JP2717426B2 - 車両用サスペンション組立装置、組立用パレットおよび組立方法 - Google Patents
車両用サスペンション組立装置、組立用パレットおよび組立方法Info
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- JP2717426B2 JP2717426B2 JP63330453A JP33045388A JP2717426B2 JP 2717426 B2 JP2717426 B2 JP 2717426B2 JP 63330453 A JP63330453 A JP 63330453A JP 33045388 A JP33045388 A JP 33045388A JP 2717426 B2 JP2717426 B2 JP 2717426B2
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- damper
- coil spring
- pallet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/90—Maintenance
- B60G2206/92—Tools or equipment used for assembling
- B60G2206/921—Coil spring compressor
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のサスペンションを組み立てるサスペ
ンション組立装置組立用パレット及び組立方法に関する
ものである。
ンション組立装置組立用パレット及び組立方法に関する
ものである。
(従来の技術) 従来より、車両のサスペンションの組立てにおいて
は、ストラットダンパーに対して圧縮状態でコイルスプ
リングを組付けなければならず、そのための作業機を必
要とするが、例えば、実公昭62-46507号公報に見られる
ように、上記組立ての全工程を専用の装置で1つのステ
ーションで行うようにした技術が公知である。
は、ストラットダンパーに対して圧縮状態でコイルスプ
リングを組付けなければならず、そのための作業機を必
要とするが、例えば、実公昭62-46507号公報に見られる
ように、上記組立ての全工程を専用の装置で1つのステ
ーションで行うようにした技術が公知である。
(発明が解決しようとする課題) しかして、上記サスペンションの組立ての生産性を高
めるためにライン化を実現しようとした場合には、スト
ラットダンパーとコイルスプリングとをパレットに設置
し、これを組立て順序に応じて各ステーションに搬送す
る際に、コイルスプリングを圧縮し保持するための駆動
機構を各パレットに設けることはコスト面等で不利とな
ると共に、パレットが大型化する。また、前記先行例の
ような作業機を特定のステーションに設置することは、
特定のステーションだけの処理時間が長くなり、他のス
テーションでの遊び時間が長くなって全体の処理能率が
低下することになる。
めるためにライン化を実現しようとした場合には、スト
ラットダンパーとコイルスプリングとをパレットに設置
し、これを組立て順序に応じて各ステーションに搬送す
る際に、コイルスプリングを圧縮し保持するための駆動
機構を各パレットに設けることはコスト面等で不利とな
ると共に、パレットが大型化する。また、前記先行例の
ような作業機を特定のステーションに設置することは、
特定のステーションだけの処理時間が長くなり、他のス
テーションでの遊び時間が長くなって全体の処理能率が
低下することになる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、各パレットにストラ
ットダンパーとコイルスプリングを載置し、このコイル
スプリングの圧縮状態を保持する機能をもたせて、パレ
ットに駆動機構を設けることなくライン化が行えるよう
にした車両用サスペンション組立装置組立用パレットお
よび組立方法を提供することを目的とするものである。
ットダンパーとコイルスプリングを載置し、このコイル
スプリングの圧縮状態を保持する機能をもたせて、パレ
ットに駆動機構を設けることなくライン化が行えるよう
にした車両用サスペンション組立装置組立用パレットお
よび組立方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の車両用サスペンシ
ョン組立装置は、コンベアラインを搬送されるパレット
に、ストラットダンパーを起立状態に保持するストラッ
トダンパー保持具と、コイルスプリングの端部に接離可
能に係合するコイルスプリング圧縮爪と、この圧縮爪を
昇降させ任意位置に停止自在な送り機構を設け、コンベ
アラインには少なくとも該送り機構を作動させる駆動装
置を設けるように構成したものである。
ョン組立装置は、コンベアラインを搬送されるパレット
に、ストラットダンパーを起立状態に保持するストラッ
トダンパー保持具と、コイルスプリングの端部に接離可
能に係合するコイルスプリング圧縮爪と、この圧縮爪を
昇降させ任意位置に停止自在な送り機構を設け、コンベ
アラインには少なくとも該送り機構を作動させる駆動装
置を設けるように構成したものである。
また、本発明の組立用パレットは、ストラットダンパ
ーを起立状態に保持するストラットダンパー保持具と、
コイルスプリングの上端部に接離可能に係合するコイル
スプリング圧縮爪と、この圧縮爪を昇降させ任意位置に
停止自在な送り機構とを備えるように構成したものであ
る。
ーを起立状態に保持するストラットダンパー保持具と、
コイルスプリングの上端部に接離可能に係合するコイル
スプリング圧縮爪と、この圧縮爪を昇降させ任意位置に
停止自在な送り機構とを備えるように構成したものであ
る。
さらに本発明の組立方法は、ストラットダンパー保持
具とコイルスプリング圧縮爪と送り機構とを備えたパレ
ットをコンベアラインによって搬送しつつ、該パレット
にコイルスプリング、ストラットダンパー等の組立部品
をセットし、上記送り機構を駆動装置によって作動して
ストラットダンパーにセットしたコイルスプリングを圧
縮し、この圧縮状態を保持した後、ストラットダンパー
のロッド端部にナットを締め付け、続いて、コイルスプ
リングの圧縮状態の保持を解除するものである。
具とコイルスプリング圧縮爪と送り機構とを備えたパレ
ットをコンベアラインによって搬送しつつ、該パレット
にコイルスプリング、ストラットダンパー等の組立部品
をセットし、上記送り機構を駆動装置によって作動して
ストラットダンパーにセットしたコイルスプリングを圧
縮し、この圧縮状態を保持した後、ストラットダンパー
のロッド端部にナットを締め付け、続いて、コイルスプ
リングの圧縮状態の保持を解除するものである。
(作用) 上記のような本発明では、送り機構の作動によって圧
縮爪を昇降移動させてコイルスプリングの圧縮を行うと
共に、その圧縮状態の保持が可能となり、コンベアライ
ンの駆動装置によってコイルスプリングの圧縮、解放を
操作し、順次ステーションでコイルスプリングとストラ
ットダンパーとの締結を行うように、サスペンションの
組立作業を細分してライン作業化し、生産性の向上を図
るようにしている。
縮爪を昇降移動させてコイルスプリングの圧縮を行うと
共に、その圧縮状態の保持が可能となり、コンベアライ
ンの駆動装置によってコイルスプリングの圧縮、解放を
操作し、順次ステーションでコイルスプリングとストラ
ットダンパーとの締結を行うように、サスペンションの
組立作業を細分してライン作業化し、生産性の向上を図
るようにしている。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の2つの実施例を説明す
る。
る。
実施例1 第1図はこの実施例の車両用サスペンション組立ライ
ンの平面配置を示し、第2図はこの組立ラインによって
組み立てるダンパーの完成品を上端部が左右で異なるタ
イプを示している。
ンの平面配置を示し、第2図はこの組立ラインによって
組み立てるダンパーの完成品を上端部が左右で異なるタ
イプを示している。
このサスペンション組立ラインは、角部に方向変換テ
ーブル1a〜1dを備えたループ状のコンベアライン1に対
して、第1〜第9ステーションS1〜S9が配設され、第2
図に示すようなサスペンション6を組み立てる。該サス
ペンション6の構造は、ストラットダンパー4の上部外
周に下スプリング受け4bが固着され、ダンパーロッド4a
の上端には下面に上スプリング受け5aを有し、上面にア
ッパーシート5bを備えたマウントラバー5を装着し、ダ
ンパーロッド4a先端のねじ部4cにワッシャー7を介して
ナット8を締め付けて取り付ける。上記ダンパーロッド
4aにはバンプストッパー9が嵌挿されると共に、ストラ
ットダンパー4の上部からダンパーロッド4a外周部をカ
バーするダストブーツ10が配設される。更に、前記上下
のスプリング受け5a,4bの間にはそれぞれスプリングシ
ート11,12を介してコイルスプリング3が縮装される。
そして、機種に応じて前記マウントラバー5に対して、
左部に示すタイプでは第3図に示すようなアクチュエー
タケーシング13または右部に示すタイプでは第4図に示
すようなセットプレート14が取り付けられる。
ーブル1a〜1dを備えたループ状のコンベアライン1に対
して、第1〜第9ステーションS1〜S9が配設され、第2
図に示すようなサスペンション6を組み立てる。該サス
ペンション6の構造は、ストラットダンパー4の上部外
周に下スプリング受け4bが固着され、ダンパーロッド4a
の上端には下面に上スプリング受け5aを有し、上面にア
ッパーシート5bを備えたマウントラバー5を装着し、ダ
ンパーロッド4a先端のねじ部4cにワッシャー7を介して
ナット8を締め付けて取り付ける。上記ダンパーロッド
4aにはバンプストッパー9が嵌挿されると共に、ストラ
ットダンパー4の上部からダンパーロッド4a外周部をカ
バーするダストブーツ10が配設される。更に、前記上下
のスプリング受け5a,4bの間にはそれぞれスプリングシ
ート11,12を介してコイルスプリング3が縮装される。
そして、機種に応じて前記マウントラバー5に対して、
左部に示すタイプでは第3図に示すようなアクチュエー
タケーシング13または右部に示すタイプでは第4図に示
すようなセットプレート14が取り付けられる。
そして、前記サスペンション組立ラインの第1ステー
ションS1で、第5図に示すようなパレット2(詳細は後
述)の中心部の組立て位置に、表示器16に表示された機
種に対応するストラットダンパー4を載置し、このスト
ラットダンパー4に下スプリングシート12、コイルスプ
リング3、バンプストッパー9、ダストブーツ10、上ス
プリングシート11、マウントラバー5をセットし、圧縮
爪32を閉じてコイルスプリング3の上端を保持し、さら
にダンパーロッド4aの先端に引上げロッド15の下端部を
螺合して立設状態とする一方、アクチュエータケーシン
グ13またはセットプレート14をパレット2の仮置き治具
73にセットする。
ションS1で、第5図に示すようなパレット2(詳細は後
述)の中心部の組立て位置に、表示器16に表示された機
種に対応するストラットダンパー4を載置し、このスト
ラットダンパー4に下スプリングシート12、コイルスプ
リング3、バンプストッパー9、ダストブーツ10、上ス
プリングシート11、マウントラバー5をセットし、圧縮
爪32を閉じてコイルスプリング3の上端を保持し、さら
にダンパーロッド4aの先端に引上げロッド15の下端部を
螺合して立設状態とする一方、アクチュエータケーシン
グ13またはセットプレート14をパレット2の仮置き治具
73にセットする。
次の第2および第3ステーションS2,S3の圧縮駆動装
置17,18(詳述は後述)でパレット2の送り機構33を作
動して右用または左用サスペンション6のコイルスプリ
ング3を圧縮し、この圧縮状態を保持すると同時に、こ
の圧縮駆動装置17,18に付設した引上げ装置19によって
前記引上げロッド15を介してストラットダンパー4のロ
ッド4aを伸長状態に引上げ、このロッド4aが下降して短
縮状態に戻らないように保持した後、上記引上げロッド
15をダンパーロッド4aから分離して所定位置に格納す
る。続いて、パレット2の方向を変更し、第4ステーシ
ョンS4では移載装置20によって上記ダンパーロッド4aの
先端部上に、パレット2の仮置き治具72に載置されてい
