JP2719715B2 - 電線送給装置 - Google Patents

電線送給装置

Info

Publication number
JP2719715B2
JP2719715B2 JP1025998A JP2599889A JP2719715B2 JP 2719715 B2 JP2719715 B2 JP 2719715B2 JP 1025998 A JP1025998 A JP 1025998A JP 2599889 A JP2599889 A JP 2599889A JP 2719715 B2 JP2719715 B2 JP 2719715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slack
electric wire
time
amount
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1025998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02206312A (ja
Inventor
靖 井原
隆弘 浅野
正弘 池知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP1025998A priority Critical patent/JP2719715B2/ja
Priority to US07/439,021 priority patent/US5038457A/en
Priority to DE68927608T priority patent/DE68927608T2/de
Priority to EP89905207A priority patent/EP0365691B1/en
Priority to PCT/JP1989/000431 priority patent/WO1989010619A1/ja
Priority to ES8901458A priority patent/ES2013911A6/es
Priority to CA000597850A priority patent/CA1329981C/en
Priority to MX1580789A priority patent/MX171804B/es
Priority to NO895191A priority patent/NO179887C/no
Priority to KR89702448A priority patent/KR0135616B1/ko
Publication of JPH02206312A publication Critical patent/JPH02206312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2719715B2 publication Critical patent/JP2719715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、送給ローラにより電線を間欠的に送給しな
がら電線に所定処理を施す電線処理部に、プレフィーダ
ローラにより前記電線を送給して、前記プレフィーダロ
ーラと前記電線処理部との間にたるみ部を形成する電線
送給装置に関する。
(従来の技術とその課題) 電線に対して所定の処理を施す装置、例えば特公昭60
−32314号に示された連続端子圧着機(以下「電線処理
部」という)は、電線を送給ローラにより処理しようと
する電線長さ(以下「測長量」という)分だけ測長しな
がら処理手段に送給した後、送給ローラによる電線送給
を停止して、処理手段による所定処理が施されるように
構成されている。
ここで、送給ローラが、上記のように、間欠的に動作
するため、測長開始(送給ローラが停止状態から駆動状
態となる)にともなって電線が急速に移動を開始する。
この時、電線送給方向に対し上流側に位置する電線に何
らかの拘束力が与えられていると、電線送給方向に対し
て逆の方向に張力が電線に働き、電線が伸びるという問
題が発生する。
そこで、従来より、電線送給方向に対し上流側に位置
する電線にたるみ部を形成させて、測長開始時に電線に
無用の張力を与えないようにするための電線送給装置が
提案されている。
第10図は従来の電線送給装置の概略構成図である。こ
の電線送給装置はストックロール1に巻き取られている
電線2を電線処理部Aに送給するものである。同図に示
すように、この電線送給装置は、ガイドローラ3,伸長ロ
ーラ群4,プレフィーダローラ5およびリミットスイッチ
6からなる。そして、ストックロール1に巻き取られて
いる電線2がガイドローラ3を介して多数のローラを千
鳥状に配置した伸長ローラ群4に送給され、この伸長ロ
ーラ群4により電線2の曲りぐせ等が除去された後、2
個1組よりなるプレフィーダローラ5を介して電線処理
部Aに送り出されるように構成されている。なお、第10
図の電線処理部Aにおいては、測長量分の電線2を測長
しながら処理手段(図示省略)に送給する送給ローラ7
と、その前後に配置された電線ガイド8,9とのみが図示
され、その他の構成については図示が省略されている。
次に、上記電線送給装置の動作について説明する。ま
ず、送給ローラ7による測長に先立って、第10図に示す
ように、プレフィーダローラ5と送給ローラ7との間に
たるみ部Yが形成される。
そして、電線処理部Aの作動開始にともなって、まず
送給ローラ7が作動して、測長が行われる。その後、測
長が完了すると、送給ローラ7は停止し、処理手段によ
り所定処理が電線2に施され、電線処理部Aの1サイク
ル動作が完了する。この間、たるみ部Yのたるみ量は、
送給ローラ7の作動区間においてはしだいに減少し、上
記動作が繰り返されるにつれてたるみ部Yのたるみ量が
減少する方向に次第に移行していき、やがてたるみ部Y
の電線2がリミットスイッチ6を押動し、電線2が最小
限界たるみ量に至ったことが検出される。
第11図(a)に示すように、リミットスイッチ6より
最小限界たるみ量に至ったことを示す検出信号が出力さ
れると、同図(b)に示すように、適当な時間Tだけプ
レフィーダローラ5が作動して、電線2が電線処理部A
に送給され、再びたるみ部Yのたるみ量が増大される。
こうして、常時たるみ部Yが形成された状態で電線処理
部Aへの間欠的な電線送給が行われ、電線2への張力印
加が防止される。
しかしながら、第11図に示すように、たるみ部Yがリ
ミットスイッチ6により最小限界たるみ量に至ったこと
が検出されてから実際にプレフィーダローラ5が作動す
るまでの間には、若干のタイムラグが存在する。すなわ
ち、送給ローラ7の作動によりたるみ部Yのたるみ量が
減少して最小限界たるみ量に至っているにもかかわら
ず、プレフィーダローラ5の応答性が悪いために、一定
時間TRの間送給ローラ7は作動しているが、プレフィー
ダローラ5が作動していない状態が発生する。そのた
め、電線2に張力が印加され、上記のような不具合が発
生する。
そこで、上記問題の解決策としてプレフィーダローラ
5の応答性を向上させて、タイムラグを防止して、上記
状態を発生させないようにすることが考えられる。しか
しながら、プレフィーダローラ5の応答性を上げ過ぎる
と、リミットスイッチ6による最小限界たるみ量の検出
と同時にプレフィーダローラ5が急速に作動し、静止状
態にあった電線2が急激に電線処理部Aに送給され、電
線2に張力が印加され、上記と同様の不具合が発生す
る。
(発明の目的) この発明は、上記課題を解消するためになされたもの
で、電線に張力を与えずに、前記電線を電線処理部に送
給することができる電線送給装置を提供することであ
る。
(目的を達成するための手段) 請求項1の発明は、可変速駆動可能で、電線を所定方
向に送給するプレフィーダローラを備え、前記電線を時
間T1かけて送給速度Vで所定長さlだけ送給した後で時
間T2かけて前記電線に所定処理を施す電線処理部に、前
記電線を送給して、前記プレフィーダローラと前記電線
処理部との間にたるみ部を形成する電線送給装置におい
て、上記目的を達成するために、前記プレフィーダロー
ラから前記電線処理部への前記電線のプレフィード速度
vを一定値 v1=l/(T1+T2) としたとき、演算 Δx=V・T1−v・T1 により求めた前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大た
るみ量l maxと最小たるみ量l minとの差以下の場合に
は、前記プレフィード速度vを、前記一定値v1とする一
方、前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大たるみ量l
maxと最小たるみ量l minとの差未満の場合には、時間
(T1+T2)内に前記プレフィーダローラから前記電線処
理部への前記電線の送給量が長さlで、かつ前記たるみ
部が最大および最小たるみ状態の範囲内に保たれるよう
に、前記プレフィード速度vを加減速制御している。
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、請求
項1の発明に前記たるみ部が前記最大および最小たるみ
状態の範囲内にある所定の中間たるみ状態に至ると、そ
のことを検出するセンサをさらに備え、プレフィード速
度vを一定値 v1=l/(T1+T2) としたとき、前記一定値v1が極端に小さく、その値vで
前記プレフィーダローラを定速駆動できない場合には、
前記センサにより前記たるみ部が前記中間たるみ状態に
至ったことが検出されると、所定時間かけて前記たるみ
部が前記最大および中間たるみ状態の範囲内に戻される
ように、前記プレフィード速度vを加減速制御してい
る。
(実施例) A.第1実施例の構成 第1A図および第1B図はこの発明にかかる電線送給装置
の第1実施例を示す概略構成図である。第1A図に示すよ
うに、この電線送給装置の機構部は、ガイドローラ3,伸
長ローラ群4およびプレフィーダローラ5からなる。そ
して、ストックロール1に巻き取られている電線2がガ
イドローラ3を介して多数のローラを千鳥状に配置した
伸長ローラ群4に送給され、この伸長ローラ群4により
電線2の曲りぐせ等が除去された後、2個1組よりなる
プレフィーダローラ5を介して電線処理部Aに送り出さ
れるように構成されている。
一方、電線処理部Aの機構部は、送給ローラ7,その前
後に配置された電線ガイド8,9および処理手段(図示省
略)から構成されている。
第1B図は、電線送給装置および電線処理部Aの機構部
を制御する制御部を示すブロック図である。同図に示す
ように、制御部は、後述する初期データを記憶するメモ
リ10と、操作部11と、メモリ10に記憶された初期データ
および操作部11を介して装置外部より入力されるデータ
に基づいて所定の処理(後述する)を行うためのCPU12
と、CPU12からの指令に基づき第1A図に示す電線送給装
置および電線処理部Aの機構部を駆動する駆動部13とを
備え、上記メモリ10,操作部11,CPU12および駆動部13は
システムバス14により相互接続されている。そして、送
給ローラ7が電線送給装置から送給された電線2を一定
速度(以下「送給速度」という)Vで時間T1かけて処理
手段に送給した後、処理手段がその電線2に対して時間
T2かけて所定の処理を施すように構成されている。すな
わち、電線処理部Aは時間T(=T1+T2)をその1サイ
クル動作の周期とし、上記動作を繰り返すことにより所
定処理が施された長さl(=V・T1)の電線2を順次製
造するように構成されている。
B.第1実施例の動作原理 次に、電線送給装置において電線2を電線処理部Aに
送給する速度(以下「プレフィード速度」という)vの
制御方法の概要について説明する。電線送給装置は2種
類の速度制御パターンを有している。これらの速度制御
パターンのうちのひとつ(以下「第1パターン」とい
う)は第2図(a)に示すものであり、電線処理部Aの
動作状況にかかわらず、常に一定速度v1(=l/T)で電
線2が電線送給装置から電線処理部Aに送り出される。
もう一方の速度パターン(以下「第2パターン」とい
う)は第3図(a)の実線に示すものであり、プレフィ
ード速度vは加減速制御されている。
これらの速度制御パターンの使い分けは以下の条件に
基づいて制御部により判別されている。すなわち、仮
に、電線処理部Aにおいて送給ローラ7による電線2の
送給が開始される時点(測長開始時点)で、第4図
(a)に示すように、電線送給装置(プレフィーダロー
ラ5)と電線処理部Aとの間に形成されたたるみ部Yが
最大たるみ状態Ymaxと最小たるみ状態Yminとの範囲内に
あり、プレフィード速度vを、 v=l/T …(1) とした時に、電線処理部Aの1サイクル動作の間にたる
み部Yが最大たるみ状態Ymaxと最小たるみ状態Yminとの
範囲内に保たれると制御部により判別された際には、第
1パターンにより電線送給装置を作動させる一方、上記
範囲内に保たれない、例えばたるみ部Yのたるみ量が最
小たるみ状態Yminのそれよりも減少する(第4図
(b))と判別された際には、第2パターンにより電線
送給装置を作動させて、たるみ部Yが最大たるみ状態Y
maxと最小たるみ状態Yminとの範囲内に保たれるように
プレフィード速度vを加減速制御する。
以上のように、電線処理部Aの機能特性等によりあら
かじめ決定されている時間T,長さlと、電線処理部Aと
電線送給装置との機械的寸法等よりあらかじめ決定され
ている最大および最小たるみ状態Ymax,Yminとから、プ
レフィード速度vを第1パターンに基づいて制御するか
第2パターンに基づいて制御するかを決定し、それに基
づいてプレフィード速度vを制御するようにすれば、常
時たるみ部Yが最大および最小たるみ状態Ymax,Ymin
範囲内にある状態で電線処理部Aへの間欠的な電線送給
が行われて電線2への張力印加を防止でき、しかもプレ
フィード速度vの変化量がゼロあるいは極力小さく抑え
られてプレフィーダローラ5による電線2への張力印加
を防止できる。
次に、具体的に第1および第2パターンに基づいてプ
レフィーダローラ5を制御する一例をそれぞれ挙げなが
ら詳細に説明する。なお、説明にあたって、初期条件を
以下のように規定する。すなわち、初期条件として、 送給ローラ7による電線送給のある開始時点(時刻t
=t0)での、たるみ部Yは最大たるみ状態Ymaxにあり、
そのたるみ量はたるみ量lmaxであること、 最小たるみ状態Yminにおけるたるみ量はたるみ量lmin
であること とする。
第2図は第1パターンによるプレフィーダローラ5の
制御例を示す説明図である。第2図(a)に示すよう
に、プレフィード速度vは一定速度v1(=l/T)に設定
されている。したがって、送給ローラ7による電送送給
がないものと仮定すると、時刻t0におけるたるみ部Yの
たるみ量の増減xは、第2図(b)の1点鎖線L1に示す
ように、時刻の経過につれて傾きv1で増加する。一方、
送給速度Vは、第2図(c)に示すように、時刻t0から
時刻t1(=t0+T1)にかけて一定速度V1に設定され、時
刻t1から時刻t2(=t1+T2)にかけてゼロに設定されて
いる。したがって、プレフィーダローラ5による電線送
給がないものと仮定すると、たるみ量の増減xは、第2
図(b)の2点鎖線L2に示すように、時刻t0から時刻t1
にかけて時刻の経過につれて傾きV1で減少し、時刻t1
ら時刻t2には一定である。そのため、見掛けの電線2の
たるみ量の増減xは、第2図(b)の実線Lに示すよう
に、変化する。同図からわかるように、たるみ量の増減
xは、時刻t0から時刻t1にかけて時刻の経過につれて傾
き|v1−V1|で減少し、時刻t1から時刻t2にかけて時刻の
経過につれて傾きv1で増加して時刻t2で増減xはゼロと
なる。すなわち、同図(b)の実線Lよりわかるよう
に、時間T(=T1+T2)においては、時間経過にともな
ってたるみ部Yのたるみ量が減少する方向に次第に移行
していき、時刻t1でたるみ部Yのたるみ量が最小とな
り、その後時間経過にともなってたるみ部Yのたるみ量
が増加する方向に次第に移行していき、ついには時刻t2
でたるみ部Yは元の状態(最大たるみ状態Ymax)に戻
る。また、時刻t1でのたるみ量の増減量(ここでは減少
量)Δxの絶対値は、同図(b)に示すように、|lmax
−lmin|よりも小さいため、たるみ部Yは最大および最
小たるみ状態Ymax,Yminの範囲内に保たれる。したがっ
て、常時たるみ部Yが最大および最小たるみ状態Ymax,Y
minの範囲内にある状態で電線処理部Aへの間欠的な電
線送給が行われ、電線2への張力印加が防止され、ま
た、プレフィード速度vは一定速度であるため、プレフ
ィード速度vの変化量はゼロであり、プレフィーダロー
ラ5により電線2に無用の張力を与えることなく電線2
を電線送給方向に送給することができる。
第3図は第2パターンによるプレフィーダローラ5の
制御例を示す説明図である。ここで、第2パターンにつ
いての説明に先立って、第1パターンによりプレフィー
ダローラ5を制御した場合について述べる。同図(a)
に3点鎖線に示すように、プレフィード速度vが一定速
度v1(=l/T)に設定され、送給ローラ7による電線送
給がないものと仮定すると、たるみ量の増減xは同図
(b)の3点鎖線L3に示すように、時刻経過にともなっ
て傾きv1で増加する。一方、送給速度Vは、同図(c)
に示すように、時刻t0から時刻t1にかけて一定速度V2
設定され、時刻t1から時刻t2にかけてゼロに設定される
ので、プレフィーダローラ5による電線送給がないもの
と仮定すると、たるみ量の増減xは、同図(b)の2点
鎖線L2に示すように、時刻t0から時刻t1にかけて時刻の
経過につれて傾きV2で減少し、時刻t1から時刻t2には一
定である。そのため、見掛けの電線2のたるみ量の増減
xは、同図(b)の点線L′に示すように、変化する。
すなわち、上記第1パターンと同様に、たるみ部Yのた
るみ量は、まず時刻t0から時刻t1でたるみ部Yをなくす
方向に次第に移行し、時刻t1で最小となり、その後たる
み部Yを増す方向に次第に移行し、時刻t2でたるみ部Y
は元の状態に戻る。ただし、上記第1パターンとは時刻
t1でのたるみ量の増減量Δxが大きく異なる。すなわ
ち、上記第1パターンでは第2図(b)に示すように増
減量(ここでは減少量)Δxの絶対値は|lmax−lmin|よ
りも小さいのに対して、ここでは第3図(b)に示すよ
うにそれは|lmax−lmin|よりも大きくなっている。した
がって、少なくとも時刻t1でたるみ部Yが最小たるみ状
態Yminよりもそのたるみ量が減少し(第4図(b))、
電線2に無用の張力が印加され、前述の不具合が発生す
る。
そこで、上記のように、プレフィード速度vを一定速
度V2(l/T)としたとき、たるみ部Yが最大および最小
たるみ状態Ymax,Yminの範囲内に保たれない場合には、
プレフィード速度vが第2パターンにしたがうようにプ
レフィーダローラ5が制御される。すなわち、プレフィ
ード速度vは第3図(a)の実線に示すように加減速制
御される。具体的には、プレフィード速度vは初速(時
刻t=t0)として速度v0を有し、時刻t0から時刻((t0
+t1)/2)にかけて一定の加速度をもって増大し、時刻
((t0+t1)/2)で最高速度v2となり、その後時刻t1
かけて一定の加速度をもって減少し、時刻t1で初速v0
なり、さらに時刻t1から時刻t2にかけて一定速度v0に設
定される。なおここでは、プレフィード速度vの変化量
(つまり加速度)を極力押えるために、速度v0,v2はそ
れぞれ以下のようにして決定される。すなわち、時刻t1
でたるみ部Yが最小たるみ状態Yminとなり、時刻t1から
時刻t2にかけてたるみ量が増加する方向に次第に移行
し、時刻t2でたるみ部Yが元の状態(=最大たるみ状態
Ymax)に戻るように、速度v0,v2はそれぞれ決定され、
速度v0は次式により求められる。
v0=(lmax−lmin)/(t2−t1) =(lmax−lmin)/T2 …(2) また、速度v2は次式を満足するように設定される。
したがって、送給ローラ7による電線送給がないもの
と仮定すると、たるみ量の増減xは、第3図(b)の1
点鎖線L1に示すように、時刻の経過につれて増加する。
ただし、同図(b)の1点鎖線L1と3点鎖線L3とを比較
してわかるように、第2パターンにおける増加の様子が
第1パターンのそれと異なっており、第2パターンにお
ける時刻t1でのたるみ量の増減量(ここでは減少量)が
第1パターンにおけるそれよりも大きなものとなってい
る。また、送給速度Vは、プレフィード速度vが第1お
よび第2のパターンのうちいずれにより制御されよう
と、常に一定であるため、プレフィーダローラ5による
電線送給がないものと仮定した場合のたるみ量の増減x
は、上記と同様、同図(b)の2点鎖線L2に示すように
変化する。したがって、見掛けの電線2のたるみ量の増
減xは、第3図(b)の実線Lに示すように、変化す
る。同図からわかるように、時間T(=T1+T2)におい
ては、時間経過にともなってたるみ部Yのたるみ量が減
少する方向に次第に移行していき、時刻t1でたるみ部Y
のたるみ量が最小たるみ状態Yminとなり、その後時間経
過にともなってたるみ部Yのたるみ量が増加する方向に
次第に移行していき、ついには時刻t2でたるみ部Yは元
の状態(最大たるみ状態Ymax)に戻る。したがって、常
時たるみ部Yが最大および最小たるみ状態Ymax,Ymin
範囲内にある状態で電線処理部Aへの電線送給が行わ
れ、電線2への張力印加が防止され、また、プレフィー
