JP2721475B2 - 相補型光配線回路 - Google Patents
相補型光配線回路Info
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- JP2721475B2 JP2721475B2 JP17573293A JP17573293A JP2721475B2 JP 2721475 B2 JP2721475 B2 JP 2721475B2 JP 17573293 A JP17573293 A JP 17573293A JP 17573293 A JP17573293 A JP 17573293A JP 2721475 B2 JP2721475 B2 JP 2721475B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速動作可能で、符号
誤り率の低い、相補型光配線回路に関するものである。
誤り率の低い、相補型光配線回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】相補型光配線は、電気回路における相補
型MOS論理回路の信号伝送に相当するもので、相補型
MOS論理回路の場合と同様に、信号伝送に伴う消費電
力の大幅な減少を目的とするものである(例えば、古山
英人、中村 優:応用物理第62巻 1993、4
0)。図3に、この従来例を示す。まず、送信側の素子
の電圧信号を、図示の入力端子7から微分回路5に入力
して電流微分波形を得る。これを、正負両極性に対して
相補的に並列接続された発光ダイオードもしくは半導体
レーザ21、22に入力することによって、最初の電圧
信号のパルス幅分の時間間隔をもった2個の光パルス信
号が得られる。これを、光伝送路31、32を経由し
て、やはり相補的に接続され、必要に応じて電源41、
42でバイアスされた2個の半導体受光素子101、1
02で受光して、連続した2個の正負の電気パルス信号
に変換し、さらに積分回路6で積分することによって元
の電圧信号波形を得ることができる。この際、元の電圧
信号波形(微分波形)、すなわち信号の変化点における
パルス幅の短い信号のみが光信号として伝送されるの
で、信号伝送に伴う消費電力を大幅に減少することが可
能になる。
型MOS論理回路の信号伝送に相当するもので、相補型
MOS論理回路の場合と同様に、信号伝送に伴う消費電
力の大幅な減少を目的とするものである(例えば、古山
英人、中村 優:応用物理第62巻 1993、4
0)。図3に、この従来例を示す。まず、送信側の素子
の電圧信号を、図示の入力端子7から微分回路5に入力
して電流微分波形を得る。これを、正負両極性に対して
相補的に並列接続された発光ダイオードもしくは半導体
レーザ21、22に入力することによって、最初の電圧
信号のパルス幅分の時間間隔をもった2個の光パルス信
号が得られる。これを、光伝送路31、32を経由し
て、やはり相補的に接続され、必要に応じて電源41、
42でバイアスされた2個の半導体受光素子101、1
02で受光して、連続した2個の正負の電気パルス信号
に変換し、さらに積分回路6で積分することによって元
の電圧信号波形を得ることができる。この際、元の電圧
信号波形(微分波形)、すなわち信号の変化点における
パルス幅の短い信号のみが光信号として伝送されるの
で、信号伝送に伴う消費電力を大幅に減少することが可
能になる。
【0003】なお、従来技術では、上記の回路における
半導体受光素子101、102として、通常のpn接合
電極等の非対称構造のフォトダイオードが用いられてい
た。
半導体受光素子101、102として、通常のpn接合
電極等の非対称構造のフォトダイオードが用いられてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に係
る相補型光配線では、受信側の受光素子101、102
として通常のフォトダイオードを用いているが、その非
対称なPN接合構造のために、両受光素子101、10
2から得られる正負の電流信号波形が、完全に対称な形
とはならなかった。また、通常のフォトダイオードの場
合、受光面積を極端に小さくしない限り応答速度は速く
ならず、特にパルスの立下り部分が裾を引きやすいた
め、送信側の光パルスの時間間隔が短い場合には、得ら
れた2個の電流パルスが重なってしまうことがあった。
これらの理由により、論理振幅におけるノイズマージン
が低減してしまい、符号誤り率が大きくなってしまう問
題があった。
る相補型光配線では、受信側の受光素子101、102
として通常のフォトダイオードを用いているが、その非
対称なPN接合構造のために、両受光素子101、10
2から得られる正負の電流信号波形が、完全に対称な形
とはならなかった。また、通常のフォトダイオードの場
合、受光面積を極端に小さくしない限り応答速度は速く
ならず、特にパルスの立下り部分が裾を引きやすいた
め、送信側の光パルスの時間間隔が短い場合には、得ら
れた2個の電流パルスが重なってしまうことがあった。
これらの理由により、論理振幅におけるノイズマージン
が低減してしまい、符号誤り率が大きくなってしまう問
題があった。
【0005】そこで、本発明はこれらの問題点を解決す
るために完成されたもので、高速動作可能で符号誤り率
の小さい相補型光配線回路を提供することを目的とす
る。
るために完成されたもので、高速動作可能で符号誤り率
の小さい相補型光配線回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明に係る相補型光配線回路は、極性が相補的
に並列接続された2個の発光ダイオードもしくは半導体
レーザに、2個ごとに対をなす電流パルスを入力して2
個の光パルス信号対に変換し、これを、互いに逆極性の
バイアス電圧が印加された、一対のショットキ電極が半
導体基板表面上に向かい合って形成された構造の、2個
の半導体受光素子のそれぞれに入力し、2個の半導体受
光素子の接続点において元のパルス対毎に1個の対応し
た電気パルス信号出力を得るようになされることを特徴
とする。
めに、本発明に係る相補型光配線回路は、極性が相補的
に並列接続された2個の発光ダイオードもしくは半導体
レーザに、2個ごとに対をなす電流パルスを入力して2
個の光パルス信号対に変換し、これを、互いに逆極性の
バイアス電圧が印加された、一対のショットキ電極が半
導体基板表面上に向かい合って形成された構造の、2個
の半導体受光素子のそれぞれに入力し、2個の半導体受
光素子の接続点において元のパルス対毎に1個の対応し
た電気パルス信号出力を得るようになされることを特徴
とする。
【0007】また、上記の相補型光配線回路において、
2個の半導体受光素子に印加されるバイアス電圧の極性
を変えることによって、出力される連続した2個の電気
パルス信号の極性を変化させるようになされたことを特
徴とする。
2個の半導体受光素子に印加されるバイアス電圧の極性
を変えることによって、出力される連続した2個の電気
パルス信号の極性を変化させるようになされたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、2個の発光ダイオードも
しくは半導体レーザからの2個の光パルスを、一対のシ
ョットキ電極が半導体基板表面上に向かい合って形成さ
れた構造の、2個の半導体受光素子のそれぞれに入力
し、2個の半導体受光素子の接続点において元のパルス
対毎に1個の対応した電気パルス信号出力を得ているの
で、ショットキ電極が向かい合って形成された構造の両
方の半導体受光素子から、お互いにほぼ完全に対称な、
もしくは等しい電流信号波形が出力される。
しくは半導体レーザからの2個の光パルスを、一対のシ
ョットキ電極が半導体基板表面上に向かい合って形成さ
れた構造の、2個の半導体受光素子のそれぞれに入力
し、2個の半導体受光素子の接続点において元のパルス
対毎に1個の対応した電気パルス信号出力を得ているの
で、ショットキ電極が向かい合って形成された構造の両
方の半導体受光素子から、お互いにほぼ完全に対称な、
もしくは等しい電流信号波形が出力される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る実施
例について説明する。
例について説明する。
【0010】本発明の実施例に係る相補型光配線回路で
は、受光回路が2個のMSM−PD、すなわち一対のシ
ョットキ電極が向かい合って形成された対称接合構造の
半導体受光素子を2個用いて構成されるために、両方の
MSM−PDから、お互いにほぼ完全に対称な、もしく
は等しい電流信号波形が出力される。これによって、最
終的にこれらの出力電流を積分して得られる電圧波形
が、元の送信側の回路の出力波形とほぼ等しくすること
ができるため、符号誤り率を最小限に抑えた光信号伝送
回路を構成することができる。
は、受光回路が2個のMSM−PD、すなわち一対のシ
ョットキ電極が向かい合って形成された対称接合構造の
半導体受光素子を2個用いて構成されるために、両方の
MSM−PDから、お互いにほぼ完全に対称な、もしく
は等しい電流信号波形が出力される。これによって、最
終的にこれらの出力電流を積分して得られる電圧波形
が、元の送信側の回路の出力波形とほぼ等しくすること
ができるため、符号誤り率を最小限に抑えた光信号伝送
回路を構成することができる。
【0011】また、MSM−PDは半導体基板表面上に
平面的に構成されており、電極間容量が少ないため、等
しい受光面積をもつ通常の縦形構造のフォトダイオード
に比べて応答速度が非常に速い。特に、MSM−PDは
立上り、立下り時間が共に短いので、送信側の光パルス
の時間間隔がかなり短い場合でも、得られた2個の電流
パルス波形が重ならないように受信することができる。
従って、本発明による受光回路においては超高速度の信
号処理が可能である。
平面的に構成されており、電極間容量が少ないため、等
しい受光面積をもつ通常の縦形構造のフォトダイオード
に比べて応答速度が非常に速い。特に、MSM−PDは
立上り、立下り時間が共に短いので、送信側の光パルス
の時間間隔がかなり短い場合でも、得られた2個の電流
パルス波形が重ならないように受信することができる。
従って、本発明による受光回路においては超高速度の信
号処理が可能である。
【0012】図1は、本発明の第1実施例に係る相補型
光配線回路を示したものである。図の右側の回路が受光
回路であり、ここにおける受光素子としてMSM−PD
11、12が用いられる。MSM−PD11、12は、
半導体基板表面上にショットキ電極が向かい合って形成
された対称接合構造のために、正負両極性のバイアス電
圧を印加することができ、そのどちらの極性においても
常にどちらか一方の電極が逆バイアス電圧状態になるの
で、暗電流は常に少なく保つことができる。また、どち
らの極性のバイアス電圧を印加しても、両電極間の電位
差が等しい限り、素子内部の電位分布ないしエネルギー
状態は等しいので、等しい光入力に対して得られる出力
電流の大きさは常に等しい。よって、入力する光パルス
波形が等しければ、図1の受光回路において、双方のバ
イアス電圧41、42を互いに逆極性で大きさが等しく
なるように設定することにより、波形がほぼ完全に等し
く極性だけが反転した電流パルス列を得ることができ
る。よって、これを積分して得られる出力信号は、元の
送信側の電圧波形にほぼ等しい波形に復元することがで
きる。
光配線回路を示したものである。図の右側の回路が受光
回路であり、ここにおける受光素子としてMSM−PD
11、12が用いられる。MSM−PD11、12は、
半導体基板表面上にショットキ電極が向かい合って形成
された対称接合構造のために、正負両極性のバイアス電
圧を印加することができ、そのどちらの極性においても
常にどちらか一方の電極が逆バイアス電圧状態になるの
で、暗電流は常に少なく保つことができる。また、どち
らの極性のバイアス電圧を印加しても、両電極間の電位
差が等しい限り、素子内部の電位分布ないしエネルギー
状態は等しいので、等しい光入力に対して得られる出力
電流の大きさは常に等しい。よって、入力する光パルス
波形が等しければ、図1の受光回路において、双方のバ
イアス電圧41、42を互いに逆極性で大きさが等しく
なるように設定することにより、波形がほぼ完全に等し
く極性だけが反転した電流パルス列を得ることができ
る。よって、これを積分して得られる出力信号は、元の
送信側の電圧波形にほぼ等しい波形に復元することがで
きる。
【0013】次に、本回路の動作について説明する。図
1には、上段の回路図の左側(送信側)、中間(光伝送
路)および右側(受光側)に対応して、それぞれの電圧
および電流波形が下段に示してある。送信側の入力端子
7に入力されたパルス時間幅tw の電圧信号が微分回路
5に入力されることにより、tw の時間差をもった、連
続した正負2個の電流パルスが得られる。これを互いに
極性が逆向きに並列接続された発光ダイオードもしくは
半導体レーザ21、22に入力することにより、正の電
流パルスは発光ダイオードもしくは半導体レーザ21で
光信号に変換され、tw 遅れて負の電流パルスが発光ダ
イオードもしくは半導体レーザ22で光信号に変換され
る。これらは別々の光伝送路31、32を通って、それ
ぞれ対応するMSM−PD11、12にtw の時間差を
もって入力される。MSM−PD11には正のバイアス
電圧41が印加されているので正の電流パルスが出力さ
れ、一方、負のバイアス電圧42が印加されたMSM−
PD12からは負の電流パルスがtw 遅れて出力され
る。これらは接続端子でtw の時間差をもった2個の連
続した電流パルスとなり、積分回路6に入力されること
によって、tw のパルス幅をもった元の送信側の出力信
号に等しい電圧パルスが、出力端子8において得られ
る。
1には、上段の回路図の左側(送信側)、中間(光伝送
路)および右側(受光側)に対応して、それぞれの電圧
および電流波形が下段に示してある。送信側の入力端子
7に入力されたパルス時間幅tw の電圧信号が微分回路
5に入力されることにより、tw の時間差をもった、連
続した正負2個の電流パルスが得られる。これを互いに
極性が逆向きに並列接続された発光ダイオードもしくは
半導体レーザ21、22に入力することにより、正の電
流パルスは発光ダイオードもしくは半導体レーザ21で
光信号に変換され、tw 遅れて負の電流パルスが発光ダ
イオードもしくは半導体レーザ22で光信号に変換され
る。これらは別々の光伝送路31、32を通って、それ
ぞれ対応するMSM−PD11、12にtw の時間差を
もって入力される。MSM−PD11には正のバイアス
電圧41が印加されているので正の電流パルスが出力さ
れ、一方、負のバイアス電圧42が印加されたMSM−
PD12からは負の電流パルスがtw 遅れて出力され
る。これらは接続端子でtw の時間差をもった2個の連
続した電流パルスとなり、積分回路6に入力されること
によって、tw のパルス幅をもった元の送信側の出力信
号に等しい電圧パルスが、出力端子8において得られ
る。
【0014】次に、図2に基づいて本発明の第2実施例
に係る相補型光配線回路について説明する。第2実施例
は、第1実施例に係る相補型光配線回路と基本的には同
一の構成であるが、後段に接続される電子回路に応じ
て、両方のMSM−PD11、12に印加されるバイア
ス電圧41、42の極性を等しくして、出力される2個
の連続した電流パルスの極性を等しくしたものである。
MSM−PD11、12の接続点にはT−フリップフロ
ップ回路(T−FF)6の入力端子Tが接続され、出力
端子Qから端子8に出力信号が出力される。
に係る相補型光配線回路について説明する。第2実施例
は、第1実施例に係る相補型光配線回路と基本的には同
一の構成であるが、後段に接続される電子回路に応じ
て、両方のMSM−PD11、12に印加されるバイア
ス電圧41、42の極性を等しくして、出力される2個
の連続した電流パルスの極性を等しくしたものである。
MSM−PD11、12の接続点にはT−フリップフロ
ップ回路(T−FF)6の入力端子Tが接続され、出力
端子Qから端子8に出力信号が出力される。
【0015】これらの過程において、伝送される光信号
は送信側の出力パルスの変化部分においてのみ出力され
るので、波形をそのまま光信号に変換して伝送する場合
と比較して、伝送に伴う消費電力が大幅に減少できる。
しかしこの方法では、微分、積分等の信号波形の変換が
行われるので、これらの過程において、素子や回路の特
性に左右されない正確な信号変換が行われることが、符
号誤りを避けるために必要である。本実施例では、受光
素子として対称接合構造のMSM−PDを用いているた
め、通常の非対称構造のフォトダイオードを用いる場合
とは異なり、正、負の出力電流がほぼ完全な対称波形で
得られる。加えて、MSM−PDの応答速度は通常のフ
ォトダイオードに比べて速いので、より高速の送信レー
トに対しても正確に動作する。これらのことから、高速
かつ符号誤り率の少ない、より正確な信号伝送が可能に
なる。
は送信側の出力パルスの変化部分においてのみ出力され
るので、波形をそのまま光信号に変換して伝送する場合
と比較して、伝送に伴う消費電力が大幅に減少できる。
しかしこの方法では、微分、積分等の信号波形の変換が
行われるので、これらの過程において、素子や回路の特
性に左右されない正確な信号変換が行われることが、符
号誤りを避けるために必要である。本実施例では、受光
素子として対称接合構造のMSM−PDを用いているた
め、通常の非対称構造のフォトダイオードを用いる場合
とは異なり、正、負の出力電流がほぼ完全な対称波形で
得られる。加えて、MSM−PDの応答速度は通常のフ
ォトダイオードに比べて速いので、より高速の送信レー
トに対しても正確に動作する。これらのことから、高速
かつ符号誤り率の少ない、より正確な信号伝送が可能に
なる。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明に係
る相補型光配線回路により、高速で、符号誤り率の低い
相補型光配線が可能になった。これにより、素子間やプ
リント基板間あるいは装置間の光配線において、より高
速で信頼性の高い低消費電力の光配線が可能になる。こ
れらは主としてスーパーコンピュータ等の高速演算シス
テムに応用でき、将来において演算速度を制限すると考
えられる電気配線に代わるものとして期待できる。
る相補型光配線回路により、高速で、符号誤り率の低い
相補型光配線が可能になった。これにより、素子間やプ
リント基板間あるいは装置間の光配線において、より高
速で信頼性の高い低消費電力の光配線が可能になる。こ
れらは主としてスーパーコンピュータ等の高速演算シス
テムに応用でき、将来において演算速度を制限すると考
えられる電気配線に代わるものとして期待できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る相補型光配線回路を
示した回路図である。
示した回路図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る相補型光配線回路を
示した回路図である。
示した回路図である。
【図3】従来例に係る相補型光配線回路を示した回路図
である。
である。
11、12…MSM−PD、21、22…発光ダイオー
ドもしくは半導体レーザ、31、32…光伝送路、4
1、42…バイアス電圧源、5…微分回路、6…積分回
路、7…送信回路側の入力端子、8…受信回路側の出力
端子、101、102…通常のフォトダイオード。
ドもしくは半導体レーザ、31、32…光伝送路、4
1、42…バイアス電圧源、5…微分回路、6…積分回
路、7…送信回路側の入力端子、8…受信回路側の出力
端子、101、102…通常のフォトダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 孝 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 藁科 禎久 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 杉本 賢一 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 鈴木 智子 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内 (72)発明者 菅 博文 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松 ホトニクス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 極性が相補的に並列接続された2個の発
光ダイオードもしくは半導体レーザに、2個ごとに対を
なす電流パルスを入力して2個の光パルス信号対に変換
し、この対のうちのそれぞれを、互いに逆極性のバイア
ス電圧が印加された、一対のショットキ電極が半導体基
板表面上に向かい合って形成された構造の、2個の半導
体受光素子のそれぞれに入力し、2個の前記半導体受光
素子の接続点において元のパルス対毎に1個の対応した
電気パルス信号出力を得るようになされることを特徴と
する相補型光配線回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の相補型光配線回路にお
いて、2個の前記半導体受光素子に印加されるバイアス
電圧の極性を変えることによって、出力される連続した
2個の電気パルス信号の極性を変化させるようになされ
たことを特徴とする相補型光配線回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17573293A JP2721475B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 相補型光配線回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17573293A JP2721475B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 相補型光配線回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738419A JPH0738419A (ja) | 1995-02-07 |
JP2721475B2 true JP2721475B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=16001276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17573293A Expired - Fee Related JP2721475B2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 相補型光配線回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721475B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8023832B2 (en) | 2005-09-28 | 2011-09-20 | Nec Corporation | Light receiving circuit and digital system |
JP2009302703A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Toshiba Corp | コンプリメンタリー光配線システム |
JP2010028751A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Toshiba Corp | コンプリメンタリー光配線装置 |
JP2010136244A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Toshiba Corp | 送信回路およびコンプリメンタリー光配線システム |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17573293A patent/JP2721475B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738419A (ja) | 1995-02-07 |
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