JP2719876B2 - 流し用排水トラップの接続構造 - Google Patents

流し用排水トラップの接続構造

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JP2719876B2
JP2719876B2 JP35035392A JP35035392A JP2719876B2 JP 2719876 B2 JP2719876 B2 JP 2719876B2 JP 35035392 A JP35035392 A JP 35035392A JP 35035392 A JP35035392 A JP 35035392A JP 2719876 B2 JP2719876 B2 JP 2719876B2
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sink
drain
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drain trap
rubber joint
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大司 松本
幹也 浅井
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流し本体とその底部
に取付けられる排水トラップの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し本体とその底部に取付けられ
る排水トラップの接続構造としては、図4に示すものが
一般的であった。すなわち、流し本体1の底部2には図
示のように流し孔3が形成され、この流し孔3と例えば
フロア4側に設けられた排水管5との間に取付けられる
排水トラップ6は図示のように略S字形状に形成され、
この排水トラップ6の上部にはフランジ部8を有する上
部接続部7が形成され、その内径部にねじ部9が螺設さ
れている。また、下部側には下部接続部10が形成さ
れ、この下部接続部10には図示のように取付座11が
形成され、同取付座11を介してフロア4に取付けられ
て下部接続部10は排水管5に接続されるとともに、上
部接続部7は流し本体1の流し孔3にそのフランジ部8
に平パッキン16を介在して、両者間には断面略三角形
状の三角パッキン17を介して上端側に押えフランジ1
3が一体に形成され、内径部にストレーナ14を有し、
外周に上部接続部7のねじ部9と螺合するねじ部15を
有する流し口金12により接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の排水トラップ6による流し本体1の流し孔3とフロ
ア4側の排水管5との接続構成では、流し孔3と上部接
続部7とはその内径部のねじ部9に流し口金12を挿入
してそのねじ部15を螺合して接続する構成であるか
ら、例えば排水トラップ6の取付け高さに誤差を生ずる
と平パッキン16および三角パッキン17のシール性が
不完全となり、水漏れを生ずる問題点があり、また、上
部接続部7と排水管5とに中心ずれがあると流し口金1
2の螺合が不完全となり、ひいては三角パッキン17が
変形して水漏れを生ずる等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、流し本体の流し孔と排水トラップとの
接続部との間に寸法誤差を生じたり、相互の取付中心に
ずれを生じても水漏れの生ずることのない排水トラップ
の接続構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、流し本体の流し孔の上下よりパッキン
を介して流し口金具と排水口ソケットとを接続して、該
排水口ソケットを下方へ延出接続するとともに、排水ト
ラップの上部接続部にはその中心方向に下傾状に延出す
る断面略舌状のシール片を有するゴムジョイントを取付
け、さらに、この上部接続部の外周に外筒金具を螺着
し、前記排水口ソケットを上部接続部のゴムジョイント
に挿入してその外周部をシール片と密着接続し、この接
続部の外周を前記外筒金具により遮蔽する構成とした流
し用排水トラップの接続構造に存する。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、接続部の高さ、中
心の位置ずれを吸収することができ、かつシール性を確
保することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は流し本体21に排水トラップ26を
接続した状態の断面図、図2は排水トラップ26の断面
図、図3はゴムジョイント37の断面図である。
【0008】この流し本体21は従来と同様に底部22
には排水孔23が形成され、この排水孔23には流し本
体21の一部に形成されたオーバーフロー用の水路21
aが連通形成されている。
【0009】また、排水トラップ26は家屋の壁部24
に配設された排水管25に接続されるもので、同排水ト
ラップ26は図2に示すように、略U字形状の湾曲管部
27の一端部は水平状に水平管部28が形成されて略横
P字形状に形成され、この水平管部28の端部には排水
管25に接続される外周にねじ部29aを有する壁側取
付フランジ29が形成されている。また、湾曲管部27
の湾曲下部には凸部30が形成され、同凸部30にはね
じ孔31が螺設されている。また、湾曲管部27の他方
の端部には湾曲管部27の径より大径の上部接続部32
が形成され、この上部接続部32の端縁には全周に亘り
所定の深さの溝部33が凹設されて二股状に形成されて
いる。また、上部接続部32の外周にはねじ部34が螺
設されている。また、この上部接続部32の下部には掃
除用ねじ孔35が設けられて盲蓋36を螺合可能に形成
されている。このように形成された排水トラップ26の
上部接続部32にはゴムジョイント37が溝部33を介
して取付けられている。
【0010】このゴムジョイント37は図3に示すよう
に、上部接続部32の溝部33に挿入される挿入片38
と、この溝部33の内側片を挟着する挟持片39とによ
り断面略逆U字形状のリング状に形成され、その上端部
より中心部下方に向って所定の角度で断面先細状のシー
ル片40が形成され、このシール片40の下面側の中心
より所定の半径位置には下方に向って力骨凸条41が形
成されている。また、挿入片38の外周には複数(本例
では2本の場合を例示した)の凸条42が形成されてい
る。このように形成されたゴムジョイント37は排水ト
ラップ26の上端接続部32の溝部33にその挿入片3
8が挿入され、その外周に形成した凸条42により密に
嵌入されるとともに挟持片39により挟着され、そのシ
ール片40は上部接続部32の中心に向けて下傾状に延
出されている。また、上部接続部32の外周のねじ部3
4には所定の長さを有する筒状の外筒金具43が螺進退
可能に螺着されている。
【0011】また、流し本体21の流し孔23には、流
し口金具44と排水口ソケット49とが取付けられてい
る。この流し口金具44は流し孔23に挿入可能で、流
し孔23より下方へ所定の長さ延出する筒状に形成され
るとともに、所定の位置に段差する縮径部が形成されて
同縮径部にはストレーナ45が取付けられ、上端縁には
フランジ部46が形成されている。また、下部側の外周
にはねじ部47が形成されている。また、この流し口金
具44には、流し本体21に形成したオーバーフロー用
水路21aと連通する連通孔48が貫設されている。ま
た、排水口ソケット49は、流し口金具44のねじ部4
7に螺合するねじ部49aを有する所定長さの筒状に形
成され、その上端にはフランジ部50が形成されてい
る。
【0012】このように形成された流し口金具44は流
し孔23の上方より平パッキン51を介装して挿入され
るとともに、下方へ延出されたねじ部47側には三角パ
ッキン52およびスリップワッシャ53が外嵌され、同
ねじ部47には下方より排水口ソケット49が螺合され
て螺進することで、流し孔23の上下はフランジ部4
6,50により上下の平パッキン51および三角パッキ
ン52により挟着シールされている。このように設けら
れた流し本体21には排水トラップ26が接続される。
【0013】この排水トラップ26の凸部30のねじ部
31には高さ調節部材54が螺着され、また、壁側取付
フランジ29のねじ部29aには接続部材55が螺着さ
れている。また、壁部24側に配設した排水管25の外
周には接続部材55と螺合するねじ部材56が取付けら
れている。この排水トラップ26を流し孔23側に接続
するに際し、外筒金具43は螺退した状態にして上部接
続部32に取付けたゴムジョイント37を排水口ソケッ
ト49に当接して挿入していくと、シール片40の先端
側はソケット49の外周に案内されて同外周に密着した
状態で弾性変形し、この弾性変形は力骨凸条41より先
端側で変形される。この挿入状態で高さ調整部材54で
位置保持するとともに、接続部材55をねじ部材56に
螺合して壁側取付フランジ29内に取付けたパッキン5
7を介して排水管25との間をシールする。しかる後、
外筒金具43を螺進して流し孔23側へ当接することで
排水口ソケット49は遮蔽されている。
【0014】このように流し本体21の流し孔23の上
下よりパッキン51,52を介して流し口金具44と排
水口ソケット49とを接続し、この排水口ソケット49
を下方へ延出接続するとともに、排水トラップ26の上
部接続部32にはその中心方向に下傾状に延出する断面
略舌状のシール片40を有するゴムジョイント37を取
付け、さらに、この上部接続部32の外周に外筒金具4
3を螺着し、上記排水口ソケット49を上部接続部32
のゴムジョイント37に挿入して、その外周部をシール
片40と密着接続し、この接続部の外周を上記外筒金具
43により遮蔽する構成としたものである。したがっ
て、流し本体21と排水トラップ26との接続は同流し
本体21の流し孔23より下方に接続延出した排水口ソ
ケット49と排水トラップ26の上部接続部32との間
にシール片40を有するゴムジョイント37を介装して
差込み接続する構成であるから、取付け高さ方向での誤
差を吸収することができ、かつゴムジョイント39は弾
性能を有することから、相互間に中心のずれを生じても
これを吸収することができ、これらの誤差を生じてもゴ
ムジョイント37はそのシール片40が排水口ソケット
49の外周に密着してシール性を確保することができ、
また、外筒金具43により排水口ソケット49と排水ト
ラップ26の上部接続部32との接続部を遮蔽すること
ができて外観を良好に成し得る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、流し本体と排水トラップとの接続は、同流し本体
の流し孔より下方に接続延出した排水口ソケットと排水
トラップの上部接続部との間にシール片を有するゴムジ
ョイントを介装して差込み接続する構成であるから、取
付け高さ方向での誤差を吸収することができ、かつゴム
ジョイントは弾性能を有することから、相互間に中心の
ずれを生じてもこれを吸収することができ、これらの誤
差を生じてもゴムジョイントはそのシール片が排水口ソ
ケットの外周に密着してシール性を確保することがで
き、また、外筒金具により排水口ソケットと排水トラッ
プの上部接続部との接続部を遮蔽することができて外観
を良好に成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】流し本体に排水トラップを接続した状態の縦断
面図である。
【図2】排水トラップの断面図である。
【図3】ゴムジョイントの断面図である。
【図4】従来の流し本体に排水トラップを接続した状態
の縦断面図である。
【符号の説明】
21 流し本体 23 流し孔 26 排水トラップ 32 上部接続部 37 ゴムジョイント 40 シール片 43 外筒金具 44 流し口金具 49 排水口ソケット 51,52 パッキン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し本体21の流し孔23の上下よりパ
    ッキン51,52を介して流し口金具44と排水口ソケ
    ット49とを接続して、該排水口ソケット49を下方へ
    延出接続するとともに、排水トラップ26の上部接続部
    32にはその中心方向に下傾状に延出する断面略舌状の
    シール片40を有するゴムジョイント37を取付け、さ
    らに、この上部接続部32の外周に外筒金具43を螺着
    し、前記排水口ソケット49を上部接続部32のゴムジ
    ョイント37に挿入してその外周部をシール片40と密
    着接続し、この接続部の外周を前記外筒金具43により
    遮蔽する構成とした流し用排水トラップの接続構造。
JP35035392A 1992-12-03 1992-12-03 流し用排水トラップの接続構造 Expired - Lifetime JP2719876B2 (ja)

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