ド速度vは、第3図(a)の実線に示すように、極力そ
の速度変化が小さくなるように設定されているので、プ
レフィーダローラ5により電線2に無用の張力を与える
ことなく電線2を電線送給方向に送給することができ
る。
なお、第2パターンは第3図(a)の実線に示すもの
に限定されないことは言うまでもなく、例えば第5図
(a)に示すように設定されてもよい。要は、プレフィ
ード速度vを一定速度(l/T)としたとき、たるみ部Y
が最大および最小たるみ状態Ymax,Yminの範囲内に保た
れない場合には、時間(T1+T2)内にプレフィーダロー
ラ5から電線処理部Aへの電線2の送給量が長さlで、
かつたるみ部Yが前記範囲内に保たれるように、第2パ
ターンが設定されればよい。
C.第1実施例の動作の詳細な説明 第6図は上記動作原理に基づく第1実施例の動作を示
すフローチャートである。まず電線処理部Aの作動およ
びプレフィーダローラ5の回転駆動に先立って、初期化
処理として作業者等が操作部11を操作して、最大および
最小たるみ状態Ymax,Yminにおけるたるみ量lmax,lmin,
送給速度Vおよび時間T2を入力する。これにより、初期
データであるそれらたるみ量lmax,lmin,送給速度Vおよ
び時間T2がメモリ10に記憶され、以下のようにしてプレ
フィーダローラ5を第1パターンに基づいて制御するか
第2パターンに基づいて制御するかを判別する際の情報
のひとつとして利用される。
その後、作業者等が操作部11を介して被処理電線に対
する長さlの値を入力する(ステップS1)。そしてその
長さlの値が入力されると、CPU12により以下の処理
(ステップS2〜S7)が実行される。
すなわち、入力された長さl,メモリ10に記憶されてい
る送給速度Vおよび次式 T1=l/V …(4) に基づいて、時間T1が演算される(ステップS2)。続い
て、時間T1,T2,長さlおよび次式 v=l/(T1+T2) …(5) に基づいて速度vが求められ(ステップS3)、さらに時
間T1,速度v,Vおよび次式 Δx=V・T1−v・T1 …(6) に基づいて時刻t1(第2図,第3図を参照)における増
減量Δxが求められる(ステップS4)。
そしてステップS5で、その増減量Δxが最大および最
小たるみ量lmax,lminの差と比較され、次式 Δx≦lmax−lmin …(7) を満足する場合には、上記第1パターンが選択される
(ステップS6)一方、(7)式を満足しない場合には、
上記第2パターンが選択される(ステップS7)。
そして、電線処理部Aの作動開始と同時に、制御部に
よりその選択された速度制御パターンに基づいてプレフ
ィーダローラ5が制御される。
以上のように、長さlにより演算で求められる増減量
Δxに応じて第1および第2パターンのうちのどちらか
一方がプレフィード速度vの最適制御パターンとして選
択され、その選択されたパターンに基づいてプレフィー
ダローラ5が制御されるため、常時たるみ部Yが最大お
よび最小たるみ状態Ymax,Yminの範囲内にある状態で電
線処理部Aへの電線送給を行うことができ、さらに、最
大および最小たるみ状態Ymax,Yminを検出する検出手段
が必ずしも必要ではないので、装置の製造コストを抑え
ることができる。しかもプレフィード速度vの変化量が
ゼロあるいは極力小さく抑えられるので、電線2への張
力印加が防止される。
なお、上記説明においては、プレフィーダローラ5,送
給ローラ7による電線送給時に、電線2のすべり等が全
く発生しないとの仮定に立って説明がなされたが、実用
上ではすべり等が発生する場合がある。この場合に備え
て最大たるみ状態Ymaxを検出するリミットスイッチおよ
び/または最小たるみ状態Yminを検出するリミットスイ
ッチが設けられると、これらリミットスイッチにより電
線2のすべり等が検出され、その信号に応じて適当に対
処する。例えば最小たるみ状態Yminを検出するリミット
スイッチによりたるみ部Yが最小たるみ状態Yminにある
ことが検出されると、図示を省略するが、その信号がシ
ステムバス14を介してCPU12に与えられ、CPU12からの指
令に基づいてプレフィード速度vが一定時間増速され、
たるみ部Yが上記範囲内となるように対処することがで
きる。したがって、たるみ部Yが最大および最小たるみ
状態Ymax,Yminの範囲を越えている状態のままプレフィ
ーダローラ5,送給ローラ7による電線送給が実行される
という事態が未然に防止される。
D.第2実施例の概要 上記第1実施例の制御方法では、長さlが極端に小さ
く(あるいは時間Tが長く)、プレフィーダローラ5を
一定のプレフィード速度v(=l/T)で駆動させること
が困難な場合がある。このような場合、以下のように構
成し、第3パターンに基づいてプレフィーダローラ5を
制御するようにすればよい。
第7図はこの発明にかかる電線送給装置の第2実施例
を示す概略構成図である。この装置では同図に示すよう
に、たるみ部Yが最大たるみ状態Ymaxと最小たるみ状態
Yminとの間の適当なたるみ状態(以下「中間たるみ状
態」という)Ymidにあるときに電線2に押動されてその
旨を検出するリミットスイッチ15が設けられており、そ
の他の構成は第1実施例のそれと同一である。
次に、第3パターンについて第8図を参照しつつ説明
する。なお、説明にあたって、初期条件を以下のように
