JP2702664B2 - ホースリールブラケットの支持装置 - Google Patents
ホースリールブラケットの支持装置Info
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- JP2702664B2 JP2702664B2 JP30260493A JP30260493A JP2702664B2 JP 2702664 B2 JP2702664 B2 JP 2702664B2 JP 30260493 A JP30260493 A JP 30260493A JP 30260493 A JP30260493 A JP 30260493A JP 2702664 B2 JP2702664 B2 JP 2702664B2
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- Japan
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- hose reel
- hose
- base machine
- reel bracket
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掘削機械の排泥ホース
や基礎工事用の油圧ホース類における作業機械本体の上
下動に追従する定張力ウインチにより吊られたホースホ
イールによりホースが繰り出されるホースリールを支持
するホースリールブラケットの支持装置に関する。
や基礎工事用の油圧ホース類における作業機械本体の上
下動に追従する定張力ウインチにより吊られたホースホ
イールによりホースが繰り出されるホースリールを支持
するホースリールブラケットの支持装置に関する。
【0002】例えば図5及び図6に示す掘削機械におい
て、掘削機本体1が内部フィードシリンダ2により上下
動されると、定張力ウインチ3で吊られた2個のホース
リール4、5が追従し、ホースリール6から排泥ホース
7が繰り出されるようになっている。
て、掘削機本体1が内部フィードシリンダ2により上下
動されると、定張力ウインチ3で吊られた2個のホース
リール4、5が追従し、ホースリール6から排泥ホース
7が繰り出されるようになっている。
【0003】そのホースリール6を支持するホースリー
ルブラケット8は、支持装置9によりベースマシン10
のベースマシンブーム11に支持されている。なお、図
中の符号12は安全索である。
ルブラケット8は、支持装置9によりベースマシン10
のベースマシンブーム11に支持されている。なお、図
中の符号12は安全索である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の掘削機械におい
て、掘削機本体1が内部フィードシリンダ2により急激
に下降すると、排泥ホース7に張力が作用し、ホースホ
イール4、5及びホースリールブラケット8に異常な過
荷重がかかる。したがって、支持装置9が突き上げられ
てベースマシンブーム11が破損する。
て、掘削機本体1が内部フィードシリンダ2により急激
に下降すると、排泥ホース7に張力が作用し、ホースホ
イール4、5及びホースリールブラケット8に異常な過
荷重がかかる。したがって、支持装置9が突き上げられ
てベースマシンブーム11が破損する。
【0005】また、掘削作業中は、支持装置9によりベ
ースマシンブーム11に繰り返し荷重が常に加わる。
ースマシンブーム11に繰り返し荷重が常に加わる。
【0006】また、支持装置9をベースマシンブーム1
1に直接取付けているので、ベースマシンブーム11の
起伏動作が制約され、組立て、解体作業時の作業性が悪
い。
1に直接取付けているので、ベースマシンブーム11の
起伏動作が制約され、組立て、解体作業時の作業性が悪
い。
【0007】本発明は、ベースマシンブームにかかる過
荷重や繰り返し荷重をなくして破損を防止すると共に、
作業機械による組立て、解体の作業性を向上するホース
リールブラケットの支持装置を提供することを目的とし
ている。
荷重や繰り返し荷重をなくして破損を防止すると共に、
作業機械による組立て、解体の作業性を向上するホース
リールブラケットの支持装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、作業機
械本体の上下動に追従する定張力ウインチにより吊られ
たホースホイールによりホースが繰り出されるホースリ
ールを支持するホースリールブラケットの支持装置にお
いて、ベースマシンに立設されたコラムと、該コラムの
頂部に一端が連結され他端が前記ホースリールブラケッ
トに連結された第1ビームと、前記コラムの頂部に一端
が連結され他端が前記ベースマシンに連結された第2ビ
ームとからなっている。
械本体の上下動に追従する定張力ウインチにより吊られ
たホースホイールによりホースが繰り出されるホースリ
ールを支持するホースリールブラケットの支持装置にお
いて、ベースマシンに立設されたコラムと、該コラムの
頂部に一端が連結され他端が前記ホースリールブラケッ
トに連結された第1ビームと、前記コラムの頂部に一端
が連結され他端が前記ベースマシンに連結された第2ビ
ームとからなっている。
【0009】上記コラムの頂部と第1、第2ビームを1
本のピンにより連結し、第1ビームに圧縮方向の過荷重
を吸収するコイルスプリングを収め、また、コラムに伸
長方向の過荷重を吸収するコイルスプリングを収め、あ
るいは、該過荷重により切断されるシャーピンを設ける
のが好ましい。
本のピンにより連結し、第1ビームに圧縮方向の過荷重
を吸収するコイルスプリングを収め、また、コラムに伸
長方向の過荷重を吸収するコイルスプリングを収め、あ
るいは、該過荷重により切断されるシャーピンを設ける
のが好ましい。
【0010】
【作用】上記のように構成されたホースリールブラケッ
トの支持装置においては、ホースリールブラケットにか
かる荷重を第1、第2ビーム及びコラムによってベース
マシンで支持することにより、ベースマシンブームにか
かる過荷重や繰り返し荷重がなくなり、破損が防止され
る。
トの支持装置においては、ホースリールブラケットにか
かる荷重を第1、第2ビーム及びコラムによってベース
マシンで支持することにより、ベースマシンブームにか
かる過荷重や繰り返し荷重がなくなり、破損が防止され
る。
【0011】また、ベースマシンブームの起伏範囲が大
きくなり、作業性が向上される。
きくなり、作業性が向上される。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】なお、図1及び図2において、図5及び図
6に対応する部分については、同じ符号を付して重複説
明を省略する。
6に対応する部分については、同じ符号を付して重複説
明を省略する。
【0014】図1および図2において、全体を符号20
で示す支持装置は、ベースマシン10に立設された一対
のコラム21と、そのコラム21の頂部に一端が連結さ
れ、他端がホースリールブラケット8の中程に連結され
た一対の第1ビーム22と、一端がコラム21の頂部に
連結され、他端がベースマシン10に連結された一対の
第2ビーム23とからなっている。そして、第1ビーム
22には、作業時に交互に圧縮、引張り荷重が変動する
ので、この繰り返し荷重に充分に耐える材料が用いられ
ている。
で示す支持装置は、ベースマシン10に立設された一対
のコラム21と、そのコラム21の頂部に一端が連結さ
れ、他端がホースリールブラケット8の中程に連結され
た一対の第1ビーム22と、一端がコラム21の頂部に
連結され、他端がベースマシン10に連結された一対の
第2ビーム23とからなっている。そして、第1ビーム
22には、作業時に交互に圧縮、引張り荷重が変動する
ので、この繰り返し荷重に充分に耐える材料が用いられ
ている。
【0015】次に、作用について説明する。
【0016】ホースリールブラケット8は、支持装置2
0によりベースマシン10に支持されているので、ベー
スマシンブーム11にかかる過荷重や繰り返し荷重がな
くなり、したがって、破損が防止される。
0によりベースマシン10に支持されているので、ベー
スマシンブーム11にかかる過荷重や繰り返し荷重がな
くなり、したがって、破損が防止される。
【0017】また、ベースマシンブーム11の起伏範囲
が大きくなり、組立、解体作業時の自由度が大となり、
したがって、作業性が向上される。
が大きくなり、組立、解体作業時の自由度が大となり、
したがって、作業性が向上される。
【0018】図3には、本発明の別の実施例が示されて
いる。
いる。
【0019】この支持装置20Aにおいては、コラム2
4の頂部及び第1、第2ビーム26、23の端部は、1
本の連結ピン28で連結されている。そのコラム24に
は、外筒24aと内筒24bとが設けられ、両筒24
a、24bの間には、伸長方向の過荷重を吸収するコイ
ルスプリング25が介装されている。また、第1ビーム
26には、外筒26aと内筒26bとが設けられ、両筒
26a、26bの間には、圧縮方向の過荷重を吸収する
コイルスプリング27が張設されている。
4の頂部及び第1、第2ビーム26、23の端部は、1
本の連結ピン28で連結されている。そのコラム24に
は、外筒24aと内筒24bとが設けられ、両筒24
a、24bの間には、伸長方向の過荷重を吸収するコイ
ルスプリング25が介装されている。また、第1ビーム
26には、外筒26aと内筒26bとが設けられ、両筒
26a、26bの間には、圧縮方向の過荷重を吸収する
コイルスプリング27が張設されている。
【0020】図4にも本発明の他の実施例が示されてい
る。
る。
【0021】この支持装置20Bにおいては、コラム2
9には、外筒29aと内筒29bとが設けられ、両筒2
9a、29bは、伸長方向の過荷重により切断されて過
荷重を吸収するシャーピン30で連結されている。
9には、外筒29aと内筒29bとが設けられ、両筒2
9a、29bは、伸長方向の過荷重により切断されて過
荷重を吸収するシャーピン30で連結されている。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ホースリールブラケットをベースマシンに
支持することにより、ベースマシンブームにかかる過荷
重や繰り返し荷重をなくし、破損を防止することができ
る。
ているので、ホースリールブラケットをベースマシンに
支持することにより、ベースマシンブームにかかる過荷
重や繰り返し荷重をなくし、破損を防止することができ
る。
【0023】また、ベースマシンブームの起伏範囲を大
きくし、組立て、解体作業の作業性を向上することがで
きる。
きくし、組立て、解体作業の作業性を向上することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す掘削機械の側面図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】本発明の別の実施例を示す側面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す側面図。
【図5】従来装置を示す掘削機械の側面図。
【図6】図5のB矢視図。
1・・・掘削機本体 2・・・内部フィードシリンダ 3・・・定張力ウインチ 4、5・・・ホースホイール 6・・・ホースリール 7・・・排泥ホース 8・・・ホースリールブラケット 9、20、20A、20B・・・支持装置 10・・・ベースマシン 11・・・ベースマシンブーム 12・・・安全索 21、24、29・・・コラム 22、26・・・第1ビーム 23・・・第2ビーム 25、27・・・コイルスプリング 28・・・ピン 30・・・シャーピン
フロントページの続き (72)発明者 高橋 正 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 鈴木 功 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 北岡 諭 愛知県大府市朝日町6丁目1番地 住友 建機株式会社名古屋工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 作業機械本体の上下動に追従する定張力
ウインチにより吊られたホースホイールによりホースが
繰り出されるホースリールを支持するホースリールブラ
ケットの支持装置において、ベースマシンに立設された
コラムと、該コラムの頂部に一端が連結され他端が前記
ホースリールブラケットに連結された第1ビームと、前
記コラムの頂部に一端が連結され他端が前記ベースマシ
ンに連結された第2ビームとからなることを特徴とする
ホースリールブラケットの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30260493A JP2702664B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ホースリールブラケットの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30260493A JP2702664B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ホースリールブラケットの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150567A JPH07150567A (ja) | 1995-06-13 |
JP2702664B2 true JP2702664B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17910985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30260493A Expired - Fee Related JP2702664B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ホースリールブラケットの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702664B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10163390B4 (de) * | 2001-12-21 | 2005-06-16 | Bauer Maschinen Gmbh | Schlitzwandfräsvorrichtung sowie Aufhängeschlitten hierfür |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP30260493A patent/JP2702664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150567A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |