JP2722024B2 - 連想記憶装置 - Google Patents

連想記憶装置

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JP2722024B2 JP3151249A JP15124991A JP2722024B2 JP 2722024 B2 JP2722024 B2 JP 2722024B2 JP 3151249 A JP3151249 A JP 3151249A JP 15124991 A JP15124991 A JP 15124991A JP 2722024 B2 JP2722024 B2 JP 2722024B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連想記憶装置に関し、特
にテストが容易且つ高速に可能なキャッシュメモリの T
AGメモリ等の連想記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の連想記憶装置を用いた TAG
メモリの構成例を示すブロック図である。
【0003】図1において、参照符号1は連想メモリ
(以下、CAM:Content Addressable Memoryという) セル
であり、データを記憶し、且つ記憶しているデータの内
容を外部から入力された値と比較する機能を有する。な
お、図1に示されている例では、 CAMセル1は(0, 0)か
ら(j-1, i-1)までのi×j個のマトリックス状に配列さ
れた CAMアレイ2として構成されている。
【0004】各 CAMセル1は、図1上で上下方向にはビ
ット線13及び反転ビット線14にて構成されるビット線対
に接続されており、また左右方向にはマッチライン3に
て接続されている。このマッチライン3にて接続されて
いる CAMアレイ2上の一方向の CAMセル1の配列がエン
トリであり、各マッチライン3はjビット構成のヒット
レジスタ11のそれぞれのマッチライン3に対応する1ビ
ットのレジスタに接続されている。
【0005】参照符号5はマスクレジスタであり、各ビ
ット線対に対してMR0…MRi-1 のiビットにて構成され
ている。マスクレジスタ5の各ビットにはマスクデータ
6がセットされることによりそのセット内容がマスクデ
ータ線7を介して出力されてCAMアレイ2の特定のビッ
トをマスクすることが出来る。
【0006】参照符号8は入力アドレスレジスタを示し
ている。この入力アドレスレジスタ8は TAGメモリへ入
力されるアドレス、換言すれば検索対象のデータ(以
下、検索データという)を保持するレジスタであり、そ
の内の上位iビットが TAGアドレスレジスタ9として T
AGアドレスを保持する。なお、 TAGアドレスレジスタ9
に保持されているiビットのタグアドレスは TAGアドレ
ス線10によりそれぞれ対応する CAMセル1に伝えられ
る。
【0007】各ビット線対は、マスクデータ線7と TAG
アドレス線10とを入力とする ANDゲート12の出力をドラ
イバ15でドライブした出力がビット線13に、 TAGアドレ
ス線10の出力をドライバ15' でドライブした出力が反転
ビット線14にそれぞれ与えられている。
【0008】このような従来の連想記憶装置を使用した
TAGメモリの動作は以下の如くである。
【0009】まず、通常動作時の比較動作について説明
する。通常動作においては、iビットのマスクデータ6
の全てをたとえば”1”としてマスクレジスタ5に予め
記憶させておく。ここで、外部からpビットの入力アド
レスが入力されて入力アドレスレジスタ8にセットされ
ると、その一部である TAGアドレスレジスタ9に保持さ
れたiビットの TAGアドレスは検索データとして TAGア
ドレス線10を介して CAMアレイ2に伝えられる。この
際、マスクレジスタ5の内容が全て”1”であるから、
TAGアドレスレジスタ9にセットされているiビットの
TAGアドレスの各ビットの値がそのまま ANDゲート12及
びドライバ15を介してビット線13に伝えられ、反転デー
タが反転ビット線14に伝えられる。
【0010】個々の CAMセル1においては、ビット線13
及び反転ビット線14に伝えられた TAGアドレス9とそれ
ぞれの CAMセル1に記憶されているデータとが比較され
る。この比較動作は CAMセル1自身が有する比較機能に
より行われる。各エントリ4において全ての CAMセル1
が一致すれば、当該エントリ4のマッチライン3は一致
を示すレベル、たとえばハイレベルに維持され、逆に一
つのエントリ4内で1ビットでも不一致のビットがあれ
ば当該エントリ4のマッチライン3は不一致を示すレベ
ル、たとえばローレベルに転じる。
【0011】この比較結果はマッチライン3からヒット
レジスタ11の対応するビットに記憶される。
【0012】各 CAMセル1は具体的には図2に示されて
いるように構成されている。即ち、一般的な RAM素子50
と、ビット線13及び反転ビット線14にそれぞれ接続され
た2個のトランジスタ130, 140と、マッチライン3と G
ND間に接続されたディスチャージトランジスタ16とで構
成されている。そして、たとえば RAM素子50にデータ”
1”であるハイレベルが記憶されていれば検索データと
して”0”であるローレベルがビット線13を介して、ま
たハイレベルが反転ビット線14を介して入力された場
合、ディスチャージトランジスタ16はオンするので、マ
ッチライン3は不一致を示すローレベルに転じる。ま
た、検索データが”1”であるハイレベルであればディ
スチャージトランジスタ16はオンしないので、マッチラ
イン3は不一致を示すハイレベルに維持される。
【0013】以上のように、一つのエントリ4内の全て
の CAMセル1において検索データと記憶データとが一致
すればマッチライン3はハイレベルに維持され、1ビッ
トでも不一致であればその不一致のビットの CAMセル1
でディスチャージトランジスタ16がオンしてローレベル
に転じる。そして、このような各マッチライン3のレベ
ルはヒットレジスタ11の対応するビットにそれぞれ記憶
される。
【0014】次に、テスト時の動作について説明する。
【0015】一般的な連想記憶装置では、比較する必要
がないビット列(Don't Careのビット列) の比較機能を
停止するためにマスクレジスタ5が備えられている。即
ち、マスクレジスタ5に特定のデータ(ローレベル)を
設定することにより、各エントリ4内の任意のビットを
比較の対象から除外することが出来る。この機能を用い
て、1ビットのみが”1”(ハイレベル)で他の全ての
ビットが”0”(ローレベル)であるパターンのマスク
データ6をマスクレジスタ5に設定し、各エントリ4内
の1ビットのみの比較を行うことが出来るので、そのビ
ットの内容を判定すれば各エントリ4の共通のビットの
テストが行える。従って、各ビットを順次”1”のデー
タとしたi通りのパターンのマスクデータ6を用意すれ
ば、 TAGメモリを構成する全 CAMセル1のテストが行え
る。
【0016】具体的には、マスクレジスタ5に”0”を
セットすると、セットされたビット列のビット線13及び
反転ビット線14は ANDゲート12により検索データとして
与えられた TAGアドレス9の値には関係なしに共にロー
レベルに転じる。即ち、このビット線13及び反転ビット
線14にローレベルが伝えられたビット列に接続している
CAMセル1はそのディスチャージトランジスタ16がオフ
するため、マスク状態になる。これにより、マスクされ
ていないビット列の比較結果のみで一致,不一致を検出
することが可能になる。
【0017】ここでまず、マスクレジスタ5に第1ビッ
トのみ”1”で他の全てのビットが”0”であるマスク
データ(1, 0,…, 0)6をセットし、入力アドレスレジス
タ8の TAGアドレスレジスタ9の全ビットに”1”をセ
ットする。マスクレジスタ5の各ビットの値はマスクデ
ータ線7を介して、 TAGアドレスレジスタ9の各ビット
の値は TAGアドレス線10を介してそれぞれ対応するビッ
ト線対の ANDゲート12に入力される。そして、マスクレ
ジスタ5の第1ビットMR0 の値は”1”であるので対応
するビット線対のビット線13にはハイレベルが、反転ビ
ット線14にはローレベルが伝えられる。また、マスクレ
ジスタ5の第2ビットMR2 以降の各ビットの値は”0”
であるので、それぞれに対応するビット線対に接続され