規定する。すなわち、初期条件として、 送給ローラ7による電線送給のある開始時点(時刻t
=t0)での、たるみ部Yは最大たるみ状態Ymaxにあり、
そのたるみ量はたるみ量lmaxであること、 最小たるみ状態Yminにおけるたるみ量はたるみ量lmin
であること、 中間たるみ状態Ymidにおけるたるみ量はたるみ量lmid
であること とする。
送給速度Vは、同図(a)に示すように、時間T1(例
えば、時刻t0から時刻t1)の間一定速度V3に設定され、
続く時間T2(例えば、時刻t1から時刻t2)の間ゼロに設
定されている。したがって、たるみ部Yのたるみ量は、
送給ローラ7の作動区間においては次第に減少し、時刻
の経過につれてたるみ部Yをなくす方向に次第に移行し
ていき、やがてある時刻t3で電線2がミリットスイッチ
15を押動し、たるみ部Yが中間たるみ状態Ymidに至った
ことが検出される(第8図(b))。
リミットスイッチ15により中間たるみ状態Ymidに至っ
たことが検出されると、プレフィード速度vが同図
(c)に示すように、加減速制御されて、時刻t4でたる
み部Yが元の状態(最大たるみ状態Ymax)に戻る。すな
わち、時間T3(=2×(T1+T2))かけてプレフィーダ
ローラ5から電線処理部Aに電線2が所定長さl′ l′=(lmax−lmid)+2l …(8) ただし、l=V3×T1 だけ送給されるように、第3パターンが設定される。な
お、プレフィーダローラ5の駆動直後においては、プレ
フィード速度vは微小速度であり、送給速度Vよりも小
さいために、一時的にたるみ部Yが中間たるみ状態Ymid
を越えてたるみ部Yをなくす方向に移行するが、たるみ
部Yが最小たるみ状態Yminに至らないかぎり特に問題に
なることはなく、これを考慮して中間たるみ状態Ymid
適当に設定すれば良い。また、第3パターンとして第8
図(c)に一例が示されているが、これに限定されない
ことは言うまでもない。
E.第2実施例の動作 次に、この電線送給装置の動作について第9図を参照
しつつ説明する。まず、第9図に示すように第1実施例
と同様に、ステップS1〜S5が実行される。そしてステッ
プS5で、その増減量Δxが上記(6)式を満足しない場
合には、上記第2パターンが選択され(ステップS7)、
電線処理部Aの作動開始と同時に制御部により第2パタ
ーンに基づいてプレフィーダローラ5が制御される。一
方、(6)式を満足する場合には、さらにステップS8
で、プレフィーダローラ5を一定のプレフィード速度v
(=l/T)で駆動させることができるか否かがCPU12によ
り判別される。すなわち、速度v(=l/T)がメモリ10
にあらかじめ記憶されている判別値と比較される。そし
て、速度vがその判別値より大きいときには、プレフィ
ーダローラ5を一定のプレフィード速度v(=l/T)で
駆動させることができると判別され、上記第1パターン
が選択され(ステップS6)、電線処理部Aの作動開始と
同時に制御部により第1パターンに基づいてプレフィー
ダローラ5が制御される一方、逆の場合には、プレフィ
ーダローラ5を一定のプレフィード速度v(=l/T)で
駆動させることができないと判別され、上記第3パター
ンが選択され(ステップS9)、電線処理部Aの作動開始
と同時に制御部により第3パターンに基づいてプレフィ
ーダローラ5が制御される。
以上のように、たるみ部Yが中間たるみ状態Ymidにあ
ることを検出するリミットスイッチ15が設けられるとと
もに、長さl等に応じて第1,第2および第3パターンの
うちいずれかがプレフィード速度vの最適制御パターン
として選択され、その選択されたパターンに基づいてプ
レフィーダローラ5が制御されるため、送給ローラ7に
よる電線送給長さlが極端に短くとも、第1実施例と同
様の効果が得られる。
(発明の効果) 以上のように、請求項1の発明によれば、プレフィー
ダローラから電線処理部への電線のプレフィード速度v
を一定値 v1=l/(T1+T2) としたとき、演算 Δx=V・T1−v・T1 により求めた前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大た
るみ量l maxと最小たるみ量l minとの差以下の場合に
は、前記プレフィード速度vを、前記一定値v1とする一
方、前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大たるみ量l
maxと最小たるみ量l minとの差未満の場合には、時間
(T1+T2)内に前記プレフィーダローラから前記電線処
理部への前記電線の送給量が長さlで、かつ前記たるみ
部が最大および最小たるみ状態の範囲内に保たれるよう
に、前記プレフィード速度vを加減速制御するように構
成しているので、常時前記たるみ部が上記範囲内にある
状態で前記電線処理部への電線送給を行うことができ、
さらに、最大たるみ状態や最小たるみ状態を検出する検
出手段が必ずしも必要ではないので、装置の製造コスト
を抑えることができる。しかも前記プレフィード速度v
の変化量がゼロあるいは極力小さく抑えることができ、
前記電線への張力印加を防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、前記たるみ部が中間
たるみ状態に至ると、その旨を検出するセンサをさらに
設け、前記一定値v1が極端に小さく、前記一定値v1で前
記プレフィーダローラを定速駆動できない場合には、前
記センサにより前記たるみ部が前記中間たるみ状態に至
ったことが検出されると、所定時間かけて前記たるみ部
が前記最大および中間たるみ状態の範囲内に戻されるよ
うに、前記プレフィード速度vを加減速制御するように
構成したので、前記一定値v1が極端に小さくなった場合
においても前記請求項1の発明と同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はそれぞれこの発明にかかる電線送
給装置の第1実施例を示す概略構成図、第2図ないし第
5図はそれぞれその装置の動作原理を説明するための説
明図、第6図は第1実施例の動作を示すフローチャー
ト、第7図はこの発明にかかる電線送給装置の第2実施
例を示す概略構成図、第8図はその装置の動作を説明す
るための説明図、第9図は第2実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第10図は従来の電線送給装置の概略構成
図、第11図はその装置の動作を説明するための説明図で
ある。 2……電線、5……プレフィーダローラ、 7……送給ローラ、A……電線処理部、 T,T1,T2……時間、 V……送給速度、v……プレフィード速度、 Y……たるみ部、Ymax……最大たるみ状態、 Ymid……中間たるみ状態、 Ymin……最小たるみ状態

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変速駆動可能で、電線を所定方向に送給
    するプレフィーダローラを備え、前記電線を時間T1かけ
    て送給速度Vで所定長さlだけ送給した後で時間T2かけ
    て前記電線に所定処理を施す電線処理部に、前記電線を
    送給して、前記プレフィーダローラと前記電線処理部と
    の間にたるみ部を形成する電線送給装置において、 前記プレフィーダローラから前記電線処理部への前記電
    線のプレフィード速度vを一定値 v1=l/(T1+T2) としたとき、 演算 Δx=V・T1−v・T1 により求めた前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大た
    るみ量l maxと最小たるみ量l minとの差以下の場合に
    は、前記プレフィード速度vを、前記一定値v1とする一
    方、前記たるみ部の長さの増減量Δxが最大たるみ量l
    maxと最小たるみ量l minとの差未満の場合には、時間
    (T1+T2)内に前記プレフィーダローラから前記電線処
    理部への前記電線の送給量が長さlで、かつ前記たるみ
    部が最大および最小たるみ状態の範囲内に保たれるよう
    に、前記プレフィード速度vを加減速制御することを特
    徴とする電線送給装置。
  2. 【請求項2】前記たるみ部が前記最大および最小たるみ
    状態の範囲内にある所定の中間たるみ状態に至ると、そ
    のことを検出するセンサをさらに備え、 前記プレフィード速度vを一定値 v1=l/(T1+T2) としたとき、前記一定値v1が極端に小さく、その値v1で
    前記プレフィーダローラを定速駆動できない場合には、
    前記センサにより前記たるみ部が前記中間たるみ状態に
    至ったことが検出されると、所定時間かけて前記たるみ
    部が前記最大および中間たるみ状態の範囲内に戻される
    ように、前記プレフィード速度vを加減速制御する請求
    項1記載の電線送給装置。
JP1025998A 1988-04-27 1989-02-03 電線送給装置 Expired - Fee Related JP2719715B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1025998A JP2719715B2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03 電線送給装置
DE68927608T DE68927608T2 (de) 1988-04-27 1989-04-24 Vorrichtung zur anbringung von kabelgeschirr
EP89905207A EP0365691B1 (en) 1988-04-27 1989-04-24 Harness manufacturing apparatus
PCT/JP1989/000431 WO1989010619A1 (en) 1988-04-27 1989-04-24 Harness manufacturing apparatus
US07/439,021 US5038457A (en) 1988-04-27 1989-04-24 Harness producing apparatus
CA000597850A CA1329981C (en) 1988-04-27 1989-04-26 Harness producing apparatus
ES8901458A ES2013911A6 (es) 1988-04-27 1989-04-26 Aparato de preparacion de hilos de conexion prefabricados.
MX1580789A MX171804B (es) 1988-04-27 1989-04-26 Aparato productor de arneses electricos
