JP2708985B2 - エスカレータの作業用足場 - Google Patents

エスカレータの作業用足場

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JP2708985B2
JP2708985B2 JP28029091A JP28029091A JP2708985B2 JP 2708985 B2 JP2708985 B2 JP 2708985B2 JP 28029091 A JP28029091 A JP 28029091A JP 28029091 A JP28029091 A JP 28029091A JP 2708985 B2 JP2708985 B2 JP 2708985B2
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JP
Japan
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scaffold
front wheel
escalator
unit
plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP28029091A
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English (en)
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JPH0597377A (ja
Inventor
元一 斉藤
孝司 柳瀬
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータの作業用
足場に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のエスカレータの作業用足場
を示す斜視図で、図において1は図示しないステップの
前輪軸、2は複数の前輪軸1にわたって架設される足場
板、3は足場板2を前輪軸1に仮固定する紐帯などの結
合部材、4は足場板2の表面に設けられる角材の小片等
からなる作業者の足部の滑り止めである。
【0003】なお、参考公知例としては実開昭52−1
55301号公報、及び実開昭53−4596号公報が
あげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
足場板2の上端部及び下端部を紐帯などの結合部材3で
仮固定しているだけなので、結合強度が弱く外れる恐れ
がある。又仮固定するのに作業者がトラスト内に入り多
数の前輪軸1を乗り越えていかねばならないので安全性
の上で好ましくない。
【0005】また、一般に足場板2は定尺物なので複数
の足場板2が必要となるが、図3の如く複数の足場板2
は一直線状に仮固定することができず、互い違いにしか
仮固定できない。更にまた、足場板2は平板であるた
め、エスカレータの上部及び下部の湾曲部に位置する前
輪軸1上には取付けできないなどの問題点があった。
【0006】本発明は、上記した従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、一直線状に配置でき、
結合強度も問題なく、エスカレータの上部及び下部の湾
曲部にも対応でき、作業の安全性を確保できるエスカレ
ータの作業用足場を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、前輪軸のピッチに見合う長さを有する単
位足場板と、この単位足場板に取付けられてこの単位足
場板を前記前輪軸に係止する係合部を含んでなるエスカ
レータの作業用足場において、前記係合部を前記単位足
場板の前端部下面に設けるとともに、すぐ上の位置に連
設される同形の単位足場板の後端部下面を受ける突起を
備えた構成を有する。
【0008】
【作用】本発明のエスカレータの作業用足場は、前輪軸
のピッチに見合う長さの単位足場板の前端部下面に前輪
軸との係合部を設けるとともに、すぐ上の位置に連設さ
れる同形の単位足場板の後端部下面を受ける突起を備え
たから、足場板を一直線状に配置でき、強度も問題な
く、エスカレータ上部及び下部の湾曲部にも対応でき
る。また、足場の取付けも、単位足場板を1枚づつ下方
から順次上方に係合部を前輪軸に掛けるだけであるか
ら、従来例のように作業者が足をトラス内に入れて前輪
軸を乗り越えなければならないなどの安全性上好ましく
ない作業も不要となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1及び図2によ
り説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の要部拡大図、図
2は図1に示す実施例の取付状態を示す説明図である。
【0011】これ等の図において、5は単位足場板、6
は単位足場板5の前端部下面に設けられた係合部で、前
輪軸1に係合する。6aは係合部6から前方に突出する
突起であり、すぐ上の位置に連接される単位足場板5の
後端部下面を受けるものである。この突起6aは、エス
カレータの中途部分である直線的傾斜部については直線
形状の突起でもよいが、エスカレータの上部及び下部湾
曲部への対応を考慮すれば、図1に示すように湾曲形状
に作製する方が製作上も、在庫管理上も効率が良い。7
は係合部6を足場板5に固定する取付金具で、前輪軸1
に近い方を多少長めにすれば係合部6と前輪軸1との抜
け止めの役目を果す。
【0012】以上のような構成にあって、単位足場板5
をエスカレータの最下部前輪軸1に係合部6が係合する
ように配置する。その際、最下部前輪軸1を単位足場板
5の後端部がエスカレータの下部コームプレートにより
支持される位置とする。次に最下部前輪軸1のすぐ上に
位置する前輪軸1に、同形状の単位足場板5を前記と同
様に配置する。この同形の単位足場板5の後端部下面は
最初に配置した単位足場板5の突起6aにより支持され
る。このように下方から上方に配置していった単位足場
板5をそのまま足場として利用しながら順次最上部の前
輪軸1まで同形状の単位足場板5を配置していく。
【0013】このように構成した実施例では、上述のよ
うに前輪軸1のピッチに見合う長さの単位足場板5の前
端部下面に前輪軸1との係合部6を設けるとともに、す
ぐ上に連設される同形状の単位足場板5の後端部下面を
受ける突起6aを備えたから、単位足場板5を一直線状
に配置でき、取付強度も問題なく、エスカレータの上部
及び下部の湾曲部にも対応できる。また、足場の取付け
も、単位足場板5を1枚づつ下方から順次上方に係合部
6を前輪軸1に掛けるだけであるから、従来のように作
業者が足をトラス内に入れて前輪軸1を乗り越えなけれ
ばならないなどの安全性上好ましくない作業も不要とな
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記の構成にしてあることか
ら、足場板を一直線状に配置でき、エスカレータの上部
及び下部の湾曲部にも対応でき、これにより、この足場
を利用しておこなう各種作業の能率向上を図ることがで
きるとともに、足場板を配置する際にトラスト内に作業
者が入り込む必要がなく、これにより従来に比べて作業
の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部拡大図である。
【図2】図1に示す実施例の取付状態を示す説明図であ
る。
【図3】従来のエスカレータの作業用足場を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 前輪軸 4 滑り止め 5 単位足場板 6 係合部 6a 突起 7 取付金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪軸のピッチに見合う長さを有する単
    位足場板と、この単位足場板に取付けられてこの単位足
    場板を前記前輪軸に係止する係合部を含んでなるエスカ
    レータの作業用足場において、前記係合部を前記単位足
    場板の前端部下面に設けるとともに、すぐ上の位置に連
    設される同形の単位足場板の後端部下面を受ける突起を
    備えたことを特徴とするエスカレータの作業用足場。
JP28029091A 1991-10-02 1991-10-02 エスカレータの作業用足場 Expired - Lifetime JP2708985B2 (ja)

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JPH0597377A JPH0597377A (ja) 1993-04-20
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