ている CAMセル(0, 1)…(j-1, i-1)はマスクされる。
【0018】以上により、 CAMセル(0, 0)…(j-1, 0)の
内、記憶データが”1”である CAMセル1はそのディス
チャージトランジスタ16がオフし、その CAMセル1を含
むエントリ4は一致を示すハイレベルを維持する。逆
に、記憶データが”0”であるCAMセル1では、そのデ
ィスチャージトランジスタ16はオンし、その CAMセル1
を含むエントリ4は不一致を示すローレベルとなる。そ
して、各エントリ4の比較結果がヒットレジスタ11に書
込まれる。このヒットレジスタ11に書込まれている値を
読出すことにより、第1列の CAMセル(0, 0)…(j-1, 0)
のテスト、換言すれば各 CAMセル(0, 0)…(j-1, 0)が正
しくデータを記憶しており、且つ記憶しているデータを
正しく読出すことが出来るかのテストが行える。
【0019】次に、第2ビットのみが”1”で他の全て
のビットが”0”であるマスクデータ(0,1, …, 0)6を
マスクレジスタ5にセットし、入力アドレスレジスタ8
の TAGアドレス9の全てに”1”をセットすることによ
り、上述した第1列目のテスト時の比較動作と同様に、
第2列目の CAMセル(0, 1)…(j-1, 1)の比較結果がヒッ
トレジスタ11に書込まれるので、 CAMセル(0, 1)…(j-
1, 1)のメモリテストが行える。
【0020】同様の比較動作を、順次”1”の位置をず
らしつつ、第iビットのみが”1”で他の全てのビット
が”0”であるマスクデータ(0, 0,…, 1)6まで行うこ
とにより、即ちi通りのパターンのマスクデータ6を順
次マスクレジスタ5にセットしてそれぞれ検索すること
により、全てのCAMセル1のテストが行える。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上のような構成の従
来の連想記憶装置を用いた TAGメモリでは、マスクレジ
スタに異なるマスクデータを順次セットして各エントリ
の1ビットのみを検索することにより全体のテストを行
っている。従って、エントリのビット数の増加及びセッ
トアソシアティブ方式を採用した場合のキャッシュメモ
リのウェイ数の増加に伴い、テストのためにマスクレジ
スタにセットされるマスクデータのパターン数が増加
し、それらのマスクレジスタへの入力のために要する時
間のためにテスト時間全体が長大化するという問題があ
る。
【0022】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、 CAMアレイのエントリのビット数の増加及
びウェイ数の増加に拘わらず、メモリテストのためのマ
スクパターンを増加させることなく、テストに要する時
間を短縮し得る連想記憶装置の提供を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の連想記憶装置
は、内部に記憶しているデータと外部から入力されたデ
ータとを比較する機能を有する複数のメモリセルをマト
リックス状に配列したメモリアレイと、複数ビットのデ
ータ列を保持する検索データレジスタと、該検索データ
レジスタに保持されているデータ列と前記マトリックス
状のメモリアレイの一方向に配列されている全メモリセ
ルが記憶しているデータとが一致しているか否かを検出
する一致検出手段と、該一致検出手段による一致検出に
際して、各ビットにおける比較の機能を無効化する無効
化手段と、該無効化手段を機能させるか否かをそれぞれ
のビットについて設定するためのデータがセットされる
マスクレジスタとを備えた連想記憶装置において、前記
マスクレジスタは複数段の1ビットレジスタで構成され
ており、その保持しているデータ列の各ビットを順次的
に各ビットレジスタ間でシフトすべくなしてあることを
特徴とする
【0024】
【作用】本発明の連想記憶装置では、マスクレジスタ
複数段の1ビットレジスタで構成され、保持しているデ
ータ列の各ビットを順次的に各ビットレジスタ間でシフ
トすることでメモリテストのためのマスクパターンが自
動的に変化するので、多数のマスクパターンを順次マス
クレジスタに入力して設定する手間及び時間が不要にな
る。また、メモリテストのための所定の信号が与えられ
た場合には、1ビットのみが他の各ビットと値が異なる
マスクパターンが順次的にマスクレジスタに設定され
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0026】図3は本発明の連想記憶装置を用いた TAG
メモリの構成例を示すブロック図である。なお、図3に
おいて前述の従来例の説明で参照した図1と同一の参照
符号は同一又は相当部分を示している。
【0027】図3において、参照符号1は連想メモリ
(以下、CAM:Content Addressable Memoryという) セル
であり、データを記憶し、且つ記憶しているデータの内
容を外部から入力された値と比較する機能を有する。な
お、図3に示されている実施例では、 CAMセル1は(0,
0)から(j-1, i-1)までのi×j個のマトリックス状に配
列された CAMアレイ2として構成されている。
【0028】各 CAMセル1は、図3上で上下方向にはビ
ット線13及び反転ビット線14にて構成されるビット線対
に接続されており、また左右方向にはマッチライン3に
て接続されている。このマッチライン3にて接続されて
いる CAMアレイ2上の一方向の CAMセル1の配列がエン
トリであり、マッチライン3はjビット構成のヒット
レジスタ11のそれぞれのマッチライン3に対応する1ビ
ットのレジスタに接続されている。
【0029】参照符号5はマスクレジスタであり、本発
明ではこのマスクレジスタ5が1ビットのレジスタを複
数段直列に接続した所謂シフトレジスタで構成されてい
ることを特徴とする。図4はマスクレジスタ5の具体的
な回路構成例を示す回路図である。
【0030】図4において、参照符号18はマスクレジス
タ5にマスクデータをセットするためのマスク信号であ
り、19, 20はそれぞれマスクレジスタ5を制御するため
の制御信号φ1, φ2 の信号線である。なお、制御信号
φ1 及びφ2 はシフトレジスタのシフトクロックとして
機能する。
【0031】また、マスクレジスタ5の第1ビットMR0
に備えられている NORゲート21はマスク信号18が与えら
れた場合(ハイレベルになった場合)にマスクレジスタ
5の第1ビットMR0 を”1”にセットし、第2ビットMR
1 …第iビットMRi-1 に備えられているNANDゲート22は
マスク信号18が与えられた場合に第2ビットMR1 …第i
ビットMRi-1 を”0”にセットする。
【0032】なお、マスクレジスタ5の各ビットMR0〜
MRi-1 は第1ビットMR0には NORゲート21が備えられて
おり、他の第2ビットMR1 …第iビットMRi-1 にはNAND
ゲート22が備えられている他は同一の構成であり、図4
に示されているノードp及びqのレベルが制御信号φ1
またはφ2 がハイレベルになる都度変化する。
【0033】参照符号8は入力アドレスレジスタを示し
ている。この入力アドレスレジスタ8は TAGメモリへ入
力されるアドレス、換言すれば検索対象のデータ(以
下、検索データという)を保持するレジスタであり、そ
の内の上位iビットが TAGアドレスレジスタ9として T
AGアドレスを保持する。なお、 TAGアドレスレジスタ9
に保持されているiビットのタグアドレスは TAGアドレ
ス線10によりそれぞれ対応する CAMセル1に伝えられ
る。
【0034】参照符号17は TAGメモリをテストモードに
セットするためのテスト信号であり、各ビット線対に対
応して設けられている NORゲート31に入力されている。
マスクレジスタ5の各ビットにはマスク信号18によりマ
スクデータがセットされることによりそのセット内容が
マスクデータ線7を介して出力され、上述の NORゲート
31に入力されている。
【0035】各ビット線対は、上述のドライバ32の出力
と TAGアドレス線10とを入力とするANDゲート12の出力
をドライバ15でドライブした出力がビット線13に、 TAG
アドレス線10の出力をドライバ15' でドライブした出力
が反転ビット線14にそれぞれ与えられている。
【0036】なお、各 CAMセル1は具体的には図2に示
されているように、従来例の場合と同様に構成されてい
る。即ち、一般的なRAM 素子50と、ビット線13及び反転
ビット線14にそれぞれ接続された2個のトランジスタ13
0, 140と、マッチライン3とGND間に接続されたディス
チャージトランジスタ16とで構成されている。そして、
たとえば RAM素子50にデータ”1”であるハイレベルが
記憶されていれば検索データとして”0”であるローレ
ベルがビット線13を介して、またハイレベルが反転ビッ
ト線14を介して入力された場合、ディスチャージトラン
ジスタ16はオンするので、マッチライン3は不一致を示
すローレベルに転じる。また、検索データが”1”であ
るハイレベルであればディスチャージトランジスタ16は
オンしないので、マッチライン3は不一致を示すハイレ
ベルに維持される。
【0037】このような本発明の連想記憶装置を使用し
た TAGメモリの動作は以下の如くである。
【0038】まず、通常動作時の比較動作は前述の従来
例と同様に動作するので、その説明は省略し、テスト時
の動作について説明する。
【0039】図5は本発明の連想記憶装置を用いた TAG
メモリのテスト時の各制御信号の状態を示すタイミング
チャートである。
【0040】まず、図5(c) に示されているように、テ
スト信号17がローレベルに転じると図3に示されている
TAGメモリはテストモードになる。そして、図5(d) に
示されているように、マスク信号18が最初にハイレベル
である期間 (マスクデータセット期間) 中にマスクレジ
スタ5の第1ビットMR0のノードpは”1”に、他の各
ビットMR1…MRi-1 のノードpは”0”にそれぞれセッ
トされる。
【0041】なお、本実施例ではテストモード時には T
AGアドレス9の全てのビットを”1”にセットしてお
く。
【0042】このようにして、本発明の連想記憶装置を
用いた TAGメモリでは、テストモード時に最初にマスク
信号18が入力されるとマスクレジスタ5の第1のビット
MR0が”1”に、他の各ビットMR1 …MRi-1 は全て”
0”に自動的に設定される。
【0043】マスクレジスタ5に最初にセットされた第
1のビットMR0のみが”1”で他の全ビットMR1 …MRi-
1 が”0”であるマスクデータ(1, 0,…,0) はマスクデ
ータ線7を介して、 TAGアドレス9は TAGアドレス線10
を介して、それぞれ対応するビット列の ANDゲート12に
入力される。そして、マスクレジスタ5の第1ビットMR
0 の値は”1”であるので、ビット線13にはハイレベル
が、反転ビット線14にはローレベルが伝えられる。ま
た、マスクレジスタ5の第2ビットMR1 以降の各ビット
の値は”0”であるので、そのビット列に接続されてい
る CAMセル(0, 1)…(j-1, i-1)はマスクされる。
【0044】以上により、 CAMセル(0, 0)…(j-1, 0)の
内、記憶データが”1”である CAMセル1はそのディス
チャージトランジスタ16がオフし、その CAMセル1を含
むエントリ4のマッチライン3は一致を示すハイレベル
を維持する。逆に、記憶データが”0”である CAMセル
1では、そのディスチャージトランジスタ16はオンし、
その CAMセル1を含むエントリ4のマッチライン3は不
一致を示すローレベルに転じる。そして、各エントリ4
の比較結果がヒットレジスタ11のそれぞれ対応するビッ
トに書込まれる。このヒットレジスタ11に書込まれてい
る値を読出すことにより、 CAMアレイ2の第1列の CAM
セル(0, 0)…(j-1, 0)のテストが行える。
【0045】このテストモードの間、図5(b) に示され
ているように、制御信号φ2 がハイレベルである期間中
にマスクレジスタ5の各ビットのノードpのレベルがノ
ードqに伝えられる。
【0046】次に、図5(a) に示されているように、制
御信号φ1 がハイレベルになるとマスクレジスタ5の各
ビットにおいて、前段のビットのノードqのレベルが次
段のビットのノードpに伝えられる。従って、マスクレ
ジスタ5には”1”のデータが1ビット移動した新たな
マスクデータがセットされることになる。この新たにセ
ットされた第2ビットMR1 のみが”1”で他の全ビット
MR0, MR2…MRi-1 が全て”0”であるマスクデータ(0,
