JP2704418B2 - 光信号検波回路 - Google Patents

光信号検波回路

Info

Publication number
JP2704418B2
JP2704418B2 JP63250560A JP25056088A JP2704418B2 JP 2704418 B2 JP2704418 B2 JP 2704418B2 JP 63250560 A JP63250560 A JP 63250560A JP 25056088 A JP25056088 A JP 25056088A JP 2704418 B2 JP2704418 B2 JP 2704418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
frequency
output
filter
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63250560A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0296719A (ja
Inventor
弘 鳥羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP63250560A priority Critical patent/JP2704418B2/ja
Publication of JPH0296719A publication Critical patent/JPH0296719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2704418B2 publication Critical patent/JP2704418B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信に利用する。特に、周波数変調された
光信号の復調に関する。
〔従来の技術〕
周波数変調された光信号を直接検波するには、従来、
ファブリペロー・エタロンが用いられている。ファブリ
ペロー・エタロンは特定の光周波数だけを透過させるこ
とができる。そこで、ファブリペロー・エタロンの透過
周波数をマーク信号周波数またはスペース信号周波数の
一方に一致させておく。これにより、ファブリペロー・
エタロンの透過光強度から、マークまたはスペースを識
別できる。
このような検波方式については、例えば、カミノー
他、「FDM−FSK スター・ネットワーク・ウィズ・ア・
チューナブル・オプティカル・フィルタ・デマルチプレ
クサ」、IEE エレクトロニクス・レターズ第23巻第21
号第1102頁〜第1103頁、1987年(I.P.Kaminow et.al.,
“FDM−FSK star network with a tunable optical fil
ter demultiplexer",IEE Electronics Letters,Vol.23,
No.21,pp1102−1103(1987))に説明されている。
第6図は従来例光信号検波回路を示す。
ファブリペロー・エタロン61は屈折率媒体の両端に反
射鏡62が設けられた構造をもつ。ファブリペロー・エタ
ロン61の出射端近傍には受光素子2が配置される。受光
素子2は増幅器4に接続される。
第7図はファブリペロー・エタロンの透過特性と入出
力光との関係を示す。第7図(a)は透過特性を示し、
第7図(b)、(c)はそれぞれ入力光、出力光のスペ
クトル分布を示す。
ファブリペロー・エタロンの透過率T(f)は、周波
数の関数として、 で表される。ここで、Rは反射鏡の反射率、nはファブ
リペロー・エタロンの媒質の屈折率、cは真空中の光
速、lはファブリペロー・エタロンの共振器長、fは光
周波数である。共振ピークの間隔FSRおよび共振ピーク
の透過強度の半値幅ΔfFPは、 で表される。
そこで、第6図に示したファブリペロー・エタロン71
の入射端に、周波数変調された光信号を入射する。
周波数変調された光信号は、第7図(b)に示すよう
に、マーク(「1」)とスペース(「0」)とに異なる
光周波数が割り当てられている。ここで、スペースに光
周波数f1が割り当てられ、マークに光周波数f2が割り当
てられているとする。ただし、f2=f1+fmとする。fm
周波数偏移である。また、スペース信号周波数およびマ
ーク信号周波数は、変調速度により広がりをもつ。この
広がりの半値幅をΔfFMとする。
このとき、ファブリペロー・エタロン61の共振ピーク
のひとつを光周波数f1またはf2に一致させ、共振ピーク
の間隔FSRを周波数偏移fmより大きくとり、ΔfFPをΔf
FMより大きくとれば、第7図(c)に示すような透過光
強度が得られる。すなわち、マークのみ、またはスペー
スのみのスペクトルを取り出すことができる。この透過
光を受光素子2に結合することにより、周波数変調信号
を強度変調信号に変換し、検波復調することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、ファブリペロー・エタロンに入射した光信号
は反射鏡の間を多重反射するため、信号の位相遅れが生
じ、その結果、検波した信号の波形に歪が生じる欠点が
あった。
また、出力ポートとしてファブリペロー・エタロンの
一端しか利用できず、しかもマーク信号周波数とスペー
ス信号周波数とのいずれか一方しか受信できないため、
信号光電力を有効に利用できず、受信感度が劣化する欠
点があった。
さらに、n値(nは4以上の正整数)の周波数変調信
号を分離する場合には、サーキュレータ等が必要とな
り、フィルタ構成が複雑となる欠点があった。
本発明は、以上の問題点を解決し、信号光電力を有効
に利用して高感度に光周波数変調信号を検波する光信号
検波回路を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光信号検波回路は、n値(nは2以上の整
数)に周波数変調された光信号のうち特定の光周波数を
透過する光フィルタと、この光フィルタを透過した光を
受光する受光素子とを備えた光信号検波回路において、
光フィルタはn値にそれぞれ対応する光周波数をそれぞ
れ異なる出力ポートに出力するマッハ・ツェンダ形の周
期形フィルタであり、受光素子をn個備え、このn個の
受光素子が上記異なる出力ポートに各々接続されたこと
を特徴とする。
マッハ・ツェンダ形の周期形フィルタは、その基本構
造としてマッハ・ツェンダ干渉計を含み、分岐比が実質
的に等しい2入力2出力の二つの方向性結合器と、この
二つの方向性結合器の出力端と入力端とをそれぞれ接続
する光路長が異なる二本の光導波路とを備え、光周波数
を二つの出力ポートのいずれかに出力する。二つの出力
ポートの透過特性は、光周波数に対して周期的となる。
この基本構造の周期形フィルタをトーナメント形にN
段接続することにより、光周波数を2N個の出力ポートに
分離できる。空き出力ポートを許容すれば、2以上の任
意の数の出力ポートに光周波数を分離できる。
2値の光信号を検波するには、周期形フィルタの一方
の出力ポートに透過する光周波数をマーク信号周波数に
一致させ、他方の出力ポートに透過する光周波数をスペ
ース信号周波数に一致させる。一方の出力ポートだけの
出力光では検波可能であるが、双方の出力ポートの出力
光を検波することが望ましい。
3以上の整数nについてn値の光信号を検波する場合
には、n個以上の出力ポートを含む周期形フィルタを用
いる。このとき、n値の各レベルに対応する光周波数が
それぞれ別々の出力ポートに出力される構成とし、それ
ぞれの出力ポートで出力光を検波して復調する。
〔作 用〕
マッハ・ツェンダ干渉計を利用した周期形フィルタ
は、多重反射による遅延がなく、信号波形の歪が小さ
い。また、入射した光信号のすべてのパワーをいずれか
の出力ポートに結合することができる。したがって、そ
れぞれの出力ポートに受光素子を配置すれば、信号光電
力を有効に利用でき、受信感度が向上する。
〔実施例〕
第1図は本発明第一実施例光信号検波回路の構成図で
ある。この実施例は、2値に周波数変調された光信号を
検波する回路で本発明を実施したものである。
この光信号検波回路は、2値に周波数変調された光信
号の特定の光周波数を透過する光フィルタ、すなわち周
期形フィルタ1と、この周期形フィルタ1を透過した光
を受光する受光素子2−1、2−2とを備える。周期形
フィルタ1は、周波数変調の2値にそれぞれ対応する光
周波数をそれぞれ異なる出力ポート17−1、17−2に出
力するマッハツェンダ形のフィルタである。
受光素子2−1、2−1は差動的に接続され、その出
力が帯域通過フィルタ3を介して増幅器4に接続され
る。受光素子2−1、2−2の出力はまた、電極制御回
路5に接続される。
周期形フィルタ1は、分岐比が実質的に等しい2入力
2出力の二つの方向性結合器11、12と、この二つの光方
向性結合器11、12の出力端と入力端とをそれぞれ接続す
る光路長が異なる二本の光導波路13、14とを備える。方
向性結合器11の入力端は、この周期形フィルタ1の入力
ポート16−1、16−2として使用される。方向性結合器
12の出力端は、出力ポート17−1、17−2として使用さ
れる。周期形フィルタ1はまた、光導波路13の近傍に導
波路位相制御用の加熱電極15を備える。加熱電極15は電
極制御回路5に接続される。
第2図は周期形フィルタ1の透過特性と入出力光との
関係を示す。第2図(a)は周期形フィルタ1の透過特
性を示し、第2図(b)は入射光のスペクトル分布を示
し、第2図(c)および(d)はそれぞれ出力ポート17
−1、17−2に透過する光のスペクトル分布を示す。
入力ポート16−1から出力ポート17−1への透過率T1
および入力ポート16−1から出力ポート17−2への透過
率T2は、方向性結合器11、12の電力結合率が0.5であれ
ば、 で表される。ここで、nは光導波路13、14の等価屈折
率、Δlは光導波路13と光導波路14との光路長差であ
る。
二つの透過率T1、T2が最大となる周波数間隔(以下
「透過周波数間隔」という)Δfaは、 で表される。例えば石英系の光導波路を用いる場合を仮
定してn=1.47とすると、Δfa=1GHzを得るためには、
Δl=10.197cmが必要である。Δfaの値は、入力される
光信号の周波数偏差と等しい値に設定される。
ここで、入力ポート16−1に、スペースを光周波数
f1、マークを光周波数f2に対応させた周波数変調信号を
入射する。このとき、周期形フィルタ1の透過周波数間
隔Δfaを周波数偏移fm=f2−f1と等しい値に設定し、透
過率T1が最大となる周波数を光周波数f1に一致させ、透
過率T2が最大となる周波数を光周波数f2に一致させてお
く。これにより、出力ポート17−1、17−2に、それぞ
れ光周波数f1、f2の成分が出力される。これらの出力
は、それぞれ受光素子2−1、2−2に入射する。
受光素子2−1、2−2は差動的に接続されており、
出力ポート17−1、17−2からの二つの出力光信号を電
気的な強度変調信号に変換する。帯域通過フィルタ3
は、受光素子2−1、2−2の差動出力から復調に必要
な帯域のみを取り出す。増幅器4は帯域通過フィルタ3
の出力を増幅する。
電極制御回路5は、受光素子2−1、2−2の差動出
力の直流成分を監視し、この出力が常に所定の値になる
ように、加熱電極15にバイアス電流を供給する。特に、
透過特性が(4)式、(5)式で表される理想的な周期
形フィルタを用い、受光素子2−1、2−2の量子効率
が等しく、受光素子2−1、2−2がそれぞれ+V0、−
V0にバイアスされている場合には、差動出力が「0」と
なるように加熱電極15のバイアス電流を制御する。加熱
電極15は電流により発熱し、光導波路13の光路長を変化
させる。これにより、二つの光導波路13、14の間の光路
長差を変化させて導波路位相を制御し、出力ポート17−
1、17−2への透過光周波数を調整することができる。
周期形ファイバにおける透過光周波数の調整について
は、例えば、トバ他、「5GHzスペースト、エイトチャネ
ル、ガイデドウェイブ・チューナブル・マルチ/デマル
チプレクサ・フォー・オプティカルFDM トランスミッ
ション・システムズ」、IEE エレクトロニクス・レタ
ーズ第23巻第15号第788頁〜第789頁、1987年(H.Toba e
t.al.,“5GHz−spaced,eight−channel,guided−wave t
unable multi/demulti−plexer for optical FDM trans
mission systems",IEE Electronics letters,Vol.23,N
o.15,pp788−789,1987)に説明されている。
第3図は方向性結合器11、12の電力結合係数に対する
出力ポート17−1、17−2での損失およびクロストーク
の計算結果を示す。
実際の光導波路で周期形フィルタを構成する場合に
は、曲げ損失を考慮した導波路損失、方向性結合器の電
力結合係数の0.5に対する製造誤差その他を考慮する必
要がある。例えば、タカト他、「シリカベースト・シン
グルモード・ウェイブガイヅ・オン・シリコン・アンド
・ゼア・アプリケーション・ツー・ガイデドウェーブ・
オプティカル・インタフェロメータズ」、IEEEジャーナ
ル・オブ・ライトウェーブ・テクノロジイ」、第6巻第
4号第1003頁〜第1010頁、1988年(N.Takato et.al.,
“Sillca−based single−mode waveguids on silicon
and their application to guidedwave optical interf
erometers",IEEE Jounal of lightwave technology,Vo
l.6,No.4,pp1003−1010,1988年)に示されているよう
に、現在製造されている石英系導波路では、曲率半径5m
m以上では曲げによる導波路の過損は発生せず、0.1dB/c
mという小さい導波路損失を実現できる。
そこで、光導波路13、14の導波路損0.1dB/cm、周波数
間隔Δfa=1GHz、光導波路13、14の屈折率n=1.47、光
路長差Δl=10.197の周期形フィルタについて、方向性
結合器11、12の電力結合係数に対する出力ポート17−
1、17−2における損失およびクロストークを計算し
た。第3図において、l1、L2はそれぞれ出力ポート17−
1、17−2の出力における損失を示し、C1、C2はそれぞ
れの出力におけるクロストークを示す。なお、この計算
では、方向性結合器11、12の電力結合係数が等しいと仮
定した。
第3図に示したように、電力結合係数t=0.5のとき
には、双方の出力ともに損失が1.2dBであり、クロスト
ークも−20dB以下の小さい値が確保される。
クロストークが増加すると、受光素子2−1、2−2
の差動出力振幅が小さくなり、信号対雑音比が劣化して
しまう。したがって、クロストークは−15dB以下である
ことが必要である。クロストークを−15dB以下とし、し
かも損失を1.3dB以下とするには、第3図から、方向性
結合器11、12の電力結合率tを0.44≦t≦0.57とする必
要がある。
第4図は本発明第二実施例光信号検波回路の構成図で
ある。この実施例は、4値に周波数変調された光信号を
検波する回路に本発明を実施したものである。
この光信号検波回路は、4値に周波数変調された光信
号の特定の光周波数を透過する光フィルタ、すなわち周
期形フィルタ1′と、この周期形フィルタ1′を透過し
た光を受光する受光素子2−1〜2−4とを備え、周期
形フィルタ1′は、4値にそれぞれ対応する光周波数を
それぞれ異なる出力ポート、すなわち17−1〜17−4に
出力する構成である。
受光素子2−1、2−2と受光素子2−3、2−4と
はそれぞれ差動的に接続される。受光素子2−1、2−
2の差動出力は、レベルシフタ41を介して加算器42に入
力される。受光素子2−3、2−4の差動出力は、その
まま加算器42に入力される。加算器42の出力は増幅器4
に入力される。
周期形フィルタ1′は、第一実施例における周期形フ
ィルタを一個のフィルタ素子とし、このフィルタ素子を
二段構成に接続した構造をもつ。すなわち、周期形フィ
ルタ素子FL1の二つの出力ポートにはそれぞれ周期形フ
ィルタ素子FL2、FL3の入力ポートが接続される。周期形
フィルタ素子FL2、FL3の出力ポートが周期形フィルタ
1′の出力ポート17−1〜17−4として用いられる。
ただし、周期形フィルタ素子FL1の二本の光導波路の
光路長差はΔl1であり、周期形フィルタ素子FL2、FL3の
それぞれの二本の光導波路の光路長差はΔl2=Δl1/2で
ある。したがって、周期形フィルタ素子FL1の透過周波
数間隔Δfa1に対し、周期形フィルタ素子FL2、FL3の透
過周波数間隔Δfa2は、 Δfa2=2Δfa1 の関係がある。
第5図は周期形フィルタ素子FL1、FL2、FL3の入出力
スペクトルを示す。
周期形フィルタ素子FL1の一方の入力ポート、すなわ
ち入力ポート16−1には、中心周波数として光周波数
f1、f2、f3およびf4がそれぞれ割り当てられた4値の周
波数変調(FSK)信号が入力される。
ここで、周期形フィルタ素子FL1の透過周波数間隔Δf
a1を周波数変調信号の隣接周波数間隔fmと等しい値に設
定し、透過中心周波数を調整しておく。これにより周期
形フィルタ素子FL1の一方の出力ポートには、第5図
(b)に示すように、光周波数f1、f3の成分が出力され
る。これらの成分は、周期形フィルタ素子FL2に入力さ
れる。また、他方の出力ポートには、第5図(c)に示
すように、光周波数f2、f4の成分が出力される。これら
の成分は、周期形フィルタ素子FL3に入力される。
周期形フィルタ素子FL2、FL3の透過周波数間隔Δfa2
は光周波数f1、f3の周波数間隔、および光周波数f2、f4
の周波数間隔に等しく、それぞれの成分を分離する。し
たがって、出力ポート17−1、17−2には、第5図
(d)、(e)に示すように、それぞれ光周波数f1、f3
の成分が出力される。また、出力ポート17−3、17−4
には、第5図(f)、(g)に示すように、それぞれ光
周波数f2、f4の成分が出力される。
光周波数f1、f2、f3、f4の各成分は、それぞれ別々の
受光素子2−1、2−3、2−2、2−4に入力する。
そこで、受光素子2−1、2−2の差動出力と、受光素
子2−3、2−4の差動出力とをそれぞれ検出し、一方
の出力をレベルシフタ41によりシフトさせ、加算器42で
加算し、増幅器4により増幅する。これにより、4値の
周波数変調信号を4値のレベルをもつ強度信号に復調す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光信号検波回路は、フ
ァブリペロー・エタロンを使用した場合のような多重反
射による遅延がないため、信号波形の歪が小さい効果が
ある。また、入射した光信号のすべてのパワーを利用で
きるので、受信感度が向上する効果がある。さらに、2
値の周波数変調信号だけでなく、多値の周波数変調信号
を復調できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例光信号検波回路の構成図。 第2図は周期形フィルタの透過特性と入出力光との関係
を示す図。 第3図は方向性結合器の電力結合係数に対する損失およ
びクロストークの計算結果を示す図。 第4図は本発明第二実施例光信号検波回路の構成図。 第5図は周期形フルィタ素子の入出力スペクトルを示す
図。 第6図は従来例光信号検波回路を示す図。 第7図はファブリペロー・エタロンの透過特性と入出力
光との関係を示す図。 1、1′……周期形フィルタ、2、2−1〜2−4……
受光素子、3……帯域通過フィルタ、4……増幅器、5
……電極制御回路、11、12……方向性結合器、13、14…
…光導波路、15……加熱電極、16−1、16−2……入力
ポート、17−1〜17−4……出力ポート、41……レベル
シフタ、42……加算器、61……ファブリペロー・エタロ
ン、62……反射鏡、FL1、FL2、FL3……周期形フィルタ
素子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n値(nは2以上の整数)に周波数変調さ
    れた光信号のうち特定の光周波数を透過する光フィルタ
    と、 この光フィルタを透過した光を受光する受光素子と を備えた光信号検波回路において、 上記光フィルタは上記n値にそれぞれ対応する光周波数
    をそれぞれ異なる出力ポートに出力するマッハ・ツェン
    ダ形の周期形フィルタであり、 上記受光素子をn個備え、 このn個の受光素子が上記異なる出力ポートに各々接続
    された ことを特徴とする光信号検波回路。
JP63250560A 1988-10-03 1988-10-03 光信号検波回路 Expired - Fee Related JP2704418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63250560A JP2704418B2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 光信号検波回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63250560A JP2704418B2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 光信号検波回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0296719A JPH0296719A (ja) 1990-04-09
JP2704418B2 true JP2704418B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=17209714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63250560A Expired - Fee Related JP2704418B2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 光信号検波回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2704418B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224882A (ja) * 1992-10-03 1994-08-12 Canon Inc 光fsk受信器及びそれを用いた光fdm−fsk伝送システム
JP4602156B2 (ja) * 2005-05-20 2010-12-22 三菱電機株式会社 光受信器
JP4695989B2 (ja) 2006-01-27 2011-06-08 富士通株式会社 差動m位相偏移変調信号の復調用干渉計
US7650083B2 (en) * 2006-06-30 2010-01-19 Fujitsu Limited Demodulating a signal by performing consecutive beam splitting
JP6379455B2 (ja) 2013-08-16 2018-08-29 富士通株式会社 周波数変調信号検出器及び光受信装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100742A (ja) * 1985-10-28 1987-05-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マツハツエンダ干渉計形光合分波器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0153312B1 (en) * 1983-08-26 1990-03-21 Hughes Aircraft Company Electro-optical filter device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100742A (ja) * 1985-10-28 1987-05-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マツハツエンダ干渉計形光合分波器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0296719A (ja) 1990-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5861980A (en) Optical spectrum analyzer and method for controlling output of optical amplifier
US5305134A (en) Optical frequency division multiplexing transmitter and optical frequency division multiplexing transmission apparatus
US6222958B1 (en) Optical interleaver/de-interleaver
JPH0799478A (ja) ファイバオプティック送信システムの分散補償装置と方法
EP0222384B1 (en) Full duplex optical communication system
EP1056230B1 (en) Feed forward optical frequency/phase demodulator
JP2000267147A (ja) マルチチャネル光学通信システム用チャネルセレクタ
US6388785B2 (en) Optical compensation for dispersion-induced power fading in optical transmission of double-sideband signals
US6907167B2 (en) Optical interleaving with enhanced spectral response and reduced polarization sensitivity
JP2000059306A (ja) 光増幅中継器
JP2704418B2 (ja) 光信号検波回路
KR100478508B1 (ko) 광신호 삽입/추출장치
EP1994657B1 (en) Method and apparatus for optically filtering a communication signal
KR100703629B1 (ko) 광 차동 위상 편이 신호 복조기
CN102307088B (zh) 原子时信号接收系统及方法
US20010012426A1 (en) Arrayed-waveguide grating
CN113783653B (zh) 一种基于微环谐振器的波分复用光接收机系统
CN115987388A (zh) 一种锁定硅基微环谐振器偏移谐振中心位置的检测系统
EP1158318A2 (en) Reconfigurable multi-channel filters having enhanced channel bandwidth
JP2738542B2 (ja) コヒーレント光通信方式
JPS63205611A (ja) デユアルバランス型受光器
JP2000269892A (ja) 波形等化機能付き光受信器および光受信の等化制御方法
EP0598387B1 (en) Optical transmission line and distortion reduction technique
JPH0566334A (ja) 受光器モジユール
JPH1132029A (ja) 光通信システムのための受信機、フィルタ装置、および、そのようなシステムを操作する方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees