JP2715066B2 - 打ち叩き可能な蒸気発生器管群 - Google Patents

打ち叩き可能な蒸気発生器管群

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JP2715066B2
JP2715066B2 JP7316411A JP31641195A JP2715066B2 JP 2715066 B2 JP2715066 B2 JP 2715066B2 JP 7316411 A JP7316411 A JP 7316411A JP 31641195 A JP31641195 A JP 31641195A JP 2715066 B2 JP2715066 B2 JP 2715066B2
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    • F28G7/00Cleaning by vibration or pressure waves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B21/00Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically
    • F22B21/02Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially straight water tubes
    • F22B21/20Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially straight water tubes involving sectional or subdivided headers in separate arrangement for each water-tube set
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
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    • F22B37/02Component parts or details of steam boilers applicable to more than one kind or type of steam boiler
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  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気発生器管群装
置及びその操作方法に関し、より詳細には、管群の管の
振動を誘発することによって、小片及び堆積物が前記管
群から除去される前記のような装置及び操作方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蒸気発生器管群は、当該技術分野におい
てよく知られている。特に、流動床反応器において、熱
い、粒子を含んだガスの流れが、このような蒸気発生器
管群を横切って通過し、管を流れる冷却流体を加熱す
る。管群の主な目的は、冷却流体への熱の伝達を提供す
ることである。しかしながら、それらの位置の結果、こ
れらの管群は、粒状材料の一部が管を叩き、それに付着
するか又はガスの流れから落下することにより、ガスの
流れから粒状材料の一部を除去するよう働く。
【0003】蒸気発生器管群は、典型的には、蒸気ドラ
ム、蒸気ドラムから下向きに延長し管群を形成する複数
の管、及び蒸気ドラムの下側に位置し管群から冷却流体
を受理する水又は“泥だめ”ドラムを含む。そして、水
ドラムから、冷却流体は蒸気ドラムに戻されるか、又は
冷却流体への更なる熱の伝達のため、反応器の流体流回
路の他の部分を循環する。
【0004】このような蒸気発生器管群は、煙道ガスか
らの熱の伝達の増加、及びこのような煙道ガスからの粒
状材料の量の減少等の利点を提供する。しかしながら、
このような蒸気発生器管群にも、問題がないとはいえな
い。例えば、材料が管の表面に付着するにつれ、冷却流
体への熱の伝達は減少する。また、過剰の堆積はガスの
流れを妨げ、管群を横切る際の圧力減少を増大させる。
【0005】他の応用において、管から堆積物を除去す
るのに機械的打ち叩き機が有効であることが証明されて
いる。しかしながら、蒸気ドラム及び水ドラムの質量、
容量及び剛性が、このような蒸気発生器管群の浄化のた
めの手段としての打ち叩きを無効なものとする。従っ
て、これらの堆積物は、典型的には、すす吹き器、又は
他のより望ましくない方法を用いて除去されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、管の振動を誘発することにより、粒状材料の堆積物
を管から除去することができる蒸気発生器管群装置及び
その操作方法を提供することにある。
【0007】本発明のさらなる目的は、管から冷却流体
を受理するために複数のヘッダーが設けられた蒸気発生
器管群装置及びその操作方法を提供することにある。
【0008】本発明のさらなる目的は、ヘッダーを打ち
叩き管の振動を誘発することによって、管から粒状材料
を除去することができる上記形式の装置及びその操作方
法を提供することにある。
【0009】本発明のさらなる目的は、ヘッダーを打ち
叩いて管の振動を誘発するために機械的打ち叩き機が使
用される上記形式の装置及びその操作方法を提供するこ
とにある。
【0010】本発明のさらなる目的は、管からの堆積物
の除去のための打ち叩きの有効性を増大するために、ヘ
ッダーが、軸方向に整列した対の、複数の列に形成され
た上記形式の装置及びその操作方法を提供することにあ
る。
【0011】本発明のさらなる目的は、ヘッダーがそれ
らの軸方向に振動する能力を特に妨げることなしに、可
撓性のフィーダーがヘッダーを下降管に連結する上記形
式の装置及びその操作方法を提供することにある。
【0012】本発明のさらなる目的は、可撓性のフィー
ダーが下方に延長し且つヘッダーと平行で、それにより
フィーダーが、管から除去される小片又は堆積物の通路
の外に位置する上記形式の装置及びその操作方法を提供
することにある。
【0013】本発明のさらなる目的は、管が複数の列に
形成され、それぞれのヘッダーが管の列と連結され、管
からの小片又は堆積物の除去のための打ち叩きの効率を
増大させる上記形式の装置及びその操作方法を提供する
ことにある。
【0014】本発明のさらなる目的は、ヘッダーが十分
な間隔を有し、検査及びメンテナンスのため内部の管へ
容易に接近することを可能とする上記形式の装置及びそ
の操作方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】これらの及び他の目的を
達成するために、本発明の蒸気発生器管群は、蒸気ドラ
ム、蒸気ドラムの下方に延長した複数のヘッダー、及び
蒸気ドラムとヘッダーとの間に延長し、蒸気ドラムとヘ
ッダーとを流体流連通する複数の管を含む。ヘッダー
は、ヘッダーを打ち叩くことによりヘッダー及び管の振
動を誘発し、管上に蓄積した小片及び堆積物を除去する
ことが可能な寸法とされる。管は列をなして配置され、
ヘッダーは軸方向に整列したヘッダーの対の列を形成す
るよう配置される。それぞれのヘッダーは、管の列と流
体流連通をなす。機械的打ち叩き機がそれぞれのヘッダ
ーと関連し、ヘッダーを定期的に叩き、ヘッダー及びそ
れに連結された管の振動を誘発し、管上に蓄積した小片
及び堆積物を除去する。可撓性のフィーダーがヘッダー
から下向きに延長し、ヘッダーがそれらの軸方向に振動
する能力を特に妨げることなしに、ヘッダーを下降管に
連結する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の構成及び実施態様
を列挙する。
【0017】1.蒸気ドラム; 前記蒸気ドラムと流体流連通し、前記蒸気ドラムから下
向きに延長する複数の管; 前記蒸気ドラムの下方に配置された複数のヘッダーであ
って、前記管は前記複数のヘッダーに延長して前記複数
のヘッダーを前記蒸気ドラムと流体流連通させ、前記複
数のヘッダーは、前記複数の管上に蓄積した堆積物が、
前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発する
ことにより前記複数の管から除去されることを可能とす
る寸法とされたヘッダー; 一部が前記複数のヘッダーの下方に配置される少なくと
も1つの下降管;及び前記複数のヘッダーを前記少なく
とも1つの下降管と流体流連通させる、前記複数のヘッ
ダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下降管に連結す
る複数のフィーダーであって、前記複数のヘッダーから
下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直な第1の部分
と、前記第1の部分から、前記少なくとも1つの下降管
へ外向きに延長する第2の部分とを含み、前記第1の部
分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前記複数のヘッ
ダーが軸方向に顕著に振動することを可能とするのに十
分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の部分は前記複
数のヘッダーの下方に整列されているフィーダーを含む
蒸気発生器管群。
【0018】2.前記複数の管が複数の管の列を形成す
るように配置された前記1記載の蒸気発生器管群。
【0019】3.前記複数の列のそれぞれが互いに間隔
をあけた関係に延長した前記2記載の蒸気発生器管群。
【0020】4.前記複数のヘッダーが前記蒸気ドラム
と実質的に平行に延長した前記3記載の蒸気発生器管
群。
【0021】5.前記複数のヘッダーが、間隔をあけて
軸方向に整列したヘッダーの対の、複数の列を形成する
ように配置された前記4記載の蒸気発生器管群。
【0022】6.前記複数の管から堆積物を除去するた
めに、前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘
発するための手段をさらに含む前記1記載の蒸気発生器
管群。
【0023】7.前記複数のヘッダーに対して間隔をお
いた関係に配置され、前記複数のヘッダーを叩き、前記
複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発し、前記
管から堆積物を除去するための、複数の機械的打ち叩き
機をさらに含む前記1記載の蒸気発生器管群。
【0024】8.前記複数のヘッダーが、間隔をあけて
軸方向に整列したヘッダーの対の、複数の列を含む前記
7記載の蒸気発生器管群。
【0025】9.前記複数のヘッダーが、前記複数の管
の列4つ以下と流体流連通する前記8記載の蒸気発生器
管群。
【0026】10.反応器の部品間に粒子を含んだガス
を通すための導管;及び前記導管に連結され、前記導管
の少なくとも一部の下方に延長するホッパーをさらに含
み; 前記蒸気ドラムは前記導管の上方に延長し;且つ前記複
数の管の少なくとも一部が前記導管を通り前記ホッパー
の上方で延長し、前記導管を通る前記粒子を含んだガス
と熱伝達流通する前記1記載の蒸気発生器管群。
【0027】11.前記蒸気ドラムが少なくとも1つの
回収ヘッダーに置換された前記1又は10記載の蒸気発
生器管群。
【0028】12.前記複数のヘッダーが、前記導管の
下方の前記ホッパー内に配置された前記10記載の蒸気
発生器管群。
【0029】13.前記少なくとも1つの下降管が前記
ホッパーに隣接してその外側で、前記複数のヘッダーの
下方に延長する前記12記載の蒸気発生器管群。
【0030】14.前記複数のフィーダーのそれぞれ
が、前記ホッパー内の前記複数のヘッダーから下向きに
延長する、可撓性で実質的に垂直な前記第1の部分と、
前記第1の部分から、前記ホッパーの外側の、前記少な
くとも1つの下降管へ外向きに延長する前記第2の部分
とを含む前記13記載の蒸気発生器管群。
【0031】15.前記軸方向に整列したヘッダーの複
数の列が、第1の前方の複数の列と、第2の後方の複数
の列とを含み; 前記複数の管が、前記ヘッダーの第1の前方の複数の列
に連結された第1の複数の管の列と、前記ヘッダーの第
2の後方の複数の列に連結された第2の複数の管の列と
を含み; 前記第2の複数の管の列のそれぞれが前記第1の複数の
管の列のそれぞれより多い管の本数を持つ前記5記載の
蒸気発生器管群。
【0032】16.前記第1の複数の管の列のそれぞれ
が、13本の管の列2列で形成され合計26本の管の列
であり、前記第2の複数の管の列が20本の管の列2列
で形成され合計40本の管の列である前記15記載の蒸
気発生器管群。
【0033】17.蒸気ドラム又は回収ヘッダーと、前
記蒸気ドラムの下方に配置される複数のヘッダーと、前
記蒸気ドラムから前記複数のヘッダーへ下向きに延長し
前記蒸気ドラムを前記複数のヘッダーと流体流連通させ
る複数の管と、一部が前記複数のヘッダーの下方に配置
される少なくとも1つの下降管と、前記複数のヘッダー
を前記少なくとも1つの下降管と流体流連通させる、前
記複数のヘッダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下
降管に連結する複数のフィーダーであって、前記複数の
ヘッダーから下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直
な第1の部分と、前記第1の部分から、前記少なくとも
1つの下降管へ外向きに延長する第2の部分とを含み、
前記第1の部分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前
記複数のヘッダーが軸方向に顕著に振動することを可能
とするのに十分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の
部分は前記複数のヘッダーの下方に整列されているフィ
ーダーとを設け; 前記蒸気ドラムから下向きに前記複数の管を経て前記複
数のヘッダーへ冷却流体を通し; 前記複数の管を横切って粒子を含んだガスを通し、それ
により少なくとも一部の前記粒子が前記複数の管上に蓄
積し; 前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発し、
前記蓄積した粒子を前記複数の管から除去することを含
む蒸気発生器管群の操作方法。
【0034】18.前記振動を誘発する工程が、前記複
数のヘッダーを叩くことを含む前記17記載の方法。
【0035】19.分離器、熱回収領域、及び前記分離
器と前記熱回収領域とを連結する導管を設け; 蒸気ドラムと、前記蒸気ドラムの下方に配置された複数
のヘッダーと、前記蒸気ドラムから前記複数のヘッダー
に下向きに延長し、前記蒸気ドラムを前記複数のヘッダ
ーと流体流連通させる複数の管であり、前記複数の管は
前記導管の一部を垂直に横切って延長するよう配置され
る複数の管と、一部が前記複数のヘッダーの下方に配置
される少なくとも1つの下降管と、前記複数のヘッダー
を前記少なくとも1つの下降管と流体流連通させる、前
記複数のヘッダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下
降管に連結する複数のフィーダーであって、前記複数の
ヘッダーから下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直
な第1の部分と、前記第1の部分から、前記少なくとも
1つの下降管へ外向きに延長する第2の部分とを含み、
前記第1の部分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前
記複数のヘッダーが軸方向に顕著に振動することを可能
とするのに十分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の
部分は前記複数のヘッダーの下方に整列されているフィ
ーダーとを設け; 前記蒸気ドラムから下向きに前記複数の管を経て前記複
数のヘッダーへ冷却流体を通し; 前記分離器から前記導管を経て前記熱回収領域へ粒子を
含んだガスを通し、それにより前記粒子を含んだガスが
前記複数の管を横切って通過し、少なくとも一部の前記
粒子が前記複数の管上に蓄積し; 前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発し、
前記蓄積した粒子を前記複数の管から除去することを含
む蒸気発生器管群の操作方法。
【0036】20.前記蒸気ドラムからの前記冷却流体
が、前記複数の管の代わりに前記下降管を下向きに通さ
れる前記19記載の蒸気発生器管群の操作方法。
【0037】21.前記振動を誘発する工程が前記複数
のヘッダーを叩くことを含む前記19又は20記載の方
法。
【0038】
【実施例】図面の図1を参照すると、参照番号10は、
炉12、分離器14、及び熱交換面18A、18B及び
18Cを持つ熱回収領域16を含む本発明の流動床反応
器を一般的に示す。ホッパー21を持つ導管20は、分
離器14を熱回収領域16に連結し、蒸気発生器管群2
2は、分離器14と熱回収領域16との間の導管20内
に設けられる。
【0039】ここでより詳細に述べられるように、本装
置及び方法は、図2に表されるような先行技術の蒸気発
生器管群に対し多数の利点を提供する。図2の蒸気発生
器管群は、蒸気ドラム23と蒸気ドラムを水又は泥だめ
ドラム25と連結する複数の管24とを含む。上述のよ
うに、ここで述べられたこのような先行技術の蒸気発生
器管群の欠点のうち、蒸気ドラム23及び水ドラム25
の質量、容量及び剛性は、小片又は堆積物を管24から
除去する手段としての打ち叩きを無効なものとする。
【0040】図3〜5に示す通り、本発明の蒸気発生器
管群22は、蒸気ドラム26、蒸気ドラム26から下方
に延長する複数の管28A及び28B、ならびに上昇管
28A及び28Bの下端に連結された多数のヘッダー3
0A及び30Bを含む。かくして蒸気ドラム26、上昇
管28A及び28B、ならびにヘッダー30A及び30
Bは流体流連通し、水、蒸気、又は水及び蒸気の混合物
等の冷却流体を、蒸気ドラム26から下降管34を経
て、フィーダー32を経てヘッダー30A及び30Bへ
通し、最後に上昇管28を経て蒸気ドラム26へ戻す。
あるいは、冷却流体は逆の方向にも通される。
【0041】蒸気ドラム26は導管20の上方に配置さ
れ、上昇管28A及び28Bは離隔された関係に延長し
導管20の上面壁に形成された開口を通る。従って管2
8A及び28Bの複数の離隔された列は、導管20を通
って、矢印31で示される導管20を通るガス流の一般
的方向に対して垂直に延長する。後に詳細に述べられる
通り、管28A及び28Bは、導管20を流れるガスの
通路を乱れさせるように置かれ、また管の列の整列は直
線状又は千鳥状としてこの乱れを増加させることができ
る。
【0042】管28A及び28Bは、それらの下端にお
いて、平行に離隔し実質的に水平な複数のヘッダー30
A及び30Bに連結される。ヘッダー30A及び30B
は、導管20の下部に配置されたホッパー21内に配置
される。図5に示す通り、それぞれのヘッダー30A及
び30Bは、1列以上の管28A及び28Bに連結され
る。ヘッダー30A及び30Bは、導管20内のガス流
に対して垂直に延長した、複数の、軸方向に整列した対
の列を形成する。ヘッダー30A及び30Bの列は、好
ましくは、検査及びメンテナンスのために、管28A及
び28Bの内部の列に近づくことができるよう離隔され
る。図4に示す通り、それぞれのヘッダー30A及び3
0Bは、導管20の幅の半分より僅かに短い長さとする
ことができる。
【0043】複数のフィーダー32A及び32Bは、各
々ヘッダー30A及び30Bを、ホッパー21の外側に
置かれた複数の下降管34A及び34Bに連結し、冷却
流体を下降管34A及び34Bからヘッダー30A及び
30Bへ、又は逆の方向に通す。それぞれのフィーダー
32A及び32Bは、好ましくは、ヘッダー30A及び
30Bから下向きに延長する実質的に垂直な部分と、各
々のヘッダー30A及び30Bと平行にその下側に延長
し、且つホッパー21を貫通し下降管34A及び34B
に延長する実質的に水平な部分とを持つ。それぞれのフ
ィーダー32A及び32Bの垂直な部分は十分な長さと
可撓性を持つ。この十分な長さと可撓性により、フィー
ダー32A及び32Bは、ヘッダー30A及び30Bが
打たれた際にヘッダー30A及び30Bがそれらの軸に
沿って振動する能力を特に妨げることなしに、ヘッダー
30A及び30Bを下降管34A及び34Bに連結す
る。後述されるように、これは、ヘッダー30A及び3
0Bを打ち叩くことにより、またはさもなければヘッダ
ー30A及び30Bならびに管28A及び28Bに振動
を与えることにより、管28A及び28Bから小片又は
堆積物を除去することを可能とする。それぞれのフィー
ダー32A及び32Bの実質的に水平な部分は、各々の
ヘッダー30A及び30Bの下方に整列され、小片又は
堆積物が管から除かれる際に落下する小片又は堆積物の
通路の外に置かれる。
【0044】図面においては、下降管34A及び34B
の一部のみが示されている。下降管は、蒸気ドラムを含
む流体流回路の他の領域に延長し、冷却流体を流体流回
路の他の部品へ循環するか、または他の部品から循環す
ることができることが理解される。図3〜5に示される
下降管34A及び34Bの一部は、ヘッダー30A及び
30Bの下側且つ導管20及びホッパー21の外側に配
置される。下降管34A及び34Bはフィーダー32A
及び32Bと流体流連通し、反応器の流体流回路の更な
る循環のために冷却流体をフィーダー32A及び32B
から受理することができる。典型的には、下降管は冷却
流体を蒸気ドラム26又は流体流回路の他の部分から受
理し、冷却流体を、フィーダー32A及び32Bを経
て、ヘッダー30A及び30B、管28A及び28Bへ
通し、蒸気ドラム26に戻す。
【0045】図5に示した通り、本実施態様の装置で
は、4つの下降管34A及び34Bが設けられている。
それぞれの下降管は、各々ヘッダー30A及び30Bに
延長する4つ以上のフィーダー32A及び32Bと流体
流連通している。図面からは必ずしも明瞭ではないが、
ボイラー群の前部は、管13本分の幅を持ち、管28A
の2つの列として配置され、それぞれのヘッダー30A
は前部4列のヘッダー30Aの列を形成している。ボイ
ラー群の後部は管20本分の幅を持ち、管28Bの2つ
の列が、それぞれのヘッダー30Bに連結され、後部4
列のヘッダー30Bを形成している。故に、管の間隔は
ボイラー群全体のためには均一である必要はない。この
ことは、より大きな操作上の融通性と、より大きな熱交
換率、煙道ガス温度、及び冷却流体温度の制御とを提供
し、ならびに管の清掃を容易にする。
【0046】図4に示す通り、機械的打ち叩き機40
が、導管20の外側に備えられ、ヘッダー30A及び3
0Bを打ち叩き、ヘッダー30A及び30Bと、管28
A及び28Bとの振動を誘発し、管28A及び28B上
に蓄積した小片及び堆積物を除去する。機械的打ち叩き
機40は、駆動シャフト42、それぞれの駆動シャフト
42に連結された腕44、及び腕44に枢動的に連結さ
れたハンマー46を含む。ロッド48は、それらが導管
20内に延長し、且つヘッダー30A及び30Bと整列
するよう支持される。それによりロッド48が、ハンマ
ー46で叩かれた際にヘッダー30A及び30Bの末端
に衝撃を与える。打ち叩き間の時間間隔及び打ち叩きの
回転数は、所望に応じて、打ち叩きの継続期間及び強度
を変化させるために制御される。機械的打ち叩き機は当
該技術分野においてよく知られているので、これらはこ
れ以上詳細に説明及び図示しない。より好ましいことで
あるが、機械的打ち叩き機40は必ずしも備えられる必
要がないことが理解される。代わりに、ヘッダー30A
及び30Bは手動にて叩くか打ち叩くかすることがで
き、又はヘッダー30A及び30Bならびに管28A及
び28Bは何らかの慣用な機械的、電気機械的、又は音
響的な手段で振動するよう誘導することができる。
【0047】操作において、燃料及び空気等の酸素を含
んだ流動化ガスは、炉12(図1)内に提供され、流動
床を形成する。燃料は燃焼され、燃焼の熱は、反応器1
0の流体流回路を通る冷却流体に伝達される。粒状材料
を含む熱い煙道ガスは、好ましくはサイクロン分離器で
ある分離器14を通り、大部分の粒状材料はそこで煙道
ガスから分離される。分離された粒状材料は炉12へ再
循環されるか廃棄される。分離された煙道ガスは分離器
14から導管20へ通される。大部分の粒状材料は除去
されているものの、少量の細かい粒状材料は煙道ガスと
共に導管20へ通される。
【0048】図3〜5に最も良く図示されるように、
水、蒸気、又は水と蒸気との混合物等の冷却流体は、反
応器の流体流回路を通って循環される。前記流体流回路
は、蒸気ドラム26、管28A及び28B、ヘッダー3
0A及び30B、フィーダー32A及び32B、ならび
に下降管34A及び34Bを含むことができ、また、熱
交換面18A、18B及び18C(図1)、ならびに炉
12、分離器14、導管20及び熱回収領域16の壁を
形成するフィン付き管壁(図示せず)を含むことができ
る。冷却流体は蒸気ドラム26から下降管34A及び3
4Bへ通すことができ、さらにフィーダー32A及び3
2Bを介してヘッダー30A及び30Bへ通すことがで
きる。冷却流体は、それから管28A及び28Bを上向
きに流れ、蒸気ドラム26に達し、ループを完結する。
または、上述したように、冷却流体の流れの方向は逆に
することもできる。冷却流体は、蒸気ドラム26に戻さ
れてもよいし、または、蒸気ドラム26に戻される前
に、さらに流体流回路の他の部分へ循環されてもよい。
【0049】分離器14をから導管20に通された熱い
煙道ガス及び細かい粒状材料は、導管20を横切って列
をなして配置された管28A及び28Bを横切って通さ
れる。熱は煙道ガス及び細かい粒状材料から、管28A
及び28Bを通る冷却流体へ伝達される。煙道ガス内の
細かい粒状材料の一部は、管28A及び28Bを叩き、
煙道ガスからホッパー21へ落下し、そこで分離された
粒状材料は再循環されるか、廃棄される。さらに、細か
い粒状材料の一部は、管28A及び28Bを叩くと同時
に付着し、小片又は堆積物を形成する。この小片又は堆
積物は、管28A及び28B内の冷却流体への熱の伝達
を減弱させ、導管20を通る煙道ガスの通過を妨げる。
【0050】管28A及び28Bならびに導管20上に
堆積物が形成し始めると、管28A及び28Bに振動が
与えられ、管28A及び28Bから堆積物が除去され
る。堆積物は管28A及び28Bからホッパー21へ落
下し、再循環されるか廃棄される。これらの振動は、ヘ
ッダー30A及び30Bを叩き、ヘッダー30A及び3
0Bならびに連結された管28A及び28Bの振動を誘
発する機械的打ち叩き機40によって管28A及び28
Bに与えられる。ヘッダー30A及び30Bの手動によ
る打ち叩き等の、管28A及び28Bの振動を誘発する
他の慣用手段を用いることができることが理解される。
さらに、管28A及び28Bの振動は、所望により、例
えば定期的な間隔で誘発することができ、また振動の周
波数及び大きさは、所望により調節することができる。
【0051】前記装置及び方法から、いくつかの利点が
結果としてもたらされる。例えば、本発明の装置及び方
法は、管28A及び28Bの振動を誘発することによ
り、小片及び堆積物が、蒸気発生器管群22の管から除
去されることを可能とする。より重く剛性の高い水ドラ
ムの代わりに、複数のヘッダー30A及び30Bを使用
することで、管28A及び28Bの振動を誘発するため
に打ち叩きを使用することが、より詳細には機械的打ち
叩き機40を使用することが可能となる。さらに、軸方
向に整列したヘッダー30A及び30Bの複数の対を使
用することで、打ち叩きの使用を、特に機械的打ち叩き
機40の使用を可能とし、かつその有効性を増大する。
可撓性フィーダー32A及び32Bは、ヘッダー30A
及び30Bがそれらの軸方向に沿って振動する能力を特
に妨げることなしにヘッダー30A及び30Bが下降管
34A及び34Bに連結されることを可能とする。さら
に、ヘッダー30A及び30Bの間隔は、検査及びメン
テナンスのために管28A及び28Bの内部に近づくこ
とを容易にする。
【0052】本発明の装置及び方法に、本発明の範囲を
逸脱することなしに改変を加えることができることが理
解される。例えば、蒸気発生器管群22は、流動床反応
器10の分離器14と熱回収領域16との間の導管20
内に配置されるように図示されたが、蒸気発生器管群2
2は反応器10内の他の部位又は他の装置内で使用され
てもよい。同様に、機械的打ち叩き機40は好ましくは
ヘッダー30A及び30Bを打ち叩くために使用される
が、ヘッダー30A及び30Bを打ち叩くために、又は
さもなければ管28A及び28Bに振動を誘発するため
に、他の手段を使用してもよい。さらに、本発明の装置
及び方法は、打ち叩きを、管28A及び28Bから小片
又は堆積物を除去するただ1つの方法として図示した
が、打ち叩きは、単独で、又は他の装置及び方法と組み
合わせて使用することができることが理解される。さら
に、管、ヘッダー、フィーダー及び下降管の数及び特定
された位置は変更されてもよい。例えば、得られる管群
が、打ち叩きによる清掃を可能とするのに十分に可撓性
である限りにおいて、それぞれのヘッダー30A及び3
0Bに、いかなる数の管28A及び28Bの列が連結さ
れてもよい。しかしながら、図示された好ましい装置は
管28A及び28Bの2つの列のみがそれぞれのヘッダ
ー30A及び30Bに連結されている。
【0053】他の修正、変更及び置換が、上述の開示に
おいて意図され、いくつかの例において本発明のいくつ
かの特徴が、対応する他の特徴を用いることなしに用い
られるであろう。本発明の開示された実施態様に対する
様々な修正、ならびに代わりの応用が上述の明細書及び
図面によって、当業者に提案されるであろう。従って、
添付された請求項は、広く且つ発明の範囲と一致して解
釈されることが適当である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の特徴を組み込んだ流動床反応
器の立面概略図である。
【図2】図2は、従来技術の蒸気発生器管群の概略的な
例示である。
【図3】図3は、本発明の特徴を組み込んだ流動床反応
器の一部の拡大概略図である。
【図4】図4は、図3の線4−4に沿った断面図であ
る。
【図5】図5は、図4の線5−5に沿った断面図であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ウィリアム・ファーレン アメリカ合衆国ニュージャージー州 08876−5429,サマヴィル,アルゴンク ィン・トレイル・3 (72)発明者 スティーブン・ジョン・ゴイディッチ アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州 18071−1603,パルマートン,コロンビ ア・アベニュー・401 (56)参考文献 特開 昭59−150201(JP,A) 特開 昭59−69697(JP,A) 実開 昭59−113604(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気ドラム; 前記蒸気ドラムと流体流連通し、前記蒸気ドラムから下
    向きに延長する複数の管; 前記蒸気ドラムの下方に配置された複数のヘッダーであ
    って、前記管は前記複数のヘッダーに延長して前記複数
    のヘッダーを前記蒸気ドラムと流体流連通させ、前記複
    数のヘッダーは、前記複数の管上に蓄積した堆積物が、
    前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発する
    ことにより前記複数の管から除去されることを可能とす
    る寸法とされたヘッダー; 一部が前記複数のヘッダーの下方に配置される少なくと
    も1つの下降管;及び前記複数のヘッダーを前記少なく
    とも1つの下降管と流体流連通させる、前記複数のヘッ
    ダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下降管に連結す
    る複数のフィーダーであって、前記複数のヘッダーから
    下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直な第1の部分
    と、前記第1の部分から、前記少なくとも1つの下降管
    へ外向きに延長する第2の部分とを含み、前記第1の部
    分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前記複数のヘッ
    ダーが軸方向に顕著に振動することを可能とするのに十
    分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の部分は前記複
    数のヘッダーの下方に整列されているフィーダーを含む
    蒸気発生器管群。
  2. 【請求項2】 蒸気ドラム又は回収ヘッダーと、前記蒸
    気ドラムの下方に配置される複数のヘッダーと、前記蒸
    気ドラムから前記複数のヘッダーへ下向きに延長し前記
    蒸気ドラムを前記複数のヘッダーと流体流連通させる複
    数の管と、一部が前記複数のヘッダーの下方に配置され
    る少なくとも1つの下降管と、前記複数のヘッダーを前
    記少なくとも1つの下降管と流体流連通させる、前記複
    数のヘッダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下降管
    に連結する複数のフィーダーであって、前記複数のヘッ
    ダーから下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直な第
    1の部分と、前記第1の部分から、前記少なくとも1つ
    の下降管へ外向きに延長する第2の部分とを含み、前記
    第1の部分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前記複
    数のヘッダーが軸方向に顕著に振動することを可能とす
    るのに十分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の部分
    は前記複数のヘッダーの下方に整列されているフィーダ
    ーとを設け; 前記蒸気ドラムから下向きに前記複数の管を経て前記複
    数のヘッダーへ冷却流体を通し; 前記複数の管を横切って粒子を含んだガスを通し、それ
    により少なくとも一部の前記粒子が前記複数の管上に蓄
    積し; 前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発し、
    前記蓄積した粒子を前記複数の管から除去することを含
    む蒸気発生器管群の操作方法。
  3. 【請求項3】 分離器、熱回収領域、及び前記分離器と
    前記熱回収領域とを連結する導管を設け; 蒸気ドラムと、前記蒸気ドラムの下方に配置された複数
    のヘッダーと、前記蒸気ドラムから前記複数のヘッダー
    に下向きに延長し、前記蒸気ドラムを前記複数のヘッダ
    ーと流体流連通させる複数の管であり、前記複数の管は
    前記導管の一部を垂直に横切って延長するよう配置され
    る複数の管と、一部が前記複数のヘッダーの下方に配置
    される少なくとも1つの下降管と、前記複数のヘッダー
    を前記少なくとも1つの下降管と流体流連通させる、前
    記複数のヘッダーのそれぞれを前記少なくとも1つの下
    降管に連結する複数のフィーダーであって、前記複数の
    ヘッダーから下向きに延長する、可撓性で実質的に垂直
    な第1の部分と、前記第1の部分から、前記少なくとも
    1つの下降管へ外向きに延長する第2の部分とを含み、
    前記第1の部分は、前記複数のヘッダーが叩かれた際前
    記複数のヘッダーが軸方向に顕著に振動することを可能
    とするのに十分な長さと可撓性を持ち、且つ前記第2の
    部分は前記複数のヘッダーの下方に整列されているフィ
    ーダーとを設け; 前記蒸気ドラムから下向きに前記複数の管を経て前記複
    数のヘッダーへ冷却流体を通し; 前記分離器から前記導管を経て前記熱回収領域へ粒子を
    含んだガスを通し、それにより前記粒子を含んだガスが
    前記複数の管を横切って通過し、少なくとも一部の前記
    粒子が前記複数の管上に蓄積し; 前記複数のヘッダー及び前記複数の管の振動を誘発し、
    前記蓄積した粒子を前記複数の管から除去することを含
    む蒸気発生器管群の操作方法。
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