1,…, 0)と TAGアドレス9とによりビット線13と反転ビ
ット線14とのレベルが決定され、上述の場合と同様に C
AMアレイ2の第2列目の CAMセル(0, 1)…(j-1, 1)の比
較結果がヒットレジスタ11に書込まれるので、 CAMセル
(0, 1)…(j-1, 1)のメモリテストが行える。
【0047】同様の比較動作をマスクデータ(0, 0,…,
1)まで行うことにより、即ち図5(b) に示されている制
御信号φ1 及びφ2 をそれぞれi回ハイレベルにするこ
とにより、全ての CAMセル1のテストが行える。
【0048】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明の連想記憶
装置によれば、マスクレジスタをシフトレジスタで構成
しているので、メモリのテストを行うに際して、全ての
テストパターンを外部からその都度入力せずとも、シフ
トレジスタに制御信号を入力するのみにて自動的に発生
されるので、作業性の向上が図れる。また、本発明の連
想記憶装置では、所定の信号がマスクレジスタに与えら
れた場合に、それを構成するシフトレジスタの初段に第
1の値、たとえば”1”が、また初段以外の各段に
2の値、たとえば”0”が自動的にセットされるので、
メモリの各1ビットを順次テストする際のテストパター
ンの入力の手間が省かれ、テストに要する時間が短縮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の連想記憶装置を用いた TAGメモリの構成
例を示すブロック図である。
【図2】CAMセルの具体的構成を示す回路図である。
【図3】本発明の連想記憶装置を用いた TAGメモリの構
成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の連想記憶装置のマスクレジスタの具体
的な回路構成例を示す回路図である。
【図5】本発明の連想記憶装置を用いた TAGメモリのテ
スト時の各制御信号の状態を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CAMセル 2 CAMアレイ 3 マッチライン 5 マスクレジスタ 6 マスクデータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に記憶しているデータと外部から入
    力されたデータとを比較する機能を有する複数のメモリ
    セルをマトリックス状に配列したメモリアレイと、 複数ビットのデータ列を保持する検索データレジスタ
    と、 該検索データレジスタに保持されているデータ列と前記
    マトリックス状のメモリアレイの一方向に配列されてい
    る全メモリセルが記憶しているデータとが一致している
    か否かを検出する一致検出手段と、 該一致検出手段による一致検出に際して、各ビットにお
    ける比較の機能を無効化する無効化手段と、 該無効化手段を機能させるか否かをそれぞれのビットに
    ついて設定するためのデータがセットされるマスクレジ
    スタとを備えた連想記憶装置において、 前記マスクレジスタは複数段の1ビットレジスタで構成
    されており、その保持しているデータ列の各ビットを順
    次的に各ビットレジスタ間でシフトすべくなしてあるこ
    とを特徴とする連想記憶装置。
  2. 【請求項2】 マスクレジスタは、所定の信号が与えら
    れた場合に初段を第1の値に、他の各段を第2の値に設
    定する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    連想記憶装置。
JP3151249A 1991-06-24 1991-06-24 連想記憶装置 Expired - Lifetime JP2722024B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DESIGN METHODOLOGIES FOR VLSI AND COMPUTER ARCHITECTURE,(1989),P.71−P.83

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