JP2707298B2 - 給油所 - Google Patents
給油所Info
- Publication number
- JP2707298B2 JP2707298B2 JP63295304A JP29530488A JP2707298B2 JP 2707298 B2 JP2707298 B2 JP 2707298B2 JP 63295304 A JP63295304 A JP 63295304A JP 29530488 A JP29530488 A JP 29530488A JP 2707298 B2 JP2707298 B2 JP 2707298B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas station
- building
- reflecting
- reflector
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等にガソリン等の油を供給する給油
所に関する。
所に関する。
かかる給油所は、一般には敷地の奥に事務所などの建
物を設置し、敷地前面に給油装置を設置しているが、最
近では限られた敷地の有効利用を図るために、敷地にビ
ルを建て、1階を給油所、2階以上を住居や店舗とした
ものができつつある。このような給油所は周囲が壁など
で囲われているため、昼間でも給油所内の奥の方は薄暗
くなってしまうために昼間でも照明具を点灯していた。
物を設置し、敷地前面に給油装置を設置しているが、最
近では限られた敷地の有効利用を図るために、敷地にビ
ルを建て、1階を給油所、2階以上を住居や店舗とした
ものができつつある。このような給油所は周囲が壁など
で囲われているため、昼間でも給油所内の奥の方は薄暗
くなってしまうために昼間でも照明具を点灯していた。
このような給油所では、給油所敷地の3方あるいは2
方が壁面等で囲われることに加えて、敷地は比較的広い
面積を有することから、道路等に面した入出車口近くは
充分な採光が得られて明かるいが、給油所内の奥の方は
薄暗くなってしまう。
方が壁面等で囲われることに加えて、敷地は比較的広い
面積を有することから、道路等に面した入出車口近くは
充分な採光が得られて明かるいが、給油所内の奥の方は
薄暗くなってしまう。
このためかかる給油所では特に大型あるいは多くの照
明具を要し、多大の電気エネルギーを消費し、また電力
費も嵩む。
明具を要し、多大の電気エネルギーを消費し、また電力
費も嵩む。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、土地の
有効利用を図るため、ビルの一階に設けた給油所におい
て、昼間は照明具を点灯しなくても効率よく充分な明か
るさが得られ、電力エネルギーの節減を図ることがで
き、電力費も節減できる給油所を提供することにある。
有効利用を図るため、ビルの一階に設けた給油所におい
て、昼間は照明具を点灯しなくても効率よく充分な明か
るさが得られ、電力エネルギーの節減を図ることがで
き、電力費も節減できる給油所を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、ビルの一階に設け
た給油所において、対向面を反射面に形成した平行する
上部反射板と下部反射板とで構成する太陽光の反射部材
を天井の下面に配設し、前記下部反射板にビル内奥部に
いくにしたがい幅広となる採光用のスリットを適宜間隔
で複数列設けたことを要旨とするものである。
た給油所において、対向面を反射面に形成した平行する
上部反射板と下部反射板とで構成する太陽光の反射部材
を天井の下面に配設し、前記下部反射板にビル内奥部に
いくにしたがい幅広となる採光用のスリットを適宜間隔
で複数列設けたことを要旨とするものである。
本発明によれば、天井の下面に配設した太陽光の反射
部材により昼間は太陽光がビルの一階の内部に取り入れ
られ、給油所内を照射できるので、この太陽光により昼
間は給油所内が明るくなる。そして、反射部材に形成し
たスリットはビル内奥部にいくにしたがい幅広としたか
ら、薄暗くなりがちなビル奥部に対する採光効率がよい
ものとなる。
部材により昼間は太陽光がビルの一階の内部に取り入れ
られ、給油所内を照射できるので、この太陽光により昼
間は給油所内が明るくなる。そして、反射部材に形成し
たスリットはビル内奥部にいくにしたがい幅広としたか
ら、薄暗くなりがちなビル奥部に対する採光効率がよい
ものとなる。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の給油所の実施例を示す縦断正面図、
第2図は同上要部である第1図のA−A線断面図で、図
中1は多層階の建物すなわちビルを示し、該ビル1の1
階Aに本発明の給油所2が形成される。図中Bはビル1
の2階で、ここは事務所や居室等に形成される。
第2図は同上要部である第1図のA−A線断面図で、図
中1は多層階の建物すなわちビルを示し、該ビル1の1
階Aに本発明の給油所2が形成される。図中Bはビル1
の2階で、ここは事務所や居室等に形成される。
給油所2は、ビル1の少なくとも一方を開放して自動
車の入出車口3とし、給油所敷地内に地上固定式の給油
装置4を設置し、入出車口3と反対側の、敷地の奥に事
務所5を設けてある。
車の入出車口3とし、給油所敷地内に地上固定式の給油
装置4を設置し、入出車口3と反対側の、敷地の奥に事
務所5を設けてある。
かかる給油所2の天井6の下面に、導光手段として断
面略細長コ字状の反射部材7を配設する。この反射部材
7は、対向面となる内側をそれぞれ反射面8a,9aに形成
した平行する上部反射板8と下部反射板9とより構成さ
れ、上部反射板8の上面を天井6の下面に接合し、該上
部反射板8と下部反射板9との間に導光用の隙間11を形
成した。
面略細長コ字状の反射部材7を配設する。この反射部材
7は、対向面となる内側をそれぞれ反射面8a,9aに形成
した平行する上部反射板8と下部反射板9とより構成さ
れ、上部反射板8の上面を天井6の下面に接合し、該上
部反射板8と下部反射板9との間に導光用の隙間11を形
成した。
下部反射板9は上部反射板8よりも長く形成してビル
1外に突出させ、この下部反射板9に、放出部として入
出車口3側よりビル内奥部にいくにしたがい巾広となる
採光用のスリット10を適宜間隔で複数列設ける。なお、
この下部反射板9のビル1外への突出部分は庇としての
役割も果す。
1外に突出させ、この下部反射板9に、放出部として入
出車口3側よりビル内奥部にいくにしたがい巾広となる
採光用のスリット10を適宜間隔で複数列設ける。なお、
この下部反射板9のビル1外への突出部分は庇としての
役割も果す。
そして、下部反射板9の下面には、雲天および夜間の
照明用の照明具12を取付け、上部反射板8と下部反射板
9とのビル1内奥側には内側を反射面に形成した奥部反
射板13をその上端が入出車口3側に寄るように斜設し
た。
照明用の照明具12を取付け、上部反射板8と下部反射板
9とのビル1内奥側には内側を反射面に形成した奥部反
射板13をその上端が入出車口3側に寄るように斜設し
た。
次に、作用について説明する。
昼間はビル1外の太陽光が下部反射板9のビル1外の
突出部分の上面の反射面9aに当たり、ここで反射して上
部反射板8の下面の反射面8aに当る。次いで、ここで反
射されて再び下部反射板9の反射面9aに当たり、この反
射を第1図において破線で示したように上部反射板8と
下部反射板9との間の隙間11内で繰り返し、太陽光は次
第に隙間11内を給油所2内の奥の方に向かって進行す
る。
突出部分の上面の反射面9aに当たり、ここで反射して上
部反射板8の下面の反射面8aに当る。次いで、ここで反
射されて再び下部反射板9の反射面9aに当たり、この反
射を第1図において破線で示したように上部反射板8と
下部反射板9との間の隙間11内で繰り返し、太陽光は次
第に隙間11内を給油所2内の奥の方に向かって進行す
る。
この間に、スリット10個所に向かって上部反射板8か
ら反射した太陽光は、このスリット10を通過して下方の
給油所2敷地内に至り、ここを明るく照らす。
ら反射した太陽光は、このスリット10を通過して下方の
給油所2敷地内に至り、ここを明るく照らす。
この場合、スリット10は給油所2内の奥にいくにした
がい間口巾を大きく形成してあるので、給油所2内への
採光量が奥の方程多量になり、その結果、薄暗くなりが
ちな給油所2内の奥部も明かるくできる。
がい間口巾を大きく形成してあるので、給油所2内への
採光量が奥の方程多量になり、その結果、薄暗くなりが
ちな給油所2内の奥部も明かるくできる。
以上述べたように本発明の給油所は、天井の下面に配
設した太陽光の反射部材により昼間は太陽光がビルの一
階の内部に取り入れられ、給油所内を照射できるので、
この太陽光により昼間は給油所内が明るくなる。そし
て、反射部材に形成したスリットはビル内奥部にいくに
したがい幅広としたから、薄暗くなりがちなビル奥部に
対する採光効率がよいものとなり、昼間は照明具に点灯
せずに給油所内を明るくできるから節電を図ることがで
きるものである。
設した太陽光の反射部材により昼間は太陽光がビルの一
階の内部に取り入れられ、給油所内を照射できるので、
この太陽光により昼間は給油所内が明るくなる。そし
て、反射部材に形成したスリットはビル内奥部にいくに
したがい幅広としたから、薄暗くなりがちなビル奥部に
対する採光効率がよいものとなり、昼間は照明具に点灯
せずに給油所内を明るくできるから節電を図ることがで
きるものである。
第1図は本発明の給油所の実施例を示す縦断正面図、第
2図は同上要部である第1図のA−A線断面図である。 1……ビル、2……給油所 3……入出車口、4……給油装置 5……事務所、6……天井 7……反射部材、8……上部反射板 8a,9a……反射面、9……下部反射板 10……採光用のスリット、11……隙間 12……照明具、13……奥部反射板 A……1階、B……2階
2図は同上要部である第1図のA−A線断面図である。 1……ビル、2……給油所 3……入出車口、4……給油装置 5……事務所、6……天井 7……反射部材、8……上部反射板 8a,9a……反射面、9……下部反射板 10……採光用のスリット、11……隙間 12……照明具、13……奥部反射板 A……1階、B……2階
Claims (1)
- 【請求項1】ビルの一階に設けた給油所において、対向
面を反射面に形成した平行する上部反射板と下部反射板
とで構成する太陽光の反射部材を天井の下面に配設し、
前記下部反射板にビル内奥部にいくにしたがい幅広とな
る採光用のスリットを適宜間隔で複数列設けたことを特
徴とする給油所。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295304A JP2707298B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 給油所 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295304A JP2707298B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 給油所 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142003A JPH02142003A (ja) | 1990-05-31 |
JP2707298B2 true JP2707298B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17818874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63295304A Expired - Lifetime JP2707298B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 給油所 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707298B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002004642A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-01-09 | Hiroyuki Wakamatsu | エコロジーアクセスポイント |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936515U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-07 | 松下電工株式会社 | 採光装置 |
JPS62139004U (ja) * | 1986-02-25 | 1987-09-02 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP63295304A patent/JP2707298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02142003A (ja) | 1990-05-31 |
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