JP2717590B2 - マーキング装置 - Google Patents

マーキング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マークを付されるべき物体表面に沿うX−
Y方向に移動可能な装置と、この装置に取りつけられた
上下に振動可能な刻印用ニードルとを備えた、金属材料
や製品のためのマーキング装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、鉄鋼や非鉄材料等の製品の表面には、その材
質、型番、製造No.等の文字がいつでも確認できるよう
に刻印されている。この種の刻印によるマーキングの従
来技術として、文字を彫りこんだダイスを製品の表面に
圧接して刻印するものと、振動ペンやニードルにより製
品に刻印するものとがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの従来技術では、金属材料の表面の凹凸だけに
より表示されるので、識別性が低かった。このため、金
属表面に文字を刻印後、さらに刻印部分を示すペイント
の枠を記入したり、または文字のくぼみにペイントを流
しこんで識別性を高めていた。しかしながら、作業工程
が刻印の工程とペイント塗布の工程の二重になり、作業
時間と費用を増大させる原因となっていた。
本発明の目的は、作業工程数を増大させないで刻印と
ペイント塗布を行うことができる、金属材料や製品のた
めのマーキング装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、マークを付されるべき物体表面に沿うX−
Y方向に移動可能な装置と、この装置に取りつけられ
た、上記表面に対して上下に振動可能な刻印用ニードル
とを備えたマーキング装置において、ペイント入口およ
び出口を有しかつニードルの振動と同期して、ニードル
が下がった刻印時に閉となり、ニードルが上がった非刻
印時に開となるペイント流路を有するペイント送出し部
と、このペイント送出し部の出口をニードルの先端に設
けたペイント吐出路に連結するペイント送出し管とを備
えたことを特徴とするマーキング装置である。
ペイント送出し部内のペイント流路をニードルの振動
と同期して開閉するためには、ニードルに連結されたロ
ッドにより開閉すればよい。
〔作用〕
X−Y方向に移動可能な装置に取りつけられた刻印用
ニードルの上下振動により金属材料にくぼみをつけると
共に、ペイント送出し部に設けたペイント流路をニード
ルの振動の開始および停止と同期して開閉することによ
りペイントをニードル先端に設けたペイント吐出路に一
定量吐出して、ニードルにより作られたくぼみにペイン
トを供給する。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明によるマーキング装置の第一の実施
例のニードル駆動部とペイント送出し部のみを示す。ニ
ードルX−Y方向に移動させるための装置は従来と同様
であるので、図示してない。
金属材料や製品に文字を刻印するための先端の尖った
ニードル2は、ニードル駆動部1のシリンダ3内に摺動
可能に装入されたピストン4により担持されている。ピ
ストン4は、その外周にシール部材5が装着され、かつ
ばね6により常時上方へ付勢されてる。シリンダ3は、
圧縮空気排出口7を有する。圧縮空気は、入口8より供
給される。
ニードル駆動部1の上には、ペイント送出し部10が設
けられている。ペイント送出し部10は、ペイント入口11
とペイント出口12を有し、これらの間に互いに連通する
流路13と14が設けられている。ニードル駆動部1のピス
トン4からこれと同心に上方へ突出するロッド15が流路
13内へ延びている。ペイント流路13には弁座16が設けら
れ、この弁座にボール弁17が、入口11に一端で支持され
たばね18により押圧されて着座する(仮想線の位置)。
ペイント送出し部10の出口12は、ペイント送出し管19に
より、ニードル2の先端に設けたペイント吐出路2に連
結されている。図では、ペイント吐出路はU字形溝とし
て形成されているが、ニードルに穿った孔であってもよ
い。
このように構成されたマーキング装置の作用を説明す
る。圧縮空気入口8より入ると、ピストン4が第1図の
状態からばね6に抗して下方へ移動して金属材料の製品
の表面に刻印する。排出口7をピストン4のシール部材
が通過すると、圧縮空気が排出されてばね6によりピス
トン4が押されて上昇する。このようにして、ニードル
2が上下に振動すると共に、このニードル2に連結され
たロッド15が上下に振動するので、ペイントがペイント
送出し部10から次のように送り出される。すなわち、ニ
ードル2が下がる刻印時に、ロッド15が第1図の位置か
ら下がると、ボール弁17がばね18により押されて弁座16
に着座して(仮想線)ペイント流路13を閉じ、従ってペ
イントが供給されない。ニードル2が上がる非刻印時に
は、ロッド15が上がるので、ボール弁17が押されて第1
図のように弁座16から離脱し、ペイント流路13を開き、
従って加圧されたペイントが入口11よりペイント流路1
3、14、送出し管19を通り、ペイント吐出路20より刻印
された文字のくぼみに吐出される。
次に、第2図に示した本発明のマーキング装置の第二
の実施例のニードル駆動部とペイント送出し部を説明す
る。第1図の同様な部品には、30をプラスした参照数字
を付けてある。
ニードル駆動部31は、第1図と同じであるので説明は
省略する。ペイント送出し部40は、ペイント入口41と出
口42を有し、これらの間に互いに連通するペイント流路
43と44がある。ニードル駆動部31からこれと同心に上方
へ突出するロッド45がペイント流路44内へ延びていて、
第2図のニードル32が上昇した状態でロッド45が、入口
41に通じる横のペイント流路43を閉じるようになってい
る。ペイント流路44には、弁座46が設けられ、この弁座
にボール弁37が、出口42に一端で支持されたばね48によ
り押圧されて着座している。ペイント送出し部40の出口
42は、送出し管49により、ニードル32の先端に取りつけ
たペイント吐出路50に接続されている。
次に、このように構成されたマーキング装置の作用を
説明する。圧縮空気の供給排出によりニードル32が上下
に振動すると共に、このニードル32に連結されたロッド
45が上下に振動するので、ペイントがペイント送出し部
40から次のようにして送り出される。すなわち、ニード
ル32が下がる刻印時には、ロッド45が第2図の位置から
下がるが、ボール弁37が閉じたままであるのでペイント
流路44が負圧になり、同時に横の流路43が開放されるの
で、ペイントがペイント流路43から吸い込まれてペイン
ト流路44に入る。このとき、ボール弁37が閉じているの
でペイントは供給されない。ニードル32が上がる非刻印
時には、ロッド45が上昇してペイント流路44内のペイン
トを圧縮して、その圧力によりボール弁37がばね48に抗
して押し開かれる。それにより、圧縮されたペイントが
出口42より送出し管49を通り、ペイント吐出路50より吐
出される。
〔発明の効果〕
本発明では、ペイント入口と出口を有しかつ刻印用ニ
ードルの振動と同期して開閉されるペイント流路を有す
るペイント送出し部と、このペイント送出し部の出口を
ニードル先端に設けたペイント吐出路に連結するペイン
ト送出し管とにより構成されているので、振動するニー
ドルによる刻印の動作と、刻印したくぼみにペイントを
塗布する動作を同時に行うことができる。これにより、
文字を刻印する工程と別に刻印文字のくぼみにペイント
を流す工程を必要とする従来技術に比較して工程数を短
縮でき、従って作業時間と費用を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマーキング装置の第一の実施例の
ニードル駆動部とペイント送出し部の縦断面図、第2図
は本発明によるマーキング装置の第二の実施例の同様な
縦断面図である。 2;32……刻印用ニードル、11;41……ペイント入口、12;
42……ペイント出口、13,14;43,44……ペイント流路、1
5;45……ロッド、19;49……ペイント送出し管、20;50…
…ペイント吐出路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マークを付されるべき物体表面に沿うX−
    Y方向に移動可能な装置と、この装置に取りつけられ
    た、上記表面に対して上下に振動可能な刻印用ニードル
    とを備えたマーキング装置において、ペイント入口およ
    び出口を有しかつニードルの振動と同期して、ニードル
    が下がった刻印時に閉となり、ニードルが上がった非刻
    印時に開となるペイント流路を有するペイント送出し部
    と、このペイント送出し部の出口をニードルの先端に設
    けたペイント吐出路に連結するペイント送出し管とを備
    えたことを特徴とするマーキング装置。
  2. 【請求項2】ペイント送出し部内のペイント流路が、ニ
    ードルに連結されたロッドにより開閉されることを特徴
    とする請求項1記載のマーキング装置。
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