JP2704626B2 - 周波数変換器 - Google Patents
周波数変換器Info
- Publication number
- JP2704626B2 JP2704626B2 JP8102888A JP8102888A JP2704626B2 JP 2704626 B2 JP2704626 B2 JP 2704626B2 JP 8102888 A JP8102888 A JP 8102888A JP 8102888 A JP8102888 A JP 8102888A JP 2704626 B2 JP2704626 B2 JP 2704626B2
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- Japan
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- frequency
- control signal
- signal
- local oscillator
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はスペクトラムアナライザ、ネットワークア
ナライザなどに用いられ、プリセレクタ又はポストセレ
クタと局部発振器とを同期掃引させる周波数変換器に関
する。
ナライザなどに用いられ、プリセレクタ又はポストセレ
クタと局部発振器とを同期掃引させる周波数変換器に関
する。
「従来の技術」 第5図に従来の周波数変換器を示す。入力端子11から
の入力信号はYTF(YIG Tuned Filter)のプリセレクタ1
2へ供給され、周波数が選択され、その出力は周波数混
合器13へ供給され、YTO(YIG Tuned Oscillator)の局
部発振器14の出力と周波数混合される。局部発振器14は
周波数掃引され、その出力はGIYを含む周波数弁別器15
へ供給され、その周波数弁別器15の出力で主コイル駆動
回路16が駆動され、主コイル駆動回路16はプリセレクタ
12のYIGに対する磁場を与える主コイルを駆動する。こ
のような構成で、局部発振器14の周波数掃引と同期して
プリセレクタ12の周波数選択特性が掃引される。
の入力信号はYTF(YIG Tuned Filter)のプリセレクタ1
2へ供給され、周波数が選択され、その出力は周波数混
合器13へ供給され、YTO(YIG Tuned Oscillator)の局
部発振器14の出力と周波数混合される。局部発振器14は
周波数掃引され、その出力はGIYを含む周波数弁別器15
へ供給され、その周波数弁別器15の出力で主コイル駆動
回路16が駆動され、主コイル駆動回路16はプリセレクタ
12のYIGに対する磁場を与える主コイルを駆動する。こ
のような構成で、局部発振器14の周波数掃引と同期して
プリセレクタ12の周波数選択特性が掃引される。
このように従来の周波数変換器において、局部発振器
14とプリセレクタ12との周波数掃引の同期がとれるが、
プリセレクタ12が局部発振器14に追従するため、局部発
振器14の直線性が悪いと、周波数変換器全体としての直
線性も悪く、周波数設定確度が悪いものとなる。
14とプリセレクタ12との周波数掃引の同期がとれるが、
プリセレクタ12が局部発振器14に追従するため、局部発
振器14の直線性が悪いと、周波数変換器全体としての直
線性も悪く、周波数設定確度が悪いものとなる。
「課題を解決するための手段」 この発明によれば局部発振器の出力はFV変換器へ供給
され、周波数に対応した電圧に変換される。そのFV変換
器の出力と基準制御信号との誤差信号が誤差発生器で発
生され、その誤差信号と基準制御信号とが第1合成回路
で合成されて局部発振器に対する制御信号とされる。ま
たプリセレクタはポストセレクタの制御特性の非直線性
に対する補正信号が補正信号発生手段により発生され、
その補正信号と基準制御信号とが第2合成回路で合成さ
れてプリセレクタ又はポストセレクタに対する制御信号
とされる。
され、周波数に対応した電圧に変換される。そのFV変換
器の出力と基準制御信号との誤差信号が誤差発生器で発
生され、その誤差信号と基準制御信号とが第1合成回路
で合成されて局部発振器に対する制御信号とされる。ま
たプリセレクタはポストセレクタの制御特性の非直線性
に対する補正信号が補正信号発生手段により発生され、
その補正信号と基準制御信号とが第2合成回路で合成さ
れてプリセレクタ又はポストセレクタに対する制御信号
とされる。
「実施例」 第1図はこの発明の第1実施例を示す。入力端子11か
らの入力信号はプリセレクタ12で周波数選択され、その
出力は周波数混合器13へ供給される。局部発振器14の出
力は必要に応じて逓倍器21で周波数逓倍されて周波数混
合器13へ供給される。
らの入力信号はプリセレクタ12で周波数選択され、その
出力は周波数混合器13へ供給される。局部発振器14の出
力は必要に応じて逓倍器21で周波数逓倍されて周波数混
合器13へ供給される。
基準制御信号発生器22が設けられ、基準制御信号発生
器22はその入力のタイミングに応じて理想的なランプ電
圧を発生するDA変換器であり、逓倍器21の設定逓倍次数
に応じてランプ電圧の傾斜がかえられる。この基準制御
信号は合成回路23を通じて電圧電流変換器24へ供給さ
れ、電圧電流変換器24の出力で局部発振器14が制御され
る。
器22はその入力のタイミングに応じて理想的なランプ電
圧を発生するDA変換器であり、逓倍器21の設定逓倍次数
に応じてランプ電圧の傾斜がかえられる。この基準制御
信号は合成回路23を通じて電圧電流変換器24へ供給さ
れ、電圧電流変換器24の出力で局部発振器14が制御され
る。
局部発振器14の出力は分岐回路25で分岐され、必要に
応じて分周器26で周波数分周され、その分周出力はFV変
換器27で周波数に応じた電圧に変換される。FV変換器27
の出力と基準制御信号との誤差信号が誤差発生器28で発
生される。この誤差信号は合成回路23へ供給され、基準
制御信号と合成されて局発振器14に対する制御信号とな
る。
応じて分周器26で周波数分周され、その分周出力はFV変
換器27で周波数に応じた電圧に変換される。FV変換器27
の出力と基準制御信号との誤差信号が誤差発生器28で発
生される。この誤差信号は合成回路23へ供給され、基準
制御信号と合成されて局発振器14に対する制御信号とな
る。
局部発振器14は駆動磁気回路の非直線性、ヒステリシ
ス特性のためその制御特性は第2図の曲線29のようにな
るが、その理想的な基準制御信号に対するずれが誤差発
生器28で検出され、これを補償するように誤差信号が基
準制御信号に重畳され、制御特性は第2図の曲線31に示
すように直線性のものとなる。
ス特性のためその制御特性は第2図の曲線29のようにな
るが、その理想的な基準制御信号に対するずれが誤差発
生器28で検出され、これを補償するように誤差信号が基
準制御信号に重畳され、制御特性は第2図の曲線31に示
すように直線性のものとなる。
更にプリセレクタ12の駆動磁気回路の非直線性及びヒ
ステリシス特性のためその制御特性は第3図の曲線32に
示すようになるが、これを補正するデータ、つまり直線
的制御特性(第3図の曲線33)に対するずれが補正デー
タメモリ34に記憶され、この補正データメモリ34は基準
制御信号発生器22の発生タイミングと同期して読み出さ
れる。その読み出し出力をDA変換器35でアナログ信号に
変換され、この補正信号は合成回路36で基準制御信号と
合成される。この合成出力は電圧電流変換器37を通じて
制御信号としてプリセレクタ12へ供給される。なお図に
示してないが、プリセレクタ12の選択周波数と、局部発
振器14の発振周波数との固定的な差周波数に対応した直
流信号が合成回路36へ供給されている。
ステリシス特性のためその制御特性は第3図の曲線32に
示すようになるが、これを補正するデータ、つまり直線
的制御特性(第3図の曲線33)に対するずれが補正デー
タメモリ34に記憶され、この補正データメモリ34は基準
制御信号発生器22の発生タイミングと同期して読み出さ
れる。その読み出し出力をDA変換器35でアナログ信号に
変換され、この補正信号は合成回路36で基準制御信号と
合成される。この合成出力は電圧電流変換器37を通じて
制御信号としてプリセレクタ12へ供給される。なお図に
示してないが、プリセレクタ12の選択周波数と、局部発
振器14の発振周波数との固定的な差周波数に対応した直
流信号が合成回路36へ供給されている。
プリセレクタ12と局部発振器14とは共通の基準制御信
号により制御されるため、プリセレクタ12の選択周波数
と、局部発振器14の発振周波数とが同期制御される。し
かも前述したようにプリセレクタ12、局部発振器14とも
に直線的に制御が行われる。
号により制御されるため、プリセレクタ12の選択周波数
と、局部発振器14の発振周波数とが同期制御される。し
かも前述したようにプリセレクタ12、局部発振器14とも
に直線的に制御が行われる。
第4図はこの発明の第2実施例を示し、第1図と対応
する部分には同一符号を付けてある。この例では入力端
子11の入力信号は周波数混合器13へ供給され、局部発振
器14の局部信号と周波数混合され、その出力がポストセ
レクタ41へ供給され、ポストセレクタ41より局部信号周
波数と入力信号周波数との和又は差の信号が得られる。
補正データメモリ34にはポストセレクタ41における制御
特性の直線性からのずれが記憶されている。局部発振器
14もポストセレクタ41も共通の基準制御信号により制御
され、その際に局部発振器14については誤差発生器28か
らの誤差信号による補正が行われ、ポストセレクタ41に
ついては補正データメモリ34の出力による補正が行わ
れ、何れも直線的な制御が行われる。
する部分には同一符号を付けてある。この例では入力端
子11の入力信号は周波数混合器13へ供給され、局部発振
器14の局部信号と周波数混合され、その出力がポストセ
レクタ41へ供給され、ポストセレクタ41より局部信号周
波数と入力信号周波数との和又は差の信号が得られる。
補正データメモリ34にはポストセレクタ41における制御
特性の直線性からのずれが記憶されている。局部発振器
14もポストセレクタ41も共通の基準制御信号により制御
され、その際に局部発振器14については誤差発生器28か
らの誤差信号による補正が行われ、ポストセレクタ41に
ついては補正データメモリ34の出力による補正が行わ
れ、何れも直線的な制御が行われる。
「発明の効果」 以上述べたようにこの発明によれば局部発振器とプリ
セレクタ又はポストセレクタとは共通の基準制御信号で
制御されるため、局部発振周波数と選択周波数とが同期
制御される。しかも局部発振器に対する非直線性からの
ずれが検出されてその補正がなされ、直線的な制御が行
われる。かつプリセレクタはポストセレクタについても
補正データメモリの出力により直線性からのずれが補正
される。
セレクタ又はポストセレクタとは共通の基準制御信号で
制御されるため、局部発振周波数と選択周波数とが同期
制御される。しかも局部発振器に対する非直線性からの
ずれが検出されてその補正がなされ、直線的な制御が行
われる。かつプリセレクタはポストセレクタについても
補正データメモリの出力により直線性からのずれが補正
される。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図は局部発振器の制御特性図、第3図はプリセレクタの
制御特性図、第4図はこの発明の第2実施例を示すブロ
ック図、第5図は従来の周波数変換器を示すブロック図
である。
図は局部発振器の制御特性図、第3図はプリセレクタの
制御特性図、第4図はこの発明の第2実施例を示すブロ
ック図、第5図は従来の周波数変換器を示すブロック図
である。
Claims (2)
- 【請求項1】制御信号により通過周波数帯域の中心が制
御されるプリセレクタと、制御信号により発振周波数が
制御される局部発振器と、その局部発振器の出力及び上
記プリセレクタの出力が供給される周波数混合器とより
なる周波数変換器において、 上記局部発振器の出力が供給され、その周波数に対応し
た電圧を発生するFV変換器と、 そのFV変換器の出力と基準制御信号との誤差信号を発生
する誤差発生器と、 上記プリセレクタの制御特性の非直線性に対する補正信
号を発生する手段と、 上記基準制御信号と上記誤差信号とを合成して上記局部
発振器に対する制御信号とする第1合成回路と、 上記基準制御信号と上記補正信号とを合成して上記プリ
セレクタに対する制御信号とする第2合成回路とを具備
する周波数変換器。 - 【請求項2】制御信号により発振周波数が制御される局
部発振器と、その局部発振器の出力と変換されるべき信
号とが供給される周波数混合器と、その周波数混合器の
出力が供給され、制御信号により通過周波数帯域の中心
が制御されるポストセレクタとよりなる周波数変換器に
おいて、 上記局部発振器の出力が供給され、その周波数に対応し
た電圧を発生するFV変換器と、 そのFV変換器の出力と基準制御信号との誤差信号を発生
する誤差発生器と、 上記ポストセレクタの制御特性の非直線性に対する補正
信号を発生する手段と、 上記基準制御信号と上記誤差信号とを合成して上記局部
発振器に対する制御信号とする第1合成回路と、 上記基準制御信号と上記補正信号とを合成して上記ポス
トセレクタに対する制御信号とする第2合成回路とを具
備する周波数変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102888A JP2704626B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8102888A JP2704626B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 周波数変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01253658A JPH01253658A (ja) | 1989-10-09 |
JP2704626B2 true JP2704626B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=13735019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8102888A Expired - Fee Related JP2704626B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 周波数変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704626B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08201450A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Advantest Corp | スペクトラムアナライザ |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP8102888A patent/JP2704626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01253658A (ja) | 1989-10-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |