JP2707472B2 - フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法 - Google Patents
フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法Info
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- JP2707472B2 JP2707472B2 JP6411890A JP6411890A JP2707472B2 JP 2707472 B2 JP2707472 B2 JP 2707472B2 JP 6411890 A JP6411890 A JP 6411890A JP 6411890 A JP6411890 A JP 6411890A JP 2707472 B2 JP2707472 B2 JP 2707472B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレス成形加工或いはロール成形加工時に
発生するポケットウェーブを防止し得るフェライト系ス
テンレス鋼板又は鋼帯の製造方法に関するものである。
発生するポケットウェーブを防止し得るフェライト系ス
テンレス鋼板又は鋼帯の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 一般にフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯は、熱間
圧伸延後、熱延板焼鈍、酸洗され、1回又は中間焼鈍を
挟んだ2回以上の冷間圧延後、最終焼鈍、スキンパス圧
延を経て製品化される。
圧伸延後、熱延板焼鈍、酸洗され、1回又は中間焼鈍を
挟んだ2回以上の冷間圧延後、最終焼鈍、スキンパス圧
延を経て製品化される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、これらのフェライト系ステンレス鋼板又は
鋼帯の製品に対してプレス成形加工やロール成形加工を
行なう場合、加工品の底板部や側板部が凹凸になるポケ
ットウェーブ(オイルキャンとも呼ぶ)が発生し、該加
工品の外観を損なう。そこで、近年、ポケットウェーブ
防止技術の開発が望まれていた。
鋼帯の製品に対してプレス成形加工やロール成形加工を
行なう場合、加工品の底板部や側板部が凹凸になるポケ
ットウェーブ(オイルキャンとも呼ぶ)が発生し、該加
工品の外観を損なう。そこで、近年、ポケットウェーブ
防止技術の開発が望まれていた。
尚、従来の深絞り加工性改善方法として、特開昭57−
79122号公報に記載のように、冷間圧延をするにあたり
冷間圧延パス間で、100〜450℃の温度で10秒以上の時効
処理を少なくとも1回施すことにより深絞り加工性を改
善する方法が知られている。然しながら、フェライト系
ステンレス鋼板又は鋼帯のポケットウェーブ防止に関
し、これを抜本的に解決し得る製造技術の確立は未ださ
れていないのが現状である。
79122号公報に記載のように、冷間圧延をするにあたり
冷間圧延パス間で、100〜450℃の温度で10秒以上の時効
処理を少なくとも1回施すことにより深絞り加工性を改
善する方法が知られている。然しながら、フェライト系
ステンレス鋼板又は鋼帯のポケットウェーブ防止に関
し、これを抜本的に解決し得る製造技術の確立は未ださ
れていないのが現状である。
本発明は、プレス成形加工或いはロール成形加工時に
発生するポケットウェーブを防止し得るフェライト系ス
テンレス鋼板又は鋼帯を製造することを目的とする。
発生するポケットウェーブを防止し得るフェライト系ス
テンレス鋼板又は鋼帯を製造することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、重量%でCr:10〜32%、
C+N:0.005〜0.1%を含み、残部はFe及び不可避的不純
物からなるフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間
圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃
の温度で5秒以上48時間以下の時効処理を施すようにし
たものである。
C+N:0.005〜0.1%を含み、残部はFe及び不可避的不純
物からなるフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間
圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃
の温度で5秒以上48時間以下の時効処理を施すようにし
たものである。
請求項2に記載の本発明は、重量%でCr:10〜32%、
C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cuのうちから選ばれる
何れか少なくとも一種、Moにあっては0.2〜3.5%、Cuに
あっては0.1〜3.0%を含み、残部はFe及び不可避的不純
物からなるフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間
圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃
の温度で5秒以上48時間以下の時効処理を施すようにし
たものである。
C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cuのうちから選ばれる
何れか少なくとも一種、Moにあっては0.2〜3.5%、Cuに
あっては0.1〜3.0%を含み、残部はFe及び不可避的不純
物からなるフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間
圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃
の温度で5秒以上48時間以下の時効処理を施すようにし
たものである。
請求項3に記載の本発明は、重量%でCr:10〜32%、
C+N:0.005〜0.1%、並びにNb、Ti、V、Zr、Bのうち
から選ばれる何れか少なくとも一種、Nbにあっては0.1
〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、
残部はFe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステ
ンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及びスキ
ンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以上48時間以下
の時効処理を施すようにしたものである。
C+N:0.005〜0.1%、並びにNb、Ti、V、Zr、Bのうち
から選ばれる何れか少なくとも一種、Nbにあっては0.1
〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、
残部はFe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステ
ンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及びスキ
ンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以上48時間以下
の時効処理を施すようにしたものである。
請求項4に記載の本発明は、重量%でCr:10〜32%、
C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cu、Nb、Ti、V、Zr、
Bのうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあっ
ては0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%、Nbにあって
は0.1〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を
含み、残部はFe及び不可避的不純物からなるフェライト
系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及
びスキンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以上48時
間以下の時効処理を施すようにしたものである。
C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cu、Nb、Ti、V、Zr、
Bのうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあっ
ては0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%、Nbにあって
は0.1〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を
含み、残部はFe及び不可避的不純物からなるフェライト
系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及
びスキンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以上48時
間以下の時効処理を施すようにしたものである。
[作用] 本発明者らは、フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯
をロール成形又はプレス成形加工する場合、ポケットウ
ェーブを防止する方法として従来の製造工程、即ち、熱
間圧延後、熱延板焼鈍、酸洗、1回又は中間焼鈍を挟ん
だ2回以上の冷間圧延、最終焼鈍、スキンパス圧延とい
う製造工程に引き続いて適切な条件で時効処理を行なえ
ば、プレス成形加工或いはロール成形加工時にポケット
ウェーブが防止できることを発見した。
をロール成形又はプレス成形加工する場合、ポケットウ
ェーブを防止する方法として従来の製造工程、即ち、熱
間圧延後、熱延板焼鈍、酸洗、1回又は中間焼鈍を挟ん
だ2回以上の冷間圧延、最終焼鈍、スキンパス圧延とい
う製造工程に引き続いて適切な条件で時効処理を行なえ
ば、プレス成形加工或いはロール成形加工時にポケット
ウェーブが防止できることを発見した。
以下、本発明の特徴的構成とその作用について説明す
る。
る。
(1)即ち、本発明は従来の製造工程に引き続いて200
〜550℃の温度範囲で5秒以上、48時間以下の時効処理
を行なうことを特徴とするものである。
〜550℃の温度範囲で5秒以上、48時間以下の時効処理
を行なうことを特徴とするものである。
ここで、時効温度を200℃以上と限定した理由は、200
℃以下でも歪比、弾性限向上についての効果があるがそ
の効果の程度が少ないため、その下限を200℃以上とし
た。又、550℃以下と限定した理由は、550℃を超えると
その効果が減少する傾向が見られるので、その上限を55
0℃以下とした。
℃以下でも歪比、弾性限向上についての効果があるがそ
の効果の程度が少ないため、その下限を200℃以上とし
た。又、550℃以下と限定した理由は、550℃を超えると
その効果が減少する傾向が見られるので、その上限を55
0℃以下とした。
又、時効処理時間を5秒以上とした理由は、5秒未満
の時間ではその効果が少ないため、その下限を5秒とし
た。又48時間以下とした理由は、48時間を超えるとその
効果がほぼ飽和値に達するか若干減少する傾向が見ら
れ、48時間を超える長時間の時効処理を行なう必要がな
いため、その上限を48時間とした。
の時間ではその効果が少ないため、その下限を5秒とし
た。又48時間以下とした理由は、48時間を超えるとその
効果がほぼ飽和値に達するか若干減少する傾向が見ら
れ、48時間を超える長時間の時効処理を行なう必要がな
いため、その上限を48時間とした。
(2)又、本発明にあっては、フェライト系ステンレス
鋼板又は鋼帯の成分構成を、「Cr:10〜32%、C+N:
0.005〜0.1%を含み、残部はFe及び不可避的不純物」、
「Cr:10〜〜32%、C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、C
uのうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあっ
ては0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%を含み、残部
はFe及び不可避的不純物」、「Cr:10〜32%、C+N:
0.005〜0.1%、並びにNb、Ti、V、Zr、Bのうちから選
ばれる何れか少なくとも一種、Nbにあっては0.1〜0.9
%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、残部
はFe及び不可避的不純物」、又は「Cr:10〜32%、C
+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cu、Nb、Ti、V、Zr、B
のうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあって
は0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%、Nbにあっては
0.1〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含
み、残部はFe及び不可避的不純物」としたものである。
鋼板又は鋼帯の成分構成を、「Cr:10〜32%、C+N:
0.005〜0.1%を含み、残部はFe及び不可避的不純物」、
「Cr:10〜〜32%、C+N:0.005〜0.1%、並びにMo、C
uのうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあっ
ては0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%を含み、残部
はFe及び不可避的不純物」、「Cr:10〜32%、C+N:
0.005〜0.1%、並びにNb、Ti、V、Zr、Bのうちから選
ばれる何れか少なくとも一種、Nbにあっては0.1〜0.9
%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、残部
はFe及び不可避的不純物」、又は「Cr:10〜32%、C
+N:0.005〜0.1%、並びにMo、Cu、Nb、Ti、V、Zr、B
のうちから選ばれる何れか少なくとも一種、Moにあって
は0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0%、Nbにあっては
0.1〜0.9%、Ti、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含
み、残部はFe及び不可避的不純物」としたものである。
以下、上記各成分の限定理由について説明する。
Cr:Cr添加量を10%以上とした理由は、10%未満のCr
添加量では耐食性が悪いからその下限を10%とした。
又、32%以下とした理由は、32%を超えると耐食性改善
の効果が飽和してくるとともに成形加工性が低下し経済
的ではないのでその上限を32%とした。
添加量では耐食性が悪いからその下限を10%とした。
又、32%以下とした理由は、32%を超えると耐食性改善
の効果が飽和してくるとともに成形加工性が低下し経済
的ではないのでその上限を32%とした。
C+N:C+Nの量を0.005%以上とした理由は、時効効
果を得るために、少なくとも0.005%の(C+N)量が
必要だからであり、又0.1%以下とした理由は、0.1%を
超えてC+Nが含まれると耐食性、加工性が著しく悪い
からである。この点からC+N量がいくら低くても何ら
悪影響を与えないのでその下限については限定しない。
果を得るために、少なくとも0.005%の(C+N)量が
必要だからであり、又0.1%以下とした理由は、0.1%を
超えてC+Nが含まれると耐食性、加工性が著しく悪い
からである。この点からC+N量がいくら低くても何ら
悪影響を与えないのでその下限については限定しない。
Mo:Moは、耐食性改善元素であるが、Mo量を0.2%以上
にした理由は、孔食の進行を抑制するために最低限必要
なMo添加量が0.2%以上だから、その下限を0.2%とし
た。又、3.5%以下とした理由は、3.5%を超えるとその
効果が飽和するとともに固くなり成形加工性が著しく低
下するため、その上限を3.5%とした。
にした理由は、孔食の進行を抑制するために最低限必要
なMo添加量が0.2%以上だから、その下限を0.2%とし
た。又、3.5%以下とした理由は、3.5%を超えるとその
効果が飽和するとともに固くなり成形加工性が著しく低
下するため、その上限を3.5%とした。
Cu:Cuも耐食性改善元素であるが、Cu添加量を0.1%以
上とした理由は、0.1%未満の添加では孔食の進行を抑
制する効果がないから、その下限を0.1%とした。又、
3.0%以下とした理由は、3.0%を超えるとその効果が飽
和しかつ成形加工性が低下するから、その上限を3.0%
とした。
上とした理由は、0.1%未満の添加では孔食の進行を抑
制する効果がないから、その下限を0.1%とした。又、
3.0%以下とした理由は、3.0%を超えるとその効果が飽
和しかつ成形加工性が低下するから、その上限を3.0%
とした。
Nb、Ti、V、Zr、B:Nb、Ti、V、Zr、Bの元素は、炭
化物及び窒化物形成元素であり耐食性及び成形性向上を
もたらす。
化物及び窒化物形成元素であり耐食性及び成形性向上を
もたらす。
Nb添加量を0.1%以上にした理由はC+N≦0.1%とし
た場合に0.1%未満のNb添加では耐食性改善が期待でき
ないから、その下限を0.1%とした。又、0.9%以下とし
た理由は、0.9%を超えて添加してもその効果が飽和す
るため、その上限を0.9%とした。
た場合に0.1%未満のNb添加では耐食性改善が期待でき
ないから、その下限を0.1%とした。又、0.9%以下とし
た理由は、0.9%を超えて添加してもその効果が飽和す
るため、その上限を0.9%とした。
Ti、V、Zr、Bの添加量を10%以下とした理由は、10
%を超えて添加すると成形加工性が低下するため、その
上限を10%とした。
%を超えて添加すると成形加工性が低下するため、その
上限を10%とした。
[実施例] 本発明者らは、表1に示したような化学組成をもつフ
ェライト系ステンレス鋼スラブを、1200℃に加熱後4mm
厚に熱間圧延し、800℃〜1100℃の温度範囲での熱延板
焼鈍後0.6mm厚に冷間圧延し引続き、800〜1100℃で仕上
げ焼鈍後、スキンパス圧延(圧下率:約1%に相当)を
行なう通常の製造工程にて鋼板を作製した。その後これ
らの材料に対し表2〜表7に示す如くの種々の条件で時
効処理を施し、第1図に示したような形状にロール成形
加工し、ロール成形により生じたポケットウェーブ高さ
と時効処理条件の関係を調査した。
ェライト系ステンレス鋼スラブを、1200℃に加熱後4mm
厚に熱間圧延し、800℃〜1100℃の温度範囲での熱延板
焼鈍後0.6mm厚に冷間圧延し引続き、800〜1100℃で仕上
げ焼鈍後、スキンパス圧延(圧下率:約1%に相当)を
行なう通常の製造工程にて鋼板を作製した。その後これ
らの材料に対し表2〜表7に示す如くの種々の条件で時
効処理を施し、第1図に示したような形状にロール成形
加工し、ロール成形により生じたポケットウェーブ高さ
と時効処理条件の関係を調査した。
第2図、第3図にそれぞれポケットウェーブ高さと時
効処理条件の関係を示す。但し、ポケットウェーブの大
きさを定量化する方法としては、ポケットウェーブが最
も発生し易いウェーブ中央において過電流式変位計を走
査することでポケットウェーブ長手方向断面プロファイ
ルを測定し、得られたデータを基に単位長さ当りの波高
さの総和を算出することによりポケットウェーブの大小
を定量的に評価することとした。
効処理条件の関係を示す。但し、ポケットウェーブの大
きさを定量化する方法としては、ポケットウェーブが最
も発生し易いウェーブ中央において過電流式変位計を走
査することでポケットウェーブ長手方向断面プロファイ
ルを測定し、得られたデータを基に単位長さ当りの波高
さの総和を算出することによりポケットウェーブの大小
を定量的に評価することとした。
表2〜表7に記載の実験結果によれば、スキンパス圧
延を最終工程とする通常の製造工程に加えて、更に本発
明が規定する適切な条件での時効処理を施すことによ
り、ポケットウェーブの発生を防止できることが認めら
れる。
延を最終工程とする通常の製造工程に加えて、更に本発
明が規定する適切な条件での時効処理を施すことによ
り、ポケットウェーブの発生を防止できることが認めら
れる。
尚、表2〜表7において、ポケットウェーブの程度
(A〜D)は、Aがポケットウェーブなし、Bが波の高
さhw<1.0mm、Cが波の高さ1.0mm≦hw<2.0mm、Dが波
の高さ2.0mm≦hwをそれぞれ表わす。
(A〜D)は、Aがポケットウェーブなし、Bが波の高
さhw<1.0mm、Cが波の高さ1.0mm≦hw<2.0mm、Dが波
の高さ2.0mm≦hwをそれぞれ表わす。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、プレス成形加工或いは
ロール成形加工時に発生するポケットウェーブを防止し
得るフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を製造するこ
とができる。
ロール成形加工時に発生するポケットウェーブを防止し
得るフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯を製造するこ
とができる。
第1図は屋根用成形材を示す模式図、第2図は時効温度
とポケットウェーブ高さとの関係を示す線図、第3図は
時効時間とポケットウェーブ高さとの関係を示す線図で
ある。
とポケットウェーブ高さとの関係を示す線図、第3図は
時効時間とポケットウェーブ高さとの関係を示す線図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 昇 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 肥野 真行 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2番88号 川崎製鉄株式会社阪神製造所内
Claims (4)
- 【請求項1】重量%でCr:10〜32%、C+N:0.005〜0.1
%を含み、残部はFe及び不可避的不純物からなるフェラ
イト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼
鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以
上48時間以下の時効処理を施すことを特徴とするフェラ
イト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法。 - 【請求項2】重量%でCr:10〜32%、C+N:0.005〜0.1
%、並びにMo、Cuのうちから選ばれる何れか少なくとも
一種、Moにあっては0.2〜3.5%、Cuにあっては0.1〜3.0
%を含み、残部はFe及び不可避的不純物からなるフェラ
イト系ステンレス鋼板又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼
鈍、及びスキンパス圧延後、200〜550℃の温度で5秒以
上48時間以下の時効処理を施すことを特徴とするフェラ
イト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法。 - 【請求項3】重量%でCr:10〜32%、C+N:0.005〜0.1
%、並びにNb、Ti、V、Zr、Bのうちから選ばれる何れ
か少なくとも一種、Nbにあっては0.1〜0.9%、Ti、V、
Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、残部はFe及び不可
避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼板又は鋼
帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延後、20
0〜550℃の温度で5秒以上48時間以下の時効処理を施す
ことを特徴とするフェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯
の製造方法。 - 【請求項4】重量%でCr:10〜32%、C+N:0.005〜0.1
%、並びにMo、Cu、Nb、Ti、V、Zr、Bのうちから選ば
れる何れか少なくとも一種、Moにあっては0.2〜3.5%、
Cuにあっては0.1〜3.0%、Nbにあっては0.1〜0.9%、T
i、V、Zr、Bにあっては1.0%以下を含み、残部はFe及
び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼板
又は鋼帯を冷間圧延、仕上げ焼鈍、及びスキンパス圧延
後、200〜550℃の温度で5秒以上48時間以下の時効処理
を施すことを特徴とするフェライト系ステンレス鋼板又
は鋼帯の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6411890A JP2707472B2 (ja) | 1989-03-17 | 1990-03-16 | フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-63891 | 1989-03-17 | ||
| JP6389189 | 1989-03-17 | ||
| JP6411890A JP2707472B2 (ja) | 1989-03-17 | 1990-03-16 | フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0317232A JPH0317232A (ja) | 1991-01-25 |
| JP2707472B2 true JP2707472B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=26405028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6411890A Expired - Fee Related JP2707472B2 (ja) | 1989-03-17 | 1990-03-16 | フェライト系ステンレス鋼板又は鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2707472B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019045188A1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 주식회사 포스코 | 방열성 및 가공성이 향상된 페라이트계 스테인리스강 및 이의 제조 방법 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP6411890A patent/JP2707472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019045188A1 (ko) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | 주식회사 포스코 | 방열성 및 가공성이 향상된 페라이트계 스테인리스강 및 이의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317232A (ja) | 1991-01-25 |
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