JP2635211B2 - 硬貨を計数しかつ選別する方法 - Google Patents
硬貨を計数しかつ選別する方法Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D3/00—Sorting a mixed bulk of coins into denominations
- G07D3/16—Sorting a mixed bulk of coins into denominations in combination with coin-counting
-
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- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D3/00—Sorting a mixed bulk of coins into denominations
- G07D3/12—Sorting coins by means of stepped deflectors
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Landscapes
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、全体として、硬貨選別及び計数装置、特
に、金種の混ざり合った硬貨を選別する静止型選別ヘッ
ドの下方で回転する弾性ディスクを使用する型式の硬貨
選別及び計数装置に関する。
に、金種の混ざり合った硬貨を選別する静止型選別ヘッ
ドの下方で回転する弾性ディスクを使用する型式の硬貨
選別及び計数装置に関する。
硬貨選別及び計数装置により選別されて排出された硬
貨を、それぞれの金種ごとに所定の数にしてバックに袋
詰めすることが行われている。バッグは硬貨選別及び計
数装置の硬貨排出出口に隣接して取り付けられる。
貨を、それぞれの金種ごとに所定の数にしてバックに袋
詰めすることが行われている。バッグは硬貨選別及び計
数装置の硬貨排出出口に隣接して取り付けられる。
バックに所定の数だけ硬貨が詰められたら、それ以
上、そのバックに硬貨が入らないようにすることが必要
である。そして、所定の数の詰まったバックは、空のバ
ックに交換されなければならない。
上、そのバックに硬貨が入らないようにすることが必要
である。そして、所定の数の詰まったバックは、空のバ
ックに交換されなければならない。
所定の数(例えば1000枚)の硬貨うち、最後の硬貨
(1000枚目)が計数されたならば、その最後の硬貨は装
置から排出してバックに入れ、次の硬貨(1001枚目の硬
貨)はそのバックに入れないようにする必要がある。そ
うするための作業は、最後の硬貨が、計数された後に所
定の位置まで移動したことを確認した後にするとよい。
そうすれば、バックに向けて排出確実な位置まできた最
後の硬貨はバックに入れられ、一方、その次の硬貨につ
いては、そのバックに入らないようにする手段を確実に
講ずることができるからである。
(1000枚目)が計数されたならば、その最後の硬貨は装
置から排出してバックに入れ、次の硬貨(1001枚目の硬
貨)はそのバックに入れないようにする必要がある。そ
うするための作業は、最後の硬貨が、計数された後に所
定の位置まで移動したことを確認した後にするとよい。
そうすれば、バックに向けて排出確実な位置まできた最
後の硬貨はバックに入れられ、一方、その次の硬貨につ
いては、そのバックに入らないようにする手段を確実に
講ずることができるからである。
そこで本発明の目的は、設定した所定枚数の硬貨のう
ち最後の硬貨が計数された後に、該最後の硬貨を追跡し
てそれが所定の位置に達したことを知ることのできる方
法を提供することにある。
ち最後の硬貨が計数された後に、該最後の硬貨を追跡し
てそれが所定の位置に達したことを知ることのできる方
法を提供することにある。
図面の簡単な説明 第1図は、内部の構造を示すために一部を切り欠い
た、本発明を具体化する硬貨計数及び選別装置の斜視
図、 第2図は、選別ヘッドの下側、又は案内板の下側の形
状を示す、第1図の略線2−2に沿った拡大横断面図、 第3図は、第2図の略線3−3に沿った拡大断面図、 第4図は、第2図の略線4−4に沿った拡大断面図、 第5図は、第2図の略線5−5に沿った拡大断面図、 第6図は、第2図の略線6−6に沿った拡大断面図、 第7図は、第2図の略線7−7に沿った拡大断面図、 第8図は、第2図の略線8−8に沿った拡大断面図、 第9図は、第2図の略線9−9に沿った拡大断面図、 第10図は、第2図の略線10−10に沿った拡大断面図、 第11図は、第2図の略線11−11に沿った拡大断面図、 第12図は、第2図の略線12−12に沿った拡大断面図、 第13図は、第2図の略線13−13に沿った拡大断面図、 第14図は、出口通路内の可動要素がその退却した位置
にあるときの出口通路内の硬貨を示す、第2図の略線14
−14に沿った拡大断面図、 第15図は、可動要素がその前進位置にあるときの第14
図と同一の断面図、 第16図は、第1図の装置内の回転可能なディスク用の
好適な駆動装置の拡大斜視図、 第17図は、6つの硬貨排出及びバック詰めステーショ
ンの2つ及びこれらステーション含まれる構成要素の一
部を示す、第1図の硬貨選別装置の一部の斜視図、 第18図は、硬質排出及びバック詰めステーションの1
つの更に詳細を示す、第17図の略線18−18に沿った拡大
断面図、 第19図は、第1図乃至第18図は硬貨計数及び選別に使
用されるマイクロプロセッサ支援の制御システムのブロ
ック図、 第20図A及び第20図Bは、第19図の制御システムに含
まれるマイクロプロセッサの作動を制御するプログラム
の一部のフローチャートである。
た、本発明を具体化する硬貨計数及び選別装置の斜視
図、 第2図は、選別ヘッドの下側、又は案内板の下側の形
状を示す、第1図の略線2−2に沿った拡大横断面図、 第3図は、第2図の略線3−3に沿った拡大断面図、 第4図は、第2図の略線4−4に沿った拡大断面図、 第5図は、第2図の略線5−5に沿った拡大断面図、 第6図は、第2図の略線6−6に沿った拡大断面図、 第7図は、第2図の略線7−7に沿った拡大断面図、 第8図は、第2図の略線8−8に沿った拡大断面図、 第9図は、第2図の略線9−9に沿った拡大断面図、 第10図は、第2図の略線10−10に沿った拡大断面図、 第11図は、第2図の略線11−11に沿った拡大断面図、 第12図は、第2図の略線12−12に沿った拡大断面図、 第13図は、第2図の略線13−13に沿った拡大断面図、 第14図は、出口通路内の可動要素がその退却した位置
にあるときの出口通路内の硬貨を示す、第2図の略線14
−14に沿った拡大断面図、 第15図は、可動要素がその前進位置にあるときの第14
図と同一の断面図、 第16図は、第1図の装置内の回転可能なディスク用の
好適な駆動装置の拡大斜視図、 第17図は、6つの硬貨排出及びバック詰めステーショ
ンの2つ及びこれらステーション含まれる構成要素の一
部を示す、第1図の硬貨選別装置の一部の斜視図、 第18図は、硬質排出及びバック詰めステーションの1
つの更に詳細を示す、第17図の略線18−18に沿った拡大
断面図、 第19図は、第1図乃至第18図は硬貨計数及び選別に使
用されるマイクロプロセッサ支援の制御システムのブロ
ック図、 第20図A及び第20図Bは、第19図の制御システムに含
まれるマイクロプロセッサの作動を制御するプログラム
の一部のフローチャートである。
添付図面の内、最初に、第1図を参照すると、ホッパ
10は、金種の混じり合った硬貨を受け取り、これら硬貨
を環状の選別ヘッド、又は案内板12の中央開口部を通じ
て供給する。硬貨がこれら開口部を通るとき、これら硬
貨は、回転可能なディスク13の頂部面上に配置される。
このディスク13は、短いシャフト(図示せず)上に回転
可能に取り付けられ、電気モータ14により駆動される。
該ディスク13は、弾性ゴム、又は重合可能に材料から成
り、一体の金属ディスク17の頂部面に結合された弾性パ
ッド16を備えることが望ましい。
10は、金種の混じり合った硬貨を受け取り、これら硬貨
を環状の選別ヘッド、又は案内板12の中央開口部を通じ
て供給する。硬貨がこれら開口部を通るとき、これら硬
貨は、回転可能なディスク13の頂部面上に配置される。
このディスク13は、短いシャフト(図示せず)上に回転
可能に取り付けられ、電気モータ14により駆動される。
該ディスク13は、弾性ゴム、又は重合可能に材料から成
り、一体の金属ディスク17の頂部面に結合された弾性パ
ッド16を備えることが望ましい。
該ディスク13が回転すると、その頂部面上に置かれた
硬貨は、遠心力によりパッドの表面上を外方に摺動する
傾向となる。案内板の内周の下側は、最も厚い硬貨の厚
さに略等しい距離だけ、パッド16の上方に離間させてあ
るため、硬貨が外方に動くとき、パッド上に平らに位置
するこれら硬貨は、パッドの表面と案内板12との間の隙
間に入る。
硬貨は、遠心力によりパッドの表面上を外方に摺動する
傾向となる。案内板の内周の下側は、最も厚い硬貨の厚
さに略等しい距離だけ、パッド16の上方に離間させてあ
るため、硬貨が外方に動くとき、パッド上に平らに位置
するこれら硬貨は、パッドの表面と案内板12との間の隙
間に入る。
第2図から最も良く理解されるように、外方に移動す
る硬貨は、案内板12の下側に形成され且つ環状の案内板
の内周の主要部分の周りを伸長する環状凹所20に最初に
入る。該凹所20の外壁21は、最も厚い硬貨の厚さより
も、僅かに、例えば、0.254mm(0.010インチ)だけ短い
距離、パッド16の頂部面から離間された案内板の最下面
22まで下方に伸長する(第3図参照)。従って、硬貨が
凹所20の壁21に係合するときに、硬貨の最初の半径方向
への動きは停止するが、硬貨は、パッド16の回転動作に
より、壁21に沿った外周方向への移動を続ける。凹所20
に部分的にしか入らない重なり合った硬貨は、凹所20の
頂部面に形成された切欠き20aにより、その内縁端に沿
って分離される(第4図参照)。
る硬貨は、案内板12の下側に形成され且つ環状の案内板
の内周の主要部分の周りを伸長する環状凹所20に最初に
入る。該凹所20の外壁21は、最も厚い硬貨の厚さより
も、僅かに、例えば、0.254mm(0.010インチ)だけ短い
距離、パッド16の頂部面から離間された案内板の最下面
22まで下方に伸長する(第3図参照)。従って、硬貨が
凹所20の壁21に係合するときに、硬貨の最初の半径方向
への動きは停止するが、硬貨は、パッド16の回転動作に
より、壁21に沿った外周方向への移動を続ける。凹所20
に部分的にしか入らない重なり合った硬貨は、凹所20の
頂部面に形成された切欠き20aにより、その内縁端に沿
って分離される(第4図参照)。
凹所20内に直接、開放しない案内板12の中央開口部の
唯一の部分は、案内板の最下面22と同一高さの下面を有
するランド部23により占められる周縁部分である。該ラ
ンド部23の上流端部は、相互に積み上げられた硬貨が傾
斜路24に達するのを防止する傾斜路23a(第5図)を形
成する。
唯一の部分は、案内板の最下面22と同一高さの下面を有
するランド部23により占められる周縁部分である。該ラ
ンド部23の上流端部は、相互に積み上げられた硬貨が傾
斜路24に達するのを防止する傾斜路23a(第5図)を形
成する。
凹所20内の硬貨がランド部23に接近するのに伴い、こ
れら硬貨は、ランド部23の周囲を外方に移動し、内周凹
所20の外方伸長部である凹所25に達する傾斜路24に係合
する。該凹所25は、最大径の金種の硬貨の径よりも僅か
に幅が広いことが望ましい。凹所25の大部分の頂部面
は、最も薄い硬貨の厚さよりも短い距離、パッド16の頂
部から離間されており、このため、硬貨は、凹所25を通
って回転するとき、案内板12と弾性パッド16との間に把
持される。このため、凹所25内に移動する全ての硬貨
は、回転され、外方に延びるら旋状の内壁26に係合し、
全ての硬貨の内縁端がら旋状壁26に沿って接した状態で
凹所25を通って外方に移動する。
れら硬貨は、ランド部23の周囲を外方に移動し、内周凹
所20の外方伸長部である凹所25に達する傾斜路24に係合
する。該凹所25は、最大径の金種の硬貨の径よりも僅か
に幅が広いことが望ましい。凹所25の大部分の頂部面
は、最も薄い硬貨の厚さよりも短い距離、パッド16の頂
部から離間されており、このため、硬貨は、凹所25を通
って回転するとき、案内板12と弾性パッド16との間に把
持される。このため、凹所25内に移動する全ての硬貨
は、回転され、外方に延びるら旋状の内壁26に係合し、
全ての硬貨の内縁端がら旋状壁26に沿って接した状態で
凹所25を通って外方に移動する。
第6図乃至第8図に図示するように、その内壁26に隣
接する凹所25の頂部面の狭小領域25aは、最も薄い硬貨
に略等しい厚さだけ、パッド16から離間されている。こ
れにより、全ての金種の硬貨(積み上げ、又は重ね合わ
せられた対の硬貨のうち上側のものを除く)は、外方に
ら旋状に動くときに、壁26に確実に係合する。凹所25の
頂部面の他の部分は、領域25aから下方に凹部25の外縁
端までテーパーが付けられている。このテーパーによっ
て、第6図乃至第8図に図示するように、硬貨は、凹所
25を通って移動するとき、僅かに傾動し、これにより、
硬貨が外方にら旋状の壁26に係合し状態を保つのを一層
確実にする。
接する凹所25の頂部面の狭小領域25aは、最も薄い硬貨
に略等しい厚さだけ、パッド16から離間されている。こ
れにより、全ての金種の硬貨(積み上げ、又は重ね合わ
せられた対の硬貨のうち上側のものを除く)は、外方に
ら旋状に動くときに、壁26に確実に係合する。凹所25の
頂部面の他の部分は、領域25aから下方に凹部25の外縁
端までテーパーが付けられている。このテーパーによっ
て、第6図乃至第8図に図示するように、硬貨は、凹所
25を通って移動するとき、僅かに傾動し、これにより、
硬貨が外方にら旋状の壁26に係合し状態を保つのを一層
確実にする。
パッド16の回転により、硬貨は、凹所25から案内板12
の最下面22の領域22aまで下方に傾斜する傾斜路27に係
合するまで、壁26に沿った移動を続ける。下面22は、凹
所よりもパッドにより近付けて配置されるため、傾斜路
27の作用は、回転するディスクによって硬貨が傾斜路に
沿って進められるとき、これら硬貨を弾性パッド16に更
に押し込むことである。これにより、硬貨は、案内板の
面領域22aと弾性パッド16との間に確実に把持され、そ
の結果、回転するディスクにより案内板の下面に沿って
硬貨が回転を続けるとき、これら硬貨は、一定の半径方
向の位置に確実に保持される。
の最下面22の領域22aまで下方に傾斜する傾斜路27に係
合するまで、壁26に沿った移動を続ける。下面22は、凹
所よりもパッドにより近付けて配置されるため、傾斜路
27の作用は、回転するディスクによって硬貨が傾斜路に
沿って進められるとき、これら硬貨を弾性パッド16に更
に押し込むことである。これにより、硬貨は、案内板の
面領域22aと弾性パッド16との間に確実に把持され、そ
の結果、回転するディスクにより案内板の下面に沿って
硬貨が回転を続けるとき、これら硬貨は、一定の半径方
向の位置に確実に保持される。
硬貨が傾斜路27から出ると、硬貨は、全ての金種の硬
貨を弾性パッド16に強固に押し付けている照合及び計数
凹所30に入る。この凹所30の外縁は、内方にら旋状の壁
31を形成し、該壁31は、金種の異なる硬貨をその径の相
違により識別する手段として機能する出口通路に硬貨が
達する前に、硬貨の外縁端に係合し且つ正確に位置決め
する。
貨を弾性パッド16に強固に押し付けている照合及び計数
凹所30に入る。この凹所30の外縁は、内方にら旋状の壁
31を形成し、該壁31は、金種の異なる硬貨をその径の相
違により識別する手段として機能する出口通路に硬貨が
達する前に、硬貨の外縁端に係合し且つ正確に位置決め
する。
内向きのら旋状の壁31は、連続する硬貨の間のスペー
スを縮小させるが、その縮小する程度は、連続する硬貨
が離間した状態を保つことが出来るよう、僅かな程度で
ある。この内方へのら旋は、壁31と硬貨の外縁端との間
のスペースをなくし、このため、最初に凹所30に入った
ときに、これら硬貨の外縁端が配置される位置に関係な
く、全ての硬貨の外縁端は、壁31に接する共通の半径方
向位置に最終的に位置する。
スを縮小させるが、その縮小する程度は、連続する硬貨
が離間した状態を保つことが出来るよう、僅かな程度で
ある。この内方へのら旋は、壁31と硬貨の外縁端との間
のスペースをなくし、このため、最初に凹所30に入った
ときに、これら硬貨の外縁端が配置される位置に関係な
く、全ての硬貨の外縁端は、壁31に接する共通の半径方
向位置に最終的に位置する。
照合凹部30の下流端にて、傾斜路32(第13図)は、該
照合凹所30の頂部面から案内板の最下面22の領域22bま
で下方に傾斜する。このように、傾斜路32の下流端に
て、硬貨は案内板12と弾性パッド16との間に、最大の圧
縮力で把持される。これにより、硬貨は、照合凹所30の
壁31により最初に設定された半径方向位置に確実に保持
される。
照合凹所30の頂部面から案内板の最下面22の領域22bま
で下方に傾斜する。このように、傾斜路32の下流端に
て、硬貨は案内板12と弾性パッド16との間に、最大の圧
縮力で把持される。これにより、硬貨は、照合凹所30の
壁31により最初に設定された半径方向位置に確実に保持
される。
案内板12は、照合凹所30を越えたところに、一連の出
口通路40、41、42、43、44、45を形成し、これら通路
は、金種の異なる硬貨を案内板の周縁の異なる周方向位
置にて排出する選択手段として機能する。通路40−45
は、板12の外周縁の周りで周方向に互いに離間されてお
り、連続的に配置された通路の最内側縁端は、全ての硬
貨の外縁端に共通する半径方向位置から漸進的に遠くな
るように配置され、径が大きくなる順序に硬貨を受け取
り且つその硬貨を放出する。図示した特定の実施例にお
いて、6つの通路40−45は、10セント硬貨(通路40、4
1)、5セント硬貨(通路42、43)、及び25セント硬貨
(通路44、45)のみをそれぞれ放出するように配置され
且つ寸法決めされている。出口通路40−45の最内縁端
は、次のように配置される。即ち、1つの特定の金種の
硬貨の内端縁のみが各通路に入るように配置され、所定
の出口通路に達すべきその他の全ての金種の硬貨は、そ
の特定の通路の最内縁端を越えて内方に伸長することに
なり、このため、これら硬貨はその通路に入ることが出
来ず、従って、次の出口通路に進むようにする。
口通路40、41、42、43、44、45を形成し、これら通路
は、金種の異なる硬貨を案内板の周縁の異なる周方向位
置にて排出する選択手段として機能する。通路40−45
は、板12の外周縁の周りで周方向に互いに離間されてお
り、連続的に配置された通路の最内側縁端は、全ての硬
貨の外縁端に共通する半径方向位置から漸進的に遠くな
るように配置され、径が大きくなる順序に硬貨を受け取
り且つその硬貨を放出する。図示した特定の実施例にお
いて、6つの通路40−45は、10セント硬貨(通路40、4
1)、5セント硬貨(通路42、43)、及び25セント硬貨
(通路44、45)のみをそれぞれ放出するように配置され
且つ寸法決めされている。出口通路40−45の最内縁端
は、次のように配置される。即ち、1つの特定の金種の
硬貨の内端縁のみが各通路に入るように配置され、所定
の出口通路に達すべきその他の全ての金種の硬貨は、そ
の特定の通路の最内縁端を越えて内方に伸長することに
なり、このため、これら硬貨はその通路に入ることが出
来ず、従って、次の出口通路に進むようにする。
出口通路40−45の断面形状は、10セント硬貨の通路40
の断面図である第14図に最も明確に図示されている。勿
論、全ての出口通路の断面形状は、同様であり、これら
断面は、その幅、その周方向位置及び半径方向位置のみ
が異なるだけである。各出口通路の最も厚い部分の幅
は、その特定の出口通路が受け取り且つ放出する硬貨の
径よりも狭く、各出口通路の半径方向外縁端に隣接する
案内板の段状面は、その通路が受け取った硬貨の外側部
分を弾性パッド内に押し込み、その結果、これら硬貨の
内縁端は、該通路内へと上方に傾動する(第14図参
照)。出口通路は、案内板の外周まで外方に伸長してお
り、このため、該通路の内縁端は、傾動した硬貨を外方
に案内し、これら硬貨を案内板12と弾性パッド16との間
から最終的に放出する。
の断面図である第14図に最も明確に図示されている。勿
論、全ての出口通路の断面形状は、同様であり、これら
断面は、その幅、その周方向位置及び半径方向位置のみ
が異なるだけである。各出口通路の最も厚い部分の幅
は、その特定の出口通路が受け取り且つ放出する硬貨の
径よりも狭く、各出口通路の半径方向外縁端に隣接する
案内板の段状面は、その通路が受け取った硬貨の外側部
分を弾性パッド内に押し込み、その結果、これら硬貨の
内縁端は、該通路内へと上方に傾動する(第14図参
照)。出口通路は、案内板の外周まで外方に伸長してお
り、このため、該通路の内縁端は、傾動した硬貨を外方
に案内し、これら硬貨を案内板12と弾性パッド16との間
から最終的に放出する。
硬貨が6つの出口通路40−45から排出されると、これ
ら硬貨は、第17図、第18図に図示するように、6つの円
弧状案内通路50により対応する6つのバッグステーショ
ンBSに向けて下方に案内される。第17図には、これら6
つのバッグステーションBSの2つのみが示してあり、そ
の1つのステーションは、第18図に示してある。
ら硬貨は、第17図、第18図に図示するように、6つの円
弧状案内通路50により対応する6つのバッグステーショ
ンBSに向けて下方に案内される。第17図には、これら6
つのバッグステーションBSの2つのみが示してあり、そ
の1つのステーションは、第18図に示してある。
硬貨が案内通路50の下端を離れると、これら硬貨は、
バッグステーションBSの一部である対応した円筒状案内
管51に入る。これら管51の下端は、外方に広がってお
り、硬質バックBから硬貨を受け取るために該硬貨バッ
グを管51の下方に取り付ける従来のクランプリング機構
を受け入れる。
バッグステーションBSの一部である対応した円筒状案内
管51に入る。これら管51の下端は、外方に広がってお
り、硬質バックBから硬貨を受け取るために該硬貨バッ
グを管51の下方に取り付ける従来のクランプリング機構
を受け入れる。
第18図から理解されるように、クランプリング機構の
各々は、支持ブラケット71を備えており、該ブラケット
の下方にて、対応する硬貨案内管51が該案内管への入口
が対応する案内通路の出口に整合するように支持され
る。案内管51の上方部分の径よりも僅かに大きい径のク
ランプリング72が各案内管上に摺動可能に配置されてい
る。これにより、第18図に図示するように、硬質バッグ
の開口部を管の広がり端部上に位置決めし、次に、管の
広がり部分上でバッグの周囲にきつく嵌まるまで、クラ
ンプリングを下方に摺動させることにより、硬貨バッグ
Bを案内管51に解放可能に締結することが可能となる。
硬貨バッグの解放には、クランプリングを案内管の円筒
状部分上まで上方に押し付けるだけでよい。該クランプ
リングは、鋼にて形成することが望ましく、一杯の硬貨
バッグを空の硬貨バッグと交換している間、リング72を
その解放位置に保持するため、複数の磁石73が支持ブラ
ケット71の下側に配置されている。
各々は、支持ブラケット71を備えており、該ブラケット
の下方にて、対応する硬貨案内管51が該案内管への入口
が対応する案内通路の出口に整合するように支持され
る。案内管51の上方部分の径よりも僅かに大きい径のク
ランプリング72が各案内管上に摺動可能に配置されてい
る。これにより、第18図に図示するように、硬質バッグ
の開口部を管の広がり端部上に位置決めし、次に、管の
広がり部分上でバッグの周囲にきつく嵌まるまで、クラ
ンプリングを下方に摺動させることにより、硬貨バッグ
Bを案内管51に解放可能に締結することが可能となる。
硬貨バッグの解放には、クランプリングを案内管の円筒
状部分上まで上方に押し付けるだけでよい。該クランプ
リングは、鋼にて形成することが望ましく、一杯の硬貨
バッグを空の硬貨バッグと交換している間、リング72を
その解放位置に保持するため、複数の磁石73が支持ブラ
ケット71の下側に配置されている。
又、クランプリング機能の各々には、各バッグステー
ションにおける硬貨バッグの存在の有無を表示するバッ
グ連動スイッチが設けられる。図示した実施例におい
て、「ノーマル閉型」の磁石リードスイッチ74が各クラ
ンプリング機構のブラケット71の下側に配置される。対
応するクランプリング72が磁石73に接触し、これによ
り、磁石73により発生される磁界がスイッチ74の付近に
伝達されるとき、該スイッチ74が作動され得るようにし
てある。この作動は、通常、その前に締め付けた一杯と
なった硬質バッグを解放はしたが、未だ空の硬貨バッグ
と交換していないときに生じる。その他のバッグステー
ションBSの各々に対し、同様の機構が設けられる。
ションにおける硬貨バッグの存在の有無を表示するバッ
グ連動スイッチが設けられる。図示した実施例におい
て、「ノーマル閉型」の磁石リードスイッチ74が各クラ
ンプリング機構のブラケット71の下側に配置される。対
応するクランプリング72が磁石73に接触し、これによ
り、磁石73により発生される磁界がスイッチ74の付近に
伝達されるとき、該スイッチ74が作動され得るようにし
てある。この作動は、通常、その前に締め付けた一杯と
なった硬質バッグを解放はしたが、未だ空の硬貨バッグ
と交換していないときに生じる。その他のバッグステー
ションBSの各々に対し、同様の機構が設けられる。
上述のように、各金種の硬貨に対し2つの異なる出口
通路が設けられる。従って、各金種の硬貨は、案内板12
の周縁に沿った2つの異なる位置で排出することが出来
る。即ち、10セント硬貨は、通路40又は41の外端、5セ
ント硬貨は通路43又は44の外端、及び25セント硬貨は通
路45又は46の外端の何れかで排出することが出来る。各
金種の硬貨に利用可能である2つの出口通路の一方を選
択するため、制御可能に作動可能な変路装置が3対の同
様の出口通路40−41、42−43、44−45の各々の第1の通
路に関連付けられる。これら変路装置の1つを作動させ
たとき、その変路装置は、対応する金種の硬貨をその特
定に金種用に設けられた2つの出口通路の第1の通路か
ら第2の通路に変路させる。
通路が設けられる。従って、各金種の硬貨は、案内板12
の周縁に沿った2つの異なる位置で排出することが出来
る。即ち、10セント硬貨は、通路40又は41の外端、5セ
ント硬貨は通路43又は44の外端、及び25セント硬貨は通
路45又は46の外端の何れかで排出することが出来る。各
金種の硬貨に利用可能である2つの出口通路の一方を選
択するため、制御可能に作動可能な変路装置が3対の同
様の出口通路40−41、42−43、44−45の各々の第1の通
路に関連付けられる。これら変路装置の1つを作動させ
たとき、その変路装置は、対応する金種の硬貨をその特
定に金種用に設けられた2つの出口通路の第1の通路か
ら第2の通路に変路させる。
次に、10セント硬貨用に設けられた対の出口通路40、
41について説明すると、垂直方向に可動のブリッジ80が
第1の通路40の入口端にて該通路の内縁端に隣接して位
置決めされる。このブリッジ80は、以下に更に詳細に説
明するように、ばね81(第14図)によりその上昇した退
却位置に通常、保持される。ブリッジ80がこの上昇位置
にあるとき、第14図に示すように、該ブリッジの底部
は、通路40の頂部壁と同一面となり、10セント硬貨D
は、通常の方法で通路40に入り、その通路から排出され
る。
41について説明すると、垂直方向に可動のブリッジ80が
第1の通路40の入口端にて該通路の内縁端に隣接して位
置決めされる。このブリッジ80は、以下に更に詳細に説
明するように、ばね81(第14図)によりその上昇した退
却位置に通常、保持される。ブリッジ80がこの上昇位置
にあるとき、第14図に示すように、該ブリッジの底部
は、通路40の頂部壁と同一面となり、10セント硬貨D
は、通常の方法で通路40に入り、その通路から排出され
る。
10セント硬貨を第1の出口通路40を通過させて第2の
出口通路41に向かうよう変路させようとする場合、ばね
81の力を上廻るようにソレノイドSD(第14図、第15図、
第19図)を励起させ、ブリッジ80をその前進位置まで下
降させる。第15図に示したこの下降位置にて、ブリッジ
80の底部は、案内板12の最下面22bと同一面となり、こ
れは、10セント硬貨Dが出口通路40に入るのを阻止する
効果がある。従って、10セント硬貨は、回転するディス
クにより出口通路40を通過して回転され、ブリッジ80を
横断して摺動し、第2の出口通路41に入る。
出口通路41に向かうよう変路させようとする場合、ばね
81の力を上廻るようにソレノイドSD(第14図、第15図、
第19図)を励起させ、ブリッジ80をその前進位置まで下
降させる。第15図に示したこの下降位置にて、ブリッジ
80の底部は、案内板12の最下面22bと同一面となり、こ
れは、10セント硬貨Dが出口通路40に入るのを阻止する
効果がある。従って、10セント硬貨は、回転するディス
クにより出口通路40を通過して回転され、ブリッジ80を
横断して摺動し、第2の出口通路41に入る。
このように、ブリッジ80は、その突出(前進または下
降)位置において、第1の出口通路40という「川」に
「橋を架ける」ような形となり、10セント硬貨は、ブリ
ッジ80を「渡って」第1の出口通路40を越え、第2の出
口通路41へと向かうのである。部材80を「ブリッジ」と
呼ぶゆえんである。
降)位置において、第1の出口通路40という「川」に
「橋を架ける」ような形となり、10セント硬貨は、ブリ
ッジ80を「渡って」第1の出口通路40を越え、第2の出
口通路41へと向かうのである。部材80を「ブリッジ」と
呼ぶゆえんである。
ブリッジ80を下方へ突出させる動作は、10セント硬貨
をこれ以上第1の出口通路40へ向かわせたくないときに
行われる。
をこれ以上第1の出口通路40へ向かわせたくないときに
行われる。
ブリッジは、硬貨を第1の出口通路に入る経路に進め
るようにしたり、第2の出口通路に入る経路に進めるよ
うにしたりすることができるので、「経路変更手段」と
いうことができる。また、ブリッジが設けられる位置を
「経路変更ステーション」という。
るようにしたり、第2の出口通路に入る経路に進めるよ
うにしたりすることができるので、「経路変更手段」と
いうことができる。また、ブリッジが設けられる位置を
「経路変更ステーション」という。
所望の数の10セント硬貨が出口通路40から正確に排出
されるようにするためには、所定の枚数を設定されたバ
ッチにおける最後の10セント硬貨の到来と次に続く10セ
ント硬貨(これは通常、次のバッチの最初の10セント硬
貨となる)の到来との間のタイミングでブリッジ80を突
出位置にさせることを要する。連続して到来する2枚の
10セント硬貨の間に該ブリッジ80を介在させ易くするた
め、硬貨の移動方向に沿ったブリッジ80の寸法は比較的
短くし、ブリッジの位置、すなわち経路変更ステーショ
ンの位置は、連続して到来する2枚の硬貨間のスペース
が最大となる、硬貨の縁端の軌道に沿って位置決めされ
るようにする。出口通路40が硬貨よりも幅が狭いことは
又、ブリッジがその退却位置からその前進位置まで移動
する間、硬貨の外縁端が出口通路に入るのを防止する効
果がある。実際上、図示した設計の場合、10セント硬貨
の一部が既に出口通路40に入り、ブリッジの全体、又は
その一部に重なり合った後にブリッジ80を進めることが
出来、ブリッジはその10セント硬貨を次の出口通路41に
変路させる。
されるようにするためには、所定の枚数を設定されたバ
ッチにおける最後の10セント硬貨の到来と次に続く10セ
ント硬貨(これは通常、次のバッチの最初の10セント硬
貨となる)の到来との間のタイミングでブリッジ80を突
出位置にさせることを要する。連続して到来する2枚の
10セント硬貨の間に該ブリッジ80を介在させ易くするた
め、硬貨の移動方向に沿ったブリッジ80の寸法は比較的
短くし、ブリッジの位置、すなわち経路変更ステーショ
ンの位置は、連続して到来する2枚の硬貨間のスペース
が最大となる、硬貨の縁端の軌道に沿って位置決めされ
るようにする。出口通路40が硬貨よりも幅が狭いことは
又、ブリッジがその退却位置からその前進位置まで移動
する間、硬貨の外縁端が出口通路に入るのを防止する効
果がある。実際上、図示した設計の場合、10セント硬貨
の一部が既に出口通路40に入り、ブリッジの全体、又は
その一部に重なり合った後にブリッジ80を進めることが
出来、ブリッジはその10セント硬貨を次の出口通路41に
変路させる。
5セント硬貨及び25セント硬貨用の第1の出口通路4
2、44内にそれぞれ配置された垂直方向に可動のブリッ
ジ90、100(第2図)は、ブリッジ80と同一の方法で作
動する。このため、5セント硬貨のブリッジ90は、第1
の5セント硬貨用出口通路42の入口端にて該通路の内縁
端に沿って配置される。該ブリッジ90は、ばねにより、
通常、その上昇した退却位置に保持される。この上昇位
置にて、ブリッジ90の底部は、出口通路42の頂部壁と同
一面となり、その結果、5セント硬貨は該通路42に入
り、その通路から排出される。5セント硬貨を第2の出
口通路43に偏向させようとする場合、ばねの力に上廻る
ようにソレノイドSN(第19図)を励起させ、ブリッジ90
をその前進位置まで下降させ、この位置で、ブリッジ60
の底部は案内板12の最下面22bと同一面となる。ブリッ
ジ90がこの前進位置にあるとき、該ブリッジは、いかな
る硬貨も第1の出口通路42に入らないようにする。従っ
て、5セント硬貨は、ブリッジ90を横断して摺動し、第
2の出口通路43に進み、該出口通路を通って排出され
る。25セント硬貨のブリッジ100(第2図)及びそのソ
レノイドSQ(第19図)は全く同一の方法で作動する。全
てのブリッジ80、90、100の縁端は、硬貨がこれら縁端
に食い込まないように面取り加工することが望ましい。
2、44内にそれぞれ配置された垂直方向に可動のブリッ
ジ90、100(第2図)は、ブリッジ80と同一の方法で作
動する。このため、5セント硬貨のブリッジ90は、第1
の5セント硬貨用出口通路42の入口端にて該通路の内縁
端に沿って配置される。該ブリッジ90は、ばねにより、
通常、その上昇した退却位置に保持される。この上昇位
置にて、ブリッジ90の底部は、出口通路42の頂部壁と同
一面となり、その結果、5セント硬貨は該通路42に入
り、その通路から排出される。5セント硬貨を第2の出
口通路43に偏向させようとする場合、ばねの力に上廻る
ようにソレノイドSN(第19図)を励起させ、ブリッジ90
をその前進位置まで下降させ、この位置で、ブリッジ60
の底部は案内板12の最下面22bと同一面となる。ブリッ
ジ90がこの前進位置にあるとき、該ブリッジは、いかな
る硬貨も第1の出口通路42に入らないようにする。従っ
て、5セント硬貨は、ブリッジ90を横断して摺動し、第
2の出口通路43に進み、該出口通路を通って排出され
る。25セント硬貨のブリッジ100(第2図)及びそのソ
レノイドSQ(第19図)は全く同一の方法で作動する。全
てのブリッジ80、90、100の縁端は、硬貨がこれら縁端
に食い込まないように面取り加工することが望ましい。
ブリッジ80の作動機構の詳細は、第14図及び第15図に
図示されている。ブリッジ90、100は、同様の作動機構
を備えており、従って、ブリッジ80の機構のみを説明す
る。該ブリッジ80は、案内板12に穿孔した穴内にねじ込
んだ案内ブッシュ111を通って垂直方向に摺動するプラ
ンジャ110の下端に取り付けられる。該ブッシュ111は、
回り止めナット112により所定位置に保持される。ブリ
ッジ80が出口通路40に入り得るようにするため、ブッシ
ュ111の下端に隣接する板12の下方部分には、より小径
の穴113が形成されている。ブリッジ80は、通常、プラ
ンジャ110の上端にて回り止めナット112とヘツド114と
の間に圧縮されたコイルば81により、その退却位置に保
持されている。ばね81の上向きの力により、ブリッジ80
は、ブッシュ111の下端に保持される。
図示されている。ブリッジ90、100は、同様の作動機構
を備えており、従って、ブリッジ80の機構のみを説明す
る。該ブリッジ80は、案内板12に穿孔した穴内にねじ込
んだ案内ブッシュ111を通って垂直方向に摺動するプラ
ンジャ110の下端に取り付けられる。該ブッシュ111は、
回り止めナット112により所定位置に保持される。ブリ
ッジ80が出口通路40に入り得るようにするため、ブッシ
ュ111の下端に隣接する板12の下方部分には、より小径
の穴113が形成されている。ブリッジ80は、通常、プラ
ンジャ110の上端にて回り止めナット112とヘツド114と
の間に圧縮されたコイルば81により、その退却位置に保
持されている。ばね81の上向きの力により、ブリッジ80
は、ブッシュ111の下端に保持される。
プランジャ110を出口通路40(第15図)内のその下降
位置に進めるためには、ソレノイドコイルを励起させ、
プランジャ110をばね81の上向きの力を上廻るのに十分
な力で下方に押し下げる。ソレノイドコイルが励起状態
にある限り、プランジャはこの前進位置に保持され、ソ
レノイドが非励起状態となると直ちに、プランジャはば
ね81によりその通常の上昇位置に復帰する。
位置に進めるためには、ソレノイドコイルを励起させ、
プランジャ110をばね81の上向きの力を上廻るのに十分
な力で下方に押し下げる。ソレノイドコイルが励起状態
にある限り、プランジャはこの前進位置に保持され、ソ
レノイドが非励起状態となると直ちに、プランジャはば
ね81によりその通常の上昇位置に復帰する。
ソレノイドSN、SQは、ブリッジ80及びソレノイドSDに
関して上述したと同一の方法でブリッジ90、100を制御
する。
関して上述したと同一の方法でブリッジ90、100を制御
する。
本発明の一つの特徴によれば、各金種の硬貨は、選別
される前に、案内板の下面に沿った計数ステーションに
て別個に計数される。次に、その計数された硬貨は、硬
貨の移動方向に向けて計数ステーションから周方向に離
間させた選別ステーションに沿って選別を行う。選別前
に、各種の金種の硬貨を計数することにより、本発明
は、可動の制御部材を作動させ、計数ステーションと硬
貨排出位置との間のある箇所で1又は2以上の金種の硬
貨を移動させるのに十分な時間を提供する。制御部材に
より作動される箇所に任意の所定の硬貨がその計数セン
サから移動する動作は、高度の精度で監視することが出
来る。このため、該制御部材の動きは、計数センサの下
流にて硬貨を移動させ得るようにタイミングを合わせ、
任意の所望のバッチ(所定の計数値により設定したも
の)内の最後の硬貨に続く硬貨が、選択したバッグステ
ーションにて排出されないようにすることが出来る。該
制御部材が正確な所望の時点で硬貨を実際に動かし得る
よう、可動の制御部材の応答時間を考慮に入れることも
可能である。
される前に、案内板の下面に沿った計数ステーションに
て別個に計数される。次に、その計数された硬貨は、硬
貨の移動方向に向けて計数ステーションから周方向に離
間させた選別ステーションに沿って選別を行う。選別前
に、各種の金種の硬貨を計数することにより、本発明
は、可動の制御部材を作動させ、計数ステーションと硬
貨排出位置との間のある箇所で1又は2以上の金種の硬
貨を移動させるのに十分な時間を提供する。制御部材に
より作動される箇所に任意の所定の硬貨がその計数セン
サから移動する動作は、高度の精度で監視することが出
来る。このため、該制御部材の動きは、計数センサの下
流にて硬貨を移動させ得るようにタイミングを合わせ、
任意の所望のバッチ(所定の計数値により設定したも
の)内の最後の硬貨に続く硬貨が、選択したバッグステ
ーションにて排出されないようにすることが出来る。該
制御部材が正確な所望の時点で硬貨を実際に動かし得る
よう、可動の制御部材の応答時間を考慮に入れることも
可能である。
第2図乃至第15図に図示した本発明の特別な実施例に
おいて、制御部材は、変路ブリッジ80、90、100を備え
ており、硬貨は、照合凹所30を通過するときに計数され
る。硬貨が該凹所の壁31に沿って動くとき、全ての金種
の硬貨の外縁端は、該縁端に沿った任意の所望の角度位
置にて同一の半径方向位置にある。従って、異なる金種
の硬貨の内縁端は、それら硬貨の径の相違により、任意
の所定の角度位置にて相互にオフセットされた位置とな
る(第2図参照)。硬貨が照合凹所30から去る前に、こ
れら硬貨のオフセッタされた内縁端を利用し、各硬貨を
別個に計数する。
おいて、制御部材は、変路ブリッジ80、90、100を備え
ており、硬貨は、照合凹所30を通過するときに計数され
る。硬貨が該凹所の壁31に沿って動くとき、全ての金種
の硬貨の外縁端は、該縁端に沿った任意の所望の角度位
置にて同一の半径方向位置にある。従って、異なる金種
の硬貨の内縁端は、それら硬貨の径の相違により、任意
の所定の角度位置にて相互にオフセットされた位置とな
る(第2図参照)。硬貨が照合凹所30から去る前に、こ
れら硬貨のオフセッタされた内縁端を利用し、各硬貨を
別個に計数する。
第2図及び第10図乃至第12図から理解されるように、
絶縁電気接点ピンの形態の3つの硬貨センサS1、S2、S3
が凹所30の上面に取り付けられる。最外側センサS1は、
3つの全ての金種の硬貨が接触するように位置決めする
一方、中間のセンサS2は、5セント硬貨及び25セント硬
貨のみが接触するように位置決めし、更に、最内側セン
サS3は、25セント硬貨のみが接触するように位置決めす
る。各センサに電圧を印加し、硬貨がピンに接触し、そ
の絶縁部分を横断して架橋するとき、該電圧源が硬貨及
び絶縁センサを囲繞する金属ヘッドを介して接地接続さ
れるようにする。硬貨がセンサに接触するときの時間
中、センサを接地することにより、電気パルスが発生さ
れ、このパルスは該センサに接続した計数装置により検
出される。3つのセンサS1、S2、S3に接触する硬貨によ
り発生されたパルスは、以下、それぞれP1、P2、P3と称
し、計数装置内のこれらパルスの計数値の合計は、それ
ぞれ計数値C1、C2、C3と称する。
絶縁電気接点ピンの形態の3つの硬貨センサS1、S2、S3
が凹所30の上面に取り付けられる。最外側センサS1は、
3つの全ての金種の硬貨が接触するように位置決めする
一方、中間のセンサS2は、5セント硬貨及び25セント硬
貨のみが接触するように位置決めし、更に、最内側セン
サS3は、25セント硬貨のみが接触するように位置決めす
る。各センサに電圧を印加し、硬貨がピンに接触し、そ
の絶縁部分を横断して架橋するとき、該電圧源が硬貨及
び絶縁センサを囲繞する金属ヘッドを介して接地接続さ
れるようにする。硬貨がセンサに接触するときの時間
中、センサを接地することにより、電気パルスが発生さ
れ、このパルスは該センサに接続した計数装置により検
出される。3つのセンサS1、S2、S3に接触する硬貨によ
り発生されたパルスは、以下、それぞれP1、P2、P3と称
し、計数装置内のこれらパルスの計数値の合計は、それ
ぞれ計数値C1、C2、C3と称する。
1つの硬貨がこれらセンサの1つを横断するとき、硬
貨表面の輪郭のため、該硬貨とセンサとが間欠的に接触
する。その結果、該センサの出力信号は、単一の幅の広
いパルスではなく、一連の短いパルスから成り、このこ
とは、「接点跳動(cpntact bounce)」という一般的に
問題が生ずる。この問題点は、1つの硬貨がセンサを横
断するのに必要な時間中、第1のパルスを検出し、次
に、その後のパルスを無視するだけで解決することが出
来る。このように、該センサと接する各硬貨に対し1つ
のパルスのみが検出される。
貨表面の輪郭のため、該硬貨とセンサとが間欠的に接触
する。その結果、該センサの出力信号は、単一の幅の広
いパルスではなく、一連の短いパルスから成り、このこ
とは、「接点跳動(cpntact bounce)」という一般的に
問題が生ずる。この問題点は、1つの硬貨がセンサを横
断するのに必要な時間中、第1のパルスを検出し、次
に、その後のパルスを無視するだけで解決することが出
来る。このように、該センサと接する各硬貨に対し1つ
のパルスのみが検出される。
外側センサS1は、3つの全ての金種の硬貨に接触し、
実際の10セント硬貨の計数値CDは、C1(25セント硬貨、
5セント硬貨及び10セント硬貨の計数値の合計)からC2
(25セント硬貨及び5セント硬貨の計数値の合計)を差
し引くことにより求められる。中間のセンサS2は、25セ
ント硬貨及び5セント硬貨の双方に接触し、実際の5セ
ント硬貨の計数値CNは、C2(25セント硬貨及び5セント
硬貨の合計計数値)からC3(25セント硬貨の計数値)を
差し引くことにより求められる。最内側センサS3には、
25セント硬貨のみが接触するため、計数値C3は、25セン
ト硬貨の実際の計数値C9である。
実際の10セント硬貨の計数値CDは、C1(25セント硬貨、
5セント硬貨及び10セント硬貨の計数値の合計)からC2
(25セント硬貨及び5セント硬貨の計数値の合計)を差
し引くことにより求められる。中間のセンサS2は、25セ
ント硬貨及び5セント硬貨の双方に接触し、実際の5セ
ント硬貨の計数値CNは、C2(25セント硬貨及び5セント
硬貨の合計計数値)からC3(25セント硬貨の計数値)を
差し引くことにより求められる。最内側センサS3には、
25セント硬貨のみが接触するため、計数値C3は、25セン
ト硬貨の実際の計数値C9である。
別の計数方法は、(1)センサS1からのパルスP1の存
在、(2)センサS2からのパルスP2の不存在を組み合わ
せ、10セント硬貨の存在の有無を検出するものである。
5セント硬貨は、(1)センサS2からのパルスP2の存
在、(2)センサS3からのパルスP3の不存在を組み合わ
せて検出し、25セント硬貨は、センサS3からのパルスP3
の存在より検出される。それぞれのパルスの存在又は不
存在は、ハードウェア又はソフトウェア何れかにより実
行することの出来る簡単な論理ルーチンにより検出する
ことが出来る。
在、(2)センサS2からのパルスP2の不存在を組み合わ
せ、10セント硬貨の存在の有無を検出するものである。
5セント硬貨は、(1)センサS2からのパルスP2の存
在、(2)センサS3からのパルスP3の不存在を組み合わ
せて検出し、25セント硬貨は、センサS3からのパルスP3
の存在より検出される。それぞれのパルスの存在又は不
存在は、ハードウェア又はソフトウェア何れかにより実
行することの出来る簡単な論理ルーチンにより検出する
ことが出来る。
上述の第1の計数方法、即ち、減算アルゴリズムを使
用して各金種の硬貨の所定のバッチを同時に計数するた
めには、計数値C2、C3は、2つの異なる時間中、同時に
合計することを要する。例えば、計数値C3は、通常、そ
れ自体のオペレータが選択し限界値CQMAXを有する25セ
ント硬貨の実際の計数値CQである。しかし、25セント硬
貨の計数値CQ(=C3)がそれ自体の限界値CQMAXに向け
て累積する間、5セント硬貨の計数値(=C2−C3)は、
その限界値CNMAXに達し、5セント硬貨の別のバッチの
計数を開始すべく零に再設定される。その零への再設定
後にCNを正確に計算するためには、計数値C3も又、これ
と同時に再設定することを要する。しかし、計数値C
3は、依然、25セント硬貨の計数を続行することが必要
とされ、このため、第1の計数器C3が計数したのと同一
のパルスP3を計数するが、計数器C2を再設定する毎に再
設定される第2の計数器C′3にパルスP3が供給され
る。このように、2つの計数器C3、C′3は、同一のパ
ルスP3を計数するが、異なる時点で零に再設定すること
が出来る。
用して各金種の硬貨の所定のバッチを同時に計数するた
めには、計数値C2、C3は、2つの異なる時間中、同時に
合計することを要する。例えば、計数値C3は、通常、そ
れ自体のオペレータが選択し限界値CQMAXを有する25セ
ント硬貨の実際の計数値CQである。しかし、25セント硬
貨の計数値CQ(=C3)がそれ自体の限界値CQMAXに向け
て累積する間、5セント硬貨の計数値(=C2−C3)は、
その限界値CNMAXに達し、5セント硬貨の別のバッチの
計数を開始すべく零に再設定される。その零への再設定
後にCNを正確に計算するためには、計数値C3も又、これ
と同時に再設定することを要する。しかし、計数値C
3は、依然、25セント硬貨の計数を続行することが必要
とされ、このため、第1の計数器C3が計数したのと同一
のパルスP3を計数するが、計数器C2を再設定する毎に再
設定される第2の計数器C′3にパルスP3が供給され
る。このように、2つの計数器C3、C′3は、同一のパ
ルスP3を計数するが、異なる時点で零に再設定すること
が出来る。
10セント硬貨の計数値CDがその限界CMAXに達する毎に
計数値C1を零に再設定するときに上述と同一の問題が生
じる。即ち、計数値C2は、通常、異なる時点で再設定さ
れる10セント硬貨の計数値CD、及び5セント硬貨の計数
値CNの双方を計算する必要がある。このため、パルスP2
は、2つの異なる計数器C2、C′2に供給される。第1
の計数器C2は、5セント硬貨の計数器CNがその限界値C
NMAXに達したときに限り、零に再設定する一方、第2の
計数器は、CDがその限界CDMAXに達したときのC1を零に
再設定する毎に零に再設定する。
計数値C1を零に再設定するときに上述と同一の問題が生
じる。即ち、計数値C2は、通常、異なる時点で再設定さ
れる10セント硬貨の計数値CD、及び5セント硬貨の計数
値CNの双方を計算する必要がある。このため、パルスP2
は、2つの異なる計数器C2、C′2に供給される。第1
の計数器C2は、5セント硬貨の計数器CNがその限界値C
NMAXに達したときに限り、零に再設定する一方、第2の
計数器は、CDがその限界CDMAXに達したときのC1を零に
再設定する毎に零に再設定する。
計数器CD、CN、CQの1つがその限界値に達する毎に、
バッグの交換、又はバッグの停止機能を作動させる制御
信号が発生される。
バッグの交換、又はバッグの停止機能を作動させる制御
信号が発生される。
バッグ交換機能の場合、該制御信号を利用し、適当な
金種の硬貨に対し設けられる2つの出口通路の第1の通
路内の可動の変路装置を作動させる。これにより、一杯
のバッグを除去し、又は余分な硬貨をそのバッグから除
去する何れかのために選別装置の停止させる必要がない
ため、硬貨選別装置の連続的な作動を許容する(同一の
金種用の第2のバッグが一杯になる前に、一杯の各硬貨
バッグを空のバッグと交換するものと仮定して)。
金種の硬貨に対し設けられる2つの出口通路の第1の通
路内の可動の変路装置を作動させる。これにより、一杯
のバッグを除去し、又は余分な硬貨をそのバッグから除
去する何れかのために選別装置の停止させる必要がない
ため、硬貨選別装置の連続的な作動を許容する(同一の
金種用の第2のバッグが一杯になる前に、一杯の各硬貨
バッグを空のバッグと交換するものと仮定して)。
バッグの停止機能の場合、制御信号は、回転するディ
スクの駆動を停止させ、これと同時に、該ディスクにブ
レーキを掛けることが望ましい。該ディスクの駆動は、
駆動モータを不作動にするか、又はクラッチを作動さ
せ、駆動モータとディスクとの接続を解除することによ
り、停止させることが出来る。別のバッグ停止装置は、
計数センサと出口通路との間に配置された硬貨再循環ス
ロット内の可動の転向装置を使用する。かかる再循環用
転向装置は、1986年1月14日付けで付与された米国特許
第4,564,036号「制御可能な停止機能を備える硬貨選別
装置(Coin Sorting System With Controllable Sto
p)」の明細書に記載されている。
スクの駆動を停止させ、これと同時に、該ディスクにブ
レーキを掛けることが望ましい。該ディスクの駆動は、
駆動モータを不作動にするか、又はクラッチを作動さ
せ、駆動モータとディスクとの接続を解除することによ
り、停止させることが出来る。別のバッグ停止装置は、
計数センサと出口通路との間に配置された硬貨再循環ス
ロット内の可動の転向装置を使用する。かかる再循環用
転向装置は、1986年1月14日付けで付与された米国特許
第4,564,036号「制御可能な停止機能を備える硬貨選別
装置(Coin Sorting System With Controllable Sto
p)」の明細書に記載されている。
次に、第19図を参照すると、本発明の計数及び選別装
置を備える硬貨選別装置の作動を制御する一例としての
マイクロプロセッサ支援の制御システム200の上方レベ
ルのブロック図が図示されている。該制御システム200
は、硬貨の選別/計数及びバッグ停止並びに交換機能に
関係する各種のパラメータを監視し且つ調節する中央プ
ロセッサ装置(CPU)201を備えている。該CPU201は、
(1)硬質バッグBを6つの硬貨案内管51に固着し、バ
ッグが各金種の硬貨を受け取るのに利用可能か否かを表
示するバッグクランプリング72の位置を表示するバッグ
連動スイッチ74、(2)3つの硬貨センサS1−S3、
(3)エンコーダセンサE5、(4)3つの硬貨追跡計数
器CTCD、CTCN、CTCQから信号を受け取る。該CPU201は、
3つの変路ソレノイドSD、SN、SQ、主たる駆動モータ
M1、補助駆動モータM2、ブレーキB及び3つの硬貨追跡
計数器を制御する出力信号を発生させる。
置を備える硬貨選別装置の作動を制御する一例としての
マイクロプロセッサ支援の制御システム200の上方レベ
ルのブロック図が図示されている。該制御システム200
は、硬貨の選別/計数及びバッグ停止並びに交換機能に
関係する各種のパラメータを監視し且つ調節する中央プ
ロセッサ装置(CPU)201を備えている。該CPU201は、
(1)硬質バッグBを6つの硬貨案内管51に固着し、バ
ッグが各金種の硬貨を受け取るのに利用可能か否かを表
示するバッグクランプリング72の位置を表示するバッグ
連動スイッチ74、(2)3つの硬貨センサS1−S3、
(3)エンコーダセンサE5、(4)3つの硬貨追跡計数
器CTCD、CTCN、CTCQから信号を受け取る。該CPU201は、
3つの変路ソレノイドSD、SN、SQ、主たる駆動モータ
M1、補助駆動モータM2、ブレーキB及び3つの硬貨追跡
計数器を制御する出力信号を発生させる。
第19図の制御装置と共に使用される回転するディスク
の駆動装置は、第16図に図示されている。該ディスク
は、通常、減速機210を介して硬貨支持ディスク13に直
接結合された主交流駆動モータM1により駆動される。デ
ィスク13を停止させるために、主モータM1を不作動にす
ると同時に、ブレーキBを作動させる。ディスク13の角
動作を正確に監視するため、ディスクの外周面は、均一
に離間した多数の標識211(光学式又は磁気式の何れ
か)の形態のエンコーダを支持しており、該標識はエン
コーダセンサ212により検出することが出来る。図示し
た特定の実施例において、該ディスクは、720個の標識2
11を備えており、センサ212は、ディスク13が0.5゜動く
毎に1つの出力パルスを発生させる。
の駆動装置は、第16図に図示されている。該ディスク
は、通常、減速機210を介して硬貨支持ディスク13に直
接結合された主交流駆動モータM1により駆動される。デ
ィスク13を停止させるために、主モータM1を不作動にす
ると同時に、ブレーキBを作動させる。ディスク13の角
動作を正確に監視するため、ディスクの外周面は、均一
に離間した多数の標識211(光学式又は磁気式の何れ
か)の形態のエンコーダを支持しており、該標識はエン
コーダセンサ212により検出することが出来る。図示し
た特定の実施例において、該ディスクは、720個の標識2
11を備えており、センサ212は、ディスク13が0.5゜動く
毎に1つの出力パルスを発生させる。
エンコーダセンサ212からのパルスは、3つの硬貨追
跡計数器CTCD、CTCN、CTCQに供給され、選別ヘッド上の
一定の箇所の間における3つの金種の硬貨の各々の動き
を別個に監視する。次に、これら3つの計数器CTCD、CT
CN、CTCQの出力を利用し、ブリッジ交換時に作動するバ
ック80、90、100及び/又は駆動装置の作動を別個に制
御することが出来る。例えば、所定のバッチ内の最後の
10セント硬貨をセンサS1−S3により検出したとき、10セ
ント硬貨追跡計数器CTCDを予設定し、エンコーダセンサ
212を通過するディスク外周の所定の数の標識の移動を
計数する。これは、ブリッジ80を作動させ、最後の10セ
ント硬貨と次の連続的な10セント硬貨との間にブリッジ
を介在させるべき位置に最後の10セント硬貨を動かす角
度変位における最後の10セント硬貨の動きを測定する方
法である。
跡計数器CTCD、CTCN、CTCQに供給され、選別ヘッド上の
一定の箇所の間における3つの金種の硬貨の各々の動き
を別個に監視する。次に、これら3つの計数器CTCD、CT
CN、CTCQの出力を利用し、ブリッジ交換時に作動するバ
ック80、90、100及び/又は駆動装置の作動を別個に制
御することが出来る。例えば、所定のバッチ内の最後の
10セント硬貨をセンサS1−S3により検出したとき、10セ
ント硬貨追跡計数器CTCDを予設定し、エンコーダセンサ
212を通過するディスク外周の所定の数の標識の移動を
計数する。これは、ブリッジ80を作動させ、最後の10セ
ント硬貨と次の連続的な10セント硬貨との間にブリッジ
を介在させるべき位置に最後の10セント硬貨を動かす角
度変位における最後の10セント硬貨の動きを測定する方
法である。
第2図の選別ヘッドにおいて、10セント硬貨は、最後
の計数センサS1を通過したばかりの位置からブリッジ80
を通過したばかりの位置まで動くためには、20゜の角度
を横断することを要する。ディスク速度が250rpmのと
き、ディスクは1.5゜/ミリ秒の速度で回転し、硬貨も
この速度で移動する。ブリッジ80を動かすソレノイドの
典型的な応答時間は、6ミリ秒(ディスクの4゜の動
き)であり、その結果、最後の10セント硬貨がそのブリ
ッジを通過する位置から4゜の位置にあるとき、ソレノ
イドを作動させる制御信号を伝達する必要がある。エン
コーダがディスクの外周に沿って720個の標識を備える
場合、エンコーダのセンサは、ディスクが0.5゜動く毎
に1つのパルスを発生させる。このため、10セント硬貨
の硬貨追跡計数器CTCDは、最後の10セント硬貨が検出さ
れたとき、32に予設定され、その結果、計数器CTCDは、
零までカウントダウンし、10セント硬貨が最後のセンサ
S1から16゜先に進んだとき、所棒の制御信号を発生させ
る。これにより、ブリッジ80は、最後の10セント硬貨を
通過した後に動き始め、該ブリッジ80は、最後の10セン
ト硬貨と次の連続的な10セント硬貨との間に介在され
る。
の計数センサS1を通過したばかりの位置からブリッジ80
を通過したばかりの位置まで動くためには、20゜の角度
を横断することを要する。ディスク速度が250rpmのと
き、ディスクは1.5゜/ミリ秒の速度で回転し、硬貨も
この速度で移動する。ブリッジ80を動かすソレノイドの
典型的な応答時間は、6ミリ秒(ディスクの4゜の動
き)であり、その結果、最後の10セント硬貨がそのブリ
ッジを通過する位置から4゜の位置にあるとき、ソレノ
イドを作動させる制御信号を伝達する必要がある。エン
コーダがディスクの外周に沿って720個の標識を備える
場合、エンコーダのセンサは、ディスクが0.5゜動く毎
に1つのパルスを発生させる。このため、10セント硬貨
の硬貨追跡計数器CTCDは、最後の10セント硬貨が検出さ
れたとき、32に予設定され、その結果、計数器CTCDは、
零までカウントダウンし、10セント硬貨が最後のセンサ
S1から16゜先に進んだとき、所棒の制御信号を発生させ
る。これにより、ブリッジ80は、最後の10セント硬貨を
通過した後に動き始め、該ブリッジ80は、最後の10セン
ト硬貨と次の連続的な10セント硬貨との間に介在され
る。
所定のバッチ内の最後の硬貨と同一金種の次の連続的
な硬貨との間に任意のブリッジを介在させるのに利用可
能な時間を延長するため、所定のバッチ内の最後の硬貨
が該ブリッジに接近するとき、回転するディスク13の速
度を遅くする制御手段を設けることが出来る。この短時
間内で回転するディスクの速度を遅くすることは、シス
テムの全体的な処理能力に殆ど影響を与えないが、最後
の硬貨の後縁がブリッジを通過する時点と次の連続的な
硬貨の前縁がブリッジに達する時点との間で利用可能な
時間は著しく長くなる。その結果、ブリッジを通って流
れる硬貨に対するブリッジの介在動作のタイミングは、
臨界的である必要はなくなり、故に、実施可能であり且
つより信頼性の高い作動を実現することが一層容易とな
る。
な硬貨との間に任意のブリッジを介在させるのに利用可
能な時間を延長するため、所定のバッチ内の最後の硬貨
が該ブリッジに接近するとき、回転するディスク13の速
度を遅くする制御手段を設けることが出来る。この短時
間内で回転するディスクの速度を遅くすることは、シス
テムの全体的な処理能力に殆ど影響を与えないが、最後
の硬貨の後縁がブリッジを通過する時点と次の連続的な
硬貨の前縁がブリッジに達する時点との間で利用可能な
時間は著しく長くなる。その結果、ブリッジを通って流
れる硬貨に対するブリッジの介在動作のタイミングは、
臨界的である必要はなくなり、故に、実施可能であり且
つより信頼性の高い作動を実現することが一層容易とな
る。
回転するディスクの速度を遅くすることは、ディスク
を駆動するモータの速度を遅くすることにより実現する
ことが望ましい。これとは別に、この減速は、回転する
ディスクにブレーキを掛けることにより、又は駆動モー
タにブレーキを掛けることと、その駆動モータの速度を
遅くすることとを組み合わせることにより実現すること
が出来る。
を駆動するモータの速度を遅くすることにより実現する
ことが望ましい。これとは別に、この減速は、回転する
ディスクにブレーキを掛けることにより、又は駆動モー
タにブレーキを掛けることと、その駆動モータの速度を
遅くすることとを組み合わせることにより実現すること
が出来る。
ディスク13の速度を制御可能に遅くする駆動装置の一
例は、第16図に図示されている。この装置は、タイミン
グベルト213及びオーバーランクリラッチ214を介して主
駆動モータM1の駆動シャフトに接続された補助直流モー
タM2を備えている。該補助モータM2の速度は、該補助モ
ータM2に供給される電機子電流を連続的に監視する電流
センサ216を介して駆動制御回路215により制御する。主
駆動モータM1が不作動になると、主モータM1が減速する
一方、補助直流モータM2はその通常の速度に急速に加速
出来る。補助モータの出力シャフトはタイミングベルト
213を介して、より大きい歯車に接続された歯車を回転
させ、これにより補助モータM2の出力に対する減速機を
