JP2719386B2 - コイン・ソーター - Google Patents

コイン・ソーター

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JP2719386B2
JP2719386B2 JP1035961A JP3596189A JP2719386B2 JP 2719386 B2 JP2719386 B2 JP 2719386B2 JP 1035961 A JP1035961 A JP 1035961A JP 3596189 A JP3596189 A JP 3596189A JP 2719386 B2 JP2719386 B2 JP 2719386B2
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ジー.リストベット ビクター
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カミンズ ― アリソン コーポレイション
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • G07D3/12Sorting coins by means of stepped deflectors
    • G07D3/128Rotary devices

Description

【発明の詳細な説明】 [関連出願のクロス・リフアレンス] 本発明は、1987年5月6日に出願された米国特許継続
出願第07/044,971号の継続出願である。この米国特許継
続出願は、1986年6月23日に出願された米国特許継続出
願第06/877,205号であり、米国特許第4,681,128号とし
て1987年7月に許可され、発行されたのである。
[技術分野] 本発明は概してコイン(硬貨)処理装置に関し、特に
高速度コイン・ソーター(硬貨仕分け装置)に関する。
[発明の背景] 米国特許第4,086,928号及び特許第4,444,212号は、回
転する弾性デイスク上に、かつ隣接して配置された環状
のソーテイング・ヘツドを利用し、コインをソーテイン
グ・ヘツドの中央開口を介して導入するコイン・ソータ
ーを開示している。こらら特許のソーテイング・ヘツド
の下側には、傾斜路を用い、1層/1縦列のコインを得る
ように構成され、米国特許第4,086,928号は揃えられた
コインを捕捉し、他を分離して開放し、これらを内側に
向けて再循環させる傾斜路を利用している。米国特許第
4,444,212号は、更に、1層/1縦列でないコインを確実
に分離するように第2の凹所を採用している。傾斜路及
び戻り1又は複数の凹所に続き、1層/1縦列のコインを
離散的かつ一定の半径位置で回転させ、異なる直径のコ
インをそれらの内縁に固有の位置の関数として分離す
る。米国特許第4,086,928号では、すき形装置が個別的
な周辺位置の弾性面に特定のコインの内縁を押し、外縁
が自由に上昇できるようにし、周辺の障壁を超えて投げ
出すことにより、分類及び分配をしている。米国特許第
4,098,280号では、コインを回転する弾性面に押し付
け、固定した半径位置で指示されたコインの外縁により
コインを保持し、溝により異なる大きさのコインを排除
している。この溝は装置の周辺に配置されているもので
あり、コインの半径位置に従つて変更される。両例とも
コインの基準位置として一定の外側の半径位置を用い、
円形周辺の個別的な位置で統合した関数として分類及び
分配を行なつている。
関連するものとして、米国特許第4,607,649号は、回
転する弾性デイスク上に配置された環状ヘツドを有する
他の装置を開示している。この米国特許は1層/1縦列の
コインを基本的に構築するために傾斜路及び戻り凹所も
採用している。更に、この米国特許は2枚重なつたコイ
ンをつまみあげる第2の手段を用いている。この第2の
手段は米国特許第4,444,212号で採用している方法にい
くらか似た第2の凹所の形状をしている。特に、米国特
許第4,607,649号は、コインの内縁を基準としている対
向縁基準装置を採用している。これは捕捉したコインを
回転しているデイスクにより外方向の周辺領域に移動さ
せるようにした、外方向へ渦巻く外向きの肩によつて達
成される。ソーテイングは、コイン・ソーターの周辺に
少しばかり巻いてほぼ伸延している外向きの肩に沿つて
行なわれる。ソーテイングは米国特許第4,086,928号の
装置で採用されているものと多少類似したすき形装置に
より実行される。その相違点は、米国特許第4,086,928
号がコインの内縁を下側に押し、米国特許第4,607,649
号が外縁を下側に押していることである。後者の特許の
装置では、コインの内縁を分配孔に向けてめくり上げ
て、分配孔がコインを外側に導くことによりソーテイン
グ及び分配を行なつており、この分配溝は米国特許第4,
444,212号で採用しているものにいくらか類似してい
る。この装置は、すきと分配溝とを組合わせたセツトを
周辺に配置させることを必要とすると共に、かなりの数
の異なる直径のコイン対応するために、円形又はらせん
形をなし、かつかなりの大きさのものとなる。この点か
ら、この装置は米国特許第4,086,928号及び特許第4,44
4,212号に類似している。
捕捉したコインを外面端に押し付けて配置させる一般
的な技術として、この場合に、かつ前述の2つの引用文
献で共通している出願人は、全般的に米国特許第4,444,
212号で説明した形式のソーター用のコイン排出孔シユ
ートにこの技術を最初に採用した。このコイン・ソータ
ーは、早くとも1979年に販売開始されると共に、この技
術は、1982年に初頭のコイン処理装置の前処理装置とし
て利用された。これは、一種類の寸法のコインのみを選
択するような機能しかないので、ソーターではないが、
1982年の10月まで販売された。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術のコイン・ソーターが有する問題点の一つ
は、これらのソーテイング面が非常に複雑なランド及び
凹所をなしており、その結果機械加工のコストが非常に
高くなることである。更に、従来技術では、出願人が知
る限り、与えられた紙幣単位の所望数のコインを貨幣単
位のコンテナーに供給する際に、当該コンテナーへ何ら
オーバーランすることなく、厳密な精度が得られるもの
は存在しない。更に、以上でも述べたように、従来のコ
イン・ソーターは円形装置の周辺にソーテイング及び分
配機能を集約させているが、これにはかなりのスペース
が必要である。
従来技術の問題点をまとめると大きく二つある。第1
には、従来のソーターのソーテイング・ヘツドは非常に
複雑で、そのランド(コイン受け台状部)は凹みを設け
るために機械加工費用が高価となることである。第2に
は、すべての場合において、本発明と同程度の速度のソ
ーターでは硬貨の計数の非誤り率については信頼性に欠
ける。たとえば、ある通貨の硬貨の数が100個選り分け
を指定された場合に、実際には101〜103個の硬貨が仕上
げられる可能性が大きい。本願発明のソーターでは、指
定された数に応じてそのような過剰を生ずることなく仕
分けが可能であるように構成される。
さらに、従来技術のソーターはソートと分配の機能を
一つにまとめているため、比較的大型である。本願発明
では、それらの機能は分離して、分配の機能はそれ専用
の場所で行わせてソーターとしてよりコンパクトにす
る。
従来のソーターは、最初に硬貨をの外側あるいは内側
を案内しながら本質的に固定の半径位置で回転させ、さ
らにその半径位置で回転してソーテイング・ヘツド側に
配置されたソーテイング部と分配部とを通す。このよう
な構成では常に広い空間と大型のソーターとを採用せざ
るを得ない。これに対して、本願発明のソーターでは、
硬貨は径方向と円周方向に対して斜め方向に選り分け
(ソート)されるので、特別な空間を更に必要としな
い。ソーテイング処理は径の異なる硬貨を別別の軌道に
のせ比較的小さな円周領域でその周囲へ放出する。更
に、本発明の構成では、計数とソート(選り分け)を一
つの機能で分配の前で実現し、ソート処理を分配の前で
正確に遮断できるようにも構成される。
従つて、本発明の目的は非常に簡単にし、かつ与えら
れた貨幣単位の選択した数のコインの送出を正確に制御
するソーテイング・ヘツドを有するコイン・ソーターを
提供することである。更に、本発明の目的は、与えられ
た貨幣単位の分類及びソーテイング機能を集約させるこ
となく、これらの機能を独立させてソーターの大きさを
非常に低減させるソーターを提供することにある。
[発明の概要] 本発明によれば、前述した全ての従来の技術のよう
に、コインを全般的に外方向に円形のソーテイング・ヘ
ツド即ちプレートの周辺位置へ案内させ、円形又は螺旋
基準に対してコインの内端か、又は外端かを参照するこ
とに代わって、本発明の装置は非円形であり、コインが
ソーテイング・ヘツドの外境界に達する前にソーテイン
グを実行する。先ず、コインは弾性体のデイスク上で回
転させられ、ソーテイング・ヘツドの下を外方向へ導か
れる。次に、1層/1縦列のコインが弾性体のデイスクと
ソーテイング・ヘツドとの間に捕捉される。コインをテ
ーパーを付けた案内縁に沿つて経路を移動させる際にコ
インらを阻止することにより、ソーテイングを実行す
る。異なる直径のコインはこのコインの経路に個別的に
配置された複数の障害物により遮断される。これらの障
害物はソーテイング要素又は部材であり、これらの障害
物はテーパーを付けた案内縁からソーテイングすべき最
大のコインを第1障害物と案内縁との間で嵌合し、案内
縁を介して駆動する距離により離されている。大きい順
では、コインが案内縁に沿つて外方に移動するに従い、
小さな直径のコインを同様に嵌合させ、案内縁を通過さ
せる。このようにして各コインは異なる半径位置の案内
縁を通過する。次いで、コインが捕捉され、ソーテイン
グ・ヘツドの外縁から開放されて回転するまで、別個の
半径位置でコインを回転させる。コインによりコイン・
ソーターを遮断する範囲で、ソーテイング・ヘツドの外
縁の構造を変更することにより、排出するコインの位置
及び方向を調整することができる。
本発明のさらに他の特徴として、ソーテイング要素
は、移動可能に配置されることによつて、選択した数の
コインが分配されたことを検出した時には一斉に持ち上
げられる。その後、案内縁にちかずいて到達するコイン
はこれらソーテイング要素に従つてソーテイング・ヘツ
ドとパツドとの間から別の出口へと行く。
本発明の更に他の特徴として、ソーテイング要素は離
散的に絶縁され、コイン計数検出器として用いられる。
更に、本発明の他の特徴として、選択した貨幣単位の
選択した数のコイン分配においてソーテイング処理を停
止させる手段が備えられる。デイスクにより自由に回転
可能な領域から未だ進行していないコインは、それ以上
進むのが阻止される。米国特許第4,564,036号及び第4,5
70,644号に開示された装置では、選択したカウントの分
配コインを検知したときに完全ではないが、部分的に停
止することに注意すべきである。米国特許第4,564,036
号では、このようなことが発生したときに、コインを内
方向に再度導くように1又は2つの移動可能なガイドが
用いられている。しかし、いくつかのコインが依然とし
て分配可能にされているので、分配すべき選択した所望
のコイン数と異なるコインを放出している。
[実施例] 図面として最初に第1図を参照するに、ベース12支持
された円形の柱状部材10はコイン・ソーテイング装置14
を収容している。テーブル表面16は柱状部材10の頂部18
で支持されており、コイン・ソーテイング装置14にコイ
ンを供給する前にコインを配置し、試験する作業面とな
る。煙突状のホツパー20は、テーブル上面16からコイン
をコイン・ソーテイング装置14に実際に供給するテーブ
ル上面16の開口の周辺から伸延している。
コイン・ソーテイング装置14(第2図〜第4図)は底
板24を備えており、底板24は柱状部材10の壁28を介して
伸延しているピン26上に搭載されている。モータ30は底
板24の底に(図示なしの手段により)取り付けられてい
る。モータ・シヤフト34上の駆動輪32は値ターン・テー
ブル38を駆動するように縁36に摩擦により噛合してい
る。ターン・テーブル38はベアリング40による支持され
ており、シヤフト42上に搭載され、またシヤフト42はシ
ヤフト凹所48及び50に取り付けられているブツシング44
及び46により支持されている。ターン・テーブル38は選
択した速度、典型的なものとして、混合しているコイン
を3,000枚/分以上のソーテイング速度を与える約500rp
mで駆動される。ターン・テーブル38は全般的に平らな
上面52を有する。上面52の上には、ボルトを用いて取り
付けた円錐体55により押え付けた柔軟性のある弾性体の
回転パツド54が取り付けられている。
コイン・ソーテイング・ヘツド56は焼き入れした鋼鉄
の下面を有し、かつ中央開口58を有する。中央開口58に
はホツパー20の底を密着させている溝60(第2図)が設
けられている。コイン・ソーテイング・ヘツド56はマウ
ント64(第3図)にある溝62を片面に支持され、またマ
ウント64は図示していない手段により底板24上に支持さ
れている。第2のマウント66はコイン・ソーテイング・
ヘツド56の反対側に配置されている。マウント66は底板
24にも(図示していない手段により)取り付けられてい
る。コイン・ソーテイング・ヘツド56はボルト68により
マウント66に取り付けられ、ボルト68はコイン・ソーテ
イング・ヘツド56が正確に水平に、かつシヤフト42(第
2図)の垂直軸に対して垂直に搭載できるようにテーパ
ーを付けたエンド70を有する。コイン・ソーテイング・
ヘツド56と弾性の回転パツド54との間の間隙は、上面
(ターン・テーブル)が置かれるベアリング40の上端に
シム72(第2図)として選択したワシヤーを挿入するこ
とにより調整可能であり、典型的なものとして、摩擦を
丁度なくすように調整される。
第4図はソーテイング処理を制御するランド及び凹所
を配置しているコイン・ソーテイング・ヘツド56の下面
を示す。基本的な、すなわち基準ランドLは、緑の構造
が変化するが、平らであり、先に述べたように、摩擦が
ないように回転パツド54(第2図)の上にわずかの空隙
0.254mm〜0.1270mmにより配置されている。基準ランド
Lはコイン・ソーテイング・ヘツド56(第4図)のほぼ
中央開口58周りに伸延しており、その1機能として回転
パツド54上におけるコインの外方向移動についてコイン
(点線位置に示す)の半径方向の限界を定めている。最
初の凹所即ち凹ランド78は、全般的にコイン・ソーテイ
ング・ヘツド56の基準ランドLの下面に形成されてお
り、凹ランド78はホツパー20から外方向に全般的にアー
チ状をなし、基準ランドLの別の垂直縁77の部分的にテ
ーパーを付けた縁76(第9図)に伸延している。凹ラン
ド78もL−2,235(基準ランドLの高さから上方向に2.2
35mmだけ低いことを示す)のマークが付けられている。
凹ランド78は中央開口58周辺に伸延し、全てのコイン
が遠心力により半径方向の外方向に自由に移動すること
ができる空洞を形成している。これは、コインがコイン
80により示すように、回転パツド54の回転方向(凹ラン
ド78の下の半径方向に最外位置に矢印により示す)に、
縁76に沿う弓状の経路に追従するのを可能にさせるもの
である。縁76は、第9図に示すように形成されており、
はね返りを減少させるテーパーを付けた上部69(動作中
には、第4図及び第9図に示す方向と逆のコイン・ソー
テイング・ヘツド56と共に現われる。)と、縁76の下で
コインが外方向に移動するのを防止する垂直部71とを有
する。凹ランド78は基準ランドLにより点82から点95ま
で、点87から点89まで、及び点84から点86までその外周
辺に全般的に拘束されている。点89から点84までは、凹
ランド78の外縁が傾斜路104及び凹ランド106(基準ラン
ドLから上方向に0.762mmだけ低くされたL−0.762とし
て表わされている)により拘束されている。点84から点
86までは、基準ランドLにより拘束され、点86から点82
までは、ランドLの上へ0.762mm、かつ凹ランド78の下
へ1.274mmの凹ランド92により拘束されている。
全般的に、凹ランド92は、以下に説明するように曲が
つていたり、正しく処理されていないコインを捕捉する
働きをする。コインは、捕捉された後に凹ランド92の縁
93により中央開口58に案内されて戻される。
基準ランドLの縁76は逆時計方向(第4図に示す方
向)に下方向(動作時にコイン・ソーテイング・ヘツド
56が下方に向いているときの方向)へ伸延する傾斜路94
に伸延している。傾斜路94は点96で基準ランドLのラン
ド領域98により終結する。基準ランドLのランド領域98
は、縁76によって確立したその半径方向の最外位置でコ
インを捕捉する遷移領域を形成すると共に、捕捉がラン
ド領域98と回転パツド54との間にある。凹ランド150
は、1.219mm基準ランドLの上にあり、従つて(L−1.2
19)と表わされているものであり、傾斜路94及び基準ラ
ンドLの一部から凹ランド78の縁81にかけ内方向に配置
されている。縁81は傾斜路94の下を通過しないコインの
循環を助ける垂直な肩を表わす。
コイン上の摩擦効果がコイン・ソーテイング・ヘツド
56の比較的に滑らかな鋼鉄の表面より大きな回転パツド
54が回転することにより、細長い凹ランド99に向かつて
傾斜路94の下でコインを回転させる。また、凹ランド99
は、L−0.635と表わされており、基準ランドL上で0.6
35mm低くなっている。最初、コインはその移動に対して
直角に、縁が全般的に半径方向に伸延する垂直縁101に
当り、これを超えて全般的に点線121に追従する外縁に
よりコインを回転させる。以下で説明するように、点線
121は凹ランド99の垂直な外壁123と交差する。
この外壁123はソーテイングすべき小さなコイン(例
えば、米国通貨制度の10セント、セント、5セント、25
セント硬貨)の案内として機能し、内方向に面し、内方
向に伸延するらせんを形成するように曲面が付けられて
いる。凹ランド99の反対側、即ち内壁113は垂直であ
り、これらの外縁が凹ランド99に上昇するときに、内壁
113の縁で回動するので、小さなコインについて比較的
に低角度を得るように外壁123から離される。小さなコ
インの外縁は外壁123と嵌合するように充分に上昇し、
これに沿つて案内される。凹ランド99の遠方側は、壁10
7により拘束され、かつ傾斜部109により下方向にテーパ
ーが付けられ、傾斜路109はコインの回転方向の点で外
側から内側に伸延して内壁113の遠方側と交差してい
る。基準ランドLの領域115は凹ランド99の周辺、及び
傾斜路109の遠端から傾斜路104の遷移端に伸延してい
る。傾斜路104は、L−0.889と表わされた凹ランド106
から0.889mmだけ高くなつている。傾斜路104は、コイン
に対する圧力を軽減させる働きがあり、次のコインの処
理に必要な通常の円形路から外方向に容易に移動可能に
させる。
以上で説明した構造によりコイン100及び108のような
コインの移動を調べるために、最初は時計方向、かつ縁
76へ半径方向の外方向に進み、次いでこれに沿って第4
図の右へ傾斜路94に進む。傾斜路94は凹ランド78から基
準ランドLのランド領域98へ下方向に遷移している。コ
インは比較的に滑らかなコイン・ソーテイング・ヘツド
56と比較的に摩擦のある回転パツド54との間で捕捉さ
れ、またこのような遷移をする際に円を描くようにされ
る。その結果、コインは最初に点線121に沿つてこれら
の外縁により、円を描くように移動する。垂直縁123と
内壁113との間の間隙は、以上で説明した小さなコイン
を傾け、これらの外縁で回転パツド54により上方向へ凹
ランド99に傾けるものである。コイン117(10センチ硬
貨を表わす)により示すように、外縁は垂直縁123の内
側に嵌合し、コインが回転するに従つてこれらのコイン
の移動を螺旋路の垂直縁123により半径方向の内側に案
内させる。
次に、小さなコインの内側及び前方領域は、回転によ
り壁107の傾斜路109の下を下方向に通過して平らにさ
れ、凹ランド99に追従する基準ランドLの領域115によ
り完全に捕捉される。これは、コインが更に捕捉される
ので、異なる小さな直径のコインではやや異なる半径方
向位置で行なわれ、従つてコインを基準ランドLの領域
115の下に固定された個別な半径方向の位置で回転させ
る。このことは、先に述べたように、小さなコイン(米
国通貨制度の10セント、セント、5セント、25セント硬
貨)で行なわれる。
大きなコイン(米国通貨制度のスーザンB、アンソニ
ー・ドル、1/2ドル硬貨)は、傾斜路94の下で簡単に捕
捉され、凹ランド99の下で固定された半径方向位置で回
転される。大きなコインは基準ランドLと回転パツド54
との間で平らに押され、かつこれらの外部分が凹ランド
99を通過可能な直径を有する。従つて、大きなコインは
凹ランド99により影響されず、傾斜路104に向かつて固
定された半径方向の位置で基準ランドLの傾斜路109の
下で回転され、一方小さなコインはこれらの外縁で凹ラ
ンド99に傾けられ、これらの傾斜路104に向かつて回転
されると、垂直縁123により半径方向に内側に移動され
る。
小さなコインの内方向の移動目的は、(コインの外縁
の外方向移動を制限することにより)コインの内縁の半
径方向の移動を制限することであり、コインの外縁が縁
76に対する外縁により最初に参照されるので、この内縁
は特別の処理なしに、大きなコインの内縁よりも更に外
側へ本質的に移動することになる。制限することの目的
は、以下で更に説明するが、予備ソーテイングに寄与す
るように、異なる直径のコインの前縁の経路を全般的に
一緒にすることである。
説明の予備ソーテイング処理は、コインが傾斜路104
の下を上方向へ先に述べたように、例えば基準ランドL
の上の0.889mmである凹ランド106の下の位置に渡つた後
に実行される。このようにしてコインは、捕捉されたま
まとなり(全てのコインは0.889mmより厚いものと見做
され)、捕捉されたものは回転パツド54により円を描く
ように回転される。コインは、基準ランドLのコイン・
ソーテイング・ヘツド56の縁127に示すように、線形に
伸延する基準ランドLの壁110の垂直壁111に当るまで、
回転される。垂直壁111は全ての寸法のコインの前縁を
遮断するように配置され、垂直であるので、その下を通
過しないように機能し、これと壁110に沿つて外方向に
コインを移動させる。コイン・ソーテイング・ヘツド56
を小型にするために、壁110の垂直壁111の長さを制限し
なければならないのを発見したが、これを行なうために
小さな寸法のコインを先に説明したように内方向に移動
させるので、大きなコインと同様にこれらは垂直壁111
の長さの可能な限り短い距離内で、垂直壁111の縁を叩
くことになる。
次に、凹ランド106と回転パツド54との間で捕捉され
た色々な直径のコインは、基準ランドLの壁110に沿つ
て、特に壁110の外側にテーパーを付けた縁112に沿つて
外方向へ移動される。縁112は、垂直に点112aから点112
bへ約25°、また点112bから点183へ約30°(傾斜路での
この差については以下で説明する)のテーパーが付けら
れている。この縁に沿つて進行するコインが更にこれに
より駆動されたときは、コインは斜め下方向に、かつ壁
110の下に乗り、基準ランドLと回転パツド54との間で
捕捉される。30°のテーパーが付けられた縁112の部分
は、小さなコインがこの縁を通過するのを助ける。ピン
が下の位置に有り、かつテーパーを付けた縁112とピン
との間でコインを嵌合させるときに、縁112の下にコイ
ンを強制することは、ピン114a〜114から分離したピン
により行なわれる。以上で説明したように、各ピンは縁
112から異なる距離にあり、第4図に示すように、ピン
と縁112との間の距離はピン位置の外方向の距離に従つ
て減少する。この構成によつて、各ピンは異なる直径の
コインを縁112の下にさせるので、即ち強制するので、
直径によるソーテイングの機能が達成される。たいてい
の通貨制度は異なる貨幣単位について異なる直径のコイ
ンを採用しているので、貨幣単位によるソーテイングが
達成される。
第3図、第5図〜第8図はソーテイング・ピン・アツ
センブリ118及び停止ピン・アツセンブリ119を示す。ソ
ーテイング・ピン・アツセンブリ118は複数の開口122a
〜122fを有する絶縁板120を備えている。ピン114a〜114
fは分離した金属ブロツク128a〜128fに搭載されてお
り、また金属ブロツク128a〜128fは開口122a〜122f上に
搭載されると共に、ピン114a〜114fは開口122a〜122fを
介して伸延している。ボルト126a〜126fは、肩絶縁ブロ
ツク124a〜124fと連係して、金属ブロツク128a〜128f、
従つて第6図に示す位置にピン114a〜114fを保持する。
ピン114a〜114fは、垂直(ソーテイング中)に回転パツ
ド54から約0.0254mm離されているので、凹ランド108の
下面の下のコイン・ソーテイング・ヘツド56に開口131a
〜131fを介して垂直に伸延し、回転パツド54の表面に接
近している。絶縁板120は、その上にソーテイング・ピ
ン・アツセンブリ118が搭載されており、バネ鋼部材130
にボルトにより取り付けられており、またバネ鋼部材13
0はアタツチメント・ボルト132及びプレート134により
コイン・ソーテイング・ヘツド56に取り付けられてい
る。この構造により、絶縁板120、従つてピン114a〜114
fをバネ鋼部材130のヒンジ動作によつて上下させること
ができる。通常、バネ鋼部材130は絶縁板120をバイアス
し、従つてソーテイング処理で説明した低い位置に下げ
る。絶縁板120及びピン114a〜114fは、ナツト141により
取付ブラケツト138上に搭載されているソレノイド136に
より選択的に上昇し、取付ブラケツト138はボルト140に
よりコイン・ソーテイング・ヘツド56に取り付けられて
いる。ソレノイド136はリンク144により絶縁板120に結
合されているプランジャー142を備えている。ソレノイ
ド136に電力を印加すると、プランジャー142が引つ込め
られるので、絶縁板120、従つてピン114a〜114fを上方
へ回転パツド54の上の高い位置に引つ張る。これらが上
昇すると、ピンの下の領域に到達するコインは、壁110
の直線の縁及び矢印146の線に沿つて放出され、これを
第4図にコイン148により示す。これに代つて、プラン
ジャー142を絶縁板120に垂直に結合しているロツカー・
アーム(図示していない)に接続することにより、ソレ
ノイド136をコイン・ソーテイング・ヘツド56の上面に
搭載してもよい。この場合は、ソレノイド136が付勢さ
れると、水平にロツカー・アームを引き、以上で説明し
たように、絶縁板120及びピン114a〜114fを上昇させ
る。
任意選択として、特定の貨幣単位により選択した数の
コインを送出した後に、傾斜路94を超えてその先にコイ
ンを通過させること、従つて特定の貨幣単位により選択
した数のコインをソーテイングすることを阻止する手段
が備えられている。これは、1貨幣単位により選択した
数のコインを得る動作を実行した後で、コイン・ソータ
ーを完全に空にする必要性をなくすものである。これを
達成するために、コイン・ソーテイング・ヘツド56の開
口147を介してピン151を伸延させた停止ピン・アツセン
ブリ119(第3図及び第8図)を採用している。ピン151
は、降下すると、回転パツド54から約0.0254mm離され、
第4図に示すように傾斜路94に隣接して配置される。カ
ラー155aはピン151の中央領域周辺で広がつており、コ
イン・ソーテイング・ヘツド56の上面と嵌合することに
よりピン151の下方への移動を阻止している。ピン151
は、図示していない手段によりピン151aによりソレノイ
ド165に結合されているので、ソレノイド165により作動
される。ピン151は第8図的に示すようにピン151aに結
合されている。通常、ソレノイド165を減勢すると、ピ
ン151a、従つてピン151も上昇位置に保持される。また
電力を印加したときは、ピン151を第8図に示す位置に
降下させる。ピン151はピン114a〜114fの上昇と同時に
降下され、ピン151はコインが傾斜路94の下に乗るのを
阻止する障壁となり、これ以上コインが外方向に移動し
ないようにしてソーテイング処理を停止させる。縁76の
垂直壁71(第4図及び第9図)はコインに対する障壁と
なり、これがなければピン151の外側周辺を移動するこ
とにある。コイン・ソーターの中央領域、及び凹ランド
78にあるコインはここに滞溜する。ピン151と点183との
間を移動するコインは、壁110に沿つて回転パツド54に
より移動し、第4図のコイン148により示すように、コ
イン・ソーテイング・ヘツド56の下から排出される。こ
れらのコイン(通常2〜6枚)は、壁110に沿つて排出
されるコインを阻止するように配置された入口(図示な
し)を有するコイン戻しシユート21(第1図)に進む。
コイン戻しシユート21はこれらのコインをホツパー20に
戻して再ソーテイングするように構成されている。コイ
ン・ソーテイング・ヘツド56は、この動作をするのに充
分な速度でコインを分配されるように構成されている。
ピン151の動作は、ピン114a〜114fの引き上げ、モータ3
0をターン・オフした後に、全てのコインのコイン・ソ
ーターを空にするのを防止する。モータ30は、ピン114a
〜114fを上昇させると同時に、ターン・オフされる間
に、回転する回転パツド54を惰行させることができ、か
なりの数のコインは壁110に沿つて排出することができ
る。停止ピン・アツセンブリ119はこの数をかなり減少
させる。
以上で説明したように、ピン114a〜114fのうちの特定
の一つが縁112からそのピンの間隔の関数として、縁112
に沿う特有の点で縁112の下のコインを駆動したとき
に、コインのソーテイングは実行される。従つて、コイ
ンのコイン・ソーターは壁のピン寸法とこれらの位置に
よる異なる組合わせにより達成されるので、実際に異な
る半径位置のものでソーテイングを終結する。縁112の
下を通過すると、コインは基準ランドL及び回転パツド
54の組合わせにより離散的なそれらの半径位置で捕捉さ
れる。次に、これらの直径の関数として第4図に示す個
別的な円形の経路の従う。これを確実にするために、基
準ランドLは、コインが基準ランドLの外縁116の下を
通過するまで、線180a〜180fの経路に沿つてコインを回
転させる際に、そのある部分によつて常に押され、個別
的な半径位置でコインを捕捉が保持されるように構成さ
れている。点112bから点112bまでの縁縁112は、点112b
から点183までのような25°ではなく、30°であり、急
峻さを少なくしたので、小さなコインが縁112の下に駆
動されるのを助け、ソーテイング・ピンのうちの一つ、
特にピン114e及び114fでの滞溜時間を減少させている。
以上で述べた本発明における従来の技術のコイン・ソ
ーターから明確な相異として、分配はそのソーテイング
にコイン・ソーテイング・ヘツド56の縁に沿つて逆順序
となる。換言すれば、大きなコインは最初にソーテイン
グされるが、分配は最後となる。点183と点184との間の
領域で分配が行なわれ、この領域は、所望により分配を
拡がるように、又はスペースを置くように設定される。
図示のように、外縁116は点183から内側へ曲げられ、縁
の曲がりが逆転する点182まで全体的に外方向へ丸くさ
れ、次いで全体的に円形のアーチが点184に達するまで
続く。所望により、ソーテイング点を調整することな
く、ノツチ129及び125のようなノツチによつて外縁116
の曲率を急速に減少又は増加させて、選択した直径のコ
インの出口点を調整する方法を取る。この構成と共に、
異なる半径位置でそれぞれ異なる貨幣単位のコインの捕
捉により、各コインは第4図に示す半径方向の異なる周
辺位置での基準ランドLによつて開放される。
第7図を参照すると、ソーテイング処理の稼働電力が
スイツチ169、常閉接点173、及びモータ30に対する線15
5を介して供給されている。実際のソーテイングを開始
する前にモータ30、従つて回転する弾性体の回転パツド
54の運転速度を確立するために、時間遅延回路181が備
えられている。この時間遅延回路181は整流器149を備え
ており、整流器149はスイツチ169のところで115ボルト
の交流入力電圧を整流し、時間遅延ユニツト97に整流し
た電圧を供給する。この時間遅延ユニツト97は通常のも
のであり、抵抗を介して時間と共にコンデンサを充電
し、コンデンサの電圧が選択した値に達したときにその
値が出力としてリレー159のコイル153を付勢する抵抗・
コンデンサ充電回路からなるものでもよい。リレー159
は常閉接点157を有する2極1投リレーである。スイツ
チ169が開成される、常閉接点157は最初に電力をコンタ
クト173を介し、ソレノイド136及び165のコイル179及び
177に供給して、ソーテイングを阻止する。時間遅延回
路181の遅延時間例えば約2秒後に、回転パツド54が動
作速度に達し、時間遅延回路181の出力電圧が充分に高
くなつて、リレー159を動作させ、常閉接点157を開放さ
れる。これによつて、ソレノイド136及び165からソーテ
イング・モードまでの電力をオフにする。従つて、最初
は、ピン114a〜114fをソレノイド136によつて上昇さ
せ、ピン151をソレノイド165によつて降下させる。その
後、時間遅延回路181が動作してリレー159を減勢させ、
ピンがその位置を反転させ、ソーテイング動作を開始さ
せる。
ソーテイング処理の制御、特にある紙幣単位のコイン
・ソーターを介して選択した数のコインが通過した後の
ソーテイングの停止は、第6図及び第7図に示す電気的
な装置によつて制御される。各絶縁されたピン114a〜11
4fはコイン計数装置152に接続されている。コイン計数
装置152は事象(この場合は、与えられた直径のコイン
が個別的なピンに当つた回数)を計数する通常型式のも
のである。これが発生すると、閉成された電気的な即ち
連続的な回路がピンと、コイン・ソーテイング・ヘツド
56との間で形成される。この回路は典型的なものとし
て、これはコイン計数装置152から線154a〜154fのうち
の一つに印加する電圧を+5ボルトから0に低下させ
る。これは、線154a〜154fのうちの一つと、コイン・ソ
ーテイング・ヘツド56とコイン計数装置152との間の共
通接地接続とを介するコイン計数装置152で行なわれ
る。従つて、この構成により、コイン計数装置152はコ
インが関連するピンに当る度に電気的なインパルスを検
知するので、コイン計数装置152は各貨幣単位のコイン
を個々にカウントするように構成される。コイン計数装
置152はコイン・カウント・メモリ及び総計器156に各貨
幣単位のコインのカウントを供給し、コイン・カウント
・メモリ及び総計器156はコインの貨幣単位値により各
貨幣単位の各カウンタを通常的な方法で乗算し、読み出
し158により特定のコインの総額、及び計数した全ての
コインの総額が得られるようにする。更に、コイン・カ
ウント・メモリ及び総計器156は読み出し158上に各コイ
ンのコイン計数を表示する通常の回路を有する。典型的
なものとして、総額か又は離散的なコインの計数かの選
択は、制御ボタン160a〜160fにより得られる。
個別的な組をなすコイン計数装置152の電気的な出力
として、計数した各貨幣単位の個別的な出力が示されて
おり、この出力はセレクタ・スイツチ162a〜162fを介し
て計数選択器164に供給される。
計数選択供給164は基本的にデイジタル比較器であ
り、ソーテイング機能の出力として与えられた所望の貨
幣単位のコイン数(又は金額)を表わす選択した数を入
力することになる。従つて、コイン・ソーターにより処
理された10セント硬貨が1,000枚になつたときに、ソー
テイング処理を停止させたいときは、10桁の選択ボタン
166a〜166fのうちの一つを押して各桁に1つの数を入力
することにより、1,000(又は金額)を計数選択164に入
力する。この数は読み出し167により記憶され、表示さ
れる。コイン・ソーターの動作により、選択した計数に
なると、コイン計数装置152の出力との間が同等にな
り、即ち一致することになり、計数選択器164は電気的
な出力、例えば線170に+5ボルトを発生することにな
る。この出力はリレー172のコイン171に供給されてお
り、付勢されたときは、常閉接点173を開放してモータ3
0をオンにし、かつ常閉接点175を閉成させてソレノイド
165のコイル177と、ソレノイド136のコイル179とを付勢
する。ソレノイド165はピン151(第4図及び第8図)を
下降させ、ソーテイングしているコインの流れを停止さ
する。一方、ソレノイド136は絶縁板120(第3図〜第7
図)を上方向に上昇させ、ピン114a〜114fを上昇させ、
ピン151とピン114a〜114fとの間にある数枚のコインを
コイン戻しシユート21を介してホツパー20に再循環でき
るようにする。更に、計数選択器164は、オペレータが
選択した数のいくつかの貨幣単位のコインを分配するた
めに逐次選択可能にさせる回路を備え、停止すると、選
択した最後の分配が行なわれるまで再開始されるソーテ
イング処理においてそれぞれの選択を達成したときに、
停止信号を供給してもよい。いくつかの選択をするとき
は、セレクタ・スイツチ162a〜162fのうちの適当な一つ
を閉成させる。
これに代わつて、リレー172が2投接点を備えるもの
とし、この2投接点により最初は高い電圧をソレノイド
136及び165に印加して閉成を早くさせ、次いで保持電圧
として低い電圧を印加させてもよい。
曲がつた又は傷のあるコインや、外国のコインがコイ
ン・ソーテイング装置14に投入された場合のように、コ
インが縁112とピン114a〜114fのうちの一つとの間で詰
まつた場合は、ソレノイドを作動させ、これ以上コイン
をフイードしてソーテイングしないようにし、障害にあ
るコインを排除する回路が備えられる。これを達成する
ために、ピン114a〜114fからカウント検出信号をパルス
幅センサー163に供給している。以上で説明したよう
に、このようなカウント検出信号は、通常5ボルト・レ
ベルから降下する0ボルトのパルスである。パルス幅セ
ンサー163は、通常の動作で予測されるピン上のコイン
の最長滞溜時間より長く前記パルスが継続するのを検知
をする。この最長滞溜時間は、例えば約3秒でもよい。
このような回路は、例えばピンの線のそれぞれにインバ
ータを備えるものでもよい。この場合のインバータは、
例えばコインがピンに当つたときに発生する0電圧のパ
ルス、ピン上にコインが滞溜する期間に発生する5ボル
トのパルスに変換することになる。次に、これらのイン
バータの各出力は絶縁ダイオードを介して放電抵抗と並
列接続されているタイミング・コンデンサに供給され
る。従つて、コンデンサの電圧は、時々コインがピンと
コイン・ソーテイング・ヘツド56との間をブリツジして
放電され、時間と共に増加する。いずれにしろ、ジヤム
状態が発生したときは、パルス幅センサー163が動作
し、線190及びリレー176のリレー・コイル174に動作電
圧を印加するものとなる。
リレー176は、常開接点168及び常閉接点178を介して
リレー・コイル174に保持電圧を供給するラツチング・
リレーとして回路に配置されている。リレー176のリレ
ー・コイル174は、パルス幅センサー163により作動され
たときは、常開接点168を閉成させ、正電圧、例えば+
5ボルトをダイオード161を介してリレー172のコイル17
1に印加する。その結果、リレー172が動作して常閉接点
73を開放し、常開接点175を閉成し、かつコインが外方
向へピン114a〜114fに移動するのを停止させ、ピン114a
〜114fを上昇させて、ソーテイング処理を停止させる。
しかし、回転パツド54は詰まつたコインを含め、コイン
の外方向の移動を直ちに停止させることはないので、モ
ータ30に対する電力が遮断された後に、詰まつたコイン
はコイン戻しシユート21及びホツパー20へ出て行く。
動作を再開始させるときは、先ずスイツチ169を動作
により開放し、次に常閉接点178を動作させて開放して
リレー172のコイル171の電力をオフにし、実行中のソー
テイング・シーケンスを継続させるように装置を動作可
能状態にする。しかし、以上で説明した処理により取り
除いた不良コインを計数しているので、オペレータが次
に実行する処理は多分このコインにより停止されたソー
テイング・シーケンスを再実行すべきものとなることを
注意すべきである。これに代わつて、超過計数用の計数
選択回路で補正する回路を備えてもよい。
コイン・ソーターの総合動作を調べるために、バツグ
にある特定の貨幣単位の選択した数のコインを集めたい
と仮定すると、1以上のセレクタ・スイツチ162a〜162f
を閉成して(異なる貨幣単位のコインの)1以上の数を
前述の計数選択164に入力し、読み出し167により表示す
ることになる。次に、スイツチ169を閉成すると、モー
タ30がオンになる。時間遅延回路181は、回転パツド54
が説明した動作速度に到達するまで、リレー159を介し
てソレノイド136及び165に短期間電力を供給し、コイン
・ソーテイング装置14を減勢させている。この動作速度
に到達すると、時間遅延ユニツト97はソレノイド136及
び165の電力をオフにし、コイン・ソーターが動作を開
始できるようにする。異なる貨幣単位のコイン、例えば
1/2ドル、スーザンBアンソニー・ドル、25セント、5
セント、ペニー及び10セント(米国貨幣単位)を混合し
たものは、ホツパー20(第1図及び第2図)に流れ込
み、ホツパー20は第2図のコイン188及び190により示す
ように、回転するパツド54の中心領域にコインを集中さ
せる。次に、コインは、回転パツド54(例えば、コイン
80,100,108から遠心力により凹ランド78(第4図)の下
に追い込まれ、全体として基準ランドLの縁76に沿つて
1縦列に並べられるまで、円を描くように移動する。次
い、コインは傾斜路94(コイン91)の下に乗り、弾性の
回転パツド54に押し付けられ、従つて捕捉されて凹ラン
ド99に向かつて円を描くように移動する。凹ランド99に
来ると、小さなコインは垂直縁123により装置内、傾斜
路104に移動し、その間に大きな直径のコインは凹ラン
ド99に転送され、一定の半径位置で傾斜路94から傾斜路
104に移動する。次に、全てのコインは、傾斜路104の下
を、従つて凹ランド106を通過し、凹ランド106でランド
Lの垂直壁111に当り、外方向及び縁112にそつて移動す
る。第4図に示すように、コインが一連のピン114a〜11
4fのうちの一つに当るまで、縁112に沿つて移動する。
先の説明したように、これが発生すると、このコインは
縁112の傾斜の下に追い込まれ、基準ランドLにより捕
捉され、円を描くように回転し、説明したように基準ラ
ンドLの外縁116の周辺に個別的な位置で放出される。
矢印202の方向に従う最少の、例えば10セントのコイ
ン200は、溝204(第1図)を介してL状のカツプリング
206、チユーブ208、じようご210を介してバツグ212に移
動することになる。同様に、次に大きなコイン、例えば
ペニー硬貨は溝204を介して外方向へ、同様のアツセン
ブリによりバツグ218に下方向に移動する。同様に、次
に大きなコイン、例えばコイン220,222,224、及び226
(例えば5セント、25セント、スーザンBアンソニー・
ドル、50セント硬貨)は矢印228,230,232,234及び236の
方向に移動し、次いで同様にバツグ238,240,242に移動
することになる。所望数の選択した貨幣単位のコインが
その貨幣単位のバツグに入つたことを計数選択164が検
知するまで、この処理は進行する。選択した計数に達す
ると、計数選択164はリレー172に電気的な出力を送出す
る。これはモータ30への電力を遮断し、ソレノイド136
及び165に電力を供給し、これがピン151を降下させ、か
つピン114a〜114fを上昇させ、ピン114a〜114fによつて
他のコインがホツパー20から外方向に移動しないように
して、ソーテイングを停止させる。中央ホツパー20の外
側の残りのコインはコイン戻しシユート21によつてホツ
パー20に渡され、新しいサイクルで再ソーテイングされ
る。次に、スイツチ169が開放され、ピン114a〜114f及
び151を戻し、ソーテイング・モードに戻す。ソーテイ
ングを再開するときは、オペレータは所望数(以上で説
明したように未だ入力していないときに)を計数選択器
164に入力し、スイツチ169を作動させてモータ30に電力
を供給し、ホツパー20をコインにより満たし、先に説明
したように動作を再開する。
垂直壁111に沿つて到達した、又は乗つている曲がつ
たコインを、この壁110の下の回転パツド54により駆動
させてもよく、この場合は、ランドLの下を、かつ直接
ランド92に回転させ、ランド92でコインは縁93に当り、
中央開口58に戻される。次いで、モータ30を停止するこ
とによつて、曲がつたコインは取り除かれる。縁112の
ピン114a〜114fのうちの一つの間に詰まつた曲がつたコ
イン又は外国のコインは先に説明したように、排除され
る。これは、コインをコイン戻しシユート21を介してホ
ツパー20にリサイクルさせることになる。オペレータは
ホツパー20から不良コインを探し出し、排除する。
第10図は本発明のソーテイング・ヘツド356の他の実
施例を示す。第10図では、コインが全体としてソーテイ
ング経路に沿つて半径の外側位置から半径の内側位置の
内方向へ導かれる。また、ソーテイング処理を停止した
ときは、全てのコインがコイン・ソーターの中心領域35
8に戻されるが、ソーテイングされていないコインはコ
イン・ソーターから放出されることはない。これは、余
分なコインを放出する第4図に示す実施例の動作と対照
をなすものである。
第11図はターンテーブル(この場合はターンテーブル
338)の変更例を示す。この場合に、押付け領域355を除
き、全体として平坦な弾性体のデイスク即ちパツド354
は、半径位置357(第10図に点線により示す直径)で輪
郭が低くされた位置へ0.0254mm引つ張られ、これをソー
テイング・ヘツド356の輪郭面に適合させる。ソーテイ
ング・ヘツド356及びホツパー320は、特に破断によりそ
の搭載が示されている。ホツパー320は、パツド354にコ
インをロードするものであり、ソーテイング・ヘツド35
6の開口即ち中心領域358に部分的に伸延している円形の
低い領域321(第11図及び第15図)を備えるように構築
されている。ホツパー320の内側領域(タブ)322は、円
形の低い領域321及びパツド354の回転中心に対して偏心
している。これは、コインがホツパー320の内壁回りの
縁に乗るのを防止するものである。更に、ホツパー320
はソーテイング・ヘツド356の上面に隣接する外側に溝3
23を備えており、内側領域322が溝323に嵌合している。
内側領域322はボルト又はネジ327によりソーテイング・
ヘツド356に取り付けられている。このようにして、ホ
ツパー320はモーター358dに取り付けられている。更
に、ターンテーブル即ち中心領域358は、プーリー338a
に取り付けられたベルト338bを介し、プーリー358cに取
り付けられたモーター358dにより駆動されている。ター
ンテーブル即ち中心領域358の支持軸358dにより駆動さ
れている。ターンテーブル即ち中心領域358の支持軸358
eは、例えば第2図のプーリー52の搭載により示すよう
に、回転可能に搭載されている。
第10図を参照すると、基礎即ち基準ランドL′は、縁
の形状が種々であるが、平坦であり、弾性体のパツド35
4の外側部分に隣接する上に僅かの空隙0.0254mm〜0.127
mmで配置されている。この空隙は摩擦がないように採用
されたものである。基準ランドL′は、ほぼ開口即ち中
心領域358周りに伸延しており、第1の特徴として、パ
ツド354上のソーテイング・ヘツド356の下を通るコイン
(点線により示す位置)の半径限界となる。第1の凹ラ
ンド378は全体としてソーテイング・ヘツド356の基準ラ
ンドL′の下側に形成されており、L−1.9304により表
わされている。これは、基準ランドL′から上方向に1.
9304mmの凹所となつていることを示す。凹所378はホツ
パー320から外方向へ、先ず鋭角な縁376及び377に伸延
している。これらの縁は、第12図に示すように、垂直線
に対して約35°の角度でテーパ付きの上部領域375及び
直立の下壁部分374により構築されている。1.9304mmの
凹所378は、パツド354における0.254mmの輪郭を有する
凹所と共に、点線の半径位置357の内向きに実質的な凹
所をなす。これは、ソーテイングすべき最も厚いコイン
の厚さよりも深いが、一方を他方に積み重ねたときは、
最も薄い2枚のコインよりは浅い。総空隙は点線の半径
位置357の内向きに約1.9304mmである。これは、1/2ドル
硬貨が約2.032mmであるから、ソーテイングする最も厚
いコインよりもやや薄い。この形状により、1/2ドル硬
貨が開口即ち中心領域358から容易に抜け出してソーテ
イング処理に進む。
凹所378は中心領域358から離れて外側へかつ中心領域
358の周辺に伸延し、外側へ螺旋状のチヤネル380を形成
している。チヤネル380内では複数のコインが移動する
と共に、それらの外縁が縁377に押し付けられて移動す
る。このチヤネル380の内縁はランド389のテーパ付き縁
383及び385により形成されている。これらのテーパ付き
縁383及び385は下方へ基準ランドL′のレベルに伸延す
ると伴に、テーパ付き縁383は凹所378の上面から垂直に
30°のテーパが付けられ、一方テーパ付き縁385は45°
でテーパが付けられている。テーパ付き縁383は1/2ドル
硬貨を外側へ縁377に押し付け、これに1/2ドル硬貨が乗
る。また、テーパ付き縁383は詰まつてしまつたコイン
又はうまく移動しないコインをランド389のテーパ付き
縁383の下を通過させる。
ランド389はその内縁上でコインを循環させる凹所391
と境界を接している。凹所391は基準ランドL′から0.8
89mm低くされたものであり、図ではL′−0.889により
示す。
凹所378の一部も凹所391と境界を接していることに注
意すべきでである。
第12図、第13図、及び第14図に示すように、縁177か
ら反時計方向に伸延している凹所378の外縁部分は、隣
接する凹所393の内縁379と境界を接しており、またその
先で隣接する凹所501のテーパ付き縁500aと境界を接し
ている。凹所501は凹所393の延長をなす。更に、凹所39
3は、基準ランドL′から深さ0.635mmで凹所378から下
方に伸延しており、その外側が垂直壁397と境界を接し
ている。凹所501は基準ランドL′から0.635mmの深さで
凹所378から下方に伸延しており、その外側が垂直壁502
と境界を接している。反時計方向へ凹所378の最終領域
において、凹所378はチヤネル380のコインを漸次捕捉可
能にする傾斜路399により実質的に終る。傾斜路399は凹
所378の高さから基準ランドL′の高さへ移行するもの
である。
外側の縁377に完全に押し付けられたコインは、反時
計方向に移動して傾斜路399に嵌合し、捕足され、次い
で凹所378の下を移動する。
1/2ドル硬貨はテーパ付き縁383によりこの位置を強制
される。従つて、1/2ドル硬貨は傾斜路395の下、かつ1/
2ドル硬貨345について示す一つのフアイルにおける凹所
393の下周りに乗らざるを得ない。図示のように、垂直
壁397は垂直下方に基準ランドL′へ伸延したので、こ
のコインは外側の凹所393の垂直壁397に押し付けられ
る。次に、1/2ドル硬貨は凹所393の下の外縁領域により
凹所501に到達する。この凹所501は凹所393に連続して
おり、これと同一レベルにある。しかし、凹所501は、
凹所393のように螺旋状に外方向に伸延するのではな
く、全体として円をなす方向に伸延するので、その外縁
502は1/2ドル硬貨を従わせることに注意すべきである。
このために、1/2ドル硬貨はテーパ付きの縁385の下にさ
れて傾斜路399の下を移動し、基準ランドL′により捕
捉される。
1/2ドル硬貨より小さな直径のコインは凹所378の周辺
に進むと共に、傾斜路395に下に乗るコインを回転によ
り凹所378に戻す。これらのコインは凹所378内の1フア
イルに乗ると共に、これらの外縁は凹所393の内縁379に
より外方向の移動が制限される。これらのコインは凹所
501の縁500bに伸延するテーパ付き縁500aに嵌合するま
で、内縁379に従う。更に、コインはそれらの外縁がテ
ーパ付き縁500aに押し付けられて円を描くように回転す
る。このテーパ付き縁500aは、コインが捕捉されるま
で、傾斜路399の下で回転状態にあるために、跳ね返る
のを防止している。これらの小直径のコインはその外縁
を縁500bに押し付けて傾斜路399の下を通過し、かつそ
の内縁がランド389の縁385の下を通過する。次に、コイ
ンは、基準ランドL′の下に捕捉され、次いでソーテイ
ングする凹ランド406に円を描いて回転する。
チヤネル380内で詰まつてしまつた、又は無理に押し
込まれたコインは、ランド389のテーパ付き縁383に向か
つて回転され、その結果として詰まつてしまつたコイン
の一番下のコイン、又は無理に押し込まれた前方のコイ
ンは、テーパ付き縁383の下で引つ張られ、ランド389に
より捕捉されてパツド354により凹所391へ回転され、基
準ランドL′の縁401に押し付けられる。図示のよう
に、縁401は点402で縁403に沿つて内方向に向きを変
え、点404で終結している。その結果として、このよう
なコイン、又は複数のコインが縁401及び403に沿つて左
へ移動すると、コイン・ソーターの中心領域358に戻さ
れて再び循環される。
次に、以上で説明したように、正しく移動するコイ
ン、外縁がテーパ付き縁500a又は垂直壁502に押し付け
られて基準ランドL′の下で回転するコインは、上方向
に伸延する傾斜路405の下を円を描くように凹ランド406
へ回転して行く。この傾斜路405は水平線から約16°の
角度でテーパがつけられている。ソーテイングする凹ラ
ンド406は、基準ランドL′に周りをその天井へ上昇し
た内方向へスパイラル状の細長い縁408することにより
大部分境界を接している。縁408は内方向の垂直縁455及
び456と交差する点650で終結している。この垂直縁455
及び456は凹所391の外縁と境界を接している。縁456の
内部457が中心領域358と一致することに注意すべきであ
る。
凹ランド406の天井413は約0.762mmであり、縁410を交
差している。特に第16図に示すように、その高さは傾斜
路405に向かつて2.5°の割合で増加する。この傾斜は凹
んだ又は同様に曲がつたコインBCの凸側を凹ランド406
の天井413に更に押し付けてしつかりと保持する。これ
は、第19図に示すように、縁410に沿つて凹ランド406の
天井413の高さを減少させる結果として、コインの外縁
に沿つてパツド357によるコインに対するパツド圧を増
加させることにより達成される。
縁408の第1領域407は垂直であり、点409に伸延して
いる。この領域に対して、コインが基準ランドL′から
傾斜路405の下へ最初に回転させられる。また、第1領
域407の機能は、この縁の下をコインが通過することな
く、縁408に沿つて反時計方向にコイン偏向領域400へ明
確に向け直すことである。第21図に示すように、縁408
の縁領域410は、点409から点411まで、垂直線から25°
でテーパが付けられている。従つて、ピン414a〜414dに
関連するピンにより、それらの直径の関数として、4個
の最大径のコインが選別され、それらのコインを全体と
して第4図について説明した方法により縁領域410の下
に移動させる。この処理を、縁領域410の下にコインC
を移動させた場合について第17図に示す。点411から全
体として反時計方向に、縁408の縁領域412は縁領域410
のようにテーパが付けられている。しかし、この場合
は、垂直線から約30°で、ソーテイング用のピン414e及
び414fにより、2つの最小直径のコインを更に容易に縁
408を縁部分412の下に移動させる。
ソーテイングはピン414a〜414fと、縁領域410又は412
からこれらの距離との位置の組合わせにより実行され
る。この組合わせはソーテイングするコインの直径より
やや狭い。その結果、それらの縁のうちの一つの下で回
転されたときに、各コインは基準ランドL′により捕捉
され、直径毎に異なる半径又は軌道により回転する。そ
の結果、図示のように点453aから点453fへソーテイング
・ヘツドの部分に対する回転するパツドの中心距離を変
更することにより、円を描くようにコインの移動と交差
する縁領域454a〜454f、従つてコインをソーテイング・
ヘツドから開放して分配する点と交差する縁領域454a〜
454fが形成される。図示のように、点413a〜点413fと先
ず大きなコインが嵌合し、最後に小さなコインが嵌合す
る。また、ヘツド356から大きなコインが最初に抜けだ
し、小さなコインが最後に抜け出す。点453a〜点453fへ
回転するデイスクの中心についてソーテイング・ヘツド
の半径の寸法を操作することにより、コインの開放位置
を変更することができる。最初に選択した間隔の軌道は
コインの直径の関数に直径関連していず、任意のもので
あるが、この軌道にコインを配置することにより、ソー
テイング及び開放機能を組合わせて、与えられた数のコ
インについて従来可能とするソーターより小さなソータ
ーが可能となる。
ピン・ラツクを保持するピン414a〜414fを上昇させる
ことにより、第4図に示す実施例について既に説明した
ように、ソーテイング機能を停止させる。第5図に示す
ように、ピン・ラツクの動作は、その移動をバネ鋼部材
130によるピボツト周りである。これに代つて、垂直移
動を確実にするガイドにより移動を垂直方向だけにして
もよい。ボルトにより取付ける円錐55はコインが停止し
ないようにするために、横方向にしてもよい。
第18図に示すように、チヤネル380の開口347は停止ピ
ン348及びこれに関連するアツセンブリを備えている。
停止ピン348を下げたときは、チヤネル380にコインが入
るのを阻止する。停止ピン348は、第7図に示し、かつ
第7図に関連して説明した回路により作動される。停止
ピン348を下げることと並行して、ソーテイングするピ
ン414a〜414fを上昇させて前述のソーテイング処理を停
止する。この実施例において、停止ピン348を下げ、ピ
ン414a〜414fを上昇させたときは、停止ピン348との間
のコインは単に縁408に従い、垂直縁455及び456により
内方向に導かれた後、第18図にコインC1〜C6により示す
ように、内部457の点を通過して中心領域358に戻され
る。コイン、例えばコインC6は回転可能に阻止される。
この点に動作が来ると、ソーター・モーターが前述の
シーケンスによりオフにされ、実質的にソーテイング処
理が停止されてるので、その後にコインが分配されるこ
とはない。その結果、実際にソーテイングされたコイン
以外にソーターを抜け出すコインはない。従つて、余分
なコインを捕捉するために、オーバーフロー用の容器即
ちコンテナーを備える必要はない。
以上のことから、本発明は、出願人が新しい大幅に改
良したコイン・ソーターを提供するものと理解されるべ
きである。本発明はコインを正確に分配することが可能
であり、同時に特定のコインの分配の位置がソーテイン
グの機能から独立して調整可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコイン・ソーターの構造を概要的を示
す絵画図、 第2図は第1図の線2−2から見た断面図、 第3図はコイン・ソーターのソーテイング・ヘツド及び
支持の平面図、 第4図はコイン・ソーターの下側の平面図及びコイン・
ソーターの動作を示す図、 第5図は絵画図の形式によりソーテイング・ピン・アツ
センブリの一部の詳細な構造図、 第6図はソーテイング・ピン・アツセンブリの構造及び
コイン計数装置に対する電気的な接続を示す部分断面図
及び部分概要図、 第7図は本発明により考察するコイン計数装置を示す電
気的なブロツク図、 第8図は第3図の線8−8から見た部分断面図、及び機
構に接続されたソレノイドを示す図、 第9図は第4図の線9−9から見た断面図、 第10図は他の実施例によるソーテイング・ヘツドの下側
の平面図、 第11図は本発明の一定の特徴を示すために第10図のソー
テイング・ヘツドに関連して部分的に破断した拡大図、 第12図は第10図の線12−12に沿つて示す断面図、 第13図は第10図の線13−13に沿つて示す断面図、 第14図は第10図の線14−14に沿つて示す断面図、 第15図は第11図に部分的に示すホツパーの平面図、 第16図は第10図に示すソーテイング・ヘツドを用いたソ
ーターを見下してソーターを作動させる体勢を示す平面
図、 第17図は第16図の線17−17に沿つて示す断面図、 第18図は特にソーテイング処理を終了したときのコイン
返却を示すために第10図に示すソーテイング・ヘツドの
破断図、 第19図は特にカツプ状に曲がつたコインに適応させた特
徴を示すために、第16図の線19−19に沿つて示す部分断
面図、 第20図は第10図の線20−20に沿つて示す断面図、 第21図は第10図の線21−21に沿つて示す断面図である。 36,112,376,377,401,403,456…縁、56…コイン・ソーテ
イング・ヘツド、109,405…傾斜路、118…ソーテイング
・ピン・アツセンブリ、119…停止ピン・アツセンブ
リ、152…コイン計数装置、356…ソーテイング・ヘツ
ド。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる直径のコインを仕分けするコインソ
    ーターであって、回転する全体として平らで弾性体のデ
    ィスクに接近して対面する側面を持ったプレートを有
    し、該プレートは開口部を有し、該開口部を通ってコイ
    ンが前記ディスクの上に載せられ、該プレートが内縁を
    画定しており、該プレートは該プレートの境界を形成す
    る外縁を有し、前記プレートの側面は、異なる形状でし
    かも前記ディスクとの隙間が異なる複数のランドと凹所
    とにより形成されている該コインソーターにおいて、 前記複数のランドの内の一つは、前記プレートの内外縁
    の間の領域に細長い縁を有し、該細長い縁は前記ディス
    クの回転中心の半径線の回転に関して異なる半径で異な
    る角度で伸延していて、しかも該細長い縁の少なくとも
    その実質的な長さ方向が全体として前記ディスクの回転
    方向に向かって傾斜した縁であり、 ソーティングすべきコインの直径の差の関数として前記
    傾斜した縁から異なる間隔により配置されることによ
    り、別の直径のコインを前記ディスクにより回転させ、
    前記コイン偏向領域のうちの一つと前記傾斜した縁との
    間で嵌合する位置に移動させて、回転している前記ディ
    スクにより前記傾斜した縁を横切るようにさせ、異なる
    直径のコインのために違えた別の半径位置で前記ランド
    のうちの前記一つにより捕捉する複数のコイン偏向領域
    を備え、 前記プレートの外縁は前記ディスクの回転の中心から距
    離を異にする複数部分を有し、種々の直径の前記コイン
    の経路の回転半径と選択的に協動することにより、 前記プレートの前記外縁に沿った異なる位置で当該コイ
    ンソーターから異なる直径のコインを放出することを特
    徴とするコインソーター。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコインソーターにおいて、 前記コインソーターは隣接する内側凹所及び外側凹所を
    有し、前記外側凹所の外縁は単独の第1ファイル内で第
    1直径の複数のコインを共通する第1半径位置で前記コ
    インの外縁により案内し、前記内側凹所の外縁は単独の
    第2ファイル内で小さな直径の複数のコインを共通する
    第2半径位置でコインの外縁により案内し、 前記細長い縁は終端領域を有し、前記終端領域は前記内
    側凹所及び前記外側凹所と異なる半径位置で回転する複
    数のコインを阻止するように、かつ当該終端領域及び前
    記傾斜縁に沿って複数のコインを案内するように配置さ
    れていることを特徴とするコインソーター。
  3. 【請求項3】請求項1記載のコインソーターにおいて、
    前記コイン偏向領域は仕分けすべき種々の直径のコイン
    のうちで最大直径のコインを最初に嵌合し、最小直径の
    コインを最後に嵌合するように配置されていることを特
    徴とするコインソーター。
  4. 【請求項4】請求項2記載のコインソーターにおいて、
    前記細長い縁は前記ディスクの外方向かつその回転方向
    に伸延すると共に、最小直径のコインを最初に放出し、
    かつ最大直径のコインを最後に放出するように配置され
    ていることを特徴とするコインソーター。
  5. 【請求項5】請求項3記載のコインソーターにおいて、
    前記細長い縁は前記ディスクの内方向かつその回転方向
    に伸延すると共に、最大直径のコインを最初に嵌合し、
    かつ最小直径のコインを最後に嵌合するように配置され
    ていることを特徴とするコインソーター。
  6. 【請求項6】請求項3記載のコインソーターにおいて、
    前記複数のコイン偏向領域はそれぞれ前記細長い縁から
    異なる間隔で配置された一連のピンを備えると共に、前
    記ピンは前記ディスクに隣接して配置可能であることを
    特徴とするコインソーター。
  7. 【請求項7】請求項6記載のコインソーターにおいて、
    更に、各前記ピンに結合され、前記ピンと嵌合するコイ
    ンを計数する電気的な手段を含む回路手段を備えること
    を特徴とするコインソーター。
  8. 【請求項8】請求項7記載のコインソーターにおいて、 前記回路手段は選択された直径のコインを選択した数ま
    で計数したときに信号を供給する手段を備え、前記コイ
    ンソーターは前記信号に応答して前記ディスクからの前
    記ピンの間隔を急激に広げ、以後は前記ピンをバイパス
    させるようにしたピン配置手段を備えることを特徴とす
    るコインソーター。
  9. 【請求項9】請求項8記載のコインソーターにおいて、 前記細長い縁は前記ディスクの内方向かつその回転方向
    に伸延すると共に、最大直径のコインを最初に放出し、
    かつ最小直径のコインを最後に放出するように配置され
    ていることを特徴とするコインソーター。
  10. 【請求項10】請求項8記載のコインソーターにおい
    て、前記細長い縁は前記ディスクの回転方向から外側に
    遠ざかる方向に伸延し、かつ最も直径の小さなコインが
    最初に放出され、最も直径の大きなコインが最後に放出
    されることを特徴とするコインソーター。
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