JP2708522B2 - ジャンクションボックス - Google Patents

ジャンクションボックス

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JP2708522B2
JP2708522B2 JP1008932A JP893289A JP2708522B2 JP 2708522 B2 JP2708522 B2 JP 2708522B2 JP 1008932 A JP1008932 A JP 1008932A JP 893289 A JP893289 A JP 893289A JP 2708522 B2 JP2708522 B2 JP 2708522B2
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JP
Japan
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box
wiring
space
separator
floor
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JP1008932A
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栄二 堀江
和男 目
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、強電・弱電配線スペースを上下2段に分
画することにより電線の通線性を格段に向上した特にフ
ロアダクト用に適したジャンクションボックスに関す
る。
〔従来の技術〕
建造物のフロアダクト用のジャンクションボックスに
は、従来から種々のものが用いられているが、そのうち
の一般的なものとしては例えば第3,4図に示すようなも
のがある。
第3図はジャンクションボックスの平面図、第4図は
中心線Lの左側を側面図、右側を断面図で示したもので
ある。1はジャンクションボックス本体であって、通
常、鋼板や鋳鉄等で配電線の出入口を側面に設けた箱体
に形成されている。2はボックス本体に形成された環状
リブであって、丸蓋(フロアマーカー)3を嵌着し、フ
ロア面となる。4,5,6,7は強電配線及び弱電配線を示
し、8,9はこの両配線が接触しないように介在させる鉄
製のセパレータである。このセパレータは、分割式かつ
着脱可能で、種々の形状に取付けることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようなジャンクションボックスは、狭小なセパ
レータにより強電,弱電スペースに区画されるため、多
数の本数の電線及び太いケーブル等の配線時にはセパレ
ータを取り外さないとボックス内を通線できなく、往々
にしてセパレータを撤去し、強電線と弱配線とが混在す
るという違法使用例が見られる。
この発明はこのような従来の問題点にかんがみてなさ
れたものであって、ジャンクションボックス本体を上部
箱体と下部箱体よりなる二層構造に形成する等により、
上記問題点を解決することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上部箱体と下部箱体とからなる二層構造
のジャンクションボックスであって、上部箱体の上面は
着脱可能な蓋体よりなり、また上部箱体と下部箱体との
仕切面には開口部を設けるとともに該開口部から蓋体に
至る上部箱体内空間を区分する筒状セパレータを前記仕
切面に着脱可能に設け、さらに上部箱体及び下部箱体の
側面に電線管接続部を設けたジャンクションボックスと
したものである。
〔作用〕
この発明は上記のような構成としたために、セパレー
タにより上部箱体内配線スペースと下部箱体内配設スペ
ースとは隔絶され、従って例えば強電配線と弱電配線、
又は一般通信用配線と電子機器用配線とはそれぞれ互い
に隔絶した配線スペース内を通線することが可能で、多
数の電線又は太いケーブル等の配線時にも、従来のよう
に両配線が混在することはない。また、セパレータを設
けたために、フロア面をなす蓋体を取り外し、セパレー
タにより区分された点検スペースにより、下部箱体内配
線の点検保守を容易に行うことができる。さらに状況に
応じては、セパレータを撤去し、開口部に別途プレート
を取付けることにより上部箱体スペースと下部箱体スペ
ースを水平区画することも可能となる。また、上,下両
箱体の側面には電線管接続部を設けてあるので、電線を
床下に配線するフロアダクトを簡単に取付けることがで
きる。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1,2図
は本発明に係る一実施例を示す図である。第1図は実施
例のジャンクションボックスの蓋体を除いた平面図、第
2図は第1図において蓋体を取付けたときの横断面図で
ある。
図において、10はジャンクションボックス本体、11は
該ボックス本体の上部箱体である上部配線ボックス、12
は下部箱体である下部配線ボックス、13は上部配線ボッ
クス11の上面すなわちフロア面をなす蓋体であって、通
常、フロアマーカーと称される。14は上部箱体11の底面
と下部箱体12の上面が接する仕切面に設けられた開口部
であり、15はこの開口部からフロアマーカー13に至る上
部配線ボックス11内空間を区分する筒状セパレータであ
って、ビス等により前記仕切面に着脱可能に取付けられ
ている。この筒状セパレータは鋼板よりなり、充分な強
度を有している。
161,162,163,164は上部配線ボックス11の側面に設け
られた電線管接続部、171,172,173,174は下部配線ボッ
クス12の側面に設けられた電線管接続部であって、いず
れもスラブに埋設された電線管用フロアダクトを接続す
る。
以上のように構成することによって、上部配線ボック
ス11内には上部配線スペース19が、下部配線ボックス12
内には下部配線スペース20が互いに隔絶した状態で形成
され、従来例のように強電線と弱電線とが混在した配線
を避けることができる。
また、21は筒状セパレータ15により画成される空間で
あって、これにより下部配線スペース20内の作業・点検
を行うに好都合なスペースとして利用できる。さらに状
況によっては筒状セパレータ15を取り外し、開口部14を
適宜プレートで蓋をすることによって上下配線スペース
を完全に隔絶した水平区画も可能である。
なお、本実施例においては電線管接続部を上,下部配
線ボックスにそれぞれ4ヶ所設けたが、本発明はこの個
数を限定するものではない。また、ジャンクションボッ
クス本体10及びフロアマーカー13の平面図形状、及び筒
状セパレータ15の横断面形状は四角形や円形のみに限る
ものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、配線スペース
を上部と下部とに区画することにより、従来例に比して
通線容量が大きく、且つ各スペースは隔絶されているた
め、格段に通線性が向上し、また筒状セパレータを設け
たことにより、どこからでも通線が取り出せる等の便利
性も得られる等、多大の効果が得られる。従って、従来
のジャンクションボックスの通線性の悪さから提案され
ていたフロアの二重床化等を全く不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例において、蓋体を除いた平
面図を示し、第2図は第1図において蓋体を取付けたと
きの断面図を示す。第3図は従来例においてフロアマー
カーを除いたときの平面図、第4図は第3図の断面図と
フロアマーカーを取付けたときの側面図を中心線Lの左
右に同時に示した図である。 11……上部箱体、12……下部箱体、13……蓋体(フロア
マーカー)、14……開口部、16,17……電線管接続部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部箱体と下部箱体とからなる二層構造の
    ジャンクションボックスであって、上部箱体の上面は着
    脱可能な蓋体よりなり、また上部箱体と下部箱体との仕
    切面には開口部を設けるとともに該開口部から蓋体に至
    る上部箱体内空間を区分する筒状セパレータを前記仕切
    面に着脱可能に設け、さらに上部箱体及び下部箱体の側
    面に電線管接続部を設けたことを特徴とするジャンクシ
    ョンボックス。
JP1008932A 1989-01-18 1989-01-18 ジャンクションボックス Expired - Lifetime JP2708522B2 (ja)

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JP1008932A JP2708522B2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 ジャンクションボックス

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JP1008932A JP2708522B2 (ja) 1989-01-18 1989-01-18 ジャンクションボックス

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JPH02193514A JPH02193514A (ja) 1990-07-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799895B2 (ja) * 1990-11-16 1995-10-25 大成建設株式会社 ジャンクションボックス

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JPH02193514A (ja) 1990-07-31

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