るアクチュエータケーシング13もしくはセットプレート
14を自動供給によってダンパーロッド4aの先端にセット
し、さらに、方向を変更してパレット2を第5ステーシ
ョンS5に搬送する。
置17,18(詳述は後述)でパレット2の送り機構33を作
動して右用または左用サスペンション6のコイルスプリ
ング3を圧縮し、この圧縮状態を保持すると同時に、こ
の圧縮駆動装置17,18に付設した引上げ装置19によって
前記引上げロッド15を介してストラットダンパー4のロ
ッド4aを伸長状態に引上げ、このロッド4aが下降して短
縮状態に戻らないように保持した後、上記引上げロッド
15をダンパーロッド4aから分離して所定位置に格納す
る。続いて、パレット2の方向を変更し、第4ステーシ
ョンS4では移載装置20によって上記ダンパーロッド4aの
先端部上に、パレット2の仮置き治具72に載置されてい
るアクチュエータケーシング13もしくはセットプレート
14を自動供給によってダンパーロッド4aの先端にセット
し、さらに、方向を変更してパレット2を第5ステーシ
ョンS5に搬送する。
第5ステーションS5では上記ストラットダンパー4の
ロッド4a先端に供給装置21によってワッシャー7、ナッ
ト8を供給し、仮締め装置22によってナット8の仮締め
を行った後、次の第6ステーションS6で本締め装置23に
よってナット8を所定締め付けトルクで締め付けると共
に、この本締め後にロッド4aの下降防止状態の解除を行
うと共に、圧縮解除駆動装置24によって送り機構33を前
記と逆方向に駆動してコイルスプリング3の圧縮状態の
保持を解除する。
ロッド4a先端に供給装置21によってワッシャー7、ナッ
ト8を供給し、仮締め装置22によってナット8の仮締め
を行った後、次の第6ステーションS6で本締め装置23に
よってナット8を所定締め付けトルクで締め付けると共
に、この本締め後にロッド4aの下降防止状態の解除を行
うと共に、圧縮解除駆動装置24によって送り機構33を前
記と逆方向に駆動してコイルスプリング3の圧縮状態の
保持を解除する。
このようにして、組立てが完了すると、第9ステーシ
ョンS9で組み立てたサスペンション6を搬出するもので
あるが、その前の第8ステーションS8でパレット2に対
し、表示器25に表示された次に組み立てるべきサスペン
ション6の機種に対応したコイルスプリング3をパレッ
ト2のスプリング仮置き治具61に供給セットする。そし
て、製品が搬出されたパレット2は方向変更して前記第
1ステーションS1側に循環させるものであるが、その前
の第9ステーションにおいて、セットされたコイルスプ
リング3をスプリング荷重測定機26によって所定量圧縮
して反力値を測定し、所定のコイルスプリング3がセッ
トされているか否かの確認を行う。
ョンS9で組み立てたサスペンション6を搬出するもので
あるが、その前の第8ステーションS8でパレット2に対
し、表示器25に表示された次に組み立てるべきサスペン
ション6の機種に対応したコイルスプリング3をパレッ
ト2のスプリング仮置き治具61に供給セットする。そし
て、製品が搬出されたパレット2は方向変更して前記第
1ステーションS1側に循環させるものであるが、その前
の第9ステーションにおいて、セットされたコイルスプ
リング3をスプリング荷重測定機26によって所定量圧縮
して反力値を測定し、所定のコイルスプリング3がセッ
トされているか否かの確認を行う。
上記のようなサスペンション組立ラインで使用するパ
レット2は、第1ステーションS1での状態を第5図に、
第5ステーションS5での状態を第6図に、全体構成を第
7図〜第9図に、各部の詳細を第10図〜第22図に示すよ
うに構成される。前記コンベアライン1を搬送されるパ
レット2には、ストラットダンパー4を起立状態に保持
するストラットダンパー保持具28として、下端部を保持
する下端受け治具29と、中間部を後方から保持する固定
受け具30とを備えると共に、前方から保持するダンパク
ランプ31と、コイルスプリング3の端部のマウントラバ
ー5に接離可能に係合するスプリング圧縮爪32と、この
圧縮爪32を昇降させ任意位置に停止自在な送り機構33
と、伸長状態のロッド4aの下降防止を行うロッド下降防
止機構34等を備えている。
レット2は、第1ステーションS1での状態を第5図に、
第5ステーションS5での状態を第6図に、全体構成を第
7図〜第9図に、各部の詳細を第10図〜第22図に示すよ
うに構成される。前記コンベアライン1を搬送されるパ
レット2には、ストラットダンパー4を起立状態に保持
するストラットダンパー保持具28として、下端部を保持
する下端受け治具29と、中間部を後方から保持する固定
受け具30とを備えると共に、前方から保持するダンパク
ランプ31と、コイルスプリング3の端部のマウントラバ
ー5に接離可能に係合するスプリング圧縮爪32と、この
圧縮爪32を昇降させ任意位置に停止自在な送り機構33
と、伸長状態のロッド4aの下降防止を行うロッド下降防
止機構34等を備えている。
まず、前記下端受け治具29は、第10図および第11図に
も示すように、パレット2のベースプレート35に固着さ
れ、左右側方に配設された内側部分の上端にストラット
ダンパー4の下端が載置される横規制部材36と、前方位
置を規制する前規制部材37と、ベースプレート35に固定
されたブラケット38に後方から配設された後規制ピン39
とで構成され、ストラットダンパー4の下端部の中心位
置および高さを規制して保持する。
も示すように、パレット2のベースプレート35に固着さ
れ、左右側方に配設された内側部分の上端にストラット
ダンパー4の下端が載置される横規制部材36と、前方位
置を規制する前規制部材37と、ベースプレート35に固定
されたブラケット38に後方から配設された後規制ピン39
とで構成され、ストラットダンパー4の下端部の中心位
置および高さを規制して保持する。
また、上記固定受け具30はベースプレート35の左右に
立設された縦フレーム40に水平方向に配設された支持プ
レート41上に所定間隔高い位置に並設された取付プレー
ト42上に設置され、この固定受け具30は第12図にも示す
ように、先端が略V状に形成された受け具43を備え、該
受け具43でストラットダンパー4の中間背部を受けるも
ので、該受け具43の後方に連接された棒状のスライドロ
ッド44が進退摺動動可能に保持され、スプリング45によ
って後方に付勢されて、スライドロッド44の後端が回動
カム板46の周面に当接して進退位置が変更可能に設けら
れている。上記回動カム板46には揺動レバー47が固着さ
れ、その先端に操作ロッド48が後方に延びるように連結
されている。この操作ロッド48は外部からの作動によっ
て前進位置と後退との2位置に作動され、回動カム板46
を回動操作して半径距離の異なる当接位置46a,46bに変
更して前記受け具43の位置を変えて、ストラットダンパ
ー4の径変化に対応するように構成されている。なお、
前記回動カム板46の回動位置の保持を確実とするよう
に、その後方にはノッチ46cに係合するピン49が配設さ
れている。
立設された縦フレーム40に水平方向に配設された支持プ
レート41上に所定間隔高い位置に並設された取付プレー
ト42上に設置され、この固定受け具30は第12図にも示す
ように、先端が略V状に形成された受け具43を備え、該
受け具43でストラットダンパー4の中間背部を受けるも
ので、該受け具43の後方に連接された棒状のスライドロ
ッド44が進退摺動動可能に保持され、スプリング45によ
って後方に付勢されて、スライドロッド44の後端が回動
カム板46の周面に当接して進退位置が変更可能に設けら
れている。上記回動カム板46には揺動レバー47が固着さ
れ、その先端に操作ロッド48が後方に延びるように連結
されている。この操作ロッド48は外部からの作動によっ
て前進位置と後退との2位置に作動され、回動カム板46
を回動操作して半径距離の異なる当接位置46a,46bに変
更して前記受け具43の位置を変えて、ストラットダンパ
ー4の径変化に対応するように構成されている。なお、
前記回動カム板46の回動位置の保持を確実とするよう
に、その後方にはノッチ46cに係合するピン49が配設さ
れている。
一方、上記固定受け具30の下方の前記支持プレート41
に設置されるダンパクランプ31は、第13図に示すよう
に、左右一対のダンパクランプ爪50の中間部がピン51に
よって回動自在に枢支されている。このダンパクランプ
爪50の先端にはストラットダンパー4に前方両側から当
接するローラ50aが設置されている。そして、この一対
のダンパクランプ爪50の後部には、該爪50を閉方向に付
勢するスプリング52が接続されると共に、閉位置を規制
するストッパー53が配設されている。さらに、上記ダン
パクランプ爪50の後端部テーパ面50bには、両ダンパク
ランプ爪21の間に後方からクランプロッド54の先端のテ
ーパ片54aが押し込まれて閉状態にクランプされる。こ
のクランプロッド54は、支持プレート41に立設されたガ
イド55に水平方向に摺動自在に支持されると共に、背部
のスプリング56によって後退方向に付勢され、該クラン
プロッド54の押し込み操作によってダンパクランプ爪50
のクランプを行うと共に、水平方向に係合ピンが取付け
られている。さらに、前記ガイド55の両側にダンパー解
除レバー57が枢支ピン57aを中心に揺動自在に設けら
れ、該ダンパー解除レバー57には上記クランプロッド54
の前進位置で前記係合ピン54aと係合する突部57bが形成
され、突出状態を保持するように構成されている。該ダ
ンパー解除レバー57は、先端部に連結されたスプリング
58によって係合方向に付勢される一方、枢支ピン57aか
ら後端部は下方に屈曲し、その先端部にはローラフォロ
ア59が設置されている。該ローラフォロア59は、後述の
外部操作機構としてのダンパーアンクランプ機構200
(第34図)によって操作されてダンパクランプ爪50のク
ランプ状態を解除する。なお、前記クランプロッド54の
先端テーパ片54aは、内側のスプリング60(第13図)を
介して摺動自在に嵌挿されている。
に設置されるダンパクランプ31は、第13図に示すよう
に、左右一対のダンパクランプ爪50の中間部がピン51に
よって回動自在に枢支されている。このダンパクランプ
爪50の先端にはストラットダンパー4に前方両側から当
接するローラ50aが設置されている。そして、この一対
のダンパクランプ爪50の後部には、該爪50を閉方向に付
勢するスプリング52が接続されると共に、閉位置を規制
するストッパー53が配設されている。さらに、上記ダン
パクランプ爪50の後端部テーパ面50bには、両ダンパク
ランプ爪21の間に後方からクランプロッド54の先端のテ
ーパ片54aが押し込まれて閉状態にクランプされる。こ
のクランプロッド54は、支持プレート41に立設されたガ
イド55に水平方向に摺動自在に支持されると共に、背部
のスプリング56によって後退方向に付勢され、該クラン
プロッド54の押し込み操作によってダンパクランプ爪50
のクランプを行うと共に、水平方向に係合ピンが取付け
られている。さらに、前記ガイド55の両側にダンパー解
除レバー57が枢支ピン57aを中心に揺動自在に設けら
れ、該ダンパー解除レバー57には上記クランプロッド54
の前進位置で前記係合ピン54aと係合する突部57bが形成
され、突出状態を保持するように構成されている。該ダ
ンパー解除レバー57は、先端部に連結されたスプリング
58によって係合方向に付勢される一方、枢支ピン57aか
ら後端部は下方に屈曲し、その先端部にはローラフォロ
ア59が設置されている。該ローラフォロア59は、後述の
外部操作機構としてのダンパーアンクランプ機構200
(第34図)によって操作されてダンパクランプ爪50のク
ランプ状態を解除する。なお、前記クランプロッド54の
先端テーパ片54aは、内側のスプリング60(第13図)を
介して摺動自在に嵌挿されている。
また、前記ストラットダンパー4の上部にセットされ
るコイルスプリング3の上方には、一対の開閉作動する
圧縮爪32が配設され、該圧縮爪32は先端部内側にコイル
スプリング3の上端部に設置されるマウントラバー5を
保持する押え部32aが形成されると共に、筒状の後端支
持部32bが昇降フレーム62の前部両側に垂直方向に配設
された縦軸63によって水平方向に回動自在に支持されて
いる(第14図参照)。そして、上記昇降フレーム62は、
上記圧縮爪32の後端支持部32bを上下から支持するプレ
ートで構成され、後部両側に配設された筒状のガイド部
62aが上下方向のガイドロッド64に昇降移動自在に嵌挿
されている。このガイドロッド64は前記左右の縦フレー
ム40の上端を連結する上プレート65と中間部に水平に配
設された下プレート66との間の両側に設置されている。
るコイルスプリング3の上方には、一対の開閉作動する
圧縮爪32が配設され、該圧縮爪32は先端部内側にコイル
スプリング3の上端部に設置されるマウントラバー5を
保持する押え部32aが形成されると共に、筒状の後端支
持部32bが昇降フレーム62の前部両側に垂直方向に配設
された縦軸63によって水平方向に回動自在に支持されて
いる(第14図参照)。そして、上記昇降フレーム62は、
上記圧縮爪32の後端支持部32bを上下から支持するプレ
ートで構成され、後部両側に配設された筒状のガイド部
62aが上下方向のガイドロッド64に昇降移動自在に嵌挿
されている。このガイドロッド64は前記左右の縦フレー
ム40の上端を連結する上プレート65と中間部に水平に配
設された下プレート66との間の両側に設置されている。
さらに、上記両側の圧縮爪32は、第15図に示すよう
に、後方の基端支持部32bに縦軸63と同心状に配設され
たセクタギヤ67が相互に噛合されて、両圧縮爪32が連係
して開閉作動するように構成されている。さらに、上記
両側の圧縮爪32の開閉は作業者によって操作され、その
閉状態を保持する圧縮爪ロック機構68が前端部に設置さ
れている。この圧縮爪ロック機構68は、第16図および第
17図に示すように、一方の圧縮爪32の先端にピン69aに
よって回動自在にロックレバー69が配設され、他方の圧
縮爪32の先端部には、該ロックレバー69の先端部69bと
係合する係合片70が取り付けられ、上記ロックレバー69
はピン69aと反対側に突部69cが形成され、この突部69c
と圧縮爪32の先端面との間にスプリング70が配設されて
係合ロック位置に付勢されている。このロックレバー69
は、後述の第6ステーションS6での外部操作機構として
の圧縮爪クランプ機構202(第37図)によって解放作動
される。
に、後方の基端支持部32bに縦軸63と同心状に配設され
たセクタギヤ67が相互に噛合されて、両圧縮爪32が連係
して開閉作動するように構成されている。さらに、上記
両側の圧縮爪32の開閉は作業者によって操作され、その
閉状態を保持する圧縮爪ロック機構68が前端部に設置さ
れている。この圧縮爪ロック機構68は、第16図および第
17図に示すように、一方の圧縮爪32の先端にピン69aに
よって回動自在にロックレバー69が配設され、他方の圧
縮爪32の先端部には、該ロックレバー69の先端部69bと
係合する係合片70が取り付けられ、上記ロックレバー69
はピン69aと反対側に突部69cが形成され、この突部69c
と圧縮爪32の先端面との間にスプリング70が配設されて
係合ロック位置に付勢されている。このロックレバー69
は、後述の第6ステーションS6での外部操作機構として
の圧縮爪クランプ機構202(第37図)によって解放作動
される。
なお、上記圧縮爪32の一方には、側方に第5図のよう
にパイプ状の引上げロッド15の仮置き治具72と、アクチ
ュエータケーシング13またはセットプレート14のピンに
よる仮置き治具73とが設置されている。また、ベースプ
レート35の側部には、コイルスプリング3の仮置き治具
61が斜めに設置されている。
にパイプ状の引上げロッド15の仮置き治具72と、アクチ
ュエータケーシング13またはセットプレート14のピンに
よる仮置き治具73とが設置されている。また、ベースプ
レート35の側部には、コイルスプリング3の仮置き治具
61が斜めに設置されている。
前記圧縮爪32は送り機構33に連係されて、昇降移動さ
れ任意位置に停止自在に設けられている。前述ように圧
縮爪32を支持した昇降フレーム62の背部の左右に設けた
ガイド部62aが上下に設置されたガイドロッド64に係合
されて昇降移動可能に支持され、この昇降フレーム62の
背部の中央にはボールねじ74が設置され、該ボールねじ
74は前記ガイド部62aと平行に縦フレーム40に沿って上
下方向に配設された送りねじ75に螺合されて該送りねじ
75の回転に伴って昇降作動されるものである。上記送り
ねじ75の上端部および下端部は上プレート65および下プ
レート66にベアリング76,77によって回転自在に支承さ
れ、上端75aは上プレート65を上方向に貫通して突出
し、回転ロック機構79が配設されると共に、上端部は頭
部に第2、第3および第6ステーションS2,S3,S6の圧縮
駆動装置17,18および圧縮解除駆動装置24のソケットに
係合して駆動されるボルト頭部78aを備えた駆動係合部
材78が取付けられている。
れ任意位置に停止自在に設けられている。前述ように圧
縮爪32を支持した昇降フレーム62の背部の左右に設けた
ガイド部62aが上下に設置されたガイドロッド64に係合
されて昇降移動可能に支持され、この昇降フレーム62の
背部の中央にはボールねじ74が設置され、該ボールねじ
74は前記ガイド部62aと平行に縦フレーム40に沿って上
下方向に配設された送りねじ75に螺合されて該送りねじ
75の回転に伴って昇降作動されるものである。上記送り
ねじ75の上端部および下端部は上プレート65および下プ
レート66にベアリング76,77によって回転自在に支承さ
れ、上端75aは上プレート65を上方向に貫通して突出
し、回転ロック機構79が配設されると共に、上端部は頭
部に第2、第3および第6ステーションS2,S3,S6の圧縮
駆動装置17,18および圧縮解除駆動装置24のソケットに
係合して駆動されるボルト頭部78aを備えた駆動係合部
材78が取付けられている。
上記回転ロック機構79は、第18図および第19図に示す
ように、送りねじ75と一体に回転するギヤ80が取付けら
れ、このギヤ80に係合するラッチ部81aを備えたラッチ
レバー81がピン81bを中心に揺動自在に枢支され、該ラ
ッチレバー81は先端に連結されたスプリング82によって
ラッチ部81aがギヤ80と係合するように付勢され、ピン8
1bと反対側の後端部にはローラフォロア83が設置され、
該ローラフォロア83には送りねじ75を駆動する前記ステ
ーションS3,S3,S6での駆動機構の下降作動に伴って、後
述のカム部材108のカム面110が当接して係合解除方向に
揺動され、送りねじ75の回転が可能な状態に解放作動さ
れる。
ように、送りねじ75と一体に回転するギヤ80が取付けら
れ、このギヤ80に係合するラッチ部81aを備えたラッチ
レバー81がピン81bを中心に揺動自在に枢支され、該ラ
ッチレバー81は先端に連結されたスプリング82によって
ラッチ部81aがギヤ80と係合するように付勢され、ピン8
1bと反対側の後端部にはローラフォロア83が設置され、
該ローラフォロア83には送りねじ75を駆動する前記ステ
ーションS3,S3,S6での駆動機構の下降作動に伴って、後
述のカム部材108のカム面110が当接して係合解除方向に
揺動され、送りねじ75の回転が可能な状態に解放作動さ
れる。
一方、前記ダンパーロッド4aの下降防止を行うロッド
下降防止機構34は、第20図〜第22図に示すように、一方
の縦フレーム40に、ストラットダンパー4のロッド4aに
対して斜め側方から進退移動可能に配設されたロックロ
ッド85を備え、該ロックロッド85の先端部にはコイルス
プリング3のピッチの間から前記ストラットダンパー4
のロッド4aの外周に圧接して該ロッド4aの下降移動を保
持するローラ85aが配設されている。該ロックロッド85
はガイド部材86に貫通状態でスライド可能に支持され、
背部に縮装されたスプリング87によって後退方向に付勢
されている。さらに、ロックロッド85の上面には所定位
置にノッチ85bが形成され、その上部には該ノッチ85bと
係合して突出作動位置および後退位置を規制保持するラ
ッチ部材88がスプリング89によって付勢されて配設さ
れ、該ラッチ部材88にはピン88aを介して解除レバー90
が連係され、該解除レバー90はピン90aを中心として回
動自在に設けられ、その下端部のローラフォロア91が後
述の第6ステーションS6において設置されているロック
ロッドアンクランプ機構201の作動によって解除操作さ
れる。そして、解除レバー90の操作に伴うラッチ部材88
の上昇移動によってロックロッド85のロック状態が解放
される。
下降防止機構34は、第20図〜第22図に示すように、一方
の縦フレーム40に、ストラットダンパー4のロッド4aに
対して斜め側方から進退移動可能に配設されたロックロ
ッド85を備え、該ロックロッド85の先端部にはコイルス
プリング3のピッチの間から前記ストラットダンパー4
のロッド4aの外周に圧接して該ロッド4aの下降移動を保
持するローラ85aが配設されている。該ロックロッド85
はガイド部材86に貫通状態でスライド可能に支持され、
背部に縮装されたスプリング87によって後退方向に付勢
されている。さらに、ロックロッド85の上面には所定位
置にノッチ85bが形成され、その上部には該ノッチ85bと
係合して突出作動位置および後退位置を規制保持するラ
ッチ部材88がスプリング89によって付勢されて配設さ
れ、該ラッチ部材88にはピン88aを介して解除レバー90
が連係され、該解除レバー90はピン90aを中心として回
動自在に設けられ、その下端部のローラフォロア91が後
述の第6ステーションS6において設置されているロック
ロッドアンクランプ機構201の作動によって解除操作さ
れる。そして、解除レバー90の操作に伴うラッチ部材88
の上昇移動によってロックロッド85のロック状態が解放
される。
上記のようなパレット2は、前記第1ステーションS1
でパレット2上にストラットダンパー4をセットする時
の支持は、該ストラットダンパー4の下端部を下端受け
治具29に載置すると共に、該ストラットダンパー4の中
間部をダンパクランプ31のダンパクランプ爪50を開くよ
うに挿入し、固定受け具30に当接させた状態で作業者に
よってクランプロッド54を突出操作してクランプ爪50の
閉状態をロックし、その先端ローラ50aで該ストラット
ダンパー4を固定受け具30との間に挾持して支持するも
のである。
でパレット2上にストラットダンパー4をセットする時
の支持は、該ストラットダンパー4の下端部を下端受け
治具29に載置すると共に、該ストラットダンパー4の中
間部をダンパクランプ31のダンパクランプ爪50を開くよ
うに挿入し、固定受け具30に当接させた状態で作業者に
よってクランプロッド54を突出操作してクランプ爪50の
閉状態をロックし、その先端ローラ50aで該ストラット
ダンパー4を固定受け具30との間に挾持して支持するも
のである。
続いて、コイルスプリング3の圧縮爪32による圧縮作
動は、まず、ストラットダンパー4に対してコイルスプ
リング3をセットし、その上端にスプリングシート5な
どをセットした状態で、開状態となっている圧縮爪32を
手によって閉じ、該圧縮爪32をコイルスプリング3の上
方に位置させる。
動は、まず、ストラットダンパー4に対してコイルスプ
リング3をセットし、その上端にスプリングシート5な
どをセットした状態で、開状態となっている圧縮爪32を
手によって閉じ、該圧縮爪32をコイルスプリング3の上
方に位置させる。
そして、第2または第3ステーションS2,S3でコイル
スプリング3を圧縮するものである。このステーション
におけるスプリングの圧縮、ダンパーロッド4aの引上げ
および引上げロッド15の移載を自動的に行う。第2ステ
ーションS2での圧縮駆動装置17および引上げ装置19を第
23図〜第28図によって説明する。
スプリング3を圧縮するものである。このステーション
におけるスプリングの圧縮、ダンパーロッド4aの引上げ
および引上げロッド15の移載を自動的に行う。第2ステ
ーションS2での圧縮駆動装置17および引上げ装置19を第
23図〜第28図によって説明する。
このステーションでは、コンベアライン1に跨がるよ
うに設置されている門型フレーム100の上部に、スプリ
ング圧縮駆動装置17と、ロッド引上げ装置19とが設置さ
れている。スプリング圧縮駆動装置17は、上記門型フレ
ーム100の上部横部材101にガイドロッド102によって昇
降プレート103が昇降自在に支持され、該ガイドロッド1
02の上端にはシリンダ104が接続されて昇降作動され、
この昇降プレート103に前記パレット2の送り機構33の
送りねじ75上端部の駆動係合部材78に連係されるソケッ
ト105が設置されている。該ソケット105に対しては前記
横部材101に設置された駆動モータ106の回転駆動力が減
速伝達機構107を介して伝達される。また、前記パレッ
ト2は、コンベアライン1上に載置されて搬送され、所
定位置にクランプされる。
うに設置されている門型フレーム100の上部に、スプリ
ング圧縮駆動装置17と、ロッド引上げ装置19とが設置さ
れている。スプリング圧縮駆動装置17は、上記門型フレ
ーム100の上部横部材101にガイドロッド102によって昇
降プレート103が昇降自在に支持され、該ガイドロッド1
02の上端にはシリンダ104が接続されて昇降作動され、
この昇降プレート103に前記パレット2の送り機構33の
送りねじ75上端部の駆動係合部材78に連係されるソケッ
ト105が設置されている。該ソケット105に対しては前記
横部材101に設置された駆動モータ106の回転駆動力が減
速伝達機構107を介して伝達される。また、前記パレッ
ト2は、コンベアライン1上に載置されて搬送され、所
定位置にクランプされる。
さらに、上記昇降プレート103には、送り機構33の回
転ロック機構79を解放するカム部材108が設置されてい
る。該カム部材108は、昇降プレート103に上下方向に連
接された支持プレート109に設置され、下方から上方に
なるにしたがって高く形成されたテーパ状のカム面110
を有し、該カム面110が昇降プレート103の下降作動に伴
って前記回転ロック機構79のラッチレバー81のローラフ
ォロア83に接触して、ソケット105が送りねじ75上端部
の駆動係合部材78に係合すると共に、ラッチ部81aのギ
ヤ80への係合を解放するように構成されている。
転ロック機構79を解放するカム部材108が設置されてい
る。該カム部材108は、昇降プレート103に上下方向に連
接された支持プレート109に設置され、下方から上方に
なるにしたがって高く形成されたテーパ状のカム面110
を有し、該カム面110が昇降プレート103の下降作動に伴
って前記回転ロック機構79のラッチレバー81のローラフ
ォロア83に接触して、ソケット105が送りねじ75上端部
の駆動係合部材78に係合すると共に、ラッチ部81aのギ
ヤ80への係合を解放するように構成されている。
これにより、昇降フレーム103の下降作動によってソ
ケット105を係合させ、駆動モータ106の駆動によって送
りねじ75を回転駆動させ、この送りねじ75の回転に伴っ
てボールねじ74を介して昇降フレーム62は下降し、圧縮
爪32は昇降フレーム62と一体に下降してコイルスプリン
グ3を圧縮する。この圧縮状態は、ソケット105の上昇
作動に伴うカム部材108の離脱によってラッチレバー81
が回動し、そのラッチ部81aがギヤ80に係合して送りね
じ75の回転駆動を停止した状態に保持される。
ケット105を係合させ、駆動モータ106の駆動によって送
りねじ75を回転駆動させ、この送りねじ75の回転に伴っ
てボールねじ74を介して昇降フレーム62は下降し、圧縮
爪32は昇降フレーム62と一体に下降してコイルスプリン
グ3を圧縮する。この圧縮状態は、ソケット105の上昇
作動に伴うカム部材108の離脱によってラッチレバー81
が回動し、そのラッチ部81aがギヤ80に係合して送りね
じ75の回転駆動を停止した状態に保持される。
一方、ロッド引上げ装置19は、上記門型フレーム100
の縦部材に沿って設置された上下方向のガイドレール11
2によって支持部材113が昇降自在に支持され、さらに、
該支持部材113は送りモータ114から伝達部材115を介し
て駆動される昇降用送りねじ116の回転によって昇降動
する。この支持部材113には第26図および第27図に示す
ように、水平方向にダンパー中心から仮置き治具72上の
位置にスライドガイド118に沿ってスライド移動可能に
スライドプレート117が設置され、このスライドプレー
ト117に下端にソケット119を備えモータ120によって回
転駆動される回転軸121が設置されている。そして、上
記スライドプレート117は、支持部材113に設置された伸
縮シリンダ122のロッド先端が連結部材123を介して接続
され、前後のストッパ124,125への当接によって、所定
の2位置に停止するように構成されている。
の縦部材に沿って設置された上下方向のガイドレール11
2によって支持部材113が昇降自在に支持され、さらに、
該支持部材113は送りモータ114から伝達部材115を介し
て駆動される昇降用送りねじ116の回転によって昇降動
する。この支持部材113には第26図および第27図に示す
ように、水平方向にダンパー中心から仮置き治具72上の
位置にスライドガイド118に沿ってスライド移動可能に
スライドプレート117が設置され、このスライドプレー
ト117に下端にソケット119を備えモータ120によって回
転駆動される回転軸121が設置されている。そして、上
記スライドプレート117は、支持部材113に設置された伸
縮シリンダ122のロッド先端が連結部材123を介して接続
され、前後のストッパ124,125への当接によって、所定
の2位置に停止するように構成されている。
上記回転軸121の上端部はモータ120の駆動軸120aに直
結され、上軸部121aと下軸部121bとに分割されてホルダ
ー126内に支承され、上軸部121aに対して下軸部121bが
一体に回転しつつ摺動自在に嵌挿され、スプリング127
によって下方に付勢される下軸部121bの下端に引上げロ
ッド15の上端部のボルト頭部15aと係合するソケット119
が設けられている。また、前記ホルダー126の左右に上
下方向に縦部材128が設けられ、この両縦部材128の下端
部に開閉動する引上げ爪129が取付けられている。この
引上げ爪129はピン129aによって中心側が上方に開くよ
うに回動自在に支持され、両側の引上げ爪129の間にス
プリング130が介装されて閉状態に付勢される。この引
上げ爪129は下降作動時に、引上げロッド15の先端に当
接して上方に回動して開き、この引上げロッド15の頭部
を通過させてその下方の細径部分で閉じて、引上げ爪12
9の上面でソケット119に係合した頭部15aを係止し、全
体の上昇作動によって引上げロッド15を引き上げるもの
である。上記引上げロッド15の解除は、パレット2の仮
置き治具72の上方に位置して設置された解除部材131に
よって行われ、スライドプレート117の移動に対応して
移動する引上げロッド15がスリット部131aに挿入され、
このスリット部131aの両側に設置された突部131bが縦部
材128の下降に対して、その先端引上げ爪129に下方から
当接し、該引上げ爪129を開いて引上げロッド15を解放
落下させるものである。
結され、上軸部121aと下軸部121bとに分割されてホルダ
ー126内に支承され、上軸部121aに対して下軸部121bが
一体に回転しつつ摺動自在に嵌挿され、スプリング127
によって下方に付勢される下軸部121bの下端に引上げロ
ッド15の上端部のボルト頭部15aと係合するソケット119
が設けられている。また、前記ホルダー126の左右に上
下方向に縦部材128が設けられ、この両縦部材128の下端
部に開閉動する引上げ爪129が取付けられている。この
引上げ爪129はピン129aによって中心側が上方に開くよ
うに回動自在に支持され、両側の引上げ爪129の間にス
プリング130が介装されて閉状態に付勢される。この引
上げ爪129は下降作動時に、引上げロッド15の先端に当
接して上方に回動して開き、この引上げロッド15の頭部
を通過させてその下方の細径部分で閉じて、引上げ爪12
9の上面でソケット119に係合した頭部15aを係止し、全
体の上昇作動によって引上げロッド15を引き上げるもの
である。上記引上げロッド15の解除は、パレット2の仮
置き治具72の上方に位置して設置された解除部材131に
よって行われ、スライドプレート117の移動に対応して
移動する引上げロッド15がスリット部131aに挿入され、
このスリット部131aの両側に設置された突部131bが縦部
材128の下降に対して、その先端引上げ爪129に下方から
当接し、該引上げ爪129を開いて引上げロッド15を解放
落下させるものである。
上記ロッド引上げロッド装置19の作動は、ダンパーロ
ッド4aの先端に連結された引上げロッド15を、昇降送り
モータ114の駆動による下降作動で支持部材113を下降さ
せ、縦部材128の先端引上げ爪129が引上げロッド15先端
を保持した後、支持部材113を今度は上昇作動させて引
上げロッド15をダンパーロッド4aと共に引上げ、その
後、前記ロッド下降防止機構34の作動によってダンパー
ロッド4aを保持する。次に、ソケット119のモータ120を
回転駆動して引上げロッド15を暖めてダンパーロッド4a
から離脱し、続いて、横方向に移動して仮置き治具72上
に移動させた後、下降作動して引上げロッド15を解除部
材131で落下させるものである。
ッド4aの先端に連結された引上げロッド15を、昇降送り
モータ114の駆動による下降作動で支持部材113を下降さ
せ、縦部材128の先端引上げ爪129が引上げロッド15先端
を保持した後、支持部材113を今度は上昇作動させて引
上げロッド15をダンパーロッド4aと共に引上げ、その
後、前記ロッド下降防止機構34の作動によってダンパー
ロッド4aを保持する。次に、ソケット119のモータ120を
回転駆動して引上げロッド15を暖めてダンパーロッド4a
から離脱し、続いて、横方向に移動して仮置き治具72上
に移動させた後、下降作動して引上げロッド15を解除部
材131で落下させるものである。
次に、第4ステーションS4でのパレット2の仮置き治
具73からアクチュエータケーシング13またはセットプレ
ート14をマウントラバー5上へのセットを行う移載装置
20は、第29図および第30図に示すように、コンベアライ
ン1に跨がる門型フレーム135の上部に、パレット2の
搬送方向と平行でかつ水平に支持部材136が取り付けら
れ、この支持部材136上に水平に敷設されたレール137に
よって搬送方向に移動可能に第1横行ベース138が載置
され、該第1横行ベース138は第1シフトシリンダ139に
よって水平横方向に移動される。また、上記第1横行ベ
ース138の垂直前面に横方向に敷設されたレール140によ
って搬送方向に移動可能に第2横行ベース141が設置さ
れ、該第2横行ベース141は第2シリンダ142によって横
方向にスライド移動される。
具73からアクチュエータケーシング13またはセットプレ
ート14をマウントラバー5上へのセットを行う移載装置
20は、第29図および第30図に示すように、コンベアライ
ン1に跨がる門型フレーム135の上部に、パレット2の
搬送方向と平行でかつ水平に支持部材136が取り付けら
れ、この支持部材136上に水平に敷設されたレール137に
よって搬送方向に移動可能に第1横行ベース138が載置
され、該第1横行ベース138は第1シフトシリンダ139に
よって水平横方向に移動される。また、上記第1横行ベ
ース138の垂直前面に横方向に敷設されたレール140によ
って搬送方向に移動可能に第2横行ベース141が設置さ
れ、該第2横行ベース141は第2シリンダ142によって横
方向にスライド移動される。
上記第2横行ベース141の前面側には上下方向に複数
のガイドロッド143が設置され、このガイドロッド143に
沿って昇降動可能に左右2つの昇降ベース144,145が設
置され、該昇降ベース144,145の昇降移動がそれぞれ独
立して昇降シリンダ146(一方のみ図示)によって作動
される。そして、上記昇降ベース144,145の前面側にそ
れぞれアクチュエータケーシング用チャックヘッド147
とセットプレート用チャックヘッド148が取り付けられ
ている。両チャックヘッド147,148は下端部にアクチュ
エータケーシング13またはセットプレート14を仮置き治
具73から持ち上げパレット2のダンパーロッド4a上端に
載置する間の保持を行う開閉爪を備えたチャック部147
a,148aが設けられている。
のガイドロッド143が設置され、このガイドロッド143に
沿って昇降動可能に左右2つの昇降ベース144,145が設
置され、該昇降ベース144,145の昇降移動がそれぞれ独
立して昇降シリンダ146(一方のみ図示)によって作動
される。そして、上記昇降ベース144,145の前面側にそ
れぞれアクチュエータケーシング用チャックヘッド147
とセットプレート用チャックヘッド148が取り付けられ
ている。両チャックヘッド147,148は下端部にアクチュ
エータケーシング13またはセットプレート14を仮置き治
具73から持ち上げパレット2のダンパーロッド4a上端に
載置する間の保持を行う開閉爪を備えたチャック部147
a,148aが設けられている。
上記両チャックヘッド147,148は、搬送されてきたパ
レット2の機種がアクチュエータケーシング13かセット
プレート14かに応じて、第1シフトシリンダ139の作動
による第1横行ベース138の移動によって選択され、昇
降シリンダ146の作動による昇降移動および第2シリン
ダ142の作動によるスライド移動およびチャッキング動
作によって、パレット2の仮置き治具73のアクチュエー
タケーシング13またはセットプレート14を引き上げたダ
ンパーロッド4aの先端にセットする。
レット2の機種がアクチュエータケーシング13かセット
プレート14かに応じて、第1シフトシリンダ139の作動
による第1横行ベース138の移動によって選択され、昇
降シリンダ146の作動による昇降移動および第2シリン
ダ142の作動によるスライド移動およびチャッキング動
作によって、パレット2の仮置き治具73のアクチュエー
タケーシング13またはセットプレート14を引き上げたダ
ンパーロッド4aの先端にセットする。
第5ステーションS5は供給装置21および仮締め装置22
によってワッシャー7およびナット8をダンパーロッド
4aの先端に供給して仮締めを行うものであり、第31図〜
第33図に示すように、供給装置21はフィーダ150とロー
ダ151とを備えている。フィーダ150は、振動容器152内
に収容したワッシャー7およびナット8を配列し、プッ
シャー153で先頭の1組を順次前方に送り出し、送りシ
リンダ154によって作動するスライド部材155でワッシャ
ー7とナット8を重ねた状態でローダ151に送給する。
ローダ151の先端にはナット8を受けるホルダー156が設
置され、このホルダー156はガイド157に沿って摺動自在
に設けられると共に、往復シリンダ158が接続されて、
パレット2のダンパーロッド4aの上方に移動され、ナッ
ト8とワッシャー7を供給する。
によってワッシャー7およびナット8をダンパーロッド
4aの先端に供給して仮締めを行うものであり、第31図〜
第33図に示すように、供給装置21はフィーダ150とロー
ダ151とを備えている。フィーダ150は、振動容器152内
に収容したワッシャー7およびナット8を配列し、プッ
シャー153で先頭の1組を順次前方に送り出し、送りシ
リンダ154によって作動するスライド部材155でワッシャ
ー7とナット8を重ねた状態でローダ151に送給する。
ローダ151の先端にはナット8を受けるホルダー156が設
置され、このホルダー156はガイド157に沿って摺動自在
に設けられると共に、往復シリンダ158が接続されて、
パレット2のダンパーロッド4aの上方に移動され、ナッ
ト8とワッシャー7を供給する。
上記ローダ151によって所定位置に供給されたナット
8とワッシャー7はその中心穴に、仮締め装置22の下降
した仮締めヘッド160のナットガイド161が挿入される。
この仮締めヘッド160は前記アクチュエータケーシング1
3またはセットプレート14を介してダンパーロッド4aを
固定する回止め部材162を備え、この回止め部材162は第
6ステーションS6にも設置され、詳細は第36図により後
述する。そして、この回止め部材162の中心部を貫通可
能に、ナット用ソケット163が配設され、該ソケット163
の内部から突出して前記ナットガイド161が設置され、
該ナットガイド161はソケット163内に没入可能に弾設さ
れ、仮締めヘッド160全体が昇降動自在に支持されてい
る。すなわち、門型フレーム164の縦部材に設置された
第1レール165に昇降自在に第1昇降台166が設置され、
この第1昇降台166は第1シリンダ167によって昇降自在
で、また第1昇降台166の前面側に設置された上下方向
の第2レール168に第2昇降台169が同様に昇降自在に設
置され、この第2昇降台169は第2シリンダ170によって
昇降自在に設けられている。そして、上記第2昇降台16
9の水平部材169aに上下方向にナットランナー171が設置
され、該ナットランナー171の下端部に前記仮締ヘッド1
60が固着されて、その昇降移動と締め付けが行われる。
また、前記第1昇降台166および第2昇降台169は、それ
ぞれの上昇端での落下防止用に可動ストッパー172,173
が設置されている。
8とワッシャー7はその中心穴に、仮締め装置22の下降
した仮締めヘッド160のナットガイド161が挿入される。
この仮締めヘッド160は前記アクチュエータケーシング1
3またはセットプレート14を介してダンパーロッド4aを
固定する回止め部材162を備え、この回止め部材162は第
6ステーションS6にも設置され、詳細は第36図により後
述する。そして、この回止め部材162の中心部を貫通可
能に、ナット用ソケット163が配設され、該ソケット163
の内部から突出して前記ナットガイド161が設置され、
該ナットガイド161はソケット163内に没入可能に弾設さ
れ、仮締めヘッド160全体が昇降動自在に支持されてい
る。すなわち、門型フレーム164の縦部材に設置された
第1レール165に昇降自在に第1昇降台166が設置され、
この第1昇降台166は第1シリンダ167によって昇降自在
で、また第1昇降台166の前面側に設置された上下方向
の第2レール168に第2昇降台169が同様に昇降自在に設
置され、この第2昇降台169は第2シリンダ170によって
昇降自在に設けられている。そして、上記第2昇降台16
9の水平部材169aに上下方向にナットランナー171が設置
され、該ナットランナー171の下端部に前記仮締ヘッド1
60が固着されて、その昇降移動と締め付けが行われる。
また、前記第1昇降台166および第2昇降台169は、それ
ぞれの上昇端での落下防止用に可動ストッパー172,173
が設置されている。
上記装置によるナット8の仮締め動作は、ローダ151
によって供給されたナット8に対し、先ず、第1シリン
ダ167によって仮締めヘッド160が所定位置(図示しない
ストッパで停止される)に下降され、これによりナット
ガイド161がナット8とワッシャー7に挿通され、この
ナットガイド161の先端はダンパーロッド4aの先端に当
接する。この状態でローダ151は退避移動してナット8
はナットガイド161に沿って落下されてダンパーロッド4
aの先端部に位置する。さらに、第2シリンダ170の作動
に伴う仮締めヘッド160の下降作動によってナットガイ
ド161はソケット163内に没入し、回止め部材162がアク
チュエータケーシング13またはセットプレート14に当接
すると共に、ソケット163がナット8に係合しナットラ
ンナー171の駆動によって仮締めを行う。仮締めの後、
仮締めヘッド160を上昇作動して元の状態に戻し、ナッ
トガイド161はソケット163の中心から突出した状態とな
る。
によって供給されたナット8に対し、先ず、第1シリン
ダ167によって仮締めヘッド160が所定位置(図示しない
ストッパで停止される)に下降され、これによりナット
ガイド161がナット8とワッシャー7に挿通され、この
ナットガイド161の先端はダンパーロッド4aの先端に当
接する。この状態でローダ151は退避移動してナット8
はナットガイド161に沿って落下されてダンパーロッド4
aの先端部に位置する。さらに、第2シリンダ170の作動
に伴う仮締めヘッド160の下降作動によってナットガイ
ド161はソケット163内に没入し、回止め部材162がアク
チュエータケーシング13またはセットプレート14に当接
すると共に、ソケット163がナット8に係合しナットラ
ンナー171の駆動によって仮締めを行う。仮締めの後、
仮締めヘッド160を上昇作動して元の状態に戻し、ナッ
トガイド161はソケット163の中心から突出した状態とな
る。
次に、仮締めが行われたパレットは、第34図〜第37図
に示すような、第6ステーションS6の本締め装置23によ
ってナット8の本締めを行うと共に、圧縮解除駆動装置
24で送り機構33を逆回転駆動して圧縮爪32を上昇作動
し、コイルスプリング3の圧縮状態を解除するものであ
る。本締め装置23は、門型フレーム180の上部に上下方
向に配設された縦レール181に沿って昇降ベース182が昇
降動自在に設けられ、該昇降ベース182は背部のロッド
レスシリンダ183によって昇降作動される。この昇降ベ
ース182の水平部材182aには上部にナットランナー184が
立設され、その駆動軸184aは水平部材182aを貫通して下
方に延び、先端にはナット用ソケット185が設置され、
このソケット185を含む先端部分はスプリング186の介装
によって伸縮自在に弾設されている。また、上記水平部
材182aには駆動軸184aの近傍に伸縮ロッド187によって
昇降自在にかつスプリング188によって下降方向に付勢
されたプレート189の下面に回止め部材190が設けられ、
該回止め部材190の中心部分に前記ナット用ソケット185
が挿通可能に設置されている。
に示すような、第6ステーションS6の本締め装置23によ
ってナット8の本締めを行うと共に、圧縮解除駆動装置
24で送り機構33を逆回転駆動して圧縮爪32を上昇作動
し、コイルスプリング3の圧縮状態を解除するものであ
る。本締め装置23は、門型フレーム180の上部に上下方
向に配設された縦レール181に沿って昇降ベース182が昇
降動自在に設けられ、該昇降ベース182は背部のロッド
レスシリンダ183によって昇降作動される。この昇降ベ
ース182の水平部材182aには上部にナットランナー184が
立設され、その駆動軸184aは水平部材182aを貫通して下
方に延び、先端にはナット用ソケット185が設置され、
このソケット185を含む先端部分はスプリング186の介装
によって伸縮自在に弾設されている。また、上記水平部
材182aには駆動軸184aの近傍に伸縮ロッド187によって
昇降自在にかつスプリング188によって下降方向に付勢
されたプレート189の下面に回止め部材190が設けられ、
該回止め部材190の中心部分に前記ナット用ソケット185
が挿通可能に設置されている。
前記回止め部材190は、第36図に示すように筒状に形
成され、外周のフランジ部190aにアクチュエータケーシ
ング13の突部13aと係合する凹部190bを備えると共に、
下端部にセットプレート14の両側突部14aと係合する凹
部190cが形成され、マウントラバー5上にセットされた
アクチュエータケーシング13またはセットプレート14を
回り止めの状態で保持する。また、上記アクチュエータ
ケーシング13またはセットプレート14の中心孔13b,14b
は、第3図および第4図のように、欠円形状でダンパー
ロッド4aの先端部に嵌挿された際に、このダンパーロッ
ド4aも同様の断面形状に設けられて上記アクチュエータ
ケーシング13またはセットプレート14の回り止めにより
ダンパーロッド4aの回り止めが行え、ナット8の締め付
けが行えるようにしている。
成され、外周のフランジ部190aにアクチュエータケーシ
ング13の突部13aと係合する凹部190bを備えると共に、
下端部にセットプレート14の両側突部14aと係合する凹
部190cが形成され、マウントラバー5上にセットされた
アクチュエータケーシング13またはセットプレート14を
回り止めの状態で保持する。また、上記アクチュエータ
ケーシング13またはセットプレート14の中心孔13b,14b
は、第3図および第4図のように、欠円形状でダンパー
ロッド4aの先端部に嵌挿された際に、このダンパーロッ
ド4aも同様の断面形状に設けられて上記アクチュエータ
ケーシング13またはセットプレート14の回り止めにより
ダンパーロッド4aの回り止めが行え、ナット8の締め付
けが行えるようにしている。
一方、圧縮解除駆動装置24は、前記第2および第3ス
テーションS2の圧縮駆動装置17と同様に、門型フレーム
180の上部横部材191に昇降プレート193が図示しない昇
降シリンダによって昇降自在に支持され、この昇降プレ
ート193に前記パレット2の送り機構33の送りねじ75上
端部の駆動係合部材78に連係されるソケット195が設置
されている。該ソケット195に対しては上部に設置され
た駆動モータ196の回転駆動力が減速伝達機構197を介し
て伝達される。さらに、上記昇降プレート193には、送
り機構33の回転ロック機構79を解放するカム面110を備
えたカム部材108が同様に設置されている。
テーションS2の圧縮駆動装置17と同様に、門型フレーム
180の上部横部材191に昇降プレート193が図示しない昇
降シリンダによって昇降自在に支持され、この昇降プレ
ート193に前記パレット2の送り機構33の送りねじ75上
端部の駆動係合部材78に連係されるソケット195が設置
されている。該ソケット195に対しては上部に設置され
た駆動モータ196の回転駆動力が減速伝達機構197を介し
て伝達される。さらに、上記昇降プレート193には、送
り機構33の回転ロック機構79を解放するカム面110を備
えたカム部材108が同様に設置されている。
さらに、この第6ステーションS6には、パレット2の
背部側に前記ダンパクランプ31のロック状態を解除する
ダンパーアンクランプ機構200と、ロッド下降防止機構3
4を後退作動させるロックロッドアンクランプ機構201
と、前部側に上昇したコイルスプリング圧縮爪32の閉状
態を保持する圧縮爪ロック機構68を解除する圧縮爪アン
クランプ機構202が設置されている。
背部側に前記ダンパクランプ31のロック状態を解除する
ダンパーアンクランプ機構200と、ロッド下降防止機構3
4を後退作動させるロックロッドアンクランプ機構201
と、前部側に上昇したコイルスプリング圧縮爪32の閉状
態を保持する圧縮爪ロック機構68を解除する圧縮爪アン
クランプ機構202が設置されている。
上記ダンパーアンクランプ機構200は、フレーム180に
アンクランプシリンダ205が取り付けられ、該アンクラ
ンプシリンダ205のロッド先端にダンパー解除レバー57
下端のローラフォロア59に当接して、該解除レバー57を
回動させるプッシュ部材206が設置され、上記解除レバ
ー57の解放動作によってクランプロッド54が後退作動
し、ダンパクランプ爪50の開閉作動を可能とし、組立の
完了したストラットダンパー4の搬出を可能としてい
る。
アンクランプシリンダ205が取り付けられ、該アンクラ
ンプシリンダ205のロッド先端にダンパー解除レバー57
下端のローラフォロア59に当接して、該解除レバー57を
回動させるプッシュ部材206が設置され、上記解除レバ
ー57の解放動作によってクランプロッド54が後退作動
し、ダンパクランプ爪50の開閉作動を可能とし、組立の
完了したストラットダンパー4の搬出を可能としてい
る。
また、ロックロッドアンクランプ機構201は、同様に
フレーム180にブラケット207を介してアンクランプシリ
ンダ208が設置され、該アンクランプシリンダ208のロッ
ド先端に、前記ダンパーロッド4aの下降保持を行ってい
るロックロッド85の解除レバー90の下端ローラフォロア
91に当接して、解除レバー90を回動させるプッシュ部材
209が設置され、上記解除レバー90の解放動作によって
ロックロッド85が後退作動し、ダンパーロッド4aの押え
を解除する。
フレーム180にブラケット207を介してアンクランプシリ
ンダ208が設置され、該アンクランプシリンダ208のロッ
ド先端に、前記ダンパーロッド4aの下降保持を行ってい
るロックロッド85の解除レバー90の下端ローラフォロア
91に当接して、解除レバー90を回動させるプッシュ部材
209が設置され、上記解除レバー90の解放動作によって
ロックロッド85が後退作動し、ダンパーロッド4aの押え
を解除する。
圧縮爪アンクランプ機構202は、第37図にも示すよう
に、フレーム180に固着されたブラケット210に回動レバ
ー211がピン211aによって枢支され、この回動レバー211
の基端に解放シリンダ212のロッド先端が接続され、そ
の作動によって回動レバー211の先端ローラフォロア213
が上昇作動された圧縮爪32のロックレバー69の突部69c
に当接して解除し、圧縮爪32の開作動を可能としてい
る。
に、フレーム180に固着されたブラケット210に回動レバ
ー211がピン211aによって枢支され、この回動レバー211
の基端に解放シリンダ212のロッド先端が接続され、そ
の作動によって回動レバー211の先端ローラフォロア213
が上昇作動された圧縮爪32のロックレバー69の突部69c
に当接して解除し、圧縮爪32の開作動を可能としてい
る。
上記のような実施例によれば、コンベアライン1を搬
送するパレット2に、ストラットダンパー4を起立状態
でロックして支持すると共に、コンベアライン1からの
駆動によってコイルスプリング3を圧縮状態で保持する
ようにし、また、ストラットダンパー4のロッド4aも伸
長した状態で保持し、各ステーションを順に搬送して略
等時間の処理を行ってサスペンション6を生産性の高い
状態で組み付けることができるものである。
送するパレット2に、ストラットダンパー4を起立状態
でロックして支持すると共に、コンベアライン1からの
駆動によってコイルスプリング3を圧縮状態で保持する
ようにし、また、ストラットダンパー4のロッド4aも伸
長した状態で保持し、各ステーションを順に搬送して略
等時間の処理を行ってサスペンション6を生産性の高い
状態で組み付けることができるものである。
実施例2 この実施例における車両用サスペンション組立ライン
の平面配置を第38図に示す。
の平面配置を第38図に示す。
この例のサスペンション組立ラインは、ループ状のコ
ンベアライン1′に対して第1〜第8ステーションS1′
〜S8′が配設されている。まず、第1ステーションS1′
でパレット2′にコイルスプリング3をセットし、この
コイルスプリング3をスプリング荷重測定機26によって
所定量圧縮して反力値を測定し、所定のコイルスプリン
グ3がセットされているか否かの確認を行う。続いて、
第2ステーションS2′でストラットダンパー4を載置
し、このストラットダンパー4に前記コイルスプリング
3、マウントラバー5などをセットし、次の第3ステー
ションS3′の圧縮駆動装置17′(詳細は第42,43図参
照)でコイルスプリング3を圧縮し、この圧縮状態を保
持する。第4ステーションS4′は、引上げ装置19′によ
ってストラットダンパー4のロッド4aを伸長状態に引上
げ、このロッド4aが下降して短縮状態に戻らないように
操作する。そして、第5ステーションS5′ではストラッ
トダンパー4のロッド4a端部にベアリングなどをセット
し、次の第6ステーションS6′で上記ストラットダンパ
ー4のロッド4a先端にナットを仮付け後、本締め装置2
3′によって所定状態に締め付け、この締め付け後にロ
ッド4aの下降防止状態を解除する。このようにして、組
立が完了すると、第7ステーションS7′の圧縮解除駆動
装置24′によってコイルスプリング3の圧縮状態の保持
機構を解除し、第8ステーションS8′で組み立てたサス
ペンション6を搬出し、パレット2′は第1ステーショ
ンS1′側に循環させるように構成されている。
ンベアライン1′に対して第1〜第8ステーションS1′
〜S8′が配設されている。まず、第1ステーションS1′
でパレット2′にコイルスプリング3をセットし、この
コイルスプリング3をスプリング荷重測定機26によって
所定量圧縮して反力値を測定し、所定のコイルスプリン
グ3がセットされているか否かの確認を行う。続いて、
第2ステーションS2′でストラットダンパー4を載置
し、このストラットダンパー4に前記コイルスプリング
3、マウントラバー5などをセットし、次の第3ステー
ションS3′の圧縮駆動装置17′(詳細は第42,43図参
照)でコイルスプリング3を圧縮し、この圧縮状態を保
持する。第4ステーションS4′は、引上げ装置19′によ
ってストラットダンパー4のロッド4aを伸長状態に引上
げ、このロッド4aが下降して短縮状態に戻らないように
操作する。そして、第5ステーションS5′ではストラッ
トダンパー4のロッド4a端部にベアリングなどをセット
し、次の第6ステーションS6′で上記ストラットダンパ
ー4のロッド4a先端にナットを仮付け後、本締め装置2
3′によって所定状態に締め付け、この締め付け後にロ
ッド4aの下降防止状態を解除する。このようにして、組
立が完了すると、第7ステーションS7′の圧縮解除駆動
装置24′によってコイルスプリング3の圧縮状態の保持
機構を解除し、第8ステーションS8′で組み立てたサス
ペンション6を搬出し、パレット2′は第1ステーショ
ンS1′側に循環させるように構成されている。
上記のようなサスペンション組立ラインで使用するパ
レット2′は、第39図〜第41図に示すように構成され
る。このコンベアライン1′を搬送されるパレット2′
には、ストラットダンパー4を起立状態に保持するスト
ラットダンパー保持具214と、コイルスプリング3の端
部に接離可能に係合するコイルスプリング圧縮爪215
と、この圧縮爪215を昇降させ任意位置に停止自在な送
り機構216と、伸長状態のロッド4aの下降防止を行うロ
ッド下降防止機構217等を備えている。
レット2′は、第39図〜第41図に示すように構成され
る。このコンベアライン1′を搬送されるパレット2′
には、ストラットダンパー4を起立状態に保持するスト
ラットダンパー保持具214と、コイルスプリング3の端
部に接離可能に係合するコイルスプリング圧縮爪215
と、この圧縮爪215を昇降させ任意位置に停止自在な送
り機構216と、伸長状態のロッド4aの下降防止を行うロ
ッド下降防止機構217等を備えている。
まず、前記ストラットダンパー保持具214は、下端部
を保持する下端受け治具219と、中間部を後方から保持
する固定受け具220と、前方から保持するダンパクラン
プ爪221とを備えている。上記下端受け治具219はパレッ
ト2′のベースプレート222に固着され、該受け治具219
はストラットダンパー4の下端部が載置されるものでそ
の中央部は凹状に形成されている。
を保持する下端受け治具219と、中間部を後方から保持
する固定受け具220と、前方から保持するダンパクラン
プ爪221とを備えている。上記下端受け治具219はパレッ
ト2′のベースプレート222に固着され、該受け治具219
はストラットダンパー4の下端部が載置されるものでそ
の中央部は凹状に形成されている。
また、上記固定受け具220はベースプレート222に立設
されたブラケット223に設置され、この固定受け具220は
先端が略V状に形成されて、ストラットダンパー4の中
間背部を受ける。一方、上記固定受け具220の上部には
一対のダンパクランプ爪221が回動自在に枢支され、こ
のダンパクランプ爪221の先端にはストラットダンパー
4に前方両側から当接するローラ221aが設置されてい
る。そして、この一対のダンパクランプ爪221の間に
は、該爪211を開方向に付勢するスプリング(図示せ
ず)が介装され、さらに、その後端部には両ダンパクラ
ンプ爪221の間に後方からクランプロッド224の先端係合
片224aが押し込まれて閉状態にクランプされる。このク
ランプロッド224は、ベースプレート222に立設されたブ
ラケット225に水平方向に摺動自在に支持されると共
に、背部のスプリング226によって後退方向に付勢さ
れ、また、下面のラチェットに下方からラッチ部材227
の先端部が係合されて突出状態を保持するように構成さ
れている。該ラッチ部材227は、連係設置されているア
ンクランプレバー228の操作に伴う下降移動によってク
ランプロッド224のロック状態を解放するものである。
されたブラケット223に設置され、この固定受け具220は
先端が略V状に形成されて、ストラットダンパー4の中
間背部を受ける。一方、上記固定受け具220の上部には
一対のダンパクランプ爪221が回動自在に枢支され、こ
のダンパクランプ爪221の先端にはストラットダンパー
4に前方両側から当接するローラ221aが設置されてい
る。そして、この一対のダンパクランプ爪221の間に
は、該爪211を開方向に付勢するスプリング(図示せ
ず)が介装され、さらに、その後端部には両ダンパクラ
ンプ爪221の間に後方からクランプロッド224の先端係合
片224aが押し込まれて閉状態にクランプされる。このク
ランプロッド224は、ベースプレート222に立設されたブ
ラケット225に水平方向に摺動自在に支持されると共
に、背部のスプリング226によって後退方向に付勢さ
れ、また、下面のラチェットに下方からラッチ部材227
の先端部が係合されて突出状態を保持するように構成さ
れている。該ラッチ部材227は、連係設置されているア
ンクランプレバー228の操作に伴う下降移動によってク
ランプロッド224のロック状態を解放するものである。
また、前記ストラットダンパー4の上部にセットされ
るコイルスプリング3の上方には一対の圧縮爪215が配
設され、該圧縮爪215は先端部内側にコイルスプリング
3の上端部をマウントラバー5を介して保持する押え部
215aが形成されると共に、後端支持部215bが上下方向の
ガイドロッド229に昇降移動可能に支持されている。該
ガイドロッド229は昇降フレーム230に設けられ、後端支
持部215bの下方のガイドロッド229外周に縮装されたス
プリング231によって圧縮爪215が上方に付勢されてい
る。
るコイルスプリング3の上方には一対の圧縮爪215が配
設され、該圧縮爪215は先端部内側にコイルスプリング
3の上端部をマウントラバー5を介して保持する押え部
215aが形成されると共に、後端支持部215bが上下方向の
ガイドロッド229に昇降移動可能に支持されている。該
ガイドロッド229は昇降フレーム230に設けられ、後端支
持部215bの下方のガイドロッド229外周に縮装されたス
プリング231によって圧縮爪215が上方に付勢されてい
る。
また、上記両側の圧縮爪215は両方の支持部215bに配
設されたセクタギヤ232が相互に噛合されて、両圧縮爪2
15が連係して開閉作動するように構成されている(第41
図では片方が開状態、他方が閉状態を示している)。さ
らに、閉状態を節度をもって保持するように切り欠きに
係合する係止片233が形成されている。また、上記圧縮
爪215の支持部215bの側方には、昇降フレーム230に対す
る下降位置を保持するためのラチェット部材234(第40
図)が係合され、その係合状態の解除操作部が連接され
ている。
設されたセクタギヤ232が相互に噛合されて、両圧縮爪2
15が連係して開閉作動するように構成されている(第41
図では片方が開状態、他方が閉状態を示している)。さ
らに、閉状態を節度をもって保持するように切り欠きに
係合する係止片233が形成されている。また、上記圧縮
爪215の支持部215bの側方には、昇降フレーム230に対す
る下降位置を保持するためのラチェット部材234(第40
図)が係合され、その係合状態の解除操作部が連接され
ている。
前記圧縮爪215は送り機構216に連係されて、昇降移動
され任意位置に停止自在に設けられている。すなわち、
圧縮爪215を支持した昇降フレーム230の背部の左右には
ガイド235が固着され、このガイド235がベースプレート
222に立設された縦フレーム236の前面に上下に設置され
たガイドレール237に係合されて昇降移動可能に支持さ
れている。また、この昇降フレーム230の背部の中央に
はボールねじ238が設置され、該ボールねじ238は前記縦
フレーム236に沿って上下方向に配設された送りねじ239
に螺合されて該送りねじ239の回転に伴って昇降作動さ
れるものである。上記送りねじ239の上端部は縦フレー
ム236の上端横部材236aを上方向に貫通して突出し、駆
動係合部239aに構成されている。
され任意位置に停止自在に設けられている。すなわち、
圧縮爪215を支持した昇降フレーム230の背部の左右には
ガイド235が固着され、このガイド235がベースプレート
222に立設された縦フレーム236の前面に上下に設置され
たガイドレール237に係合されて昇降移動可能に支持さ
れている。また、この昇降フレーム230の背部の中央に
はボールねじ238が設置され、該ボールねじ238は前記縦
フレーム236に沿って上下方向に配設された送りねじ239
に螺合されて該送りねじ239の回転に伴って昇降作動さ
れるものである。上記送りねじ239の上端部は縦フレー
ム236の上端横部材236aを上方向に貫通して突出し、駆
動係合部239aに構成されている。
さらに、前記ロッド下降防止機構217は、ストラット
ダンパー4のロッド4aに対して斜め側方から進退移動可
能に配設されたロックロッド241を備え、該ロックロッ
ド241は縦フレーム236の一部に連接されたブラケット24
2の上部に支持され、その先端部にはコイルスプリング
3のピッチの間から前記ストラットダンパー4のロッド
4aの外周に圧接して該ロッド4aの下降移動を保持するロ
ーラ241aが配設されている。該ロックロッド241は背部
に縮装されたスプリング243によって後退方向に付勢さ
れ、その下部には突出作動位置を保持するラッチ部材24
4が連係して配設され、該ラッチ部材244は連係設置され
ている解除レバー245の操作に伴う下降移動によってロ
ックロッド241のロック状態を解放するものである。
ダンパー4のロッド4aに対して斜め側方から進退移動可
能に配設されたロックロッド241を備え、該ロックロッ
ド241は縦フレーム236の一部に連接されたブラケット24
2の上部に支持され、その先端部にはコイルスプリング
3のピッチの間から前記ストラットダンパー4のロッド
4aの外周に圧接して該ロッド4aの下降移動を保持するロ
ーラ241aが配設されている。該ロックロッド241は背部
に縮装されたスプリング243によって後退方向に付勢さ
れ、その下部には突出作動位置を保持するラッチ部材24
4が連係して配設され、該ラッチ部材244は連係設置され
ている解除レバー245の操作に伴う下降移動によってロ
ックロッド241のロック状態を解放するものである。
上記パレット2′の各機構の作動を説明する。まず、
前記第2ステーションS2′でパレット2′上にストラッ
トダンパー4をセットする時のストラットダンパー保持
具214による支持は、該ストラットダンパー4の下端部
を下端受け治具219に載置すると共に、該ストラットダ
ンパー4の中間部を固定受け具220に当接した状態で作
業者によってクランプロッド224を突出操作してクラン
プ爪221を閉作動し、その先端ローラ221aで該ストラッ
トダンパー4を固定受け具220との間に挾持して支持す
るものである。上記クランプロッド224の突出状態をラ
ッチ部材227によって保持してロック状態を保って支持
状態を維持する。
前記第2ステーションS2′でパレット2′上にストラッ
トダンパー4をセットする時のストラットダンパー保持
具214による支持は、該ストラットダンパー4の下端部
を下端受け治具219に載置すると共に、該ストラットダ
ンパー4の中間部を固定受け具220に当接した状態で作
業者によってクランプロッド224を突出操作してクラン
プ爪221を閉作動し、その先端ローラ221aで該ストラッ
トダンパー4を固定受け具220との間に挾持して支持す
るものである。上記クランプロッド224の突出状態をラ
ッチ部材227によって保持してロック状態を保って支持
状態を維持する。
続いて、コイルスプリング3の圧縮爪215による圧縮
作動は、まず、ストラットダンパー4に対してコイルス
プリング3をセットし、その上端にマウントラバー5な
どをセットした状態で、開状態となっている圧縮爪215
を手によって閉じ、該圧縮爪215をコイルスプリング3
の上方に位置させる。この状態で該圧縮爪215を下方に
押し下げてガイドロッド229に沿って下降させ、その押
え部215aでコイルスプリング3の上部を押さえ、この状
態はラチェット部材234によって保持される。
作動は、まず、ストラットダンパー4に対してコイルス
プリング3をセットし、その上端にマウントラバー5な
どをセットした状態で、開状態となっている圧縮爪215
を手によって閉じ、該圧縮爪215をコイルスプリング3
の上方に位置させる。この状態で該圧縮爪215を下方に
押し下げてガイドロッド229に沿って下降させ、その押
え部215aでコイルスプリング3の上部を押さえ、この状
態はラチェット部材234によって保持される。
そして、第3ステーションS3′でコイルスプリング3
を圧縮する際には、第42図および第43図に示すように、
このステーションに設置されている駆動装置17′のソケ
ット250が、パレット2′の送り機構216の送りねじ239
上端部の駆動係合部239aに連係され、この送りねじ239
を回転駆動する。この送りねじ239の回転に伴ってボー
ルねじ238を介して昇降フレーム230は下降し、圧縮爪21
5は昇降フレーム230と一体に下降してコイルスプリング
3を圧縮する。この圧縮状態は送りねじ239の回転駆動
を停止した状態に保持される。
を圧縮する際には、第42図および第43図に示すように、
このステーションに設置されている駆動装置17′のソケ
ット250が、パレット2′の送り機構216の送りねじ239
上端部の駆動係合部239aに連係され、この送りねじ239
を回転駆動する。この送りねじ239の回転に伴ってボー
ルねじ238を介して昇降フレーム230は下降し、圧縮爪21
5は昇降フレーム230と一体に下降してコイルスプリング
3を圧縮する。この圧縮状態は送りねじ239の回転駆動
を停止した状態に保持される。
上記駆動装置17′は、門型フレーム251の上部水平部
材252にガイドロッド253によって昇降プレート254が昇
降自在に支持され、該ガイドロッド253の上端にはシリ
ンダ255が接続されて昇降作動され、この昇降プレート2
54にソケット250が設置されている。ソケット250に対し
ては前記水平部材252に設置された駆動モータ256の回転
駆動力が伝達機構257を介して伝達される。また、前記
パレット2′は、搬送コンベア258上に載置されて搬送
され、所定位置にクランプされる。この停止状態のパレ
ット2′の送りねじ239上端部の駆動係合部239aに、昇
降プレート254を下降移動させてソケット250を係合さ
せ、駆動モータ256の駆動によって回転させるものであ
る。
材252にガイドロッド253によって昇降プレート254が昇
降自在に支持され、該ガイドロッド253の上端にはシリ
ンダ255が接続されて昇降作動され、この昇降プレート2
54にソケット250が設置されている。ソケット250に対し
ては前記水平部材252に設置された駆動モータ256の回転
駆動力が伝達機構257を介して伝達される。また、前記
パレット2′は、搬送コンベア258上に載置されて搬送
され、所定位置にクランプされる。この停止状態のパレ
ット2′の送りねじ239上端部の駆動係合部239aに、昇
降プレート254を下降移動させてソケット250を係合さ
せ、駆動モータ256の駆動によって回転させるものであ
る。
次に、第4ステーションS4′でのストラットダンパー
4のロッド4a引上げ時には、この引上げ状態となったロ
ッド4aに対してロックロッド241を作業者の操作によっ
て前進させ、その先端部を上記ロッド4aに圧接し、該ロ
ッド4aが下降しないように保持し、この状態はラッチ部
材244によって保持される。
4のロッド4a引上げ時には、この引上げ状態となったロ
ッド4aに対してロックロッド241を作業者の操作によっ
て前進させ、その先端部を上記ロッド4aに圧接し、該ロ
ッド4aが下降しないように保持し、この状態はラッチ部
材244によって保持される。
次に、各部の組み付けが完了した後の解除動作は、ス
トラットダンパー4のロッド4aにナットを締め付けた後
にロックロッド241の解除レバー245を操作して該ロック
ロッド241を後退して、ロッド4aの下降保持を解除す
る。また、コイルスプリング3の圧縮解除は、送りねじ
239を逆方向に回転駆動して昇降フレーム230と共に圧縮
爪215を上昇させ、さらにラチェット部材234を解除して
ガイドロッド229に沿って圧縮爪215を上昇させ、圧縮爪
215を開作動するものである。さらに、アンクランプレ
バー228を解放操作してクランプロッド224を後退させ
て、クランプ爪221を開作動してストラットダンパー4
の保持を解除し、組立後のサスペンションを搬出するも
のである。
