JP2705327B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2705327B2
JP2705327B2 JP3027442A JP2744291A JP2705327B2 JP 2705327 B2 JP2705327 B2 JP 2705327B2 JP 3027442 A JP3027442 A JP 3027442A JP 2744291 A JP2744291 A JP 2744291A JP 2705327 B2 JP2705327 B2 JP 2705327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器ラックに収納した
食器に洗浄液を噴射して洗浄する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの食器洗浄機は、たとえば特公
平1−45365号公報に開示されている。すなわち図
18に示すように、ケーシングAの上部に前面が開放し
た洗浄室Bを設け、下部に洗浄室Bと同様に前部が開放
した残菜室Cを設ける。さらに上部には、食器Dを収納
するラックEを支持し、かつ、前記洗浄室Bの前面開放
口を開閉する上部引き出しFを、前記洗浄室Bに対し引
き出し自在に設ける。下部には、ラックEから落下する
残菜を受ける残菜容器Gを支持し、かつ、前記残菜室C
の前面開放口を開閉する下部引き出しHを前記残菜室C
に対し引き出し自在に設ける。両引き出しF,Hを引き
出した状態で、前記ラックEに食器Dを載置する。この
とき、これら食器Dに残っていた残菜を前記ラックEか
ら前記残菜容器Gに落下させる。下部引き出しHを残菜
室Cに押込むことにより、前記食器Dを洗浄する前に残
菜を前記残菜室Cに収容する。このようにして、残菜を
別に設ける残菜容器等に投棄する作業を省くことができ
る。残菜を落下させた食器Dは、洗浄液噴射体Jに洗浄
液ポンプKから圧送される洗浄液が噴射されて、洗浄さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からの図18に示
される食器洗浄機では、上部および下部引き出しF,H
を洗浄室Bおよび残菜室Cから引き出した状態で、食器
DをラックEに載置し、残菜をラックEから残菜容器G
に落下させる。このため、洗浄を行う毎に上部および下
部引き出しF,Hを引き出して、食器Dから残菜を残菜
容器Gに落下させる作業を行う必要があり、作業効率が
悪い。また、残菜容器G内の残菜が作業者の視野に入
り、不快感を与えたり、残菜容器Gからの悪臭が室内に
発散して不快臭を与えるという問題もある。
【0004】本発明の目的は、作業能率を向上し、作業
者などに不快感や不快臭を与えるという問題を解消する
ことができる食器洗浄機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、食器ラック3
aを収容する洗浄室2を有するケーシング1と、 前記
洗浄室2の下方に設けられ洗浄液を貯留する洗浄液槽5
と、前記洗浄液槽5内の洗浄液を前記洗浄室2内に噴射
するノズル手段19と、前記洗浄液槽5に併設される残
菜槽6と、前記洗浄室2と前記洗浄液槽5との間に配設
され、前記洗浄室2と前記洗浄液槽5との間を開閉可能
で、閉じたとき前記食器ラック3aに収納される食器3
から落下する残菜を前記残菜槽6へ誘導案内する誘導手
段15とを含み、前記誘導手段15を閉じたままで水ま
たは洗浄液を噴射して残菜を前記残菜槽6に捕集する処
理を行い、その後、誘導手段15を開いて洗浄液を噴射
して食器3の洗浄を行うことを特徴とする食器洗浄機で
ある。
【0006】また本発明は、食器ラックに収納した食器
から残菜を落下させるためのプレシャワー手段を備える
ことを特徴とする。
【0007】また本発明は、誘導手段には複数のダンパ
が含まれることを特徴とする。
【0008】また本発明は、残菜槽は、誘導手段の開閉
動作に可逆的に連動して残菜槽の上部開口部を開閉する
蓋を備えることを特徴とする。
【0009】さらに本発明は、前記ノズル手段19は、
洗浄室2で洗浄されるべき食器3が配置される位置の上
