JP2707405B2 - 照明用傘 - Google Patents

照明用傘

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JP2707405B2 JP30456193A JP30456193A JP2707405B2 JP 2707405 B2 JP2707405 B2 JP 2707405B2 JP 30456193 A JP30456193 A JP 30456193A JP 30456193 A JP30456193 A JP 30456193A JP 2707405 B2 JP2707405 B2 JP 2707405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明用傘に関し、特
に、ステンドガラスを透明ガラス板に貼着させた内、外
面ガラス板を積層させた照明用傘の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ランプシェードと呼ばれる照明用
傘が知られている。これはステンドガラスを切断しそれ
らの裁断片を使用した照明用傘である。ステンドガラス
は所定形状にカッターによりスコアー線を引きそれに沿
ってランニング・プライヤー、タッピング等で割り取り
する。割り取りされたステンドガラスの端面には銅箔
(コパーテープ)を粘着させそれにハンダで点付けし、
さらにハンダで隣同士のステンドガラスを接続させる。
このようにしてできた複数個のステンドガラスから平面
を形成させる。各平面を立体に組み立て同様にハンダで
隣同士を接続し照明用傘を形成させていた。
【0003】しかしながら、このような照明用傘はステ
ンドガラスをそのまま接合した形態でランプシェード等
に使用されていたため、各ステンドガラス自体の有する
色彩効果の域を出ず単調な模様等を示す程度でしかなか
った。また、素材の性質上ステンドガラスを通過させた
状態の光を直接感知するものではなく間接的にステンド
ガラス通過した各種の色及びその色模様を天井や壁等へ
の淡い色彩感覚として楽しむ傾向にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記観点と
は異なる、破砕されたステンドに透明ガラス板に接着載
置した複数のガラス面で形成させた照明用傘からなり、
ステンドガラスとその周辺に介在する隙間部分を通過す
る散乱光による新規な照明用傘の提供に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のガラス
板で周囲を覆った照明用傘において、多数の破砕片から
なるステンドガラスを貼着した外面ガラス板と、多数の
破砕片からなるステンドガラスを貼着した少なくとも1
以上の内面ガラス板とを互いに支持固定した照明用傘に
よって提供される。さらに、前記外面ガラス板に前記内
面ガラス板より平均破砕粒径の大のステンドガラスを使
用した場合に効果的に提供される。
【0006】また、多数の破砕片からなるステンドガラ
スを貼着させた少なくとも3以上の内、外面ガラス板で
周囲を覆った照明用傘において、前記ガラス板の端面周
囲をコパーテープで覆うとともに、ハンダ付けさせた前
記ガラス板同士を相互に接続させる支持体とからなる場
合に、さらには、前記内面ガラス板に前記外面ガラス板
より透明度の高いステンドガラスを使用した場合に、ま
た、前記外面ガラス板に代え一部に透明黒板ガラスを使
用した場合に、より効果的に提供される。
【0007】
【作用】本発明の照明用傘は一般に使用されているステ
ンドガラスの使用による単調な照明用傘とは異なるもの
である。細かく破砕されたステンドガラスを透明ガラス
板に貼着させた内、外面ガラス板を所定の筒状等に形成
させたその内部に照明用光源を配置し、点灯することに
より内、外面ガラス板を通して照明光を感知できるもの
で、ステンドガラスとそれらのない空隙を透過する散乱
光による各種の色彩分布を利用した照明用傘が得られ
る。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の照明用傘の一実施例を示す側面概要図で
ある。照明用傘1を全体として組み立てるには外面ガラ
ス板3を8枚の長手方向で接続する。内面ガラス板2は
同様に8枚を長手方向で接続し、外面ガラス板3からな
る筒体の内側に挿入させ同様に筒状に形成させる。支持
体4は内面ガラス板2と外面ガラス板3のそれぞれの接
続を兼ねると同時に照明用傘1の全体の形態の維持を成
すものである。
【0009】照明用光源5としては透明型電球、例えば
クリプトン電球が利用できる。図2は図1の照明用傘1
の上面図で、支持体4により内面ガラス板2と外面ガラ
ス板3のそれぞれが接続された状態が示されている。次
に、照明用傘1に使用される外面ガラス板3について説
明する。外面ガラス板3には透明ガラス板を使用した。
例えば、約3mm厚の板ガラスが好適である。
【0010】図3は外面ガラス板3の透明ガラス板に切
断または破砕したステンドガラス8を貼着させた状態を
示したもので多数のステンドガラスを接着させ貼り付け
る。外面ガラス板3は後述する内面ガラス板2よりやや
大きめのステンドガラス8を貼着する。実際のサイズは
一定はしていないが大体5〜15mm(平均破砕粒径で長
径で示す。以下同じ)程度のステンドガラスの破砕片を
使用した。
【0011】破砕片を作るには、簡易方法としてはハン
マーによる鉄板上で複数枚のステンドガラスを置いての
破砕、量産化方法としてのガラス破砕機、同裁断機によ
り得られた裁断、切断、破砕等による破砕片から篩分け
し一定の粒径、色別にして作成される。この方法によれ
ば破断面が鋭利となり照明源からの光の散乱が生じ多数
の透過及び散乱光が得られる。
【0012】ステンドガラスとしては透明度の高いもの
が好適である。内面ガラス板に貼着するステンドガラス
には特に透明度の高い種類の素材の使用が好適である。
一般に、無色透明のクリアガラス材料に各種金属酸化物
を加え着色され成形される。例えば、金属としては、青
はコバルト、カドミウムの入った赤系等のステンドガラ
スが得られる。
【0013】本発明ではステンドガラスの種類としての
カセドラル(例えば青、青以外に種々の色が提供されて
いる。以下同様である。)、アンティーク(青)、フラ
ッシュドグラス(茶系)、クラックル(橙系)、シーデ
ィー(鶯色系)等の着色された透明ステンドガラスを用
いた。また、厚さとしては2〜3mm程度が好適である。
カセドラルは片面に型押しされた模様がある。また、シ
ーディーはガラスの中に気泡(シード)が入ったステン
ドガラスである。
【0014】さらに、オパークグラス(別名、ナポルグ
ラス)を用いることも有効である。このガラス板はバッ
クライトをあてると光源部分が淡くぼんやりする特徴が
あり前記透明系のガラス板の破砕片の一部に加えること
により輝きに微妙な違いが生じることも確認できた。ま
た、ミラーガラスも必要に応じて利用できる。
【0015】これらのステンドガラス8の破砕片を複数
色用意し透明グラス上に載置する。まず、ガラス面にエ
ポキシ系の乾燥時に相当透明性及び耐熱性の高い2液性
接着剤9を塗布する。その後、ガラス面にはステンドガ
ラス8の破砕片を配置し約80℃で約5ないし6時間ゆ
っくりとガラス、接着部の透明感を失わないよう気泡発
生を少なめにして乾燥固化させた。このとき、破砕片同
士で隙間が生じるが光の透過量を増加させる面では別途
効果が期待できる。この隙間部分の横断面はステンドガ
ラス相互の間にある接着剤層が充填している。これによ
り凹凸した変形断面となりレンズ効果が生じていると思
われる。
【0016】同様に、内面ガラス板2は前述した外面ガ
ラス板3よりやや小さめで外面ガラス板3に使用したス
テンドガラスの中で透明性、光透過量の高いステンドガ
ラス8を貼着する。これには、明度の高い、いわゆる明
るい系統のステンドガラスが望ましい。例えば、手作り
のアンティークやロールをつかって得られるカセドラ
ル、無色透明のクリア等から色により、バロック調の濃
厚な赤等が好適である。
【0017】また、これに対して外面ガラス板に使用す
るステンドガラスとしては同一素材であれば、やや厚
目、色を濃くしたりすることで透明度が前者より低く押
さえられる。なお、実際のサイズは一定はしていないが
大体2〜5mm(平均破砕粒径)程度のステンドガラス8
の破砕片を使用した。破砕片を作るには、前述と同様簡
易方法としてはハンマーによる破砕、量産化方法として
のガラス破砕機、同裁断機により得られた破砕片から篩
分けし一定の粒径、色別にして作成される。
【0018】このようにして、内面ガラスには大体2〜
5mm、外面ガラスには5mm以上の破砕片を用いた。この
方法によるステンドガラスを使用すると内面ガラス板2
の内面からの光透過は外面ガラス板3より大となること
が確認された。光源からの内面ガラス板2を透過した外
面ガラス板3の内面で見た光の分布は主として青、赤、
橙等7色ないし10色に及び、ステンドグラス片を通過
する光が高度に散乱した状態を呈する。また、隙間部分
を通過した光とのコントラストにも格別の散乱効果が認
められた。
【0019】ステンドガラスを貼り付けた内面ガラス板
2は、次にステンドガラス貼着側を外にして8枚組み合
わせ8角形の直方体に仕上げる。方法は種々可能である
が、照明用傘としては内面ガラス板2の周面にコパーテ
ープ7を貼り付けて行う方法をとった。まず、内面ガラ
ス板2の端面全周囲よりやや長めに5mm幅のコパーテー
プ7の接着面を内にして端面を巻き込む。1周して余分
な部分を切り取る。次も同様にして仕上げる。次いで、
隣り合った内面ガラス板2同士を並べコパーテープ7部
分をハンダで接続する。
【0020】この時支持体4を予め照明用傘の形態に形
成させておくと便利である。支持体4は2mm幅の銅板ま
たは同様に同一枠に形成した成形された銅枠も使用でき
る。支持体4と内面ガラス板2のハンダ接続も加味し8
枚の内面ガラス板2を8角形状に仕上げた。なお、予め
照明用光源5の電球ソケット及び配線類は支持体4に固
定しておく。支持体4は図示しない全体の枠体に固定し
ておく場合にはそれに電球ソケット等を固定しておくこ
とも可能となろう。
【0021】外面ガラス板3は内面ガラス板2の組み立
ての後に同様に支持体4を使用して照明用傘1に仕上げ
た。なお、8枚の内面ガラス板2及び外面ガラス板3を
個別に組み立ててその後外面ガラス板3の筒の中に内面
ガラス板2の筒を入れ支持体4で補強固定することで照
明用傘を得ることも可能である。
【0022】他の接続方法としては外面ガラス板3同士
を鉛線(レッドケイム)で接続する方法もとれよう。こ
れはいわゆるH形状等のジョイントに外面ガラス板3ま
たは内面ガラス板2を双方からジョイントに挟み込むこ
の鉛線をハンダ付けし接続させる。さらに、量産化する
には金属枠、プラスチック枠で照明用傘の形態に仕上げ
前記した内面ガラス板2,外面ガラス板3をそれぞれ挿
入し最終的に固定し完成させることも可能である。な
お、ハンダ、鉛線等に対して必要に応じて希塩酸処理を
行い表面を黒化させることも好適であり、重厚さのある
仕上がりが楽しめる。
【0023】照明用光源としては一般の透明球、乳白の
白熱球、蛍光灯、着色電球や直管形状の蛍光灯の使用も
可能である。それぞれに色彩感覚の異なった照明用光源
となろう。本実施例では透明球のクリプトン電球100
V,100Wの照明用光源を使用した。さらに、明るさ
調節には調光用変圧器を用いた。
【0024】以上のように得られた本実施例の照明用傘
(本発明)と従来のステンドガラスを用いたランプシェ
ード(比較例)について、透過光量、光の散乱、光散乱
の繊細さ及び輝き分布等を比較した。いずれもサンプル
を通して照明用光源を直視したときの両サンプルの差異
として結果を表1に示す。比較例としては、図1の形状
に近いランプシェードで、ステンドガラスを形状に合わ
せ各面をそれぞれ1枚宛切断し、従来方法に従い組み立
てた。ステンドガラス及びその色等は本発明に使用した
ものと同じものを用いた。
【0025】
【表1】
【0026】透過光量は実施例においては裁断されたス
テンドガラスとそれの存在しない空隙部分双方を通過す
る透過光量となり、広範囲に制御でき使用される室内の
明るさにより自由に選択できることが可能である。
【0027】従来サンプルでも光散乱はステンドガラス
の構造により通過した段階で発生していた。しかしなが
ら、本実施例ではステンドガラスの裁断された切断面で
の光散乱、ステンドガラスとそれの存在しない空隙部分
双方を通過した透過光、内面ガラス板2,外面ガラス板
3の組み合わせ部分通過光等による多面的、相乗的な光
散乱が高かったことから従来にはないまばゆい、奇麗な
光散乱傾向を示した。
【0028】また、光散乱の繊細さを示したが、これ
は、外面ガラス面で観察した場合のいわば分布を示した
ものである。本発明では、色彩の繊細さとそれの豊富な
状態が認められた。比較例では色彩の単調さはステンド
ガラス自体によって決定づけられるものである。
【0029】つぎに、輝き分布については本実施例の前
記光散乱につづく他の特徴でもあり照明用光源からの空
間広がりに対していわば宇宙の星の散らばりにも対比で
き、しかも星を着色した星座の観のある色彩感覚上の特
徴を有する。これに、対して従来例にあっては光源を直
視しても一様分布であり、それを設置した室内もやや淡
い色の分布が壁に存在する程度であった。
【0030】図6は本発明の他の実施例の側面概要図
で、傘全体を台座10に載せた状態にし中間高さで膨ら
みを持たせた照明用傘である。全体的に上から見て曲
面、多角形等可能である。4角形状について図示してあ
る。8枚の外面ガラス板3は図6にしたがう形に切断加
工される。つまり、それぞれ2等辺3角形として台座1
0及び傘カバー6部分に相当する切欠部分を有する台形
形状となる。傘カバー6部分は蓋で、照明用光源の挿
入、当初の加工スペースに利用される。
【0031】この形態の照明用傘の特徴は図1とは若干
の特徴の追加が認められた。すなわち、照明用傘として
形態が4角形状であるため、光散乱が多面的となりそれ
ぞれの外面ガラスの光分布に多様性が認められた。この
ように面の数の変化は照明用傘としての表面明るさ分布
に違いを生ぜしめる結果となり繊細な色彩の輝きに複雑
さと優雅さ等の変化を与えた。
【0032】内面ガラス板2及び外面ガラス板3の2層
としたが、さらに、1ないし数枚を加えた多数層からな
る照明用傘も前記説明から容易に実施可能なことはいう
までもない。また、照明用光源としては1つに限定され
ず、必要に応じて多数の光源も可能である。
【0033】図7は外面ガラス板と内面ガラス板を組み
合わせた状態の他の実施例である照明用傘の上から見た
外面ガラス板と内面ガラス板の概要図である。ここで
は、外面ガラス板に隣接して透明黒板ガラス11を設け
た例である。このように外面ガラス板14に代え一部に
透明黒板ガラス11を使用したが、具体的には両者を交
互に使用することが好適である。しかしながら、照明用
傘全体の形状によっては必ずしも交互に限定されず一部
に透明黒板ガラス11を使用する等デザインに合わせた
変更が好適である。
【0034】実施例では透明黒板ガラス11にはステン
ドガラスを貼着しない例である。しかしながら、ステン
ドガラスの貼着を否定するものではない。外面ガラス板
14と内面ガラス板12とにはステンドガラス8を貼着
し、それぞれの貼着面側を向かい合わせて組み立てる。
これらの距離は光散乱を変化させる効果がある。例え
ば、距離2〜3mmのものと10〜20mmのものとでは、
光散乱及び光の透過量に違いが認められた。また、外面
ガラス板3自体の面上の明るさ、散乱光分布に顕著な違
いも認められた。
【0035】図8は外面ガラス板と少なくとも1以上の
内面ガラス板を組み合わせた例である。ここでは、2枚
の内面ガラス板を組み合わせた状態の別の他の実施例で
ある照明用傘の上から見た外面ガラス板と内面ガラス板
の概要図である。内面ガラス板12に隣接してさらに他
の内面ガラス板13を設けた。2つの内面ガラス板を設
けることにより内面ガラス板13にはステンドガラス8
の貼着を制御することができる。例えば、部分的にステ
ンドガラスを貼着しない部分を設けることができる。外
面ガラス板14はやや内面ガラス板13より多めの2な
い4倍枚数にした。また、外面ガラス板14自体の色の
組み合わせや、図7に示した透明黒板ガラスの組み合わ
せ利用も効果的であった。これらの光散乱及び光の透過
量については図7に比べやや光量で低めとにきるが、全
体としては複雑な多くの色彩分布が認められた。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、透過
光量を広範囲に制御でき、光散乱、光散乱の繊細さ及び
輝き分布がまったく従来にないステンドガラスを使用し
た照明用傘が提供でき、しかも、多彩な色彩感覚を発揮
できる照明用傘となる。さらには、従来に比しステンド
ガラス固有の切断と貼り合わせにはない微細なステンド
ガラスの使用を可能としたため、身近でステンドガラス
の良さと繊細さのある照明用傘を提供できた。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明用傘の一実施例を示す側面概要図
【図2】図1の照明用傘の上面図
【図3】外面ガラス板にステンドガラスを貼着させた状
態を示す斜視図
【図4】図3の外面ガラス板にステンドガラスを貼着さ
せた状態を示す側面図
【図5】内面ガラス板にステンドガラスを貼着させた状
態を示す斜視図
【図6】本発明の他の実施例の側面概要図
【図7】本発明の別の他の実施例の内、外面ガラス板を
組み立てた状態を示す上面の概要図
【図8】本発明の別の他の実施例の複数の内面ガラス
板、外面ガラス板を組み立てた状態を示す上面の概要図
【符号の説明】
1 照明用傘 2 内面ガラス板 3 外面ガラス板 4 支持体 5 照明用光源 7 コパーテープ 8 ステンドガラス 9 接着層 11 透明黒板ガラス 12 内面ガラス板 13 内面ガラス板 14 外面ガラス板

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガラス板で周囲を覆った照明用傘に
    おいて、多数の破砕片からなるステンドガラスを貼着し
    た外面ガラス板と、多数の破砕片からなるステンドガラ
    スを貼着した少なくとも1以上の内面ガラス板とを互い
    に支持固定した照明用傘。
  2. 【請求項2】前記外面ガラス板に前記内面ガラス板より
    平均破砕粒径の大のステンドガラスを使用した請求項1
    記載の照明用傘。
  3. 【請求項3】多数の破砕片からなるステンドガラスを貼
    着させた少なくとも3以上の内、外面ガラス板で周囲を
    覆った照明用傘において、前記ガラス板の端面周囲をコ
    パーテープで覆うとともに、ハンダ付けさせた前記ガラ
    ス板同士を相互に接続させる支持体とからなる請求項1
    または2記載の照明用傘。
  4. 【請求項4】前記内面ガラス板に前記外面ガラス板より
    透明度の高いステンドガラスを使用した請求項1及び3
    のいずれか記載の照明用傘。
  5. 【請求項5】前記外面ガラス板に代え一部に透明黒板ガ
    ラスを使用した請求項1及び4のいずれか記載の照明用
    傘。
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