トラットダンパー4のロッド4aにナットを締め付けた後
にロックロッド241の解除レバー245を操作して該ロック
ロッド241を後退して、ロッド4aの下降保持を解除す
る。また、コイルスプリング3の圧縮解除は、送りねじ
239を逆方向に回転駆動して昇降フレーム230と共に圧縮
爪215を上昇させ、さらにラチェット部材234を解除して
ガイドロッド229に沿って圧縮爪215を上昇させ、圧縮爪
215を開作動するものである。さらに、アンクランプレ
バー228を解放操作してクランプロッド224を後退させ
て、クランプ爪221を開作動してストラットダンパー4
の保持を解除し、組立後のサスペンションを搬出するも
のである。
上記のような実施例においても、コンベアライン1を
搬送するパレット2′に、ストラットダンパー4を起立
状態でロックして支持すると共に、コンベアライン1′
からの駆動によってコイルスプリング3を圧縮状態で保
持するようにし、また、ストラットダンパー4のロッド
4aも伸長した状態で保持し、各ステーションを順に搬送
して略等時間の処理を行ってサスペンション6を生産性
の高い状態で組み付けることができるものである。
搬送するパレット2′に、ストラットダンパー4を起立
状態でロックして支持すると共に、コンベアライン1′
からの駆動によってコイルスプリング3を圧縮状態で保
持するようにし、また、ストラットダンパー4のロッド
4aも伸長した状態で保持し、各ステーションを順に搬送
して略等時間の処理を行ってサスペンション6を生産性
の高い状態で組み付けることができるものである。
(発明の効果) 上記のような本発明によれば、パレットにストラット
ダンパー保持具とコイルスプリング圧縮爪と送り機構を
設け、この送り機構の駆動装置をコンベアラインに設け
るようにしたことにより、サスペンションの組立てをラ
イン作業化して、作業の細分化で生産性を高めることが
できるものである。
ダンパー保持具とコイルスプリング圧縮爪と送り機構を
設け、この送り機構の駆動装置をコンベアラインに設け
るようにしたことにより、サスペンションの組立てをラ
イン作業化して、作業の細分化で生産性を高めることが
できるものである。
第1図ないし第37図は本発明の第1の実施例を示し、 第1図はサスペンション組立ラインの概略平面図、 第2図は組立て後のサスペンションの部分断面正面図、 第3図はアクチュエータケーシングの平面図、 第4図はセットプレートの平面図、 第5図は第1ステーションの状態におけるダンパー部品
のセットを示すパレットの斜視図、 第6図は第2ステーション後の状態におけるパレットの
斜視図、 第7図はパレットの部分断面正面図、 第8図はパレットの要部正面図、 第9図はパレットの平面図、 第10図はパレットにおけるストラットダンパー保持具の
構造を示す要部断面側面図、 第11図は同保持具の正面図、 第12図は固定受け具の平面図、 第13図はダンパクランプの平面図、 第14図は送り機構の部分断面図、 第15図は昇降フレーム部分の平面図、 第16図は圧縮爪前端のロック機構の平面図、 第17図は同機構の正面図、 第18図は回転ロック機構の平面図、 第19図は同機構の正面図、 第20図はロッド下降防止機構の要部平面図、 第21図は同機構の断面側面図、 第22図は同機構の正面図、 第23図は第2ステーションの概略側面図、 第24図は同ステーションの概略背面図、 第25図は同ステーションの概略正面図、 第26図は同ステーションの要部平面図、 第27図はロッド引上げ装置の要部断面図、 第28図は同装置の作動状態を示す要部正面図、 第29図は第4ステーションの概略正面図、 第30図は同ステーションの概略側面図、 第31図は第5ステーションの概略平面図、 第32図は同ステーションの概略側面図、 第33図は同ステーションの概略正面図、 第34図は第6ステーションの概略側面図、 第35図は同ステーションの概略正面図、 第36図は回止め部材の部分を示す断面図、 第37図は圧縮爪アンクランプ機構の平面図である。 また、第38図ないし第43図は本発明の第2の実施例を示
し、 第38図はサスペンション組立ラインの概略平面図、 第39図はストラットダンパーとコイルスプリングをセッ
トした状態のパレットの要部断面側面図、 第40図はパレットの部分断面正面図、 第41図はパレットの平面図、 第42図は送り機構の駆動装置を示す概略側面図、 第43図は同装置の要部正面図である。 1,1′……コンベアライン、S1〜S9,S1′〜S8′……ステ
ーション、2,2′……パレット、3……コイルスプリン
グ、4……ストラットダンパー、6……サスペンショ
ン、8……ナット、15……引上げロッド、17,18,17′,2
4,24′……駆動装置、19,19′……引上げ装置、23,23′
……本締め装置、28,214……ストラットダンパー保持
具、32,215……圧縮爪、31……ダンパクランプ、33,216
……送り機構、50,221……クランプ爪、75,239……送り
ねじ。
のセットを示すパレットの斜視図、 第6図は第2ステーション後の状態におけるパレットの
斜視図、 第7図はパレットの部分断面正面図、 第8図はパレットの要部正面図、 第9図はパレットの平面図、 第10図はパレットにおけるストラットダンパー保持具の
構造を示す要部断面側面図、 第11図は同保持具の正面図、 第12図は固定受け具の平面図、 第13図はダンパクランプの平面図、 第14図は送り機構の部分断面図、 第15図は昇降フレーム部分の平面図、 第16図は圧縮爪前端のロック機構の平面図、 第17図は同機構の正面図、 第18図は回転ロック機構の平面図、 第19図は同機構の正面図、 第20図はロッド下降防止機構の要部平面図、 第21図は同機構の断面側面図、 第22図は同機構の正面図、 第23図は第2ステーションの概略側面図、 第24図は同ステーションの概略背面図、 第25図は同ステーションの概略正面図、 第26図は同ステーションの要部平面図、 第27図はロッド引上げ装置の要部断面図、 第28図は同装置の作動状態を示す要部正面図、 第29図は第4ステーションの概略正面図、 第30図は同ステーションの概略側面図、 第31図は第5ステーションの概略平面図、 第32図は同ステーションの概略側面図、 第33図は同ステーションの概略正面図、 第34図は第6ステーションの概略側面図、 第35図は同ステーションの概略正面図、 第36図は回止め部材の部分を示す断面図、 第37図は圧縮爪アンクランプ機構の平面図である。 また、第38図ないし第43図は本発明の第2の実施例を示
し、 第38図はサスペンション組立ラインの概略平面図、 第39図はストラットダンパーとコイルスプリングをセッ
トした状態のパレットの要部断面側面図、 第40図はパレットの部分断面正面図、 第41図はパレットの平面図、 第42図は送り機構の駆動装置を示す概略側面図、 第43図は同装置の要部正面図である。 1,1′……コンベアライン、S1〜S9,S1′〜S8′……ステ
ーション、2,2′……パレット、3……コイルスプリン
グ、4……ストラットダンパー、6……サスペンショ
ン、8……ナット、15……引上げロッド、17,18,17′,2
4,24′……駆動装置、19,19′……引上げ装置、23,23′
……本締め装置、28,214……ストラットダンパー保持
具、32,215……圧縮爪、31……ダンパクランプ、33,216
……送り機構、50,221……クランプ爪、75,239……送り
ねじ。
Claims (3)
- 【請求項1】コンベアラインを搬送されるパレットに、
ストラットダンパーを起立状態に保持するストラットダ
ンパー保持具と、コイルスプリングの上端部に接離可能
に係合するコイルスプリング圧縮爪と、この圧縮爪を昇
降させ任意位置に停止自在な送り機構とを設ける一方、
コンベアラインには少なくとも該送り機構を作動させる
駆動装置を設けたことを特徴とする車両用サスペンショ
ン組立装置。 - 【請求項2】ストラットダンパーを起立状態に保持する
ストラットダンパー保持具と、コイルスプリングの上端
部に接離可能に係合するコイルスプリング圧縮爪と、こ
の圧縮爪を昇降させ任意位置に停止自在な送り機構とを
備えたことを特徴とする車両用サスペンション組立用パ
レット。 - 【請求項3】ストラットダンパーを起立状態に保持する
ストラットダンパー保持具と、コイルスプリングの上端
部に接離可能に係合するコイルスプリング圧縮爪と、こ
の圧縮爪を昇降させ任意位置に停止自在な送り機構とを
備えたパレットをコンベアラインによって搬送しつつ、
該パレットにコイルスプリング、ストラットダンパー等
の組立部品をセットし、上記送り機構を駆動装置によっ
て作動してストラットダンパーにセットしたコイルスプ
リングを圧縮し、この圧縮状態を保持した後、ストラッ
トダンパーのロッド端部にナットを締め付け、続いて、
コイルスプリングの圧縮状態の保持を解除することを特
徴とする車両用サスペンション組立方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63330453A JP2717426B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-12-27 | 車両用サスペンション組立装置、組立用パレットおよび組立方法 |
US07/386,253 US4977667A (en) | 1988-07-29 | 1989-07-28 | Vehicle suspension assembly system |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-190111 | 1988-07-29 | ||
JP19011188 | 1988-07-29 | ||
JP63330453A JP2717426B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-12-27 | 車両用サスペンション組立装置、組立用パレットおよび組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02141375A JPH02141375A (ja) | 1990-05-30 |
JP2717426B2 true JP2717426B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=26505879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63330453A Expired - Fee Related JP2717426B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-12-27 | 車両用サスペンション組立装置、組立用パレットおよび組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2717426B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350907B1 (ko) * | 1997-12-26 | 2002-10-19 | 주식회사 만도 | 스트럿 스프링 시트 러버 패드 삽입장치 |
KR100412279B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2004-09-04 | 주식회사 만도 | 쇼크업소버의캡자동조립장치및그방법 |
KR100394653B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-08-14 | 현대자동차주식회사 | 스트럿 어셈블리 결합 보조장치 |
KR100427314B1 (ko) * | 2001-07-04 | 2004-04-17 | 현대자동차주식회사 | 프론트 스트러트 장착장치 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP63330453A patent/JP2717426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02141375A (ja) | 1990-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |