JP2717487B2 - 衣類乾燥器 - Google Patents

衣類乾燥器

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JP2717487B2
JP2717487B2 JP4326921A JP32692192A JP2717487B2 JP 2717487 B2 JP2717487 B2 JP 2717487B2 JP 4326921 A JP4326921 A JP 4326921A JP 32692192 A JP32692192 A JP 32692192A JP 2717487 B2 JP2717487 B2 JP 2717487B2
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  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥器、とくに、
回転ドラム内に被乾燥物を投入し、この回転ドラムに熱
風を供給し且湿気吸収した排気を前記回転ドラムから排
出する形式の衣類乾燥器に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】この種乾燥器としては、図1に示
すように、ケーシング(1) 内に回転自在に収容された回
転ドラム(10)への給気回路(4) に加熱室(41)を設け、前
記回転ドラム(10)の回転軸を水平方向に設定して、この
回転ドラム(10)の後壁中央にフィルタ装置(50)を装備さ
せた排気用開口を形成し、この後方に配設したファン装
置(5)により、回転ドラム(10)内の湿潤空気を排気筒(5
1)から排出させるようにした構成となっている。
【0003】この形式の乾燥器では、回転ドラム(10)の
前方部の円形の開放部がケーシング(1) に連設された支
持リング(3) によって支持され、この支持リングの中央
開口域が被乾燥物(M) の投入口(31)となる。この投入口
(31)は開閉自在の扉(32)によって閉塞されており、これ
を開放して前記扉(32)から被乾燥物としての衣類等を投
入して運転状態とすると、加熱室(41)から供給される熱
風によって回転ドラム(10)内の被乾燥物(M) が加熱乾燥
されて、湿気を含んだ空気がファン装置(5) の給排気作
用によって、排気筒(51)から排出されることとなる。こ
の間に回転ドラム(10)が駆動装置によって回転されるこ
とから、回転ドラム(10)内の被乾燥物(M) が撹拌された
状態で乾燥動作が進行する。そして、被乾燥物(M) が所
定の乾燥状態になった時点で加熱乾燥運転が停止され
る。
【0004】又、前記乾燥運転時には糸屑等が多く発生
するが、これらの糸屑等はフィルタ装置(50)に付着し、
下流側のファン装置(5) 及び排気筒(51)に排出される不
都合、ファン装置に糸屑等が詰って、これの動作不良が
生じる不都合や、排気筒(51)から糸屑等が排出される不
都合が防止される。ところが、上記のように糸屑等の発
生が多いことから、糸屑等が多量に付着してフィルタ装
置(50)の通気量が設定度合以下に減少する事態が頻繁に
起こる。かかる事態が生じると、加熱室(41)からフィル
タ装置(50)までの経路が過熱状態となって危険である。
そこで、かかる危険を防止するために、従来では、給気
回路(4) から回転ドラム(10)に供給される給気の温度つ
まり吹出し温度を検知する温度センサ(S1)を設けて、こ
の温度が設定温度以上になったときに乾燥運転を停止さ
せる過熱防止装置を装備させている。
【0005】従って、給気経路内の温度が過熱状態とな
る危険が回避できる。ところが、この従来のものでは、
被乾燥物(M)の乾燥終了時点に近い状態でも前記条件
になると乾燥運転が停止されてしまうこととなり使い勝
手が悪い。本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、『給気回路(4)に加熱室(41)を収容し、この
加熱空気を被乾燥物(M)を収容する回転ドラム(1
0)に供給し、これからの排気をフィルタ装置(50)
及び排気筒(51)を介して排出することにより前記被
乾燥物(M)を乾燥させ、給気経路内の空気の温度を温
度センサ(S)により検知して、この検知温度が設定
温度以上になったときに、給気経路内の空気温度の過熱
を防止するようにした過熱防止装置付の乾燥器』におい
て、器具の運転を停止することなく、前記過熱状態を防
止できるようにすることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『温度センサ(S1)の検知温度が設定温度にな
る度に加熱室(41)での給気加熱度合を低減させる制御手
段(C1)を具備させた』ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。フィル
タ装置(50)への糸屑等の付着度合が多くなって、給排気
流量が減少して、温度センサ(S1)の検知温度が設定温度
になると、制御手段(C1)により加熱室(41)での給気加熱
度合が所定の度合低減される。
【0008】これにより、前記給排気量減少条件で加熱
室(41)での加熱度合が減少すると、他の条件は変らない
から、給気経路の空気温度が低下して過熱が防止され
る。そして、温度センサ(S1)の検知温度が設定温度以下
となって乾燥動作は継続される。以後、この加熱度合に
よって乾燥動作が継続され、所定の乾燥終了信号が出力
されると、前記のように低減された火力状態のままで、
乾燥動作が停止される。
【0009】尚、前記のように加熱室(41)の加熱度合が
低減された後、乾燥終了までの間に、再度、温度センサ
(S1)の検知温度が設定温度以上になると、再度、加熱室
(41)の加熱度合が低減されて、過熱が防止されて乾燥動
作が継続される。このように、温度センサ(S1)の検知温
度が設定温度に上昇する度に加熱室(41)の加熱度合が低
減されるから、フィルタ装置(50)に糸屑等が付着して、
給排気量が減少することによる過熱が防止され且乾燥運
転が継続されることとなる。
【0010】
【効果】フィルタ装置(50)に糸屑が付着して、給排気量
が減少することによる過熱が防止され且乾燥運転が継続
されるから、従来のように、乾燥終了までの段階で過熱
防止装置が作動して乾燥運転が停止される不都合が解消
できる。従って、フィルタ装置(50)に糸屑等が多く付着
しても乾燥終了までの動作が実行され、半乾燥状態のま
まで器具の運転が停止される不都合が解消される。
【0011】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。この実施例の乾燥器も、全体としては、上
記従来のものと同様である。回転ドラム(10)はケーシン
グ(1) によって回転自在に支持され、給気回路(4)を介
して回転ドラム(10)内に供給される加熱空気によって回
転ドラム(10)内の被乾燥物(M) が加熱乾燥されて、湿潤
空気は、回転ドラム(10)の後壁中央に設けたフィルタ装
置(50)を介してその後方のファン装置(5) の給気作用に
よって排気筒(51)から排出される。
【0012】そして、この実施例では、給気回路(4) に
含まれる加熱室(41)にはガスバーナ(42)が内蔵されこの
ガスバーナ(42)の加熱度合を制御装置(C) に含まれる制
御手段(C1)によって制御して、回転ドラム(10)内の温度
を所定温度に維持するとともに、回転ドラム(10)内の被
乾燥物(M) が所定の乾燥度合が乾燥した時点で、このと
きの信号により制御装置(C) によって乾燥運転が停止さ
れる。
【0013】以下各部の詳細について説明する。 [加熱室(41)について]加熱室(41)は、図2及び図3の
ように、従来と同様に回転ドラム(10)の下方に設置され
る。ケーシング(1) の前面に配設される支持リング(3)
の右下下部(回転ドラム(10)の回転方向において回転ド
ラム(10)の最下部よりも上手側)に一定範囲に亙って形
成される吐出孔群(30)に連通させた扇型の給気回路(4)
の下端部に前記加熱室(41)が配設される。そして、この
実施例では、加熱室(41)の側方にガスバーナ(42)が配設
される。従って、このガスバーナ(42)によって加熱され
た給気がファン装置(5) の吸引力によって給気回路(4)
から上記吐出孔群(30)を介して回転ドラム(10)内に吐出
される。
【0014】この給気回路(4) の下流端近傍には、吐出
孔群(30)からの吹出し温度に一致する給気温度を検知す
る温度センサ(S1)が設けられる。そして、この温度セン
サ(S 1)からの出力が制御装置(C) に含まれる制御手段(C
1)に入力されている。 [回転ドラム(10)の排気部について]回転ドラム(10)の
後壁中央に配設されるフィルタ装置(50)の後方には、フ
ァン装置(5) が配設されるが、このファン装置(5) は、
回転ドラム(10)をベルト伝動装置を介して駆動するモー
タ(19)によって同様のベルト伝動装置によって駆動され
る。そして、このファン装置(5) のファンを収容したフ
ァンケースの入口(5a)が回転ドラム(10)の後壁中央の凹
陥部(11)と対向し、この凹陥部には、多数の排気孔(12)
(12)が貫通形成されている。
【0015】一方、フィルタ装置(50)は前記凹陥部(11)
内に収容配置される。このフィルタ装置(50)は、図4に
示すように、回転ドラム(10)の前記凹陥部(11)に固定さ
れ且排気孔(12)(12)群を閉鎖するバックフィルタ(52)
と、このバックフィルタ(52)に前面に装着されるフィル
タカバー(53)と、前記両者によって挟持される主フィル
タ(6) とから構成される。
【0016】前記バックフィルタ(52)には、凹陥部(11)
に装着固定するため、先端に係合凸部を具備させた複数
の係合舌片(54)(54)が円周方向に所定の間隔で配設され
て後方に突出し、これが回転ドラム(10)の凹陥部(11)の
周縁近傍に配設した係合孔(15)(15)と係合する。尚、バ
ックフィルタ(52)は全体が合成樹脂製となっているか
ら、係合舌片(54)を前記係合孔(15)(15)内に強制的に嵌
入すると各係合舌片(54)の突起が係合孔(15)に対して摩
擦係合する。
【0017】又、この回転ドラム(10)の後面中央に取付
けられる主軸(13)の先端は、ネジ部(14)となっており、
このネジ部がバックフィルタ(52)の中央の開口から突出
する。そして、このネジ部(14)に螺合される止めナット
(55)によってバックフィルタ(52)の内周側を固定してい
る。尚、この止めナット(55)は、合成樹脂製の二重筒構
造であり、内筒にナット部材(56)がインサートされた構
成となっており、他方の外筒の先端がバックフィルタ(5
2)の中央開口周縁から突出する筒部(57)に遊嵌して、前
記筒部(57)の外周部の板状部に対接する。
【0018】これによりバックフィルタ(52)の内周部は
ナット部材(56)によってネジ部(14)に固定され、外周部
は係合舌片(54)と係合孔(15)とによる複数箇所での係合
によって凹陥部(11)内に確実に固定される。フィルタカ
バー(53)は、その外周縁部に環状部が形成された浅い皿
状体で、前記環状部の先端がバックフィルタ(52)の周縁
段部に対接する。又、中央裏面にはネジ部(14)に取付け
た止めナット(55)に外嵌する筒部(58)が配設され、この
筒部の先端内周面に複数の係合突起(58a)(58a)が突出形
成されている。前記筒部(58)が嵌合する止めナット(55)
の外筒の先端外周面には環状の凹溝(55a) が形成されて
おり、この凹溝(55a) と前記係合突起(58a) とが弾性係
合する。これによりフィルタカバー(53)がバックフィル
タ(52)に装着固定されることとなる。なお、前記係合は
弾性係合であることから、この係合を解除することによ
り、フィルタカバー(53)をバックフィルタ(52)及び止め
ナット(55)から強制的に引き離すことができる。尚、凹
溝(55a) と係合突起(58a)(58a)との係合を確実にするに
は、図5に示すように、筒部(58)に複数のスリットを設
けて、前記係合突起(58a) を具備させた先端部が弾性変
形し易い構成とする。
【0019】上記のように結合されるバックフィルタ(5
2)とフィルタカバー(53)との間には、ドーナツ状の主フ
ィルタ(6) が介装される。この主フィルタ(6) は、芯フ
ィルタ(61)と、その表面に添設される紙フィルタ(62)
と、裏面に添設される不織布フィルタ(63)とから構成さ
れる。前記芯フィルタ(61)は、図4,図6のように、上
記筒部(58)に外嵌する断面T字状の環状の内枠(64)と外
周の環状の外枠(65)との間にフィルタ素材を張設した構
成であり、この裏面には不織布フィルタ(63)が接着又は
溶着により添設固定されてている。尚、前記芯フィルタ
(61)のフィルタ素材としては、ポリエステルを使用し、
これを合成樹脂によって成形された上記枠体に接着又は
溶着によって添設固定する。
【0020】一方、紙フィルタ(62)は、紙製のフィルタ
素材を円板状に打ち抜いた構成であり、芯フィルタ(61)
の外周の環状凸部と内枠(64)の環状凸部との間に収容さ
れるように装着されて、主フィルタ(6) が構成される。
この主フィルタ(6) は、全体としてドーナツ状で、バッ
クフィルタ(52)の表面に突出させた環状リブ(52a)(52a)
と、フィルタカバー(53)の裏面に配設し且放射状に延び
る複数の直線リブ(53a)(53a)及びこれらの外周をつなぐ
環状リブ(53b)(53b)との間に挟持される。
【0021】従って、係合舌片(54)と係合孔(15)の係合
及び止めナット(55)による締付けによって回転ドラム(1
0)の後面中央に確実に固定されたバックフィルタ(52)に
取外し可能にフィルタカバー(53)が装着され、これらの
間に上記構成の主フィルタ(6) が挟圧複数箇所において
挟圧されてこの主フィルタ(6) が保持される。 [制御装置(C) について]この実施例の制御装置(C) に
は、運転開始後の通常時の乾燥加熱を制御する制御装置
(C0)と、フィルタ装置(50)への糸屑等の付着によって目
詰まりが進行することによる過熱を防止するための制御
手段(C1)が装備される。
【0022】前記制御装置(C) は、この実施例では、マ
イクロコンピュータを用いた装置となっており、図7に
示すフローチャートに基いたプログラムを実行するよう
に設定される。この点について以下に詳述する。運転が
開始されると、加熱乾燥工程が開始され、モータ(19)が
駆動状態となってこれに伝動されるファン装置(5) のフ
ァン及び回転ドラム(10)が回転駆動され、同時にガスバ
ーナ(42)が燃焼状態となる。また、この時、タイマー
(T) もスタートする。
【0023】この後、回転ドラム(10)の回転によって移
動される被乾燥物(M) と接触してこれの温度を検知する
衣類温度検知センサ(S2)の検知温度及び排気温度を検知
する排気温度センサ(S3)の出力により、ガスバーナ(42)
の加熱度合が被乾燥物(M) の種類や量に応じて経時的に
制御される。この乾燥加熱動作が開始されると、ステッ
プ(71)により、給気回路(4) の下流端に設けた温度セン
サ(S1)の出力と設定温度とが一定時間間隔で比較され
る。前記タイマーがタイムアップするまでの運転開始初
期において、温度センサ(S1)の出力が設定温度(T0)より
も高いときには、ステップ(73)によりフィルタ装置(50)
の目詰まりが、設定レベル以上になっていると判断され
て、加熱乾燥動作を停止させ、警報ブザー(18)を一定時
間作動させた後、この警報動作を停止させる。この状態
は、前回の乾燥動作の実行によってフィルタ装置(50)の
目詰まりが設定度合よりも多くなっていることに相当す
ることから、加熱乾燥動作の進行を止めている。
【0024】また、検知温度が設定温度よりも低い場合
には、通常乾燥制御動作が継続的に実行される。一方、
前記タイマーがタイムアップした後において、温度セン
サ(S1)の検知温度が設定温度よりも高い場合には、ステ
ップ(74)においてYES となる。従って、この場合には、
ガスバーナ(42)の加熱量が一定レベル低下された乾燥工
程が継続される。この後、ステップ(75)により図示しな
い電極センサの検知出力に基づき加熱乾燥工程が乾燥終
了段階にあるか否かが判定されて、乾燥終了段階にない
ときには、ステップ(74)以下の動作が繰り返される。
【0025】ステップ(74)による比較動作以後におい
て、温度センサ(S1)の検知温度が設定温度よりも高くな
る場合には、その度にガスバーナ(42)の発熱量が1レベ
ル低下されて以上の動作が繰り返され、ステップ(75)に
より、乾燥終了段階にあるか否かが常時判定される。そ
して、この加熱乾燥工程が継続している間に乾燥終了段
階に達すると、ステップ(75)によりこれが判定されて、
加熱乾燥動作が停止される。
【0026】なお、この実施例では、図2及び図3に示
すように、ガスバーナ(42)へのガス回路には、ガスバー
ナ(42)へのガス量を制御する出力装置(42a) が挿入さ
れ、これが制御装置(C) に含まれる制御手段(C1)の出力
によって制御される。この出力装置(42a) は、ガスバー
ナ(42)へのガス量を最大ガス量供給状態から最小ガス量
供給状態(ガス供給遮断状態を含む)までの範囲で段階
的にガス量を調節するもので、上記フローチャートにお
いて、1レベル発熱量低減信号が出力された場合には、
この出力装置(42a) により1段階下位のガス量供給状態
に設定される。
【0027】従って、上記の特別な乾燥加熱工程、つま
り、フィルタ装置(50)が設定レベル以上の目詰まり状態
にあるときの乾燥加熱工程が実行されるとき、場合によ
っては、ガスバーナ(42)の燃焼が停止された状態のまま
で、ファン装置(5) による送風動作が実行されるだけの
場合も生じる。この条件下でも乾燥が進行することか
ら、制御装置(C) に乾燥終了判定手段を内蔵するこの実
施例では、必ず、乾燥終了時点までの動作が実行され
る。従って、 半乾燥状態のまま器具の運転が、停止され
る不都合がない。
【0028】又、加熱乾燥運転開始初期に目詰まり状態
が一定レベル以上の状態にあると判定された場合には、
加熱乾燥動作が実行されないから、安全である。尚、こ
の実施例では、加熱室(41)に内蔵される加熱装置として
ガスバーナ(42)を採用したが電気ヒータ等の他の加熱装
置であってもよい。又、上記実施例では、フィルタ装置
(50)の主フィルタ(6) は、芯フィルタ、不織布フィル
タ、及び、紙フィルタの三層構造としたが、芯フィルタ
に紙フィルタ又は不織布フィルタが添設される2層構造
としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明実施例の断面図
【図3】要部のX−X断面図
【図4】フィルタ装置(50)の断面詳細図
【図5】止めナット(55)と筒部(58)との関係を示す断面
【図6】芯フィルタ(61)の正面図
【図7】制御装置(C) をマイクロコンピュータとした場
合のフローチャート図
【符号の説明】
(4) ・・・給気回路 (41)・・・加熱室 (M) ・・・被乾燥物 (10)・・・回転ドラム (51)・・・排気筒 (S1)・・・温度センサ (C1)・・・制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 保 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 辻本 吉視 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (72)発明者 長屋 加津彦 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナ イ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−241497(JP,A) 特開 昭61−170498(JP,A) 特開 平4−152994(JP,A) 特開 平3−275100(JP,A) 特開 平3−4900(JP,A) 特開 平4−152998(JP,A) 特開 昭60−132600(JP,A) 特開 平3−109100(JP,A) 特開 平3−178699(JP,A) 特開 平4−300598(JP,A) 特開 平4−300599(JP,A) 特開 平4−327895(JP,A) 実開 昭60−33994(JP,U) 実開 平4−80497(JP,U) 実開 平4−80496(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気回路(4)に加熱室(41)を収容
    し、この加熱空気を被乾燥物(M)を収容する回転ドラ
    ム(10)に供給し、これからの排気をフィルタ装置
    (50)及び排気筒(51)を介して排出することによ
    り前記被乾燥物(M)を乾燥させ、給気経路内の空気の
    温度を温度センサ(S)により検知して、この検知温
    度が設定温度以上になったときに、給気経路内の空気温
    度の過熱を防止するようにした過熱防止装置付の乾燥器
    において、温度センサ(S)の検知温度が設定温度に
    なる度に加熱室(41)での給気加熱度合を低減させる
    制御手段(C)を具備させた衣類乾燥器。
JP4326921A 1992-12-07 1992-12-07 衣類乾燥器 Expired - Fee Related JP2717487B2 (ja)

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