方に配置され、食器3に向けられるノズル孔91を有す
る上ノズル部材7と、洗浄室2で洗浄されるべき食器3
が配置される位置の下方に配置され、食器3に向けられ
るノズル孔92を有する下ノズル部材9とを含み、前記
残菜槽6は、洗浄液槽5の側方に設けられて残菜を受
け、前記誘導案内手段15は、食器3の下方で下ノズル
部材9よりも上方に配置され、開閉可能であり、閉じた
状態で残菜を前記残菜槽6に誘導案内するように設けら
れ、洗浄液槽5内の洗浄液を上ノズル部材7および下ノ
ズル部材9にそれぞれ圧送するポンプMP1を備えるこ
とを特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、誘導手段を開いたま
まの状態で、洗浄液を上下のすすぎ水ノズル部材から噴
射し、その後にすすぎ水を上下のノズル部材から噴射す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に従えば、食器3を食器ラック3aに収
納してケーシング1の洗浄室2に収容する。洗浄室2の
下方には洗浄液を貯留する洗浄液槽5が設けられる。洗
浄液槽内の洗浄液はノズル手段19によって洗浄室2内
に噴射される。洗浄液槽5には残菜槽6が併設される。
洗浄室2と洗浄液槽5との間には、洗浄室2と洗浄液槽
5との間を開閉可能で、閉じたとき食器3から落下する
残菜を残菜槽6へ誘導案内する誘導手段15が配設され
る。誘導手段15を閉じたままで水または洗浄液を噴射
して残菜を残菜槽6に捕集する処理を行い、その後、誘
導手段15を開いて洗浄液を噴射して食器3の洗浄を行
うことによって、食器3の残菜捕集処理と洗浄とを連続
して行うことができる。したがって、作業効率が向上
し、不快感や不快臭の問題も生じない。
【0012】また本発明に従えば、食器ラック3aに収
容した食器3から残菜をプレシャワー手段16によって
落下させることができるので、残菜の捕集処理を容易に
行うことができる。
【0013】また本発明に従えば、誘導手段15には複
数のダンパ14が含まれるので、誘導手段15の高さを
低くすることができ、開閉に必要な空間を小さくして、
ケーシング1を小形化することができる。
【0014】また本発明に従えば、残菜槽6の上部開口
部を開閉する蓋12が備えられるので、食器3の洗浄中
は残菜槽6からの不快臭が洗浄室2内に漏れることはな
く、また、洗浄液が残菜槽6内に侵入することも防止さ
れる。
【0015】さらに本発明に従えば、ケーシング1の洗
浄室2の下方には、洗浄液を貯留する洗浄液槽5が配置
される。洗浄室2で洗浄されるべき食器3が配置される
位置の上方および下方には、食器3に向けられるノズル
孔91を有する上ノズル部材7およびノズル孔92を有
する下ノズル部材9がそれぞれ配置される。洗浄液槽5
の側方には、残菜を受ける残菜槽6が設けられる。食器
3の下方で下ノズル部材9よりも上方には、開閉可能
で、閉じた状態で食器3からの残菜を残菜槽6に誘導案
内する誘導手段15が設けられる。洗浄液槽5内の洗浄
液は、ポンプMP1によって上ノズル部材7および下ノ
ズル部材9に圧送され、ノズル孔91,92から食器3
に対して噴射される。したがって、誘導手段15を閉じ
た状態で食器3に洗浄液を噴射することによって、食器
3から残菜を残菜処理槽6に捕集することができ、その
後誘導手段15を開くことによって、上下のノズル部材
7,9によって食器3を洗浄することができる。このよ
うに残菜の捕集処理と、洗浄とを連続して行うことがで
きるので、作業効率が向上し、不快感や不快臭の問題は
生じない。また、誘導手段15を閉じれば、残菜が洗浄
液槽5や下ノズル部材9に移行することも防止すること
ができる。
【0016】さらにまた本発明に従えば、誘導手段15
を開いたままの状態で洗浄液を上下のノズル部材7,9
から噴射し、その後にすすぎ水を上下のすすぎ水ノズル
部材10,11から噴射するので、残菜の捕集処理のた
めに洗浄液槽5内の洗浄液が消費されてもすすぎ水によ
って補充することができる。これによって、洗浄液槽5
内の洗浄液の汚れを少なくすることができる。
【0017】
【実施例】図1および図2は、本発明の一実施例による
食器洗浄機の構成を示す。図1は概略的な断面図であ
り、図2は一部を切欠いてかつ一部を省略して示す斜視
図である。
【0018】これらの図において、ケーシング1の内壁
を構成する内部ハウジング1a内には、洗浄室2が形成
されている。洗浄室2内には、食器3を乗載した食器ラ
ック3aを収容することができる。洗浄室2の前方の開
口部には、開閉可能に扉4が設けられる。扉4を開いた
状態で、食器ラック3aの搬入/搬出を行い、閉じた状
態で食器3からの残菜捕集処理および食器3の洗浄を行
う。
【0019】洗浄室2の下方には洗浄液槽5が設けら
れ、洗浄液槽5の側方には残菜槽6が設けられる。洗浄
液槽5の水位はフロートスイッチ5aによって検出され
る。残菜槽6内には、たとえばパンチングメタルなどの
多孔板により形成された水切り容器6aが装脱可能に収
容される。この水切り容器6aは、残菜を受け、水分を
透過させる。このようにして捕集される残菜が収積され
ると、水切り容器6aを残菜槽6から取出し、外部のご
み箱などに廃棄処分する。
【0020】洗浄室2の下方の洗浄液槽5には、オーバ
フロー管8が設けられ、洗浄液槽5の水位を制限する。
洗浄液槽5の上方で洗浄室2の下方には、下ノズル孔9
2を有する下ノズル部材9が設けられる。洗浄室2の上
方には、上ノズル孔91を有する上ノズル部材7が設け
られる。上ノズル部材7に隣接して上すすぎ水ノズル部
材10が設けられる。洗浄室2の下方には、下ノズル部
材9に隣接して、下すすぎ水ノズル部材11が設けられ
る。これらのすすぎ水ノズル部材10,11は、ノズル
孔20を有する。ノズル部材7,9,10,11はノズ
ル孔91,92,20から食器3に向ける液の噴射によ
って、回転し、食器ラック3aに乗載される食器3にむ
らなく液を噴射することができる。残菜槽6の上部開口
部には、蓋12が設けられる。蓋12が閉じたときは、
上下のノズル部材7,9;10,11から噴射される液
が残菜槽6内に入ることを防止することができる。
【0021】食器ラック3aの下方で、ノズル部材9,
11の上方には、回転軸13を中心に角変位可能な複数
のダンパ14を含む誘導手段15が設けられる。ダンパ
14は、食器ラック3aと下方のノズル部材9,11と
の間を開閉することができる。残菜槽6の蓋12は、ダ
ンパ14の開閉に可逆的に連動して開閉され、ダンパ1
4が閉じたときに開き、ダンパ14が開いたときには閉
じる。ダンパ14が閉じるとき、食器3からダンパ14
上に落下する残菜は、ダンパ14上を誘導案内されて残
菜槽6内の水切り容器6aに捕集される。ダンパ14が
閉じているので、落下する残菜が下方の洗浄液槽5やノ
ズル部材9に移行するのを防ぐこともできる。このよう
な残菜の捕集処理のあと、ダンパ14が開き、蓋12が
閉じた状態で、上下のノズル部材7,9による食器3の
洗浄が行われる。
【0022】残菜の捕集処理であるプレシャワーは、洗
浄室2の上方に設けられるプレシャワー手段16である
噴射ノズルなどからの水または洗浄液の噴射によって行
われる。残菜捕集処理は、上ノズル部材7からの洗浄液
の噴射によって行うことができるけれども、プレシャワ
ー手段16を設けることによって、残菜捕集処理に特に
適した条件で水または洗浄液を食器3に対して噴射させ
ることができ、洗浄の効率を向上させることができる。
【0023】食器3の洗浄が終了したときは、上下のす
すぎ水ノズル部材10,11からすすぎ水が噴射され
る。すすぎ水は、食器3に付着した洗浄液を洗い落と
し、食器3を清浄にする。このようなすすぎ水は、洗浄
液槽5に貯留され、その水位はオーバフロー管8によっ
て制限される。この水位を超えた液は、オーバフロー管
8に接続される外部排水管17を介して排水される。外
部排水管17には、残菜槽6からの排水管18も接続さ
れ、水切り容器6aを透過した水分が排水される。
【0024】洗浄液槽5内の洗浄液は、洗浄ポンプP2
によって循環管路9aを介してノズル手段19である上
下のノズル部材7,9に圧送され、ノズル孔91,92
から噴射される。ケーシング1内で内部ハウジング1a
外には、プレシャワー液タンクT1およびすすぎ水タン
クT2が設けられる。プレシャワー液タンクT1内に
は、プレシャワー液が貯留され、プレシャワーポンプP
1によってプレシャワー液管路16aを介してプレシャ
ワー手段16に圧送される。プレシャワー液は、給水管
21を介して補給され、プレシャワー液タンクT1内の
水位は、フロートスイッチT1aによって制御される。
すすぎ水タンクT2からのすすぎ水は、すすぎポンプP
3によってすすぎ水管路10aを介して上下のすすぎ水
ノズル部材10,11に圧送される。すすぎ水タンクT
2には、給水管22を介してすすぎ水が補給され、その
水位はフロートスイッチT2aによって制御される。す
すぎ水タンクT2内のすすぎ水は、ヒータT2bによっ
て約80℃程度に加熱される。洗浄室2内には、給水管
23を介して水を直接供給することもできる。これらの
給水管21,22,23には、電磁弁SV1,SV2,
SV4がそれぞれ介在される。
【0025】図3は、電磁弁SV1,SV2,SV4、
ポンプP1,P2,P3、蓋12およびダンパ14の作
動状態を説明するためのタイムチャートである。初期給
水においては、ダンパ14を開き、電磁弁SV4をON
にして給水管23から洗浄液槽5に水を供給する。すす
ぎポンプP3によって、加熱されたすすぎ水も供給す
る。プレシャワーにおいては、蓋12を開きダンパ14
を閉じ、プレシャワー液タンクT1からプレシャワーポ
ンプP1によってプレシャワー液をプレシャワー手段1
6から噴射する。このとき、プレシャワー液タンクT1
には、電磁弁SV1をONにして、給水管21を介して
水を補給する。プレシャワーが終了すると、蓋12を閉
じ、ダンパ14を開き、洗浄ポンプP2を作動させて、
洗浄液槽5内の洗浄液を循環使用した洗浄が行われる。
洗浄が終了すると、すすぎ水タンクT2内のすすぎ水を
すすぎポンプP3によって上下のすすぎ水ノズル部材1
0,11から噴射させ、すすぎが行われる。このように
して洗浄を終了した食器3を取出し、新たに洗浄すべき
食器3を食器ラック3aに乗載する作業などのための待
機中の期間、電磁弁SV2がONされ、給水管22を介
してすすぎ水タンクT2にすすぎ水を補充する。以下、
次に洗浄すべき食器3に対して、前述のプレシャワー以
下の作業が行われる。
【0026】図4および図5は、本発明の他の実施例に
よる食器洗浄機の構成を示す。図4は概略的な断面図で
あり、図5は概略的なブロック図である。図1および図
2図示の実施例に対応する部分には、同一の参照符を付
す。注目すべきは、プレシャワーを上ノズル部材7およ
び洗浄ポンプMP1によって行うことである。
【0027】洗浄室2の下方には、正逆転可能なモータ
MDが設けられる。モータMDの軸にはプーリ24が固
定され、プーリ24にはベルト25が巻掛けられる。ベ
ルト25は、ダンパ14の回転軸13のうちの1つに固
定されるプーリ26および蓋12の回転軸27に固定さ
れるプーリ28に巻掛けられる。このようにしてモータ
MDの回転駆動に従い、ダンパ14および蓋12が可逆
的に連動して開閉動作を行う。
【0028】洗浄室2の前方の開口部を扉4によって閉
じると、マイクロスイッチなどのドアスイッチ29によ
って検知される。洗浄室2の下方には、洗浄液槽5およ
びすすぎ水槽30が設けられる。これらの槽の水位は、
電気抵抗の変化によって水面位置を検出する洗浄液槽水
位検出手段31およびすすぎ水槽水位検出手段32によ
ってそれぞれ検出される。これらの水位検出手段31,
32は、フロートスイッチなどでも良いことは勿論であ
る。洗浄液槽5内の洗浄液は、洗浄液槽温度検出手段3
3によって温度検出され、洗浄液ヒータ34によって加
熱され、約60℃程度に調整される。すすぎ水槽30内
のすすぎ水は、すすぎ水槽温度検出手段35によって温
度検出され、すすぎ水ヒータ36によって加熱され、約
80℃に保たれる。すすぎ水槽30には、電磁弁37が
設けられる給水管38を介してすすぎ水が補給される。
【0029】以上の各部の制御は、制御回路39によっ
て行われる。制御回路39には、マイクロコンピユータ
やメモリなどが含まれ、予め設定されるプログラムに従
って各部を制御する。時間的な制御のために、タイマ4
0が設けられている。
【0030】図6は、図4および図5図示の実施例にお
ける制御回路39の動作を説明するためのフローチャー
トである。食器3を食器ラック3aに乗載して、洗浄室
2内に収容し、扉4を閉じると、ドアスイッチ29が動
作する。これによって、ステップs1からの動作が開始
される。このときモータMDが駆動され、ダンパ14が
閉じて蓋12が開いた状態になっているものとする。
【0031】次にステップs2で洗浄ポンプMP1がO
Nになり、上下のノズル部材7,9から洗浄液が噴射さ
れる。ダンパ14が閉じているので、食器3には上ノズ
ル部材7からの洗浄液のみが噴射される。下ノズル部材
9からの洗浄液は、洗浄液槽5に戻る。食器3に付着し
ていた残菜は、この洗浄液によって洗い流され、ダンパ
14上を案内誘導されて残菜槽6内の水切り容器6a内
に捕集される。このような残菜の捕集処理が、ステップ
s3においてt1秒間継続される。このプレシャワー時
間t1は、たとえば3〜4秒である。この時間t1が経
過すると、ステップs4において洗浄ポンプMP1がO
FFされる。このようにして、プレシャワーは終了す
る。残菜を洗浄した洗浄液は、水切り容器6aを透過し
て、排水管18を介して外部排水管17に排出される。
【0032】次にステップs5において、モータMDが
逆転され、ダンパ14が開き蓋12が閉じる。次にステ
ップs6において、洗浄ポンプMP1がONされ、上下
のノズル部材7,9からの洗浄液の噴射によって、食器
3が洗浄される。この洗浄液は、洗浄液槽5に貯留さ
れ、循環して使用される。ステップs7においては、t
2秒の洗浄時間が経過したか否かが判断される。この洗
浄時間t2は、たとえば90秒である。この洗浄時間t
2が経過すると、ステップs8において洗浄ポンプMP
1がOFFされる。次にステップs9において、t3秒
間待機する。この時間t3は、たとえば3秒であり、食
器3から洗浄液を充分に滴下させるために設けられる。
このようにして、食器3の洗浄が行われる。
【0033】次にステップs10において、すすぎポン
プMP2がONされ、上下のすすぎ水ノズル部材10,
11からすすぎ水が食器3に噴射される。このすすぎ
は、ステップs11において、t4秒間行われる。この
時間t4は、たとえば17秒である。次にステップs1
2において、すすぎポンプMP2がOFFされる。すす
ぎが終了すると、ステップs13において、モータMD
が駆動され、ダンパ14が閉じて蓋12が開く。このよ
うにしてすすぎが行われ、清浄な食器3を、扉4を開い
て外部に取出すことができる。さらに次に洗浄すべき食
器3の準備を行い、ステップs2以下の作業を連続して
行う。
【0034】図7は、図4および図5図示の実施例にお
けるダンパ14および蓋12に関連する構成を示す断面
図である。閉じた状態の4枚のダンパ14の回転軸13
は、洗浄液槽5の上部に設けられるフレーム41,42
に回転可能に取付けられる。フレーム41,42は、図
7の右側の固定フレーム41と左側の開閉フレーム42
の2つに分割される。この固定フレーム41および開閉
フレーム42にはそれぞれ2つずつのダンパ14が取付
けられる。各ダンパ14には、可動片43〜48が固定
される。可動片43〜48相互間は、連結片49〜51
によって連結される。可動片43〜48と連結片49〜
51の接続点は、角変位自在である。このような可動片
43〜48および連結片49〜51は、リンク52を構
成する。開閉フレーム42は、連結片50を外すことに
よって、ヒンジ53を中心として、図7の上方に開くこ
とができる。プーリ26と28との間には、ベルト25
に張力を与えるめたのアイドラ54が設けられる。
【0035】図8は、ダンパ14の開閉状態を検出する
ための構成を示す。プーリ26が固定されている回転軸
13には、検出片55が取付けられる。検出片55は、
回転軸13が角変位して、図8(1)に示すように、ダ
ンパ14を閉じるとき、マイクロスイッチ56を作動さ
せる。回転軸13が角変位して、図8(2)に示すよう
に、ダンパ14を開くとき、検出片55はマイクロスイ
ッチ57を作動させる。このようなマイクロスイッチ5
6,57によって、ダンパ14の開閉状態が検出され
る。蓋12は、ベルト25およびプーリ28によって回
転軸27が回転駆動され、ダンパ14が開くときに閉
じ、ダンパ14が閉じるときに開く。マイクロスイッチ
56,57は、取付部材93を介して洗浄液槽5の上部
に取付けられる。
【0036】図9はダンパ14に関連する構成を示す分
解斜視図である。ダンパ14は、矩形の金属板によって
形成され、回転軸13に固定される。この金属板の回転
軸13に平行な縁は、剛性を増加させるために折曲げら
れる。またこのように折曲げることによって、周縁が円
くなるので、残菜などが引掛かりにくくなる。可動片4
3〜48と連結片49〜51とは、ピン部材58がワッ
シャ59を介して固定ナット60で止められることによ
って、回転自在に接続される。回転軸13は、ホルダ6
1によってフレーム41,42に固定され、回転軸13
はボルト62によってダンパ14に固定される。
【0037】図10は、ダンパ14を取付けたフレーム
41,42を、洗浄液槽5の上部に取付けるための構成
を示す分解斜視図である。固定フレーム41は、洗浄液
槽5の上部のフレーム受63に、ボルト64によって固
定される。開閉フレーム42は、支持部材65によって
保持される。開閉フレーム42には、案内孔66が設け
られ、支持部材65から突出するボルト67が案内孔6
6に嵌合することによって、位置決めが行われる。
【0038】開閉フレーム42の側方には、蓋12が取
付けられる。蓋12の回転軸27は、取付部材68によ
って残菜槽6の上方に固定される。取付部材68は、カ
バー部材69とともに、ボルト70によって保持部材7
1に固定される。
【0039】図11は、固定フレーム41と開閉フレー
ム42を連結するためのヒンジ53の構成を示す斜視図
である。ヒンジ53は、固定フレーム41に固定される
固定アーム72と、開閉フレーム42に固定される開閉
アーム73と、これらのアーム72,73との間を接続
するピン部材74およびピン部材74の抜止めのための
Eリング75によって構成される。開閉フレーム42
は、固定アーム72および開閉アーム73の接続点を中
心に角変位させて開くことができる。
【0040】誘導手段15の動作を、図12および図1
3によって説明する。図12は、ダンパ14が開き、蓋
12が閉じる状態を示す。各ダンパ14は、ほぼ垂直に
なり、下ノズル部材9から噴射される洗浄液は食器ラッ
ク3aに乗載される食器3に達することができる。この
洗浄液は、上ノズル部材7から噴射された洗浄液ととも
に、ダンパ14の間を落下して洗浄液槽5に貯留され
る。ポンプMP1は洗浄液槽5内の洗浄液を上下のノズ
ル部材7,9に圧送して、再び噴射させる。すなわち、
ダンパ14を開いた状態では、洗浄液の循環使用による
食器3の洗浄が行われる。図13は、ダンパ14が取付
けられている開閉フレーム42を上方に開くときの状態
を示す。このとき、中央の連結片50と、開閉フレーム
42側の連結片46との接続点を外す。このようにリン
ク52の1箇所を外すことによって、開閉フレーム42
を、ヒンジ53を中心として角変位させて開くことがで
きる。開閉フレーム42の下方の洗浄液槽5内には、図
14に示すように、洗浄液中に混入した残菜などのごみ
を補修するための多孔板で形成されるストレーナパン7
6やポンプ吸込口フィルタ77が設けられている。開閉
フレーム42を開くことによって、ストレーナパン76
やポンプ吸込口フィルタ77の清掃などのメンテナンス
作業を行うことができる。また、オーバフロー管8の下
部の排水栓8aを抜いて、洗浄液槽5内の洗浄液を排水
することもできる。
【0041】図15,図16および図17は、本発明の
さらに他の実施例における誘導手段15の概略的な構成
を示す断面図である。図7図示の構成と対応する部分に
は同一の参照符を付す。図15はタンパ14が閉じた状
態、図16はダンパ14が開いた状態を示す。注目すべ
きは、可動片78〜81は、2つの連結片82,83に
よって連結されており、連結片82と連結片83との接
続点を中心として、これらのリンク84の接合を外さな
くても、連結片83側のダンパ14を開くことができる
ことである。このときは、図17で示すように、可動片
80、連結片82および連結片83の接続点が角変位の
中心となる。
【0042】以上説明した各実施例においては、誘導手
段15と蓋12とをベルト25によって結合して角変位
させているけれども、歯車など他の動力伝達機構を用い
てもよいことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、残菜が付
着したままの食器3を食器ラック3aに乗載させて洗浄
室2内に収容し、扉4を閉じて残菜の捕集処理と食器3
の洗浄とを連続して行うことができる。これによって、
作業効率が向上し、不快感や不快臭の問題を解消させる
ことができる。また、残菜は誘導手段15によって誘導
案内されて残菜槽6に捕集され、洗浄液槽5内には混入
しないので、洗浄液槽5内の洗浄液をノズル手段19か
ら噴射させて循環して使用しても、ノズル手段19が目
詰りするようなことは防止される。
【0044】また本発明によれば、プレシャワー手段1
6が備えられているので、食器3に付着した残菜を十分
に落下させることができる。
【0045】また本発明によれば、誘導手段15が複数
のダンパ14を含んで構成されるので、誘導手段15の
高さを低くすることができ、ケーシング1の容積の増加
を少なくすることができる。
【0046】また本発明によれば、残菜槽6の上部開口
部には、誘導手段15の開閉動作に可逆的に連動して開
閉する蓋12が備えられているので、誘導手段15を開
いて食器3の洗浄を行うときには蓋12を閉じることが
でき、洗浄液が残菜槽6に漏れることを防止することが
でき、残菜槽6内で発生する不快臭などが洗浄室2内に
漏れることも防止することができる。
【0047】さらに本発明によれば、食器3に付着した
残菜は、誘導手段15を閉じた状態で、上ノズル部材7
から噴射される洗浄液によって食器3から除去され、誘
導手段15によって誘導案内されて残菜槽6によって捕
集される。誘導手段15が閉じているので、残菜は下ノ
ズル部材9や洗浄液槽5には移行しない。残菜捕集処理
の終了した食器3に対しては、誘導手段15を開いて上
下のノズル部材7,9から洗浄液を噴射して洗浄を行
う。食器3に噴射された洗浄液は、洗浄室2の下方に設
けられる洗浄液槽5に貯留され、循環して使用される。
このような残菜の捕集処理と洗浄とは、洗浄液槽5内の
洗浄液を洗浄ポンプMP1によって上下のノズル部材
7,9に圧送することによって行うので、洗浄ポンプM
P1に強力なポンプを使用して効率的な残菜捕集処理と
洗浄とを行うことができる。
【0048】さらにまた本発明によれば、誘導手段15
を開いたままの状態で洗浄液を上下のノズル部材7,9
から噴射し、その後にすすぎ水を上下のすすぎ水ノズル
部材10,11から噴射するので、残菜捕集処理によっ
て洗浄液槽5から消費された洗浄液を補充することがで
きる。また、すすぎ水の汚れは洗浄液よりも少ないの
で、洗浄液槽5内に貯留される洗浄液の汚れが循環使用
によって増加することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の食器洗浄機の概略的な構成
を示す断面図である。
【図2】図1図示の食器洗浄機の一部を切欠いて示す斜
視図である。
【図3】図1図示の実施例の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図4】本発明の他の実施例の食器洗浄機の概略的な構
成を示す断面図である。
【図5】図4図示の実施例の概略的な電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】図4図示の実施例の食器洗浄機の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】図1図示または図4図示の実施例における誘導
手段15に関連する構成を示す断面図である。
【図8】ダンパ14およびフレーム41,42の作用を
説明するための断面図である。
【図9】ダンパ14を固定フレーム41および開閉フレ
ーム42へ取付ける状態を示す分解斜視図である。
【図10】固定フレーム41および開閉フレーム42を
ケーシング1に取付ける状態を説明するための分解斜視
図である。
【図11】ヒンジ53に関連する構成を説明するための
分解斜視図である。
【図12】ダンパ14が開いているときの状態を説明す
るための断面図である。
【図13】開閉フレーム42を開く状態を説明するため
の断面図である。
【図14】洗浄液槽5内の構成を示す断面図である。
【図15】誘導手段15についての他の概略的な構成を
示す断面図である。
【図16】図15図示の構成の作用を説明するための断
面図である。
【図17】図15図示の構成の作用を説明するための断
面図である。
【図18】従来からの食器洗浄機を説明するための断面
図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 洗浄室 3 食器 3a 食器ラック 4 扉 5 洗浄液槽 6 残菜槽 6a 水切り容器 7 上ノズル部材 9 下ノズル部材 10 上すすぎ水ノズル部材 11 下すすぎ水ノズル部材 12 蓋 14 ダンパ 15 誘導手段 16 プレッシャワー手段 19 ノズル手段 20,91,92 ノズル孔 39 制御回路 MP1,P2 洗浄ポンプ MP2,P3 すすぎポンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−119730(JP,A) 特公 昭53−3182(JP,B2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器ラック3aを収容する洗浄室2を有
    するケーシング1と、 前記洗浄室2の下方に設けられ洗浄液を貯留する洗浄液
    槽5と、 前記洗浄液槽5内の洗浄液を前記洗浄室2内に噴射する
    ノズル手段19と、 前記洗浄液槽5に併設される残菜槽6と、 前記洗浄室2と前記洗浄液槽5との間に配設され、前記
    洗浄室2と前記洗浄液槽5との間を開閉可能で、閉じた
    とき前記食器ラック3aに収納される食器3から落下す
    る残菜を前記残菜槽6へ誘導案内する誘導手段15とを
    含み、 前記誘導手段15を閉じたままで水または洗浄液を噴射
    して残菜を前記残菜槽6に捕集する処理を行い、その
    後、誘導手段15を開いて洗浄液を噴射して食器3の洗
    浄を行うことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 食器ラック3aに収納した食器3から残
    菜を落下させるためのプレシャワー手段16を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 誘導手段15には複数のダンパ14が含
    まれることを特徴とする請求項1または2記載の食器洗
    浄機。
  4. 【請求項4】 残菜槽6は、誘導手段15の開閉動作に
    可逆的に連動して残菜槽6の上部開口部を開閉する蓋1
    2を備えることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 前記ノズル手段19は、 洗浄室2で洗浄されるべき食器3が配置される位置の上
    方に配置され、食器3に向けられるノズル孔91を有す
    る上ノズル部材7と、 洗浄室2で洗浄されるべき食器3が配置される位置の下
    方に配置され、食器3に向けられるノズル孔92を有す
    る下ノズル部材9とを含み、 前記残菜槽6は、洗浄液槽5の側方に設けられて残菜を
    受け、 前記誘導案内手段15は、食器3の下方で下ノズル部材
    9よりも上方に配置され、開閉可能であり、閉じた状態
    で残菜を前記残菜槽6に誘導案内するように設けられ、 洗浄液槽5内の洗浄液を上ノズル部材7および下ノズル
    部材9にそれぞれ圧送するポンプMP1を備えることを
    特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 誘導手段15を開いたままの状態で、洗
    浄液を上下のノズル部材7,9から噴射し、その後にす
    すぎ水を上下のすすぎ水ノズル部材10,11から噴射
    することを特徴とする請求項5記載の食器洗浄機。
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