ
ール端子30として、第10図に示すように、一定長の細長
い樹脂成形体31に所定間隔で多数の導体線32を両側に突
出するように打ち込んだものが知られている。前記樹脂
成形体31には、任意数の導体線32を有するモジュール端
子30を得ることができるように、各導体線32の間で切断
位置を示す浅い溝33が形成されている。 このモジュール端子30を用いて第11図に示すようなコ
ネクター端子34を形成する際には、必要な端子数に応じ
て樹脂成形体31を適当箇所でカッター等を用いて切断
し、基板35の一側部に穿設された各装着穴36にそれぞれ
導体線32の一側の突出部を挿入し、導体線32の挿入端部
を基板35の裏面に沿って折り曲げて基板裏面の導体パタ
ーン37に半田付け38するとともに、基板35の表面に樹脂
成形体31の側面を接着固定している。 また、中間に絶縁部を有するジャンパ線で接続する必
要がある場合には、リード線に絶縁チューブを被せたジ
ャンパ線を用いて接続している。 発明が解決しようとする問題点 ところが、上記モジュール端子30は一定長の棒状であ
るため、自動挿入機に装着して自動挿入することが困難
であり、また樹脂成形体31を必要数の導体線32の位置で
カッター等を用いて切断する必要があり、多くの手作業
を必要とするという問題があった。 本発明は上記従来の問題点に鑑み、自動挿入可能でか
つ任意位置で容易に分離可能な絶縁体付き導体線集合体
を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、並列配置した複数
の導体線の各両端を前記導体線と別体の巻き取り可能な
テープ状帯により連結してテープ状導体線集合体を構成
し、かつ各導体線の一部に導体線が一面側に偏るように
絶縁樹脂による絶縁体を設けるとともに、各導体線の絶
縁体間を前記絶縁体と一体成形された可撓性を持ちかつ
切断可能な薄肉の連結片にて連結したことを特徴とす
る。 作 用 本発明は上記構成を有するので、連結片の部分で可撓
性を有するので巻回した状態で自動挿入機に装着し、必
要数の絶縁体付き導体線を繰り出し、切断して分離する
ことによって、自動挿入することができる。また、挿入
状態では各絶縁体付き導体線が連結片で互いに結合され
ているので、ばらばらの絶縁体付き導体線を用いた場合
のように個々に動いて整列状態で固定するのが困難であ
るというような問題もない。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照しな
がら説明する。 第1図及び第2図において、1は絶縁体付き導体線集
合体であって、導体線3の中央部に絶縁体4が一体成形
された絶縁体付き導体線2が、薄く幅の小さい連結片5
で連結され、かつ導体線3の両端部がテープ状帯6で連
結されている。また、第2図に示すように、前記導体線
3は絶縁体4の一面側に偏って配置され、連結片5も同
じく一面側に偏るとともに一面に対して若干間隔をあけ
て配置されている。前記絶縁体4及び連結片5は、例え
ばガラス繊維を30%程度含有させたポリブチレンテレフ
タレートなど、特に連結片5に所要の強度と可撓性を持
たせ得る材質の絶縁性樹脂にて構成されている。 次に、前記絶縁体付き導体線集合体1の製造装置及び
製造過程を第3図〜第5図に基づいて説明する。 第4図において、11は射出成形機で、その下型12に対
して上型13が上下移動して開閉可能に構成されている。
この射出成形機11の基台14の一側には送りリール15が回
転自在に、他側には巻取リール16が間欠回転駆動可能に
構成されている。 前記送りリール15には、第3図に示すように、多数の
所定長の導体線3を所定間隔で並列させるとともにその
両端部をテープ状帯6にて保持して構成されたテープ状
導体線集合体7が巻回されている。このテープ状導体線
集合体7は送りリール15から引き出され、前記下型12の
上面を通る移動経路10に沿って移動して前記巻取リール
16にて巻き取られる。 前記下型12と上型13は、第5図に示すように、導体線
3の移動経路10がそれらの分割面となっており、各々の
分割面に導体線3の並列ピッチに合せてこれら導体線3
が嵌入する逃がし溝が形成され、かつ導体線の中央部に
対応する部分に適当な長さと幅と深さの凹部17a、17bが
形成されるとともに、これら凹部17a、17a間及び17b、1
7b間をつなぐように比較的浅くかつ凹部17a、17bの長さ
に比べて短寸の連結溝18a、18bが形成され、これら凹部
17a、17bと連結溝18a、18bにて成形キャビティ19が形成
されている。そして、この成形キャビティ19内に成形樹
脂を加圧注入可能に構成されている。 なお、前記上型13の凹部17bの深さは下型12の凹部17a
の深さに比して浅く形成され、導体線3及び連結片5が
片面に偏って位置するように構成されている。又、導体
線3の移動方向上手側の端の凹部17a、17bから型12、13
の端に向かって延出された溝18a、18bは閉鎖され、下手
側の端の凹部17a、17bから型12、13の端に向かって延出
された溝18a、18bは開放されている。 以上の構成において、巻取リール16を間欠回転駆動し
て送りリール15に巻回された第3図に示すテープ状導体
線集合体7を、複数本(第5図の図示例では3本)の導
体線3の配置間隔に対応する所定ピッチで断続的に移動
させ、射出成形機11において、テープ状導体線集合体7
の移動停止時に、下型12に向かって上型13を下降させて
成形キャビティ19を閉じた後、成形樹脂を加圧注入し、
注入した樹脂が硬化した後上型13を上昇させて開き、再
びテープ状導体線集合体7を移動するという動作を繰り
返すことにより、凹部17a、17bにて成形された樹脂成形
体から成る絶縁体4と連結溝18a、18bにて成形された連
結片5が断続的に順次成形され、絶縁体付き導体線集合
体1が形成される。 こうして製造された絶縁体付き導体線集合体1は前記
連結片5部分で容易に曲がるために可撓性を有し、巻取
リール16に巻き取り可能である。また、巻取リール16に
巻き取った絶縁体付き導体線集合体1をそのまま自動挿
入装置に装着して基板に自動挿入することによって、第
11図に示したようなコネクタ端子を形成することが可能
である。その際、連結片5を任意の位置で切断すること
によって、互いに連結された必要数の絶縁体付き導体線
2を容易に得ることができる。さらに、導体線3が絶縁
体4の一面側に偏っているので、導体線3を基板に近付
けた姿勢で挿入することによって安定したコネクタ端子
が得られ、かつ前記一面と連結片5を面一に形成してい
ないため、連結片5の切断時のばり等がこの一面に突出
することもなく、基板と密着させることができる。 又、絶縁体付き導体線2は、上記コネクタ端子として
用い得る他、第9図に示すように、ジャンパ線9aと9bを
交差配線する際に、その交差部における絶縁を図るため
に、一方のジャンパ線9aに用いることができる。 なお、前記導体線3の絶縁体4の形成位置に、第6図
に示すような異形部8を形成しておくと、絶縁体4と強
固に一体化され、導体線3のぐらつきや回転を生じ難
く、丸線からなる導体線3を用いても全く問題を生じな
い。 又、上記実施例では、ストレートな導体線3の中間部
に絶縁体4を形成したアキシャル型の例を示したが、第
7図に示すように、U字状の導体線23の両端部をテープ
状帯26で連結したテープ状導体線集合体27を用いて、第
8図に示すように、その導体線23の折曲げ部に絶縁体24
を一体成形することによって、ラジアル型の絶縁体付き
導体線22を一連に連結した絶縁体付き導体線集合体21を
構成することもできる。 また、射出成形機11の型をキャタピラ方式等による移
動可能な連続型とすれば、連続移動させながら製造する
こともできる。 発明の効果 本発明の絶縁体付き導体線集合体によれば、以上のよ
うに連結片の部分で可撓性を有するので巻回した状態で
自動挿入機に装着でき、また必要数の絶縁体付き導体線
を分離することができるため、容易に自動挿入すること
ができる。しかも、挿入状態では各絶縁体付き導体線が
連結片で互いに結合されているので、ばらばらの絶縁体
付き導体線を用いた場合のように個々に動いて整列状態
で固定するのが困難であるというような問題も生じない
等、大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は絶
縁体付き導体線集合体の部分平面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図はテープ状導体線集合体の部分
平面図、第4図は絶縁体付き導体線の製造装置の全体斜
視図、第5図は射出成形機の型部の詳細図、第6図は導
体線の変形例の斜視図、第7図、第8図は他の実施例に
おけるテープ状導体線集合体と絶縁体付き導体線集合体
の部分平面図、第9図は絶縁体付き導体線のジャンパ線
としての使用例の斜視図、第10図は従来のモジュール端
子の斜視図、第11図はコネクタ端子の縦断正面図であ
る。 1、21……絶縁体付き導体線集合体 2、22……導体線付き導体線 3、23……導体線 4、24……絶縁体 5……連結片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 義雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 奥村 武志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 成田 正力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−88768(JP,A) 特開 昭63−291371(JP,A) 実開 昭59−125069(JP,U) 実開 昭61−123057(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.並列配置した複数の導体線の各両端を前記導体線と
    別体の巻き取り可能なテープ状帯により連結してテープ
    状導体線集合体を構成し、かつ各導体線の一部に導体線
    が一面側に偏るように絶縁樹脂による絶縁体を設けると
    ともに、各導体線の絶縁体間を前記絶縁体と一体成形さ
    れた可撓性を持ちかつ切断可能な薄肉の連結片にて連結
    したことを特徴とする絶縁体付き導体線集合体。
JP62314511A 1987-12-11 1987-12-11 絶縁体付き導体線集合体 Expired - Fee Related JP2722468B2 (ja)

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