JP4695989B2 - 差動m位相偏移変調信号の復調用干渉計 - Google Patents

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Description

本発明は、位相偏移変調、例えば差動M(M=2n(nは自然数))位相偏移変調(例えば、
DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying))変調方式の光伝送システム
に関して、受信機内の光干渉計の構成と制御方法に関する。
近年、光通信システムの容量が急速に増加している。しかし、主流となっている変調技術は、NRZ(non return-to-zero)又はRZ(return-to-zero)フォーマットにおける2値振幅シフトキーイング(OOK(on-off keying)とも言う)のままである。
最近では、光通信において、デュオバイナリ方式、CSRZ(carrier-suppressed return-to-zero)、DPSK(Differential Phase Shift Keying)などの変調/復調技術が利用されてきている。
DPSKでは、情報は、互いに隣接する2つのシンボル間の位相変化により搬送される。2値DPSKでは、位相変化は、「0」または「π」に限定される。4つの位相変化(0、π/2、π、3π/2)を使用する方式は、DQPSKと呼ばれる。従来のOOKと比較すると、DPSKは、3dB程度の光S/N比(OSNR:Optical signal-to-noise ratio)利得の改善、および非線形効果に対する耐力が得られる。
光DQPSKは、4値シンボルを送信するので、スペクトル効率が2倍になりうる。つまり、位相変調された二つのデジタル信号を、一つの周波数の信号光を用いて同時に伝送する方式である。この方式は、伝送するデータ速度 (例えば40Gbit/s) に対してパルス繰返し速度が半分 (例えば20Gbaud) で済む。このため、従来のNRZ変調方式など
と比較して信号スペクトル幅が半分となる。これにより、電気デバイスの速度に対する要求、光分散の調整、偏波モード分散が緩和される。すなわち、光DQPSKは、次世代の光通信システムの有力候補である。
典型的な光DQPSK受信機は、二つのブランチ(ここでは、AブランチおよびBブラ
ンチ)に対応する1組のマッハツェンダ干渉計を備える(例えば、非特許文献1参照)。各
マッハツェンダ干渉計は、二つのアームを有し、アームの一方は、伝送システムにおけるシンボル時間に相当する光遅延要素τを備えている。干渉計のアーム間の光位相差は、例えば、Aブランチでは「π/4」に設定され、Bブランチでは「−π/4」に設定される。
各マッハツェンダ干渉計の2つの出力端子は、送信データを再生するためのバランスド光検出器に接続される。なお、光DQPSK送信機/受信機の構成および動作については、例えば、特許文献1に記載されている。
光DQPSK受信機では、干渉計のアーム間の光位相差が正確に「π/4」および「−π/4」に設定されていることが非常に重要である。そうでないと、許容範囲を超えた光S/N比の劣化が発生する。ここに、マッハツェンダ干渉計のような遅延干渉計は透過特性に周期性のあるフィルタであり、遅延干渉計の透過周期はFSR(Free spectral range)と呼ばれる。
遅延干渉計の物理特性や設定温度の経時変化、あるいは信号光波長の変更などによりアーム間の位相量がπ/4 (または−π/4) からずれた場合、受信波形が劣化し、符号誤り率が劣化するという問題がある。このため、常に位相量π/4 (または−π/4) をモニタし、そこからずれたときにフィードバック制御でずれを解消する仕組みが必要である。位相量の調整は、ヒータを用いて干渉計の一部の温度調整をすることで行われる。
特表2004−516743号公報(WO2002/051041、US2004/008147) "Optical Differential Quadrature Phase-Shift Key (oDQPSK) for High Capacity Optical Transmission" by R.A.Griffin et al, Optical Fiber Communication Conference and Exhibit, 2002. OFC2002 17-22 March 2002 Pages 367-368 特開2001−217443号公報
ヒータのみで位相の調整(例えば、0〜2πまで変化させる) を行なうと、消費電力が大
きくなる。一方、ペルチェのような温度制御手段のみの制御では、細かい位相調整が難しく、最適点からのズレによるペナルティが発生する。
干渉計は波長依存性を持つ為に偏波依存性を抑える必要がある。波長依存性は、干渉計を構成するPLC(Planar Lightwave Circuit(プレーナ光波回路))への外部応力による影響で生じる。製造過程で導波路を歪みなく製造したとしても、制御時にPLCに熱を加えたときにPLCに外部応力が加わることにより、導波路がゆがみ、偏波波長依存性が生じる。
遅延干渉計のFSR(Free Spectral Range)の波長特性に偏波依存性がある場合、干渉計
への入力偏波状態により、光信号から見たFSRが異なる。干渉計の波長特性の偏波依存性によるFSRのズレはPDF(Polarization Dependent Frequency)と呼ばれる。ある偏波状態で干渉計の最適点(例えば、2つの信号の光信号波長のπ/4(又は−π/4)に
設定してあっても、異なる偏波状態が入射された場合、最適点からズレが生じ、それにより光信号を復調したとき、波形劣化につながる。
図1は、位相誤差とQペナルティとの関係を示す図である。図1には、π/4を基準としてそこからずれた場合のQペナルティが示されている。例えば、π/4から6度ずれると、1dBのペナルティが生じる。例えば、FSRが21.5GHzとすると、PDFが0.06GHzの場合0.15dB、0.36GHzの場合1dBのペナルティが生じる。
伝送中の偏波は、ファイバタッチなどの場合、ミリ秒単位で変動する。一方、干渉計の位相調整は温度制御で行なうため、秒単位の制御にとどまる。そのため、偏波変動による位相最適点のズレを干渉計の位相調整で補うことは困難である。そのため、干渉計には偏波依存性(PDF:Polarization Dependent Frequency)が無いことが求められる。
本発明の目的は、干渉計におけるPDFが大きくなることを抑えることが可能な差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計を提供することである。
また、本発明の目的は、製造コストを低減可能な差動M位相偏移変調信号の復調装置を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の手段を採用する。
即ち、本発明は、PLC型干渉計本体と、
前記PLC型干渉計本体を加熱する加熱部と、
前記PLC型干渉計本体より高い剛性を有し、前記PLC型干渉計本体と前記加熱部との間に挟まれた状態で両者と相互に接着される介装材と
を含む差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計である。
本発明によれば、PLC型干渉計本体がこれよりも剛性の高い介装材と接着され、この
介装材を介して加熱部の熱が伝達される。このような構成により、PLC型干渉計本体の変形が抑えられ、PDFが大きくなることが抑えられる。
好ましくは、本発明による干渉計における介装材は、前記PLC型干渉計本体との線膨張係数の差が4.5×10-6/℃以下であり、且つ前記PLC型干渉計本体との熱伝達率の差が10W/mK以上である。
好ましくは、本発明による干渉計は、PLC型干渉計本体に含まれる光導波路近傍に配置される第2の加熱部を含む。
好ましくは、本発明による干渉計では、加熱部を用いた温度制御で前記PLC型干渉計本体を流れる差動M相位相シフト変調信号の位相調整が行われ、前記第2の加熱部を用いた温度制御で前記加熱部よりも細かい位相調整が行われる。
また、本発明は、差動M位相偏移変調信号が入力される干渉計モジュールと、
干渉計からの光出力信号を受光する受光モジュールと、
前記干渉計と前記受光モジュールとの間において、前記光出力信号を受光モジュールに結合する光学系とを含み、
前記光学系は、前記干渉計の光出力信号の出射端面に取り付けられ、前記干渉計からの二つの光出力信号が入射されるレンズを含む
差動M位相偏移変調信号の復調装置である。
本発明によれば、干渉計におけるPDFが大きくなることを抑えることが可能となる。
また、本発明によれば、製造コストを低減可能な差動M位相偏移変調信号の復調装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
図2Aは、DQPSK受信機(DQPSK復調装置)の構成例を示す図である。DQPSK受信機は、干渉計モジュール10と、受光モジュール(バランスド光検出器)20と、復調部30と、干渉計制御回路(制御部)40とを備えている。
干渉計モジュール10は、受信されたDQPSK変調信号が夫々入力される二系統の遅延干渉計(例えばマッハツェンダ干渉計)を有している。各遅延干渉計A,Bにて、DQPSK変調信号は強度変調された光信号に復調され相補2信号となる。
受光モジュール20は、各干渉計A及びBに応じたA側受光モジュール20Aと、B側受光モジュール20Bとからなる。以下、干渉計A側を「Aブランチ」といい、干渉計B側を「Bブランチ」ということもある。
A側受光モジュールは、干渉計Aが有する2つの出力ポートからの光信号(強度変調さ
れた相補2信号)を差動受信する一組のPD(Photo Detector、例えばTwin-Photo Diode))を持つ光電変換部21Aと、光電変換部21Aの出力の差分を増幅する増幅器(TIA(Trance Impedance Amp))22Aとを備えている。B側受光モジュール20Bは、A側受光モジュール20Aと同様に、干渉計Bに対応する光電変換部21B及び増幅器22Bを備えている。
復調部(再生部)30は、各増幅器22A,22Bからの出力信号が入力され、この信号に基づいてクロック及びデータの波形成形を行うAブランチ及びBブランチに応じたCDR(Clock Data Recovery)31A及び31Bと、CDR31A及び31Bの出力信号が入
力され、フレームの切り出しや誤り符号訂正処理を通じてデータを再生するフレーマ/FEC(誤り符号訂正)デコーダ32とを備えている。
DQPSKでは、先行する位相に対する相対的な位相差(例えば、隣り合うシンボル間
の位相差)として、90度(π/2rad)ずつ異なる4種類の位相差(例えば、π/4,3π
/4,5π/4,7π/4、即ち±45度,±135度)が用いられ、各位相差に対して
2ビットの情報が乗せられる。例えば、π/4,3π/4,5π/4,7π/4の各位相差に対して、同相成分(I成分),直交成分(Q成分)からなる2ビットとして、(0,0),(0,1),(1,1),(1,0)を割り当てることができる(図2B参照)。
DQPSK受信機は、受信されるDQPSK変調信号のシンボル間の位相差を基に、その位相差に応じたI成分及びQ成分からなる2ビットの情報を復調することができる。
干渉計制御回路40は、フレーマ/FECデコーダ32から得られるBER(Bit Error
Rate)及び/又は符号誤り率に基づき、干渉計A及びBに対する加熱制御を行うことで、干渉計A及びBが有する光導波路の位相調整を行う。
図2Cは、Aブランチの干渉計AとBブランチの干渉計BのFSRを示し、図2Dは、シンボル間位相差Δθと、各CDR31A及び31Bから出力される電流(Aブランチ電
流及びBブランチ電流)との関係を示す表である。
図2Dに示すように、シンボル間位相差に応じて、Aブランチ電流とBブランチ電流との値は変化するものの、フレーマ/FECデコーダ32における復調処理で、必要に応じて電流の正負を反転することにより、正確なデータを再生することができる。例えば、Δθがπ/2,3π/2,5π/2であっても、Δθ=0の時と同じA及びB電流出力を得たい場合には、π/2,3π/2,5π/2において夫々負の値となっているブランチ電流の符号を反転する操作がフレーマ/FECデコーダ32にて実行される。
また、図2Cに示すように、AブランチのFSRとBブランチのFSRとの間には、π/2の位相差が設けられている。即ち、Aブランチ(干渉計A)とBブランチ(干渉計B)との間で、π/2の位相差が設けられる。π/2の位相差は、例えば、DQPSK受信機にて使用される使用波長域の中間波長にてπ/2の位相差を有するように構成される。
図3Aは、干渉計モジュール10と受光モジュール20とを平面的に見た説明図であり、図3Bは、図3Aに示した干渉計モジュール10及び受光モジュール20を側面視した説明図である。
図3Aに示すように、干渉計モジュール10は、DQPSK変調信号の入力ポートと、入力ポートから入力されるDQPSK変調信号を二つの導波路にほぼ均等にY分岐させる光スプリッタ11と、光スプリッタ11で分岐したDQPSK変調信号が夫々入力される干渉計A及びBを含んでいる。入力ポートには、DQPSK変調信号を伝送する光ファイバF(シングルモード)が接続される。
干渉計Aは、DQPSK変調信号を均等に分配する光スプリッタ12Aと、光カプラ(光
分岐手段)13Aと、光スプリッタ12Aと光カプラ13Aとの間に設けられた二つの導
波路(アーム)14A及び14Bとを有している。
一方のアーム14Aは、他方のアーム14Bよりも物理的に長く構成され、アーム14A
を流れる光信号がアーム14Bを流れる光信号よりも1シンボル時間に相当する遅延時間τが与えられるように構成されている。即ち、アーム14Aは、DQPSK変調信号に1シンボル分の相対的な遅延時間τを与えるように長さが設定されている。遅延時間として、干渉計Aの結合部(光カプラ13A)において、アーム14A及び14Bをそれぞれ流れる光信号間に、その光信号波長のπ/4[rad]の位相差が生じるように設定される。
干渉計Bは、干渉計Aと同様の構成を有する。但し、干渉計Bでは、アーム15A(長い
方)とアーム15B(短い方)との間で光信号に−π/4[rad]の位相差が生じるように設定される。
各干渉計A及びBの光カプラで結合(干渉)した光信号は、A及びBブランチにそれぞれ設けられた二つの出力ポートから出力される。
上述した干渉計モジュール10は、PLC技術を用いたPLCチップ(PLC型遅延干渉
計:PLC型干渉計本体)10Aとして構成される。PLCチップ10Aは、例えば、合
成石英ガラス基板や石英基板上に分配器や光カプラを含む光導波路を形成することで構成される。導波路は、石英(Si),Si系材料,リチウムナイオベート(LiNbO3:L
N),その他の半導体(GaAs,InP)材料を用いて構成される。
このように、本実施形態では、二つの干渉計A及びBが1つのPLCチップ10Aとして構成されている。これにより、部品の小型化、部品点数の減少が図られている。また、PLCチップ10Aに光スプリッタ11,及び光スプリッタ11から各干渉計A及びBに至る導波路がPLCチップ上に設けられている。これによって、光スプリッタ11を各干渉計A及びBに接続する工程を省略することができる。
さらに、本実施形態では、PLCチップ10Aは、図3Bに示すように、各干渉計A及びBに対する第1の加熱部としてのペルチェ51と、介装材52を挟んで接着(接合)されている。即ち、PLCチップ10A,介装材52,及びペルチェ51は、それぞれ矩形の板状に形成され、ペルチェ51,介装材52,及びPLCチップ10Aの順で積み重ねられた状態で相互に接着されている。
また、PLCチップ10A上には、PLCチップ10Aの温度を検知するための温度センサ53と、各干渉計A,Bのアーム14A及び15Aをそれぞれ加熱する第2の加熱部としてのヒータ54A及び54Bとが取り付けられている。温度センサ53には、サーミスタやRTD(Resistance Temperature Detector)が適用可能である。また、ヒータ54
A及び54Bには、薄膜ヒータ,マイクロヒータを適用することができる。
ペルチェ51は、介装材52を介してPLCチップ10A全体を加熱する。また、各ヒータ54A及び54Bは、アーム14A及び15Aの近傍を個別に加熱することができる。これらのペルチェ51及びヒータ54A及び54Bは、各干渉計A及びBに対し、DQPSK変調信号の波長に応じた遅延時間(例えば、π/4,−π/4の位相差)を与えるために、温度調整を通じて位相差を制御する。
ここで、仮に、PLCチップ10Aとペルチェ51とが直接に接合される場合、ペルチェ51によるPLCチップ10Aの加熱によって、PLCチップ10の熱膨張により干渉計AやBの導波路の屈折率が変わり、アーム間に設定した位相差(π/4,−π/4)がずれて偏波依存性(PDF)が大きくなるおそれがある。介装材52は、このような導波路の変形を抑止すべく設けられている。
介装材52としては、PLCチップ10Aよりも高い剛性を持つ材料が選択される。PLCチップ10Aが剛性の高い材料と接合されることで剛性が高まり、加熱による変形を抑えるためである。また、介装材52としては、ペルチェ51からの熱を適正に伝達すべく、熱伝達率の良い材料が選択される。さらに、介装材52としては、加熱による介装材
52の変形が外部応力としてPLCチップ10Aになるべく伝わらないように、PLCチップ10Aの線膨張係数との差が可能な限り小さい材料が選択される。
上記した条件に鑑み、介装材52として、合金,セラミックと金属との融合材料,又は傾斜材料を適用することができる。合金としては、スーパーインバー(Fe(63%),N
i(32%),Co(5%) :線膨張係数0.4×10-6/℃,熱伝達率13.5W/(m・K)),インバー合金(Ni(36%):線膨張係数1.6×10-6/℃,熱伝達率13.4
W/(m・K)),コバール合金(Ni(29%),Co(17%):線膨張係数5×10-6/℃,熱伝達率19.7W/(m・K)),ステンレスインバー(Co(54%),Cr(9.5%):線膨張係数0.4×10-6/℃,熱伝達率13.4W/(m・K)),Fe−Pd合金(57Fe−43Pd:線膨張係数1×10-6/℃) 等を適用できる。また、介装材52として窒化アルミニウムを適用することができる。窒化アルミニウムを適用する場合の一実施例として、PLCチップに石英ガラス(線膨張係数は5×10-7/℃、熱伝達率1.5W
/mK)を適用し、窒化アルミニウム(線膨張係数5×10-6/℃、熱伝達率90W/mK又は170W/mK)製の介装材を適用し、両者の熱伝達率の差を88.5W/mK又は
168.5W/mKとすることが考えられる。
また、セラミックと金属の融合材料としては、低熱膨張鋳鉄(NEZTEC)(35%−Ni
,C:線膨張係数3.5×10-6/℃,熱伝達率17.3W/(m・K))が適用可能であ
る。さらに、その他のPLCとペルチェ間の素材(介装材)としては、両者間の熱伝達率が、10W/(m・K)以上で、両者間の線熱膨張係数の差が4.5×10-6/℃以下(例え
ば1.6×10-6/℃以下)の素材が求められる。
また、熱膨張係数の違う材料を積層することにより得られる熱膨張傾斜材料がある。正の熱膨張係数をもつ材料と負の熱膨張係数をもつ材料を同時焼成することで、線膨張係数を小さくする。例えば、特許公開2005−89236号公報に開示されるような傾斜材料が適用可能である。
PLCチップ10Aの線膨張係数は5×10-7/℃であり、PLCチップ10Aの熱伝達率は1.5W/(m・K)(室温付近)である。以上より、PLCチップ10Aより高い剛性を持つ介装材52として、PLCチップ10Aとの線膨張係数との差が4.5×10-6/℃であり、且つ熱伝達率が10W/(m・K)以上である材料(物質)が適用される。線膨張係数の差は、好ましくは、3×10-6/℃であり、さらに好ましくは1×10-6/℃であり、さらに好ましくは、0.1×10-6/℃である。
PLCチップ10Aとペルチェ51との間に介装材52が挟まれる(挿入される)ことにより、ペルチェ51からの熱によるPLCチップ10Aの変形が抑えられ、導波路の屈折率が変わってPDFが大きくなることが抑止される。
なお、上述したようなPLCチップ10Aとペルチェ(第1の加熱部)51との間に介装材52を挟む構成を採用する上において、PLCチップ10A上にヒータ54A,54Bを載置したり、PLCチップ10A上に二つの干渉計A及びBが設けられたりすることは必須の構成要件ではない。
また、上記した例では、DQPSK変調信号を強度変調信号に復調するための干渉計A及びB(Aブランチ及びBブランチ)に対する位相差の組み合わせとして、π/4及び−π/4が適用されている。但し、位相差の組み合わせパターンは、以下の8つある。
(1)Aブランチ=45度(π/4rad)、Bブランチ=−45度(−π/4rad)
(2)Aブランチ=−135度、Bブランチ=−45度
(3)Aブランチ=−135度、Bブランチ=135度
(4)Aブランチ=45度、Bブランチ=135度
(5)Aブランチ=−45度、Bブランチ=−135度
(6)Aブランチ=135度、Bブランチ=−135度
(7)Aブランチ=−45度、Bブランチ=45度
(8)Aブランチ=135度、Bブランチ=45度
組合せパターンによっては、受信機の識別回路(復調部)によりそれぞれ識別されるデータ(0/1)が変わることがある。ただし、識別回路の出力データから送信データを再生する処理を適切に変更すれば、送信データを正しく再生することができる。したがって、上述の実施形態では、Aブランチの位相目標値が「π/4」でBブランチの位相目標値が「−π/4」であるが、本発明はこの組合せに限定されるものではない。即ち、本発明は、一方の干渉計の位相差と他方の干渉計の位相差が所定の値の組み合わせとなるように構成することができる。
図4は、図3Aに示したような干渉計モジュール10の構成要素の物理的な配置例を示す平面図である。図4に示すように、干渉計AとBとは間隔を空けて配置されている。さらに、各干渉計A及びBのアーム間は間隔を空けて配置され、ヒータ54A及び54Bは、長い方のアーム14A,15Aの近傍に配置されている。このようにして、ヒータ54A及び54Bからの熱が、他方の干渉計に伝わる(熱クロストーク)ことがないように構成されている。また、アーム14A(15A)へ向けられた熱がアーム14B(15B)に伝わらないように、ヒータ54A(54B)とアーム14B(15B)とは間隔が設けられている。
図3A及び図3Bに戻って、干渉計モジュール10と受光モジュール20(バランスド
光検出器)との間には、干渉計A及びBからの出力光をA側受光モジュール20A及びB
側受光モジュール20Bへ導くための光学系が設けられている。
光学系は、Aブランチ及びBブランチに応じて設けられたGRINレンズ(セルフォッ
クレンズ)61A,61Bと、GRINレンズ61A,61Bの後段に配置された平面レ
ンズ62A,62Bとを備えている。
各GRINレンズ61A及び61Bは、PLCチップ10Aの端面に接着されており、対応する干渉計からの二つの出力ポートに接合されている。一方、平面レンズ62A及び62Bは、対応するGRINレンズと同軸上に配置されており、受光モジュール20A(
20B)の箱形の筐体65に設けられたレンズフォルダ63により支持されている。
A側受光モジュール20AとB側受光モジュール20Bとは、同じ構成を有している。B側受光モジュール20Bを例として説明すると、B側受光モジュール20Bは、平面レンズ62Bを通過した光信号を透過する受光窓64Bを有しており、受光モジュールの筐体65内部には、光電変換部21B及び増幅器22Bが配置されている。筐体65内部は、半導体素子の性能保持のため、窒素ガス封入後に溶接によって気密封止(ハーメチック
シール)されている。
図5は、A及びBブランチの代表として、Bブランチに対応する光学系の光路(光線)を示す図である。干渉計Bの光カプラ13Bから出射された光は、二つの出力ポートからそれぞれ同一のGRINレンズ61Bに入射される。GRINレンズ61Bは入射した光を放射状に屈折させるように構成されている。GRINレンズ61Bに入射した各出力ポートからの光は、拡散しながら平行光となり、GRINレンズ61Bの出力端から出射される。
出射された平行光は、平面レンズ(集光レンズ)62Bに夫々入射する。平面レンズ62Bは入射された各光を集光する。平面レンズ62Bから出射される光は、受光窓62Bを
透過し、その焦点位置にて光電変換部21Bの各PDに結合される。
このように、本実施形態では、PLCチップ10Aの端面にGRINレンズ61A及び61Bを取り付けた構成となっている。GRINレンズは、平坦な開口部を持つため、開口部で光を屈折させる必要がなく、低い収差、コリメートレンズとして適した焦点距離とN.A.値とを有しており、非球面レンズやマイクロレンズに比べてその取り付けや調整が容易である。
仮に、非球面レンズを適用すると、コマ収差などを考慮する必要があり、複数の出力ポート(導波路)からの出射光を1枚の非球面レンズでコリメートする場合は大きい開口径を用意する必要がある。また、非球面レンズの開口部は平坦ではないので、非球面レンズの支持機構(取り付け機構)が別途必要となり、これによって受信機が大型化する。
また、マイクロレンズを適用すると、複数の導波路からの出射光を1枚のマイクロレンズでコリメートする場合には、非球面レンズと同様に開口径を大きくしなければならない問題がある。これに鑑み、個々の出射光に合わせて複数のマイクロレンズ(マイクロレン
ズアレイ)を用いる場合は、各出射光がマイクロレンズでそれぞれコリメートされるため
、集光レンズにもマイクロレンズを用いる必要がある。この場合、集光レンズとしてのマイクロレンズの光学アライメントを高精度にとる必要があり、光学系(光学結合系)全体のアライメントが非常に複雑になる。
本実施形態では、取り付けや調整が容易なGRINレンズを直接にPLCチップ10Aに接着するので、他のレンズを用いる場合に比べて、受信機の小型化、部品点数の減少(
レンズ数の減少を含む)を図ることができる。また、取り付けや調整が容易であるので、
その製造工程が簡易となる。即ち、製造コストが低減可能である。
また、図3Bに示すように、干渉系モジュール10と受光モジュール20とは、同一の基板(底板)71上に位置決めされて固定配置されている。このとき、干渉系モジュール10及び受光モジュール20の基板71に対する配置は、これらの間に設けられた4つの光信号の光路長が等しくなる(各光信号が同時に各光電変換部21A及び21Bに到達する)ように決定されている。これによって、受光モジュール20における光信号の受光タイミングに差が生じて、データ再生に誤りが生じるのを抑えることができる。
また、上述したように、干渉計モジュール10は、二つの干渉系A及びBを1つのPLCチップとして構成しているので、干渉計モジュール10の基板71に対する取り付け(
位置決め)が容易となっている。
また、上述したように、本実施形態では、干渉計Aの導波路と干渉計Bの導波路との間に相対的な位相差として大よそπ/2の位相差を与えている。このときの相対位相差としては、π/2の奇数倍でも良い。
予め干渉計A−B間において導波路長を物理寸法的に変えるなどの方法によって相対的な位相差をつけることで、温度による位相制御の際、両干渉計A及びBに大よそ同等の温度を加えることで位相調整が可能となり、消費電力を抑えることができる。
また、図6に示すように、基板71の代わりに、垂直に形成されたL字型部材(例えば
、L字型金具)72を用い、干渉計モジュール10をL字型部材72の上面に配置し、受
光モジュール20の筐体のレンズフォルダ63が設けられた平面がL字型部材72の立面(平面)の一方にレンズフォルダ63が貫通する状態で取り付けられた構成としても良い。
図3A及び図3Bに戻って、本実施形態による干渉計モジュール10では、PLCチッ
プ10A上に、第2の加熱部としてのヒータ54A及び54Bが設けられている。ペルチェ51は、PLCチップ10A全体を加熱して位相調整を図るため、細かい位相調整ができない。各ヒータ54A及び54Bは、各ブランチの導波路の近傍を加熱し、ペルチェ51のみでは実施できない細かい位相調整を、ブランチ毎に行うために設けられている。
干渉計A及びBの位相調整は、ペルチェ51とヒータ54A及び54Bの双方を用いて行われる。ペルチェ51及びヒータ54A,54Bの動作制御は、干渉計制御回路40(
図2A)により行われる。以下、ヒータ54Aとヒータ54Bとを区別しない場合には、
ヒータ54と表記する。
ヒータ54とペルチェ51とでは位相の変化量が異なっている。図7Aは、ヒータ54による位相変動量の例を示すグラフであり、図7Bはペルチェ51による位相変動量の例を示すグラフである。ヒータ54では、印加電圧0〜4Vの範囲では、1.2ラジアン程度の位相変化量である。これに対し、ペルチェ51は、1℃あたり24°の位相変動量を持つ。
干渉計の位相制御において、あらゆる信号位相に対応するためには、π/2ラジアン以上の位相変化量が必要である。ここに、ヒータ54は、薄膜ヒータやマイクロヒータが適用されるため、印加電圧の最大値が制限される。また、図8に示すように、ペルチェ51への印加電流を一定にして、一方のヒータ54(例えばヒータ54A)の温度(印加電圧)を上げると、隣接した干渉計(例えば干渉計B)に熱が伝達することにより、干渉計Bにおける位相が変化する影響を与える(熱クロストーク)。
ペルチェ51では干渉計全体(PLCチップ10A)の温度を変化させることで位相変化量を大きくとることが可能である。しかし、ペルチェ51は大まかな位相調整が可能であるが微調整ができない。このため、干渉計制御回路40は、次のような制御を行う。
干渉計制御回路40は、温度センサ53と接続されるとともに、ペルチェ51及びヒータ54A及び54Bと通電線(図示せず)を介して接続されている。さらに、干渉計制御回路40は、フレーマ/FECデコーダ32と接続されており、フレーマ/FECデコーダ32からBER及び/又は符号誤り率を受け取るように構成されている。
干渉計制御回路40は、BER及び/又は符号誤り率の目標値を有しており、BER及び/又は符号誤り率が目標値となるように、温度センサ53からの出力に基づき温度を関ししつつ、ペルチェ51に対する印加電流量や、ヒータ54に対する印加電圧量を調整することで、各ブランチの位相を調整する。
図9に干渉計制御回路40(位相制御部)による制御例を示す。干渉計制御回路40は、各ヒータ54A及び54Bに対する印加電圧値を監視している。ヒータ54A及び54Bに対する印加電圧量は、AブランチとBブランチとの間にπ/2の位相差を与えるための差を有している。また、ヒータ54A及び54Bの印加電圧値には、上限閾値と下限閾値とが設けられている。
図9に示すように、例えば、ヒータ54Aの印加電圧値が上限閾値に達すると、ペルチェ51の温度を一定量増加させる。一方で、各ヒータ54A及び54Bの印加電圧値を、例えばそれぞれの初期値になるように、それぞれ下げる。その後、再びヒータ54Aの印加電圧値が上限閾値に達すると、同様の動作が行われる。一方、ヒータ54Bの印加電圧値が下限閾値に達した場合には、逆の動作(ペルチェ51の温度を下げてヒータ54の温度
を上げる)が行われる。
このように、ペルチェ51で大まかな温度制御を行い、ヒータ54で微調整を行うことにより、細やかな位相調整が可能となる。図10は、ペルチェ51のみの位相調整に対するペナルティ(Q値)と、ペルチェ51及びヒータ54による位相調整を行った場合のペナルティを示す。ペルチェのみの制御と比べて、ペルチェ及びヒータの制御では約0.5dBのペナルティの改善になる。
なお、本実施形態は、DQPSK受信機について説明したが、本実施形態で説明した構成は、差動M(本実施形態ではM=4、但しM=2n(nは自然数))位相偏移変調信号に対
する受信機(復調(再生)装置)についても適用が可能である。また、本実施形態で説明した干渉計モジュール、受光モジュール、光学系の構成は、DPSKのみならず、PSK変調信号に対する受信機にも適用が可能である。
〔その他〕
上述した実施形態は、以下の発明を開示する。以下に開示する発明は、必要に応じて適宜組み合わせることができる。
(付記1)
PLC型干渉計本体と、
前記PLC型干渉計本体を加熱する加熱部と、
前記PLC型干渉計本体より高い剛性を有し、前記PLC型干渉計本体と前記加熱部との間に挟まれた状態で両者と相互に接着される介装材と
を含む差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。(1)
(付記2)
前記介装材は、前記PLC型干渉計本体との線膨張係数の差が4.5×10-6/℃以下であり、且つ前記PLC型干渉計本体との熱伝達率の差が10W/mK以上である
付記1記載の差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。(2)
(付記3)
前記PLC型干渉計本体は、差動4位相偏移変調信号がそれぞれ入力される二つの干渉計を含み、
前記二つの干渉計間にπ/2の奇数倍[ラジアン]の位相差が生じるように構成されている
付記1又は2記載の差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。
(付記4)
前記PLC型干渉計本体に含まれる光導波路近傍に配置される第2の加熱部を含む
付記1〜3のいずれかに記載の差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。(3)
(付記5)
前記二つの干渉計を夫々構成する光導波路近傍に夫々配置される第2の加熱部を含む
付記3記載の差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。
(付記6)
前記加熱部を用いた温度制御で前記PLC型干渉計本体を流れる差動M相位相シフト変調信号の位相調整が行われるとともに、前記第2の加熱部を用いた温度制御で前記加熱部よりも細かい位相調整が行われる
付記4又は5記載の差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。(4)
(付記7)
差動M位相偏移変調信号が入力される干渉計モジュールと、
干渉計からの光出力信号を受光する受光モジュールと、
前記干渉計と前記受光モジュールとの間において、前記光出力信号を受光モジュールに結合する光学系とを含み、
前記光学系は、前記干渉計の光出力信号の出射端面に取り付けられ、前記干渉計からの二つの光出力信号が入射されるレンズを含む
差動M位相偏移変調信号の復調装置。(5)
(付記8)
前記レンズはGRINレンズである
付記7記載の差動M位相偏移変調信号の復調装置。
(付記9)
前記干渉計モジュールと前記受光モジュールとが、前記光学系を通過する複数の光出力信号の各光路長が等しくなるように位置決めされて同一の基板上に固定配置されている
付記7又は8記載の差動M位相偏移変調信号の復調装置。
(付記10)
前記干渉計モジュールと前記受光モジュールとが、前記光学系を通過する複数の光出力信号の各光路長が等しくなるように位置決めされてL字状部材に取り付けられている
付記7又は8記載の差動M位相偏移変調信号の復調装置。
(付記11)
位相変位変調信号が入射されるPLC型干渉計本体と、
前記PLC型干渉計本体を加熱する加熱部と、
前記PLC型干渉計本体と前記加熱部との間に挟まれた状態で両者と相互に接着される介装材と、
前記PLC型干渉計本体からの光出力信号を受光する受光モジュールとを備え、
前記PLC型干渉計本体は、前記位相変位変調信号が夫々入射される二つの干渉計を有し、
一方の干渉計の位相差と他方の干渉計の位相差が所定の値の組み合わせとなるように構成されている
ことを特徴とする位相偏移変調信号の復調用干渉計。
(付記12)
前記PLC型干渉計本体と前記受光モジュールとの間には、前記光出力信号を前記受光モジュールに集光させて結合する光学系が設けられている
ことを特徴とする付記11記載の位相偏移変調信号の復調用干渉計。
(付記13)
前記各干渉計を構成する光導波路の一部を加熱する第2の加熱部をさらに備える
ことを特徴とする付記11記載の位相偏移変調信号の復調用干渉計。
位相誤差とQペナルティとの関係を示す図である。 DQPSK受信機(DQPSK復調装置)の構成例を示す図である。 位相シフトとデータとの関係を示す図である。 AブランチとBブランチのFSRを示す図である。 シンボル間位相差Δθと、各CDRら出力される電流(Aブランチ電流及びBブランチ電流)との関係を示す表である。 干渉計モジュールと受光モジュールとを平面的に見た説明図である。 図3Aに示した干渉計モジュール及び受光モジュールを側面視した説明図である。 図3Aに示したような干渉計モジュールの構成要素の物理的な配置例を示す平面図である。 A及びBブランチの代表として、Bブランチに対応する光学系の光路(光線)を示す図である。 図3Bに示した構成例の変形例を示す図である。 ヒータによる位相変動量の例を示すグラフである。 ペルチェによる位相変動量の例を示すグラフである。 ペルチェへの印加電流を一定にして一方のヒータの温度を上げたときにおける、隣接した干渉計への熱クロストークを示すグラフである。 干渉計制御回路(位相制御部)による制御例を示す図である。 ペルチェのみの位相調整に対するペナルティ(Q値)と、ペルチェ及びヒータによる位相調整を行った場合のペナルティを示す図である。
符号の説明
A,B・・・遅延干渉計
10・・・干渉計モジュール
20・・・受光モジュール
30・・・復調部
40・・・干渉計制御回路(位相制御部)
51・・・ペルチェ((第1の)加熱部)
52・・・介装材
54A,54B・・・ヒータ(第2の加熱部)
61A,61B・・・GRINレンズ(レンズ)
71・・・基板
72・・・L字状部材

Claims (2)

  1. 二つの干渉計を含むPLC型干渉計本体と、
    前記PLC型干渉計本体を加熱する第1の加熱部と、
    前記PLC型干渉計本体より高い剛性を有し、前記PLC型干渉計本体と前記加熱部との間に挟まれた状態で両者と相互に接着される介装材と、
    前記PLC型干渉計本体上において、前記二つの干渉計が夫々有する光導波路の一部を夫々加熱するように配置された複数の第2の加熱部とを含み、
    前記第1の加熱部の温度制御によって前記二つの干渉計間に生じる、前記二つの干渉計の各光導波路を流れる差動M位相偏移変調信号の位相差である第1の位相差と、前記各第2の加熱部の温度制御によって前記二つの干渉計間に生じる、前記二つの干渉計の各光導波路を流れる差動M位相偏移変調信号の位相差である前記第1の位相差より小さい第2の位相差とで、前記二つの干渉計間に所定の位相差が生じるように、前記第1の加熱部と前記複数の第2の加熱部が制御される
    差動M位相偏移変調信号の復調用干渉計。
  2. 差動M位相偏移変調信号が入力される二つの干渉計を含むPLC型干渉計本体と、前記PLC型干渉計本体を加熱する第1の加熱部と、前記PLC型干渉計本体より高い剛性を有し、前記PLC型干渉計本体と前記加熱部との間に挟まれた状態で両者と相互に接着される介装材と、前記PLC型干渉計本体上において、前記二つの干渉計が夫々有する光導波路の一部を夫々加熱するように配置された複数の第2の加熱部とを含む干渉計モジュールと、
    前記干渉計モジュールに含まれた前記二つの干渉計から夫々出力される、二つの光出力信号を受光する受光モジュールと、
    前記干渉計モジュールと前記受光モジュールとの間において、前記二つの光出力信号を
    前記受光モジュールに結合する光学系であって、前記干渉計モジュールの前記二つの光出力信号の出射端面に取り付けられ、前記二つの光出力信号が入射されるレンズを含む光学系と、
    前記第1の加熱部の温度制御によって前記二つの干渉計間に生じる、前記二つの干渉計の各光導波路を流れる差動M位相偏移変調信号の位相差である第1の位相差と、前記各第2の加熱部の温度制御によって前記二つの干渉計間に生じる、前記二つの干渉計の各光導波路を流れる差動M位相偏移変調信号の位相差である前記第1の位相差より小さい第2の位相差とで、前記二つの干渉計間に所定の位相差が生じるように、前記第1の加熱部と前記複数の第2の加熱部とを制御する位相制御部と
    を含差動M位相偏移変調信号の復調装置。
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