JP3000394U - 鉄筋コンクリート建築におけるケーブルジャンクション - Google Patents

鉄筋コンクリート建築におけるケーブルジャンクション

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JP3000394U
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JP
Japan
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cable
bowl
reinforced concrete
cable junction
central portion
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JP91494U
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English (en)
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昌範 木本
Original Assignee
昌範 木本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルのジョイント、及び、集合・分岐等
ができる多種機能を備え、別体のバーやカバー等を用い
ない、シンプルで、ケーブルを差し込み易い構造で、工
程が短縮でき、作業が能率化できるコンクリート建築に
おけるケーブルジャンクションを提供する。 【構成】 鉄筋コンクリート建築の際に、天井部のコン
クリートに埋設する裏面にリブを有した浅い椀状のケー
ブルジャンクションにおいて、上記椀の中心部を表面ま
で突出させ、該椀の外縁部から上記中心部にかけて、表
面側に、ケーブル差し込み用の滑らかな曲面を有する窪
みを、上記中心部から放射状に形成された複数の壁で仕
切って複数設け、該壁の表面部を上記中心部から等距離
の円周状に連結するバーを設けた鉄筋コンクリート建築
におけるケーブルジャンクション。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケーブルのジョイント、及び、集合・分岐等を行うための鉄筋コ ンクリート建築におけるケーブルジャンクションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、東京地区でFケーブルと呼ばれ、関西地区でVAケーブルと呼 ばれるケーブルを用い、コンクリート建築の際に、内装前に電気工事の配線を施 しておくためのジョイントボックスがあった。
【0003】 このジョイントボックスは、裏面にリブを有する浅い椀状のコンクリート埋め 込み部本体を設け、該本体の表面の窪み内にケーブルを係止するためのバーを押 圧して固定するための係止縁を設け、且つ、埋め込み部本体の窪み部を覆うカバ ーを着脱自在に設ける等の構造であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したジョイントボックスの例においては、ケーブルを係止 するためのバーを押圧して装着する他、窪み部を覆うため、別体のカバーを着脱 自在に設けなければならず、構造が複雑であり、しかも、ケーブルを通す部分が 、スムーズな差し込みができるような構造になっていなかった。
【0005】 また、機能として、コンクリート建築室内の電気工事の配線を施しておくため のケーブルのジョイントだけにとどまっていた。
【0006】 そこで、この考案は、上記欠点を除去するためなされたものであり、ケーブル のジョイント、及び、集合・分岐等ができる多種機能を備え、別体のバーやカバ ー等を用いない、シンプルで、ケーブルを差し込み易い構造で、工程が短縮でき 、作業が能率化できるコンクリート建築におけるケーブルジャンクションを提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の鉄筋コンクリート建築におけるケーブルジャンクションは、ケーブ ルのジョイント、及び、集合・分岐を行うため、鉄筋コンクリート建築の際に、 天井部のコンクリートに埋設する裏面にリブを有した浅い椀状のケーブルジャン クションにおいて、上記椀の中心部を表面まで突出させ、該椀の外縁部から上記 中心部にかけて、表面側に、ケーブル差し込み用の滑らかな曲面を有する窪みを 、上記中心部から放射状に形成された複数の壁で仕切って複数設け、該壁の表面 部を上記中心部から等距離の円周状に連結するバーを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このケーブルジャンクション(2)の天井部への装着は、コンクリートスラブ (A)を形成する際、予め、コンクリートパネル(図示せず)に釘で止めておき 、コンクリートが固まった後、コンクリートパネルを取り外すことにより行われ る。
【0009】 また、Fケーブル(X)の差し込みは、ケーブルジャンクション(2)の表面 外周より、窪み(6)へ、中心に向けて差し込み、バー(8)の上側を通して、 中心部(3)付近から下方へ向けて、Fケーブル(X)の先端を出すことにより 行われる。
【0010】 この差し込みに際しては、滑らかな曲面を有する窪み(6)とバー(8)に沿 って、スムーズに行うことができる。
【0011】
【実施例】
この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0012】 図1は、この考案の一実施例を示す側面図である。図2は、この一実施例の使 用状態を示す一部欠截断面図である。図3は、一実施例を示す底面図である。図 4は、同じく平面図である。
【0013】 裏面にリブ(1)を複数有した浅い椀状のケーブルジャンクション(2)であ る。
【0014】 中心部(3)を表面まで突出させ、その中心部(3)には、照明等を吊り下げ るボルト用の螺子孔(4)を穿設する。
【0015】 外縁部(5)から中心部(3)にかけて、ケーブル差し込み用の滑らかな曲面 を有する窪み(6)を複数設ける。
【0016】 窪み(6)は、上記中心部(3)から放射状に形成された複数の壁(7)で仕 切られている。
【0017】 壁(7)の表面部に、中心部(3)から等距離の円周状に連結するバー(8) を設ける。
【0018】 図において、窪み(6)は、4つの壁(7)により4つに仕切られているが、 4つに限定するものではなく、いくつでも良い。
【0019】 バー(8)の断面は、上側が滑らかな曲線になっており、窪み(6)の形状と 相まって、Fケーブル(X)の差し込みをスムーズにできる。
【0020】 また、バー(8)は、差し込んだFケーブル(X)を落下しないように支える 役目がある。
【0021】 裏面のリブ(1)は、中心から放射状に複数設けられるもので、その数は限定 しない。
【0022】 集められたFケーブル(X)は、室内配線とのジョイントにも、他のケーブル への分岐にも使用できるものである。
【0023】
【考案の効果】
この考案によると、ケーブルのジョイント、及び、集合・分岐等の多種の機能 が発揮できる。別体のバーやカバー等を用いないシンプルな構造にでき、コンク リート部への装着が容易にできる。滑らかな曲面の窪みを形成しているため、ケ ーブルの差し込みを容易にスムーズにできる。以上のことより、工程が短縮でき 、作業が能率化できる等極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】この考案の一実施例の使用状態を示す一部欠截
断面図である。
【図3】この考案の一実施例を示す底面図である。
【図4】同じく、平面図である。
【符号の説明】
1 リブ 2 ケーブルジャンクション 3 中心部 4 螺子孔 5 外縁部 6 窪み 7 壁 8 バー A コンクリートスラブ X Fケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルのジョイント、及び、集合・分
    岐を行うため、鉄筋コンクリート建築の際に、天井部の
    コンクリートに埋設する裏面にリブを有した浅い椀状の
    ケーブルジャンクションにおいて、上記椀の中心部を表
    面まで突出させ、該椀の外縁部から上記中心部にかけ
    て、表面側に、ケーブル差し込み用の滑らかな曲面を有
    する窪みを、上記中心部から放射状に形成された複数の
    壁で仕切って複数設け、該壁の表面部を上記中心部から
    等距離の円周状に連結するバーを設けたことを特徴とす
    る鉄筋コンクリート建築におけるケーブルジャンクショ
    ン。
JP91494U 1994-01-24 1994-01-24 鉄筋コンクリート建築におけるケーブルジャンクション Expired - Lifetime JP3000394U (ja)

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