形成する。オーバーランクラッチ214は、補助モータM2
を作動させたときに限り接続し、ディスク13が補助モー
タにより駆動される間に該ディスクの回転速度が所定の
値以下に低下するのを阻止する働きをする。
例は、第16図に図示されている。この装置は、タイミン
グベルト213及びオーバーランクリラッチ214を介して主
駆動モータM1の駆動シャフトに接続された補助直流モー
タM2を備えている。該補助モータM2の速度は、該補助モ
ータM2に供給される電機子電流を連続的に監視する電流
センサ216を介して駆動制御回路215により制御する。主
駆動モータM1が不作動になると、主モータM1が減速する
一方、補助直流モータM2はその通常の速度に急速に加速
出来る。補助モータの出力シャフトはタイミングベルト
213を介して、より大きい歯車に接続された歯車を回転
させ、これにより補助モータM2の出力に対する減速機を
形成する。オーバーランクラッチ214は、補助モータM2
を作動させたときに限り接続し、ディスク13が補助モー
タにより駆動される間に該ディスクの回転速度が所定の
値以下に低下するのを阻止する働きをする。
第19図を参照すると、所定の金種の所定の数の硬貨が
一定の硬貨バッチに対し計数されたとき、制御装置201
は制御信号を発生し、該信号がブレーキB及び補助モー
タM2を作動させ、主モータM1を不作動にする。主モータ
M1は減速する一方、該補助モータM2は、その通常の速度
に急速に加速する。主モータの速度が補助モータにより
駆動されるオーバーランクラッチ214の速度まで減速し
たとき、ブレーキは、補助モータの出力を上廻り、これ
により、補助モータの電機子電流を急速に増大させる。
この電機子電流が所定の値を越えたとき、該電流は、ブ
レーキの解除を開始し、ブレーキは短い遅延時間の後に
解除される。ブレーキを解除した後、補助モータの電機
子電流は、該補助モータの通常の速度を維持するのに必
要な通常の値まで急速に低下する。次に、ディスクは、
補助モータ単独により遅い回転速度で駆動される状態を
続け、該硬貨がその特定の金種用の第1の出口スロット
内のバッグ交換ブリッジを通過する箇所である位置を該
バッチ内の最後の硬貨が通過したことをエンコーダセン
サ212が表示するまで駆動される。この時点で、主駆動
モータを再作動させ、補助モータは不作動にする。
一定の硬貨バッチに対し計数されたとき、制御装置201
は制御信号を発生し、該信号がブレーキB及び補助モー
タM2を作動させ、主モータM1を不作動にする。主モータ
M1は減速する一方、該補助モータM2は、その通常の速度
に急速に加速する。主モータの速度が補助モータにより
駆動されるオーバーランクラッチ214の速度まで減速し
たとき、ブレーキは、補助モータの出力を上廻り、これ
により、補助モータの電機子電流を急速に増大させる。
この電機子電流が所定の値を越えたとき、該電流は、ブ
レーキの解除を開始し、ブレーキは短い遅延時間の後に
解除される。ブレーキを解除した後、補助モータの電機
子電流は、該補助モータの通常の速度を維持するのに必
要な通常の値まで急速に低下する。次に、ディスクは、
補助モータ単独により遅い回転速度で駆動される状態を
続け、該硬貨がその特定の金種用の第1の出口スロット
内のバッグ交換ブリッジを通過する箇所である位置を該
バッチ内の最後の硬貨が通過したことをエンコーダセン
サ212が表示するまで駆動される。この時点で、主駆動
モータを再作動させ、補助モータは不作動にする。
次に、第20図を参照すると、第19図に関して上述した
マイクロプロセッサ支援装置と共に、第1図の選別装置
のバッグ交換装置を利用するときの操作順序を示すフロ
ーチャート220が図示されている。
マイクロプロセッサ支援装置と共に、第1図の選別装置
のバッグ交換装置を利用するときの操作順序を示すフロ
ーチャート220が図示されている。
第20図に示したサブルーチンは、各ミリ秒毎に多数
回、実行される。全ての所定の硬貨は各1.5゜/ミリ秒
の速度で硬貨センサを通って移動する。このため、各硬
貨がセンサを横断するのに数ミリ秒が必要とされ、従っ
て、第20図のサブルーチンは、各硬貨がセンサを横断す
る動きをする間に数回、実行される。
回、実行される。全ての所定の硬貨は各1.5゜/ミリ秒
の速度で硬貨センサを通って移動する。このため、各硬
貨がセンサを横断するのに数ミリ秒が必要とされ、従っ
て、第20図のサブルーチンは、各硬貨がセンサを横断す
る動きをする間に数回、実行される。
第20図のサブルーチンの最初の6つの段階300−305
は、断続制御装置が3つのセンサS1−S3から何らかのパ
ルスを受け取ったか否かを判断する。3つのセンサの何
れかの答えが肯定的である場合、対応する計数値C1、
C2、C′2、C3、C′3は1つだけ増分させる。次に、
段階306にて、実際の10セント硬貨の計数値CDはC1から
C′2を差し引くことにより計算する。次に、得られる
値CDを段階307の現在の選択された限界値CDMAXと比較
し、所定の数10セント硬貨がセンサを通過したか否かを
判断する。その答えが否定的である場合、サブルーチン
段階308に進み、ここで、実際の5セント硬貨の計数値C
NがC2から計数値C′3を差し引くことにより計算され
る。次に、得られる値CNを段階309にて選択された5セ
ント硬貨の限界値CNMAXと比較し、所定の数の5セント
硬貨がセンサを通過した否かを判断する。段階309の答
えが否定的である場合、プログラムは段階310に進み、
ここで、25セント硬貨の計数値CQ(=C3)をCDMAXと比
較し、所定の数の25セント硬貨が計数されたか否かを判
断する。
は、断続制御装置が3つのセンサS1−S3から何らかのパ
ルスを受け取ったか否かを判断する。3つのセンサの何
れかの答えが肯定的である場合、対応する計数値C1、
C2、C′2、C3、C′3は1つだけ増分させる。次に、
段階306にて、実際の10セント硬貨の計数値CDはC1から
C′2を差し引くことにより計算する。次に、得られる
値CDを段階307の現在の選択された限界値CDMAXと比較
し、所定の数10セント硬貨がセンサを通過したか否かを
判断する。その答えが否定的である場合、サブルーチン
段階308に進み、ここで、実際の5セント硬貨の計数値C
NがC2から計数値C′3を差し引くことにより計算され
る。次に、得られる値CNを段階309にて選択された5セ
ント硬貨の限界値CNMAXと比較し、所定の数の5セント
硬貨がセンサを通過した否かを判断する。段階309の答
えが否定的である場合、プログラムは段階310に進み、
ここで、25セント硬貨の計数値CQ(=C3)をCDMAXと比
較し、所定の数の25セント硬貨が計数されたか否かを判
断する。
実際の計数値CD、CN、CQの1つが対応する限界値C
DMAX、CNMAX、又はCQMAXにに達したとき、段階311、312
又は313で肯定的な答えが発生される。
DMAX、CNMAX、又はCQMAXにに達したとき、段階311、312
又は313で肯定的な答えが発生される。
段階311における答えが肯定的であることは、所定の
数の10セント硬貨が計数されたことを示し、従って、10
セント硬貨用の最初の出口スロット40内のブリッジ80を
作動させ、完了したバッチ内の最後の10セント硬貨に続
く全ての10セント硬貨を分岐させることが必要となる。
ソレノイドSDの作動を開始させる制御信号を伝達するこ
とが望ましい所定の位置に最後の10セント硬貨が達した
ときを判断するため、段階311は、硬貨追跡計数器CTCD
を値PDに予設定する。次に、計数器CTCDは、最後の10セ
ント硬貨が最後のセンサS3からブリッジ80に向けて動く
とき、エンコーダセンサESからの連続的なパルスに応答
して、PDからカウントダウンする。ソレノイドSDを作動
させる時間中、10セント硬貨が既知の一定の速度で移動
するように10セント硬貨の速度を制御するため、段階31
4は主駆動モータM1を停止させ、補助直流駆動モータM2
及びブレーキBを作動させる。これにより、上述の操作
順序が開始され、ブレーキBは、主駆動モータM1が減速
する間に、作動し、次に、補助モータM2がディスク13を
駆動する間に不作動となり、このため、最後の10セント
硬貨は、ブリッジ80に接近し且つ該ブリッジ80を通過す
るとき、制御された一定の速度で移動する。
数の10セント硬貨が計数されたことを示し、従って、10
セント硬貨用の最初の出口スロット40内のブリッジ80を
作動させ、完了したバッチ内の最後の10セント硬貨に続
く全ての10セント硬貨を分岐させることが必要となる。
ソレノイドSDの作動を開始させる制御信号を伝達するこ
とが望ましい所定の位置に最後の10セント硬貨が達した
ときを判断するため、段階311は、硬貨追跡計数器CTCD
を値PDに予設定する。次に、計数器CTCDは、最後の10セ
ント硬貨が最後のセンサS3からブリッジ80に向けて動く
とき、エンコーダセンサESからの連続的なパルスに応答
して、PDからカウントダウンする。ソレノイドSDを作動
させる時間中、10セント硬貨が既知の一定の速度で移動
するように10セント硬貨の速度を制御するため、段階31
4は主駆動モータM1を停止させ、補助直流駆動モータM2
及びブレーキBを作動させる。これにより、上述の操作
順序が開始され、ブレーキBは、主駆動モータM1が減速
する間に、作動し、次に、補助モータM2がディスク13を
駆動する間に不作動となり、このため、最後の10セント
硬貨は、ブリッジ80に接近し且つ該ブリッジ80を通過す
るとき、制御された一定の速度で移動する。
ソレノイドSDを励起させ又は非励起状態にすべきかを
判断するため、サブルーチンの段階315は、ソレノイドS
Dが既に励起されたか否かを判断する。段階315の答えが
肯定的である場合、予設定した数の硬貨を保持するのは
バッグBであることを意味し、従って、システムは、段
階316に進み、バッグAが利用可能か否かを判断する。
その答えが否定的であり、バッグBが利用し得ないこと
を示す場合、10セント硬貨を受け取るのに利用可能なバ
ッグは存在せず、選別装置は停止させなければならな
い。従って、システムは段階317に進み、ここで、最後
の10セント硬貨がバッグB内に排出された後、補助モー
タM2を停止させ、ブレーキBを作動させてディスク13を
停止させる。10セント硬質バッグ用のバッグ連動スイッ
チが、一杯のバッグを除去し、空のバッグと交換したこ
とを示すまで、選別装置は再始動させることが出来な
い。
判断するため、サブルーチンの段階315は、ソレノイドS
Dが既に励起されたか否かを判断する。段階315の答えが
肯定的である場合、予設定した数の硬貨を保持するのは
バッグBであることを意味し、従って、システムは、段
階316に進み、バッグAが利用可能か否かを判断する。
その答えが否定的であり、バッグBが利用し得ないこと
を示す場合、10セント硬貨を受け取るのに利用可能なバ
ッグは存在せず、選別装置は停止させなければならな
い。従って、システムは段階317に進み、ここで、最後
の10セント硬貨がバッグB内に排出された後、補助モー
タM2を停止させ、ブレーキBを作動させてディスク13を
停止させる。10セント硬質バッグ用のバッグ連動スイッ
チが、一杯のバッグを除去し、空のバッグと交換したこ
とを示すまで、選別装置は再始動させることが出来な
い。
段階316の肯定的な答えは、バッグBが利用可能であ
ることを示し、これにより、システムは段階318に進
み、硬貨追跡計数器CTCDが零に達した否か、即ち、OVFL
D信号が発生しているか否かを判断する。システムは、O
VFLDが発生させるまでこの質問を反復し、次に、段階31
9に進み、ソレノイドSDを不作動にする制御信号を発生
し、ブリッジ80は、その退却(上方)位置に移動する。
これにより、次の硬質バッチの全ての10セント硬貨は、
第1の出口通路40に入り、これら硬貨はバッグA内に排
出される。
ることを示し、これにより、システムは段階318に進
み、硬貨追跡計数器CTCDが零に達した否か、即ち、OVFL
D信号が発生しているか否かを判断する。システムは、O
VFLDが発生させるまでこの質問を反復し、次に、段階31
9に進み、ソレノイドSDを不作動にする制御信号を発生
し、ブリッジ80は、その退却(上方)位置に移動する。
これにより、次の硬質バッチの全ての10セント硬貨は、
第1の出口通路40に入り、これら硬貨はバッグA内に排
出される。
段階315における否定的な答えは、一杯のバッグはバ
ッグBではなく、バッグAであることを示し、これによ
り、システムは段階320に進み、バッグAが利用可能で
あるか否かを判断する。その答えが否定的である場合、
10セント硬貨を受け取るため、バッグA、又はバッグB
の何れも利用可能でないことを意味し、選別装置は、段
階317に進めることにより停止される。段階320における
肯定的な答えは、バッグBが実際に利用可能であること
を示し、システムは段階321に進み、段階318について上
述したのと同一の方法でソレノイドSDを励起させるべき
ときを判断する。ソレノイドSDの励起により、ブリッジ
80はその下方位置に前進し、次のバッチの全ての10セン
ト硬貨は第1の出口通路40を経て第2の出口通路41に変
路される。ソレノイドを励起させる制御信号は、段階32
0がOVFLDの発生を検出したとき、段階321にて発生され
る。
ッグBではなく、バッグAであることを示し、これによ
り、システムは段階320に進み、バッグAが利用可能で
あるか否かを判断する。その答えが否定的である場合、
10セント硬貨を受け取るため、バッグA、又はバッグB
の何れも利用可能でないことを意味し、選別装置は、段
階317に進めることにより停止される。段階320における
肯定的な答えは、バッグBが実際に利用可能であること
を示し、システムは段階321に進み、段階318について上
述したのと同一の方法でソレノイドSDを励起させるべき
ときを判断する。ソレノイドSDの励起により、ブリッジ
80はその下方位置に前進し、次のバッチの全ての10セン
ト硬貨は第1の出口通路40を経て第2の出口通路41に変
路される。ソレノイドを励起させる制御信号は、段階32
0がOVFLDの発生を検出したとき、段階321にて発生され
る。
ソレノイドSDが段階322にて励起され、又は段階319に
て非励起状態何れかにある毎に、サブルーチンは段階32
3にて計数器C1、C′2を再設定し、段階324にて、補助
モータM2、ブレーキBを不作動にし、主駆動モータM1を
作動させる。これにより、システムの10セント硬貨計数
部分は、新たな10セント硬貨のバッチの計数を開始可能
な状態となる。
て非励起状態何れかにある毎に、サブルーチンは段階32
3にて計数器C1、C′2を再設定し、段階324にて、補助
モータM2、ブレーキBを不作動にし、主駆動モータM1を
作動させる。これにより、システムの10セント硬貨計数
部分は、新たな10セント硬貨のバッチの計数を開始可能
な状態となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルディシル,スティーヴン・ジー アメリカ合衆国イリノイ州60047,キル ディーア,ノース・アンドヴァー 21293 (56)参考文献 特開 昭64−34477(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】金種の混ざり合った硬貨を受け取り且つ前
記硬貨に対し回転動作を付与する、弾性面を有する回転
可能なディスクと、前記回転可能なディスクの前記弾性
面から僅かに離れるよう離間され且つ前記弾性面に略平
行な外形面を有する静止型選別ヘッドと、を備えるディ
スク状硬貨選別装置内で前記硬貨を計数しかつ選別する
方法にして、 前記ディスクと選別ヘッドとの間に硬貨を供給する一
方、前記ディスクを前記選別ヘッドの下方で回転させる
段階と、 前記選別ヘッドの下面に沿った計数ステーションにて各
金種の硬貨を個別に計数する段階と、 硬貨の移動方向に沿って前記計数ステーションから周方
向に離間された位置にある選別ステーションにて、計数
した硬貨を選別する段階と、 選別した硬貨を、前記選別ヘッドの周縁に沿った互いに
異なる出口ステーションにて排出する段階と、 所定の数の硬貨が計数された後、前記ディスクの角運動
を監視し、前記所定の数のうちの最後の硬貨が、前記計
数ステーションから硬貨の移動方向に沿って周方向に離
間された所定の位置へと移動したときを判断する段階と
を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項2】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記ディスクの角運動の監視により前記最後の硬貨が出た
ことが判明したとき、前記所定の数の硬貨の排出箇所で
ある出口ステーションにおける所定の金種の硬貨の排出
を中断する段階を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項3】請求の範囲第1項に記載の方法にして、硬
貨の移動方向に沿って前記計数ステーションから離間さ
れた位置にある経路変更ステーションにて、計数された
硬貨の経路を変更し、それによって、所定の出口ステー
ションにおける前記所定の数の硬貨の排出が終了した後
に、該出口ステーションにおける硬貨の排出が中断され
るようにした段階を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項4】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記硬貨は前記計数ステーションに沿って移動せしめら
れ、そのとき、すべての硬貨の一方の縁端が共通の経路
にならい、それによって、異なる金種の硬貨における他
方の反対側縁端が互いにずれた状態となり、互いに異な
る直径を有する硬貨のそれぞれにおける前記反対側縁端
どうしの間に位置するように配置された複数のセンサ要
素の各々をそれぞれの直径の硬貨が通過したことを示す
信号が発せられ、該信号を処理し、前記センサ要素を通
過するそれぞれの直径の硬貨の数を決定することを特徴
とする方法。 - 【請求項5】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記硬貨が前記計数ステーションに沿って移動せしめられ
ている間、前記選別ヘッドが該硬貨を前記回転可能なデ
ィスクの前記弾性面に押し付け、それによって、前記弾
性面が前記硬貨を付勢して該硬貨が前記計数ステーショ
ンとしっかり係合するようにさせることを特徴とする方
法。 - 【請求項6】請求の範囲第1項の方法にして、複数の異
なる金種の硬貨の計数が、それぞれについて同時に行わ
れ、それぞれの計数の結果が、それぞれ異なる金種の硬
貨の所定の数の判断に使用されることを特徴とする方
法。 - 【請求項7】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記所定の数の硬貨の最後の硬貨が排出されると前記ディ
スクの角運動が停止せしめられることを特徴とする方
法。 - 【請求項8】請求の範囲第1項に記載の方法にして、前
記所定の数の硬貨の最後の硬貨が排出される前に、前記
ディスクの速度を減じる段階を備えることを特徴とする
方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US524,134 | 1990-05-14 | ||
US07/524,134 US5141443A (en) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | Coin sorter with automatic bag-switching or stopping |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05507164A JPH05507164A (ja) | 1993-10-14 |
JP2635211B2 true JP2635211B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=24087908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3507161A Expired - Fee Related JP2635211B2 (ja) | 1990-05-14 | 1991-03-01 | 硬貨を計数しかつ選別する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5141443A (ja) |
EP (1) | EP0528807B1 (ja) |
JP (1) | JP2635211B2 (ja) |
AU (2) | AU646665B2 (ja) |
CA (1) | CA2082927C (ja) |
DE (1) | DE69116555T2 (ja) |
WO (1) | WO1991018371A1 (ja) |
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