NO895191A NO179887C (no) 1988-04-27 1989-12-21 Apparat for fremstilling av ledingslengder med kabelsko
KR89702448A KR0135616B1 (en) 1988-04-27 1989-12-27 Harness manufacturing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1025998A JP2719715B2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03 電線送給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02206312A JPH02206312A (ja) 1990-08-16
JP2719715B2 true JP2719715B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=12181390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1025998A Expired - Fee Related JP2719715B2 (ja) 1988-04-27 1989-02-03 電線送給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2719715B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3672025A (en) * 1970-12-04 1972-06-27 Artos Engineering Co Terminal applicator
GB1555482A (en) * 1975-07-05 1979-11-14 Lucas Industries Ltd Fuel injection pumping apparatus
JPS5695432A (en) * 1979-12-28 1981-08-01 Toyota Motor Corp Loop amount controlling method
JPS56168304A (en) * 1980-05-30 1981-12-24 Yazaki Corp Wire length detector
JP2547404B2 (ja) * 1986-10-20 1996-10-23 新光電気工業株式会社 帯状連続体の巻出巻取装置
JPS6425998A (en) * 1987-07-20 1989-01-27 Sumitomo Metal Ind Insoluble pb alloy anode

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02206312A (ja) 1990-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0344928A2 (en) Winding tension controlling apparatus for a tire-constituting member
US8292286B2 (en) Image forming apparatus
JPH03119158A (ja) 経編機の緯糸マガジンの緯糸供給装置
US4480799A (en) Apparatus for controlling tension applied onto an electric wire in a winding machine
JP2719715B2 (ja) 電線送給装置
US9914610B2 (en) Tension control device and conveying device
US5431502A (en) Carriage motor controller for printer
US5076567A (en) Medium transferring system
JP2774759B2 (ja) ストランドルーパ張力制御装置
JPH11277328A (ja) 条鋼製品の切断方法及び切断装置
JP4333162B2 (ja) テンションレベラによる伸び率制御方法
JPH0622891Y2 (ja) 電線送給装置
JP2975779B2 (ja) 経糸糊付機のストレッチ制御方法
KR100279550B1 (ko) 열연 스트립의 권취제어방법
CN110877839B (zh) 断纸的处理方法及设备
JP2561852B2 (ja) 測長用カウンタ装置
JPH0790975B2 (ja) 慣性ピ−ク張力補償巻線装置
JPH08257831A (ja) クロップシャーの制御方法
JPH0618673Y2 (ja) 材料供給装置
JP2000302294A (ja) 給紙装置
JPH02100941A (ja) 媒体搬送システム
JPH11347609A (ja) 間ピッチ制御方法および装置
JPS63310439A (ja) 延伸機制御装置
JPH0636932B2 (ja) タンデム圧延における間ピツチ制御方法
JPS63153531A (ja) 複写機における移動体の速度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees